ハリポタ通の館(やかた)
ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。最近更新する時間が微妙に遅くなり申し訳なく思っています。
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闇の魔術に対する防衛術の先生1
プリンス下巻190ページではヴォルデモート卿が「その座」に就くことをダンブルドアが拒んで以来ホグワーツにおいては一年を超えて「その職」にとどまった教師は一人もいないことが明らかにされています。

そこで各巻の「闇の魔術に対する防衛術」の先生を振り返って分析してみたいと思います。(巻名なしのページ数は賢者の石)
賢者の石は「クィレル先生」でした。

秀才なのだそうですが・・・

108ページのハグリッドの説明によると本を読んで研究していた時はよかったんですが一年間実地に経験を積むということで休暇を取ったのですが旅行先でヴォルデモート卿と出会ってしまい、それ以来人が変わってしまって生徒を怖がるやら自分の教えている科目にもビクつくようになってしまいました。

グリンゴッツから賢者の石を奪うことに失敗してしまった後はヴォルデモートに取り憑かれて取り憑いたヴォルデモート卿が後頭部からはみ出していたため頭にターバンを巻いてごまかしていました。

数々の不信な挙動から「賢者の石を狙っているのはスネイプなのでは?」と思ったハリーたちは懸命にクィレルを庇(かば)いましたが実は生徒を怖がるのも自分の教える科目にビクついていたのも演技でした。

結局みぞの鏡から賢者の石を取り出すことが出来ずハリーのお母さんが与えた守りの力がハリーの体に流れていたためにハリーに触れることが出来ず最後には死んでしまいました。

どうしてクィレルを雇ったのか?!
428ページでクィレルはグリンゴッツから石を盗み出すことに失敗した後は、もっと身近で見張らなければならないとあの方(ヴォルデモート卿)は決心したと言っています。それなら9月1日の時点では既にクィレルにはヴォルデモート卿が取り憑いていたことになります。

また330ページではスネイプがクィレルに「どちらに忠誠を尽くすのか決めておいていただきましょう」と言っていますから既に『この時点』でクィレルがヴォルデモート卿に与(くみ)していたことは分かっていたはずです。どうして放置したんでしょうね?

さらに賢者の石を保管しておくのに一番安全な所はダンブルドアの校長室だと思うのですが、どうしてあんな所(みぞの鏡)に隠したのでしょうか?

炎のコブレット下巻458ページでヴォルデモート卿は失脚の時より強力になって蘇るには、どうしてもハリー・ポッターの血が欲しかったと言っています。結果としてハリーは死喰い人以外では唯一ヴォルデモート卿復活の目撃者となりました。

ですから私はダンブルドアは敢えてハリーとヴォルデモート卿を対決させて自身が蘇る時にはハリーの血が必要だと思わせるためにクィレルにヴォルデモート卿が取り憑いていることを知った上で見て見ぬフリをしていたんだと考えています。

テーマ:ハリー・ポッター - ジャンル:小説・文学

闇の魔術に対する防衛術の先生2
さて!昨日に引き続き各巻の闇の魔術に対する防衛術の先生を分析します。もちろん今日は第2巻の先生です。(巻名なしのページ数は秘密の部屋)

秘密の部屋の先生は「ギルデロイ・ロックハート」でした。
何でも伝え聞くところによると「この人」はハリーポッター・シリーズに登場する中で唯一実在している人物をモデルにしているそうです。

イギリスのとあるタブロイド紙はギルデロイ・ロックハートのモデルはローリングさんの前の夫のポルトガル人ジャーナリストだと報じましたがローリングさんは公式サイトでこれを明確に否定していますね。

波打つブロンド・輝くブルーの瞳の大変ハンサムな魔法使いで特に中年のご婦人方の間では大人気で実はハーマイオニーも大ファンなのでした。

しかし自己顕示欲大のええ格好しいで、おまけに自意識過剰の鼻持ちならない性格で、自慢話を延々と聞かせてみたり、また他人の領域にもズカズカと足を踏み入れてくるためホグワーツの先生方から疎まれていました。

