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改めてミネルバ・マクゴナガル先生について「アズカバンの囚人」編(4)(16回シリーズ)

トレローニー先生は真の予言者なのか?それともやはり偽者なのか?その評価は何と身内も同然のはずのマクゴナガル先生とグリフィンドール生の間で正反対に分かれます。一方ハリーはまた別の問題をマクゴナガル先生に訴えなくてはなりませんでした。しかしやはりという展開が待ち受けていました。(全3項目)

3-1.二分する評価
教師と生徒そして何と身内も同然のはずのマクゴナガル先生とグリフィンドール生の間でトレローニー先生に対する評価は二分しています。そしてやはりハーマイオニーもマクゴナガル先生と同意見というわけなんですよね。

そして10月16日にもトレローニー先生を巡る騒動がグリフィンドールの3年生の中で勃発しました。その日ハリーはホグズミードに行ってもよいかとマクゴナガル先生に尋ねると心に決めていたので一番後ろに立っていました。

ハリーはマクゴナガル先生にどうやって切り出そうか考えを巡らせていました。ところが列の前のほうが騒がしくなりハリーはそちらに気を取られました。どうもラベンダー・ブラウンが泣いているからのようだったのです。

ハリーやロンと一緒に騒ぎの輪に入りながらハーマイオニーが心配そうに「ラベンダーどうしたの?」と訊きました。何でも今朝自宅から手紙が届いてウサギのビンキーがキツネに殺害されたという知らせが入ったそうです。

トレローニー先生は例のハリーに死を宣告した最初の授業でラベンダー・ブラウンにあなたの恐れている事は10月16日に起ると言っていました。だからラベンダーはやはりトレローニー先生は正しかったとそう主張しました。

ハーマイオニーはそれでもトレローニー先生を認めようとはしませんでした。ラベンダーからウサギのビンキーが年寄りではなくまだ赤ちゃんだったと聞かされ「じゃあどうして死ぬ事なんか心配するの?」と言ったのです。

ハーマイオニーは論理的に考えてよとも言いました。ビンキーは今日死んだわけではない。ラベンダーはその知らせを今日受け取っただけだ。恐れていた事が10月16日に起きたわけではないから予言が当たったとは言えない。

ラベンダーは突然知ってショックだったんだ。だからその事をずっと恐れていたはずはない。ハーマイオニーはこう主張しましたがスキャバーズとクルックシャンクスの事で揉めていたロンは大声でこう言い放ったのでした。

「ラベンダー。ハーマイオニーの言う事なんか気にするな。人のペットの事なんてどうでもいい奴なんだから」

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改めてミネルバ・マクゴナガル先生について「アズカバンの囚人」編(3)(16回シリーズ)

こうしてハリーたち3人の3年目がスタートを切りましたがハリーとロンの2人が最初に受けた授業は「占い学」でした。ところがここでハリーは別の意味で注目を集める事になってしまいました。そんなハリーに対し直後の授業でマクゴナガル先生はハリーに向かって・・・(全3項目)

3-1.初めて受けた「占い学」の授業で
こうしてハリーたち3人の3年目がスタートを切ったというわけですがハリーとロンの2人が最初に受けたのが「占い学」でした。そして最初の授業で行われたのが紅茶の葉を読む事によって行う占いだったというわけですよね。

2人ずつ組になって棚から紅茶のカップを取り担当教授のトレローニー先生に紅茶を注いで貰う。そして最後に滓(おり)が残る所まで飲み左手でカップを持って滓をカップの内側に沿って3回回してカップを受け皿の上に伏せる。

最後の一滴が切れるのを待って自分のカップを相手に渡して教科書の「未来の霧を晴らす」の5~6ページを見て葉の模様を読むんだそうです。トレローニー先生は生徒たちの中を移動して助けたり教えたりするのだそうです。

ロンがハリーの紅茶の葉を読んでいる時です。ロンが何か動物みたい。これが頭ならカバかな。いや羊かもと言いハリーは思わず吹き出しました。するとトレローニー先生がくるりと振り向いて咎めるようにこう言いました。

「あたくしが見てみましょうね」

トレローニー先生はすーっとやって来てハリーのカップをロンから素早く取り上げました。トレローニー先生はハリーのカップを時計と反対方向に回しながら中をじっと見ました。生徒たちは静かになって見つめたのでした。

