ハリポタ通の館(やかた)
ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。
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ダンブルドア・シリーズ(87)
1ヵ月以上もプリベット通りにほったらかしにされていたのに・・・突然魔法使いたちが束になってハリーを迎えにダーズリー家にやって来ました。会えてうれしい人、久しぶりの人、初めて会う人、中でもひときわ目立っていたのは七変化で職業が闇祓いという「あの人」でした。(全4項目)

4-1.手紙の返事は?
暗い寝室に戻るとハリーは即座に同じ文面を3枚の羊皮紙に書きました。それぞれシリウス、ロン、ハーマイオニー宛の手紙でした。

ヘドウィグが狩りから帰るとハリーはすぐに3通の手紙を持たせて配達に行かせました。ヘドウィグは死んだカエルをくわえたままで恨めしげな眼差しでした。

惨めな気持ちに今度はヘドウィグにイライラをぶつけた後悔が加わりました。返事をもらって帰って来たら優しくしてやろうと思うハリーなのでした。

しかしヘドウィグは翌日の朝になっても帰って来ませんでした。8月12日の魔法省の尋問のことを思って悶々とするハリーでしたが、そんな日が丸3日も続きました。

4-2.魔法使いご一行様プリベット通りへ
ヘドウィグが出発して4日目の夜バーノン叔父さんがハリーの部屋に入って来ました。叔父さんは一張羅の背広を着込んでご満悦の表情でした。

叔父さんはペチュニア叔母さんとダドリーも一緒に出かけると告げると部屋を出て行きました。数分後に車が出て行く音がしてプリベット通り4番地はハリー1人きりになりました。

そして「この後」ダーズリー家に文字通り魔法使い集団が大挙して訪問して来たというわけです。メンバーは以下の9名です。

1.アラスター・ムーディ、2.リーマス・ルーピン
3.ニンファドーラ・トンクス、4.キングズリー・シャックルボルト
5.エルファイアス・ドージ、6.ディーダラス・ディグル
7.エメリーン・バンス、8.スタージス・ポドモア
9.ヘスチア・ジョーンズ

ちなみにディーダラス・ディグルがハリーと会ったのは今回が3度目で、1回目は第1巻「賢者の石」48ページに登場する「スミレ色の三角帽子をかぶった小さな男の人」で・・・

2回目は「賢者の石」106ページでハリーが初めて魔法界に足を踏み入れたパブ「漏れ鍋」で会った大勢の魔法使いの1人として登場しています。

そんなわけで迎えに来た護衛隊9名のメンバー紹介が終わった後ルーピンから安全確認の合図を待って「箒」で移動することを告げられたハリーは・・・

出発の準備のために自分の部屋に戻ったわけですが荷造りを手伝うと言ってハリーに同行したのが9名の中でも最も若いと思われる「あの人」でした。

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ダンブルドア・シリーズ(86)
フィッグばあさんが魔女?!変人で猫狂いの近所のばあさんが実はスクイブの魔女だったと知って驚くハリーでしたが・・・ダーズリー家に帰ってさらに驚くことが!何でペチュニア叔母さんが吸魂鬼やアズカバンさらにはヴォルデモート卿のことを知ってるの?その後ハリーの元にはふくろう便がわんさかと届いたのでした。(全4項目)

4-1.フィッグばあさんが!?
吸魂鬼を追い払って突如として月も星も街灯も生き返りハリーはダドリーが立ち上がれる状態かどうかを見ようと身を屈めましたが・・・

背後に誰かが走って来る大きな足音がするので反射的に杖を構え振り返って新たな敵に立ち向かおうとすると、それは近所に住むフィッグばあさんでした。

慌てて杖を隠そうとすると何と!フィッグばあさんが「そいつをしまうんじゃない!」と叫ぶではありませんか。「えっ?」とポカンとするハリー!

