この記事は第6巻発売前にハリポタ関連の各サイトで大臣が代わるという情報が既に出ていたので、それを前提にして書いたものです。なので「続きを読む」設定にはしませんでした。ですから第6巻を読み終えていない人でも安心してご覧いただけます。

第5巻不死鳥の騎士団まで魔法大臣だった人です。

ヴォルデモートが復活したにも関わらず正面からそれを受け止めることができず、ダンブルドアがそんなことを言い出したのは自分を失脚させて魔法省を意のままにするためだと思い込み、日刊予言者新聞に圧力をかけてダンブルドアやハリーの嘘の記事を載せて信用を失墜させようとしたり、ホグワーツにはアンブリッジを送り込んでハリーを退学に追い込もうとしたりしました。

結局まさに「策士、策に溺れる」といった感じで失脚してしまいました。

初めて名前が出て来たのは意外に早く賢者の石99ページでハグリッドが口にしていますね。何でも毎朝ふくろう便を何通も出してダンブルドアにしつこくお伺いをたてているそうです。またこのことは騎士団上巻155ページでもルーピンが指摘しています。

セリフ付き初登場は秘密の部屋386ページで「何か手を打ったという印象を与えないと」と言ってハグリッドをアズカバンに投獄してしまいました。

ハリーに対する態度も最悪というか・・・とことん節操がありません。ヴォルデモートを失脚・凋落させたということで最初の内はニコニコと愛想よく接していたのに、蛇語を解すると知り加えてヴォルデモートが復活したなどと言い出したものだからガラリと態度を豹変させてしまいました。

でも?どうして?こんな人が魔法大臣になってしまったんでしょうね?

私はパーシー・ウィーズリーを思い出してしまいます。

コーネリウス・ファッジの若い時も『あんな感じ』だったのではないか?と私は思います。ホグワーツを最優秀の成績で卒業して魔法省に入り、でもさしたる成果も挙げてないのに何となく運よくスルスルと出世してしまって、気がつくと魔法惨事部の次官になっていたというわけです。(アズカバンの囚人270ページ、携帯版298ページ)

私はローリングさんがコーネウス・ファッジがパーシーを大臣付下級補佐官(騎士団上巻119ページ)に抜擢するという設定にしたのは「この2人は似た者同士なのよ」ということを読者に伝えるために敢えてこうしたんじゃないか?という気がしますね。
また長くなってしまったので前編と後編に分けました。くどいようですが第6巻を読み終えていない方はこれ以降は絶対に見ないでください。
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もちろん!取り上げたいことは山ほどありますが、まずは「これから」やっておかなければいけないでしょう。なお当然のことですが6巻ネタばれを大量に含みますので、まだ第6巻を読み終えていない人はこれ以降は絶対に見ないでください。
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息子が父親を殺す・・・ローリングさんは何とも残酷でやるせないストーリーを描くものだなとつくづく思いますね。

炎のゴブレット下巻498ページでクラウチ・ジュニアは「俺を決して愛してくれなかった父だが、母を愛していた」と言っていますが、果たして本当にそうだったのでしょうか?

同第28章「クラウチ氏の狂気」でホグワーツに現れた際にクラウチ氏は支離滅裂に色んなことを話していますが、ローリングさんはその中にクラウチ氏が実は息子に対して深い愛情を持っていたんだということをさりげなく盛り込んでいます。

下巻306ページでクラウチ氏はこう言っています。

そうなんだよ。息子は最近『O・W・L(ふくろう)試験』で十二科目もパスしてね。満足だよ。いや、ありがとう。いや、まったく鼻が高い。

つまりクラウチ氏にとっては成績優秀の自慢の息子だったというわけです。

クラウチ氏は実は息子に深い愛情を持ってはいましたが、仕事が忙しくて家にもなかなか帰れず息子に愛情を注ぐことが出来なかったことを気にしていたと私は思います。そもそも息子に自分と同じ名前をつけたのもホグワーツを卒業したら、魔法省に入って自分の意思を継いでもらいたいと思って敢えてそうしたんだと思います。

