9月21日に静山社から第4巻炎のゴブレットの携帯版が発売されましたので、この機会にハードカバーと携帯版の違いについて今日は触れてみたいと思います。

ページ数の違いなど・・・
ページ数については「賢者の石」と「秘密の部屋」については全く同一でページごとの文章構成は同じになっています。ただ微妙に違っているところがあって例えばページの一番最後の文字が次のページの冒頭に回っていたりとか・・・

私が記述について気がついたものでは23~24ページではハードカバー「賢者の石」の「伯父」「伯母」が携帯版では「叔父」「叔母」に改められていたり・・・

また218ページではハードカバー「パンジィ・パーキンソン」が携帯版では「パンジー・パーキンソン」となっていたり・・・

同じく「賢者の石」の28ページではハグリッドの言葉が微妙に違っています。

ハードカバーは「シリウスにバイクを返してきますだ」
携帯版では「バイクは片づけておきますだ」

と何故か?携帯版のほうでは「シリウス」の名前がカットされています。

また91ページではバーノンおじさんの言葉が・・・

ハードカバー「まぬけのきちがいじじいが小僧に魔法を教えるのに・・・」
携帯版では「変人のまぬけじじいが小僧に魔法を教えるのに・・・」

と変更されています。

第3巻「アズカバンの囚人」についてはページごとの文章構成がかなり違って来ています。もちろん私も全てのページを詳細に調べたわけではなく要所要所のページの記述を見比べただけですが、ハードカバーと携帯版で記述が変わっている所は見つかりませんでした。

実は今回「この記事」を書くにあたって再びハードカバーと携帯版を並べて見比べた結果、携帯版のほうが1ページあたりの行数と1行あたりの文字数がハードカバーよりも少なくなっているということが判明しました。

第1章「ふくろう便」の冒頭で「非魔法界の・・・」で始まる魔法史の記述がハードカバーのほうでは全て最初のページに収まっているのに対して携帯版のほうは最後の1行が次のページの1行目に回っています。

というわけで「アズカバンの囚人」はうしろのページに行けば行くほどページがずれて行っているというわけです。最終章最後のページ数はハードカバー568ページに対して携帯版は639ページとなっています。

ふくろう通信と豆ふくろう通信
ハードカバーの各巻には「ふくろう通信」という付録がついているのに対して携帯版には「豆ふくろう通信」がついています。もちろん内容は全く違います。

ハードカバーのふくろう通信はB5サイズで登場人物(動物)や寮・クィディッチのルール・ホグズミード村には何があるか?などの軽めの紹介や説明や翻訳をするにあたっての松岡さんの苦労話などが載っています。

携帯版の豆ふくろう通信は手の平サイズで表の面は「人物豆知識」「松岡佑子のハリー・ポッター英語教室」が載っていて人物豆知識で紹介されているのは第1巻が「アルバス・ダンブルドア」第2巻は「ギルデロイ・ロックハート」第3巻は「シリウス・ブラック」となっています。

妹から姉へ
これは前述のハードカバー「ふくろう通信」No.4下に載っているエピソードなんですが、第1巻「賢者の石」ではハリーのお母さんリリーをペチュニアの『妹』と訳したのですが、松岡さんが第1巻の翻訳を終えたあとローリングさんに直接確かめたところリリーのほうが『姉』だと言われたんだそうです。

そこで「アズカバンの囚人」では、それを逆転させてリリーがペチュニアの『姉』だと訳したら読者から「間違っています」と電話や手紙を沢山もらったそうです。

と!いうわけでハードカバー「賢者の石」ではハリーのお母さんリリーが『妹』となっているのに対して携帯版「賢者の石」では、それが全て『姉』『姉さん』に訂正されています。

まあ「反松岡派」の皆さんは「何たる大失態!」と怒り心頭かもしれませんが、私は大変楽しく読ませていただきました。(笑)

特に面白いは『第1章』でしょうね。下記に訂正されている所を拾い出してみました。(カッコ内は携帯版)

6ページより・・・
ポッター夫人はダーズリー夫人の実の妹(姉)だが・・
ダーズリー夫人は妹(姉)などいないというふりをしていた。
妹(姉)もそのろくでなしの夫も・・・

10ページより・・・
妹(姉)の話がチラッとでも出ると・・・
もし自分の妹(姉)があんなふうだったら・・・

13ページより・・・
「ところで最近おまえの妹(姉さん)から便りはなかったろうね」
奥さんに妹(姉)はいないということにしているのだから当然だ。

最後に
最初に書き始めた時には「この3項目で1,000文字も書けるのだろうか?」と思いましたが、ふと気づいたら2,000文字を越えてしまいました。もし「長い!」と思いましたら興味ある項目のみ読んでいただいても結構です。

こんなことを言うと「普段は楽しくないのか?」と突っ込まれそうですが、今週はとても楽しく記事を書くことが出来ました。

特に楽しかったのは日曜日の「ブレア首相近況報告」でしたね。本来の記事(ハリポタ系)は関係各巻を開いて事実関係を確認する作業が結構大変だったりするんですが、この記事の場合は私の頭の中にある知識のみを元にそれを文章化していくだけだったので非常に楽でした。

唯一心配なのは・・・
「その記事」を読んだ方々がどう思われたのか?ということだけです。
今日も昨日に引き続き「雑文シリーズ」をお届けしたいと思います。この機会に「このサイト」の更新日について説明してみようと思います。

このサイトは2006年1月1日に開設して1月から3月までは毎週日曜日と水曜日の週2回、4月からは新たに月曜日も加えて週3回の更新となっています。

疑問に思った人がいるのか?いないのか?分かりませんが、何で日・月・水と週の前半に更新日が固まっているのか?というと、まず日曜日は当然休日なので午前中に更新できるからで、水曜日は極めて単純明快な理由で第6巻の発売日が5月17日の『水曜日』だったからなんです。

