ハリーが2年生の時や昨年度は一時のことで、ダンブルドア校長先生はいずれは戻って来るとの思いはあったんでしょうが、今回の場合マクゴナガル先生の気持ちは察するに余りあるものだったでしょう。それでも副校長としてやるべきことはやらなければなりません。(全5項目)(巻名なしのページ数は謎のプリンス)

5-1.ダンブルドアの死
死喰い人との死闘を終えたハリーはジニーに導かれて医務室に来ました。そこには戦いの痕が残り顔がすりむけローブが破れたマクゴナガル先生もいました。(下巻449ページ)

スネイプがダンブルドアを殺したことをハリーが告げるとハリーを一瞬見つめたあと先生の体がグラリと揺れました。椅子に腰を落としながら「スネイプ」と弱々しく繰り返す先生。

先生はタータンの縁取りのハンカチを目頭に当て、溢れる涙を押さえながらダンブルドアはスネイプを信用するに足る鉄壁の理由があると常々そう仄めかしていたと呟きました。

さらに先生はもちろんスネイプは過去が過去だから当然みんなが疑ったがダンブルドアはスネイプを疑う言葉は一言も聞こうとしなかったとも言ったのでした。

5-2.「この時」の先生について
この後先生とハリーは校長室に入ってハリーとダンブルドアが学校を出て、どこに行ったのか?を言うか言わないかで口論となったのですが・・・

ダンブルドアが誰にも話すなと、さらに自分が死んだら命令に従うのをやめろとも言わなかったのでということでマクゴナガル先生にも分霊箱のことは話しませんでした。

ここでもう1つ注目されるのはマクゴナガル先生がハリーのことをファーストネームで呼んでいることですよね。すぐに「ポッター」に戻りましたが・・・

どうやらマクゴナガル先生は自分自身の中で「こういう状況・立場になったらファーストネームで呼ぶ」という明確な取り決め・基準があるようですね。(笑)

今までホグワーツの先生同士と騎士団員同士では名前で呼び合うというのはありましたが先生が生徒のことを名前で呼ぶのはハリーが初めてだと私は思います。

これはあくまでも私の推測ですが「この場面」では先生と生徒という立場ではなく対等な立場の人間だという扱いだったのでハリーのことをファーストネームで呼んだのではないかな?と私は思います。

5-3.葬儀の時の先生
ダンブルドアの葬儀が行なわれる日の朝ハリーが1階に下りていくと大広間は沈痛な雰囲気に包まれていました。マクゴナガル先生は中央にある王座のような椅子を空席のままにしていました。(下巻486ページ)

マクゴナガル先生が立ち上がると大広間の悲しみに沈んだざわめきがたちまちやみました。先生はそれぞれの寮監に従って校庭に出るようにとグリフィンドール生は自分について出るようにと指示しました。

ハリーたちは先生のあとについて黙々と歩き列の一番奥の湖の際の席に並んで座りました。マクゴナガル先生を始めとする先生方は最後に最前列に着席して葬儀が始まりました。

5-4.先生とホグワーツの今後について
私はこれほど公正中立で威厳も存在感もあるマクゴナガル先生ならホグワーツ校長の重責を担うには十分だと思うのですが先生はトップの座に対する執着心があまりないみたいですね。

ハリーと共に校長室に入った後、残り3人の寮監とハグリッドを交えて学校の今後のことを話し合った先生でしたが来年度学校を再開すべきかどうかの決断はせず定められた手続きに従うこととしました。

やはり先生がホグワーツの存続を「この場」で決断しなかったのは、他人に厳しく自分にはさらに厳しくというのが先生の基本的スタンスだからだと私は思いますね。

自分で自分を利する気持ちが強固だからこそ自分自身に対する厳しさもまた強く結局ここでは学校の存続と校長職就任の決断もできなかったのではないかな?と思います。

5-5.マクゴナガル先生といえば・・・
ハリーポッター・シリーズにはハリーのお父さんを始めとして何人かの動物もどきの魔法使いや魔女が登場しますが、魔法省にちゃんと登録されているのはマクゴナガル先生だけですよね。

先生の「あの性格」から見ても意味なく動物もどきになるハズがないので、どうしてもならなきゃいけない何らかの理由や事情があったんでしょうね。

第7巻は最終巻なのでマクゴナガル先生がどうして動物もどきになったのか知りたいものですがローリングさんは「全ての謎が明らかになるわけではない」とおっしゃっているそうなので・・・

先生の謎は謎のままで終わってしまうかも?しれません。

最後に
そんなわけでマクゴナガル先生も本日の「謎のプリンス編」をもってとりあえず完結ということになりました。

多分次にマクゴナガル先生を取り上げるのは日本語版の第7巻が出版された後になると思います。ただハリーが分霊箱を探す旅に出るため学校には戻らないと言っているので・・・

先生がどのくらい登場するのか?(出番なしということはないでしょうが)出番が多いのか?少ないのか?全く見当がつかないので取り上げられるかどうかは第7巻が出てみないと分らないということになりますね。
昨年度まではクィディッチの実況・解説はリー・ジョーダンか担当していましたが卒業して抜けてしまったために試合ごとに替わることになりましたが明らかな(?)人選ミスもあって混迷の度を深めたようです。先生もかなり困ったようですね。(全6項目)(巻名なしのページ数は謎のプリンス)

6-1.姿現し練習コースの先生
2月になりハリーたち6年生の「姿現し」の最初の練習は悪天候のため校庭から大広間に変更されました。通常の授業とかち合わないよう土曜日の朝に行なわれました。

大広間には魔法省から派遣された指導官ウィルキー・トワイクロスと各寮の寮監がいて生徒たちは5人の前に集まりました。当然マクゴナガル先生もいました。

トワイクロス氏の「姿現し」の説明はマクゴナガル先生の「マルフォイ、静かにお聞きなさい!」の声で中断されました。

ハリーが急いで見るとスネイプ先生も苛立っていましたがマルフォイの行儀の悪さのせいより他の寮の寮監であるマクゴナガル先生に叱責されたせいではないか?と思うハリーなのでした。(下巻93ページ)

6-2.「この時」の先生について
私はやはり「この場面」でマルフォイに対する叱責が素早く飛んだのがスネイプではなくマクゴナガル先生だったのは先学期の様々な出来事が念頭にあったからだと思います。

1つ目は変身術でマルフォイが2度も続けて宿題をして来なかったのでホグズミード行きを禁止したこと。クィディッチの対グリフィンドール戦を欠場したこと。

さらにハリーの告発などもあって他の生徒よりもマルフォイをより注意深く観察していたからスネイプよりも早く注意する結果になったのではないかな?と私は思います。

6-3.ハッフルパフ戦のマクゴナガル先生
ハリーがハッフルパフのキャプテンと握手してマダム・フーチのホイッスルで試合が開始されると地上から夢見心地の声が流れて来ました。(下巻139ページ)

ハリーが目を見開いて解説者の演壇を見ると、まともな神経の持ち主なら絶対に「この人」を解説者に立てたりはしないだろうという人がいました。

それは!ルーナ・ラブグッドでした!

ルーナの解説は点数などという俗なことには全く関心がない様子でハッフルパフが70対40でリードしていることもマクゴナガル先生に指摘されて初めて気づく有り様。

マクゴナガル先生も「この人選」は失敗だったと思ったようでルーナの横で当惑気味の表情を浮かべていたのでした。

6-4.「この時」の先生について
そんなわけでハッフルパフ対グリフィンドール戦の解説者はルーナ・ラブグッドでした。ルーナ1人しか応募者がいなかったのでしょうか?

昨年度までの解説者リー・ジョーダンの時にはマクゴナガル先生はリーが少しでもグリフィンドール寄りの解説をすると厳しく諌めて辞めさせていましたが・・・

「ジニーが好きよ。とても素敵だもン」なーんて言っても先生は「個人的な感情や気持ちを言わないように」などとは注意していません。言うだけムダと思ったのでしょうか?

