ダンブルドア・シリーズ(33)

ついにハリーの元に「忍びの地図」がやって来ました。その地図のお陰でハリーはホグズミード村に行くことができましたが・・・ついに「あのこと」を知ってしまうことになってしまったのでした。またクィディッチでは初黒星に加えてニンバス2000を失い災難続きとなってしまったハリーなのでした。(全5項目)

5-1.スネイプ先生の代理授業
ハッフルパフ戦を翌日に控えた金曜日ハリーは試合の指示を出すウッドのお陰で授業時間に間に合うこともままならず「闇の魔術」のクラスにも10分遅刻してしまいました。

するとそこにいたのはルーピン先生ではなくスネイプでした。10分遅刻したからといきなり10点減点するスネイプに「ルーピン先生は?」とハリーが訊ねると・・・

「今日は気分が悪く教えられない」と答えるスネイプ!さらにハリーが問い詰めると「命に別状はない」と別状あればとでも言いたげに答えるスネイプなのでした。

そんなわけで「この後」スネイプは394ページを開いて狼人間の見分け方と殺し方について羊皮紙2巻分のレポートを書いて提出する宿題を出したわけですが・・・

結局この宿題をやったのはハーマイオニーだけだったのでルーピン先生が狼人間だと気づいたのはハーマイオニー1人だけだったというわけです。

後にも先にも「闇の魔術」の授業に代理の先生が立てられたというのは「この時」1度だけですが、それはハーマイオニーにルーピン先生が狼人間だと気づかせるためだったということは明らかですよね。

いまさら指摘するまでもないこととは思いますが後々のストーリーに大きな影響を与える重要な場面なので取り上げることにしました。

5-2.わざと吸魂鬼の侵入を許した?
1年生の時にマクゴナガル先生によってグリフィドール・チームのシーカーに抜擢されて以来ハリーは通算3試合に出場してきましたが・・・

その全ての試合でスニッチを握ってチームを勝利に導いて来ましたが3年生になっての最初の試合ではセドリック・ディゴリーがスニッチを握ってハリーは初黒星を記してしまいました。

その原因はもちろん競技場に吸魂鬼が侵入して来たからなんですが私はダンブルドアはわざと吸魂鬼の侵入を許したのではないか?という気がしますね。

クリスマスにはシリウスからファイアボルトをプレゼントされて結果としてクィディッチ優勝杯をかけた最終戦のスリザリン戦では「この箒」の差が勝敗を分けました。

さらに「このこと」をキッカケにハリーはルーピン先生から特別な指導を受けて「守護霊の呪文」を習得することになるわけですから・・・

ここでも「災い転じて、福と成す」という結果になったわけですね。

5-3.「忍びの地図」がハリーの元に・・・
ハッフルパフ戦を終えた週明けの月曜日授業終了後にルーピン先生がハリーに「ちょっと残ってくれないか」と声をかけました。

ルーピン先生は吸魂鬼が他の誰よりもハリーに影響するのはハリーの過去に誰も経験したことがない最悪の経験があるからだと言いました。

君のような目に遭えば「どんな人間」でも箒から落ちても不思議はない。だから決して恥に思う必要はないとも言ったのでした。

そしてハリーは「専門家ではない」と渋る先生をなんとか説得してクリスマス休暇明けの1月から吸魂鬼防衛術を教えてもらう約束をしてもらったのでした。

そしてクリスマス休暇が明日から始まるという学期最後の日にウッドから借りた「賢い箒の選び方」を読もうとグリフィンドール塔に戻ろうとすると・・・

背中にコブのある隻眼の魔女の像の後ろからフレッドとジョージが顔を覗かせてハリーに声をかけて来ました。「どうしてホグズミードに行かないの?」とハリーが言うと・・・

フレッドは近くの誰もいない教室にハリーを招き入れて1枚の白紙の相当くたびれた羊皮紙を机の上に広げました。それが「忍びの地図」でした。

2人は1年生の時にフィルチから「この地図」を入手した経緯を説明した後自分たちはもう暗記したのでもう「この地図」は必要ないということでハリーに譲ってくれたのでした。

しかしもちろん!2人は初黒星とニンバス2000を失ったハリーのことを思って「忍びの地図」を譲り渡す決意をしたのではないかな?と私は思いますね。

5-4.「三本の箒」で、ついに・・・
と!いうわけでフレッド・ジョージから「忍びの地図」を譲り受けたハリーはさっそく地図を使って秘密の抜け穴からハニーデュークスの倉庫の中にたどり着くことができました。

村についてロンとハーマイオニーと合流したハリーに当然許可されていないのに来てはいけないと言うハーマイオニーでしたが・・・

その後は3人で「三本の箒」へ行ってバタービールを飲もうということになり数分後には小さな居酒屋に入りましたが、そこでついに!「あのこと」を知ってしまうことになったんですね。

3人がバタービールを飲んでいると「三本の箒」のドアが開いてマクゴナガル先生とフリットウィック先生が入って来ました。ハグリッドと魔法大臣も一緒でした。

そこで当然のようにシリウス・ブラックの話になり昔話に花が咲くマクゴナガル先生・フリットウィック先生とハグリッドでしたが・・・

当然同じ店内にハリーがいるとは露知らない4人はシリウス・ブラックがハリーの父親の無二の親友だったことや、ハリーの名付け親であることや・・・

その「シリウス・ブラック」の裏切りでハリーの両親がヴォルデモート卿に殺されてしまったことまで洗いざらい話してしまったのです。

5-5.この場面でのダンブルドア
キングズ・クロス駅でウィーズリーおじさんがハリーに警告した際も「いずれは知ることになってしまんだろう」との思いがあったのでしょうが・・・

私は「ある意味」ここが最良の場所・タイミングであるとダンブルドアが判断したのではないかな?と私は思いますね。それは何故かというと・・・

一緒に話を聞いていたロンとハーマイオニーが「このまま何もしないでいるのは耐えられない」というハリーを必死に説得してくれました。

また最初に会った時に何故ハリーの両親が無二の親友の裏切りで死んだことを話してくれなかったのか?と問い詰めようとハグリッドの小屋に行ったハリーでしたが・・・

バックビークのことで悲しみに暮れるハグリッドをハリーは責めることはできませんでした。なので『これが最良のタイミング』だったといえるのでは?ないでしょうか。

本日の最後に
そういったわけで、とうとう関係者各位が恐れていたことをハリーが知ることとなってしまったわけですが話のキッカケを作ったのは魔法大臣コーネリウス・ファッジでした。

他にも魔法大臣はピーター・ペティグリューことスキャバーズがウィーズリー一家と一緒に新聞の写真に載っているのをシリウスが見つけて・・・

シリウスがアズカバンから脱獄するキッカケをも作っているんですね。もちろん当の本人は全く気づいていないことなんですけどね。

本日の記事で取り上げたのは・・・
第3巻「アズカバンの囚人」より第9章「恐怖の敗北」
第3巻「アズカバンの囚人」より第10章「忍びの地図」でした。

テーマ : ハリー・ポッター - ジャンル : 小説・文学

ダンブルドア・シリーズ(32)

猫はネズミを追いかけるものとハーマイオニーは言いますが・・・それにしてもクルックシャンクスのスキャバーズに対する態度は尋常ではありません。一方ハロウィーンの夜「あの人」の最初の襲撃事件が起きてグリフィンドール生は思わぬトラブルに巻き込まれることになってしまいました。(全5項目)

5-1.クルックシャンクス対スキャバーズ
今にして思えば「この2匹」の戦いの火ぶたは8月31日に魔法動物ペットショップで切られたといっていいんでしょうね。(一方が圧倒的に不利ですが・・・)

3年生が初めてのホグズミード行きの10月31日ハロウィーンを目前に控えた10月15日にも事は起こりました。クィディッチの練習を終えたハリーが天文学の星座図を仕上げようとしていると・・・

クルックシャンクスがスキャバーズの入っているロンのカバンに突然襲いかかりました。

今回改めてクルックシャンクスの登場シーンを読み返して感じたのですがクルックシャンクスは最初に見た瞬間からスキャバーズを狙っているように思えて来ました。

つまりクルックシャンクスはハリーたち3人に出会う前からダンブルドアに「前足の指が1本欠けているネズミを見たら捕まえなさい」と事前に言われていたのではないでしょうか?