3度目の更新日を月曜日にしたのは、前述のように第6巻の発売日が『水曜日』だったので、更新日を月曜日にすれば6巻発売日の2日前にサイトを更新することが出来るということで月曜日にしたんです。

そういった事情で当サイトの更新日は週の前半に固まったというわけです。

そんなわけで第6巻の発売日を過ぎてしまえば更新日を「この配置」にしておく意味はないので、実は7月からは更新日を日曜・火曜・木曜とかに変えようかな?とも思ったのですが、私自身が何となく「この配置」で慣れてしまって「次の日・月・水はどーしようかな~ぁ」といった感じで、記事の内容を考えるという流れ・リズムが確立されたので、よほどの事情がない限り「この更新日」で行こうと思っています。

記事の文字数について
当サイトでは時折「文字数が1,000文字を越えた」とか「2,000文字近くになってしまいました」などという記述が登場しますが、これは以前とあるニュース・サイトで「ブログ・サイトの記事一件あたりの理想的な文字数は800文字である」という記事を見たからです。

はっきり言ってギョッ!としましたし「えーっ!?」とも思いましたね。だって「800文字なんて無理だ!」って思いましたからね。最近は前にも増してそう思っていますが・・・(汗)

何でも伝え聞いた話によると「とあるブログ・サイト」は記事一件の文字数の上限が1,000文字と決まっているんだそーです!いや~ぁFC2にしておいて良かったです。

文字数を把握する方法は「TheText」とか「MKEditor」といったエディタ・ソフトには文字数を教えてくれる機能がついているので、今この記事をご覧になったブロガーの人で気になった方は入手してみてください。

TheTextの場合は「ツール→文字カウント」
MKEditorは「ツール→ファイルのプロパティ」

で文字数が分かるようになっています。これらのソフトはベクターなどのダウンロード・サイトで簡単に手に入ります。当サイトのリンク集に加えておいたので、まだ訪問したことがない方はそこから行ってください。

今日の最後に
昨日の記事の冒頭でも言ったとおり最近は「日・月・水の3件でワンセット」という感じになっているので水曜日も「このシリーズ」で行くことにしました。普段の内容の記事を期待していた方々には大変申し訳なく思っています。

でも水曜日は今日と違って何とかハリポタ関連の話題にしたいと思います。
第6巻発売日直後の5月22日以来の久しぶりの雑文シリーズとなりました。

何で?こんなに間隔が空いたかというと当初は意識せずにしていたことなんですが、何となく日・月・水の記事3件でワンセットという流れが定着してしまっていたので入り込む余地がなかったんですね。

本日の「雑文シリーズ」は最新のニュースを中心に構成されています。

緊急速報、その1「ローリングさんのサイト久々の更新!」
定期的に訪問している人は当然知っていることなんですがローリングさんのサイトは右上に表示されている「今月の魔法使い」というのが毎月原則として1日に変わります。

「原則として」というのは3月1日と4月1日はロンとフレッド・ジョージの誕生日なので変わるのは2日になります。その他のコーナーについては随時更新ということで、まあ要するに不定期更新ということになります。

ローリングさんも第7巻の執筆が忙しかったようで「今月の魔法使い」以外のコーナーはほとんど動き(更新)が無かったのですが先日久しぶりにトップベージが更新されて第7巻の執筆状況の報告がありました。

「その説明」によりますと・・・かなり進んだそうですが、まだ『たっぷり』残っているそうで、私個人の感触としては書き終えるのは年内には無理カモ?しれないと私は思いました。

ちなみに第7巻の題名は既に1つ考えてあったんだそうなんですが、さらに『もう1つ』浮かんで今はどちらも『とても気に入っていって』いて「どちら」とも決められないので、もう少し書き進めてから決めることにしたそうです。

緊急速報、その2「炎のゴフレット携帯版発売!」
実は9月23日に・・・ということは昨日に行きつけの書店内をプラプラしていたら、第4巻炎のゴブレットの携帯版を発見しました!

最近静山社のホームページをチェックするのをサボっていたので不意を突かれてビックリ!仰天!しました。さっそく23日の夜に静山社のホームページをチェックしたら9月21日発売と発表されていました。

何と!驚くべきことに!上下巻に分かれていません!一冊です。値段は税込み価格が1,680円とのことです。だからすっごく分厚くなっています。

ついでに「イギリス・ブレア首相、近況報告」
私は毎日新聞を読むのが習慣になっているのですが今年になって、つまりサイトの管理人・ブロガーとなってからは特に熱心に目を通しているのが「国際面」なんです。

毎日きっちりチェックするようになって気づいたんですが結構イギリスのニュースって頻繁に載っているんですよね。お陰様でイギリスの政治のことは「それなりに」詳しくなりました。

今イギリスのブレア首相の支持率が相当下がっているらしいです。

イギリスのブレア首相はアメリカのブッシュ大統領と共にイラクを攻撃してサダム・フセイン政権を倒しましたが根拠は以下の2点でした。

1.イラクは大量破壊兵器を持っている。
2.サダム・フセイン政権は国際テロ組織アルカイダと繋がっている。

しかし新聞やテレビのニュースなどで報道されているようにフセイン政権を倒したあとアメリカ軍がイラク国内を必死に探したにも関らず大量破壊兵器は発見されませんでした。

また最近アメリカの議会で「フセイン政権とアルカイダは関係ない」との調査結果が報告されたんだそうです。つまりこれで米・英両国はイラクを攻撃する根拠・大義名分を失いました。

そんなわけでイギリスの世論は当然「イラクを攻撃してはいけなかったんだ!」ということになってブレア首相の支持率は下がり、支持母体の労働組合は「このままでは来年5月の地方選挙には負ける」だから今年中に辞めろと言い出したというわけです。