そしてフィッグばあさんの口から自身がスクイブの魔女であるという驚くべき事実とマンダンガス・フレッチャーが肝心要の時に護衛についていなかったために「こういう事態」になったことを告げられたのでした。

4-2.ふくろう便ラッシュ!
フィッグばあさんは「姿現し」で戻って来たマンダンカスに吸魂鬼が現れたことを告げマンダンガスが報告のため「姿くらまし」するとハリーにダーズリー家の戸口まで送ると言ったのでした。

息も絶え絶えに4番地に帰宅したハリーでしたが再びダーズリー夫妻との悶着が始まりました。「息子に何をした?」と脅すように唸るバーノン叔父さん。

そして「この後」ダーズリー家にはハリー宛てに4通、ペチュニア叔母さんに1通、合計5通のふくろう便が届くこととなったんですね。

1通目と3通目
いずれも魔法省の「魔法不適正使用取締局」マファルダ・ホップカークから届いた公式文書で1通目はハリーを退学処分にする内容で、3通目はその決定を覆す内容の手紙でした。

ちなみに第2巻「秘密の部屋」33ページでドビーがペチュニア叔母さんの作ったデザートを「浮遊術」で飛ばした時にもハリーは同様の公式文書を受け取っていますが・・・

公式文書の最後に記されている名前はやはり「マファルダ・ホップカーク」でした。3年後の今も局長は同じ人ということになりますね。

2通目
魔法省に勤めているウィーズリーおじさんからの手紙でダンブルドアが今魔法省に到着して何とか収拾をつけようとしているので・・・

ダーズリー家を離れないよう、これ以上魔法を使わないようハリーに自制を求める内容でした。しかし!魔法を使わずに杖を引き渡さない方法なんて?・・・

ハリーも同じ気持ちのようですが「そんな方法」あるのでしょうか?でもウィーズリーおじさんも急いで書いて出したので、そんなに深く考えずに書いてしまったんでしょうね。(笑)

4通目
やはりシリウスもウィーズリーおじさんと同様にダーズリー家を飛び出したりしないようハリーに自制を求める内容の手紙となっています。

ハリーはダンブルドアからの全てを説明する手紙が来たと思ったのに極めて短い文章のシリウスからのものだったため心底がっかりしていますね。

まあでも「名付け親として」何かをせずにはいられなかったシリウスの気持ちは私は理解できます。ハリーには通じなかったようですが・・・

問題の5通目
そして最後に届いた「吼えメール」が・・・

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ダンブルドア・シリーズ(85)
さて!いよいよ本日から(私だけ?)待望の「不死鳥の騎士団編」に入ります。ヴォルデモート卿が復活したというのに「日刊予言者新聞」も全然報道しないしマグルのテレビ・ニュースも能天気な内容ばかりでイライラしていたハリーでしたが・・・思わぬ所で思わぬ生き物に出くわし学校外で使用が禁止されている魔法を使ってしまったのでした。(全4項目)

4-1.ひと月経っても・・・
例によって例のごとくプリベット通り4番地のダーズリー家で夏休みを過ごすハリーでしたが今年のハリーはいつにも増してイライラしていました。

夏休みになって「日刊予言者新聞」を定期購読していましたがハリーが待ち望んでいる記事は一向に載らず最近では「購読を続ける意味があるのだろうか?」と思うように・・・

ロンもハーマイオニーも手紙には重要なことは書かないようにと言われているとのことで、ふくろう便がニュースをもたらすかもしれないという期待も持てない状況でした。

少なくともシリウスはハリーの気持ちを理解してくれているようですが手紙の最後には「むちゃするなよ」とハリーに自制を求める言葉で締めくくられていました。

8月2日の夜もテレビ・ニュースを聞いていた所をバーノン叔父さんに見つかって一騒動となりハリーは外へと出かけることになったのでした。

4-2.ダドリーと・・・
ダーズリー夫妻と一悶着起こしてプリベット通り4番地を後にしたハリーでしたが悪友たちと別れて家に帰ろうとしていたダドリーと共にハリーもダーズリー家に帰宅することにしたのでした。

「この後」いとこのダドリーと楽しい語らいの一時・・・になるハズはなく思わず読者も引く誹謗・中傷・罵詈雑言の数々がハリーの口から発せられたわけですね。

何故なら2日前に15才の誕生日を迎えたハリーはいわゆる思春期・第2反抗期だったからですね。発言内容の凄まじさに「第5巻のハリーはちょっと・・・」という読者も結構いたみたいです。

もちろん「日刊予言者新聞」の記者が間抜けでヴォルデモート卿が復活したことに全く気づかないことや1ヵ月以上もプリベット通りに釘付けにされていることなど・・・

イライラする材料に事欠かなかったこともあるのでしょうが・・・

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ダンブルドア・シリーズ(84)
先回の記事で「炎のゴブレット編」が終わったので本日は例によって例のこどく第4巻の総括を行ないたいと思います。今回の総括は第4巻で初登場した人物の中でも極めて個性的で大きな存在感を示した3人の人物を取り上げてみたいと思います。(全3項目)