ハリーが罰則を受けていたため試合への出場はもちろん観戦すら出来なかったので判りませんがグリフィンドール対レイブンクロー戦の解説者は誰だったんでしょうね?

6-5.セクタムセンブラ
クィディッチの最終戦グリフィンドール対レイブンクロー戦の数日前に事は起こりました。ハリーが1人で談話室を出て夕食に向かっていると・・・

「忍びの地図」にマルフォイと「嘆きのマートル」というあまりにありえない組み合わせの2人が一緒にいるのでハリーはそのトイレに向かったのでした。

ハリーが扉の隙間から聞き耳を立てているのに気づいたマルフォイと呪いの掛け合いになりましたがマルフォイが「許されざる呪文」を使おうとしたので・・・

とっさにハリーが「セクタムセンブラ」と唱えるとマルフォイは血まみれになって水浸しの床に倒れて杖を床に落としました。(下巻309ページ)

その結果ハリーは今学期一杯スネイプの研究室で毎週土曜日の午前10時から罰則を受けることになってしまいました。

ハリーは談話室からマクゴナガル先生に呼び出されて先生はハリーが退学にならなかったのは幸運だと言いスネイプの処罰を全面的に支持したのでした。

6-6.「この時」の先生について
確かに「ここ」ではハリーに反論の余地がないのはしかたがないかも?しれませんね。ハリーは無キズだったので状況は圧倒的にハリーが不利です。

しかしハリーはグリフィンドール・チームのキャプテンとして私情を捨ててベスト・メンバーを組んだので今年度もクィディッチ杯を獲得することができました。

マクゴナガル先生もハリーが罰則を受けたので「これ以降」はそのことを引きずることもなく接してくれています。この切り替えの早さはさすがですよね。

今日の最後に
マクゴナガル先生は生真面目で杓子定規で融通の利かないところが欠点といえば欠点なんですが終わったことは終わったことと後に引きずらないさっぱりとした性格なので、ある意味付き合いやすいとも言えますよね。

水曜日は先生のそういった切り替えの早さが際立つ第6巻最終盤の先生について考えてみたいと思っています。
かねてからの予告通り今月始めに引き続き今週もマクゴナガル先生を取り上げることにします。第6巻の先生はグリフィンドール寮の寮監として、また不在がちの校長先生の留守を預かる副校長として多忙な日々のようです。(全6項目)(巻名なしのページ数は謎のプリンス)

6-1.9月2日のマクゴナガル先生
ハリーたちの時間割を配る作業は今年度はこれまでと違って複雑でした。何故ならそれぞれが希望する科目に必要とされる成績をふくろう試験で取れているかを確認しなければならないからです。

ハーマイオニーは、すぐにすべての授業の継続を許された。呪文学、闇の魔術に対する防衛術、変身術、薬草学、数占い、古代ルーン文字、魔法薬学。(上巻263ページ)

ハリーとロンの2人は共に「呪文学」「闇の魔術に対する防衛術」「薬草学」「変身術」「魔法薬学」を許可されました。

ネビルの処理には少々時間がかかりました。ネビルは「変身術」を希望しましたが「可・A」だったため許可されませんでした。

そこで先生はネビルに呪文学が「良・E」だから呪文学を取ったらどうですか?と進言するとネビルは「ばあちゃんが呪文学は軟弱な選択だと思っています」と言うのに対して先生は・・・

「私からオーガスタに一筆入れて、思い出してもらいましょう。自分が『呪文学』のふくろうに落ちたからといって、学科そのものが必ずしも価値がないとは言えません」(上巻264ページ)

「信じられない」といううれしそうな表情を浮かべたネビルに先生はちょっと微笑みかけながら新しい時間割を渡したのでした。

6-2.「この時」の先生について
ここでの時間割を割り振るシーンでも先生は厳しい一方で優しい一面も発揮されていて生徒の長所・短所をキッチリ把握した上でて的確な指導と判断をしてみえますね。

ここで特出すべき点はネビルに対する対応ですよね。変身術に対する評価は大変厳しい一方で「あるがままの孫を誇るべき」とネビルのことを絶賛しています。

ネビルがハリーたちと肩を並べて死喰い人と堂々と渡り合ったことは先生のネビルに対する見方をかなり変えたようです。

マクゴナガル先生はもちろん直接には知らないことなんですがネビルがDA(ダンブルドア軍団)で一番熱心に練習していたことがここで実を結んだという結果になりました。

6-3.ケイティ・ベルのネックレス事件
10月の半ばに学期最初のホグズミード行きの日がやって来ました。村までの道は刺すような向かい風で体を折り曲げて進む生徒で一杯でした。

マンダンガスとの不愉快な再会もあったので早めに帰ることにしたハリーたち3人でしたが学校に戻る途中で思わぬアクシデントに遭遇してしまいました。

前を歩くケイティ・ベルとリーアンが口論となりリーアンがケイティの持っている包みをぐいとつかむとケイティがそれを引っ張り返し包みが地面に落ちました。

その瞬間ケイティが宙に浮き恐ろしい悲鳴を上げました。ハリーたち3人が駆け寄って助けようと足をつかんだ瞬間ケイティが4人の上に落下して来ました。

その後ケイティは偶然会ったハグリッドによって運ばれて行きました。ハリーたち4人がケイティの触れたネックレスを持って校庭に入った時駆け付けて来たのはマクゴナガル先生でした。

6-4.「この時」の先生について
何だかここでの先生少々素っ気なさすぎるというかリーアンにはもう少し優しく接してあげるべきじゃなかったんじゃないかな?という気がしますね。

ハリーもそんな先生の態度に思わず自分の考えを言うのを逡巡してしまっています。でも人の生死に関わることだからと言及に踏み切っていますね。

マルフォイがケイティにネックレスを渡したのでは?というハリーの推測は結局確たる証拠や根拠がないため一蹴した先生でしたが・・・

休み明けのダンブルドアの個人授業で先生がダンブルドアに報告していたことが明らかにされています。やはりハリーが勇気をもって発言したと思ったので報告すべきことと判断してくれたのでしょう。

6-5.スリザリン戦のマクゴナガル先生
1回(ハリーが3年生の時)を除いて毎年恒例となっているグリフィンドール・チームのクィディッチ初戦はスリザリン戦ですが・・・

卒業したリー・ジョーダンに代わって魔法のメガホンに向かってしゃべっていたのはハリーが心底嫌いなザカリアス・スミスでした。

露骨なスリザリン贔屓の解説にも関わらず一言も文句を言わないマクゴナガル先生!いったいどういうつもり?どういう心境なのでしょうか?

しかし!むしろグリフィンドール・チームにとってザカリアス・スミスの解説は闘志に火をつける好材料になったようです。

結局グリフィンドールは250点差でスリザリンに大勝!して見事に初戦を飾ったのでした。

6-6.「この時」の先生について
クィディッチの実況と解説を担当する生徒の人選と指導はマクゴナガル先生の仕事なんですが昨年度まではグリフィンドール寮生でフレッド・ジョージと仲良しのリー・ジョーダンでした。

そんなわけでリー・ジョーダンの実況はしばしばグリフィンドール寄りになったのですが先生はその度にリーに公正中立の解説をするよう命令していました。

しかしスリザリン寄りの解説をするザカリアス・スミスの実況にはどうして?一言も文句を言わなかったんでしょうね?

やはり先生はグリフィンドール寮の寮監なのでスリザリン寄りの解説を注意すると「グリフィンドールを贔屓してる!」と言われてしまうので遠慮していたということなのでしょうか?

