災い転じて福と成す、その1(5)(8回シリーズ)

ハリーにロンとハーマイオニーが最初に出会ったのは初めて乗ったホグワーツ特急の車内でした。杓子定規で融通が利かず真面目一辺倒のハーマイオニーをハリーもロンも嫌いました。でも実はロンとハーマイオニーは互いに一目惚れだったんですよね。(全3項目)

3-1.初めて乗ったホグワーツ特急で
ハリーは1才3ヵ月の時に両親がヴォルデモートに殺害されて以来唯一の親戚のダーズリー夫妻に育てられました。この夫婦は極端に魔法を嫌ったのでハリーは自分が魔法使いという事を全く知らないまま10年の歳月が経ちました。

ハリーが自身が魔法使いだという事を知ったのは11才の誕生日でした。巨大な体でホグワーツの森番だと言うハグリッドという男が突然ハリーの目の前に姿を現わしたかと思うとハリーに「お前は魔法使いだ」と告げたのでした。

そのためハリーの魔法界に関する知識は全くのゼロからの出発でした。ハグリッドに連れられ初めてダイアゴン横丁に行った時は見る物全部が物珍しい。目があと8つぐらい欲しいとハリーはそう思ったというわけなんですよね。

つまり魔法界に関する情報が怒涛のようにハリーに流れ込んで来たというわけです。そして9月1日となりハリーは初めてホグワーツ特急に乗ってホグワーツ魔法魔術学校に向かいましたが今度は多くの生徒と出会ったんですよね。

まずハリーがキングズ・クロス駅で出会ったのはウィーズリー一家の面々でした。ジニーにパーシーと出会いウィーズリーおばさんに9と3/4番線への入り方を教えて貰いフレッドとジョージはトランクを列車に上げてくれました。

末息子で同学年のロンは他に空いたコンパートメントがないと言って入って来ました。そしてすぐに意気投合をすると楽しく語り合いクィディッチの事やハリーが車内販売で購入したお菓子の事などを詳しく説明してくれました。

するとそこに「ごめんね。僕のヒキガエルを見なかった?」と言う男の子が入って来ました。ハリーとロンが首を横に振ると男の子は泣き出し「いなくなっちゃった。僕から逃げてばっかりいるんだ!」と2人にそう言いました。

ハリーが「きっと出て来るよ」と言うとその男の子は「うん。もし見かけたら」と言って出て行きました。ところが再びコンパートメントの扉が開いたかと思うとその男の子がまたも入って来ました。今度は女の子と一緒でした。

「誰かヒキガエルを見なかった?ネビルのがいなくなったの」

入って来てこう言ったのがハーマイオニー・グレンジャーその人でした。

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災い転じて福と成す、その1(4)(8回シリーズ)

最終学年の年度になるとハリーたち3人は学校には戻らずヴォルデモートの分霊箱を探す旅に出ました。ところが1つ目の分霊箱を手に入れたものの当初は破壊する方法が分りませんでした。しかし紆余曲折を経て破壊する事ができました。その時にハリーが蛇語を話せる事が役に立ったのです。(全3項目)

3-1.分霊箱だった!
こうしてハリーは2年生の時に「秘密の部屋」の怪物バジリスクを倒しその牙で日記から出て来たトム・リドルを滅ぼしました。ところが6年生になって受けたダンブルドアの個人教授でハリーは思わぬ事を聞かされたのでした。

ハリーがバジリスクの牙で突き刺した「リドルの日記」は実はヴォルデモートの分霊箱の1つでダンブルドアが言うにはまだあと「4つ」もありその全てを破壊しなければヴォルデモートを真に滅ぼす事はできないのだそうです。

分霊箱の1つは驚くべき事にグリモールド・プレイス12番地にありました。シリウスの弟のレギュラスが屋敷しもべ妖精のクリーチャーを伴ってかつてヴォルデモートが孤児院時代に遠足で行った海辺の洞窟に取りに行きました。

そこに隠されていた分霊箱を偽物と取り替えてクリーチャーが持ち帰っていたのです。さらにその分霊箱はマンダンガス・フレッチャーが12番地から持ち出したその後にドローレス・アンブリッジの手へと渡っていたんですよね。