3-1.改めて「ルドビッチ・バグマン死喰い人説」について
今回記事を書くために初めて第4巻を第1章から順番に読み返すという作業をしたわけですが、やはり思ったのは「ルドビッチ・バグマンは怪しい」ということでした。

バグマン死喰い人説については「以前の記事」で既に取り上げていますが今回第4巻を読み返して新たに「それ」を裏付けると思われる箇所が見つかりました。

新たな理由、その1「急いで近づいて来たのは?」
下巻299ページ(携帯版760ページ)でクィディッチ競技場で「第3の課題」の説明が終わってハリーが帰ろうとするとバグマンが急いでハリーに近づいてきています。

しかし時を同じくしてクラムが声をかけてきたのでハリーはバグマンの申し出を辞退してクラムと城に向かいました。けれども?今にして思えば・・・

バグマンはヴォルデモート卿からの連絡を受けて「第3の課題」説明当日にハリーとクラウチ氏が出くわすなどということが無いようにとハリーに声をかけたのでは?

新たな理由、その2「クラウチ・ジュニアの補佐役?」
もちろん!クラウチ・ジュニアには全幅の信頼を置いていたでしょうがムーディに成り済ましてホグワーツに潜入するのですから「あまり露骨」にハリーを助けるわけにはいかない。(1回が限度)

ですから「念には念を入れて」ハリーの優勝を確固たるものにするためにヴォルデモート卿はバグマンを送り込んだのでは?ないでしょうか。

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ダンブルドア・シリーズ(83)
苦しいことや辛いことの連続だった今学期のハリーでしたが、これはさらなる苛酷な試練や難行・苦行の序曲でしかなかったのです。けれどもたとえどんなに困難を極める厳しい道程が待ち受けていようとも自分が正しいと信じる道を突き進んで行かなければなりません。(全4項目)

4-1.ハリー寮に戻る
今学期ハリーは辛いことの連続でしたが中でも一番辛かったのは目の前でセドリック・ディゴリーが殺されてしまったことでしょう。

翌日の朝ハリーはディゴリー夫妻に会ってセドリックが死んだ時のことを報告しましたが、夫妻はハリーを責めるどころか遺体を持ち帰ってくれたことを感謝したのでした。

グリフィンドール塔に戻ったハリーがようやく笑顔を見せることができたのは自由時間にハグリッドの小屋に行った時でした。

ハグリッドは「くよくよ心配してもはじまらん」「来るもんは来る。来た時に受けて立ちゃええ」とハリーたち3人に言った後・・・

「おまえさんは、おまえの父さんと同じぐらい大したことをやってのけた」とハグリッドにとっては最高級の褒め言葉を送るとハリーは・・・

ここ何日かで初めての笑顔を見せることができたのでした。

4-2.学期最後の日に・・・
ハリーがホグワーツに入学してからの3年間は連続してグリフィンドールが寮杯を獲得していたので真紅と金色の垂れ幕にライオンの飾り付けだったのですが・・・

今年の学期最後の宴では教職員テーブルの後ろの壁には黒の垂れ幕がかかっていました。これを見た時ハリーはそれがセドリックの喪に服しているのだと気づいたのでした。

ダンブルドア校長が教職員テーブルで立ち上がり話の冒頭で「一緒にこの宴を楽しんで」いるはずだったセドリック・ディゴリーに杯を上げるよう呼びかけると・・・

大広間にいる全員が起立してセドリックに杯を捧げました。ダンブルドアはさらにこの後セドリックはハッフルパフの特性の多くを備えた模範的な生徒だったと言った後に・・・

セドリックの死は皆それぞれに影響を与えたのだから、ここにいる全員がどのようにして死んだのかを正確に知る権利があると言って・・・

「セドリック・ディゴリーはヴォルデモート卿に殺された」

と発表したのでした。この後ダンブルドアは皆の両親の中には年端もゆかぬ者たちに話すべきではないと思う人もいるかもしれないが・・・

セドリックが事故や自らの失敗で死んだと取り繕うことはセドリックの名誉を汚すことだし、何よりも真実は嘘に勝ると信じているので発表に踏み切ったと言ったのでした。

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ダンブルドア・シリーズ(82)
「真実薬」でクラウチ・ジュニアが事の次第の全てを自供した後、ハリーとダンブルドアはシリウスの待つ校長室へと向かったのでした。そこで「優勝杯」移動キーで行った先からホグワーツに戻るまでに起きたことの説明を求めるダンブルドア!ハリーにとっては極めて辛いことでしたが・・・しかし!どうしても確かめなければならない事があったようです。(全4項目)