ブレア首相も政権が「死に体」になることを恐れて、当初は辞める時期を明確にするのを拒んでいましたが、あまりに強い辞職圧力に押されてついに「一年以内に辞める」と言ったそうです。

今日の最後に
緊急速報2件だけでは何だか物足りないな~ぁと思って「ブレア首相近況報告」を足したんですが、その結果例の得意のパターン(後半に調子が出て来る)で1,500文字を越してしまいました。したがって最後の記事は「おまけ」ですので「長すぎる!」と思った方は飛ばしていただいて結構です。(一部修正済み)
さて!本日は第6巻で初登場の「この人物」を紹介してみようと思います。クィディッチのポジションがロンと同じゴールキーパーで、ホラス・スラグホーン主催のクリスマス・パーティーではハーマイオニーのパートナーでした。つまりダブルでロンのライバルということになりますね。(巻名なしのページ数は謎のプリンス)

ところで『この人物』はローリングさんの公式サイトのエディバラ・ブックフェティバルの質疑応答の中で、登場人物の名前はどうやって考えるのですか?という質問の際にローリングさんが「マクラガンという名前がとても気に入って第6巻で登場させることにした」と登場することがあらかじめ予告されていた人物です。

と!いうことで当サイトでは6巻発売前に「この人物の名前になるんじゃないか?」と予想しましたが、ものの見事に外れてしまいました。まあでも初登場の人物でしたので当てようがないですよね?!まんまとローリングさんに踊らされてしまいました。

さて!本題に入りますが・・・
この「コーマック・マクラーゲン」という男なんですが・・・
本当にどうしようもない奴・・・でしたよね!?

昨年度のアンジェリーナ・ジョンソンがキャプテンだった時には賭けでドクシーの卵を五百グラム食ったために病棟にいたので選抜を受けられなかったのだそうです。

選抜の時にはスラグホーンのお気に入り同士ということで特別扱いを期待したのかハリーのそっけない態度に苛立ちの表情を見せていました。(上巻337ページ)

ケンカをした挙句に変身術の授業でロンに屈辱的なモノマネをされた腹いせにハーマイオニーはマクラーゲンをクリスマス・パーティーのパートナーにしましたが、ヤドリギの下でハーマイオニーを襲って「悪魔の罠」の茂みと格闘して逃れてきたばかりのように『ぐしゃぐしゃ』にしました。(上巻481ページ)

ハーマイオニーによると「グロウプ(バグリッドの弟・巨人)でさえ紳士に見えてくるような人」なのだそうです。(ひえ~ぇ!って感じ)

ロンが毒入りのオーク樽熟成の蜂蜜酒を飲んで病棟に入院してハッフルパフ戦への出場が出来ない状態と見るや談話室でハリーを待ち受けて、次の試合では自分がキーパーと聞いて満足げに「それで、練習はいつだ?」と言ったり・・・(思いっきり!印象最悪!)

さらに悪印象に拍車をかける言動を続々と・・・

ロンより自分のほうがキーパーとしてふさわしいし、自分のプレイぶりを定期的に目にすればハリーもそう考えるに違いないと仄めかし続けたり・・・

チームの他のメンバーを批評したがって、キャプテンのハリーを差し置いて他のメンバーに勝手に指示をしたり練習方法を細かく提示したりするので、ハリーは一度ならず、どっちがキャプテンかを言い聞かせなければなりませんでした。

さらに!どのポジションをやらせても自分が一番上手いと思っているらしく試合中も自分のチームの選手(ジニー)がクアッフルを奪われたことを大声で批判したり・・・

何故か?グリフィンドール・チームのビーターのジミー・ピークスの棍棒を取り上げて相手チームのキャッドワラダーにどうやってブラッジャーを打ち込むかをやって見せたり・・・(下巻140~141ページ)

とまあ試合そっちのけで自分がいかに!あらゆるホジションでクィディッチが上手いのかを自慢するのに余念がなかったようです。

ついには自分のチームのシーカーに獰猛な一撃を加えてグリフィンドール・チームは320対60の大差で負けてしまいました。

最後に
とにかく自信過剰で一人よがりで傍若無人な性格で、自分に甘くて他人には厳しいといった感じのトコトン救いようのない人物でした。

ハリーポッター・シリーズでは最初に登場した時には最悪の印象でも最後の最後には「いい人」になってメデタシメデタシ~という展開になることが多々ありますが「この人」はついに最後まで名誉を挽回することなく終わってしまいましたね。グリフィンドール寮生なのにね・・・
昨日に引き続き第6巻で新しく魔法大臣に就任した「この人」を取り上げます。ハリーポッター・シリーズでは最初好印象で登場した人が最後まで、それを維持するのはかなり難しいようで、この人もやはり「その例」に漏れないようです。

クリスマスのハリーとの会談
隠れ穴でクリスマス休暇を過していたハリーをスクリムジョールが訪ねます。そこでスクリムジョールがハリーに要請したこととは?・・・

ハリーは今人々から「選ばれし者」と呼ばれている。だからハリーが時々魔法省に出入りして魔法省のために仕事をしているという姿を見せてくれれば、みんなの気持ちが高揚し希望を与えることが出来るというものでした。

でもハリーは自分がしょっちゅう魔法省に出入りするということは、魔法省がしていることを認めるということになるのではないか?例えば無実のスタン・シャンパイクの身柄をいまだに拘束していることを容認するということになるのではないか?

