ハリポタ通の館(やかた)
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アルバス・ダンブルドアとセブルス・スネイプ2
昨日に引き続き「この2人」に関わる部分について幾つか項目を挙げて細かく分析してみることにします。

ダンブルドア殺害計画をどうやって知ったのか!
「たまたまではあるが、我輩はあの方の計画を知っている」
「闇の帝王が打ち明けた数少ない者の一人なのだ」

プリンス上巻51~52ページでスネイプはこう言っていますが、それではどのようにして最大重要機密である「この計画」を知ったのでしょうか?

ここでまた相当大胆な予測をしますが、私はむしろスネイプのほうからヴォルデモート卿に・・・

「邪魔だからハリー・ポッターより先に始末してしまいましょう!」
「もはや昔のダンブルドアではない!」

などと言ってスネイプのほうからダンブルドア殺害を持ちかけたんじゃないか?と私は思います。

プリンス上巻50ページでスネイプはダンブルドアは年老いて来たし、闇の帝王との先月の決闘はダンブルドアを動揺させた。またその後も動きにかつてほどの切れがなくなりダンブルドアは深手を負ったと言っています。

当然ヴォルデモートも魔法省での対決でダンブルドアが生きている限りハリー・ポッターを始末しようとしても邪魔立てされるのは目に見えていますから、スネイプからのそういった情報や提案はまさに「渡りに舟」だったのでは?ないでしょうか。

でも?!ダーズリー家にハリーを迎えに行った時のダンブルドアを見れば、このスネイプの「動きにかつてほどの切れがなくなった」という発言もまた『真っ赤な嘘』だ!ということは一目瞭然ですよね!?

ドラコを指名したのも?ダンブルドア?!
大胆ついでにもう1つ大胆な予測をしますが、ヴォルデモート卿は以前にもクィレル先生を使ったり、ポリジュース薬でマッド・アイ・ムーディに化けた死喰い人を送り込むなど、ホグワーツ内に人員を配置して計画を進めたり実行したりしました。

私はむしろダンブルドアはスネイプに対してドラコを使って自身の殺害計画を進めるようヴォルデモート卿に進言しなさいと指示したんじゃないか?と・・・つまり最後の最後に計画を遂行・完了させるのは何が何でもスネイプでなければいけませんから、敢えて「その場」になった時には闇の帝王から受けた使命・命令を実行できないドラコを選んだのではないか?と私は思います。

破れぬ誓い
プリンス上巻56ページより・・・
「あなたがあの子を護ってくださるのなら・・・・・セブルス、誓ってくださる?『破れぬ誓い』を結んでくださる?」
「『破れぬ誓い』?」
スネイプの無表情な顔からは、何も読み取れなかった。

この時のスネイプの本心・本音は「出来ることならナルシッサの口から『この言葉』を聞きたくはなかった!」だと思いますね。当然このことは以前の記事でも言いましたが、事前にダンブルドアから「おそらくナルシッサはおぬしに破れぬ誓いを結んで欲しいと申し出てくるじゃろう」と言われていただろうと私は思います。

プリンス下巻6~7ページでロンが説明していますが、この「破れぬ誓い」というのは破ったら『死ぬ』とのことですから結んだら最後!ダンブルドアかスネイプのどちらか一方が必ず死ななければならなくなるということですから、その時のスネイプの心中は察するに余りあるものがありますね。

最後に
とりあえず「この2人」についてはこれで一区切りさせました。でもまだまだ「この2人」に関するネタは残っているのでいずれまた取り上げることになるでしょう。

テーマ:ハリー・ポッター - ジャンル:小説・文学

アルバス・ダンブルドアとセブルス・スネイプ
さて!本日は「この2人」に関わる部分について細かく分析してみたいと思います。

7月24日月曜日の記事で触れたのは・・・ベラトリックスの「闇の帝王が倒れた時どこにいた?!」という問いに対してスネイプは「あの方」つまりヴォルデモートに命じられてホグワーツにいた。何故ならアルバス・ダンブルドアをスパイすることをあの方がお望みだったからだと言っているというところまで・・・でした。

先回の記事では長くなるということで「ここから」先は省略してしまいましたが、本日ここから先を詳細に分析してみることにします。

何故?スネイプを雇ったのか!
炎のコブレット下巻264ページでシリウスは「スネイプはいつも闇の魔術に魅せられていて、学校ではそれで有名だった」と言っています。またスネイプは学校に入った時既に7年生の大半の生徒より多くの「呪い」を知っていたそうです。

シリウスはまたダンブルドアがどうして?スネイプを雇ったのか不思議に思っていたとも言っています。またシリウスの知る限りスネイプは死喰い人だと非難されたことはないそうです。

死喰い人だということを隠していた?
炎のゴブレット下巻363ページではカルカロフが「誓ってもいい!セブルス・スネイプは『死喰い人』だ!」と言っているのに対してダンブルドアはスネイプは確かに死喰い人であったが、ヴォルデモートが失脚する前に我らの側に戻り密偵になってくれたと言っています。

つまりシリウスの言っていることと裁判のやり取りなどから総合的に判断すると、スネイプは最初から闇の陣営を裏切るつもりで死喰い人になったので、自分が闇の陣営に加わったこと・・・つまり死喰い人になったことが表沙汰にならないようにしていたのではないかな?という気がします。

セブルス・スネイプと「暴れ柳事件」
アズカバンの囚人461~462ページでルーピンが明らかにしているのが「この事件」です。(携帯版では516~518ページ)

つまりシリウスが暴れ柳の幹のコブを長い棒で突つけば、あとをつけて穴に入ることができることを教え、スネイプがルーピンのあとをつけた結果、ハリーのお父さんがスネイプを引き戻したものの、その時にスネイプはルーピンの正体を知ってしまった。ダンブルドアが決して人に言ってはいけないと口止めしたとのことです。

「ここから」が私の思い切った予測になるのですが、ダンブルドアは『この時』つまり口止めする際にルーピンの正体が狼人間であることを他言しない代わりにホグワーツを卒業後何年かたったら教師として迎える条件を提示したのではないかな?と考えています。

今日の最後に
私の推測が当たっていればの話なんですが・・・
これもローリングさんの「得意技」「常套手段」なんです。
つまり相手を陥(おとしい)れたつもりが結果的には反対に助けることになったり、逆に助けたつもりが結果が裏目に出てしまったりというケースがハリーポッター・シリーズにはよくあります。こういったことを念頭に置いて各巻を読み返すと又新たな発見があったりします。

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スピナーズ・エンドのセブルス・スネイプ3
思いの他長くなってしまいました。24日・月曜日に引き続きまして6巻・第2章のベラトリックスの問いに対するスネイプの答えの分析をしてみたいと思います。(やはりページ数のみはプリンス上巻)

