さて!いよいよ本日より待望の(?)「炎のゴブレット編」に突入します。ピーター・ペティグリューことワームテールが馳せ参じて、ついに「あの人」が活動を再開しました。まず最初に現れたのはかつて「あの人」の父親が住んでいたあの館(やかた)でした。(全4項目)

4-1.リトル・ハングルトン殺人事件
第4巻「炎のゴブレット」の第1章はヴォルデモート卿ことT.M.リドルが最初に起した殺人事件の話で幕を開けます。いきなり最初に殺したのが自分の父親とその祖父母だったんですね。

その当時唯一館(やかた)の合鍵を持っていたフランク・ブライスが疑われて逮捕されましたが、リドル一家の死因を特定することができなかったためフランクは釈放されました。

今もその館の脇の小屋に住んでいたフランク・ブライスが夜中に館に侵入者がいるのを偶然見つけて館の中に入りヴォルデモート卿とワームテールの会話を漏れ聞くことになるんですね。

4-2.「あの人」とワームテールの会話
そんなわけでフランク・ブライスがドアの手前でヴォルデモート卿とワームテールの会話を盗み聞きするという形でローリングさんは先のストーリーの伏線を幾つか引くということになっているわけです。

ヴォルデモート卿があくまでもハリー・ポッターにこだわった理由は「以前の記事」でも説明したように自身が肉体を取り戻す時にはハリーの血が必要だと思ったからなんですね。

ワームテールがハリーにこだわらなくとも他の魔法使いの血でもいいのでは?と言ったのは、やはり心の底には命を助けてくれたハリーを巻き込みたくないという気持ちもあったんでしょうね。

一方ヴォルデモート卿も自分を見るたびに身震いしたりたじろいだりするワームテールに対して「こんなヤツを頼りにしなければならないとは!」といった気持ちだったのでしょうが・・・

とりあえず今のところは他に頼る人物がいないし、まもなく揺らぐことのない忠誠心を持った人物が配下に加わるということで今は我慢の時といったところのようです。
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先回の記事で「アズカバンの囚人編」が終わったので本日は恒例にしてしまった(?)総括をしてみたいと思います。今までは必ず水曜日にしていたのですが今回は日曜日ということになりました。その理由については本文中で説明させていただきます。(全5項目)

5-1.さっそく最初に「日曜日になったわけ」
今まで「この」総括は第1巻が5月16日に第2巻が6月27日のいずれも水曜日に行なって来ました。第2巻の時には終盤になると「これ」が水曜日になるように調整してきたのですが・・・

数々の事情などもあり色々思う処あって本シリーズの「34」から記事1件につき1章とすることにしてしまったので「この総括」の曜日を調整することが不可能になってしまいました。

そんなわけで今回は日曜日になってしまいました。

5-2.新発見は?・・・1つ「ガリオンくじ」
第3巻「アズカバンの囚人」については読み込みが結構できていたので残念ながらアッ!と驚く新発見は少なかったです。したがって「ガリオンくじ」1つだけでした。

「ガリオンくじ」についても例によって例のごとく深く考えていなかったので気がつかなかったということで今回改めて視点を変えて読み返したからこその新発見でした。
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シリウスが再び逃亡して・・・そして「あの人」も再び逆上しました。一方ホグワーツに別れを告げることになったルーピン先生からは「透明マント」と「忍びの地図」が返って来ました。そしてルーピン先生はハリーにいつかまた必ず会える日が来ると言ってホグワーツをあとにしたのでした。(全4項目)

4-1.シリウスとバックビーク脱出!そして・・・
食い入るように空を見つめていたハリーの袖をハーマイオニーが引っ張って「誰にも見つからずに病棟に戻るのに10分きっかりしかないわ」と声を掛けました。

途中で魔法大臣やスネイプそしてピーブズとすれ違いましたが何とか見つからずに無事医務室の入り口にたどり着いて後ろ向きに部屋を出て来るダンブルドアと会うことができました。