4-1.今学期2度目の校長室
嫌悪の色を顔に浮かべて、しばらくの間はクラウチ・ジュニアを見ていたダンブルドアでしたが杖の先から出した縄で縛り上げるとマクゴナガル先生に見張りを頼んだのでした。

その他の手配をスネイプに託した後ダンブルドアはシリウスが待っているので、まずは校長室に来て欲しいとハリーに言ったのでした。

校長室に入って待ち受けていたシリウスにクラウチ・ジュニアが話した一部始終を話し終えた後ダンブルドアは机の向こう側にハリーと向き合って座りました。

ダンブルドアはハリーを見つめハリーは「その目」を避けました。ダンブルドアは僕に質問して全てを思い出させようとしている。

しかし!ダンブルドアは迷路の移動キーに触れてから何が起こったのかを知る必要があると言ってシリウスの「休ませてやりましょう」の言葉を無視してハリーに説明を求めたのでした。

4-2.ハリーの杖とヴォルデモートの杖
そんなわけで「優勝杯」移動キーに連れられて行った先の話を始めたハリーでしたが金色の光がハリーとヴォルデモートの杖を繋いだ件では驚くべき新事実が明らかにされたのでした。

「杖がつながった」「直前呪文」「呪文逆戻し効果」

実はハリーとヴォルデモートの杖には共通の芯が使われていて、いずれも同じ不死鳥の尾羽根が入っているのだそうです。その不死鳥はフォークスなのだそうです。

杖が兄弟杖に出会うとお互いに相手に対して正常に動作しなくなり、さらに無理に戦わせると「どちらか1本」が「もう1本」に対して1番新しい呪文から順番に吐き出させるというのです。

その「呪文逆戻し効果」のためにヴォルデモートの杖の先から杖が殺した最後の犠牲者たちが出て来たというわけです。そしてハリーの話を聞き終えたダンブルドアは・・・

思いつく限り全ての賛美・絶賛の言葉を連ねてハリーの労をねぎらい知るべきことの全部を話してくれたと言って今夜は寮には戻らず医務室で安静にしたほうがよいと最後に言ったのでした。

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ダンブルドア・シリーズ(81)
精も根も尽き果ててセドリックの遺体と共にホグワーツに戻って来たハリーでしたが「この後」さらに驚愕の事実を知らされることになったのでした。まさか「この人」がヴォルデモート卿の配下だったなんて!まさか「あの人」が生きていたなんて!(全4項目)

4-1.セドリックと共に・・・
「優勝杯」移動キーに連れられてホグワーツに戻って来たハリーでしたが疲れ切って何もする気になれず地面に横たわったまま何かが起こるのを待ちました。

突然耳を聾するばかりの音の洪水が起こり四方八方から声がしました。2本の手が乱暴にハリーをつかむと仰向けにしました。目を開けるとそれはダンブルドアでした。

集まった人たちが口々に「セドリック・ディゴリーが死んでいる!」と同じ言葉を繰り返しました。ある人は叫び別の人は金切り声で・・・言葉が夜の闇に伝播しました。

大勢の群衆が駆け寄って混乱する現場から誰かがハリーを連れ出しました。傷痕がズキズキして今にも吐きそうでした。目の前が前にも増してぼんやりして来ました。

「その人物」はハリーを連れてクィディッチ競技場を出ると城に向かいました。ハリーを抱え上げながら城への石段を登るところでハリーはようやく「その人物」が誰なのかが分ったのでした。

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ダンブルドア・シリーズ(80)
30人余の死喰い人に取り囲まれてのヴォルデモート卿との戦いということになりましたが絶望的な状況の中またしてもハリーにとっても今度はヴォルデモート卿にとっても思わぬ出来事が起きて人生最大の窮地を脱することができたのでした。(全4項目)