でも息子はそんな親の思いも知らず同じ名前をつけられたことを屈辱であると受け止めていたみたいです。(490ページ)

第30章「ペンシーブ」でハリーが憂いの篩いで見た光景の中でクラウチ氏は「おまえは私の息子ではない!」「私には息子はいない!」と言っています。(371ページ)

私は自分の望む方向とは全く逆の道を歩んでしまった息子に対する怒りが凝縮された言葉だと思いますね。

私はクラウチ氏が息子に対して愛情を持っていたからこそアズカバンから救い出したんだと思います。あれだけ規則を守ることに厳格な人なのですから相当良心の呵責があっただろうし、息子を愛していなければ奥さんがどれだけ説得しても、それに応じることはなかったでしょう。

しかし結果としては、その『息子に対する愛情』がアダとなって、このような悲劇を生むこととなってしまいました。
さて本日は私とハリーポッター・シリーズとの出会いのエピソードについて語ってみたいと思います。

私がハリポタのことを知った最初のキッカケはテレビで「従業員たった4人の出版社がベストセラーを出した!」と静山社のことを紹介していたのが始まりでした。

でも書店に行って2冊の本(第1巻と第2巻)を買ったものの、しばらくの間は読まずにほったらかしにしていました。が・・数ヵ月後「近々第3巻が出るらしい」という情報を入手したので「こりゃ読まないと!」とようやく読み始めました。

読み始めたのが土曜日(日にちは忘れました)の午後10時で、ふと気づくと午前3時になっていたので「もう寝なきゃ!」と思って一度は横になったのですが、続きが気になって眠れず!結局もう一度起きて第2巻の最後まで読みました。生まれて初めて本を読むために徹夜しました。第3巻「アズカバンの囚人」はもちろん発売後すぐに購入しました。

第6巻「謎のプリンス」読了報告(ネタばれはありません)
予定通りではなく思っていたよりかなり早く5月21日日曜日の午後4時頃に読み終えることができました。

実は本を書店に取りに行ったのは発売当日の17日ではなく翌18日でした。とにかく開封してしまうと読まずにはいられないことが分かり切っていたので土曜日まではじっと我慢しました。なので下巻の表紙絵もふくろう通信も見られませんでした。

20日土曜日の朝になっていよいよ封を解いて、いつもかけるビニール製の表紙絵が見えるシースルーのブックカバーをかけて読み始めました。

上巻を読み終えたのが夜の7時半過ぎで「よしっ!予定通り!」と思ったのですが、ついつい下巻に手が伸びてしまって「最初の1章だけ読もうかな?」と思ってしまったのが間違いの元でした。

「もう1章・・・もう1章」と読み進めていくうちに午前4時になってなってしまい(ありゃりゃ!)さすがに眠くなって来たので、ひとまず寝ました。年齢不相応な「徹夜」などという行為を再び「もう少し」でしてしまうところでした。

午前中はいつものようにサイトを更新したりとか何だかんだで読むことに集中出来なかったのですが昼食を終えてからは再び読むことに集中することが出来たので4時前には読み終えることが出来ました。

本日最後に(締めの言葉)
さて!第6巻という新たなサイトのネタも出来ましたので、これから一層がんばりたいと思っています。

私としては5月28日日曜日の記事から第6巻の内容に触れることにしていきたいと思っています。もちろんいきなりダイレクトに6巻ネタばれを載せたりしないで「続きを読む」をクリックしないと、それ以降は読めないようにするつもりです。
さて気づいているのは私だけでしょうか?