さらにハリーは目と鼻の先で人が殺されていても全てがうまくいっているふりをしたり、お門違いの人間を牢に放り込んでいるのに「選ばれし者」がスクリムジョールのために働いているように見せかけようとしていると指摘してハリーはスクリムジョールの要請を固持しました。こんなの確かに偽善行為ですよね!(怒)

ダンブルドアの評価、その2~確執の真相
クリスマス休暇を終えてホグワーツに戻ったハリーは休暇明け最初の個人授業の際にダンブルドアにクリスマスにスクリムジョールに会ったこと、そして大臣は自分のことが不満だったということを報告しました。(下巻55ページ)

そこで上巻62ページの予言者新聞のスクリムジョールとの亀裂の噂の真相が明らかにされていますね。政権末期に大臣の地位にしがみつこうと必死だったコーネリウス・ファッジがダンブルドアにハリーとの会合を求めたんだそうです。

ハリーも憤慨していますが「愚かの極み」とはまさにこのことでしょうね。ダンブルドアとハリーを一年間散々ひどい目にあわせて置いたのに、自分が大臣をクビになりそうになったら今度は助けて欲しいと言ってくるとは!もちろん!当然のことですがダンブルドアも「その可能性はない」と言ったそうです。

スクリムジョールがハリーとの会合を求めて来たのはコーネリウス・ファッジが大臣職を離れても、その考えが生きていたからだそうです。

ダンブルドアの葬儀の時の「この人」
下巻490ページでハリーはスクリムジョールや他のお偉方もダンブルドアが死んだことを本当に悲しんでいるんだろうかと疑っているとのことですが、その後のハリーとスクリムジョールのやり取りを見ていると確かにハリーの思うとおりだと思いますね。

ハリーを説得する為の新たな策を考えて来た様子もなく、クリスマスと同じ主張を繰り返すスクリムジョールにハリーは毅然とした態度で闇祓いの配備を始めとする全ての申し出と回答を断ったのでした。

最後に(私の評価)
やはり前大臣のコーネリウス・ファッジよりは相当マシだけれども、(多分)無節操ナンバー2のアンブリッジを切れないようですし、誤認逮捕を繰り返す魔法省各局の抜本的改革も出来ず相変わらず死喰い人たちは野放し状態のままです。

新しい状況に対応するために新規の局を設置するなど、それなりに危機管理意識はあるものの、劇的に魔法省を改革して変えるまでの力はないようです。

だからアメリア・ボーンズのように殺されずに済んだということのようですね。
今日と明日の2日間に渡って第6巻でコーネリウス・ファッジに代わって新たに魔法大臣に就任した「この人」を取り上げたいと思います。上巻62ページの予言者新聞の報道記事によると、魔法界は概ねこの任命を歓迎しているとのことだそうですが・・・(巻名なしのページ数は謎のプリンス)

ローリングさん罪作り?
第6巻発売直後にも触れましたが「この人」は名前だけが騎士団上巻199ページに登場しています。トンクスによると「もう少し気をつける必要があるってこと。あの男、キングズリーやわたしに変な質問するんだ」とのことです。

確かに大臣に就任してからも・・・変なコトばっかり言っていますね。
(特にハリーに対して)

私がこれで思うのは・・・まあ私が発見していないだけなのカモ?しれませんが、前の巻でたった一度名前が登場しただけの人物が『こういった形』で再登場したら「ここに何気なく出ている名前・人物も!もしかすると第7巻で意外な形で再登場するのでは?!」とまたぞろハリポタ・フリークの深読み・妄想が始まってしまうのでは?という気がして私は少々心配です。

というわけで!そういった方々は考え過ぎには注意していただきたいものです。そういった観点から本当にローリングさんという人は罪作りな人だと私は思います。

初登場シーン
ローリングさんの公式サイトで第6巻の冒頭章は13年間熟成したもので「賢者の石」「アズカバンの囚人」「不死鳥の騎士団」で使用しようとしたが結局うまくいかず、ようやく第6巻で収まったものであるということが明らかにされています。

つまりマグル界のトップと魔法界のトップが人知れず執務室で会っていたという内容だったということで、この章でスクリムジョールは新たに魔法界のトップに就任してマグルの首相と対面するという形で初登場します。

ここでのスクリムジョールはテキパキと話を進めて、なるほど!確かに!コーネリウス・ファッジよりかなり仕事が出来そうだといった感じで好印象を持った読者が多かったのではないかな?!と私は思います。

しかし!ハリーポッター・シリーズの場合、この「最初の印象がいい!」というのがクセモノで、ギルデロイ・ロックハートのように最後に登場した時には聖マンゴの隔離病棟で無残な姿をさらしたりセドリック・ディゴリーも又無残にあっけなく殺されてしまったりといった例は数限りなくあります。そして「この人」も・・・

ダンブルドアの評価、その1
上巻91ページでダンブルドアスクリムジョールのことを「たしかに能力はある。コーネリウスよりは意思のはっきりした、強い個性を持っておる」と次には「ルーファスは行動派の人間で、人生の大半を闇の魔法使いと戦ってきたのじゃから、ヴォルデモート卿を過小評価してはおらぬ」と言っています。

つまり!コーネリウス・ファッジよりは相当マシ!ということのようです。

ウィーズリーおじさんの処遇について
私はよくハリーポッター・シリーズに登場する人物について「どの寮出身なんだろう?」ということを考えます。何故ならホグワーツにおいても魔法省においても処遇・待遇が相当左右される要素に成りうるからです。もちろん例外もありますが・・・

ウィーズリーおじさんも今まではスリザリン寮出身のコーネリウス・ファッジが大臣だったため冷遇され窓際に追いやられていましたが、今回大臣が代わって新たに設置された局の局長に抜擢され一気に10人の部下を抱えることとなりました。

こういった人事や闇祓い局の局長だったという経歴などからスクリムジョールもウィーズリーおじさんと同じグリフィンドール寮出身とみて間違いないでしょう。(後編につづく)
本日はいよいよ!「この人」の登場です。まさに「このシリーズ」の最後を飾るにふさわしい人物と言えるのではないでしょうか。(巻名なしのページ数は謎のプリンス)