今日の最後に
そんなわけで本日は第6巻前半の9月の新学期からクィディッチ対スリザリン戦あたりまでのマクゴナガル先生を取り上げました。

明日はクリスマス休暇明けのあたりから最終盤前までの先生について考えてみようと思っています。
月曜日に引き続き本日もハリーポッター・シリーズに登場する魔法生物を取り上げることにします。今日は屋敷しもべ妖精について考えてみたいと思います。仕えたご主人様の考えを盲目的に受け入れてしまった哀れなしもべ妖精もいれば、ご主人様に「ああして欲しい」「こうして欲しい」と提言する妖精まで個性溢れる面々が揃っています。(全5項目)

5-1.初めに「屋敷しもべ妖精について」
秘密の部屋45ページではジョージが屋敷しもべ妖精は大きな館や城にいるものなので自分たちの家には絶対に来ないと言っていますね。

またジョージも屋敷しもべ妖精はお金持ちの家にしか来ないと言っているので当時非常に貧しかったウィーズリー家には望んでも決して来てはくれないものだったというわけですね。

炎のゴブレット上巻281ページ(携帯版258ページ)では「ほとんど首なしニック」の発言がキッカケとなってホグワーツにも100人以上の屋敷しもべ妖精がいることが明らかになっています。

このように屋敷しもべ妖精というのは大昔から代々続く金持ちの旧家やホグワーツのような千年以上の古い歴史を持つ城などで働いているということになります。

5-2.クリーチャー
狂信的な純血主義だったブラック家の考えを盲目的に受け入れてしまいウィーズリー家の子供たちを「血を裏切る者のいやらしいガキ」と呼びハーマイオニーのことも「穢れた血」と呼ぶ困ったしもべ妖精です。

しかしシリウスとナルシッサ・マルフォイの二君に仕えたためにシリウスを死なせてしまい母親が純粋マグル出身のハリーに仕えなければならないことになってしまいました。

プリンス下巻150ページではハリーの命令でマルフォイ家で一番若くてクリーチャーの昔の女主人様の姪御様の純血のご子息のドラコ様を尾行させられるハメになってしまいました。

そして1週間後にグリフィンドール寮の談話室に報告ということになったのですが報告内容はハリーが満足するのには程遠い内容で途中で打ち切られる始末。

本来はお手伝い・助手的役割のはずのドビーの報告のほうがハリーにとって有益で満足できる内容でクリーチャーの報告は全く役に立ちませんでした。

と!いうわけでドビーを付き添わせて大正解だったというわけです。

5-3.ホキー
ダンブルドアの個人授業での「憂いの篩」の中に登場する屋敷しもべ妖精でホグワーツ創始者の1人ヘルガ・ハッフルパフの子孫ヘプジバ・スミスに仕えていました。

ヴォルデモート卿がヘプジバ・スミスの所有するコレクション2点を入手するために濡れ衣を着せられて無実であることを明らかにされないまま生涯を閉じることになってしまった哀れなしもべ妖精です。

屋敷しもべ妖精であるがゆえに魔法省は最初から「毒を盛ったのはホキーでは?」と疑い、その結果ヴォルデモートの描いた筋書き通りに事は進んでしまいました。(プリンス下巻177~178ページ)

魔法省が真犯人を取り逃がしたために魔法界ではその結果さらなる犠牲者つまりヴォルデモートと死喰い人によって殺される人の人数を大量に増やすこととなってしまいました。

この時ヴォルデモートを捕まえていれば犠牲者は必要最小限で済んでいたでしょう。逃がした魚は大きかったということになりますね。

5-4.ドビーとウィンキー
いかなる経緯で知り合ったのかは明らかにされていないので分りませんが炎のゴブレット上巻151ページ(携帯版138ページ)で2人は顔見知りだとウィンキーがハリーに言っていますね。

その後ウィンキーはクラウチ氏に解雇されて自由の身となり、やがてドビーと共にホグワーツで働くことになりましたがウィンキーはクラウチ氏を心配する日々が続きました。

しかしクラウチ氏は何と!実の息子に殺されてしまい、その息子も吸魂鬼に魂を吸い取られて生きた屍と化してしまってウィンキーが仕えていたクラウチ家は事実上消滅してしまいました。

ドビーが面倒を見ていますがウィンキーはショックで今は酒浸りの日々が続いています。いつの日か立ち直ってくれる日が来ることを願わずにはいられません。

5-5.2人の今後について
炎のゴブレット下巻500ページでクラウチ・ジュニアはウィンキーが何ヵ月もかけてクラウチ氏を説き伏せてクィディッチ・ワールドカップの観戦を許可させたと言っていますね。

さらにウィンキーはお母さまが坊ちゃんを救ったのは生涯幽閉の身にするためではありませんとクラウチ氏に言っています。

つまりウィンキーは「ここぞ」と思った時にはハッキリと自分の意見を言う屋敷しもべ妖精のようです。だからドビーとも気が合うのかも?!しれませんね。

これは私は多くの人がそう予想していることではないか?と思うのですがドビーとウィンキーはいずれ「夫婦」ということになるのではないかな?と思います。

またウィンキーについては現在ウィーズリー・ウィザード・ウィーズが絶好調のフレッド・ジョージがいずれ大きな館(やかた)を構えると思うので・・・

新しいご主人様(当然とっても優しい)を得て酒浸りの日々に終止符を打つのではないかな?と私は思います。

最後に
そんなわけで月曜日と今日はハリーポッター・シリーズに登場する魔法生物から代表的な存在のふくろうと屋敷しもべ妖精を取り上げました。

他にも「ゴースト」とか「巨人」とか「ドラゴン」や「ケンタウルス」などの個性溢れる魔法生物がいるので、いつの日か取り上げたいと思います。
2007.03.19 ふくろうたち
さて!通常のパターンなら「初登場シーン」シリーズの後は各巻に登場する魔法生物を紹介するのが最近はおなじみになっていたのですが第6巻では目立った活躍をした魔法生物がいなかったので代わりに本日はハリーポッター・シリーズに登場しているふくろうたちを紹介してみたいと思います。(全5項目)

5-1.初めに「イギリス魔法界とふくろう」
どうやらイギリスの魔法界ではほとんど全ての家庭で郵便を運んでくれる便利なペットとしてふくろうが飼われているみたいですね。

賢者の石の第1章でも歴史上最も極悪非道の魔法使いヴォルデモート卿がハリー・ポッターを殺し損ねて消え去ったというニュースで本来夜行性のふくろうが昼間飛び交ってマグルをビックリ!させていますよね。

またダーズリー家にもホグワーツからの入学案内状が届くのを皮切りにハリー宛のふくろう便が束になって届きダーズリー夫妻を震え上がらせています。

炎のゴブレット上巻47ページ(携帯版45ページ)でもウィーズリーおばさんが「返事は普通の方法で」と言っているので各家庭にふくろうがいるのは極々あたりまえのことのようです。

5-2.ヘドウィグ
いまさらという気がしないでもないですがハリーの11才の誕生日プレゼントとしてハグリッドから贈られた雪のように白いふくろうです。

結構プライドと気位の高い性格のようで秘密の部屋ではハリーとロンと共に空飛ぶフォード・アングリアに同乗しましたが暴れ柳に衝突したことをキッカケにしばらくハリーと仲違いしていました。(154ページ)

炎のゴブレット上巻57ページ(携帯版55ページ)ではピーピーと節操なく鳴きわめくピッグウィジョンにイライラして「長旅できるかい?」とハリーに声をかけられると・・・

威厳たっぷりにホーと鳴いた後本物の「伝書ふくろう」がどう振舞うべきかをハリーにしっかり見せるために、いつにも増してじっとしていたのでした。

しかしその一方で騎士団上巻73ページでハリーが返事をもらうまで突っついてやれというメチャクチャ理不尽な命令を忠実に実行したりもしていますね。(同105ページ参照)

5-3.エロール
ウィーズリー家で飼われている相当年寄りのふくろうでロンは「じいさん」と言っています。ハリーも初めて見た時はボロボロと毛の抜けた灰色の毛ばたきにしか見えませんでした。(秘密の部屋67ページ)

配達の途中で何度もへばっていてハリー4年生の夏休みにはウィーズリーおばさんが大きなフルーツケーキやミートパイを持たせたため回復するのに丸々5日間もかかりました。(炎のゴブレット上巻44ページ携帯版42ページ)

ロンの新しいペットふくろうピックウィジョンの登場で負担はかなり減ったようですがウィーズリー家で最近新たにふくろうを買ったという話はないので今も老骨にムチ打ってがんばっているんでしょうか?