Fight and Flight→闘争と逃走

騎士団下巻第33章の題名ですが松岡さんはそれを同じ音で違う漢字2文字(とうそう)で訳しています。松岡さんの工夫のあとが見られるといった感じですよね。

松岡さんは賢者の石・携帯版の後書きの中で同じ一人称の「I」でも「わたし」「わたくし」「ぼく」「おれ」「わし」「わがはい」と千差万別するとおっしゃっています。同じ「ぼく」でもダドリーはバカだから「ぼく」ハリーは普通の「僕」という区別までしたそうです。

それで私が思い出したのがクラシック音楽の大切な音楽要素の1つ

「アーティキュレーション」

アーティキュレーションというのはメロディ・フレーズの音の切り方や続け方のことで、たまたま私が所有している200クラシック用語事典という本では4つの連続音を例に挙げて説明しています。

まず普通に演奏すると「タタタタ」、長めになると「ツツツツ」

はじめの2つだけつなげると「ティヤパタ」

あとをつなげると「ラタティア」

とまあ、このように1つのフレーズでも正しい弾き方が何通りもあるのだそうです。

ハリーポッター・シリーズを読む人、特に原書を読む人の中には「松岡さんの翻訳は一貫性がない」と言う人が時折いらっしゃるようです。

例えば『ティブルス』→『チブルス』の例もありますし、私が気になったのは・・・

『バーノンおじさん』→『バーノン叔父さん』

私は第1巻~第3巻についてはハードカバーと携帯版の両方を所有しているんですが、ハードカバーではひらがな(おじさん)なのに携帯版のほうは漢字(叔父さん)になっていたりするんです。

私は「ユーモラスなシーンではひらがな、シリアスな場面では漢字」なのかな?と思っていたのですが、どうやらそうではないようです。

また私も個人的にはペチュニア叔母さんとハリーのお母さんの旧姓「エバンス」(騎士団下巻355ページ)や吸血鬼のふりがな「バンパイヤ」はそれぞれ「エヴァンス」「ヴァンパイヤ」として欲しかったし、前述の「ティブルス」「チブルス」も統一してくれたほうが同じ猫だとすぐに分かったので、そうしてもらったほうが助かったのですが、だからといって松岡さんの翻訳に不信感を抱くというのはあまりにも過剰反応だと思うんですけどね。

私は「一貫性がない」と批判するよりも「ココとココでこう違っている」とそれを見つけて楽しむほうがいいと思うんですけどね。

バンパイヤについてはアズカバンの囚人の下記ページ参照
374・560ページと携帯版416・630ページ
実は先日ポッターマニアの管理人マットマグルこと寺島久美子さんの著書「ハリー・ポッター大事典」を購入したところリーマス・ルーピンは魔法使いとマグルの間に生まれたと書いてあるではないですか!

以前に発表した記事で私はリーマス・ルーピンは両親が共に狂信的な純血主義者だからヴォルデモートの名前を平気で口に出来るのだと言いましたが、あっけなく「その根拠」は崩れ去ってしまいました。

私がルーピンが純血の魔法使いだと思っていた根拠は他にもあります。それは騎士団下巻393ページでハリーの閉心術の訓練を再開するようスネイプを説得することが出来るのは「私しかいない!」とルーピン自身が言っているからでした。

私は当然ルーピンが純血の魔法使いだからこそスネイプを説得できると思っていました。だったら混血の魔法使いが言うことに元死喰い人のスネイプが耳を傾けるだろうか?という点が問題になって来ます。

その結果もう1つの疑問点が浮かび上がって来ました。それはスネイプは純血なのか?それとも混血の魔法使いなのか?ということです。

騎士団下巻269ページでハリーがスネイプの記憶に踏み込んだ場面でスネイプの父親が母親を怒鳴りつけているシーンが出て来ます。

これがもしスネイプの父親が妻つまりスネイプの母親がマグル出身の魔女であることを知った時の記憶なのではないか?と解釈すると辻褄が合って来るような気が私はしますね。

そこで今度は「大事典」の「セブルス・スネイプ」を見てみると、スネイプは死喰い人だったのでマグル生まれではないという表現になっています。純血の魔法使いなら『純血の魔法使い』とすればいいと思うのですが、ハッキリそう書かないということは?つまり『混血』の可能性もある?!ということになりますね。