謎のプリンスの先生は「セブルス・スネイプ」でした。
満を持しての登場?セブルス・スネイプ

以前にも触れましたが騎士団上巻571~572ページでのスネイプとアンブリッジのやり取りでスネイプがホグワーツの教師になって14年になることと、赴任して以来毎年「闇の魔術に対する防衛術」の教職に応募していたが、それをダンブルドアが拒否して来たことが明らかになっています。

また賢者の石187~188ページではパーシーがクィレルの席を狙っていると生徒みんなが知っていると言っていますね。つまり生徒の間でもスネイプが『この教職』を望んでいたことは相当以前から周知の事実だったようです。

上巻43ページでスネイプは「この職」に就くことが昔に引き戻される・・・ぶり返しにつながるかもしれないと思っていたらしいので自分を「闇の魔術」の教職に就かせなかったと言っています。

つまりダンブルドアはこの教職に就いた人が「あれ以来」全員一年を越えて留まったことがないことはスネイプにも黙っていたということになりますね。つまり自分自身が任命する『最後の教師』セブルス・スネイプと決めていたんでしょうね。

どうして最後の教師をセブルス・スネイプにしたのか?!
騎士団下巻380ページでマクゴナガル先生はスネイプ先生はふくろう試験で『O・優』を取った者以外は絶対に教えませんと言っています。しかしハリーの魔法薬学のふくろう試験の結果は『E・期待以上』でした。

つまり!スネイプが魔法薬学の教師のままだとハリーは6年生で魔法薬学を取ることが出来ず、ということは当然フェリックス・フェリシスを獲得するこも出来ませんでした。

上巻第4章冒頭(86ページ)からハリーが隠れ穴で眠りにつくまでの間(133ページ)に登場する人たち全員(ダンブルドア・トンクス・ウィーズリー夫妻)が・・・ホラス・スラグホーンがホグワーツで教えていた時に『何の科目』を教えていたのか一言も口にしていません!

さらにハリーたちがダイアゴン横丁に行った際にもウィーズリーおじさんは二手に分かれて買い物を早く済ませようと提案しています。(上巻169ページ)これはハリーたち3人をフローリッシュ・アンド・ブロッツに行かせないようにするための方策ではないか?と思うのは私の深読みのし過ぎでしょうか?

私はこれは間違いなくダンブルドアは事前にスラグホーンが何を教えていたのか?ハリーたちには知られないようにして欲しいとの要請を受けての処置・対策だと私は思います!

結果としてハリーは魔法薬学の教科書「上級魔法薬」の本を買わず、プリンス手書き付きの上級魔法薬の本のお陰でフェリックス・フェリシスを入手することが出来たというわけです。

スネイプがハリーに示した課題について
スネイプが念願かなって着任した闇の魔術に対する防衛術の最初の授業でいきなり取り上げたのが『無言呪文』でした。

下巻432ページでスネイプはハリーに「おまえが口を閉じ、心を閉じることを学ばぬうちは、何度やっても同じことだ」と言っています。

つまりスネイプが『この教職』に着任したのはハリーが第7巻の最後にヴォルデモートと対決する時には必ず習得しておかなければならない課題を「より強く」ハリーに植え付けるためだったと見て間違いないでしょう。

総括(このシリーズの最後に)
というわけで!ダンブルドアが「どのような基準」を元に闇の魔術に対する防衛術の先生を選んでいたのか?というと・・・

つまりハリーに何をやらせるのか?何を習得させるのか?すなわちハリーがホグワーツに入学してからの6年間は全ての教師をハリー中心に選んでいたというわけです。
昨日に引き続き闇の魔術に対する防衛術の先生を取り上げます。今日はもちろん第5巻の先生です。(巻名なしのページ数は不死鳥の騎士団)

不死鳥の騎士団の先生は「ドローレス・アンブリッジ」でした。
上巻223ページでのハリーの尋問の時「この人」は3人の尋問官の内の1人として魔法大臣コーネリウス・ファッジの左手にアメリア・ボーンズ魔法法執行部部長が座っているのに対して、ちょうど反対側の右隣にいたのでおそらく「この時点」で魔法省のナンバー2という位置付けだったんでしょうね。大臣が代わった今はどうなっているのか分かりませんが・・・

ダンブルドアが新しい闇の魔術に対する防衛術の先生を見つけることが出来なかったために「そのナンバー2」がホグワーツに乗り込んで来ました。

ヴォルデモート卿がどうして「この人」を仲間に引き入れなかったのか?大変不思議ですが、バリバリの純血主義者でハグリッドやリーマス・ルーピンなどの半人間を激しく憎み「反人狼法」という法律を作ったり、水中人を一網打尽にして標識をつけようというキャンペーンをやったり・・・(上巻476ページ)

上巻387ページでは闇の魔法使いが復活して再び野に放たれたなどというのは嘘であると明言して、さらに「たわいのない嘘でみなさんを脅かす者がいたら、わたくしに知らせてください」などと暗に密告を薦めたり・・・

下巻300ページでは忠告通りに?ダンブルドア軍団の会合が行われることを密告したマリエッタ・エッジコムに「大丈夫ですよ。あなたは正しいことをしたの。大臣がとてもお喜びですよ。あなたのお母様に、あなたがとってもいい子だったって、言ってくださるでしょう」と背中を軽く叩きながら、やさしく声をかけたりしています。仲間はもちろん親友のチョウ・チャンを裏切る密告が正しいのでしょうか?

どうしてドローレス・アンブリッジを雇ったのか?!
雇ったのではなくて要するに魔法省に押し付けられたわけですが、じゃあどうしてダンブルドアはアンブリッジを受け入れたのでしょうか?