4-1.ヴォルデモートとの対決!
ワームテールはハリーの口を塞いでいた布を引っ張り出し縄目を解くとセドリックの遺体の近くに落ちていたハリーの杖を拾ってハリーの目を避けるようにして杖を乱暴に押し付けました。

「磔の呪い」に成す術(すべ)も無いハリーでしたがヴォルデモートの「服従の呪文」を打ち破ると死喰い人たちの顔から笑顔が拭い去られました。

最期の覚悟を決めたハリーが杖をしっかり握り締めて体の前に構え「エクスペリアームス!」と唱えると同時にヴォルデモートも「アバダ ケダブラ!」と唱えました。

ヴォルデモートの杖から緑色の閃光が走ったのとハリーの杖から赤い閃光が飛び出したのが同時でした。2つの閃光が空中でぶつかりました。突然ハリーの杖が振動しはじめました。

すると赤でも緑でもない細い一筋の光が2つの杖を結びました。そしてハリーが予想もしていなかったことが起きたのです。足が地上を離れるのを感じたのです。

2人が再び地上に着地すると杖を結んでいた光の糸が裂けて、2人は光の籠の中にすっぽりと覆われて死喰い人たちの叫び声は不思議と遠くに聞こえました。

やがて2人の杖の間に大きな光の玉が現れてハリーの杖に近づくとハリーの杖が激しく震えました。自分でも「どうして?」そんなことをするのかは分りませんでしたが・・・

その「光の玉」をヴォルデモートの杖に押し戻そうとすると今度はヴォルデモートの杖が激しく震え、さらにヴォルデモート自身も驚くことが起きたのです。

4-2.ヴォルデモートの杖の先から!
「光の玉」がヴォルデモートの杖の先に触れるとワームテールに与えた「手」のゴーストに続いて大きい何かが花が開くように出て来ました。

何か灰色がかった大きなもの、濃い煙の塊のようなもの。頭部に続いて胴体が腕が!セドリックのゴーストが狭いトンネルを無理やり抜け出して来たように現れました。

セドリックを皮切りにヴォルデモートの杖の先からはヴォルデモートに殺された人たちが次々と出て来ました。次はハリーが夏休みに夢で見た老人。

フランク・ブライスの次にはバーサ・ジョーキンズそして「この夜」ハリーが他の誰よりも強く心に思っていた女性母親に続いてジェームズ・ポッターが!

お父さんは「つながりが切れると私たちはほんの少しの間しか留まっていられない」がハリーのために時間を稼いであげると言い、そして移動キーがハリーをホグワーツに連れて帰ってくれると教えてくれたのでした。

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ダンブルドア・シリーズ(79)
ついにヴォルデモート卿が復活しました。そして「闇の印」の元に死喰い人たちが結集しました。ヴォルデモート卿は集まった死喰い人たちを前にハリーに最後のチャンスを与えると宣言しましたが・・・それが後々大きな禍根を残すことになろうとは!(全4項目)

4-1.「闇の印」の元に・・・
身体を取り戻したヴォルデモート卿は両手を挙げて指を折り曲げうっとりと勝ち誇っていました。ワームテールを呼び寄せると左腕に「闇の印」が戻っていることを確認した後に・・・

さらに長い蒼白い人差し指をワームテールの腕の印に押し当てました。ヴォルデモートが腕の印から指を離すと印が真っ黒に変わっているのをハリーは見ました。

そして死喰い人たちが集まって来たのでした。

4-2.ヴォルデモート卿の物語
集まった死喰い人たちを見渡しながら震え上がらせエイブリーには制裁を加え身体を取り戻すのを助けたワームテールには輝く銀色の右手の褒美を授けた後に・・・

ヴォルデモートはルシウス・マルフォイの問いかけに答えて「いかにして」この奇跡を成し遂げたのか?についての説明を始めたのでした。

13年前ハリーの母親が「昔からある魔法」を使って自身の命を犠牲にして息子を守りヴォルデモートがハリーを殺そうとして唱えた「死の呪文」が撥ね返り・・・

ヴォルデモート卿は肉体から引き裂かれ霊魂にも満たないゴーストの端くれにも劣るものになりました。しかしまだ生きていました。

死ななかったものの肉体を持たず自らを救う呪文の全ては杖を必要としていたため、誰か忠実な死喰い人が来て自身ではできない魔法を使って身体を復活させるに違いないと待ち続けましたが誰も現れませんでした。