正直言ってスリザリン寮出身で、しかも寮監までしているスネイプが混血(?)だなんて、そんなことが有りうるのだろうか?という気もしますが・・・

どちらにしろ「この2人」の生い立ちについては第6巻を読み終えてから再検討しなければいけないようです。

第6巻発売日を迎えるにあたって
このサイトを開設して4ヵ月半が経過しましたが、最近になって「あれもやっておけばよかった」「これも取り上げたかった」となんだか『やり残したこと』だらけになってしまいました。私自身の力不足を痛感しているところです。

やり残したことについては第6巻読了後でも取り上げられるものについてはまた発表したいと思います。

前回の第5巻「不死鳥の騎士団」も購入当日には読まず週末の土日に、まず土曜日に上巻、日曜日に下巻と2日間で一気に読んだので今回もそうするつもりでいます。読み終わったら報告しますね。多分来週の月曜日に報告出来ると思います。
さて!いよいよ第6巻発売日まで2日と迫りました。そこで今日は第6巻に関する様々な情報や私の予想(妄想?)をお届けしていこうと思います。

その1、新しい魔法大臣は?
複数のハリポタ関連のサイトの情報によると第6巻には新しい魔法大臣が登場するそうですがアーサー・ウィーズリー氏ではないそうです。

確かに歴史上最も極悪非道の魔法使いヴォルデモート卿を約1年も野放しにしてしまったのですから、コーネリウス・ファッジが失脚するのは当然でしょう。新しい魔法大臣にはアメリア・ボーンズ魔法法執行部部長がその座に就くと私は思います。

その2、ウィーズリーおじさん出世する?
今まではウィーズリーおじさんはマグル好きということで冷遇され窓際に追いやられていましたが、私の予想通りアメリア・ボーンズが魔法大臣に就任すれば待遇は格段に良くなるでしょう。

仕事場もグーンと広くなって給料も大幅アップ!貧乏生活とも別れを告げることが出来るのでは?ないでしょうか。

その3、ハリーとシリウスが再会できる?
騎士団上巻184ページ、シリウスの発言より
(レギュラスは)死んでからわかったことだが・・・

騎士団下巻687ページ、ルーナ・ラブグッドの発言より
それに、二度とママに会えないっていうわけじゃないもン。ね?

これは以前第5巻出版直後に他のサイトで発表されたものですが、私は上記の2点から魔法界には死んだ人間と再会できる何らかの方法があると考えています。私は6巻でハリーとシリウスが再会をした時に今まで謎とされていた様々なことが明らかになるのではないか?と期待しています。

その4、ベラトリックス・レストレンジ裏切る?
ハリーに対して「おまえの汚らわしい唇で、あの方のお名前を口にするでない。混血の舌で、その名を穢すでない」(騎士団下巻564ページ)とまで言った彼女にとって、ヴォルデモート卿が『混血』だという事実は今までの人生の中で最大級の衝撃だったでしょう。

私は彼女は第6巻ではヴォルデモート卿を裏切って『許されざる呪文』を教えるためにハリーの前に現れると思います。ルシウス・ドラコ・マルフォイ親子を始めとする死喰い人たちも同様に裏切るでしょう。

その5、パーシーが結婚する?
ご存知のようにパーシーとペネロピー・クリアウォーターはハリーが2年生の時から付き合っていますから、もう交際が第6巻で丸4年になりますし、パーシーは第5巻で隠れ穴を出てロンドンで1人暮らしを始めていますので、ひょっとしたら・・・ですが結婚するではないかと思います。

私は第5巻の最後でヴォルデモート卿の復活も明らかになったので、パーシーとウィーズリー夫妻と兄弟たちとハリーは結婚をキッカケにして仲直りするのではないか?と期待・予想しています。