問いその4、賢者の石を手に入れようとした時、何故邪魔をした?
この問いに対してスネイプは「あの方は我輩を信用すべきかどうか、判断がつかないでおられた。君のように、あの方も、我輩が忠実な死喰い人からダンブルドアの犬になり下がったのではないかと思われた」と言っていますね。また我輩を信用していれば「もう三年早く」権力を回復出来たのにとも言っています。(44ページ)

スネイプはこの問いに答える際には「これはたやすくお答えできる」と言っていますから、確かにヴォルデモートがスネイプを疑っていたのは間違いなかったのでしょう。

でも!もし?この時ヴォルデモートがスネイプを信用していたとしても、スネイプは例の『得意技』を使って、つまり・・援助を申し出るふりをして肝心要(かなめ)の時には裏切る・・といういつもの常套手段を使ったでしょうから結局ヴォルデモートは復活出来なかったでしょう。ハリーもまだ準備が出来ていませんからね。

問いその5、何故すぐ戻らなかった?
この問いに対してスネイプは二時間後にダンブルドアの命を受けて参上したと言っています。つまり闇の帝王の側に戻るよう命を受けたから戻るにすぎないのだとダンブルドアに思い込ませることでホグワーツにスパイとして留まれるようにしたと言っています。

でも?この主張に対して私が思うことは本人もそう言っていますが、闇の印が何ヵ月にも渡ってますます強力になって来ていて「復活する日がいよいよ近づいているようだ」と判っていたのだから、あらかじめダンブルドアに「闇の印が熱くなったら、すぐに参上してもよろしいでしょうか?」と事前に断っておけば即座にヴォルデモートの元に駆け付けることが出来たんじゃないか?と思うんですけどね。

私はおそらく復活後すぐに参上していればハリーとヴォルデモートが対決する場に立ち会うことになるので、その時の行動次第ではスネイプが「本当に我々の味方なのか?」と疑われる可能性もあるのでダンブルドアがそういった事態にならないようにと「すぐに行くのは止めておきなさい」と言ったんだと思います。

問いその6、予言を取り戻そうとしていた時、どこにいた?
この問いに対してスネイプは残っていよとの命を受けた。何故なら我輩が死喰い人と共に不死鳥の騎士団と戦ってダンブルドアが気づかないはずないだろう?!ということですね。

この付近のページで私が注目するのはベラトリックスの発言に対するスネイプと返答と反応ですね。(46ページ)

「私のことを、もっとも忠実な者、もっとも信頼できる者とお呼びになる」
「なるほど?」スネイプの声が微妙に屈折し、信じていないことを匂わせた。

419ページでダンブルドアは「死喰い人の多くが、自分はヴォルデモート卿の信用を得ているとか、自分だけが近しいとか、理解しているとまで主張する。その者たちは欺かれておる」と言っています。

私はおそらくスネイプもダンブルドアからこのことを聞いているのではないか?ですからこういったことが念頭にあっての『こういった発言・反応』なのではないかな?と思いますね。

問いその7、ハリー・ポッターは何故まだ生きている?
この問いに対してスネイプは自分がアズカバン行きにならずに済んだのはダンブルドアの庇護があったからで、そのお気に入りの生徒を殺せばダンブルドアに敵視されることになってしまう。またハリーに関する様々な憶測が流れていた。つまり・・・

彼自身が偉大なる闇の魔法使いではないか?だからこそ闇の帝王に攻撃されても生き残ったのだという噂が流れていたので、すぐに殺そうという気にはなれなかったと言っています。

スネイプはここで再び「闇の帝王が死んだと思っていた」と言っています。(48ページ)

「死んだと思った」というのは前述の通り嘘ですから、ここではさらに嘘を重ねて言わなければいけないということに成らざる負えません。ですから話の内容が矛盾したり破綻しないように「こう問われたら、こう答える」とあらかじめ決めていたんじゃないかな?という気が私はしますね。

最後に
とりあえず一区切りつけましたが・・・まだまだ分析を尽くしたとは到底言えません。文字数を抑えるために省略してしまったものもありますし、やり残したことだらけになってしまいました。多分来週もセブルス・スネイプ一色になると思います。

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スピナーズ・エンドのセブルス・スネイプ2
昨日に引き続き第6巻・第2章を幾つかの項目に分けて細かく分析してみたいと思います。(ページ数のみはプリンス上巻)

スネイプとワームテール
第7巻で共にヴォルデモート卿を裏切ると予想される2人が「ここ」で登場していますよね。これは多分「第7巻では『この2人』が闇の帝王を裏切るのよ」というローリングさんの伏線なのではないかな?と私は思います。しかし・・それにしても・・実にミスマッチな組み合せですよね。

ご存知のようにワームテールはグリフィンドール出身でスネイプはスリザリン出身で、二人は四つある寮の中でも最も激しく対立している寮の出身者同士です。

ましてや「この二人」は同い年で騎士団下巻352~356ページでワームテールはジェームスとシリウスの二人がスネイプをいじめるところを笑いながら見ていたという過去があるのですから本来ならスネイプは顔も見たくないハズだと私は思うんですけどね?!

どうやらワームテールは闇の帝王の指示でここにいるようですが、いかなる存念でこのような配置をしたのか?それについては今はローリングさんのみぞ知る!といったところでしょうか?!私には「その理由」はさっぱり分かりません。

嘘なのか?本当なのか?
昨日の記事で私はベラトリックス・レストレンジがスネイプを信用出来ないと言っているのはスネイプがハーフだからだと言いましたがベラトリックスは他にも「この時のスネイプの行動が納得いかないから信用出来ない!」と主張していますね。

私の場合既にスネイプはダンブルドア側の人間であるという結論を出しているので、ベラトリックス・レストレンジの疑問に対するスネイプの答えの全てが「言い分け」としか思えませんが、ここでベラトリックスの疑問に対するスネイプの反論を見て私なりに分析してみたいと思います。

問いその1、闇の帝王が倒れた時どこにいた?
この問いに対してスネイプは闇の帝王に命じられてホグワーツにいた。目的はもちろんアルバス・ダンブルドアをスパイするためだと言っています。これについてはベラトリックスもある程度納得しているものの何か一言言いたかったみたいです。

私もこのことについては一言も二言も三言も(くどい?)言いたいことがありますが長くなるので、またいずれ改めて取り上げたいと思います。

問いその2、どうして一度も探そうとしなかった?
この問いに対してスネイプはエイブリー、ヤックスリー、カローたち、グレイバック、ルシウスと他の死喰い人たちの名前を挙げて「探さなかった者は多数いる」だから何故?我輩だけがおまえ(ベラトリックス)に責められなきゃいけないんだ?!(怒)といった感じですよね。

私は「この問い」に対するスネイプの答えは明らかに嘘だと思います。

賢者の石88ページでハグリッドは「やつはまだどこかにいるが、力を失ってしまった、そう考えている者が大多数だ」と言っています。

騎士団上巻349ページではネビルが「ばあちゃんは『例のあの人』は必ずいつか戻ってくるって、いつも言ってた。ダンブルドアがそう言ったのなら、戻ってきたんだって、ばあちゃんがそう言ってるよ」と言っています。