4年前にはホグワーツの教師が迷い込んで来て千載一遇のチャンスかと思われましたが「賢者の石」を奪うことができず再び元いた場所に戻ることとなりました。

そしてほとんど望みを失いかけた時1人の下僕(ワームテール)が戻って来て、ついに復活を果たすこととなったのでした。

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ダンブルドア・シリーズ(78)
苛酷な試練の連続だった今学期のハリーでしたが「ここ」で受けたものが断トツで最大級のものだったのではないでしょうか?そしてそして・・・ついに!この3年間ハリーを悪夢で悩まし続けた「あの人」が復活してしまいました。(全3項目)

3-1.傷痕に激痛・・・セドリックの死!
「優勝杯」移動キーに連れられてハリーとセドリックの2人が到着したのはリトル・ハングルトンのヴォルデモート卿の父親が葬られている教会墓地でした。

左手の丘の斜面に聳える堂々とした「古い館(やかた)」がリドル一家の住んでいた家なんですが当然そんなことなど知らない2人は「どこに来たのか?」なんてさっぱり分りません。

2人が杖を出して暗がりでじっと目を凝らすとフードつきのマントをすっぽりかぶって顔を隠している人物が近づいて来ました。何かを抱えているようです。

やがて「その人物」は2人からわずか2メートルほど先の丈高(たけだか)の大理石の墓石のそばで止まりました。2人と「その小柄な姿」が互いに見つめ合うと・・・

何の前触れもなしにハリーの傷痕に今まで1度もなかった激痛が走りました。両手で顔を覆った指の間から杖が滑り落ちハリーはがっくりと膝を折って地面に座り込みました。

「よけいな奴は殺せ!」「アバダ ケダブラ!」

冷たい甲高い声が夜の闇を劈(つんざ)いて緑の閃光がハリーの閉じた瞼の裏で光ると、何か重いものが脇の地面に倒れる音がしました。あまりの傷痕の痛さに吐き気がするほどでした。

ジンジン痛む目を開けるとセドリックがハリーの足下に大の字になって倒れていました。一瞬が永遠に感じられました。死んでいる!

突然突き付けられた驚愕の事実を前に呆然としているとフードを被った小柄な男がハリーを大理石の墓石のほうに引きずっていって縛りつけました。手の指が1本欠けているのを見て・・・

ワームテールだと気づいたハリーだったのでした。

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ダンブルドア・シリーズ(77)
ついに!「第3の課題」の日がやって来ました。またまたリータ・スキーターの記事が「日刊予言者新聞」に載ったり、意外な人たちとの思わぬ対面もあったりとハリーにとっては「いいこと」と「悪いこと」が相半(なか)ばした1日でしたが・・・やっとこれでホッ!とできると思ったのに最後の最後に思いもよらぬ出来事が待ち受けていたのでした。(全5項目)

5-1.校長室から戻って3人で・・・
校長室で見聞きして来たことをロンとハーマイオニーに話しヴォルデモートやスネイプそれにバグマンやマダム・マクシームに至るまで多岐に渡って話し合った3人でしたが・・・

この日は「第3の課題」に向けた練習が全くできず「ショック!」といった感じのハーマイオニーでしたが結局ハリーはネビルのことはダンブルドアに言われた通り2人には話さなかったのでした。

寝室に戻ってベッドの天蓋を見つめながらクラウチ氏の息子やネビルの両親のことを思い浮かべながら様々な人々の人生をメチャメチャにしたヴォルデモートへの怒りを新たにしたのでした。

5-2.「第3の課題」当日の朝は?
ロンもハーマイオニーも期末試験の勉強そっちのけでハリーの練習に付き合ってくれているので2人のことが少々心配なハリーでしたが・・・

学校中いたる所で3人にばったり出くわすのにうんざりしたマクゴナガル先生が昼休みに「変身術」の教室を使ってもよろしいと言ってくれたり・・・

シリウスはシリウスで6月に入ると毎日のようにふくろう便をよこすようになりました。とにかくハリーは最後の課題をパスすることに集中して、それ以外のことは後回しにするようにとの考えのようでした。