その6、新しい闇の魔術に対する防衛術の先生は?
もうここまで来ると巻ごとに違う先生になるんでしょうね。私は第6巻の先生はフィネガン夫人になると思います。その根拠は以下の2点です。

根拠、その1
クィディッチワールドカップのキャンプ場でハリーたちとフィネガン夫人は出会っています。(炎のゴブレット上巻127~128ページ)これはローリングさんお得意の・・・前の巻でさりげなく登場した人物が実は・・・というのでは?ないかということ。
根拠、その2
騎士団上巻348ページでシェーマスは「(僕の母親は)誰からでも何でもするする聞き出すんだぞ!」と言っています。ここから私は彼女は優秀な開心術士(それも相当優秀な)だと判断しました!私はおそらくハリーはフィネガン夫人の指導を受けて今度こそ「閉心術」を習得するのではないかと期待しています。

と・・・思っていたのですが。
最近私はセブルス・スネイプが念願の『この教職』に就いているのではないか?という気がして来ました。スネイプがハリーの閉心術の訓練をあれほど熱心にしていたのは、この任務を引き受ける代わりにダンブルドアが念願の「闇の魔術に対する防衛術」の教職に就かせることを約束したからでは?ないでしょうか。

その7、ハリーの出生の秘密が明らかに?
ご自身の公式サイトでローリングさんはハリーはサラザール・スリザリンの子孫ではないことを明らかにしています。それではやはりハリーはゴドリック・グリフィンドールの子孫なのでしょうか?

その8、ダンブルドア軍団VS吸魂鬼?
私は最後にメンバーが習得した術が「守護霊の呪文」だったので、第6巻の最後の締めくくり・クライマックスはダンブルドア軍団と吸魂鬼の対決ではないかと予想しています。私はこの戦いで吸魂鬼は滅亡すると予想しています。

最後に(締めの言葉)
思いつくまま、気のむくままに書き足していたら2,000文字近くになってしまいました。最後まで読んでくださった方ありがとうございました。(いるのかな?)
2006.05.14 両面鏡
ハリーがクリスマス休暇を終えてホグワーツに戻る際にシリウスが渡したものです。でもハリーは「シリウスを安全な場所から誘い出すのは、絶対に僕じゃない」(騎士団下巻166ページ)ということで結局使いませんでしたし、持っていること自体を忘れてしまっていました。

何度か第5巻を読み返すうちに、騎士団下巻635ページでダンブルドアが「不死鳥の騎士団のメンバーはドローレス・アンブリッジの暖炉よりもっと信頼できる連絡方法を持っておるのでな」というその連絡方法とは私は「それは両面鏡のことだろう」と思いました。

でもローリングさんのサイトで「騎士団員たちは守護霊を使って連絡を取り合っている」ということが明らかになった時は「あれっ?そうなの?」と思いましたね。

というのもシリウスはハリーに両面鏡を渡す時に、ウィーズリーおばさんのほうを用心深く見ながら渡しているんです。また渡す時には「モリーは賛成しないだろうと思うんでね」とも言っているんです。だから私は、これは間違いなく騎士団員の連絡方法は「両面鏡」なんだろうと思いました。

また最初にアンブリッジの暖炉を使ってハリーがルーピン・シリウスと話した時にも、シリウスは両面鏡のことを一言も触れていません。(騎士団下巻387ページ~)

それはつまり、すぐそばに騎士団員のルーピンがいたからだと私は思いました。

騎士団下巻678ページで使い方が説明されていますね。鏡に向かって名前を呼ぶとシリウスの鏡にハリーの顔が写り、鏡の中から話すことができるとのことです。つまり例えばウィーズリーおばさんがダンブルドアと話したい時は、鏡に向かって「ダンブルドア」と呼び掛けると、ダンブルドアの持っている鏡におばさんの顔が写り2人は鏡の中から話ができる仕組みというわけです。

もう1つ私には疑問があります。それはフィッグばあさんのことです。ご存知のようにフィッグばあさんはスクイブの魔女ですから、当然魔法は全く使えませんから守護霊を作り出すことはできません。だったらこの場合はどうやって連絡を取り合っているんでしょうか?