そうすればダンブルドアはクルックシャンクスに名指しまではしなかったもののハーマイオニーという新たな飼い主を得て店を出ることができると言い聞かせたのではないかな?という気が私はします。

5-2.ハロウィーンの夜に・・・
シリウスによる最初の襲撃事件が起きたのはロンとハーマイオニーが初めてホグズミードに行った10月31日の夜のことでした。最初の被害者は「太った婦人(レディ)」でした。

この日の夜はハロウィーン・パーティが開催されているということで先生方と生徒は全員大広間にいて寮のほうに残っているのは生徒たちのペットだけということで・・・

スキャバーズことピーター・ペティグリューを捕らえるには絶好のチャンスというところまでは良かったのですがシリウスは寮の談話室に入るための「合言葉」を知りませんでした。

シリウスが合言葉を言わないためレディが入室を拒んだために激高したシリウスがレディを襲って絵を切り裂いてしまったためにグリフィンドール寮生が入れなくなり・・・

ポルターガイストのピーブズが事の成り行きを全て目撃していたためにシリウスが校舎内に侵入したことが明らかになったのでした。

そんなわけでホグワーツの校舎内までもが、もはや安全ではないということになってハリーは何かと理由をつけては先生方や監督生のパーシーに付きまとわれるようになってしまったのでした。

5-3.スネイプの考え
ダンブルドアは生徒の身の安全を確保するためグリフィンドール生に全員大広間に戻るよう言い渡しました。10分後には他の寮生も当惑した表情で全員大広間に戻って来ました。

再び大広間に戻って来たダンブルドアにスネイプが4階をくまなく探しフィルチが地下牢を探したがブラックが見つからなかったことを報告した後に・・・

以前からシリウス・ブラックは内部の者の手引きによるものでなければホグワーツ校内に侵入することは不可能ではないかと進言しましたが・・・

「この城の内部の者がブラックの手引きをしたとは、わしは考えておらん」とスネイプに二の句を継がせないキッパリとした口調で言い放ったのでした。

スネイプは憤懣やる方ない表情で大広間を出て行くダンブルドアを見送っていましたが、やがて部屋を出て行きました。スネイプはかなり早い段階でルーピン先生を疑っていたようですね。

5-4.カドガン卿見参!
「太った婦人(レディ)」が襲われて他の絵は全てグリフィンドール寮の入り口の仕事を嫌ったために、ずんぐりした灰色のポニーに跨ったカドガン卿の肖像画が掛けられました。

誰かれかまわず決闘を挑み、それに応じなければ「とてつもなく」複雑な合言葉を考えるのに余念のない困った人でした。そして少なくとも1日2回は合言葉を変えました。

しかし!ハリーはカドガン卿を気にする場合ではありませんでした。マクゴナガル先生はハリーとチームのメンバーだけがピッチに出ているのは極めて危険だと指摘しましたが・・・

土曜日に最初の試合があるのだから絶対に練習しなければならないと迫るとマクゴナガル先生はフーチ先生に練習の監督をしてもらうことでハリーの練習の続行を許したのでした。

5-5.この場面でのダンブルドア
「太った婦人(レディ)」が襲われて代わりにグリフィンドール寮の入り口を守ることになったカドガン卿でしたが頻繁に合言葉を変えることがアダとなって・・・

後にシリウスがグリフィンドール寮に侵入することを許してしまい短期間でクビになってしまいました。まあ確かに他に名乗り出る人がいなかったからなんですが・・・

しかし!これも先を見据えたダンブルドアの措置だったんでしょうね。シリウスの無実がすぐに証明されてしまっては色々と都合の悪いことがあるわけです。

スキャバーズことピーター・ペティグリューにはヴォルデモート卿を最後の最後に破滅させる重要な役目を担っているので、ここでアズカバンに行かせるわけにはいかないというわけです。

本日の最後に
さて!今日の記事では第9章の前半までで2,000文字を大幅に越えてしまったので後半は水曜日の記事に回すことにしました。

水曜日はスネイプがルーピン先生の代わりに「闇の魔術に対する防衛術」の授業を教える場面から始まります。

本日の記事で取り上げたのは・・・
第3巻「アズカバンの囚人」より第8章「太った婦人(レディ)の逃走」
第3巻「アズカバンの囚人」より第9章「恐怖の敗北」でした。

テーマ : ハリー・ポッター - ジャンル : 小説・文学

ダンブルドア・シリーズ(31)

いよいよハリー3年生の学期が本格的に始まり初めて受ける科目(占い学と魔法生物飼育学)や初めて教わる先生(ルーピン先生)が相次ぎましたが内容や雰囲気はそれぞれの先生方の性格や人間性を色濃く反映するものでした。しかし魔法生物飼育学の授業は波乱の幕開けとなってしまいました。(全5項目)

5-1.初めての占い学の授業
ハリー・ロン・ハーマイオニーの3年目の学期が本格的に始まり、初日の最初の授業は「占い学」でした。この科目の教室は北塔の一番高い所にありました。

最初の授業では紅茶の葉の模様を読んで「未来の霧を晴らす」を参照しながら自分の未来を占うというもので、ここはあまりにも有名なシーンでいまさら説明するまでもないかもしれませんが・・・

ハリーはトレローニー先生にグリム・死神犬が取り憑いていると宣告されて以後事あるごとに早死にすると繰り返し繰り返し言われることになるんですね。

5-2.マクゴナガル先生今年度最初の授業
ハリーたちが最初の「占い学」の授業を受けた後は今年度最初の「変身術」の授業でした。マクゴナガル先生がトラ猫に変身してもクラスの拍手を浴びなかったので・・・

元の姿に戻った先生がクラス中を見回して問いただしたところハーマイオニーが初めての「占い学」の授業を受けて来たことをマクゴナガル先生に告げると・・・

マクゴナガル先生はトレローニー先生はホグワーツに着任して以来毎年1人の生徒の死を予言して来たが、いまだに誰1人として死んではいないことを言って・・・

トレローニー先生が死の前兆を予言するのは最初のクラスを迎える時のお気に入りの流儀で「占い学」というのは魔法の中でも一番不正確なものなので・・・

まあ要するに気にする必要はない!とハリーに言ったのでした。

5-3.ハグリッドの初授業
昨年度末にハリー・ロン・ハーマイオニーのお陰で50年前の事件はハグリッドが無実だったことが証明されて、めでたく魔法生物飼育学の教師に就任することになりました。

ハグリッドの最初の授業は初日の午後に行なわれて3年生のグリフィンドールとスリザリンつまりハリーとドラコ・マルフォイのいるクラスの合同で行なわれました。

つまり「この授業」にも先々のことを見据えてのダンブルドアの思惑が色濃く反映された授業内容であることは明らかですよね。

後にハリーとハーマイオニーがヒッポグリフでシリウスを救出する時のために、あらかじめハリーに練習をさせるためにダンブルドアは・・・

ハグリッドの初授業をグリフィンドールとスリザリンの3年生の合同授業にしたというわけです。マルフォイがケガをすることも当然折り込み済みということでしょう。

マルフォイがゲカをしたことでクィディッチの日程にも微妙な影響が及び例年だと開幕戦になるグリフィンドール対スリザリン戦が最終戦になることとなったわけです。

5-4.ルーピン先生の初授業
ルーピン先生の初めての授業シーンと人物像については「以前の記事」で詳しく分析と説明をしているので、ここで詳しく説明することは差し控えます。(この後が長いので・・・)

リーマス・ルーピンは極めて優秀な開心術士ということで「このこと」を前提に初授業のシーンを読み返すと知らなかった人は新たな気持ちで楽しく読むことができると思います。

5-5.この場面でのダンブルドア
ここでのダンブルドアは各先生方の授業内容について相当詳細に渡って関与している可能性が高いですよね。そこでここでは2人の先生について詳しく分析してみたいと思います。

1.ハグリッド先生の初授業について
ハグリッドにとってダンブルドアは3年生の時に無実の罪で学校を中途退学になっても森番としてホグワーツに残るよう尽力してくれた大恩人ですから・・・

当然最初の授業に取り上げる魔法生物は何を選ぶのか?を事前に相談しているでしょう。そこでダンブルドアはヒッポグリフを指定したというわけです。

ハグリッドにとっては魔法生物飼育学の教師に就任した最初の学期は大変辛いものになってしまいましたが、その分バックビークと再会できた時の喜びもまた格別だったようですね。