シリウスがバックビークに乗って行ってしまったことをダンブルドアに報告した後にベッドに戻った2人でしたが、遠くで怒り狂う唸り声がやがて怒声となって聞こえて来ました。

病室のドアがバーンと猛烈な勢いで開いて魔法大臣、スネイプ、ダンブルドアが中に入って来ました。ダンブルドアだけが涼しい顔で、むしろかなり楽しんでいるようにさえ見えました。

魔法大臣は怒っているようでスネイプは逆上していて2人を指差し喚き顔を歪ませて口角泡を飛ばして叫んでいました。そんなスネイプにダンブルドアは・・・

「ハリーもハーマイオニーも同時に2ヵ所に存在することができるというのなら別じゃが。これ以上2人を煩わすのは、何の意味もないと思うがの」(549ページ携帯版617ページ)

怒りが収まらない様子のスネイプでしたが魔法大臣とダンブルドアを睨みつけた後にローブを翻して病室から嵐のように出て行ったのでした。

4-2.ルーピン先生との別れ
翌日の昼に退院したハリーたち3人でしたが、うだるような暑さの上に試験が終わったということで生徒は皆ホグズミード行きを楽しんでいるということで城にはほとんど誰もいませんでした。

しかし3人とも村に出かける気にはなれず校庭をぶらぶら歩きながら昨晩の大冒険を語り合いました。そんな3人の前にハグリッドが現れました。

バックビークが自由になって喜んでいたハグリッドでしたが、そのハグリッドからルーピン先生が今朝一番で辞めたと聞くとハリーは立ち上がってルーピン先生に会いに行ったのでした。

今までで最高の「闇の魔術に対する防衛術」の先生だったから辞めないで欲しいと言うハリーにルーピン先生はダンブルドアが今朝昨晩のことを話してくれたと・・・

私に誇れることがあるとすればハリーがそれほど多くを学んでくれたことだと言ってハリーの守護霊のことを話して欲しいと言ったのでした。

ハリーが話し終わるとルーピン先生は君のお父さんはいつも牡鹿に変身した。だから私たちはプロングズと呼んでいたんだと打ち明けてくれたのでした。

そして「透明マント」と「忍びの地図」をハリーに渡すと馬車が来たことを知らせるダンブルドアと入れ違いにホグワーツを後にしたのでした。
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1日に10科目もの授業を受けたり3つの授業に同時に出席したり、また学期末には同時に2科目の試験に臨んだり1日に4科目の試験と・・・ロンとハリーが常々疑問に思っていたハーマイオニーの不可解な時間割の謎が最後の最後になって解き明かされることになったのでした。(全4項目)

4-1.目覚めた所は?・・・医務室
100人余りの吸魂鬼に周りを囲まれて気を失ったハリーでしたが気がついた所は医務室でした。目を開けると何もかもぼんやりとしていました。誰かがハリーのメガネを外したのでした。

ハリーは上半身を起こしメガネを掛け杖を取り上げました。マダム・ポンフリーが「ポッター、何をしてるんですか?」と訊ねると「校長先生にお目にかかるんです」と言うハリーでしたが・・・

マダム・ポンフリーが「吸魂鬼が間もなく(ブラックに)キスを施します」などと言うものだから「えーっ!」と叫びながらハリーとハーマイオニーはベッドから飛び降りました。

ハリーの叫び声を聞きつけて医務室に入って来た魔法大臣コーネリウス・ファッジにシリウスが無実であることや捕まえる人を間違えていることを必死に訴える2人でしたが・・・

マダム・ポンフリーは突然大きなチョコレートの塊をハリーの口に押し込み、むせ込んでいる間に間髪を入れずハリーをベッドに押し込みました。

「この子たちは手当てが必要です」と大臣をも医務室から追い出そうとしたマダム・ポンフリーでしたが再びドアが開いて入って来たのはダンブルドアでした。

4-2.ダンブルドアの説得
医務室に入って来たダンブルドアはマダム・ポンフリー、魔法大臣、スネイプの3人にハリーとハーマイオニーと3人だけで話したいと言うのでした。