「棍棒。攻撃。おやまあこれは幸せなカップではありませんわね」

ハリーのカップを回している内トレローニー先生はこう言い始めました。ロンは「それは山高帽だと思ったけど」と反論しました。するとトレローニー先生は今度は「髑髏。行く手に危険が。まああなた」と言い出しました。

最後にもう一度カップを回すとトレローニー先生はハッと息を呑んで悲鳴を上げました。トレローニー先生は空いていた肘掛椅子に身を沈め手を胸に当てて目を閉じていました。そしてハリーに向かってこう言ったのでした。

「おお。可哀想な子。いいえ。言わないほうがよろしいわ。ええ。お訊きにならないで頂戴」

ディーン・トーマスがすぐさま「先生どういう事ですか?」と訊きました。トレローニー先生は閉じていた目をドラマチックに見開きハリーに向かって「あなたにはグリムが取り憑いています」とそう告げたというわけです。

「グリムあなた死神犬ですよ!墓場に取り憑く巨大な亡霊犬です!可哀想な子。これは不吉な予兆。大凶の前兆。死の予告です!」

「何がですって?」と訊くハリーにトレローニー先生はこう答えました。最初の「占い学」の授業でハリーはトレローニー先生に死を宣告されたのです。

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改めてミネルバ・マクゴナガル先生について「アズカバンの囚人」編(2)(16回シリーズ)

マクゴナガル先生に呼び出されて事務室に行っていたためハリーとハーマイオニーは新入生の組み分けの儀式を見逃してしまいました。深刻な知らせがあるという事でダンブルドア校長は挨拶を食事の前にしました。その深刻な知らせの後にハリーたちが驚く吉報があったんですよね。(全3項目)

3-1.ご馳走の前に
ダンブルドアは顎髭を蝋燭の光でキラキラ輝かせながら「おめでとう!新学期おめでとう!」と挨拶をしました。それから続けてこうも言ったというわけです。通常ならこういったお知らせは食事の後にするものなんですよね。

「皆に幾つかお知らせがある。1つはとても深刻な問題じゃから皆がご馳走でぼーっとなる前に片付けてしまうほうがよかろうの」

ダンブルドアは咳払いをしてから言葉を続けました。その深刻なお知らせとはホグワーツ特急での捜査があったから皆も知っての通り我が校はただいまアズカバンの吸魂鬼つまりディメンターたちを受け入れている事でした。

「魔法省のご用でここに来ておるのじゃ」こう言った後にダンブルドアは一旦言葉を切りました。ハリーはアーサー氏が言った吸魂鬼が学校を警備する事をダンブルドアは快く思っていないと言った事を思い出したのでした。

ダンブルドアによれば吸魂鬼たちは学校への入口という入口を堅めているんだそうです。吸魂鬼たちがここにいる限りはっきり言っておくが誰も許可なしで学校を離れてはいけないそうです。悪戯や変装にも引っかからない。

そのような代物ではないのだそうです。さらには「透明マント」でさえ無駄だそうです。ダンブルドアがさらりと付け加えた「透明マントも無駄」という言葉を聞いてハリーとロンはちらりと目を見交わしたというわけです。

言い訳やお願いを聞いて貰おうとしても吸魂鬼には生来できない相談なんだそうです。それだからこそ1人1人に注意をしておくそうです。吸魂鬼たちが皆に危害を加えるような口実を与えてはいけないとの事なんだそうてす。

ダンブルドアは監督生に男子と女子それぞれの新任の首席にも「頼みましたぞ。誰1人として吸魂鬼といざこざを起こす事のないよう気をつけるのじゃぞ」と呼びかけました。ハリーの数席向こうにはパーシーがいたのでした。

ダンブルドアにそう呼びかけられパーシーはまたまた胸を張りもったいぶって周りを見回していたというわけなんですよね。ダンブルドアはまた言葉を切り深刻そのものの顔つきで大広間をぐるっと見渡したというわけです。

誰1人身動きもせず声を出す者もいませんでした。

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改めてミネルバ・マクゴナガル先生について「アズカバンの囚人」編(1)(16回シリーズ)

10月4日が誕生日という事で一昨年から毎年10月に改めてマクゴナガル先生を取り上げています。ハリーはハーマイオニーと共に新学期初日の9月1日にマクゴナガル先生に呼ばれて事務室に行く事となりました。ホグワーツ特急で起きたあの出来事のせいだったんですよね。(全3項目)