2.ルーピン先生の初授業について
最初の授業で取り上げた「まね妖怪」は後にハリーがルーピン先生の指導を特別に受けて「守護霊の呪文」を習得する際に使われた魔法生物です。

ルーピン先生の特別授業はクリスマス休暇明けの1月から始まっていますから当然ハリーには「それ以前」に教えておかなければなりません。

と!いうことでダンブルドアはおそらく「まね妖怪については早めに教えてやってくれんかの?」とルーピン先生に要請していると私は思います。

そこでルーピン先生も「校長先生がそうおっしゃるのなら最初の授業で」ということで最初の授業でまね妖怪が取り上げられたんじゃないかな?と私は思います。

本日の最後に
今日取り上げた場面は後々のストーリーに大きな影響を及ぼす重要なところでしたが、その分色んな意味で非常に書くのに苦労しました。

いまさら紹介・分析するまでもないのでは?いうほど有名なシーンが続いたので本当に筆が重かったです。書いていてこんなにつらい記事が読んで楽しいのか?少々不安です。

本日の記事で取り上げたのは・・・
第3巻「アズカバンの囚人」より第6章「鉤爪と茶の葉」
第3巻「アズカバンの囚人」より第7章「洋箪笥のまね妖怪」でした。

テーマ : ハリー・ポッター - ジャンル : 小説・文学

ダンブルドア・シリーズ(30)

夏休み後半の2週間を漏れ鍋とダイアゴン横丁で過ごすことになったハリーでしたが、一方夏休み最後の日にようやく出会えたハーマイオニーは自分もペットを飼うと言い出して・・・さらに9月1日の学期初日には「あの人」と「あの生き物」との初対面もあって早くも先々の波乱を予想させることになったハリーなのでした。(全5項目)

5-1.ダイアゴン横丁とファイアボルト
魔法大臣コーネリウス・ファッジの寛大な(?)措置と計らいで「漏れ鍋」に滞在することになったハリーでしたが充分すぎるほどの自由な生活に当初は戸惑いもあったようです。

必要な物を買い揃えたりフローリアン・フォーテスキュー・アイスクリーム・パーラーのテラスで宿題を仕上げたりぶらぶら店を覗いて回ったりして長い夏の1日を過ごしたハリーでした。

ハリーが「漏れ鍋」に滞在して1週間後お気に入りの「高級クィディッチ用具店」に「あの箒」が現れました。そうですファイアボルトでした。

矢のように日が経って夏休み終盤となりロンとハーマイオニーの姿を探すハリーでしたがハリーと2人が会えたのは夏休み最後の日の8月31日でした。

5-2.スキャバーズとハーマイオニーの新しいペット
そんなわけで夏休み最後の日にようやく2人と出会えたハリーでしたがハーマイオニーが自分で誕生日プレゼントを買いなさいと両親から10ガリオンを貰ったそうなので・・・

エジプトから帰って来てから元気がないというスキャバーズと共に3人は魔法動物ペットショップに行くことにしました。

そこで今日に至るまでハーマイオニーのペットとして登場している猫(ニーズル)のクルックシャンクスが登場することになるのですが・・・

ハリーに今年度の夏休みは「隠れ穴」ではなく、どうして「漏れ鍋」に滞在させたのか?というとハーマイオニーにクルックシャンクスを飼わせるためだったということになるんでしょうね。

「漏れ鍋」に2週間滞在したお陰でハリーはもうダイアゴン横丁のことなら何でも知っているという状態になっていました。どこに?何の店があるのか?も知り尽くしていました。

そこで「魔法動物ペットショップ」に行けばスキャバーズ用に何か探せるしハーマイオニーはふくろうが買えると言うことができたというわけです。

もし「漏れ鍋」に滞在していなかったら、おそらくハリーはハーマイオニーをイーロップふくろう百貨店に連れて行ったのでクルックシャンクスと出会うことはできなかったでしょう。

5-3.ウィーズリーおじさんの忠告
夏休み最後の日にようやくロンとハーマイオニーと会うことができて「漏れ鍋」でウィーズリー一家と夕食を共にしたハリーでしたが・・・

この後ロンの「ネズミ栄養ドリンク」とパーシーの監督生バッチを探しに「漏れ鍋」の食堂に来たハリーはウィーズリー夫妻の口喧嘩を盗み聞きしてしまうことになってしまいました。

そこでハリーはアズカバンを脱獄したシリウス・ブラックが自分の命を狙っていることや魔法大臣の対応が甘かったのもハリーの無事な姿を見てホッ!としたからだということを知ったのでした。

そしてハリーは学期初日の9月1日にキングズ・クロス駅のホームでウィーズリーおじさんから思ってもみなかった言葉を聞かされることになったのです。

ウィーズリーおじさんはこれまで見たことがない真剣な表情で「何を聞いても」どんなことを「知っても」自分からブラックを探すことだけはしないで欲しいと言うのでした。

5-4.ルーピン先生と吸魂鬼初登場
ウィーズリーおじさんの忠告でギリギリにホグワーツ特急に乗り込んだハリーでしたが「そのこと」を2人に話すために最後尾のコンパートメントに移動すると・・・

そこには9月1日のホグワーツ特急には珍しい大人の魔法使いが1人だけいました。それが「闇の魔術に対する防衛術」の新任教授リーマス・ルーピンその人でした。

そして「この後」シリウス・ブラック捜査のためにホグワーツ特急に乗り込んで来た吸魂鬼とルーピン先生が対峙することになるわけですが・・・

全てのハリポタ読者が知っての通り、ここでの吸魂鬼とルーピン先生の対決が後にハリーが守護霊の呪文をルーピン先生から習うキッカケとなっている重要な場面というわけですね。

5-5.この場面でのダンブルドア
ホグワーツ特急出発直前にウィーズリーおじさんから「くれぐれ」もブラックを探したりしないようにと厳しく戒められたハリーでしたが・・・

魔法大臣コーネリウス・ファッジやウィーズリーおじさんなど関係者各位にハリーの両親が無二の親友シリウス・ブラックの裏切りで死んだことや・・・

その「シリウス・ブラック」がハリーの名付け親だということを本人には言わないようにと根回しをしたのもおそらくダンブルドアだったんでしょうね。

結局ハリーはフレッド・ジョージに教えてもらった「秘密の抜け穴」からホグズミードに行って「その事実」を知ってしまうことになるのですが・・・

ウィーズリーおじさんに忠告させたのも「その時」に備えてハリーに心の準備をさせるという意味合いもあったんでしょうね。

本日の最後に
ウィーズリー夫妻の「漏れ鍋」での口論の中でダンブルドアは学校の入り口全てに吸魂鬼を配置することをしぶしぶ認めたという話が出て来ますが・・・

これもいまさら言うまでもないカモ?しれませんがハリーに「守護霊の呪文」を習得させるために取った措置であることは火を見るより明らかですよね。

またシリウスとは同じ学年で旧知の仲のリーマス・ルーピンを今年度の「闇の魔術に対する防衛術」の教師に指名したのも・・・

ポッター夫妻が死亡した当時の真相を明らかにするためには「この2人」が欠かせないということもリーマス・ルーピンを指名した理由の1つだったんでしょうね。

本日の記事で取り上げたのは・・・
第3巻「アズカバンの囚人」より第4章「漏れ鍋」
第3巻「アズカバンの囚人」より第5章「吸魂鬼」でした。

テーマ : ハリー・ポッター - ジャンル : 小説・文学

ダンブルドア・シリーズ(29)

ダーズリー家を飛び出したハリーはマグノリア・クレセント通りで名付け親との対面を果たします。その名付け親が杖腕を突き出したお陰で「夜の騎士バス」に乗ってロンドンに無事到着することができたハリーでしたが、魔法省は「その名付け親」のシリウス・ブラックがハリーの命を狙っていると思っていたのでした。(全5項目)

5-1.名付け親と初対面
怒りに身を任せてダーズリー家を飛び出して来たもののマグルの金を一切持たず魔法界の金貨をわずかばかり持つだけのハリーは別の感情が自分を襲うのを感じるのでした。