上巻398ページではハーマイオニーが「ダンブルドアはどうしてこんなことを許したの?」と叫んでハリーとロンをビックリ!させていますね。でも結果としてアンブリッジがホグワーツに来たことでハーマイオニーの反骨精神に火がつきダンブルドア軍団の結成に繋がりました。

つまり賢者の石のクィレルや秘密の部屋のロックハートと同様に一見役立たずの先生のようでも全くのムダではなかったという結果になっているというわけです。

何と!今も魔法省に!
私は第5巻を読み終えた時には、当然未承認で吸魂鬼を派遣したことが原因でコーネリウス・ファッジと共に失脚したものと思っていましたが「この人」は今でも魔法省に残っているそうです。

プリンス下巻38ページでは新大臣ルーファス・スクリムジョールがハリーに「ドローレス・アンブリッジが、君が闇祓いになりたいとという志を抱いていると話してくれた」と言っていますね。

またダンブルドアの葬儀にも参列していますね。(下巻490ページ)

何でも伝え聞くところによるとアンブリッジは省内にいいコネがあって逮捕されないのだそうです。権力が好きで常に体制側につき自分に力を与えてくれる側につくのだそうです。

そういえば私たちの身近にも「そういう人たち」・・・勝ち馬に乗っておこぼれに預ろうという輩というか集団がいますよね。(やれやれ~)(水曜日につづく)
8月の最後に第1巻から第3巻の先生を分析・紹介しましたが、本日より後半の第4巻から第6巻の先生を取り上げることにします。今回は第4巻の先生です。(巻名なしのページ数は炎のコブレット)

炎のコブレットの先生は「マッド・アイ・ムーディ」でした。
何だか気の毒な人だった・・・といった感じですよね?!

昔は相当優秀な闇祓いでチャーリーによるとアズカバンの独房の半分はムーディのお陰で埋まったんだそうです。(上巻251ページ)

引退して静かな隠遁生活を送っていましたが一年限りという約束でホグワーツの教壇に立つことになりました。(上巻329ページ)

でも・・・これからホグワーツに出発するという時になってワームテールとクラウチ・ジュニアによって囚われの身となってしまい自分自身の7つの鍵穴があるトランクに9ヵ月閉じ込められていました。(下巻494ページ)

ところで一方は元闇祓いで死喰い人を捕らえる側の人間で、もう一方はまさに捕らえられる側の人間ということで、つまり本来捕らえられる側の人間(クラウチ・ジュニア)が捕らえる側の人間(ムーディ)の身柄を拘束するという逆の図式になっていたわけですが、この2人には1つだけ『共通点』がありますよね?!

それは「野放しの死喰い人たちを激しく憎んでいたこと」

ローリングさんも「その辺」をうまく利用して描いています。

例えば上巻317~321ページでは闇の陣営からいち早く戻って来てアズカバンにも入らず闇の帝王を探しもしないで「ぬくぬくと生きている」奴(ルシウス・マルフォイ)の子息(ドラコ)をケナガイタチに変身させて痛めつけたり・・・

またルシウス・マルフォイやセブルス・スネイプのことを「おまえの親父殿を昔から知っているぞ」「やつも古い知り合いだ」「懐かしのスネイプ殿」などと言わせてみたり・・・

上巻400ページでも仲間の死喰い人の名前を沢山暴露することと引き換えに自由の身となり今はダームストラングの校長になっているイゴール・カルカロフを激しい嫌悪感に満ちた表情で見つめさせたり・・・

はたして「こういったシーン」でクチウチ・ジュニアはムーディのフリをしての行動・表情だったのか?それとも思わず今自分がポリジュース薬でムーディに変身しているのを忘れてしまった上でのことだったのか?どっちだったのかを分からないようにローリングさんは描いています。

どうしてマッド・アイ・ムーディを雇ったのか?!
実際に教壇に立って生徒たちに教えていたのはクラウチ・ジュニアで本物のムーディはハリーたちに教える機会が無かったという結果になってしまったわけですが、当然ダンブルドアに正体がバレてしまったらハリーを闇の帝王の元に送り届けるという計画を実行することが出来なくなってしまいますから、最終的には同じことになったということになりますよね。

(ニセモノだったけど)ムーディの指導でハリーは『服従の呪文』を打ち破ることが出来るようになりましたし、三校対抗試合の第一の課題を通じてヴォルデモートの元から逃れるための『呼び寄せ呪文』を習得することも出来ましたし、第三の課題を通じて死喰い人たちと戦うための数々の呪いや呪文を覚えることも出来ましたし、こうして振り返ってみると・・・ちゃーんと先々のことを考えた人選だったということが分かりますよね!(つづく)
不死鳥の騎士団では・・・
皆さん寝坊?したのでしょうか。前夜の8月31日にはロンとハーマイオニーの監督生就任記念パーティーが開催されたので今年度の9月1日の朝は6巻中最も慌ただしいホグワーツへの出発日となりました。

ハリーは懐かしい匂いを吸い込み、心が高まるのを感じた・・・本当に帰るんだ
(上巻291ページ)

吸魂鬼に襲われて学校外で魔法を使ってしまい退学の瀬戸際に立ってしまった後だけにハリーにとっては今までとは一味違う感慨深い新学期になったようです。

列車に乗り込んでからは前述のとおりロンとハーマイオニーが今学期から監督生になったため初めて2人と別行動になることに・・・

ジニーと席の空いたコンパートメントを探していると興味深げに見つめ返したり指差す生徒の多いことに気づくハリー、この夏「日刊予言者新聞」はハリーのことを嘘つきの目立ちたがり屋と吹聴していたため、そんな記事を信じたのだろうかと寒々ととした気持ちになるハリーなのでした。(295ページ)