2人のこういった発言からダンブルドアは折りに触れて「ヴォルデモートはいずれまた必ず戻って来る」と周囲に言っていたということは容易に推察されますし、ネビルのお祖母さんのオーガスタ・ロングボトムやハグリッドでさえ知っているのですから、当然スネイプが知らないなどということはありえません。

したがって「あの方はもう滅したと思った」(42ページ)というスネイプの発言は『真っ赤な嘘!』であると結論付けていいでしょう。

問いその3、ダンブルドアの元で何をしていた?
この問いに対してスネイプは「我輩が職を離れなかったことを、闇の帝王はお喜びだ。あの方が戻られたとき、我輩はダンブルドアに関する十六年分の情報を持っていた」(43ページ)と言って自身がホグワーツに留まったメリットを説明しています。

この件についての私の考えは・・・そもそもスネイプはホグワーツ在学中からダンブルドア側の人間で死喰い人になったのは闇の陣営とヴォルデモートをスパイするためだった・・・と思っています。したがってスネイプの本音は「我輩の選択(ダンブルドア側についたこと)は正しかった!」だと思います。

再び、今日の最後に
問いその4、賢者の石を手に入れようとした時、何故邪魔をした?
問いその5、何故すぐ戻らなかった?
問いその6、予言を取り戻そうとしていた時、どこにいた?
問いその7、ハリー・ポッターは何故まだ生きている?

まだ上記の四つが残っていますが既に文字数が2千文字近くに達しているので、この4項目については水曜日に回したいと思います。

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スピナーズ・エンドのセブルス・スネイプ
さて!いよいよ「この人」のことを本格的に取り上げることにします。まずは第6巻・第2章を幾つかの項目を挙げて細かく分析してみたいと思います。(ページ数のみはプリンス上巻)

闇の陣営側のセブルス・スネイプ
第6巻の第2章の主役はまさに『セブルス・スネイプ』この人ですよね!この章で注目されるのはやはり初めて闇の陣営の側のスネイプが描かれているという点です。

登場人物がセブルス・スネイプ、ナルシッサ・マルフォイ、ベラトリックス・レストレンジ、ワームテールの4人のみで、ワームテールはちらりとしか出て来ないので、その分3人の心理状況が事細かに描かれています。

名前?苗字?愛称?
私の場合やはり・・・まず目が行くのが「ここ」ですね。このサイトでは何度も出て来ますが登場人物が互いを何と呼んでいるかで個々の人間関係が解って来ますからね。

まずナルシッサ・マルフォイとベラトリックス・レストレンジはお互いを「シシー」「ベラ」と愛称で呼び合っていたりします。まあこれについては姉と妹ということなので当然でしょう。

「シシー、自分の姉に?あんたにはできやしない」
「できないことなんか、もう何にもないわ!」

もう1つ私が注目するのが34ページでの「この2人」のやり取りです。ナルシッサの性格は多分従順でおとなしく姉を含めた家族に反抗するなどということは今まで一度も無かったのではないか?と私は思います。つまりここでの姉に対する態度・行動は相当精神的に追い詰められていて平常心ではなく普段とはかなり異なっているのではないか?という気がします。

スネイプとナルシッサ・マルフォイ
スネイプはマルフォイ一家全員のことを「ナルシッサ」「ルシウス」「ドラコ」と名前で呼んでいますし、ナルシッサはスネイプのことを「セブルス」とやはり名前で呼んでいます。

「あなたしか私を助けられる方はいないと思って―」(39ページ)
「ええ、セブルス。わ―私を助けてくださるのは、あなたしかいないと思います。ほかには誰も頼る人がいません。ルシウスは牢獄で、そして・・・」(51ページ)

こういった言葉からもナルシッサはスネイプに対して全幅の信頼を置いていること。また数いる仲間(死喰い人)の中でもダントツに最も頼りにしているのが「セブルス・スネイプ」であるということが判りますよね。

スネイプとベラトリックス・レストレンジ
一方スネイプのことを『あいつ』呼ばわりしている(33~34ページ)ベラトリックス・レストレンジはスネイプを苗字で呼んでいますね。

「あいつは、ここに住んでいるのかい?」ベラは蔑むような声で聞いた。
「シシー、やってはいけないよ。あいつは信用できない―」

「スネイプ」男の前を通りながら、女がぶっきらぼうに言った。
(36ページ)

「おまえを信用していないってことさ、スネイプ、おまえもよく知ってのとおり!」(40ページ)

「スネイプでさえそう言ってるんだ」(51ページ)

ベラトリックス・レストレンジがスネイプのことを苗字で呼んでいるのに対してスネイプは「ベラトリックス」と名前で呼んでいますね。どうしてなのでしょうか?

騎士団下巻608ページではヴォルデモート卿がベラトリックスのことを「ベラ」と愛称で呼んでいます。つまりベラトリックスは死喰い人の中でも、とりわけ闇の帝王に『近しい存在・高い地位』にいるのでスネイプも「そのこと」に敬意を表しているというか・・・ベラトリックスがスネイプに対して抱いているよりは不信感が少ないので一応同じ死喰い人同士ということで「名前」で呼んでいるのではないかな?と私は思います。

今日の最後に、何故信用できない?

「それなら黙ってるべきだろう!」ベラトリックスが凄んだ。
「特にいまの相手の前では!」(39ページ)

本人を目の前にして『ここまで』言っていますよね。ベラトリックスは何故?スネイプを信用しないのか?私は「その真の理由」はやはりスネイプがハーフつまり父親がマグルだからだと思います。

41ページでスネイプは「我輩の言葉を、陰口を叩いて我輩が闇の帝王を裏切っているなどと、でっち上げ話をする連中に持ち帰るがよい」と言っていますが、おそらくスネイプが言うところの「陰口を叩いている連中」というのはベラトリックスと同じ純血の魔法使い達だと私は思います。

おそらくスネイプがハーフだということをマルフォイ夫妻は知らないと私は思います。ベラトリックスや他の死喰い人たちが「そのこと」を夫妻に話さないのは夫妻のスネイプに寄せる信頼があまりにも絶大なので、告げた時のショックを思うと言いづらい・・・また闇の帝王もまた父親がマグルでやはりハーフだということも関係していると思います。

テーマ:ハリー・ポッター - ジャンル:小説・文学

ドラコ・マルフォイ
ハリーとは考え方も交友関係も生き方も全くハリーとは正反対です。熱心な純血主義者の両親の元に生まれているのでマグル出身やマグルの親を持つ魔法使いや魔女を毛嫌いしています。裕福な家庭で何不自由なく育ったというところも1才で両親を失ったハリーとは対極的立場にあります。