例えば132~133ページでは薬草学のスプラウト先生に暴れ柳の正しい治療法を見せて普段は快活な先生を思いっきり不機嫌にしたり・・・

週間魔女の「チャーミング・スマイル賞」に五回も続けて選ばれたという自慢話を聞かせてハリーを呆然とさせたり・・・

また216~217ページではマンドレイクを使ったミセス・ノリスを蘇生させる薬を私が作りましょうと・・・もう何百回も作ったので「マンドレイク回復薬」なんて眠りながらだって作れますなどと言ってスネイプ先生に冷たくたしなめられたりしている本当に困った人です。

しかし!・・・実はスクイブ一歩手前の無能な魔法使いで唯一まともにかけられるのは忘却術だけ!数々の著書の話も他の魔法使いの手柄を聞き出して、聞いた直後に忘却術をかけて人の手柄を自分のモノにしていただけなのでした。

結局ロンの折れた杖でロンとハリーに忘却術をかけようとした時に杖が爆発して呪文が逆噴射してしまい、自分で自分に忘却術をかけてしまって今も記憶が回復せず聖マンゴの隔離病棟に入院しています。(騎士団下巻144ページ)

どうしてギルデロイ・ロックハートを雇ったのか?!
他にも井戸の中から水魔を追い払う方法を教えようとしてハグリッドを不機嫌にしたり(169ページ)頼みもしないのにハリーの腕を骨抜きにしてしまったり・・・(259ページ)

どうして?ダンブルドアはこんな無能な魔法使いをホグワーツに迎え入れたのでしょうか?

後々の巻で極めて重要な役割を持ってくるのが「ポリジュース薬」ですが、これは第2巻で初登場していますね。

第4巻「炎のコブレット」では死喰い人のクラウチ・ジュニアがマッド・アイ・ムーディに化けるのに使われています。

第5巻「不死鳥の騎士団」では魔法薬学のふくろう試験の問題として登場しています。(下巻461ページ)

また第6巻「謎のプリンス」ではドラコ・マルフォイが見張りに立つクラッブとゴイルを女の子に変身させるために使っていますよね。

ポリジュース薬の作り方が載っている「最も強力な薬」という本は禁書の棚にあって、この棚の本を借りるには先生のサイン入りの許可証が必要です。

そこでダンブルドアはハーマイオニー・ハリー・ロンがどんな本を借りるのか?見もしない人を敢えて雇ったというわけです。(245ページ参照)

決闘クラブ
それと忘れてならないのはロッハート先生が開催した「決闘クラブ」でしょう。この行事でハリーは決闘の形式を学び、また第4巻でヴォルデモートと対決した時にまさにハリーの命綱となった武装解除の術(エクスペリアームス!武器よ去れ!)を覚えています。

つまり役に立たないようで実は案外役に立っているんですね!この人は。

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闇の魔術に対する防衛術の先生3
日曜・月曜日に引き続き今日も闇の魔術に対する防衛術の先生を分析・紹介します。本日はもちろん!6人の中で最も優れた教師だった「この人」です。(巻名なしのページ数はアズカバンの囚人・カッコ内は携帯版のページ数)

アズカバンの囚人の先生は「リーマス・ルーピン」でした。
まあ今更という気がしないでもないですが・・・

最初の2年間はおどおどしていたりスクイブ一歩手前の能無しの先生だったりしていましたがハリーたちはルーピン先生という名教師を得て初めて「この科目」をまともに勉強します。

460ページ(515)で本人も認めているように人一倍臆病で加えて私が思うには慎重かつ優柔不断な性格で絶対の自信がなければ物事を進められない性格なので、生徒たちに教えるにあたっては入念に下調べや準備をしっかりした後に授業に臨んでいますね。

開心術に長けていて瞬時に生徒たちの性格・心情等を把握し心配り・気配りの行き届いた指導をしたので、ルーピン先生の授業はアッ!という間にほとんどの生徒たちの一番人気の授業になりました。

忍びの地図について
247ページ(272)でハリーはフレッド・ジョージからひと足早いクリスマス・プレゼントとして「この地図」を譲り受けます。

一度はルーピン先生に没収されてしまいますが第3巻の最後には再びハリーのものとなります。

ムーニー、ワームテール、パッドフット、プロングズ

私は「ムーニー」つまりリーマス・ルーピンのニックネームがトップになっているところから、最も熱心になおかつ積極的に「この地図」の製作に関わったのはルーピン先生だったに違いない!と考えています。そもそも「こういう地図を作ろう!」と言い出した発案者はルーピン先生だったのではないか?!とも私は考えています。