そして!この後第5巻以降の最重要人物の一人「ルーナ・ラブグット」に出会うのでした。

そしてホグズミード駅についてからは・・・
これまでとは全く異なる展開にギョッ!とするハリー

「一年生はこっちにおいで」と呼び掛けているのはハグリッドではなくグラブリー・プランク先生だし、去年までは馬なしの馬車だったのに馬車の轅(ながえ)の間には妙な生き物がいるし、組分け帽子の歌には実現不可能?な忠告(団結せよ、内側を強くせよ)が入るなど異例ずくめの学期初日になったのでした。

謎のプリンスでは・・・
ヴォルデモート卿の復活が明らかになったのでハリーのことを嘘つき呼ばわりしていた昨年度とは一転して、ハリーに対する態度も境遇も180度ガラリ!と変わりました。

隠れ穴からキングズ・クロス駅への移動も昨年とは打って変わってスムーズに進みました。魔法省から迎えの車が来るということで、ウィーズリーおばさんが何日も前から洗濯物や荷造りをぎりぎりまで延ばさないようにと、みんなを急かしていたのが功を奏したようです。

そんなお陰で今年度のハリーはウィーズリーおじさんにマルフォイを尾行した時のことを報告する余裕までありました。

列車に乗ってからのハリーに注がれる視線も魔法省と同様に180度変わりました。

「日刊予言者新聞」で「選ばれし者」の噂をさんざん書かれてしまったからには、今学期は「じーっ」やら「じろじろ」やらが増えるのに耐えなければならないだろうと予測はしていたが、眩しいスポットライトの中に立つ感覚が楽しいとは思わなかった。(上巻206ページ)

というわけで瞬きをしてあたりを見回すと、うっとりとした眼差しの女の子に周りを囲まれていたハリーなのでした。まあ・・・でも「嘘つきの目立ちたがり屋」という冷たい視線を浴びせられるよりは遥かにマシだと思いますけどね。

その後スラグホーンのランチにネビルと共に招待されたハリーはそこで後にロンのクィディッチのライバルで恋敵になるコーマック・マクラーゲンと初めて顔を合わせています。

このあと・・・今にして思えば自分で自分の首を絞める結果になってしまったのですが、ブレーズ・ザビニについてハリーはマルフォイのいるコンパートメントに潜入したのでした。

全身金縛りの術(ペトリフィカス トタルス!石になれ)をかけられて筋肉の一筋も動かせなくなったハリーでしたがホグワーツの警備担当に配置されていたトンクスに助けられて何とか列車を降りることが出来たのでした。

その後大広間恒例のダンブルドアの話ではついにセブルス・スネイプが念願の「闇の魔術に対する防衛術」の教職に就いたことが発表されたのでした。

最後に
こうして並べて見てみると・・・
何だか「魔法省」も「日刊予言者新聞」もそして「世間」も本当に心底節操なし!といった感じですよね。特に第5巻と第6巻は「その隔たり」が最も大きいですよね。

プリンス下巻55ページでダンブルドアはコーネリウス・ファッジが自身の大臣の座を維持するためにハリーとの会合を求めたことをハリーに告げています。散々ハリーを迫害・嘘つき呼ばわりしておいて、よくそんなことが言えたものだと思います。
アズカバンの囚人では・・・
この夏アーサー・ウィーズリー氏は日刊予言者新聞のガリオンくじグランプリで700ガリオンを獲得しました!

そんなわけでウィーズリー家は急に金回りが良くなり9月1日のハリーの動向にも少なからぬ影響を及ぼしていますね。

前夜からウィーズリー一家とハーマイオニーと共に漏れ鍋に泊まったハリーは一家と魔法省の用意した車に乗って漏れ鍋からキングズ・クロス駅に移動しました。

魔法界ではヴォルデモート卿の一番の支持者だと当時は思われていたシリウス・ブラックがハリーの命を狙っていると云われていたためウィーズリーおじさんは漏れ鍋を出てからハリーがホグワーツ特急に乗るまでは常に傍らに付き添いキングズ・クロス駅の9と4分の3番線にも一番最初にハリーと一緒に入りました。

アズカバンを脱獄したシリウス・ブラックが実はかつてはハリーのお父さんの無二の親友で一番裏切ってはいけない人がハリーの両親を裏切ってしまったためにポッター夫妻が死んでしまったということを知っていたアーサー氏はハリーに何を聞こうとも決してブラックを探さないよう誓って欲しいと言うのでした。

ホグワーツ特急内でハリーはブラック捜索のために乗り込んで来た吸魂鬼の為に気を失うハメとなり、学校についてからはマクゴナガル先生の部屋に呼ばれてしまったために2年連続で組分けを見逃してしまいました。

でもその後にはハグリッドがめでたく魔法生物飼育学の新任教授になったことが発表されロン・ハーマイオニーと他のグリフィンドール生と共に寮の談話室に入り、四本柱の天蓋つきベットが置かれた寝室に入ったハリーはやっと我が家に帰って来たような気がしたのでした。

炎のコブレットでは・・・
昨年度は魔法省の用意した車ですんなりとキングズ・クロス駅に行くことが出来たハリーたちでしたが、この年はウィーズリーおじさんに急な仕事が入り、ウィーズリーおばさんが村の郵便局から電話をかけて、普通のマグルのタクシー3台でロンドンに行くことに・・・

キングズ・クロス駅ではピッグウィジョンとクルックシャンクスがいて一番目立つグループだったのでハリーはロンとハーマイオニーと共に2年連続で一番最初に9と4分の3番線に入りました。

ビルとチャーリーの初めての見送りで始まったホグワーツ特急の旅は例によって例のごとく毎度お馴染みの(?)マルフォイとの一悶着があったり、ハーマイオニーホグワーツやダームストラングのような規模の大きな学校がどのような手段で隠されているかの説明を受けたりしながら続いたのでした。

そして9月1日毎年恒例のダンブルドアのお話では今年ホグワーツで三大魔法学校対抗試合が行われること・・・マッド・アイ・ムーディが新しい「闇の魔術に対する防衛術」の新任教授に就任したことが発表されたのでした。

どうして11時?
第3巻アズカバンの囚人第5章では吸魂鬼の来襲で真っ暗になったのを合図にルーピン先生が目を覚ましていますよね?!