ハリーたち3人は魔法省に潜入して何とかその分霊箱を手に入れる事ができました。しかし一体どうやって破壊したらいいのかが全く分りません。ところが意外な人物が言ったその言葉で分霊箱を破壊する方法が判ったのでした。

小鬼製の刀剣・甲冑類は磨く必要などない。小鬼の銀は世俗の汚れを寄せつけず自らを強化する物のみを吸収するのだ。この言葉を言ったのはフィニアス・ナイジェラス・ブラックでした。だったらあの剣で分霊箱を破壊できる。

あの剣とは2年生の時にハリーがバジリスクを倒すのに使ったゴドリック・グリフィンドールの剣の事です。ハリーがバジリスクを倒すのに使ったのでグリフィンドールの剣はバジリスクの毒を含んでいる。だから破壊できる。

ところがそれを聞いてロンが分霊箱に加えてグリフィンドールの剣と探し物がさらに増えてしまったとハリーとハーマイオニーの元を離れて行ってしまいました。このようにして分霊箱を探す旅は2人だけになってしまいました。

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災い転じて福と成す、その1(3)(8回シリーズ)

ハリーはロックハートが主宰した「決闘クラブ」で蛇語を解し話せる能力を発揮した事で学校中から「一連の襲撃事件の犯人では?」とか「スリザリンの継承者なのでは?」と疑念の目で見られる事となってしまいました。しかしロンと2人でホグワーツ廃校の危機を救ったのでした。(全3項目)

3-1.ハリーが襲撃事件の犯人?
ハリーは蛇語を解し話す事ができる。この事はロックハートが主宰した「決闘クラブ」でハリーがその能力を発揮したためロンとハーマイオニーのみならずホグワーツの全生徒にその事が知れ渡る事となってしまったんですよね。

談話室でハリーはロンとハーマイオニーに「それがどうかしたの?」とそんな事は驚くに値しないという意味の事を言いました。何故ならここホグワーツには蛇語を解する人は掃いて捨てるほどいるとハリーは続けて言いました。

それに対してロンは「それがいないんだ。そんな能力はざらには持っていない」と応えました。ハリーは蛇に攻撃させるのを止めさせました。でもハリーが話したのは蛇語だったので他の人には分りはしないとロンは言いました。

ロンが見ていてもハリーはまるで蛇をそそのかしているように思えたんだそうです。ぞっとしたのだそうです。さらにハーマイオニーが言うにはサラザール・スリザリンは蛇と話ができる事で有名だったからこの事は問題になる。

だからスリザリン寮のシンボルは蛇でしょう。そう言うのです。それを補足するようにロンは今度は学校中がハリーの事をスリザリンの子孫だと言い出すだろうと言うのです。それにハリーは「だけど僕は違う」と反論しました。

その反論に対してハーマイオニーは「それは証明しにくい事ね。スリザリンは千年ほど前に生きていたんだからあなただという可能性も有り得るのよ」と答えました。そしてその翌日には新たな犠牲者が出てしまったんですよね。

それは何とハリーが蛇からの攻撃を阻止して救ったジャスティン・フィンチ・フレッチリーと「ほとんど首なしニック」でした。さらに最悪な事にハリーは2人が襲われた現場に直後に遭遇するという間の悪さだったんですよね。

それからというもの生徒たちは廊下でハリーに出会うとハリーがまるで牙を生やしたり毒を吐き出したりするとでも思っているかのようにハリーを避けて通るようになりました。誰もが皆ハリーが襲撃事件の犯人と考えたのです。

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災い転じて福と成す、その1(2)(8回シリーズ)

ハリーは生まれて初めて動物園に行った際に蛇と会話を交わし蛇語を解し話せる能力を発揮しました。そして2年生になるとギルデロイ・ロックハートの部屋で蛇語を聞きそのロックハートが主宰した「決闘クラブ」で蛇語を話す事になったのでした。(全3項目)

3-1.2年生の学期早々に
昨日の記事でも言ったようにハリーが自身が蛇語を解する事を自覚したのは2年生の時でした。しかし初めてホグワーツに足を踏み入れ大広間で組分けの儀式を受けた際に組分け帽子から予想外の話を聞かされる事になりました。