そんなわけでいよいよ課題当日の6月24日となりましたが「日刊予言者新聞」の一面に目を通したハーマイオニーが口一杯に含んだかぼちゃジュースを新聞に吐きかけました。

見出しを見たロンもハーマイオニーも新聞を隠そうとするので「違うよ」と言っても見え見えでした。一面の記事を書いたのはリータ・スキーターでやはりハリーの中傷記事でした。

もう別に今更という感じなので気軽に受け流したハリーでしたが問題は額の傷が痛んだことをリータがどうやって知ったのか?ということでした。

その時!現場の状況を思い浮かべながら考えていたハーマイオニーが「何か」閃いたらしく「確かめるわ!」と言って大広間を飛び出して行ったのでした。

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ダンブルドア・シリーズ(76)
2年生の時以来久しぶりに校長室を訪れたハリーでしたが、シリウスのことやらクラウチ親子のことやらヴォルデモート卿のことやら他にもネビルがどうしておばあさんに育てられたのか?など、得られた情報盛り沢山の校長室訪問となったのでした。中でも多種多様な情報をもたらしてくれたのが・・・(全4項目)

4-1.「憂いの篩」との出会い
扉が開いて魔法大臣とムーディの歓迎を受けたハリーでしたが漏れ聞いた会話が聞こえなかったフリをすることもないだろうと思ったハリーは・・・

マダム・マクシームは見かけなかった。あの方は隠れるのは難しいのではないでしょうか?と言うと大臣はバツの悪そうな顔を・・・

ダンブルドアはファッジの背後で目をキラキラさせながら微笑んでいました。ハリーの「この一言」を大臣に聞かせたかったみたいですね。

3人が現場調査のために校長室を出て行くと寝ている歴代校長以外にはハリーと不死鳥のフォークスだけになりました。ハリーが机の後ろの壁を見上げると・・・

背後の黒い戸棚から一筋眩いばかりの銀色の光が射しているのが見えました。戸棚の戸がきっちり閉まっていなかったのです。ハリーが立ちあがって戸棚の戸を開けると・・・

浅い石の水盆が置かれていました。縁にぐるりと不思議な彫り物が施してあります。ルーン文字とハリーの知らない記号でした。銀色の光は水盆の中から射しています。

それがハリーとペンシーブ「憂いの篩」との出会いでした。

4-2.ハリーが「憂いの篩」の中で見たものは?
この後ハリーは「憂いの篩」でダンブルドアの3つの記憶を見ることになるのですが、いずれも魔法省の地下牢法廷で行なわれた裁判の光景でした。

1つ目は被告がカルカロフのもので「この裁判シーン」ではカルカロフが多くの仲間の名前を言うことと引き換えに釈放されたことの詳細な情景が示されています。

2つ目は被告がルード・バグマンのもので死喰い人のオーガスタス・ルックウッドに情報を提供したとしてバグマンがクラウチ氏に尋問された時の情景でした。結局バグマンは無罪放免となっています。

3つ目はベラトリックス・レストレンジとクラウチ・ジュニアを含む4人の被告の裁判シーンで事件の被害者が「あの」ネビルの両親だったもので・・・

3つの記憶の中でも最重要のものでクラウチ氏が自分の息子を含む4人の被告に対して終身刑を言い渡す場面で、ネビルが何故?おばあさんに育てられたのかをハリーが知るキッカケになった記憶でもあります。

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ダンブルドア・シリーズ(75)
「第3の課題」まで1ヵ月を切り最後のハードルを乗り越えるためにロン・ハーマイオニーと共に様々な呪文や呪いを覚えたり練習したりする日々が続いたハリーでしたが・・・「占い学」の授業では!夢が夢ではなく現実のことだと初めて気づいたのでした。(全4項目)

4-1.「悪戯専門店」のこと
翌日シリウスに手紙を出すために早起きしたハリーたち3人でしたが、前夜は夜遅くまでクラウチ氏のことを話していたので3人とも寝不足で腫れぼったい目をしていました。