5-4.ヘルメス
パーシーが監督生になった時にウィーズリー夫妻が就任祝いとして買ったふくろうです。ハリー2年生の夏休みにはガールフレンドのペネロピー・クリアウォーターの所に通い詰めていたようです。(秘密の部屋46ページ)

ハリーたち3人とパーシーは手紙のやり取りをすることがほとんどなかったので初登場は遅く騎士団上巻466ページとなっています。まあ初登場とはいっても「この時」1回限りですけどね。

結果としてパーシーが「この時」に出した手紙でロンとの溝は決定的となってしまい第6巻終了時点でも仲違いした状態が続くこととなっています。

もちろん手紙を届けたヘルメスに罪はないんですけどね。

5-5.ピッグウィジョン
ロン唯一のペットだったスキャバーズがいなくなってしまったことに責任を感じたシリウスがロンにプレゼントした灰色の手の平サイズの小さな豆ふくろうです。

初登場はアズカバンの囚人563ページ(携帯版634ページ)で初仕事はシリウスのハリー宛の手紙を届けることでした。

よく言えば底抜けに明るい!悪く言えば落ち着きがない?といった感じで一緒にいるとひたすら絶え間なくピーピー鳴き続けるのでウィーズリー家の先輩ふくろうたちからは敬遠されているようです。

その一方で女の子には好かれるタイプのようで炎のゴブレット下巻71ページ(携帯版563ページ)では3年生の女子学生から「ねえ、あのちびっこふくろう、見て!かっわいいー!」と言われています。

手紙は受取人にまっすぐ届けろ!と怒ったロンはピッグをパッとつかみましたが、むしろピッグには逆の効果となり握りこぶしの中から首を出してうれしそうにホッホッと鳴いていますね。(笑)

騎士団下巻169ページでハリーたちが夜の騎士バスに乗った時にはロンは「もう2度と乗りたくない」と言っていますが・・・(多分ハーマイオニーも同じ気持ち)

ピッグだけは夜の騎士バスでのロンドンからホグワーツまでのドライブを十二分に楽しんだようですね。ハーマイオニーの肩でうれしそうにゆらゆらしていました。

ハリーポッター・シリーズではおそらく唯一の天然ボケキャラで、その場の雰囲気をほんわかとしてくれる貴重な存在といえるのでは?!ないでしょうか。

最後に
今月に入って最初の週がマクゴナガル先生で先週がルーピン先生ということで比較的重めの内容が続いたので今日の記事はまた違った気持ちで楽しく書くことができました。

水曜日もまた今日と同様に特定の魔法生物を取り上げる予定です。
各巻の初登場人物がどんな風にして初登場したのか?を紹介してきた「このシリーズ」ですが、いよいよ本日が最終回となりました。第5巻までは激しく印象が変わる人が多かったんですが第6巻の初登場人物は概(おおむ)ね印象が安定している人が多かったようです。(全7項目)(巻名なしのページ数は謎のプリンス)

7-1.ルーファス・スクリムジョール
コーネリウス・ファッジに代わって魔法大臣に就任しマグルの首相に会いに来るという形で第1章でさっそうと登場していますね。(上巻27ページ)

初登場時はテキパキ!ビシバシ!と事を進めて、なかなかに好印象だったのですがハリーポッター・シリーズでは最初の印象が良くて最後まで良かったという人は本当にごく稀です。

「この人」もお決まりのパターンで誤認逮捕を繰り返してまずはダンブルドアの不興を買い次には的外れな要望でハリーの機嫌までも損なってしまって最後は最悪の印象で終わってしまいました。

7-2.ホラス・スラグホーン
ダンブルドアがハリーを連れてスラグホーンが滞在しているバドリー・ババートンという村のこぎれいな石造りの庭つきの小さなマグルの家を訪問して会うという形で初登場しています。(上巻93ページ)

最初は死喰い人が来たのかと思って肘掛椅子に化けて(変身とも言う)床に寝そべっていましたが、一目でダンブルドアに見抜かれて杖の先を突っ込まれて「痛い!」と叫んでいますね。(笑)

ハリーに説得(だったのか?)されて教職に復帰してからは露骨にハリーを贔屓して魔法薬学の授業風景をガラリ!と変化させてくれました。

7-3.ロミルダ・ベイン
大きな黒い目に長い黒髪の、えらが張った大胆そうな顔立ちの女の子でホグワーツ特急内で「わたしたちのコンパートメントに来ない?」とハリーに声をかけての初登場です。(上巻210ページ)

その後はクィディッチの選抜に出たもののあえなく落選!(上巻338ページ)スラグホーンのパーティに誘ってもらおうと惚れ薬入りの大鍋チョコレートをプレゼントしたりしましたが・・・(上巻468ページ)

結局ハリーの「最後の女」はジニーとなり彼女はものの見事にふられてしまいました。まあ最初から勝ち目のない戦いだったことは目に見えて明らかだったんですけどね。(下巻326ページ)

7-4.コーマック・マクラーゲン
ホグワーツ特急内でホラス・スラグホーンが開催した昼食会にハリーとネビルが呼ばれて行った際に出会っていますね。(上巻217ページ)

この時の印象はさほど悪くはなかったのですがクィディッチの選抜では希望ポジションがゴールキーパーで、さらにはスラグホーンのクリスマス・パーティではハーマイオニーのパートナーということで・・・

つまりはロンのライバル役としての登場でした。

7-5.デメルザ・ロビンズ
クィディッチについては昨年度のキャプテンだったアンジェリーナ・ジョンソンが最終学年で卒業したため今年度の新キャプテンはハリーということになりました。

そんなわけで多数の応募者の中から唯一の新人チェイサーとして選ばれたのが「この人」でした。ブラッジャーを避けるのが特に上手かったそうです。(上巻338ページ)

相当おとなしい性格の女の子みたいで上巻356ページではスネイプのパーティの招待がいくつあっても罰則を受けにくるようにとの伝言役を務めていますね。

上巻431ページでもロンにパンチを食らったのに口答えもせずそこいら中に血をぼたぼた垂らしながらジグザグと地上に戻るのを見てロンが謝っていますね。

スリザリン戦前最後の練習の時にも誰かれかまわず怒鳴りつけるロンに泣かされてしまいました。そんな彼女をハリーが必死になって励ましていますね。(やれやれ)

7-6.ジミー・ピークスとリッチ・クート
「この2人」も共にハリーが選んだクィディッチの新メンバーでポジションは2人ともビーターです。かつてはフレッド・ジョージのポジションなので、ついつい比べてしまうようですがハリーはまあまあ満足したようです。

ところで上巻439ページではデメルザ・ロビンスを泣かせてしまったロンにジニー・ピークスが「黙れよ。デメルザをかまうな!」と言っていますね。

ここからどうやらジニー・ピークスはデメルザ・ロビンスに思いを寄せているのではないかな?!という気が私はしますね。

7-7.ガラテア・メリィソート
実は「この人」は第6巻を読んだ人は当然知っての通り過去の人でダンブルドアの個人授業で名前が登場するだけの人物なんですが極めて重要な人物と判断したので敢えて取り上げることにしました。

名前が初登場したのは下巻74ページでトム・リドルがホラス・スラグホーンに「この人」が退職するのは本当ですか?と訊ねるという形での登場となっています。

下巻167ページでダンブルドアがこの人のことを説明しています。ホグワーツでほぼ50年間にわたって「闇の魔術に対する防衛術」の教職に就いていた老教授だそうです。

ヴォルデモート卿がこの人の後任としてホグワーツの教職に就くことを望んだわけですがダンブルドアがこれを拒否したために以来「闇の魔術」の教職に1年を越えてとどまる人はいなくなってしまいました。

最後に
そんなわけで昨年10月15日から何とはなしに始めた「この企画」でしたがようやく本日で完結ということになりました。

実はこの記事についは「最初の印象最悪・・・でも最後には?」と内容がかなりタブッていたので、その点で結構苦労しました。やはりあまり深く考えずに始めてしまったのがいけなかったと思っています。

こういった「企画モノ」はまだまだ手をつけていないものが色々あるんですが4月から最も大きな「企画モノ」を始めるのでしばらくの間はお休みということになりそうです。

来週はマクゴナガル先生の「謎のプリンス編」を発表して完結させるつもりでいます。
3月10日が誕生日ということで今週はルーピン先生を取り上げています。本日は最終日ということで最終盤のシーンについて考えることにします。

12年ぶりのシリウスとピーター・ペティグリューとの再会があったりスネイプとの対決があったり、例の薬を飲み忘れてしまったりで波乱要素の多かった終盤のルーピン先生でした。(全6項目)(巻名なしのページ数はアズカバンの囚人)

6-1.忍びの地図とスネイプと・・・
ハリーが許可なくホグズミードに行っていたことがドラコ・マルフォイを通じてスネイプの知るところとなりハリーは窮地に立たされます。(366ページ、携帯版407ページ)

加えてポケットの中から「忍びの地図」を発見されてさらに窮地に追い込まれるハリー!