最後まで粘ったスネイプがようやく出て行くと同時に2人のほうを向いたダンブルドアに堰を切ったように話すハリーとハーマイオニーでしたが・・・

手を上げて2人の洪水のような説明を制止すると・・・

「今度は君たちが聞く番じゃ。頼むから、わしの言うことを途中で遮らんでくれ。なにしろ時間がないのじゃ」静かな口調だった。(513ページ携帯版577ページ)

必死に2人を説得した後にダンブルドアはハーマイオニーに「必要なのは、時間じゃ」と言った後にシリウスは8階のフリットウィック先生の事務所に閉じ込められていることを教えて・・・

首尾よく運べば2人は1つといわずもっと罪なきものの命を救うことができるじゃろう。3回引っくり返せばよいじゃろう。幸運を祈ると告げて医務室を出て行ったのでした。
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ペティグリューを引き渡せばシリウスが無実であることが証明されて自由の身になる。そうすればダーズリー一家と別れて名付け親と一緒に暮らすことができる!喜びで胸が一杯のハリーでしたが・・・過酷な運命が2人を再び引き裂いてしまったのでした。(全4項目)

4-1.満月が!・・・全てを台無しに
「叫びの屋敷」から学校に戻る道すがらシリウスがペティグリューを引き渡せば自分は自由の身になることはもちろんのことハリーの名付け親であることを告げると・・・

「ええ、知っています」とハリーが答えるとシリウスは遠慮がちに「別の家族がほしいなら」と一緒に暮らさないか?と言うのでした。即答で「いつ引っ越せますか?」と言うハリー!

しかし!校庭で事態は急変しました。雲が切れて一行は月明かりを浴びました。ふいに立ち止まったルーピン!立ちすくむシリウス!そうです「その日」は満月だったのです。

ペティグリューがルーピンの落とした杖に飛びついてロンとクルックシャンクスに何かをしました。ハリーが杖を向けてルーピンの杖をペティグリューから奪いましたが・・・

既に手遅れでした。ペティグリューはもう変身してロンの腕にかかっている手錠をかいくぐって逃走しました。草むらを慌てて走り去る音が聞こえました。

ハリーが大声でシリウスにペティグリューが逃げたことを知らせると深手を負いながらもシリウスは素早く立ち上がって走り去りハリーとハーマイオニーもあとを追いますが・・・
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「叫びの屋敷」に現れたセブルス・スネイプはシリウス・ブラックに対する怒り・恨み・憎しみで完全に冷静さを失って逆上していました。とまどうハリーたち3人でしたが・・・その後ついにルーピン先生とシリウスの手でスキャバーズの正体が明らかにされたのでした。(全4項目)

4-1.セブルス・スネイプ現る!
ピーター・ペティグリュー、シリウス・ブラック、ジェームズ・ポッターの3人が何故に未登録の「動物もどき」になったのか?をルーピン先生が説明し終えた直後に姿を現したのは・・・

ハリーの「透明マント」で潜入していたセブルス・スネイプでした。スネイプは少し息切れをしていたものの勝利の喜びを抑えきれない顔でした。

ルーピン先生の部屋に「例の脱狼薬」を持って行ったスネイプは消し忘れた「忍びの地図」を見てルーピン先生が「暴れ柳」の根元の入り口に消えるのを見て、そのあとを追って来たというわけです。

しかし!逆上して完全に冷静さを欠いていたスネイプはルーピン先生がシリウスを手引きして城に入れているなどという明らかな事実誤認をしていました。

言い分を聞くよう説得するルーピン先生とハーマイオニーでしたがスネイプの目にはハリーが今まで見たこともない狂気の光がありました。もはや理性をも失っています!