そして・・・もちろん!この「忍びの地図」が第4巻以降ハリーたちにとって欠かせないモノになっているのは周知の事実です。

どうしてリーマス・ルーピンを雇ったのか?!
ハリーはルーピン先生から特別な指導(課外授業)を受けて極めて高度な守護霊の呪文を習得します。これは翌年の三校対抗試合の第三の課題の際にも役に立っていますし、リトル・ウィンジングのダーズリー家近くで吸魂鬼に襲われた時にもハリーの窮地を救いました。またハリーが習得していたお陰でダンブルドア軍団の多くのメンバーが「この術」を習得することが出来ました。

また201~202ページ(219~220)ではルーピン先生が授業で水魔を教えていることが明らかにされていますね。ハリーはこのようにして水魔の対処法を知っていたため三校対抗試合の第二の課題の時には誰よりも早く人質にたどり着くことが出来ました。フラー・デラクールは水魔に襲われて人質がいるところに辿(たど)り着くことが出来ませんでした。

このようにダンブルドアは来(きた)るべき試練に備えてハリーに様々な準備をさせるためにリーマス・ルーピンを雇ったというわけです。

今日の最後に
実は「ハリーとダーズリー家」同様に2巻分ずつセットにして3回シリーズにしようと思って書き始めたのですが、最初のクィレル先生だけで1,000文字を越えてしまったので記事一件につき一人の先生ということにしました。

当然そんなわけで6回シリーズということになってしまったのですが、丸2週間「闇の魔術に対する防衛術の先生」が続くというのも何だかな~ぁという気もしますし、9月になって最初の記事は「これにしよう!」ということでお盆休みに書き終えているので、後半の3件はまた後日ということにさせていただきます。

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闇の魔術に対する防衛術の先生4
8月の最後に第1巻から第3巻の先生を分析・紹介しましたが、本日より後半の第4巻から第6巻の先生を取り上げることにします。今回は第4巻の先生です。(巻名なしのページ数は炎のコブレット)

炎のコブレットの先生は「マッド・アイ・ムーディ」でした。
何だか気の毒な人だった・・・といった感じですよね?!

昔は相当優秀な闇祓いでチャーリーによるとアズカバンの独房の半分はムーディのお陰で埋まったんだそうです。(上巻251ページ)

引退して静かな隠遁生活を送っていましたが一年限りという約束でホグワーツの教壇に立つことになりました。(上巻329ページ)

でも・・・これからホグワーツに出発するという時になってワームテールとクラウチ・ジュニアによって囚われの身となってしまい自分自身の7つの鍵穴があるトランクに9ヵ月閉じ込められていました。(下巻494ページ)

ところで一方は元闇祓いで死喰い人を捕らえる側の人間で、もう一方はまさに捕らえられる側の人間ということで、つまり本来捕らえられる側の人間(クラウチ・ジュニア)が捕らえる側の人間(ムーディ)の身柄を拘束するという逆の図式になっていたわけですが、この2人には1つだけ『共通点』がありますよね?!

それは「野放しの死喰い人たちを激しく憎んでいたこと」

ローリングさんも「その辺」をうまく利用して描いています。

例えば上巻317~321ページでは闇の陣営からいち早く戻って来てアズカバンにも入らず闇の帝王を探しもしないで「ぬくぬくと生きている」奴(ルシウス・マルフォイ)の子息(ドラコ)をケナガイタチに変身させて痛めつけたり・・・

またルシウス・マルフォイやセブルス・スネイプのことを「おまえの親父殿を昔から知っているぞ」「やつも古い知り合いだ」「懐かしのスネイプ殿」などと言わせてみたり・・・

上巻400ページでも仲間の死喰い人の名前を沢山暴露することと引き換えに自由の身となり今はダームストラングの校長になっているイゴール・カルカロフを激しい嫌悪感に満ちた表情で見つめさせたり・・・

はたして「こういったシーン」でクチウチ・ジュニアはムーディのフリをしての行動・表情だったのか?それとも思わず今自分がポリジュース薬でムーディに変身しているのを忘れてしまった上でのことだったのか?どっちだったのかを分からないようにローリングさんは描いています。