一方第6巻謎のプリンス第3章ではダンブルドアが金曜日の午後11時に(多分)灯消しライターでダーズリー家の周囲を真っ暗にするのを合図にハリーが目を覚ましています。

もっと早い時間にハリーを迎えに行けばロンとハーマイオニーも寝ないでハリーを待っていることが出来たでしょうから、どうして?迎えに行く時間を「午後11時」にしたんでしょうね。

現にハリーもプリンス上巻91ページでこんな真夜中の12時過ぎに昔の同僚を訪問して失礼にならないのだろうか?と思っているようです。

ダンブルドアがハリーを迎えに行ったのが金曜日の午後11時で、ホグワーツ特急がロンドンを出発するのはいつも午前11時です。

私はこれはローリングさんはダンブルドアがダーズリー家に行く時刻を意図的に「11時」にして対にしているのではないかな?という気がするんです。

ローリングさんは結構こういうのが好きなんですよね。(再びつづく)
当サイトでは繰り返し出て来ていますがプリンス下巻502ページでハリーは学校が再開されてもホグワーツには戻らないと言っています。つまりハリーが9月1日にホグワーツに登校するのは第6巻が最後だったということになりますよね。そこで今回はハリーのホグワーツの登校風景を分析・紹介していくことにします。

賢者の石では・・・
バーノンおじさんの運転する車でキングズ・クロス駅に到着したのが十時半、初めてのホグワーツ特急の旅でもちろん9と4分の3番線への行き方などさっぱり分からず途方に暮れるばかりのハリーでした。

そこへ!まさに!救世主登場!ウィーズリーおばさんが優しく教えてくれてハリーは何とか無事ホグワーツ特急に乗ることが出来たのでした。

ホグワーツ特急内では生涯の友となるロンとすぐさま意気投合!またハーマイオニーを初めとして今後ハリーと良くも悪くも深く関わって行く人たちとの出会いがありました。

そしてホグワーツに到着して例の「問題の」組分けの儀式がハリーを待ち受けていました。

本人はもちろん「その時点」では忘れ去っていたのですが組分け帽子はハリーの蛇語使いの能力を見抜いてスリザリンを勧めますが、多くの闇の魔法使いを輩出していることを聞いていたハリーはそれを拒絶!そこで組分け帽子はハリーをグリフィンドールに入れることに決したのでした。

この後は夕食(ディナー)となり生まれて初めてお腹いっぱい食べることが出来たハリーでした。

秘密の部屋では・・・
ハリーをホグワーツに戻らせて成るものか!というドビーの計略でホグワーツ特急に乗ることが出来なかったハリーとロン。そこでウィーズリーおじさんが魔法をかけた空飛ぶフォード・アングリアに乗ってホグワーツに行くことにしたのでした。

出発した直後は笑いが止まらない2人でしたが、やはり中古のフォード・アングリアにはホグワーツへの長旅は相当重荷だったようで、あともう少しで到着!という一歩手前で車は力尽きて暴れ柳に激突!

その後はハリーとロンを待ち受けていたのが2人が最も嫌っているスネイプ先生という最悪の展開になってしまうし、ダンブルドアからは今度何かをしでかしたら退学処分にすると警告されるし、最悪の罰則を受けるハメになるし、散々な結果になってしまった2人でした。ハーマイオニーとパーシーを除くグリフィンドール寮の人たちの評価は高かったようですけどね!

ところで・・・改めて今回「この記事」の文章を作るために秘密の部屋の第5章を読み返して疑問に感じたことがあったのでそれを幾つか挙げてみたいと思います。

疑問1「予言者新聞には夕刊があった!」
2人を自分の研究室に連れて行った直後スネイプは「あの車はどう片づけた!」と言いロンは絶句しました。ハリーも同様な気持ちだったようです。何故ならこれまでもスネイプは人の心を読めるのでは?と思っていたからです。

でも何故?スネイプが車のことを知っていたかというと予言者新聞の夕刊に2人のことが載っていたからなのでした。

改めて思うのですが2人が空飛ぶ車でホグワーツに到着(不時着?)した時に待ち受けていたのはスネイプだけでした。つまり数いるホグワーツの教授陣の中で毎日欠かさず夕刊を読んでいるのはスネイプだけだったので空飛ぶ車の記事を見つけることが出来たということだったのでしょうか?

疑問2「ふくろう便で連絡したら?・・・」
マクゴナガル先生はハリーに「なぜ、ふくろう便を送らなかったのですか?」と言いました。確かに言われてみればその通りです。でも?もしふくろう便で知らせていたらどうするつもりだったんでしょうね。まあ確かに魔法界は移動に関する魔法が数多くありますからね。

移動キー・煙突飛行粉・夜の騎士(ナイト)バス・付き添い姿くらまし・・・確かに色々な移動方法がありますね。

疑問3「空飛ぶフォード・アングリアのこと」
ハリーは事の次第をダンブルドアに説明する時に空飛ぶ車がウィーズリーおじさんのものだということは伏せて、たまたま2人が駅の外に駐車してあったのを見つけたと説明しましたが、その説明が真っ赤な嘘だということは開心術を使えば苦も無く分かったハズです。

やはり先々のことを考えてウィーズリーおじさんが魔法省をクビになっては困ると思ったから追求しなかったのでしょうか?(つづく)