「エクスペリアームス!武器よ去れ!」

思わず叫んだハリーでしたが叫んだのはハリーだけではありませんでした。ロンとハーマイオニーも同時にスネイプから武器を奪おうとしていたのでした。

ドアの蝶番がガタガタ鳴るほどの衝撃が走りスネイプは足元から吹っ飛んで壁に激突してズルズルと床に滑り落ちてノックアウトされました。

4-2.どうして?ピーターだと見抜いたのか!
スネイプの乱入で思わぬ波乱が起きてしまったわけですが、ロンのネズミなんて何百万といるのに、どうして「どのネズミ」が自分の探しているネズミだと分るのか?との問いにシリウスは・・・

ローブの中からクシャクシャになった紙の切れ端を取り出し、しわを伸ばしてみんなに見せました。1年前のウィーズリー一家の写真が載った「日刊予言者新聞」でした。

雷に打たれたような声で「いったいどうしてこれを?」と問うルーピンにシリウスは去年の夏魔法大臣コーネリウス・ファッジがアズカバンに視察に来た際にもらったものだと説明したのでした。

ピーターがネズミに変身するところは何回も見たから間違えるハズがない!だからロンの肩の上にいるネズミを見た瞬間にピーターだと分ったとのことです。

以前にも指摘したように実は魔法大臣コーネリウス・ファッジがシリウスのアズカバン脱獄のキッカケを作っていたということが「ここ」で明らかになったんですね。
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ピーター・ペティグリューにシリウス・ブラックそしてジェームズ・ポッター・・・何故「この3人」が未登録の動物もどきになったのか?何故ホグワーツに「暴れ柳」が植えられたのか?ルーピン先生の説明で「その真相」が明らかにされたのでした。(全4項目)

4-1.スキャバーズがピーター・ペティグリュー
12年前に殺されたのだからスキャバーズがピーター・ペティグリューのはずがないと思うハリーとロンでしたがルーピン先生はあくまでもそう主張するのでした。

するとハーマイオニーが変身術の授業で「動物もどき」の勉強をして登録簿にマクゴナガル先生の名前が載っているのを確認したがペティグリューの名前はなかったことを言うと・・・

ルーピン先生は魔法省が『未登録の動物もどき』が3匹ホグワーツを徘徊していたことを把握していなかったとハーマイオニーに告げたのでした。

4-2.「この時」中に入って来たのは?・・・
さて!ここでルーピン先生が何故ピーター・ペティグリュー、シリウス・ブラック、ジェームズ・ポッターの3人が未登録の「動物もどき」になったのか?の説明を始めるのですが・・・

ここで背後で大きく軋む音がしてベッドルームのドアが独りでに開いています。つまり「このタイミング」で透明マントを被ったスネイプが部屋に入って来ているというわけですね。

スネイプが部屋に入って来てから「透明マント」を脱ぎ捨てて姿を現すまでの間は何故?「3人」が動物もどきになったのかの理由説明に終始していたわけで・・・

さらにその話の最後にシリウスが仕掛けた悪戯でスネイプが危うく死にかけたという話が出て来たので姿を現したスネイプは逆上していたというわけですね。
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黒い巨大な犬に連れ去られたロンを追ってハリーとハーマイオニーが到着したのは「叫びの屋敷」でした。そして!そこに待ち受けていたのは・・・その後現れたルーピン先生の口からは驚愕の事実が次から次へと明らかにされたのでした。(全4項目)

4-1.ついに「その時」が!
1人で死刑執行人を待たせるなんてことはできないと透明マントを着てハグリッドの小屋に行ったハリーたち3人でしたがバグリッドに「来ちゃなんねえだろうが!」と言われてしまいます。

そう言いつつも3人を中に入れたハグリッドでしたが、お茶を入れようとしても何も手につかないハグリッドを見たハーマイオニーが「私がやるわ」と言ったのでした。

すると!何と!ミルク入れの中から見つかったのはスキャバーズ!