初登場時からいきなりハリーの気に障(さわ)る発言を連発しています。
まず賢者の石では・・・

ハグリッドのことを
「一種の召使いだろ?」とか「野蛮人だって聞いたよ」

また・・・次には
話している「その相手」(ハリー)がまだ自分が魔法使いだということやホグワーツのことを知ってから半日も経っていないというのに「手紙をもらうまではホグワーツのことだって聞いたこともなかった、なんてやつもいるんだ。考えられないようなことだよ。」なーんて言っています。(119~120ページ)

またハリーが初めてホグワーツ特急に乗った時にも
「もう少し礼儀を心得ないと、君の両親と同じ道をたどることになるぞ」と言ってみたり断りもなくハリーの菓子を食べようとしたり・・・(163ページ)

自らハリーに決闘を申し込んでおきながら(226ページ)指定したトロフィー室に現れないばかりか、管理人のフィルチに告げ口してみたり・・・(232~233ページ)

秘密の部屋では・・・
「僕は、ありがたいことに、額の真ん中に醜い傷なんか必要ないね。頭をかち割られることで特別な人間になるなんて、僕はそう思わないのでね」などと言ってみたり・・・(143ページ)

アズカバンの囚人では・・・
ハリーが吸魂鬼のせいで気を失ったことを聞いた時には・・・
喜びに顔を輝かせて、いかにもうれしそうに「ポッター、気絶したんだって?(中略)本当に気絶なんかしたのかい?」と言ったり・・・(116ページ、携帯版126ページ)

また不死鳥の騎士団で尋問官親衛隊になった時には「ポッター、おまえが気に食わないから」というメチャクチャ理不尽な理由で五点減点したりと本当にとことん嫌な野郎です。

というわけで第5巻までは本当に思いっきり嫌な奴だったのですが、そんなドラコ・マルフォイのことが心配になったり同情したりする日が来るとは!・・・思いもよらなかったです。

プリンス上巻227~232ページでは・・・
「来年、僕はホグワーツになんかいないかも知れないのに」とか

「闇の帝王が支配なさるとき(中略)『あの人』のためにどのように奉仕し、どのような献身ぶりを示してきたかだけが重要だ」などと意気軒昂に語っていたドラコでしたが・・・

魔法薬学の授業では先学期までは最上級の待遇(?)を受けていたのに担当教授がセブルス・スネイプからホラス・スラグホーンに代わってしまったので、その特権も失ってしまいました。

仲間の死喰い人たちを迎え入れるための「姿をくらます飾り棚(キャビネット)」の修理が全くはかどらないので粗雑で軽率な方法(ネックレス・毒入り蜂蜜酒)でダンブルドアを亡きものにしようとしたりもしました。(下巻410ページ参照)

そんなわけで私もハリーも今まで「そんな気持ちになったことは」一度も無かったのにスラグホーンのクリスマス・パーティーで見た時は「ドラコどうしたんだ?!」と思ってしまいました。

プリンス上巻487ページより・・・
なぜ、とハリーは訝った。なぜマルフォイもほとんど同じくらい失望したように見えるのだろう?それに、マルフォイを見るスネイプの顔が、怒っていると同時に(中略)少し恐れているのはなぜだろう?

しばらくぶりにマルフォイを間近で見たハリーもショックを受けたみたいです。眼の下に黒い隈(くま)ができているし、明らかに顔色が優れない。

この直後のスネイプとのやり取りは衝撃的でさえありますよね。これまで常に尊敬を示し、好意まで示していたスネイプに対して怒りをあらわにして「しゃしゃり出るのが嫌なんだ!」「保護なんかいらない!」「知ったことじゃない!」「余計なお世話だ」とまで言っています。またスネイプのことを『おまえ』呼ばわりしています。

またここでの2人の会話からスネイプの再三の呼び出しにも応じていないことが明らかになっていますね。

「おまえが何を狙っているか、知っているぞ!僕の栄光を横取りしたいんだ!」

こう言い放ったドラコでしたが結局母親ナルシッサの思っていた通り(上巻53ページ参照)丸腰のダンブルドアを目の前にしても闇の帝王に命じられた使命を実行することが出来ずスネイプに栄光を横取りされてしまいました。

最後に
最初はなかなか筆が進まなくて苦労しましたが、例によって例のごとく後半調子が出て来て、ふと気づくとまたまた2千文字近くになってしまいました。ここまで読んでくださった方ありがとうございました。

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第2巻との関連性(後編)
ハリーの持つ特殊能力・蛇語使い
第2巻でハリーは極めて特殊な能力つまり蛇語を解するために他の寮の生徒たちからは「マグル出身の生徒を襲っているのはポッターなのでは?」とか「あのヴォルデモートが殺そうとして失敗したのはポッターが本当に強力な闇の魔法使いだからではないか?」などと疑われハリーを苦しめる原因になりました。

マールヴォロ(ヴォルデモートの祖父)
モーフィン(マールヴォロの息子)
メローピー(ヴォルデモートの母親)

一方第6巻第10章では上記に掲げたゴーント家の人たちの蛇語による会話を把握するのにむしろ役に立っていたりしていますよね。もうそこには蛇語を解する、つまりパーセル・マウスだということを悩んだり苦しんだりするハリーの姿はありません。

ゴドリック・グリフィンドールの剣
開かれた秘密の部屋でバジリスクと対決したハリーは組分け帽子の中から『この剣』を取り出し、不死鳥フォークスの助けもあり、最後はこの剣でバジリスクにとどめを刺します。

プリンス下巻283ページでダンブルドアはガラスケースに収められた『この剣』を指して、どうやらヴォルデモートは4人の創始者の品々を集めるという野望を果たすためにホグワーツの教職を望んだのではないか?と言っています。

相次ぐ犠牲者
第2巻秘密の部屋ではバジリスクのひと睨みによる犠牲者が相次ぎました。もっとも既にもう死んでいる首なしニック以外は致命傷となる眼(まなこ)を直接見なかったので嘆きのマートルのように死ぬことはなく石になっただけで一命はとりとめました。

第6巻では(後述の)姿をくらます飾り棚の修理が思うようにはかどらないマルフォイが策を講じた為にケイティ・ベルが呪いのかかったネックレスにさわってしまって聖マンゴに入院したり、ロンはハリーの機転で命を救われたものの毒入りのオーク樽熟成の蜂蜜酒を飲んで誕生日に医務室の世話になるハメになったりしました。

プリンス下巻126ページではハグリッドが秘密の部屋の繰り返しだと言っています。

ボージン・アンド・バークス
秘密の部屋73~74ページでハリーが初めて煙突飛行粉で隠れ穴からダイアゴン横丁に移動しようとして失敗してしまい、迷い込んでしまったのが「この店」でした。この店自体やこの店で売られていたものが第6巻で重要な役割を果たしていますね。

姿をくらます飾り棚(キャビネット)
プリンス下巻408~409ページでドラコ・マルフォイが明らかにしています。つまりこの飾り棚(キャビネット)でボージン・アンド・バークスとホグワーツが繋がっていて、これを修理すれば警備措置が百倍強化されても(上巻241ページ)全てをくぐり抜けてホグワーツに進入することが出来るというわけです。