ふくろう便については途中で傍受される恐れがあるということで、(騎士団上巻108ページ)もはや使えないですよね?ですから私はまだまだ希望を捨ててはいません。私は最初に連絡を取り合う時は守護霊を使うが、それ以降の細かい会話の際には、この鏡を使うのではないか?と考えています。言ってみれば「守護霊」は合言葉みたいなものでは?ないでしょうか。
ローリングさんのサイトのエディンバラ・ブックフェティバルの質疑応答のなかで「登場人物の名前はどうやって考えるのか?」という問いに対して、ローリングさんは決して泉のこどく出て来るわけではなく、時にはこれといった名前が浮かばず後回しにすることもあると言ってみえます。その話の中でローリングさんは「マクラガン」という名前がとても気に入って第6巻で登場させることにしたと言ってみえます。

私はこの「マクラガン」はウィーズリーおじさんが蛇に襲われて聖マンゴに入院したとき同じ部屋に狼男がいましたよね?騎士団下巻141ページではルーピンがその人のほうに歩いて行っています。多分この時ルーピンはこの人に「騎士団に入らないか」と言っていると私は考えています。私はおそらくこの人の名前になるのではないか?と予想しています。

ミスター・チブルスの時にも言いましたが初登場のキャラクターは大活躍しますので、どんな活躍をしてくれるのかとても楽しみですね。

これがローリングさんの常套(じょうとう)手段・得意技!
ローリングさんは大きな騒ぎを起こして(ここの場合はウィーズリー夫妻の夫婦ゲンカ)読者の目をそちらに向けさせておいて、その脇に「そっと」先の巻の重要な伏線を忍び込ませるというのが得意なんです。ちょうど手品・マジックに似ていますね。まさにこれぞ「ローリング・マジック」と言えるのでは?ないでしょうか。

交代で神秘部の入り口を見張っていたのは・・・?
「この人」と出会うため・・・?

ダンブルドアの指示で騎士団員は交代で神秘部の入り口を見張っていましたが、ハリーたちがシリウスを助けに魔法省に駆けつけた時には見張りはいませんでした。一番いなくてはいけない時にどうして見張りがいなかったのでしょうか?

私も正直言って「1人の人間」と出会うために、そこまでするんだろうか?という気がしますが、それだけ重要な人物で第6巻と第7巻では欠かせない『人物』になるのカモ?しれません。

その答えは1週間後に日本でも明らかになります。
秘密の部屋34ページでバーノン叔父さんはハリーの部屋の窓に鉄格子をはめさせ、ドアには自ら『餌差し入れ口』を取りつけています。ところが騎士団上巻74ページでは、それが何故か?『猫用のくぐり戸』となっています。ここから猫が出入りしたことなど一度もないのに?どうしてなのでしょうか?

以前とあるハリポタ関連のサイトで見かけた情報で「ハリーは将来ドラゴンをペットにするのか?」という問いに対してローリングさんは「答えはノー、ハリーは常識があるので決してそんなことはしない。でもハリーは将来ヘドウィグ以外にペットを飼うかもしれない」と答えられたそうですが、それがどうやらミスター・チブルスのことのようです。

つまりこの『猫用のくぐり戸』は第6巻ではハリーがミスター・チブルスをペットにすることになるというローリングさんの引いた「伏線」とみて間違いないでしょう。

名前の呼び方について
私は正直に言うと「チブルス」より「ティブルス」のほうが気に入っているのですが、それは松岡さんが決めることなのでしかたないでしょう。ハリーポッター・シリーズではいつも初登場のキャラクターは大活躍します。増してや彼は表紙にまで登場しているのですから間違いなく大活躍してくれていることでしょう。

意志疎通をどうやってしていたのか?
アズカバンの囚人472~473ページ(携帯版529~530ページ)を開くとシリウスはクルックシャンクスとかなり深い意志疎通をしていたことが判ります。

名前を知っていたり、シリウスの狙いを理解してピーターを連れてこようとしたり、でもどうやって?意志の疎通をしていたのでしょう?またスクイブのフィッグばあさんはどうやってハリーとダドリーが吸魂鬼に襲われた時の状況を聞き出したのでしょうか?