どうしてマッド・アイ・ムーディを雇ったのか?!
実際に教壇に立って生徒たちに教えていたのはクラウチ・ジュニアで本物のムーディはハリーたちに教える機会が無かったという結果になってしまったわけですが、当然ダンブルドアに正体がバレてしまったらハリーを闇の帝王の元に送り届けるという計画を実行することが出来なくなってしまいますから、最終的には同じことになったということになりますよね。

(ニセモノだったけど)ムーディの指導でハリーは『服従の呪文』を打ち破ることが出来るようになりましたし、三校対抗試合の第一の課題を通じてヴォルデモートの元から逃れるための『呼び寄せ呪文』を習得することも出来ましたし、第三の課題を通じて死喰い人たちと戦うための数々の呪いや呪文を覚えることも出来ましたし、こうして振り返ってみると・・・ちゃーんと先々のことを考えた人選だったということが分かりますよね!(つづく)

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闇の魔術に対する防衛術の先生5
昨日に引き続き闇の魔術に対する防衛術の先生を取り上げます。今日はもちろん第5巻の先生です。(巻名なしのページ数は不死鳥の騎士団)

不死鳥の騎士団の先生は「ドローレス・アンブリッジ」でした。
上巻223ページでのハリーの尋問の時「この人」は3人の尋問官の内の1人として魔法大臣コーネリウス・ファッジの左手にアメリア・ボーンズ魔法法執行部部長が座っているのに対して、ちょうど反対側の右隣にいたのでおそらく「この時点」で魔法省のナンバー2という位置付けだったんでしょうね。大臣が代わった今はどうなっているのか分かりませんが・・・

ダンブルドアが新しい闇の魔術に対する防衛術の先生を見つけることが出来なかったために「そのナンバー2」がホグワーツに乗り込んで来ました。

ヴォルデモート卿がどうして「この人」を仲間に引き入れなかったのか?大変不思議ですが、バリバリの純血主義者でハグリッドやリーマス・ルーピンなどの半人間を激しく憎み「反人狼法」という法律を作ったり、水中人を一網打尽にして標識をつけようというキャンペーンをやったり・・・(上巻476ページ)

上巻387ページでは闇の魔法使いが復活して再び野に放たれたなどというのは嘘であると明言して、さらに「たわいのない嘘でみなさんを脅かす者がいたら、わたくしに知らせてください」などと暗に密告を薦めたり・・・

下巻300ページでは忠告通りに?ダンブルドア軍団の会合が行われることを密告したマリエッタ・エッジコムに「大丈夫ですよ。あなたは正しいことをしたの。大臣がとてもお喜びですよ。あなたのお母様に、あなたがとってもいい子だったって、言ってくださるでしょう」と背中を軽く叩きながら、やさしく声をかけたりしています。仲間はもちろん親友のチョウ・チャンを裏切る密告が正しいのでしょうか?

どうしてドローレス・アンブリッジを雇ったのか?!
雇ったのではなくて要するに魔法省に押し付けられたわけですが、じゃあどうしてダンブルドアはアンブリッジを受け入れたのでしょうか?

上巻398ページではハーマイオニーが「ダンブルドアはどうしてこんなことを許したの?」と叫んでハリーとロンをビックリ!させていますね。でも結果としてアンブリッジがホグワーツに来たことでハーマイオニーの反骨精神に火がつきダンブルドア軍団の結成に繋がりました。

つまり賢者の石のクィレルや秘密の部屋のロックハートと同様に一見役立たずの先生のようでも全くのムダではなかったという結果になっているというわけです。

何と!今も魔法省に!
私は第5巻を読み終えた時には、当然未承認で吸魂鬼を派遣したことが原因でコーネリウス・ファッジと共に失脚したものと思っていましたが「この人」は今でも魔法省に残っているそうです。

プリンス下巻38ページでは新大臣ルーファス・スクリムジョールがハリーに「ドローレス・アンブリッジが、君が闇祓いになりたいとという志を抱いていると話してくれた」と言っていますね。

またダンブルドアの葬儀にも参列していますね。(下巻490ページ)

何でも伝え聞くところによるとアンブリッジは省内にいいコネがあって逮捕されないのだそうです。権力が好きで常に体制側につき自分に力を与えてくれる側につくのだそうです。

そういえば私たちの身近にも「そういう人たち」・・・勝ち馬に乗っておこぼれに預ろうという輩というか集団がいますよね。(やれやれ~)(水曜日につづく)

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