マグルの警察に見咎められトランク一杯の呪文の本やら箒の説明を求められてはやっかいなことになると透明マントを探し始めたハリーでしたが・・・

首筋が妙にチクチクして誰かに見つめられているような気がするのです。ハリーの背後の垣根とガレージの間に微動だにせずに誰かが立っています。

それがハリーの名付け親シリウス・ブラック!その人でした。

5-2.夜の騎士(ナイト)バス初登場!
ハリーの目の前に突如現れた「このバス」ですが当然ハリーは呼び出し方はもちろんのことナイト・バスそのものの存在すら知らなかったのですから杖腕を突き出したのは当然シリウスだったわけです。

私は「この場面」は様々な人々の思いが交錯していて実に興味深いと思います。まずは無実だったのに12年間アズカバンに投獄されていたシリウスの思い。

最後に無二の親友ジェームズの一人息子ハリーを見た時は1才のほんの小さな赤ん坊だったわけですから13才のハリーとの対面を果たしたシリウスの気持ちは感慨深いものがあったでしょう。

だからこそダンブルドアも無実だったのにアズカバンに12年投獄されていたシリウスが一刻も早くハリーとの対面を果たさせてやろうと策を講じたわけです。

しかし「この時点」では魔法省はシリウス・ブラックがハリーの命を狙ってアズカバンを脱獄したのだと思っていたのですから・・・

シリウスがアズカバンを脱獄して最初に出会った魔法界の人間がハリーだったという「この皮肉な組み合わせ」の妙が実に見事だと私は思いますね。

5-3.魔法大臣コーネリウス・ファッジ
そんなわけで「夜の騎士バス」で無事「漏れ鍋」に到着したハリーでしたが待ち受けていた魔法大臣コーネリウス・ファッジに身柄を確保されてしまいました。

「漏れ鍋」の個室にハリーを連行(?)した大臣はマージ叔母さん風船事件が魔法省の手で処理済であることとダーズリー夫妻が来年の夏休みもハリーを迎える用意があることを告げました。

ここでの大臣の発言で注目されるのが「なんと言っても君の家族だ。それに、君たちはお互いに愛しく思っている。心のふかーいところでだがね」という言葉ですね。

「この発言」から私はコーネリウス・ファッジはペチュニア叔母さんがハリーの「秘密の守人」だということを知っていると思いますね。

ハリーの身の安全はダーズリー家に留まっていさえすれば「忠誠の術」で完璧に保障されますが離れれば「その保護」を離れることになるので大臣はハリーのことを心配しましたが・・・

「漏れ鍋」でハリーの身柄を無事確保したのでホッ!としたというのが大臣の偽らざる気持ちだったのではないかな?と私は思いますね。

しかしハリーが「漏れ鍋」に無事到着できたのが『そのシリウス・ブラック』が「夜の騎士バス」を呼び寄せたからだったというのも皮肉な巡り合わせと言えるでしょうね。

5-4.再び「災い転じて、福と成す」
ハリーにとってはバーノン叔父さんにホグズミード行きの許可証にサインしてもらえずロンとハーマイオニーと一緒に村に行けなくなってしまったのは痛恨の極みだとは思いますが・・・

マージ叔母さん風船事件もお咎めなし!と決まり加えて夏休みの残りの期間をダーズリー抜きで過ごせることになりました。

おまけに「漏れ鍋」の亭主トムに案内されて11号室に入るとヘドウィグとの再会も果たすことができてハリーはメガネも外さずに眠りについたというわけです。

5-5.この場面でのダンブルドア
と!いうわけで「ここ」でのダンブルドアはシリウスとハリーの12年ぶりの再会を例によって例のごとくの手法で実現させたというわけです。

もっともハリーは目の前にいたのが自分の名付け親だということも「夜の騎士バス」を呼び寄せてくれたのがシリウスだということも気づいていないのですが・・・

「もう1つ」当然のことなんですが「漏れ鍋」で待っていればハリーの身柄を無事確保できると魔法大臣コーネリウス・ファッジに情報提供したのもダンブルドアだったんでしょうね。

一連の措置はいずれもシリウス・ブラックが命を狙っているのはハリーではなくピーター・ペティグリューだということを知っているからこそできることなんですね。

本日の最後に
と!いうことでハリーも「漏れ鍋」に滞在することになってヘドウィグとの再会も果たし波乱に富んだ一夜も明けてホッ!と一息つくことができたというわけです。

そんなハリーですが夏休みの最終日8月31日と学期初日の9月1日には様々な「生き物」と「人物」との出会いが待ち受けているというわけです。

本日の記事で取り上げたのは・・・
第3巻「アズカバンの囚人」より第3章「夜の騎士(ナイト)バス」でした。

テーマ : ハリー・ポッター - ジャンル : 小説・文学

ダンブルドア・シリーズ(28)

さて!いよいよ本日より「アズカバンの囚人編」に突入します。昨年はドビーの乱入で最悪の誕生日となってしまいましたが、13才の誕生日はロンとハーマイオニーからのプレゼントも届いて生まれて初めて誕生日がうれしいと思ったハリーなのでした。一方魔法界は「あの人」の脱獄で新たな緊張感が走っていました。(全5項目)

5-1.ガリオンくじグランプリ
全ては『このくじ』から始まったということになるわけですよね。ウィーズリーおじさんがくじを当てて700ガリオンを獲得して日刊予言者新聞に一家の写真が載り・・・

「その新聞の写真」にネズミに変身したピーター・ペティグリューを見つけたシリウスがアズカバンを脱獄したがために魔法界を揺るがす大騒動になったというわけです。

と!いうことはウィーズリーおじさんがこのガリオンくじを当てたことにもダンブルドアが絡んでいるということになるんでしょうね!

改めて考えてみるとウィーズリーおじさんが『このくじ』を当てなければ新聞に写真が載ることもなかったのですからシリウスがピーター・ペティグリューを見つけることもできなかったわけですし・・・

ロンが新品の杖を買ってもらえることもなかったわけですからダンブルドアにとっては何が何でもウィーズリーおじさんに700ガリオンを獲得してもらわなければならなかったわけです。

そういった観点からも「この件」にもダンブルドアが関与していた可能性が極めて濃厚というわけです。しかし!それにしても・・・クジの当選にまで介入してしまうなんて!

恐るべしダンブルドア!って感じですよね。

5-2.シリウス・ブラック脱獄!
そんなわけで日刊予言者新聞の写真にウィーズリー一家と共に写るピーター・ペティグリューの姿を発見したシリウスはアズカバンを脱獄したわけですが・・・

ハリーが「シリウス・ブラック脱獄」の第一報を聞いたのはダーズリー家のテレビ報道でした。魔法大臣コーネリウス・ファッジがマグルの首相に知らせたからです。

バーノン叔父さんはシリウス・ブラックがどこの刑務所から脱獄したのか?を言わなかったアナウンサーに噛みついていますが「アズカバン」と言ったって誰も理解できないのですから当然でしょう。

一方ペチュニア叔母さんは「この報道」をどんな思いで聞いたんでしょうね。何せシリウスは自分の姉の夫の親友だった人なんですから・・・

(知らないフリしているだけで)アズカバンに関する知識もそれなりにあるので私はバーノン叔父さんよりはシリウス・ブラックに対する恐怖心はペチュニア叔母さんのほうが強いと思います。

5-3.恐怖のマージ叔母さん登場!
今回「この記事」を書くために改めて読み返して気づいたのですがマージ叔母さんはシリウス・ブラック脱獄事件がテレビで報道された「その日」にダーズリー家に来ているんですよね。

そして「その日」から1週間ダーズリー家に滞在したわけですが、ハリーとバーノン叔父さんはマージ叔母さんが滞在する期間中に・・・

ハリーが守るべきことを守り、話の辻褄を合わせたならばホグズミード行きの許可証にサインしてもいいと約束したので、それからハリーの耐え忍ぶ1週間が始まったというわけです。

5-4.ハリーついに切れる!
そんなわけでハリーがマージ叔母さんの「言葉の暴力」に耐える1週間が始まり叔母さんに筆舌に尽くしがたい言葉を浴びても他の事を考えて必死に怒りを抑えるハリーなのでした。

ハリーがこれだけ我慢できたのもバーノン叔父さんに許可証にサインしてもらわなければロンとハーマイオニーと一緒にホグズミード村に行くことができないからでした。

そしてようやくマージ叔母さん滞在最終日の夜が来ました。ペチュニア叔母さんは豪華なディナーを料理して、ただの一度もハリーの欠陥が引き合いに出されることなくディナーは進みました。