驚く3人でしたがハグリッドが立ち上がって「連中が来おった」と言ってハリーたち3人が振り返るとダンブルドアを先頭に魔法大臣コーネリウス・ファッジや死刑執行人のマクネアたちがやって来るのが見えました。

「連中に見つかっちゃなんねえ」と3人を裏口から出すハグリッド・・・そして城に向かう芝生を登りはじめたところで斧を振り落とす音が聞こえて・・・

恐怖に立ちすくむ3人なのでした。

4-2.連れ去られたロン!
ハリーはショックで頭の中が真っ白になり我を忘れて引き返そうとしますが、さらにハグリッドの立場を悪くしてしまうとロンとハーマイオニーがハリーの両腕を押さえて引き止めました。

一方スキャバーズはひたすら何かを怖がってロンの手から逃げようともがいて、ついに指の間をすり抜け遮二無二逃げ出しました。スキャバーズを追うロン!

捕まえたスキャバーズをポケットに押し込み両手で押さえたロンでしたが、その時現れた黒い大きな犬に「暴れ柳」の根元の大きな隙間の中に連れ込まれてしまいました。

あとを追おうとしたハリーでしたが暴れ柳が邪魔をして根元の大きな隙間に近づくことすらできません。しかしクルックシャンクスが両前脚を木の節の1つに乗せると・・・

突如「柳」は大理石のように動きを止めてハリーとハーマイオニーはようやく隙間の中に入ることができたのでした。2人はほとんど体を二つ折りにして急ぎに急いだのでした。
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ついに!念願のクィディッチ優勝杯を獲得したグリフィンドール・チーム!しかし喜びも束の間で学期末試験が始まって週明けの城は異様な静けさに包まれました。そんな中ハリーは「占い学」の試験でとんでもないコトを聞かされることになったのでした。(全4項目)

4-1.学期末試験始まる
クィディッチ杯をついに勝ち取ったという夢見心地は少なくとも1週間は続きました。もちろん!もっともっと余韻を楽しみたいところでしたが学期末試験が迫っていました。

ハリーもロンもハーマイオニーがどうやって同時に複数の授業に出席しているのか?聞くのを諦めていましたが月曜日に一気に4科目の試験を受けるということで・・・(普通なら2科目)

「どうやって同時に2科目のテストを受けるのか、聞いてもしょうがないないよね?」と聞くと「しょうがないわ」とにべもない答えが返って来ました。

今学期の最大注目(?)のルーピン先生の「闇の魔術に対する防衛術」の試験は実に独特な戸外での障害物競走のような試験で・・・

授業で習った闇の魔法生物たちと次々に対決して最後は大きなトランクに入って「まね妖怪」と戦うというものでハリーは全てを完璧にこなして満点でした。

ハーマイオニーもほぼ全て完璧にこなしましたが最後に対決した「まね妖怪」ではマクゴナガル先生に変身した「まね妖怪」に全科目落第だと言われてしまい・・・

トランクを指して絶句する有り様。気持ちを落ち着かせるのにしばらく時間がかかり、ようやくいつもの自分に戻ったところでハリー・ロンと共に城に戻ったのでした。

そして『例の問題』の「占い学」の試験となったのでした。

4-2.「占い学」の試験は?
昼食を終えてハリーとロンが北塔の「占い学」の教室に来るとクラスの他の生徒たちが腰掛け最後の詰め込みをしていました。ネビルが1人ずつ試験をするのだと教えてくれました。

ハリーは最後の1人でした。ハリーが試験を終えて立ち上がりカバンを取り上げて帰ろうとするとハリーの背後から「事は今夜起こるぞ」と太い荒々しい声が聞こえて来ました。

ハリーが振り返るとトレローニー先生が虚ろな目をして口をだらりと開け肘掛け椅子に座ったまま硬直していました。「な、何ですか?」と訊ねるハリー!