結局クラウチ氏は行方知れずのままでハリーは断片的な情報しか得ることができませんでしたがヴォルデモートが「より強く」なっているという話には信憑性があるようでした。

手紙を出すために朝早くふくろう小屋に来た3人でしたが早朝なのに「もう2人」手紙を出しに現れたのは何と!フレッドとジョージでした。

脅迫がどうの汚い手に出る時だのと激しく議論しながら2人がふくろう小屋に入って来るものだから心配するハリーとハーマイオニーでしたが・・・

ロンはフレッドとジョージはママを困らせるためではなく「悪戯専門店」のことを真剣に考えていて店を始めるために金貨が必要なので・・・

最近金儲けに取り憑かれているのだと2人に言ったのでした。

4-2.「第3の課題」に向けて・・・
「魔法史」の授業終了後に「闇の魔術」の教室に急いだ3人は空になった教室に入ってすぐハリーは単刀直入にムーディに「(クラウチ氏を)見つけたのですか?」と訊ねました。

当然目の前にいる人物(ムーディことクラウチ・ジュニア)が殺してしまったのですから「見つかった」などと答えるハズはなく・・・

クラウチ氏のことはダンブルドアが魔法省に知らせたし、お前たちの手には負えんので後は「第3の課題」に集中することだと言ったのでした。

翌朝にはシリウスから即座に返事の手紙が来て「もう変なところへ出ていかないと約束してくれ」という抗議の言葉が綴られていました。

そんなシリウスにハリーは学校時代に自分のしたことを棚に上げて説教する資格があるのか?!と怒りましたがハーマイオニーは「あなたのことを心配してるんじゃない!」と厳しい声で言ったのでした。

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ダンブルドア・シリーズ(74)
久しぶりにシリウスとの再会を果たしたロンとハーマイオニーでしたが、屋敷しもべ妖精に対する発言が元で激しく口喧嘩をしてしまったり「週間魔女」の読者から抗議の手紙がどっさり送られて来たりと災難続きとなってしまったハーマイオニーなのでした。ハリーはハリーで思わぬ場所で思わぬ人物と出くわすことに・・・(全4項目)

4-1.ウィンキーの嘆き
日曜日になって朝食のあとハリーたち3人はシリウスの提案通りパーシーに最近クラウチ氏を見かけたかどうかの手紙をヘドウィグに託して出しました。

その後厨房に新しい靴下をドビーにプレゼントするために下りて行きました。プレゼントを受け取ったドビーはうれしそうでしたがウィンキーのことを聞かれると耳が少し垂れ下がりました。

ウィンキーは今も前のご主人のことを心配していて嘆き悲しみ酒浸りの日々が続いているのだそうです。そんなウィンキーを他の妖精たちは非難がましい目で睨んでいました。

ハリーに問い詰められてウィンキーが丸椅子からずり落ちて眠り込んでしまい空になったバタービールの瓶が床を転がると妖精たちはウィンキーを大きなテーブルクロスで覆って隠してしまいました。

ハーマイオニーが怒って妖精たちに賃金や休暇それにちゃんとした服をもらう権利があるんだと言うと妖精たちは持って来た食べ物をハリーに押し付け3人を追い出してしまいました。

それを巡ってロンとハーマイオニーは激しい言い争いになり、2人が口論に火花を散らすのを聞くのに疲れたハリーは妖精たちに貰った食べ物をシリウスに送るために1人でふくろう小屋に行ったのでした。

4-2.「週間魔女」の読者から・・・
月曜日の朝にはロンとハーマイオニーの険悪なムードも燃え尽きたようでした。郵便配達ふくろうが来るとハーマイオニーが熱心に見上げるので・・・

ハリーがパーシーからの返事は昨日ヘドウィグを送ったばかりだからまだだよと言うと、ハーマイオニーは何もかもスリザリン生から聞かされるのはうんざりだから日刊予言者新聞を新たに購読予約したとの事。

ところが灰色モリフクロウやらメンフクロウ4羽やら茶モリフクロウ2羽やら次から次へとふくろうが手紙を持って舞い降りてくるので「何事だ?!」と思ったら・・・

例の「週刊魔女」の記事を読んだ読者からの抗議の手紙だったのです。中には「腫れ草」の膿を薄めていない物を送り付けてくる者までいてハーマイオニーは医務室に行くハメに・・・

それから1週間「嫌がらせメール」は途切れることなく届き、中には「吼えメール」を送ってくる者もいたので「週刊魔女」を読まなかった生徒でさえ記事の内容の全てを知ることとなってしまいました。

散々な目に遭わされたハーマイオニーは「何がなんでもこの仕返しはさせていただくわ!」とリータ・スキーターへの復讐を誓ったのでした。

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