しかし恐れていたマージ叔母さんの鉄拳がついにハリーに振り下ろされてしまいました。そして「その矛先」がハリーの父親に及んだ時ついにハリーの自制心が限界を越えてしまったのです。

ハリーの怒りでマージ叔母さんは巨大な救命ブイさながらに膨れ上がり天井に向かって浮き上がり始めました。バーノン叔父さんは片足を捕まえて引っ張り下ろそうとしましたが・・・

そのバーノン叔父さんまで一緒に床から持ち上げられる有り様。一方ハリーはダイニングルームを飛び出し階段下の物置に向いました。

ハリーがそばまで行くと物置の戸が魔法のようにパッと開いてハリーはそこからトランクを取り出すと飛ぶように2階に駆け上がり・・・

残りの荷物を持ってトランクのところに戻り「当然の報いだ」「身から出た錆だ」とバーノン叔父さんに捨てゼリフを残してダーズリー家を後にしたのでした。

5-5.この場面でのダンブルドア
と!まあ!そういうことで、この「マージ叔母さん風船事件」にもダンブルドアが関与していることは間違いないでしょうね。ここでの曲者は「ファブスター大佐」ということになりますね。

当然のごとくシリウスが何月何日にアズカバンを脱獄して何月何日にハリーに会いにリトル・ウインジングに来るのかが事前に解かっていたダンブルドアは・・・

それに照準を合わせてファブスター大佐に1週間犬の面倒は私が見るから久しぶりに弟(バーノン叔父さん)のところに行って骨休めしてこいと言わせたということなんでしょうね。

どうしてダンブルドアがホグズミード行きの許可証にバーノン叔父さんがサインするのを妨害したのか?というと、それはもちろん「その手柄」をシリウスのためにキープするという狙いもあったんでしょう。

そして「もう1つ」の狙いはフレッド・ジョージが「忍びの地図」をハリーに譲る気にさせるためだったというのもあったんでしょうね。

ハリーがバーノン叔父さんからサインを貰っていたらフレッドとジョージは「忍びの地図」をハリーに譲ろうという気にはなっていなかったでしょう。

本日の最後に
ハリーにとっては2年連続の波乱含みの夏休みになってしまったわけですがハリー3年生の休みはロンとハーマイオニーからの誕生日プレゼントもちゃんと届いて若干の改善が見られたようです。

しかし!ダーズリー一家にとっては昨年は「人生最大の商談」が破談に終わり今年は「この事件」と2年連続で散々な夏休みになってしまったというわけです。

本日の記事で取り上げたのは・・・
第3巻「アズカバンの囚人」より第1章「ふくろう便」
第3巻「アズカバンの囚人」より第2章「マージ叔母さんの失敗」でした。

テーマ : ハリー・ポッター - ジャンル : 小説・文学

ダンブルドア・シリーズ(27)

先回の記事で「秘密の部屋編」が終了したので5月20日から6月11日までの記事を振り返りつつ総括してみたいと思います。今日は新発見したこととロックハート先生のことの2つで記事を作ってみました。ロックハート先生については以前にも別の形で取り上げているので今回はまた「違った角度」から分析してみました。

再び新発見続々
今回記事を書くために改めて第2巻を読み返して再び幾つかの新発見をすることができました。そこでまず最初にそれを振り返ってみたいと思います。(4項目)

4-1.メイソン夫妻のこと
今まで考えようともしなかったので気づかなかったとも言えるのですが「この事件」にもダンブルドアが関与していたんですね。もっとも第6巻読了後でなければ気づけなかったことなんですが・・・

それにしても気になるのはダンブルドアとメイソン夫妻の関係です。いったいどんな間柄なのでしょうか?友人なのか?親戚なのか?

推測する材料が全くないので判断のしようがありません。またハリーの誕生日だということなど「どこまで」事情を把握してダーズリー家に訪問したのか?も気になります。

これはあくまでも私の個人的な願望なんですがメイソン夫妻には第7巻で再登場して「あの時はすまなかったね」とハリーに謝罪して欲しいですね。

4-2.宛名のインクの色のこと
「このこと」に気づいたのは65ページでウィーズリーおじさんがハリーにダンブルドアが「隠れ穴」にいることを既に知っていると告げていることがキッカケでした。宛名のインクの色は緑色でした。

そこで他の場面では宛名のインクの色はどうなっているんだろう?と調べてみたところ相手の所在地が分らない時はエメラルド色で分っている時は緑色だということが判明しました。

それにしてもローリングさん!「さりげなくキッチリと」インクの色を書き込んでくれていたお陰で再び新発見をすることができました。(凄い!)

4-3.ハリーが迷子になったのは・・・
これも深く考えることもなく迷い込んだのは偶然だとばかり思っていたので新鮮な驚きでした。しかしこれも6巻読了後だったからこそ気づけたことなんですけどね・・・

第2巻と第6巻は関連性が深いということで私も色々考えて6巻発売前に記事を書いたりしたんですがほとんど大ハズレでした。ここがそうだとは夢にも思いませんでした。

4-4.ウィーズリー氏の車のこと
ハリーとロンは今でも(野生化したと)そう信じているようですが9月1日もアラゴグの元から救出された時もウィーズリー氏の車はダンブルドアが操っていたことが判りました。

ローリングさんは「こういう」のが好きなんですよね。2人が罰則を受ける原因になった車に今度は救出される。つまり「災い転じて、福と成す」これは今後も何度も登場します。

ギルデロイ・ロックハートについて
第1巻「賢者の石」のクィレル先生とは違って非常に出番が多くてハリーたち3人に次ぐメインの登場人物だったロックハート先生でしたが・・・

他人の領域にズカズカと踏み込む行為を繰り返して最後にはマクゴナガル先生に厄介払いされてしまいました。ここでは「その侵略シーン」を振り返ってみたいと思います。(4項目)

4-1.スプラウト先生の領域(132ページ)
「私のほうが先生より薬草学の知識があるなんて、誤解されては困りますよ」と言いつつ暴れ柳の治療法を見せたロックハート先生でしたが・・・

だったら黙ってスプラウト先生におまかせしていれば先生も不機嫌にならずに済んだのでは?ないでしょうか。こういうのを「余計なお節介」と言うのでは?ないでしょうか。

4-2.ハグリッドの領域(167ページ)
何でも「井戸の中から水魔を追っ払う方法」をハグリッドに教えようとしたらしいです。でも「そんなこと」はとっくの昔に知っていたハグリッドは面白くなかったようです。

他には泣き妖怪を追っ払った(自慢)話をひとしきりしゃべって帰って行ったそうです。しかし聞いた瞬間に嘘と分る内容だったようですね。

ハグリッドも「やっこさんの言っとることが一つでもほんとだったら、俺はへそで茶を沸かしてみせるわい」とまで言ってロックハートのことを批判しています。

4-3.スネイプ先生の領域(216ページ)
最初の犠牲者ミセス・ノリスが自分の部屋に運び込まれて、あれこれと意見を並べ立てていたロックハート先生でしたが・・・

スブラウト先生が最近マンドレイクを入手したとダンブルドアが告げると「私が治療薬をお作りしましょう」と口を挟んだロックハート先生でしたが・・・

スネイプに「この学校では、我輩が『魔法薬』の担当教師のはずだか」と冷たく言われて、とても気まずい沈黙が流れてしまいました。

4-4.マダム・ポンフリー先生の領域(257ページ)
「ハリー、心配するな。私が君の腕を治してやろう」

ハリーがやめてくれと言っているのにロックハート先生はハリーの右腕を骨抜きにしてしまいました。数え切れないほど使ったことがある簡単な魔法のハズなのに・・・

マダム・ポンフリーは憤慨して「骨折ならあっという間に治せますが」骨を元どおりに生やすのは痛くて荒療治だとハリーに告げたのでした。

結局ハリーはロックハート先生に右腕を骨抜きにされたがために「さらにもっと」辛い痛い思いを長時間させられることになってしまったのでした。(やれやれ~)

ロックハート先生についての総括
そんなわけでホグワーツを散々掻き回していたロックハート先生でしたが最後にはスネイプ先生を皮切りに始まった先生方の見事な連係プレーで職員室から追い出されて・・・(432ページ)

校長職に復帰したダンブルドアがロックハート先生は記憶を取り戻すために学校を去らなければならないと告げた時に「かなり多くの先生」に歓声をあげられることとなってしまったのでした。(499ページ)