しかし!トレローニー先生には全く聞こえていないようです。先生の尋常ではない様子にハリーは戦慄してその場に立ちすくみ医務室に駆け付けるべきかどうか迷いました。

すると先生はさっきと同じ荒々しい声で・・・

「闇の帝王は、友もなく孤独に、朋輩に打ち棄てられて横たわっている。その召使いは12年間鎖につながれていた。今夜、真夜中になる前、その召使いは自由の身となり、ご主人様の下に馳せ参ずるであろう。闇の帝王は、召使いの手を借り、再び立ち上がるであろう。以前よりさらに偉大に、より恐ろしく。今夜だ・・・真夜中前・・・召使いが・・・そのご主人様の・・・もとに・・・馳せ参ずるであろう・・・」(予言全文)

ところがハリーが「今先生が闇の帝王が蘇る」とおっしゃいましたと言っても「そこまでとてつもないことを予言するほど厚かましくございませんことよ」と言って自分が言ったことを信じようとしません。

トレローニー先生が『本物の予言』をする現場に立ち会ってしまったのだろうか!?と半信半疑のハリーでしたが、そのことをロンとハーマイオニーに伝えようとすると・・・

ハグリッドが再び敗訴したとの知らせを受けて、それどころではないロンとハーマイオニーに思わず言おうとしていた言葉を呑み込んだハリーなのでした。
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ロンとハーマイオニーの尽力も実らずハグリッドの敗訴とバックビークの処刑が決まってしまいました。またついにハーマイオニーは「占い学」をやめてしまって散々のハリーたちでしたが・・・最後に「1つだけ」いいことがあったんですね。(全4項目)

4-1.ハグリッド敗訴
ハリーとロンがトロールが警護のために往き来している廊下にたどりつくとハーマイオニーがやって来てハグリッドが裁判に負けてバックビークの処刑が決まったことを告げたのでした。

涙を拭いながら「もう望みはない」と言うハーマイオニーにロンが「いや変わるとも」と言って今度は僕も手伝うと言うとハーマイオニーは・・・

ロンの首に抱きついて泣きながらスキャバーズのことを謝り、ようやく3人は仲直りすることができたのでした。

判決後「魔法生物飼育学」の授業で会ったハグリッドはショックで放心状態でした。そんなハグリッドにロンは「まだ諦めないで」と熱を込めて言うのでした。

そんなハグリッドを見て「情けない」「あいつが僕たちの先生なんて」と言うマルフォイの横っ面に怒りの鉄拳を加えたのは!何と!ハーマイオニーでした。

ビックリするハリーに「クィディッチの優勝戦で何が何でもマルフォイをやっつけて!」と言うハーマイオニーなのでした。

4-2.ハーマイオニーついに「占い学」をやめる!
怒りが頂点に達して、ついには杖まで取り出すハーマイオニーに感動するやら!ビックリするやら!おろおろするやらのハリーとロンでしたが・・・

マルフォイとのゴタゴタの影響で「呪文学」の授業に遅刻してしまった3人でしたが教室のすぐ前まで一緒だったハーマイオニーが教室に入って来ません。

昼食を終えたハリーとロンが談話室に戻るとハーマイオニーは「数占い学」の教科書を枕にしてぐっすり眠り込んでいました。

その日の午後の最初の授業は「占い学」で通常の精神状態つまり平常心であればそんなことはなかったのでしょうがトレローニー先生の一言一言に激しく怒るハーマイオニー!

「結構よ!」「やめた!私、出ていくわ!」

こう言い放つとハーマイオニーは「未来の霧を晴らす」の本をカバンに詰めると、そのカバンを振り回すようにして肩に掛け撥ね戸を足で蹴飛ばして教室を出て行きました。
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2度目のブラック侵入事件を受けて城の警備がさらに強化されましたが何故か隻眼の魔女像の入り口はそのままでした。お陰でハリーは再びホグズミードに行くことができましたが・・・そこには先々のことを見据えたダンブルドアの思惑と目論見が隠されていたんですね。(全4項目)