スネイプは忍びの地図を机の上に広げると杖で羊皮紙に触れながら「汝の秘密を顕せ!」と唱えましたが何事も起こりません。

さらに「汝の隠せし情報をさし出すべし!」と唱えて地図を強く叩くと見えない手が書いているかのように地図の表面に文字があらわれました。

するとスネイプは「片をつけよう」と静かに言うとルーピン先生を呼び出して羊皮紙を指差して「この羊皮紙には闇の魔術が詰め込まれている」と言いましたが・・・

ルーピン先生は無理に読もうとする者を侮辱するだけの羊皮紙だろうと指摘して、さらにロンの口添えもあってハリーは何とか「その場」を凌(しの)いだのでした。

6-2.この時のルーピン先生の気持ち
この後スネイプの研究室を出てからのルーピン先生のハリーに対する言葉はかなり辛辣で厳しい内容となりましたよね。

ルーピン先生は吸魂鬼が近づいた時に聞いた声こそハリーにもっと強い影響を与えているんじゃないかと指摘しています。

さらにせっかく両親がハリーを生かすために自らの命を捧げたのに「その大事な命」を危険にさらすなんてことはしてはいけないんじゃないのか?とも言っていますね。

さすが!先生ですね。決める時にはビシッ!と決めてくれるといった感じです。

6-3.叫びの屋敷のルーピン先生
ハグリッドの小屋でスキャバーズとの驚きの再会を果たしたハリーたち3人でしたが、ロンがスキャバーズごと黒い大きな犬に連れ去られてしまいました。(433ページ、携帯版484ページ)

ロンを連れ去った犬を追ってトンネルを急ぎに急ぐハリーとハーマイオニー!着いたところは「叫びの屋敷」でした。

1つだけドアが開いている部屋に踏み込むとロンがいましたが「ハリー罠だ」とロン!大きな黒い犬は「動物もどき」のシリウス・ブラックでした。

対峙するハリーとブラック!そこに階下に新しい足音が聞こえて来て部屋に現れたのはルーピン先生でした。ブラックを見据えたまま部屋に入る先生!

そして12年振りの再会を果たしたシリウス・ブラックとルーピン先生によってポッター夫妻死亡の真相が明らかにされたのでした。

6-4.この時のルーピン先生の気持ち
ここでのルーピン先生の告白がハリーポッター・シリーズの最大の見せ場で最も衝撃的な場面でもありますよね。ここを読んでハリポタにはまったという人が相当数いたみたいです。

自分が狼人間であるがゆえに大勢の人たちをトラブルに巻き込んでしまったことを告白して強い自己嫌悪に陥(おちい)るルーピン先生!

ハリーのお父さんとシリウスそれにピーター・ペティグリューの友人3人を未登録の動物もどきにしてしまったこと。

また自分に同情して予防処置を取りさえすればとホグワーツへの入学を許可してくれたり職場を与えてくれたダンブルドアの信頼を裏切ることばかりして来たこと。

決して妥協せず自分自身に対しても非常に厳しく、反省することを忘れないルーピン先生の姿勢には心打たれるものがありますよね。見習って欲しい人が沢山います。

6-5.ホグワーツを去るルーピン先生
シリウスとバックビークを救出した満月の夜から一夜明けて医務室を出て校庭に出たハリーたち3人でしたがハグリッドからルーピン先生がホグワーツを去ることになったと聞いて先生の元に駆け付けるハリー!

行かないで欲しいと訴えるハリーにルーピン先生は「校長先生が今朝、私に話してくれた。ハリー、君は昨夜、ずいぶん多くの命を救ったそうだね」

そしてルーピン先生はハリーの守護霊のことを話して欲しいと言ったのでした。そこでハリーが守護霊が牡鹿の姿だったことを説明するとルーピン先生は・・・

「そうだ。君のお父さんは、いつも牡鹿に変身した。君の推測通りだ・・・だから私たちはブロングズと呼んでいたんだよ」(554ページ、携帯版623ページ)

そしてルーピン先生は「私はもう君の先生ではない」と言って透明マントと忍びの地図をハリーに返してくれたのでした。

ダンブルドアが部屋に来てルーピン先生に馬車が来たことを告げると先生はハリーに「君の先生になれてうれしかったよ。またいつかきっと会える」と言ってホグワーツを去って行ったのでした。

6-6.この時のルーピン先生の気持ち
ルーピン先生としては極めて高度な術で「はたして習得できるのだろうか?」と心配していた「守護霊の呪文」をハリーが習得してくれたことで一定の達成感はあったのではないかな?と思います。

しかし!その一方で3人の友人を未登録の動物もどきにしてしまったことが恩人のダンブルドアの知るところとなり、申し訳無くて身の置き所がないという気持ちもあったでしょう。

そんなわけで強い自責の念とホグワーツの教師になってよかったという「うれしい気持ち」の入り混じった複雑な心境でホグワーツを後にしたのではないかな?と私は思います。

最後に
実は「この記事」は去年の10月頃から「記事にしたい!」と思いつつ、なかなか文章と構成がまとまらなくって大変苦労しましたが、ようやく発表することができました。

なんとかルーピン先生の誕生日に間に合わせることができて今ホッ!としているところです。でも誕生日記念に一番お気に入りの「このネタ」を発表できたので結果オーライかな?!とも言えますね。(笑)
3月10日が誕生日ということで今週はそれを記念してルーピン先生を取り上げています。本日はハロウィーンからクリスマス休暇明けの最初の課外授業までのストーリー中盤あたりのルーピン先生について考えてみたいと思います。このあたりの気持ちが微妙に揺れ動く先生が私はとっても好きなんですよね。(全6項目)(巻名なしのページ数はアズカバンの囚人)

6-1.紅茶を飲みながら・・・
1人ホグズミードに行けず行き場のないハリーに「何をしている?」と優しく声をかける人がいました。振り返ってみるとそれはルーピン先生でした。(201ページ、携帯版219ページ)

部屋に入って紅茶を飲みながらハリーが最初の授業でまね妖怪と戦わせてくれなかったことを思い出していると先生が「心配事があるのかい?」とハリーに聞いて来ました。

ルーピン先生とハリーが初授業や吸魂鬼のことで話し合っているとドアをノックする音で話が中断されました。「どうぞ」とルーピン先生が言って入って来たのはスネイプでした。

ルーピン先生はスネイプが持ってきた薬の説明をしましたがゴブレットを先生の手から叩き落したいという烈しい衝動にかられるのでした。

6-2.この時のルーピン先生の気持ち
ルーピン先生にとっては「この時」ほどホグワーツの教師になって本当によかったと思ったのではないかな?と私は思いますね。

ハリーポッター・シリーズでは何度も繰り返し出て来ていて当人はうんざりしているぐらいですがハリーは外見が父親のジェームズそっくりです。

ルーピン先生が薬を持って来たスネイプを明るく迎え入れたのもハリーを見てジェームズと過ごした楽しい学生時代のことを思い出していたからなのではないでしょうか?