本日の最後に
今日の記事は書いていて大変楽しくてアッ!という間に書き終えることができました。こんなに楽しく記事を書けたのは久しぶりです。(笑)

さて!来週からは「アズカバンの囚人編」が始まりますが、むしろ私が楽しみにしているのは「炎のゴブレット編」と「不死鳥の騎士団編」です。

これからがさらに!ますます面白くなってくるので私も楽しみにしているところです。

テーマ : ハリー・ポッター - ジャンル : 小説・文学

ダンブルドア・シリーズ(26)

ついに「秘密の部屋」に足を踏み入れたハリー!そこで気を失っているジニーを見つけトム・リドルとの再会を果たしたハリーでしたが、トム・リドルの態度はハリーの予想を大きく裏切るものでした。そしてついにトム・リドルの正体が明らかにされたのでした。(全5項目)

5-1.トム・リドルとの再会
ついに「秘密の部屋」に踏み込んでトム・リドルとの再会を果たしたハリーでしたが、トムと話して一連の襲撃事件の実行犯がジニーだったことや・・・

そのジニーを操って事件を起こしていた黒幕が日記の中のトム・リドルだったことや、その「トム・リドル」が後のヴォルデモート卿であることが明らかにされたのでした。

トムはハリーが「どうやって」自分を破滅に追いやったのか?を知りたがりましたが当然ハリー自身がそれを知らなかったので「運がよかっただけなんだ」と決めつけたのでした。

トムが自らを「世界一偉大な魔法使い」と言うのに対して、世界一偉大な魔法使いはアルバス・ダンブルドアだと言い返すと不思議な旋律と共に不死鳥フォークスが現れたのでした。

5-2.トム・リドルの最期
リドルが一対の高い柱の間で立ち止まり石像に向かって呼びかけると「秘密の部屋」の怪物バジリスクがついにその姿を現しました。

目を閉じていたために事の成り行きを把握できていなかったハリーでしたが、ハリーが目を開けた時にはバジリスクの両眼は既にフォークスによって潰されていて使い物にならなくなっていました。

盲目になったバジリスクでしたがリドルの命令を受けて闇雲にハリーを襲って来ます。しかし組分け帽子から出て来た剣でハリーが最後の一撃を加えるとバジリスクはついに息絶えたのでした。

バジリスクの刃で一度は死にかけたハリーでしたがフォークスの癒しの涙で再び意識を取り戻したハリーが「リドルの日記」にバジリスクの牙を突き立てると・・・

日記から激流のようにインクがほとばしり耳をつんざくような悲鳴が長々と響いてリドルは身を捩り悶えて消えました。それがトム・リドルの最期でした。

5-3.トム・リドルの誤解
「秘密の部屋」でのハリーとの話の中でトム・リドルは自分の父親は魔女だという「それだけの理由」で母親を捨てたと言っていますね。

しかしトム・リドル・シニアは自分の意思ではなく魔法の力によって2人は結婚して、その結果T.M.リドルが生まれたのですから父親のみを一方的に責めることはできないでしょう。

つまり父親の側の事情を知らなかったがためにT.M.リドルは父親とその祖父母までも殺してしまい、それをキッカケに悪の道に走ってしまったということになりますね。

ヴォルデモート卿が父親の側の事情を知り母親が死ななければ歴史上最も極悪非道の魔法使いは生まれなかったということになりますね。(うーん残念無念!)

5-4.マクゴナガル先生の部屋にいたのは?
トム・リドルとバジリスクを亡きものにしてハリーたちがフォークスに案内されてマクゴナガル先生の部屋に到着すると!そこにはダンブルドア校長先生の姿が!

ハリーが事の経緯を説明してホグワーツの危機は完全に去ったことが判るとダンブルドアはハリーとロンに「ホグワーツ特別功労賞」が授与されることと・・・

ハリーとロンの2人それぞれに1人につき200点ずつを与えたのでした。

もちろん!ジニーはお咎めなしと決まりハグリッドがT.M.リドルに濡れ衣を着せられていたことも証明されて秘密の部屋は永久に閉ざされたのでした。

5-5.この場面でのダンブルドア
最後に2人だけになった時ダンブルドアはハリーに「きみはわしに真の信頼を示してくれたに違いない」だからこそハリーの元にフォークスが駆け付けたのだと言っていますが・・・

もちろんハリーの元にフォークスを送ったのも組分け帽子の中にグリフィンドールの剣を隠しておいたのもバジリスクとの戦いに勝利するための策で予定通りのことだったんでしょうね。

こうしてダンブルドアとハリーの尽力によってバジリスクは葬られて「秘密の部屋」は永遠に閉ざされることになったというわけです。

ウィーズリー家の一人娘ジニーにとっては多難なホグワーツでの1年目ということになってしまいましたが、これも後に別の形で役に立つことになります。

ダンブルドアが敢えて見て見ぬフリをしたのも「そうしたこと」を念頭に置いての措置だったということになりますね。

本日の最後に
と!いうわけで本日をもって「秘密の部屋編」が終了しました!

単純に言えばこれで3分の1が終わったということになるのカモ?しれませんがハリーポッター・シリーズの場合第1巻から第5巻までは巻が進むごとに章の数が増えて行くのでそうとばかりも言えません。

来週からは多くのハリポタ読者が最高傑作と評価している「アズカバンの囚人編」に入るので私もそれなりに楽しみにしているところです。

それに私の大好きなルーピン先生が初登場しますからね!(笑)

本日の記事で取り上げたのは・・・
第2巻「秘密の部屋」より第17章「スリザリンの継承者」
第2巻「秘密の部屋」より第18章「ドビーのごほうび」でした。

テーマ : ハリー・ポッター - ジャンル : 小説・文学

ダンブルドア・シリーズ(25)

ハグリッドがアズカバンに投獄されて「危険は去ったのです!」と浮かれるロックハートを目の当たりにしたハリーはクモを追って「禁じられた森」に入ることを決心しそれをロンに告げたのでした。その結果アラゴグに会った2人は新たな事実を知ることとなったのでした。一方ダンブルドアはそうとは気づかれずに「さりげなく」2人を助けていたんですね。(全5項目)

5-1.アラゴグと会って判ったこと
透明マントを着て城を抜け出し「禁じられた森」に奥深く入ったハリーとロンは闇の中を動く何か大きなものが進んで来るのを感じました。それはウィーズリー氏の車でした。

その直後にハリーとロンは巨大なクモに鷲づかみにされて巨大蜘蛛のところに連れて来られたのでした。それがハリーとアラゴグとの出会いでした。

アラゴグはみんなが自分のことを「秘密の部屋」に住む怪物だと信じ込んでハグリッドが「部屋」を開けて自分のことを自由にしたのだと考えて・・・

そのためにハグリッドは退学になったのだがアラゴグは卵の状態で遠いところから来たので「秘密の部屋」から出て来たのではないとハリーに説明したのでした。

そして城に住む「その怪物」は蜘蛛の仲間が何よりも恐れる太古の生き物で殺された女の子はトイレで発見されたとのことです。

しかし迷い込んで来た新鮮な肉をおあずけにはできないとハリーとロンに襲いかかるアラゴグでしたが飛び込んで来たウィーズリー氏の車に助けられたのでした。

ベッドに戻ってアラゴグの言ったことを考えていたハリーは死んだ女の子がトイレで見つかったことを思い出して50年前に死んだのは「嘆きのマートル」では?と閃いたのでした。

5-2.ウィーズリー氏の車
巨大蜘蛛に四方八方を囲まれて絶対絶命のピンチだったハリーとロンでしたがタイミングを測ったように現れたのがウィーズリー氏の車でした。

しかも車は2人の前でピタリと止まるとドアがパッと開いて2人が乗ると窪地から森の中へ突っ込み巧みに空間の広く開いているところを走っています。

ハリーとロンの2人は車が自分で意思を持って野生化してしまったと思い込んでいるようですが、当然実は9月1日の時と同様にダンブルドアが操っていたんでしょうね。

おそらく「どこを通って」ハグリッドの小屋に到着するのか?のコース等もあらかじめ決めてあったんではないかな?という気が私はしますね。

5-3.ハーマイオニーが残したもの
今にして思えば「犯人はハグリッド!」などという思いっきり的外れの説を自信満々に力説しているロックハート先生をまんまとダマして「嘆きのマートル」のトイレへ行こうとしていたハリーとロンでしたが・・・

「何をしているのですか!」とこれ以上固くは結べまいと思うほど固く唇を真一文字に結んだマクゴナガル先生に見つかってしまいました。(ひえ~ぇ!)