「輝きの手」と「豪華なオパールのネックレス」
いずれも秘密の部屋78~79ページに登場している『この店』の売り物でネックレスは上巻378ページに「輝きの手」は下巻454ページに登場しています。

ルシウス・マルフォイからドラコへ?
秘密の部屋331ページでドラコ・マルフォイは「父上は、ダンブルドアがいることが、この学校にとって最悪の事態だと、いつもおっしゃっている」と言っています。

プリンス下巻288ページでダンブルドアは「アーサー・ウィーズリーの娘のもとに日記を忍び込ませることで、アーサーの信用を傷つけ、わしをホグワーツから追放させ、同時に自分にとって非常に不利になる物証を片付けるという、一石三鳥を狙ったのじゃ」と言っています。

しかし結局ダンブルドアは校長職に復帰しアーサー・ウィーズリー氏の信用を傷つけることもできませんでした。

もちろんルシウス・マルフォイはこうした自身の野望を息子が引き継ぐことなど望んでいないと思いますが結果としては父親が果たせなかったことを息子のドラコが引き継いだという形になりました。

最後に
まあ今にして思えば「なーるほどね!」と思いますが、とにかく伏線だとは夢にも思わなかった所が伏線になっていました。まさかプリンスが『王子』ではなくスネイプの母親の旧姓だったとは!といった感じです。

今こうして詳しく分析してみて思うに何だかローリングさんにまんまと騙(だま)されたというか、誑(たぶ)かされたというか、してやられたといった感じです。私はそう勘違いさせる為にローリングさんは敢えてスネイプの母親の旧姓をプリンスにしたんじゃないかと思います。

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第2巻との関連性(前編)
昨年原書の発売日前にもたらされた情報では第6巻は第2巻との関連性が深いとのことでした。今日と明日の2日間はこのことについて幾つか項目を挙げて振り返ってみることにします。

ゴドリック・グリフィンドールとサラザール・スリザリン
実は私が関連性が深いと思ったのは秘密の部屋224~226ページのビンズ先生の説明によるホグワーツ設立当時のエピソードだと思いました。

サラザール・スリザリンは純粋な魔法族の家系の者だけに教育の機会を与えるという「純血主義」を掲げて、特にグリフィンドールと激しく言い争い、その結果スリザリンは学校を去ったというエピソードです。

何故?スリザリンとグリフィンドールが激しく対立したかと言うと、それはグリフィンドールの両親のいずれかがマグル又はマグル出身の魔法使いだったからではないか?だからスリザリンと激しく対立したのではないか?と考えました。そこで第6巻のタイトル「Half-Blood Prince」はコドリック・グリフィンドールのことではないか?と考えました。

秘密の部屋488ページではダンブルドアがヴォルデモート卿がサラザール・スリザリンの最後の子孫であることを明らかにしています。私は第6巻ではハリーがゴドリック・グリフィンドールの子孫であることが明らかになって第7巻では設立当時に激しく対立した魔法使いの子孫が対決するという筋立てになっているのかな?と推測しましたが残念ながら「そのこと」は第6巻では明らかになりませんでしたし私の推測はハズレでした。

ポリジュース薬
ハーマイオニーとハリー・ロンの3人はスリザリンの継承者で今(2巻当時)マグル出身の生徒を襲っているのはドラコ・マルフォイなのではないか?と考えて、それをマルフォイの口から直接聞き出す為にポリジュース薬を作ってハリーとロンは直接話を聞くことに成功しましたが結局ドラコは無関係でした。

秘密の部屋332ページでドラコは継承者が誰なのか?が判れば手伝ってやれるのにと言っていますが、おそらく父親のルシウス・マルフォイは息子を巻き込めば最悪の場合、親子共々ホグワーツから追い出されてしまう恐れもあるということで一切を息子には話さなかったのでしょう。現にルシウスは理事をクビになってしまいました。(500ページ)

クラッブとゴイル
第2巻ではドラコ・マルフォイから直接話を聞くためにハリーとロンはポリジュース薬で『この2人』に変身しましたが、第6巻では『この2人』がポリジュース薬で変身する側になってハリーたちを騙(だま)す側に回るという展開になっていますね。

リドルの日記
第6巻では『この日記』がヴォルデモートの分霊箱の1つであることが明らかになりました。プリンス下巻287~288ページでダンブルドアはヴォルデモートは「この日記」が秘密の部屋を再び開かせるものであるということは説明していたものの分霊箱であることをルシウス・マルフォイには知らせていなかった。その結果マルフォイ自身の目的のために勝手に実行してしまい失ってしまったとのことです。

アラゴグ
秘密の部屋391ページのハグリッドの「・・・クモの跡を追っかけていけばええ。そうすりゃちゃんと糸口がわかる」という言葉をヒントにハリーとロンは禁じられた森に住んでいるアラゴグを訪ねて、その結果50年前に秘密の部屋が開けられた時死んだのは「嘆きのマートル」だったと判り、そのことが秘密の部屋に連れ去られたジニーを救出することに繋がりました。

第6巻ではフェリックス・フェリシスを飲んで幸運になったハリーがホラス・スラグホーンと共にアラゴグの葬儀に参列し、その結果ホークラックスに関するスラグホーンの記憶を取り出すことが出来ました。(後編につづく)

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ハリーポッター・シリーズと共謀罪
6月下旬に終わった今年の通常国会で最も注目を集めて、成立するのしないのとすったもんだの挙句に結局継続審議つまり・・・また次回の国会で引き続き話し合いましょうということになったのが『共謀罪法案』です。

ちなみに国会・立法府のことをあまり詳しく知らない人の為に軽く説明しますと、これを知らない人はほとんどいないと思いますが「国会」というのは法律を作る所ですが、手続きとしては国会に「法案」というものを提出して、衆議院と参議院で「審議」をして、そして両院の国会議員の過半数の人が賛成すれば「法案」が「法律」となって施行されるということになるわけです。

『共謀罪法案』というのはいかなるものなのか?というと、主に中東地域つまりイラクやイスラエルなどで頻繁に起きている「テロ行為」というものを未然に防ぐ為に政府・与党が成立を目指して審議していたものなんです。

一番最近に起きた大きな「テロ事件」といえば昨年2005年7月7日のロンドン同時テロでしょうね。中心部を走る地下鉄3ヵ所でほぼ同時に爆弾が爆発、約一時間後にはバスも爆破され、乗客52人が死亡し700人以上の人が負傷しました。ちょうど1年ということで新聞紙上でも「この事件」に関連した記事が載っていたりします。

このように「テロ行為」というものは一度実行に移されてしまうと多数の死者と負傷者を出してしまうので、そこでこういった「行為」を実行する前つまり話し合った段階で身柄を拘束・逮捕してしまおうというのが『共謀罪』の主旨というわけです。