6-3.ハッフルパフ戦後の先生
クィディッチのシーズン最初の試合を100点差で落とした上にニンバス2000を失ったハリーにルーピン先生が「ちょっと残ってくれないか」と声をかけました。(241ページ、携帯版265ページ)

どうして自分だけあんなひどいことになってしまうのか?と問うハリーにルーピン先生は吸魂鬼が他の誰よりもハリーに影響するのは、誰も経験したことがない恐怖があるからだと説明するのでした。

ハリーはホグワーツ特急の中でルーピン先生が吸魂鬼を追い払ったことを思いだし防衛法を教えて欲しいと言うと先生は一瞬考えた後クリスマス休暇明けに吸魂鬼防衛術を教えてくれることを約束してくれたのでした。

6-4.この時のルーピン先生の気持ち
ルーピン先生が授業後ハリーを呼び止めたのはやはり自分がホグワーツに入学していなければ暴れ柳が植えられることもなく、ハリーのニンバスが粉々になることもなかったわけですから強い自責の念からだったんでしょうね。

クリスマス休暇明けにハリーに教えることになった「守護霊の呪文」は極めて高度な呪文で大人の魔法使いでさえ習得するのが困難な魔法です。

ルーピン先生が当初ハリーに教えることを逡巡(ためらった)したのも、はたして13才のハリーに習得できるのだろうか?という思いが相当強かったからに他ならないでしょう。

ハリーに過酷な訓練を受けさせるだけで結局挫折することになってしまうのではないか?という先生の苦渋の思いが感じられる2人のやり取りですよね。

6-5.いよいよ課外授業の開始!
そんなわけでクリスマス休暇明けの最初の授業で木曜日の夜8時から魔法史の教室で吸魂鬼防衛術の特別授業を始めることになりました。(306ページ、携帯版339ページ)

訓練開始当日の夜8時魔法史の教室でハリーが待っていると5分ほどでルーピン先生が荷造り用の大きな箱を抱えて現れました。箱の中身は「まね妖怪」でした。

吸魂鬼と守護霊の関係について一通りの説明をした後に先生は言いました。「何か1つ1番幸せだった想い出を渾身の力で思いつめた時に初めてその呪文が利く」

ボガート・吸魂鬼を前に必死に呪文を唱えるハリーでしたが想い出の強さが十分ではないのか?両親の声が聞こえるのと時を同じくして気を失ってしまうハリー!

しかし3回目でハリーは気を失わずに何とかボガート・吸魂鬼との間に守護霊を作ることができました。「リディクラス!」と叫んで訓練を打ち切る先生!

もう1回やってもいいですか?と言うハリーに一晩にしては十分すぎるほどだと言ってハニーデュークスの大きな最高級板チョコを渡して全部食べるようにと言うルーピン先生でした。

6-6.この時のルーピン先生の気持ち
私は「このあたり」の気持ちが激しく揺れ動くルーピン先生が大変好きですね。気持ちや心の弱い部分をさらけ出しているところが凄くいいです!

ハリーが意識を失うたびに「もうやめたら?」と言ったり・・・

「初めて父さんの声を聞いた」と言われて「ジェームズの声を聞いた?」と思わずハリーのお父さんのファーストネームを口走ってしまったりと・・・

ハリーの言葉や問いかけにギクリ!としたり動揺を隠し切れない表情で答えるルーピン先生が私は大変好きですね。

今日の最後に
そんなわけで今日は私が一番気に入っているところのルーピン先生を紹介・分析してみましたが思い入れが深過ぎて少々(かなり?)妄想が混ざっているかも?しれません。ご注意ください。

水曜日は「忍びの地図」を巡るスネイプとの攻防から最終盤のルーピン先生について考えてみたいと思います。
昨日3月10日が誕生日ということで今週はリーマス・ルーピンを取り上げることにします。ハリーは3年生の時にルーピン先生から特別な指導を受けて「守護霊の呪文」を習得します。

ハリーが「この呪文」を習得したことは後々のストーリーに大きな影響を及ぼす重要な要素になっているので、そこで今週は出会いから100人余りの吸魂鬼を追い払うほどの守護霊をハリーが作れるようになるまでの過程を振り返ってみることにします。(全5項目)(巻名なしのページ数はアズカバンの囚人)

5-1.最初に「呼び方について」
実は当サイトでは「ルーピン」または「リーマス・ルーピン」と呼び捨てにしていますが内心は大変心苦しく思っているんです。

本当は常に「ルーピン先生」とお呼びしたいのですが、ご存知のように就いた教職が1年限りしか在職できないことで有名な「闇の魔術に対する防衛術」だったので・・・

ルーピン先生も「その例」に漏れず1年弱の在職期間となってしまい今はもう先生とはお呼びできる状況ではないので、心を鬼にして呼び捨てという扱いにさせていただいております。

ただし今回はホグワーツの教師であった期間(10ヵ月間)を取り上げるので心置きなく「ルーピン先生」とお呼びすることができるということで、ホッと胸を撫で下ろしているところです。

5-2.ハリーとの出会い
ルーピン先生とハリーが初めて会ったのはホグワーツ特急内でハリーがロンとハーマイオニーにシリウス・ブラックのことを相談するために入った最後尾のコンパートメントでした。(99ページ携帯版107ページ)

突然ホグワーツ特急が止まり車両内が真っ暗になると、それを待っていたかのようにルーピン先生が目を覚まして「静かに!」とみんなに言いました。

手のひらに炎の灯りを揺らめかせながらルーピン先生が立ち上がるとドアがゆっくりと開いてマントを着て顔がすっぽりと頭巾で覆われた黒い影が現れました。それは吸魂鬼でした。意識を失うハリー・・・

再びホグワーツ特急が動き出し意識を取り戻したハリーはハーマイオニーからルーピン先生が吸魂鬼に「シリウス・ブラックを匿っている者は誰もいない。去れ」と言ったこと。

しかし吸魂鬼が去らなかったのでルーピン先生が何か呪文を唱えて杖の先から銀色のものが飛び出すと吸魂鬼は背を向けてすーっといなくなったことを告げたのでした。

そしてふくろう便を出すために出て行ったルーピン先生は戻ってくると「チョコレートに毒なんか入れてないよ」とみんなに声をかけたので、ハリーがチョコレートを食べると手足の先まで暖かさが広がるのでした。

「あと10分でホグワーツに着く。ハリー大丈夫かい?」

何故自分の名前を知っているのかハリーは聞きませんでした。バツが悪くて「はい」と呟くように答えただけのハリーなのでした。(115ページ、携帯版124ページ)

5-3.この時のルーピン先生の気持ち
ルーピン先生にとってホグワーツの教師になるということは安定した収入を得られるという喜びもあったでしょうが、もちろん!さらにもう1つ楽しみにしていたことが間違いなくあったでしょう。

それは何と言っても無二の親友だったジェームズ・ポッターの一人息子ハリーに会えるということでしょう。

私はルーピン先生がホグワーツ特急に乗っていたのも「ひょっとしたら列車内で偶然会えるかも?!しれない」と期待してのことだったんじゃないかな?と思います。

ハリーにはそんな心の余裕はなかったのでしょうが「大丈夫かい?」と声をかけるルーピン先生の声は弾んでいたのではないかな?という気が私はします。

5-4.初授業
そんなわけでルーピン先生待望の(?)ハリーのクラスの初授業の日がやって来ました。教室に姿を現した先生は生徒たちに今日は実地練習をするので杖だけあればいいと告げました。(171ページ、携帯版186ページ)

先生はピーブズとスネイプ先生を軽くいなした後に生徒たちを職員室の奥の洋箪笥の前に導きました。すると箪笥が急にわなわなと揺れバーンと壁から離れました。箪笥の中には「まね妖怪」がいたのです。