ハリーがミスター・チブルスを飼えばそういったこともハッキリ判るでしょう。(楽しみ、楽しみ)
今では6巻の表紙画像を数々のサイトや書店の店頭などで見ることが出来ますが・・・

左側に描かれている猫は・・・
ミスター・チブルス(ティブルス)なんでしょうね。

どうして私がミスター・チブルスが猫(ニーズル)だと判ったのか?というと最初のキッカケはハリーの尋問にフィッグばあさんが1人で出廷して来た時でした。ハリーとダドリーが吸魂鬼に襲われる現場を見たのはミスター・チブルスなのにフィッグばあさん1人だけが証人として出廷して来たので「あれ?どうしてミスター・チブルスは出廷してこないんだろう?」と思ったのがそもそもの始まりでした。

その時には「彼はコーネリウス・ファッジの前に顔を出すことができない何らかの事情があって、出廷出来ないのかな?いずれ再登場して、その時に真相が明らかになるのかな?」と思って読み過ごしました。(まさか!猫だから出廷出来なかったとは!)

しかしその後彼は再登場することなく私は第5巻を読み終えてしまいました。

「あれー?何で?」と思った私はさっそくもう一度第2章の冒頭を読み返しました。するとフィッグばあさんのこの言葉「ミスター・チブルスを車の下に配置しといたのさ」(騎士団上巻36ページ)でピーンときましたね~ぇ。そういえば猫って車の下に潜るのが好きなので、そこに猫がいても全く違和感がないですからね。(経験者は語る!)

それに今にして思えば、ハリーの尋問に出廷した際のフィッグばあさんの証言は何だかあやふやな内容で説得力を欠き極めてアヤシイ感じ、まあ確かに状況の説明を受けた相手が猫(ニーズル)だったのですから、しかたないですよね。

実はミスター・チブルスもフィッグばあさんと一緒に賢者の石で登場済みです。37ページにフィッグばあさんが飼っている猫の名前が複数出て来ていますが、1番最初の「ティブルス」が彼です。原書を読んでいる人にお尋ねしたところ全く同じスペル「Tibbles」とのことです。
ローリングさんは第1巻賢者の石ではありませんでしたが、ハリーが「闇の魔術に対する防衛術」の先生の部屋に行く場面を作るよう心がけているような気がします。アズカバンの囚人でもそんな場面が出て来ています。(201ページ、携帯版219ページから)ここは私が大変気に入っているところで今まで何回も何回も繰り返し読み返したページです。

以前の記事でリーマス・ルーピンは『優秀な開心術士』だと発表しましたが、それを念頭に置いて読み返すと大変楽しく読むことができます。

ローリングさんもそういったことを意識して、わざわざハリーが頭に思い浮かべただけで口に出して言わなかったことまで書き込んでいます。

ハリーはマグノリア・クレセント通りで見かけた犬のことを、ルーピンに打ち明けようかと思ったが、思い止まった。(202ページ、携帯版221ページ)

ルーピン先生がハリーに「お茶の葉はうんざりだろう」「マクゴナガル先生が教えてくれた」という言葉も今一度改めて読み返してみると実に意味深ですよね。どうやって?教えてもらったのか?当然ほとんどの読者は「マクゴナガル先生の口から直接聞いたんだろう」と思っているのでしょうが、私はおそらくルーピン先生はマクゴナガル先生の心を開いて知ったんだと思います。「ルーピンの目がキラキラ輝いていた」というのがカギだと私は見ています。