しかし!ハリーがとっさについた嘘のせいで2人は「嘆きのマートル」のトイレではなく医務室にハーマイオニーを見舞いに行くこととなってしまいました。

しかしそれが事件を解決に導く手がかりを得るキッカケになったのでした。

ハーマイオニーの右手に握られている紙切れを苦労して取り出すと、それは秘密の部屋に潜む怪物バジリスクの説明書きでした。

マグル出身の生徒たちを襲っていたのが「その眼」からの光線に捕らわれた者は即死するという毒蛇の王バジリスクだったことをついにハリーとロンが知ることとなったのです。

幸い死者が出なかったのは生きている人たちは直接目を見た人が1人もいなかったからなのでした。先生方に知らせようと職員室に急ぐハリーとロンなのでした。

5-4.いよいよ「秘密の部屋」へ・・・
そんなわけで誰もいない職員室に到着した2人でしたが休憩時間のベルが鳴らずに代わりにマクゴナガル先生の「生徒は全員、それぞれの寮に戻りなさい」と声が拡大されて廊下に響き渡りました。

ハリーとロンが洋服掛けに隠れるとロックハート先生を除く先生方が戻って来てマクゴナガル先生がジニーが怪物によって「秘密の部屋」へ連れ去られたと告げました。

声もなくへなへなと崩れ落ちるロン!

先生方のいなくなった職員室から談話室に戻ったハリーとロンはジニーがたとえほんのわずかでも生きている可能性があるのであればと肖像画の出入り口を出てロックハートの部屋へと向かうのでした。

5-5.この場面でのダンブルドア
この後ロックハートを従えて「秘密の部屋」への入り口があるマートルのいる3階のトイレに来たハリーとロンでしたが・・・

「秘密の部屋」を開くことができたのは銅製の蛇口の脇のところに引っ掻いたような小さなヘビの形が彫ってあったからでした。

ハリーは本物のヘビに向かっている時しか蛇語を話すことができないためダンブルドアはハリーが蛇語を話せるようにと「あらかじめ」ヘビの形を彫っておいたんでしょうね。

お陰で2人は「秘密の部屋」への入り口を開けることができました。

本日の最後に
さて!本シリーズの「秘密の部屋編」もいよいよ次回で終わりということで明日はいよいよハリーとトム・リドルの対決シーンということになりました。

水曜日は再び「賢者の石編」に引き続き総括ということで「秘密の部屋編」を振り返ることにしています。当初は「区切りよく水曜日で終われるのだろうか?」と心配しましたが・・・

何とか収めることができました。

本日の記事で取り上げたのは・・・
第2巻「秘密の部屋」より第15章「アラゴグ」
第2巻「秘密の部屋」より第16章「秘密の部屋」でした。

テーマ : ハリー・ポッター - ジャンル : 小説・文学

ダンブルドア・シリーズ(24)

最後の犠牲者が出てから4ヵ月が経ち事件はこのまま沈静化するものと思われましたがハリーのトランクから「リドルの日記」が奪われて!再びスリザリンの継承者が活動を再開したようです。そしてさらに事態を深刻化させる出来事が起きてしまいました。(全5項目)

5-1.なくなった日記
ジャスティンと「ほとんど首なしニック」が襲われてから4ヵ月が過ぎ襲撃事件の犯人は永久に引きこもってしまったとみんなが思うようになり・・・

平和な日々が戻って3年生から新たに始める選択科目について話し合うハリーたちでしたがハッフルパフ戦を翌日に控えた金曜日の夕方ハリーが寝室に戻ると・・・

ハリーのトランクが荒らされてロックハートの本の最後の1冊を入れ終わった時に「リドルの日記」がなくなっていることに気づいたのでした。

「リドルの日記」の持ち主は再びハリーからジニーへと戻りスリザリンの継承者が活動を再開してグリフィンドール対ハッフルパフ戦は中止となってしまったのでした。

5-2.ついにハーマイオニーが・・・
そんなわけでジニーに取り憑いたトム・リドルが再び人を襲うようになり犠牲者になったのはレイブンクローの監督生ペネロピー・クリアウォーターとハーマイオニーでした。

ハーマイオニーが犠牲者になってしまったことはハリーとロンにとっては衝撃的なことで大きな痛手となったことは確かだったのですが悪いことばかりではなかったようですね。

ハーマイオニーが襲撃事件の犠牲者になったことでハリーがハーマイオニーを襲うはずがないということで、ハリーに対する疑いが100%払拭されたというわけです。

しかしこの後新たな試練がハリーとホグワーツの生徒たちに襲いかかることになるんですね。

5-3.魔法大臣とルシウス・マルフォイとダンブルドア
かねてから新たな襲撃事件が起こるまでは50年前のことをハグリッドに訊くのは見送ると決めていたハリーたちでしたが・・・

再び襲撃事件が起きたことを受けてハリーとロンは透明マントを使ってハグリッドの小屋を訪ねることにしました。しかし!そこでは思わぬ事態が待ち受けていました。

ハグリッドの小屋にダンブルドアと魔法大臣コーネリウス・ファッジが訪ねて来てハグリッドは魔法使いの監獄アズカバンに短期間収監されることになってしまいました。

さらにルシウス・マルフォイが訪ねて来て12人の理事全員の投票でダンブルドアの停職が決まったことを告げたのでした。最大の危機に陥るホグワーツ!

5-4.「この時」のダンブルドアの思い
そんなわけでルシウス・マルフォイの策略がついに実を結んで停職に追い込まれてしまったのですが、こうなることは当然事前に解かっていたのでダンブルドアにとっては痛くもかゆくもないことでしょう。

当然ハリーとロンが透明マントをかぶって4人のやり取りを聞いていることは百も承知なので事件を解決するための重要なヒントを2人に告げています。

ダンブルドアは自分に忠実な者が助けを求めた時には必ずそれが与えられると透明マントで隠れているハリーとロンに向かって言っています。

そしてそれはダンブルドアの言葉通りトム・リドルとバジリスクと対決するハリーに与えられることになるんですね。

5-5.この場面でのダンブルドア
ここが第2巻「秘密の部屋」でのダンブルドアの最大の見せ場といっていいでしょうね。ただあまりにも先の先のことに関するヒントなのでハリーも理解するのに苦労しているようですが・・・

ダンブルドアが停職になったことはホグワーツにとっては大きな痛手ということになりますが、本人にとってはハリーを守ることに専心できるので、むしろありがたいといったところなのではないでしょうか?

本日の最後に
ついにダンブルドアを停職に追い込んで野望を果たしたかに思えたルシスウ・マルフォイでしたが、それは結局短期間で終了することとなりました。

それは2度と「秘密の部屋」が開かれないようにするためにイギリス魔法界が乗り越えなければならないハードルだったわけで・・・

「秘密の部屋」を永久に閉ざし、さらに部屋の中にいる怪物「バジリスク」を退治するための戦いにハリーがこれから挑んで行くということになるわけですね。

本日の記事で取り上げたのは・・・
第2巻「秘密の部屋」より第14章「コーネリウス・ファッジ」でした。

テーマ : ハリー・ポッター - ジャンル : 小説・文学

ダンブルドア・シリーズ(23)

ついにクリスマスにポリジュース薬が完成してスリザリン寮の談話室への潜入に成功したハリーとロンでしたが結果は3人が期待していたものではありませんでした。一方クリスマス休暇終了後ハリーの元についに「リドルの日記」がやって来ました。(全5項目)

5-1.マルフォイ尋問の結果は?
そんなわけでクリスマスにポリジュース薬が完成してハーマイオニーの作ったシナリオ通りにドラコ・マルフォイの尋問を決行することになりました。

計画は終始ハーマイオニーが主導権を握る形で行なわれ躊躇する2人にハーマイオニーは「これから変身する相手の一部分が必要なの」と事もなげに言ったのでした。

結果はご存知の通りマルフォイは一連の襲撃事件の犯人ではなく父親のルシウスは自分の息子が疑われないようにと企みの詳細を打ち明けることすらしていませんでした。

ハリーたち3人にとっては期待外れの結果になったわけですが「このこと」を通じて3人は後々重要となるポリジュース薬の作り方や特徴を「体験学習」することになったというわけですね。