まね妖怪の特徴を一通り説明すると先生は生徒1人1人とまね妖怪を対決させました。最初と最後にまね妖怪と対決したのはネビルでした。

しかし何故か?ルーピン先生はハリーとハーマイオニーにはまね妖怪との対決を回避しました。どうしてなんだ?と思うハリーでしたが、クラスの誰もそれには気づいていませんでした。(183ページ、携帯版199ページ)

5-5.この時のルーピン先生の気持ち
ルーピン先生の初授業風景を見ていると事前に授業の進め方を入念に検討して下準備もしっかりした上で臨んでいることが随所に伺えますよね。

クラスの中で最も自信がなく魔法力の弱いネビルを敢えてトップバッターに指名していることは、他の生徒のまね妖怪に対する恐怖心を薄めることにつながっているのではないかな?という気が私はします。

まね妖怪を退治して職員室を後にする生徒たちにはもはやまね妖怪に対する恐怖心は微塵も感じられませんでした。ルーピン先生の巧みな指導術が感じられる授業内容だと私は思います。

今日の最後に
以前の記事でも言いましたが私とルーピン先生は性格が結構似ていて、人一倍慎重かつ優柔不断で100%絶対的な自信がないと何事も実行に踏み切れないところが一緒なので先生の気持ちや心情はよーく判ります。

そんなわけで明日以降も「この場面では、こんな気持ちなんだろうな」とルーピン先生の心情を考えつつ記事を書き進めていこうと思っているところです。
今週は第5巻「不死鳥の騎士団」のマクゴナガル先生を分析・紹介しています。最終日の今日は少し趣を変えてアンブリッジ先生との対決シーンのみに絞ってみました。この2人何だか「何でここまで?」というくらい対決姿勢を剥き出しにしています。何か?過去にあったのでしょうか?(全5項目)(巻名なしのページ数は不死鳥の騎士団)

5-1.対決シーン!、その1「授業査察」
魔法大臣コーネリウス・ファッジがホグワーツ高等尋問官という新しい職位を設けてアンブリッジに他の教師を監視する権限を与えるという暴挙に出て来ました。

そんなわけでアンブリッジ先生がクリップボードを持って待ち構えている教室に入って来たマクゴナガル先生でしたが全く意に介さない様子で授業を始めました。(上巻502ページ)

バカバカしい咳払いで授業を中断させようとするアンブリッジ先生にマクゴナガル先生は「そのように中断ばかりなさって、私の通常の教授法がどんなものか、おわかりになるのですか?」と冷たく言い放ちます。

その後のマクゴナガル先生はアンブリッジ先生が存在しないかのように振る舞いアンブリッジ先生も隅に座ったまま、より多くのメモを取ることに専念していました。(邪魔するとまた何を言われるのか分らないから?)

査察の結果は10日後に受け取ることになると言うアンブリッジ先生に「待ちきれませんわ」と無関心な口調で冷たく答えるマクゴナガル先生!

ハリーは思わず先生に向かって微かに笑いかけ、そして先生も確かに笑い返したと思うのでした。そんなわけで授業査察についてはマクゴナガル先生の全面勝利となったのでした。

5-2.対決シーン!、その2「トレローニー先生と・・・」
マクゴナガル先生とトレローニー先生といえばホグワーツの教授陣の中では犬猿の仲でマクゴナガル先生が占い学を蔑視しているのは周知の事実です。

しかし!ポルターガイストのピーブズ同様やはり「敵の敵は味方」ということなのでしょう!アンブリッジに解雇されたトレローニー先生に真っ先に声をかけたのはマクゴナガル先生でした。(下巻275ページ)

ドローレス・アンブリッジが不愉快に感じるのならトレローニー先生とでも手を組む先生!何かしら先生の執念を感じさせる場面ですよね。

5-3.対決シーン!、その3「進路指導」
ハリーが進路指導の面談のためマクゴナガル先生の部屋に行くと、そこには何故かクリップボードを膝に載せたアンブリッジ先生が・・・

ハリーが闇祓いになることなど不可能と矢継ぎ早に2人の会話に割り込むアンブリッジ先生にマクゴナガル先生はそんなことはありませんと次々反論します。

逆上したアンブリッジ先生が立ち上がって「ポッターが闇祓いになる可能性はまったくありません」と言うとマクゴナガル先生も立ち上がってアンブリッジ先生を高みから見下ろすと・・・

「どんなことがあろうと、私はあなたが闇祓いになるよう援助します!毎晩手ずから教えることになろうとも、あなたが必要とされる成績を絶対に取れるようにしてみせます!」(下巻383ページ)

マクゴナガル先生の面談終了宣言を受けてハリーは敢えてアンブリッジ先生を見ずに急いで部屋を出ました。ここでの2人の対決は優劣つけがたく引き分けといったところでしょうか?

5-4.対決シーン!、その4「最後の対決(対決なのかな?)」
天文学の試験中にハグリッドを助けようとしてアンブリッジが引き連れていた4人の闇祓いから失神光線を浴びて聖マンゴに入院するハメになってしまったマクゴナガル先生でしたが・・・

マクゴナガル先生が退院してホグワーツに戻って来た時にはアンブリッジ先生は全ての役職を解かれて、すっかり骨抜き状態になり医務室のベットに力なく横たわっていました。(下巻664~665ページ)

ホグワーツを後にするアンブリッジ先生にピーブズはマクゴナガル先生から借りた歩行用の杖とチョークを詰め込んだソックスで交互に殴りつけながら嬉々として城から追い出しました。

でも本当は100%体調が戻っていれば自らアンブリッジを追い出したかったようで、せめてもの心の慰めに先生の歩行用の杖を貸したようです。(下巻676ページ)

5-5.その後のドローレス・アンブリッジ
伝え聞いた話によるとアンブリッジは今でも魔法省で元気に働いているそうです。そういえばダンブルドアの葬儀にも参列していますからね。(プリンス下巻490ページ)

プリンス下巻38ページでも新魔法大臣ルーファス・スクリムジョールがアンブリッジの名前を出してハリーを激怒させています。

私も当然未承認で吸魂鬼をリトル・ウィンジングに派遣したことでコーネリウス・ファッジと共に失脚するものと思っていたのでハリーの気持ちはよーく判ります。

本当にとことんしぶとい人だなと私も思います。

最後に
さて!これでマクゴナガル先生も残すところ「謎のプリンス編」のみとなりました。こちらについては3月最後の週にお届けする予定です。

そして3月10日は私がハリーポッター・シリーズで一番好きなリーマス・ルーピンの誕生日ということで来週はルーピン先生を取り上げることにしています。

一番好きな人なので本当は2週間ぶち抜きでやりたいくらいなんですが、他にも3月中に済ませなければならない特集モノが控えているので1週間に留めることにしました。
何だか年度末の帳尻合わせのように今週はマクゴナガル先生を取り上げています。基本的には非常に厳しい人なんですが、がんばった人のことはちゃんと評価してくれるところが先生のいいところなんですよね。先生も魔法省で起きたことをキッカケに「とある生徒」のことを相当見直したようです。(全4項目)(巻名なしのページ数は不死鳥の騎士団)

4-1.密告者とそれを巡る攻防
裏切り者マリエッタ・エッジコムの密告でついにダンブルドア軍団の存在がアンブリッジの知るところとなりハリーは校長室に・・・

校長室は人で一杯でした。そして穏やかな表情で机の前に座るダンブルドアの脇にマクゴナガル先生が緊張した面持ちでびしりと直立していました。(下巻297ページ)

ハリーが違法な組織に加盟するようホッグズ・ヘッドで生徒たちを説得していたと主張するアンブリッジに「何か証拠がありますか?」と口を挟むマクゴナガル先生!

ウィリー・ウィダーシンの証言があるというアンブリッジ先生に、だから「あの男」は一連の逆流トイレ事件で起訴されなかったのですねと眉を吊り上げて鋭く切り込む先生!

アンブリッジはマリエッタに「この6ヶ月会合が行なわれていたの?」「参加していたの?」と訊ねますがキングズリー・シャックルボルトの機転で記憶修正を受けたマリエッタは首を横に振るばかり・・・

そんな2人のやり取りに「私は、どういう意味か明白だと思いましたが」と厳しい声で言うマクゴナガル先生なのでした。(内心はほくそえんでいた?)