そこへドアをノックして入って来たのは例の「満月の前1週間飲みさえすれば自分の心を保つことができる」という薬を持ったスネイプでした。(456ページ、携帯版511ページ参照)

この場面で大変興味深いのは学期の最初の日にルーピン先生が生徒たちに紹介されていた時やルーピン先生の代理でハリーたちに教えた際には、あれほどルーピンに対する敵意や嫌悪感をあからさまにしていたのに、何故かここでは感情を表に出さないスネイプの姿です。2人に背を向けず後ずさりして部屋を出ていきました。(123・222ページ、携帯版133・243ページ参照)

私はおそらく『優秀な閉心術士』であるスネイプはルーピンがやはり『優秀な開心術士』であることを知っている・気づいていると思います。ルーピンは余裕を持って朗(ほが)らかにスネイプと接しているのに対して、この場面でのスネイプは感情を押し殺して接しているという印象を私は受けます。

ルーピンがスネイプのことを「セブルス」と名前で呼んでいるのに対して、スネイプのほうは「ルーピン」と苗字で呼んでいるあたりや後ずさりして部屋を出て行ったのも「油断すると、心の内を見透かされてしまう」といった思いから来る「心の余裕」の差がそうさせているのでいるのではないか?と私は思います。
ヴァンパイア(吸血鬼)説
以前にとあるサイトで入手した情報によるとヨーロッパのほうでは「ほぼ間違いない」という感じで議論されているそうです。その根拠をいくつか挙げてみましょう。

根拠、その1
賢者の石107ページでクィレル先生が「吸血鬼の新しい本を買いにいく必要がある」と言っていること。またターバンの中にすりおろしたにんにくを詰め込んでいたのも「ヴァンパイア・スネイプ」対策?

根拠、その2
スネイプの魔法薬学の授業は日のあたらない地下牢で行われていること。またその外観(土気色の肌・べっとりと脂っこい髪など)はヴァンパイアそのものである。

根拠、その3
アズカバンの囚人374ページ(携帯版416ページ)を開くとルーピン先生が吸血鬼のレポートの宿題を出していることが分かります。これはスネイプがルーピンの代理で教えた際に狼人間の宿題を出したことに対する意趣返しではないか?ということ。

根拠、その4
アズカバンの囚人560ページ(携帯版630ページ)でシェーマス・フィネガンが「来年はいったい誰が来るんだろ?」と言っているのに対してディーン・トーマスが「吸血鬼じゃないかな」と言っているのは、いずれ「ヴァンパイア・スネイプ」が「闇の魔術に対する防衛術」の教職に就くというローリングさんの伏線なのではないか?ということ。

根拠、その5
騎士団上巻127ページを開くとスネイプは騎士団本部では絶対に食事を取らないそうです。それはつまり「騎士団本部では食事を取れない何らかの事情がある」ということではないか?つまりホグワーツに戻らないと食事を取れない・・どうしてもそうしなければならない理由があるのではないか?ということ。

最後に私が注目しているのはハーマイオニーのスネイプに関する発言ですね。炎のゴブレット下巻190と263ページや騎士団上巻116と373ページでもハーマイオニーは「スネイプは絶対に信用できる、裏切らない」という趣旨の発言をしています。

それはなぜかと言うと既にハーマイオニーはスネイプがヴァンパイアだということを見抜いているからではないでしょうか?

現に彼女はスネイプの出した狼人間の宿題でルーピンの正体を見破ったのだから、ルーピンの出した吸血鬼のレポートでスネイプの正体を見抜いていても不思議ではないですよね?というわけで、これだけ沢山伏線が引かれているのだから私はこれについてはほぼ間違いないと思います。あとは明らかになるのが6巻なのか?7巻なのか?ということでしょうね。