4-1.ブラック侵入事件の波紋
2度目のブラック侵入事件を受けて再び城の捜索が行なわれましたが、明け方にマクゴナガル先生が戻って来てブラックがまたもや逃げ遂せたと告げたのでした。

次の日にはどこもかしこも警戒が厳しくなっているのが分りました。ブラック侵入を許したカドガン卿はクビになり「太った婦人(レディ)」が戻って来ました。

しかし「婦人(レディ)」はまだ神経を尖らせていて護衛が強化されることを条件にようやく職場復帰を承知しました。無愛想なトロールが数人雇われました。

しかし!何故か?ハリーがホグズミードに行くことができる唯一の道の入り口「隻眼の魔女像」は警備もされず、ふさがれもせずそのままの状態でした。

4-2.ハグリッドが・・・
そんなハリーとロンの元にハグリッドから「城の玄関先まで迎えに行くから茶でも飲みにこんか?」という手紙をヘドウィグが持って来ました。

ハグリッドは2人を自分の小屋に招き入れた後ハーマイオニーはあんなに勉強が忙しくて大変なのに時間を見つけてバックビークの裁判の手伝いをしてくれたことを話し・・・

ロンがブラックに刺されそうになった時も心底心配していたし、ハリーもクィディッチの練習で忙しかっただろうが、おまえさんたちなら箒やネズミより友達のほうを大切すると思っていたと告げて・・・

ハーマイオニーのことを思いやる気持ちを持つようにと諭されたのでした。その後ハグリッドは2人を城まで送って行ったのでした。
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ついに!ようやく!ハリーの元にファイアボルトが戻って来ました。意気上がるグリフィンドール・チーム!試合でハリーは再びスニッチを握りチームを勝利に導きましたが・・・「あの人」の来襲でグリフィンドール寮の談話室はお祭りムードが一転して極度の緊迫感に包まれてしまいました。(全4項目)

4-1.ついにスキャバーズが・・・
ファイアボルトを持ってグリフィンドール寮の談話室に戻ると、みんながいっせいにこちらを向きハリーはファイアボルトに歓声をあげる寮生に取り囲まれてしまいました。

それから10分ほどファイアボルトは手から手へと渡されあらゆる角度から誉めそやされました。ハリーは「返してもらったんだ」とファイアボルトをハーマイオニーに持ち上げて見せました。

しかしそんな幸せな気持ちも長くは続きませんでした。ロンがスキャバーズに栄養ドリンクを飲ませなきゃいけないということでファイアボルトを寝室に持って行くと・・・

そこにスキャバーズの姿はなくベットのシーツには血がついていて床にはオレンジ色の毛が落ちていたのです。クルックシャンクスがスキャバーズを食ってしまったと激怒するロン!

それだけではクルックシャンクスがスキャバーズを食べてしまったという証拠にはならないと主張してお互いに相手に対してカンカンに怒っているので・・・

2人の友情もついにもはやこれまでで仲直りの見込みがないのでは?とハリーが思ってしまうほどの深刻な状況に陥ってしまったロンとハーマイオニーなのでした。

4-2.何故?このタイミングでいなくなった?
8月31日以来追いつ追われつの追跡と逃走を繰り返して来たスキャバーズとクルックシャンクスだったのですが、何故?「このタイミング」でスキャバーズは姿を隠したのでしょうか?

ルーピン先生の吸魂鬼防衛術の課外授業が始まったのがクリスマス休暇明けの1月上旬でスキャバーズが姿を消したのは4週目の木曜日の夜ですから・・・

おそらくスキャバーズが姿を消したのは2月の前半ということになりますね。やはりクリスマス休暇明けまで我慢したのはクリスマスのご馳走を逃したくなかったからでは?ないでしょうか。