その後ダンブルドアと2人の闇祓いとの大乱闘となりましたが先生はハリーとマリエッタを押さえつけて危害が及ばないようにしていました。(さすが!先生!)

ダンブルドアもこれまでだなと言うコーネリウス・ファッジに「そうでしょうかしら?」と軽蔑したように言うマクゴナガル先生なのでした。

4-2.コーネリウス・ファッジのその後
下巻321ページではアーニー・マクミランが「ダンブルドアはすぐに戻ってくるさ」「僕たちが2年生のときも、あいつらダンブルドアを長くは遠ざけておけなかったし・・・」と言っていますね。

マクゴナガル先生も下巻384ページでハリーに(闇祓いの)準備ができる頃には新しい魔法大臣になっているかもしれないと言っています。

結局マクゴナガル先生とアーニーの予測通りダンブルドアに楯突いたコーネリウス・ファッジは失脚し、魔法省は新しい大臣を迎えることとなったのでした。

4-3.ふくろう試験と先生、その2
6月に入りいよいよ本格的な試験シーズンの到来となり変身術の授業でマクゴナガル先生からふくろう試験についての詳細が知らされました。(下巻450ページ)

そしてついに試験開始!ハーマイオニーの機嫌が最悪だったこと以外はつつがなく順調に進みましたが試験の最終盤になって波乱は起こりました。

天文学の試験中にことは起きました。アンブリッジが4人の闇祓いと共にハグリッドを急襲!そこにハグリッドを助けに現れたのはマクゴナガル先生でした。

何の理由があって攻撃するのです?攻撃をやめなさい!と怒る先生に向かって4本もの失神光線が発射されました。体が撥ね上がり仰向けに倒れる先生!

あまりに理不尽な攻撃に試験管のトフティ教授までもが「南無三!」「不意打ちだ!けしからん仕業だ!」と叫ぶのでした。(下巻469ページ)

4-4.学期末のマクゴナガル先生
そんなわけでマダム・ポンフリーの手にも負えない重症だったため聖マンゴに入院することになってしまいましたが学期が終わる直前には退院することができました。(下巻670ページ)

減点しようにもグリフィンドールにはもはや点数が残っていないと言うスネイプに先生は「点を増やしましょうか?」と正面玄関に姿を現しました。

ハリー・ロン・ジニー・ネビル・ハーマイオニーとルーナ・ラブグッドにそれぞれ50点のボーナス点を与えるマクゴナガル先生!

そしてハリーとマルフォイに「こんなすばらしいお天気の日には外に出るべきだと思いますよ」と元気よく声をかけるのでした。

今日の最後に
やはり第5巻でもマクゴナガル先生は大活躍!ということで「どのシーン」を選んで「どのシーン」をカットしようかと迷いに迷いました。

ご覧の通り昨日と今日で初登場から学期末までやってしまいましたが、水曜日はまた別の角度から第5巻のマクゴナガル先生を分析することにしています。
先々週に引き続き今週もまたマクゴナガル先生を取り上げることにします。今回は内容を第5巻「不死鳥の騎士団」に絞ってお届けすることにします。いよいよハリーたち3人がふくろう試験を受ける年度ということで先生の指導もますます熱を帯びて来ているようです。(全5項目)(巻名なしのページ数はもちろん不死鳥の騎士団)

5-1.初登場シーン
第1巻「賢者の石」ではいきなり第1章で登場したマクゴナガル先生でしたが第2巻から第4巻では先生の初登場はいずれも9月1日の学期初日でした。

しかし第5巻での初登場シーンは上巻193ページで夏休み期間中に先生が騎士団本部に来たところをハリーが目撃するという形で登場していますね。

マグルの服とコートを着ていてとても奇妙な姿だったそうです。いったいどんな任務でマグルの服装をしていたのか少し(実はかなり)気になりますね。

5-2.9月1日のマクゴナガル先生
今年の組み分け帽子の歌には新たに「団結せよ、内側を強くせよ」との警告が加わるという異例の幕開けでスタートしました。

拍手が湧き起こりましたが呟きと囁きで萎みがちでした。何故なら隣同士で意見を交換しながらだったからです。ハリーたち3人もそうでした。

しかし!マクゴナガル先生が1年生の名簿を読み上げようとして、ひそひそ話をしている生徒を火のような目で睨みつけました。そして最後の睨みを利かせてから最初の名前を読み上げました。

その後アンブリッジ先生がダンブルドアの話を途中で遮(さえぎ)ってスピーチを始めたものだからマクゴナガル先生の唇はハリーが見たことがないほど真一文字に結ばれていました。(上巻336ページ)

一息入れて同僚の教授陣に会釈するアンブリッジ先生でしたが会釈を返す先生は1人もおらずマクゴナガル先生は黒々とした眉がぎゅっと縮まって鷹そっくりでした。

そして意味ありげにスプラウト先生と目を見交わすのでした。

5-3.ふくろう試験と先生、その1
ハリーたち3人が5年生になったので最初の授業で先生方は競うようにふくろう試験の重要性について演説しました。当然マクゴナガル先生も・・・演説での幕開けでした。

「刻苦勉励、学び、練習に励むことです。きちんと勉強すれば、このクラス全員が『変身術』でOWL合格点を取れないわけはありません」(上巻406ページ)

悲しげに、ちょっと信じられないという声をあげるネビルに対しても「術に問題があるわけではありません。ただ自信がないだけです」と励ます先生なのでした。

5-4.クリスマス休暇直前の先生
休暇前最後のDA会合を終えて寮に戻り床に就いたハリーでしたが、夢の中に蛇がウィーズリーおじさんを襲う光景が飛び込んで来てロンに起されてしまいます。(下巻73ページ)

「ほんとに病気だよ」「誰か呼ぼうか?」そう声をかけるロンにウィーズリーおじさんが蛇に噛まれて重態だと言うハリー!そこにネビルが連れて来たのはマクゴナガル先生でした。

マクゴナガル先生の姿を見てこんなにうれしかったことはない。いまハリーに必要なのは、「不死鳥の騎士団」のメンバーだ。(下巻75ページ)

ハリーをじっと見つめる先生!まるで自分の見ているものに恐怖を感じているような目!しかし「信じますよ。ポッター」そう短く答えるとロンと共に校長室へと向かうのでした。

5-5.どうして信じた?
夜中に突然「ハリーの具合がおかしいんです」とネビルに起されて寮に駆けつけた先生でしたが、ハリーの突拍子もない発言をどうして信じたんでしょうね?

1つ目に考えられることはダンブルドアからハリーとヴォルデモートは額の傷を通じて感情・思考を共有することをあらかじめ聞かされていた。

そこでハリーを通じてヴォルデモートに関する何らかの情報がもたらされる可能性もあるので不測の事態に備えて心の準備をしておくようにと言われていたのカモ?しれませんね。

しかしハリーの言葉を信じた最大の理由は何と言っても騎士団員ではないハリーが「この日」の見張り当番を知るハズがないということだったと私は思います。

ハリーの口からズバリ!「この日」の見張り当番ウィーズリーおじさんの名前が出て来てギョッ!とする表情がハリーからは「自分の見ているものに恐怖を感じているような目」に見えたんじゃないかな?と私は思います。

今日の最後に
と!いうわけで本日は第5巻「不死鳥の騎士団」での前半クリスマス休暇までの先生を振り返ってみました。

今回あらためて思ったことはやはりふくろう試験の合格率が低いのは各科目担当の先生方にとって相当不名誉なことというか憂慮すべき問題なんだろうなということですね。

マクゴナガル先生もハリーと同じクラスではおそらく最も成績が悪いであろうネビルに「自信さえつければ合格できます」と声をかけています。

まあ確かにネビルが合格すれば「この年」のグリフィンドール寮の合格率は100%でしょうからね。マクゴナガル先生がネビルを励ましたくなる気持ちも理解できます。