まあ「こう説明しますと」それはとてもいい考えじゃないか!どうして法律にしないで継続審議になどしてしまったんだ?と思われるかもしれませんが私は「こんな法案、法律にしても意味がない」と思います。

ロンドン同時テロを受けてイギリスのブレア政権も新たな「反テロ法」を今年の4月13日に施行したそうです。この法律の運用内容を見ていると「これ」はつまり多分イギリス版「共謀罪」みたいです。じゃあテロ行為を未然に防ぐのに役立っているのか?といえば???・・・?みたいです。

とある新聞が伝えるところによるとロンドン警視庁は6月2日「爆弾が隠されている」との情報に基づいて、あるイスラム教徒の住まいを家宅捜索したそうです。でも結局爆弾は見つからなかったそうです。またこの1年間にテロ容疑で逮捕された人は数百人に上りましたが、ほとんどが無関係だったそうです。

イギリス国内のイスラム社会では貧富の差や就職差別など多民族国家の現実に不満を募らせた子供たち一万人以上が過激派の集会に出入りしていて「テロ予備軍」は数百人に上るといわれているそうです。

イギリスでの世論調査によるとテロの動機として「こうした若者がイラク戦争をキッカケに怒りを爆発させた」と市民の6割以上が考えていますが、ブレア政権は因果関係を認めていないそうです。

さて!ここまで読んで「ハリーポッター・シリーズと共謀罪、何か関係あるの?」とほとんど(ひょっとして全部?)の人が思ってみえるかもしれませんが?あるんです!

第6巻謎のプリンス上巻333ページで日刊予言者新聞が伝えるところによると夜の騎士バスの車掌スタンリー・シャンパイクが死喰い人の活動をした疑いで逮捕されたそうです。

何でもハーマイオニーの説明によるとスタンリー・シャンパイク容疑者はパブで死喰い人の秘密の計画を話しているのを、誰かが漏れ聞いて、そのあとに逮捕されたそうです。つまり計画を実行する前に逮捕した!ということでイギリス魔法界の法律にも「共謀罪」「反テロ法」にあたる法律があるみたいです。

プリンス下巻15ページでウィーズリーおじさんは「この二、三ヵ月の間に逮捕が三件だが、本物の『死喰い人』が一件でもあったかどうか疑わしい」と言っています。また魔法省のメンツを保つ為に無実であることが明らかなのにスタンの身柄の拘束を続けているようです。(501ページ)

最後に
このように現実世界のイギリス政府とハリーポッター・シリーズで魔法省がしていることを並べて見てみると大変よく似ているということが判りますよね。自らのメンツばかりを気にして問題の本質から目をそむけている限り解決はしないし、また新たな悲劇を生んでしまうということです。

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モリー・ウィーズリー
さて昨日は初登場から最後まで、ずっといい印象が変わらないであろう「二人」の内の一人ウィーズリーおじさんを取り上げましたが、本日はもう一人のウィーズリーおばさんを取り上げることにします。

ウィーズリーおじさんがジェームズ・ポッターに代わる事実上の「養父」であるのならば、ウィーズリーおばさんはリリー・ポッターに代わる『養母』と言っていいでしょう!

ウィーズリーおばさんもハリーの母親代わりということで各巻の随所にハリーを助けたり面倒をみるシーンが出て来ます。

第1巻賢者の石では九と四分の三番線にどうやって行ったらいいのかを優しくハリーに教えたり(140ページ)

第2巻秘密の部屋ではハリーが隠れ穴に到着した直後にはハリーの皿に八本も九本もソーセージを滑り込ませながら
「あなたのことは責めていませんよ」
「あなたは上に行ってお休みなさいな」
「まあ、やさしい子ね」と言ったり(52~54ページ)

ハリーのソックスがどうのこうのとうるさく言ってみたり、食事のたびに無理やり四回もお代わりさせようとしたり(64ページ)

第3巻アズカバンの囚人では「その時点」ではシリウスがハリーの命を狙っていると思っていたので、ハリーにキスをして、ぎゅっと抱きしめながら「むちゃしないでね。いいこと?」と目を潤ませながら言ったりしています。ハリーは女性に抱き締められるという経験が初めてなのでドギマギしていますね。(95ページ、携帯版103~104ページ)

第4巻炎のゴブレットでは両腕でハリーを包み込んだあと、手の甲で涙を拭いながら薬を渡してくれたり(下巻543~544ページ)

第5巻不死鳥の騎士団上巻149ページでは激しい口調で
「息子も同然です」
「ほかに誰がいるっていうの?」

とまで言っていますね。

第6巻謎のプリンスでも「ロンと同じだわ」「二人ともまるで『引き伸ばし呪文』にかかったみたい」とハリーを上から下まで眺めながらため息をついています。(上巻124ページ)ロンによると「君(ハリー)が十分食ってない様子だって思ってるのさ」とのことです。(同135ページ)

それにしても・・・もちろん同い年の息子がいるからだということもあるのでしょうが、ウィーズリーおばさんはどうして『ここまで』ハリーを溺愛するんでしょうか?実はウィーズリーおばさんは男の兄弟二人を死喰い人に殺されているんです。

ローリングさんのサイトでウィーズリーおばさんの旧姓はプルウェットで騎士団上巻279ページに名前が出て来るギデオン・プルウェットと弟のフェービアンは彼女の兄弟であることが明らかになっています。

騎士団上巻281~285ページでグリモールド・プレイス十二番地の客間の文机にいたまね妖怪をウィーズリーおばさんが退治しようとして出来なかった時に次々と家族やハリーの姿になったのは極めて身近な親族二人を死喰い人に殺されているからなんです。だからウィーズリーおばさんは『あんなに』家族とハリーのことが心配なんですね~ぇ。

最後に
男の兄弟二人を死喰い人に殺されていると知って初めて騎士団上巻281~285ページを読んだ時「万感胸に迫る思い」というのはこういう気持ちなんだろうな~ぁと思いました。何度読み返しても涙無くしては読めません。(合掌)

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アーサー・ウィーズリー
ハリーポッター・シリーズでは最初は印象が良かったのに最後は最悪になってしまったり、逆に最悪だったものが最後はいい人になって終わったり、又は印象が良くなったり悪くなったりコロコロと目まぐるしく変わる人がいたりしますが、二人だけ最初からそしておそらく最後までずっといい印象のままで変わらない人がいますよね。

今日は「その二人」の内の1人ウィーズリーおじさんのことを取り上げてみたいと思います。

自他共に認めるマグル好き。とにかく徹底して『とことん』好きでマグル当人はもちろんマグルに関するありとあらゆるものが大好きですよね。(笑)

例を挙げれば枚挙にいとまがないという感じです。

第2巻秘密の部屋では夕食の席でハリーを隣に座らせたがり、マグルの生活について次から次と質問攻めにして、電気のプラグはどう使うのかとか、郵便はどんなふうに届くかなどを知りたがったり、ハリーが電話の使い方を話して聞かせると『独創的だ!』と感心したり(64ページ)