後にシリウスはクルックシャンクスが何度もスキャバーズことピーター・ペティグリューを連れてこようとしたが捕まえることができなかったので・・・

ネビルのベッド脇の小机から合言葉を盗み出して来てくれたと言っています。

と!いうことで私はおそらくピーター・ペティグリューはクルックシャンクスがネビルのベッド脇の小机から合言葉を書いたメモを盗み出す現場を目撃して・・・

合言葉を手に入れたから「今度は寝室まで踏み込んで来る!」と判断したので姿を消したのではないかな?と私は思います。
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クリスマス休暇が終わって待望のルーピン先生の吸魂鬼防衛術の訓練が始まりました。そんな中クィディッチの練習日が週5日に増えて宿題を片付けるのも一苦労のハリーでしたが・・・まだまだハーマイオニーに比べればマシなようです。(全5項目)

5-1.いよいよ!訓練開始!
新学期が始まって「闇の魔術」の最初の授業後にルーピン先生と話し合った結果、木曜日の午後8時に魔法史の教室で吸魂鬼防衛術の訓練をすることになりました。

約束した日時にハリーが教室で待っていると荷造り用の大きな箱を抱えてルーピン先生が現れました。箱の中身は「まね妖怪」でした。

幸せな想い出を考えながら「エクスペクト・パトローナム」と呪文を唱えると何度目かに杖の先から銀色の煙のようなものが噴き出しました。

そこで今度はまね妖怪・吸魂鬼で練習してみようということになりましたが頭の中で両親の声が鳴り響き気を失ってしまうハリー!

やめたほうがよいのでは?という思いをこらえているようなルーピン先生が三度(みたび)箱のふたを開けました。「エクスペクト・パトローナム」と声を張り上げるハリー!

周波数の合わないラジオのように悲鳴が聞こえ始めたもののハリーはまだ立っていて吸魂鬼は見えていました。あとどのくらい持ちこたえられるかわからないと思った時。

「リディクラス!」とルーピン先生が飛び出してきて叫び訓練は打ち切られました。「もう1度だけ?やってもいいですか」と言うハリーに先生は・・・

「一晩にしては十分すぎるほどだ」と言ってハニーデュークス菓子店の大きな最高級板チョコをハリーに渡して全部食べるようにと言ったのでした。
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ついに無二の親友の裏切りで両親がヴォルデモートに殺されたことを知ってしまったハリー!怒りの矛先をハグリッドに向けようとしましたが・・・一方クリスマス休暇にはアッ!と驚くプレゼントがハリーの元に届けられました。(全4項目)

4-1.クリスマス休暇初日に・・・
ブラックに対する憤りは言うに及ばず真実を教えてくれなかった人たちへの怒りで明け方まで眠れなかったハリーが服を着て談話室に来ると、そこにはロンとハーマイオニーの2人がいました。

軽はずみな行動をしてはならないと必死に説得する2人でしたがブラックが野放しになっているというのに何もしないでいるのは耐えられないと思うハリー!

最初に会った時どうしてブラックのことを話してくれなかったのか?訊きに行こうとハグリッドの小屋を訪ねたハリーでしたが・・・

そこには真っ赤な泣き腫らした目をして立ち尽くしているハグリッドの姿がありました。ヒッポグリフに関する公式警告状が届いていたのです。

そんなわけで「こんなに惨め」で「打ち震えて」いるハグリッドを責めることはできず図書館に行って裁判に勝つための資料探しに精を出す3人なのでした。

4-2.ハグリッドを責められなかったハリー
先回の記事でもチラリと触れましたが両親が無二の親友の裏切りで死んだことをハリーが知ったのはクリスマス休暇を翌日に控えた学期最後の日でした。

バグリッドを問い詰めようと小屋に行ったハリーでしたがヒッポグリフに関する公式警告状が届いていたために結局ハグリッドを責めることはできませんでした。

タイミングももちろんのことですが「このような形」でハリーに「このこと」を知らしめたのはハリーはホグズミードに行くことを許されておらず・・・

ロンとハーマイオニーの2人以外には「この事情を知っていること」を大っぴらには話せないという抑止力をも考慮してのことだったんでしょうね。
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