それはハリーがスリザリンに入れば間違いなく偉大になる道が開ける。その全てはハリーの頭の中にあるというものでした。それに対してハリーはスリザリンに入る事を拒否したためにグリフィンドールに組分けされたのでした。

最初の1年はハリーが蛇語を解するという能力が問題になる事はありませんでした。そしてその2年目が訪れました。新学期初日にハリーとロンはアーサー氏が所有する空飛ぶ車に乗って校庭の「暴れ柳」に突っ込む事となりました。

後にハリーは自身がホグワーツに登校するのを何とか阻止しようとして屋敷しもべ妖精のドビーがキングズ・クロス駅の9と3/4番線の入口を塞いだ事を知りました。そこでロンの発案で車を飛ばして学校に行ったというわけです。

ところがハリーとロンは車を飛ばす所をマグルに目撃されるという大失態を演じてしまいました。その事が「夕刊予言者新聞」に掲載されたのです。それを言ったのは校庭で2人がやって来るのを待ち構えていたスネイプでした。

まことに残念至極だがお前たちは我輩の寮ではないので2人の退校処分は我輩が決定できない。これからその決定権を持つ人物たちを連れて来る。スネイプがこう言って連れて来たのはダンブルドアとマクゴナガル先生でした。

「僕たちを退校処分になさるんでしょう?」こう訊くロンにダンブルドアは「今日というわけではない」と答えました。しかし今後また問題になるような行動をハリーとロンがした場合には退校になるとそう警告されたのでした。

そしてハリーはマクゴナガル先生にこう言いました。自分たちが車に乗った時は新学期はまだ始まっていなかった。ですからグリフィンドールは減点されないはずですよね?ハリーのこの問いにマクゴナガル先生はこう答えました。

「グリフィンドールの減点はいたしません。ただし2人とも罰則を受ける事になります」

こうしてハリーとロンの2人は2年生になった学期早々に罰則を受ける事になったというわけなんですよね。

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災い転じて福と成す、その1(1)(8回シリーズ)

ハリーポッター・シリーズでは当の本人にとっては忘れる事のできない災難が後に劇的に本人に恵みをもたらす経験になるという事例が数多くあります。それをこれからこの新シリーズで取り上げて行こうと思います。ハリーがこの経験をしたのは生まれて初めて動物園に行った時の事でした。(全3項目)

3-1.事の発端は?
「さあ起きて!早く!」その日ハリーはペチュニア叔母さんにこう言われて驚いて目覚めました。叔母さんは金切り声で「起きるんだよ!」と言って一旦はキッチンのほうへと行きましたが再び戻って来るとこう言ったのでした。

「さあ支度をおし。ベーコンの具合を見ておくれ。焦がしたら承知しないよ。今日はダドリーちゃんのお誕生日なんだから間違いのないようにしなくっちゃ」

ハリーはのろのろと起き上がって着替えると廊下へ出てキッチンへと向かいました。食卓はダドリーの誕生日のプレゼントの山に埋もれてほとんど見えませんでした。そんな食卓でハリーが朝食を取っていると電話が鳴りました。

「バーノン大変だわ。フィッグさんが脚を折っちゃってこの子を預かれないって」

電話に出た後にキッチンに戻って来ると叔母さんはこう言ってハリーのほうを顎でしゃくりました。ダドリーはショックで口をあんぐり開けましたがハリーの心は躍りました。毎年誕生日にはダドリーは出かけるのが恒例でした。

友達と2人でダーズリー夫妻に連れられてアドベンチャー・パークやハンバーガー屋や映画に出かける事になっていました。ハリーはいつも置いてけぼりで二筋向こうに住んでいる変わり者のフィッグばあさんに預けられました。

するとそこでいつものように当のハリーを目の前にして本人を全く無視して「だったらどうする?」という話が始まりました。ところがダーズリー夫妻には最悪な事に一緒にお出かけするピアーズ・ポルキスが来てしまいました。

30分後ハリーは車の後部座席にピアーズ・ポルキスとダドリーと一緒に座り生まれて初めて動物園に向かっていました。信じられないような幸運でした。ダーズリー夫妻は2人ともハリーをどうするか思いつかなかったのでした。

そして動物園で事は起こったのです。

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トキメキぼーい

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