ハリーが去年学用品を買いに行くのに地下鉄を使ったと聞けば「エスカペーターとかがあるのかね?それはどうやって」と身を乗り出して尋ねたり(72ページ)ダイアゴン横丁でハーマイオニーの両親を見つけると、うれしそうに呼びかけたり十ポンド紙幣を指差して興奮したり(86ページ)

第4巻炎のコブレットで初めてダーズリー家を訪問した時も当初は「暖炉を塞(ふさ)ぐなんて、どういうつもりなんだ」と怒っていましたが、ハリーの「電気の暖炉なんです」の一言ですぐに機嫌を直したり、テレビとビデオに並々ならぬ関心を示したり(上巻65~69ページ)

クィディッチ・ワールドカップのキャンプ場ではテントの柱や杭を打つために木槌を使う段になると興奮状態で足手まといになったり(上巻123ページ)マッチで火をつける作業がうまくいかなかったのに『わが人生最高のとき』という顔をしていたり(132ページ)

第5巻不死鳥の騎士団では生まれて初めて地下鉄に乗って喜びと興奮を抑えきれないといった感じで、故障しているのに自動券売機のことを「まったくすばらしい」「驚くべき思いつきだ」と賞賛しています。(上巻202ページ)

またヴォルデモートが取り憑いた蛇に襲われて生死の境を彷徨(さまよ)ったというのに、マグル二人が指を失(な)くして聖マンゴに入院しているらしいと新聞で読めば、どこかに掲示がないかと熱心にあたりを見回したり(下巻113ページ)

でも?!第3章の先発護衛隊のメンバーにはウィーズリーおじさんは入れなかったようです。上巻84ページでルーピンは「君を迎えにいきたいと名乗りを上げる人が、びっくりするほどたくさんいてね」と言っていますから、多分ウィーズリーおじさんも「行きたい!」と名乗りを上げたと私は思います。

でも以前に一度行ったことがあったので、先発メンバーからは外れてしまったんでしょうね。この時ダーズリー家を訪問出来ればウィーズリーおじさんの大好きなテレビやビデオやペチュニア叔母さんが使っている便利な台所用具(食器洗浄機や電子レンジ・皮むき器)を見る絶好のチャンスになっていたでしょうに・・・私もとても残念に思っています。

また炎のコブレット上巻133ページでは行き交う魔法省の役人の名前をハリーやハーマイオニーに教えたり、プリンス下巻15ページではスタン・シャンパイク逮捕をめぐる魔法省とダンブルドアのやり取りをハリーに話したりと、こういった魔法省に関する情報を提供する役目も持っているようです。

そんなウィーズリーおじさんですが、極めて控え目でおだやかな性格なので、そういったことから少々(かなり?)ウィーズリーおばさんには押され気味というか?カカア天下みたいですね。

最後に
七人の子持ちで勤め先が魔法省というウィーズリーおじさんですが、事実上ハリーが1才の時に亡くなったジェームス・ポッターに代わる『養父』といっていいでしょうね。また育てた子供たちもそれぞれ個性的でハリーを間接的あるいは直接助ける役目を持っています。

私はやがて地道にコツコツ仕事やそして様々なことに真摯な姿勢で取り組んで来たことが実を結んでウィーズリーおじさんの人生の後半はとても充実して幸せなものになっていくと思います。

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死ぬのは誰?死ぬのはどっち?
各報道機関や関連サイトが伝えるところによるとローリングさんがインタビューで当初は生き残る予定だった『ある主要登場人物』を死なせることにしたとおっしゃったそうです。

そういった理由からローリングさんは賢者の石を書き始める前に既に書き終えていた第7巻の最終章の内容を若干変更したそうです。

そんなわけでハリポタ関連の各サイトでは自分が思いを寄せている又は贔屓にしている登場人物の名前や顔や映画俳優などを思い浮かべて皆さん心配しておられるようですね。

ハリーとヴォルデモート、死ぬのはどっち?
実は私は『このサイト』では「だれが死ぬのか?」という話題は意図的に避けて来ました。何故なら予想が外れても当たっても、どっちに転んでも全然うれしくないからでした。

でも実は私は第5巻でトレローニ先生の最初の予言の全容が明らかになった時点で既に「死ぬのはハリーのほうだ」と確信していました。

騎士団下巻611ページでヴォルデモートが「俺様を殺そうとしないのか?」と言っているのに対してダンブルドアは「おまえも知ってのとおり、トム、人を滅亡させる方法はほかにもある」と言っています。

またその直後には「死より酷なことは何もないぞ」とヴォルデモートが言っているのに対してダンブルドアは「おまえは大いに間違っておる」「死よりも酷いことがあるというのを理解できんのが、まさに、昔からのおまえの最大の弱点よのう」とも言っています。

つまり『ここでの』ダンブルドアとヴォルデモートのやり取りから私は第7巻で対決して死ぬのはハリーのほうだと思いました。

ヴォルデモートを待ち受ける最後の運命は?
最後の対決で死ぬのはハリーのほうなら「じゃあ最後は悪が栄えて終わるのか?」といったら、もちろんそんな結末にはなりません。ハリーポッター・シリーズは児童文学ですからね!

騎士団下巻144~154ページでハリー・ロン・ハーマイオニー・ジニーの4人はロックハートに導かれて聖マンゴの隔離病棟に行きベラトリックス・レストレンジたちに「磔の呪い」をかけられる拷問の末に廃人になってしまったネビルの母親アリス・ロングボトムと出会います。

騎士団上巻279ページではこのロングボトム夫妻のことをムーディが「気の毒な二人だ」・・・「あんなことになるなら、死んだほうがましだ」と言っています。

つまりこのロングボトム夫妻の姿がハリーとの対決後のヴォルデモートの姿になるということです。長期間生き長(なが)らえて生き恥をさらすというわけです。おそらくヴォルデモートにとどめを刺すのはスネイプ又はワームテールの二人の内のいずれかでしょう。

ダンブルドアはアズカバンの囚人558ページでこう言っています。
(携帯版では627ページ)

「・・・ハリー、わしを信じるがよい・・・・・いつか必ず、ペディグリューの命を助けて本当によかったと思う日が来るじゃろう」

最後に
現在ローリングさんはまだ第7巻を執筆途中で原書の発売日すら決まっていない状況ですし、日本では第6巻が発売されたばかりですから今から心配するのは早過ぎると思います。

このように私は死ぬのはハリーのほうと予測しています。まあ最悪の予想をしておけば、これ以上ガッカリするということもないですからね。

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この魔法が使えたらいいな!4
その1「万眼鏡」
これは炎のゴブレット上巻144ページに登場するクィディッチ・ワールドカップの時にハリーが出店で買ったモノで、当然各種スポーツ観戦の際にあれば大変便利でしょうね。スローモーションあるいは一コマずつアクション再生ができてプレーの解説機能付きの『高機能』双眼鏡です。

その2「空飛ぶ絨毯」
炎のゴブレット上巻141ページでクラウチ氏は「私の祖父が十二人乗りのアクスミンスター織りの絨毯を持っていた」と言っています。でも今は「魔法をかけてはいけない物品登録簿」に載っていて空飛ぶ絨毯は法律で禁止されているそうです。

まあ確かに『十二人乗りの空飛ぶ絨毯』なんて結構大きいでしょうから、相当空高く飛ばないと私たちマグルに絶対目撃されてしまいますからね。

その3「拡大呪文と縮小呪文」
この2つの呪文は炎のコブレット上巻333~334ページに登場しているものですが、日本の住宅事情を考えると『この呪文』が使えたら便利でしょうね。特に一家の主婦の皆さんにとっては欠かせない呪文になるのではないでしょうか?