5-2.「リドルの日記」との出会い
ハーマイオニーが猫の毛をポリジュース薬に入れて変身してしまって医務室に長期入院することになってしまい2人が医務室に宿題を届けて寮に戻ろうとしていると・・・

上の階からフィルチのヒステリックな声が聞こえてくるのでフィルチがいなくなった後に様子を確かめに3階のトイレに行くとマートルが誰かが本を投げつけて来たと泣いていました。

危険な本かもしれないと警告するロンをかわしてハリーが拾い上げたのは日記でした。持ち主の名前は「T.M.リドル」これがハリーと「リドルの日記」との出会いでした。

5-3.襲撃事件止まる!
「リドルの日記」の持ち主がジニーからハリーへと変わりハリーはジニーのように日々の出来事を書き込むということはしなかったので、これをキッカケに襲撃事件はパタリと止まってしまったというわけです。

2月の初めにハーマイオニーが退院して「リドルの日記」が50年前のものだと知って色々試してみましたが日記は反応せず、しばらくの間はハリーの鞄に入ったままでした。

ハリーが「リドルの日記」の異変に気づいたのはバレンタインデーの日でロックハートが呼んだ配達キューピットに襲われて鞄を引き裂かれてインク壷が割れてインクが飛び散った時で・・・

他の本はみんな赤インクで染まっているのに「リドルの日記」は何事もなかったように以前のままの状態なので、その夜ハリーは誰よりも早くベッドに入って・・・

「僕はハリー・ポッターです」と書き込むと何と!日記が「僕はトム・リドルです」と返事がきたのでした。それがハリーとトム・リドルとの出会いでした。

5-4.トム・リドルとの出会い
ハリーが日記の中から出て来たトム・リドルに再び襲撃事件が連続して起こり3人の犠牲者が出ていることや、事件の背後に誰がいるのか?全く分らないことなどを告げて・・・

「秘密の部屋」について何か知っていることはないですか?と訊ねるとトム・リドルは「それは伝説だ存在しないものだと言われていました。でもそれは嘘だったのです」と答えました。

そしてリドルが5年生の時に部屋が開けられて怪物が数人の生徒を襲い、とうとう1人が殺される結果になったがリドルが犯人を捕まえて「その人物」は学校から追放されたので・・・

学校には平和が戻ったが怪物を解き放つ力を持った人物は投獄されにかったのでリドルはやがて再び事件が起こることを知っていたとのことです。

そしてハリーはリドルから秘密の部屋を開けて怪物を解き放った「その人物」がハグリッドだったことを知らされることとなったのでした。

5-5.この場面でのダンブルドア
日記から出て来たトム・リドルの説明で50年前に「秘密の部屋」を開けたのはハグリッドだと思ってしまったハリーだったのですが・・・

何はともあれ結果としてハグリッドがどうしてホグワーツを中途退学したのか?の経緯をハリーたち3人は知ることになったわけですね。

そういった理由でダンブルドアは敢えて日記の中のトム・リドルとハリーが会うことを黙って見過ごしたということだったんでしょうね。

またハリーは第4巻「炎のゴブレット」でもペンシーブ・憂いの篩を通じて過去の出来事を見る機会があるので、その予行演習という意味合いもあったんではないかな?と私は思います。

本日の最後に
そういったわけで「秘密の部屋」が間違いなく存在することと、それが50年前に開かれて同様の襲撃事件が起きて「その時」には死者も出たことを知ったハリーたちでしたが・・・

この後さらに衝撃的な出来事が起こることとなるわけですね。

本日の記事で取り上げたのは・・・
第2巻「秘密の部屋」より第12章「ポリジュース薬」
第2巻「秘密の部屋」より第13章「重大秘密の日記」でした。

テーマ : ハリー・ポッター - ジャンル : 小説・文学

ダンブルドア・シリーズ(22)

クィディッチのスリザリン戦をキッカケにポリジュース薬の製造を開始したロンとハーマイオニーでしたが、一方ハリーはハリーでロックハートの主宰した「決闘クラブ」でハリーの隠れていた能力が表沙汰になることとなり襲撃事件の犯人だと疑われる事態になってしまったのでした。(全5項目)

5-1.いよいよ製造開始!ポリジュース薬
ハリーのスリザリン戦での負傷を受けて何としてもマルフォイを尋問したいと思ったようです。ハリーが3階の女子トイレに行くとロンとハーマイオニーがポリジュース薬の製造を始めていました。

ここで問題になってくるのが「二角獣の角」と「毒ツルヘビの皮」の2つの材料で、これを入手することができるのはスネイプ個人の薬棚しかないということです。

そこで木曜日の魔法薬学の授業でハリーがフィリバスターの長々花火で一騒動起して、その隙にハーマイオニーがスネイプの研究室に行って材料を取って来るということになりました。

そこで「この場面」で私が疑問に思うのがスネイプのハリーに対する態度です。騒ぎが収まった後ハリーの顔をまっすぐに見据えていたスネイプでしたが・・・

結局ハリーを問い詰めることはせず10分後に授業は終了しました。ハリーも自分がやったことはバレていると感じたようですが・・・どうして追究しなかったんでしょうね?

今回改めて読み返してみて私はどうやら「この件」でも事前にダンブルドアが見逃すようスネイプに指示していたのではないかな?!という気がしてきましたね。

5-2.決闘クラブがキッカケで・・・
ロックハート先生とスネイプ先生というハリーとロンにとっては最悪の組み合わせで行なわれた「決闘クラブ」だったんですが・・・

ここで事態が大きく動きます。まず1つ目はハリーが後にヴォルデモート卿と戦った時に役立った唯一の術「武装解除の術」を覚えます。

さらに2つ目はいまさら説明するまでもないかもしれませんがハリーがパーセルマウスつまりヘビ語を話せることが明らかになります。

後々役に立つことになる「この2つ」なんですがハリーは一連の襲撃事件の犯人なのではないか?と疑われることになってしまい再びつらい試練の日々が続くことになってしまったのです。

5-3.相次ぐ犠牲者
最初の犠牲者フィルチの飼い猫ミセス・ノリスに続いてスリザリン戦で負傷したハリーを見舞いに来る途中を襲われたコリン・クリービーが医務室に運ばれて来ました。

運んで来たのはマクゴナガル先生とダンブルドアでした。

さらに「決闘クラブ」の翌日には「ほとんど首なしニック」とジャスティン・フィンチ・フレッチリーが同時に襲われて、さらに間の悪いことに偶然現場を通りかかって第1発見者になってしまったハリーなのでした。

5-4.初めて校長室へ・・・
そんなわけで最初の襲撃事件(ミセス・ノリス)と3件目の事件現場にまで遭遇してしまったハリーはマクゴナガル先生に連れられて初めて校長室を訪問することとなったんですが・・・

6年生の今でこそ「開心術」「閉心術」という魔法の存在を知っているハリーですが、2年生の時はそんな魔法が存在することすら知らなかったのですから・・・

当然ダンブルドアはハリーが何を考えているのかは何もかも全て解かっていたハズです。もちろんポリジュース薬を作っていることも・・・

しかしダンブルドアは先々のことを考えて敢えてハリーを問い詰めることはせず、そのまま寮に帰したということなんですね。

5-5.この場面でのダンブルドア
ここでのダンブルドアは事の成り行きを静かに見守っているといった感じですね。当然犠牲者が出ても死者は1人も出ないことは解かっているわけですから・・・

ところで「決闘クラブ」ではスネイプの指示でドラコ・マルフォイがヘビを出して、これがキッカケでハリーがパーセルマウス(蛇語使い)だということが明らかになったのですが・・・

この件でも当然ダンブルドアが影で動いていたのではないか?と私は思います。そうでなければハリーの「この能力」が明らかになることはなかったわけですからね。

本日の最後に
さて!記事の構成の都合上で第12章の後半のドラコ・マルフォイの尋問シーンがはみ出してしまったので、その部分は明日の記事に回すことにします。

したがって明日の記事はマルフォイの尋問シーンから始まります。

本日の記事で取り上げたのは・・・
第2巻「秘密の部屋」より第11章「決闘クラブ」
第2巻「秘密の部屋」より第12章「ポリジュース薬」でした。

テーマ : ハリー・ポッター - ジャンル : 小説・文学