3-1.大広間に入った直後に
1才3ヵ月のハリーをヴォルデモートが襲って凋落をして以降は平和そのものだった魔法界に小さなさざ波が立つ事となりました。ヴォルデモートの右腕と言われていたシリウス・ブラックがアズカバンを脱獄したんですよね。

そのため新学期初日の9月1日に生徒たちを運ぶホグワーツ特急にアズカバンの看守の吸魂鬼の捜索が入る事となりハリーは気を失い馬車を降り城に向かう所でドラコ・マルフォイにうれしそうにこう言われる事となりました。

「ポッター気絶したんだって?ロングボトムは本当の事を言ってるのかな?本当に気絶なんかしたのかい?」

そこにルーピン先生が馬車から降りて来て「どうしたんだい?」と声をかけたのでその場は収まりました。ハーマイオニーがロンの背中を突いて急がせました。生徒の群がる石段をハリーたちは群れに混じって上がりました。

そして正面玄関の巨大な樫の扉を通り広々とした玄関ホールに入りました。そこは松明で明々と照らされ上階に通じる壮大な大理石の階段があります。右のほうに大広間への扉が開いていてハリーは流れについて入りました。

「ポッター!グレンジャー!2人とも私の所へおいでなさい!」

大広間の天井は魔法で今日の夜空と同じ雲の多い真っ暗な空に変えられていました。しかしそれを一目見る間もなくハリーとハーマイオニーは誰かにこう呼ばれたのでした。2人が驚いて振り向くとマクゴナガル先生でした。

生徒たちの頭越しに向こうのほうから呼んでいます。マクゴナガル先生は厳格な顔をしていて髪をきっちり髷に結い四角い縁のメガネの奥には鋭い目があります。人混みを掻き分け歩きながらハリーは不吉な予感がしました。

マクゴナガル先生は何故か自分が悪い事をしたに違いないという気持ちにさせるのです。そんなハリーの気持ちを顔の表情から察したんでしょうね。マクゴナガル先生はハリーを安心させるようにこう言ったというわけです。

「そんな心配そうな顔をしなくてよろしい。ちょっと私の事務室で話があるだけです」

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大広間「不死鳥の騎士団」編(20)(シリーズ最終回)

ふくろう試験の「天文学」の実技試験の真っ最中にハグリッドがアンブリッジと4人の闇祓いに急襲されるという出来事が起きてハリーは明け方の4時近くになっても目が冴えていて眠れませんでした。そして午後の2時から最後の「魔法史」の試験が始まったのですが・・・(全3項目)

3-1.いよいよ「魔法史」の試験が始まる
大広間の奥からマーチバンクス教授が合図をして「試験問題を開けて。始めてよろしい」と言い巨大な砂時計を引っくり返しました。こうしてふくろう試験最後の科目が始まりました。ハリーは最初の問題をじっと見ました。

数秒後に一言も頭に入っていない自分にハリーは気づきました。高窓の1つにスズメバチがぶつかりブンブンと気が散る音を立てています。ゆっくりとまだるっこくハリーはようやく答えを書き始めたというわけなんですよね。

名前がなかなか思い出せません。年号もあやふやでした。ハリーは4番の問題に飛びました。時間があったら後でこの問題に戻ろうとハリーは思いました。そこでさらに第5番の問題に飛びました。第4番はこういう問題でした。

「杖規制法は18世紀の小鬼の反乱の原因になったか。それとも反乱をよりよく掌握するのに役立ったか。意見を述べよ」

第5問は「1749年の秘密保護法の違反はどのようなものであったか。また再発防止のためにどのような手段が導入されたか」という内容です。自分の答えは重要な点を幾つか見落としているような気がしてどうにも気がかりだ。

どこかで吸魂鬼が登場したような感じがするとハリーは思いました。ハリーは後ろのほうを見て絶対に答えられる問題を探しました。すると第10問の問題に目が止まりました。ハリーが目を止めた第10問はこんな問題でした。

「国際魔法使い連盟の結成に至る状況を記述せよ。またリヒテンシュタインの魔法戦士が加盟を拒否した理由を説明せよ」

ハリーの頭はどんよりとして動きませんでしたがこれなら判るとハリーは思いました。ハーマイオニーの「国際魔法使い連盟の結成」という手書きの見出しが目に浮かぶ。このノートは今朝読んだばかりだと思ったからです。

そこでハリーは書き始めました。

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トキメキぼーい

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