例えば夏物・冬物の衣料などを入れ替える時にはしまう衣料は縮小し出した衣料は拡大すれば少ない収納スペースに沢山の衣料をしまうことが出来ます。

その4「アグアメンティ水増し」
これはプリンス上巻329ページと下巻390と436ページに登場している呪文で、唱えると杖の先から水が出て来るというものです。この『呪文』が使えれば「水が飲みたい」という時にはカラのペットボトルやコップなどをあらかじめ用意しておけば、いつでもどこでも水を飲むことが出来て大変便利です。

そういえばハリーは436ページでハグリッドの小屋の火を消す時にはちゃんと「この術」が出来ていたのに、390ページでは気持ちがパニック状態だった為に出しても出しても水が消えてしまってダンブルドアに水を飲ませることが出来ませんでした。まだまだ練習が足りないといった感じですね!

その5「無言呪文」
第6巻でハリーたち6年生が習得を要求されたのが、この『無言で呪文・魔法をかけること』でした。でもこれについては第1巻から第5巻で大人の魔法使いの皆さんが無言で術をかけるシーンが散々登場しています。そこで私が印象に残った無言で術をかけるシーンをいくつか挙げてみると・・・

まず最初に賢者の石28ページ
私のこのサイトのカテゴリー「秘密の守人」の6件の記事を読み終えている人であれば、もう解ってもらえていると思いますが、ここでダンブルドアは『忠誠の術』『邪魔よけ呪文』をかけているんでしょうね。

第2番目には秘密の部屋52ページ
ここについては先回にも取り上げましたがウィーズリーおばさんは無言で杖を一振りするだけで食器を洗っています。本当に主婦の皆さんにとってはうらやましい限りですよね。

第3番目には秘密の部屋117~118ページ
空飛ぶフォード・アングリアで暴れ柳に突っ込んでスネイプ先生に責め立てられてしょんぼりするハリーとロン。マクゴナガル先生が杖を振り上げて思わず身を縮める2人ですが、マクゴナガル先生はただ暖炉に火をつけただけでした。当然この時マクゴナガル先生が頭の中で唱えた呪文は『インセンディオ!燃えよ!』なんでしょうね。

第4番目にはアズカバンの囚人235ページ
(携帯版では258~259ページ)
クィディッチのグリフィンドール対ハッフルパフ戦で吸魂鬼が現れてハリーが箒から落ちた時にダンブルドアはハリーに杖を振って落ちるスピードを遅くして、今度は吸魂鬼たちに向かって『守護霊の呪文』で奴らを追い出しましたが、大人の魔法使いでさえも持て余すという『この術』を呪文を唱えずに無言で守護霊を作り出しています。

このシーン1つ取ってもダンブルドアの凄さが判りますよね。

第5番目には騎士団上巻225ページと下巻82ページ
ハリーの尋問に証人として出廷したダンブルドアですが、杖を取り出し軽く振るだけでふかふかのチンツ張りの肘掛椅子が現れていますね。一方マクゴナガル先生が出したのは背もたれのまっすぐな木の椅子でした。

第6番目には騎士団下巻596と609~612ページ
圧巻!なのは・・・・・やっぱり!ここでのダンブルドアとヴォルデモートの対決シーンでしょうね。史上最強の闇の魔法使いを相手にしているのに呪文は一切口に出さずに互角以上の戦いをしています。

最後に
ありがちなことというか・・・・・私の場合スロースターターで後半に調子が出て来るタイプなので、ふと気づいたらまた二千文字近くになってしまいました。(苦笑)もちろん意図的に選んだわけでは決してないのですが無言呪文6例中4件がダンブルドア絡みということで改めて凄い(!)人だということが判りますね。

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この魔法が使えたらいいな!3
再び戻ってまいりました「この企画」です。「3」ということで「1」「2」をまだご覧になっていない方は、この機会に過去の2件もご覧ください。カテゴリー「魔法・呪文」をクリックすれば見ることができます。

その1「ルーモス!光よ!」
要するに『懐中電灯』代わりということですよね。懐中電灯は電池が切れたら点灯しなくなって電池を替えないと再点灯しませんが、これだったら電池切れの心配もなく永久に使えますから大変便利です。

その2「武装解除の術」
第2巻ではハリーがロックハートから杖を奪ったり(439ページ)第3巻ではスネイプがノックアウトされたり(468ページ、携帯版525ページ)第5巻ではダンブルドア軍団の最初の訓練で取り上げられたりと(上巻617ページ)「大活躍」のこの呪文です。私は特に女性の『護身用』として非常に役に立つと思いますし、武器を持った強盗などの犯人からケガを負わずに武器を取り上げるのに非常に有効だと思います。

その3「レパロ!直せ!」
これもまた使えたら便利ですよね。とにかく落して割ってしまった皿・茶碗・湯のみなどの陶器類も呪文を唱えれば、あっという間に『新品同様』になってしまうのですから・・・やはり主婦にとっては大助かりの魔法でしょう。

その4「インパービアス!防水せよ!」
ハリーもこれをメガネのレンズにかけて雨の日でもスニッチが探せるようにしました。(アズカバンの囚人230ページ、携帯版253ページ)当然私たちも同様にすれば便利ですし、私が「ここ」にかけたらいいのではないか?と思うのが『車のフロントガラス』そうすればもうワイパーを動かさなくても視界良好ということになるでしょう。

その5「血液補充薬」
これは騎士団下巻110ページに登場するウィーズリーおじさんが蛇に襲われて聖マンゴに入院していた時に1時間おきに飲んでいたものです。私たちマグルの世界でも「これ」があれば献血してもらう必要もなくなります。もう「血液が足りないので皆さん、ご協力を」と呼び掛けなくてよくなると思います。1つ気になるのは『原材料』が何なのか?ですけどね。

今日の最後に
何だか今日は質・量共にあっさりとしていて私自身は物足りないような気がするのですが?いかがだったでしょう?

明日も「このお題」で5つ取り上げますが(多分)明日のほうが面白いと思います。明日の記事にご期待ください。

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