シリウス・ブラック(3)(シリーズ最終回)

ホグワーツを卒業した後は名付け親として一緒に暮らすことを夢見ていたのに・・・非情な運命が2人を引き裂いてしまったのでした。しかも!「そのキッカケ」を作ってしまったのがハリー自身だったなんて!(全4項目)

4-1.2人が再会したのは?
ホグワーツの医務室で別れてからシリウスとハリーが再会をしたのはシリウスの実家でもある騎士団本部にハリーが入った時でした。

騎士団の会議が終わってようやく夕食ということになり厨房に行こうとしたハリーたちでしたが突然耳を劈(つんざ)き血も凍るような叫び声に呑み込まれてしまいました。

それはシリウスの母親の肖像画から発せられていた声でした。当初どうして?シリウスの母親の肖像画が「ここ」にあるのかが判らなかったハリーでしたが・・・

シリウスがブラック家の最後の生き残りなので「この屋敷」を相続し今回騎士団の本部として提供したことをハリーに説明したのでした。

●騎士団本部でのシリウスとハリー
初めて同じ屋根の下で暮らすことになったシリウスとハリーでしたがハリーにとってはシリウスが学生時代を「どのような家庭環境」で過ごしたのかや・・・

ブラック家の人々が「どのような人たち」だったのか?「どのような考え」の持ち主だったのか?を知るいい機会になったというわけです。

シリウスの両親は狂信的な純血主義者で本性を現さない内はヴォルデモートが正しい考え方をしていると思っていました。魔法族の浄化に賛成だったというのです。

マグル生まれを排除し純血の者が魔法界を支配すべきと考えていたシリウスの両親は死喰い人になった次男のレギュラスを「小さな英雄」と思ったのだろうとシリウスはハリーに言ったのでした。

またハリーはシリウスの口添えで「不死鳥の騎士団」がどのような活動をしているのかの説明を受けたりもしたのでした。

4-2.再びグリフィンドール寮の談話室で・・・
8月12日に魔法省でハリーは懲戒尋問を受けましたが被告側の証人として出廷したダンブルドアのお陰もあってめでたく無罪放免!ということになりました。

そのことをハリーから報告されたシリウスはもちろん喜んでくれましたが、本心はハリーが退学になれば一緒に暮らせると思っていたのに「その希望」が叶えられなかったため・・・

「その日」以降は以前よりも塞ぎ込んで不機嫌になりハリーとさえも「あまり」口を利かないようになってしまいました。

学校に戻ったハリーがシリウスと久しぶりに会うことができたのはハリーがシリウスに宛てて出した手紙がキッカケでした。

アンブリッジの罰則の時に額の傷に激痛が走ったことやハグリッドがいつ?戻って来るのかの情報が欲しいということを書き綴って送ったのです。

ふくろう便で返事をするのは危険と判断したシリウスは談話室がハリーたち3人だけになるのを待って暖炉の火の中から顔を出したのでした。

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シリウス・ブラック(2)(3回シリーズ)

今週はハリーのお父さんの無二の親友で名付け親の「この人」のことを取り上げています。今日は第4巻「炎のゴブレット」の内容を中心にお届けします。昨年度の末にようやく誤解が解けて一転してハリーにとって「一番大切な人」となり今年度のシリウスは影でハリーを支えてくれる人となったのでした。(全5項目)

5-1.北への旅立ち
そんなわけで「敵」「裏切り者」だと思っていたのが一転してハリーにとって「一番かけがえのない人」となったわけですが夏休みのダーズリー家でのハリーの生活にシリウスは少なからぬ影響を及ぼしたのでした。

「あの」危険な逃亡犯がハリーの名付け親と知ってダーズリー家の人たちの態度が一変したのです。ハリーが自分の部屋に全ての学用品を持ち込むことができたのもシリウスのお陰でした。

ある日のこと額の傷の激痛で目を覚ましたハリーはロンやハーマイオニーに「このこと」を話したら何と言うだろう?と思いを馳せていましたが・・・

こういう時こそシリウスに相談するのが一番じゃないか!ということで、さっそくシリウスに手紙を書くことにしたのでした。

しかし!シリウスから返事の手紙が届いたのは夏休みも終わって学期が始まってからでした。再びこちらに戻って来ると言って来たのです。

またシリウスが捕まってアズカバンに投獄されたら、それはバカな内容の手紙を書いた僕のせいなんだと手紙を書いたことを後悔するハリーだったのでした。

5-2.談話室の暖炉で・・・
せっかくシリウスは吸魂鬼も追いかけてこない安全な場所に隠れていたのに自分がバカな手紙を出してしまったがために帰国しなくてはいけないと思ってしまったと悩んでいたハリーでしたが・・・

そんなハリーにシリウスからは無理するなと、そして私のことはいいから自分のことだけ心配していなさいとの返事の手紙が届いたのでした。

ハリーもまたシリウスのことが心配な一方で、これでシリウスが近くに来てくれた分手紙の返事は早くくるだろうからと心強くなったのも確かでした。

そんなハリーが厳しい試練の時を迎えることとなってしまったのです。どういうわけかゴブレットに名前を入れていないのに三大魔法学校対抗試合の代表選手になってしまったのです。

知らせたりしたら今度こそシリウスは城に乗り込んで来てしまうと言ったハリーにハーマイオニーはハリーが知らせることをシリウスは望んでいると!

ハリーも有名だし三校対抗試合も有名なんだから、だったらシリウスはあなたの口から聞きたいはずだと必死に説得したのでした。

ハリーがシリウスに手紙を書いた結果2人は11月22日の深夜に寮の談話室の暖炉で会うことになり、それが心ならずも代表選手に選ばれてしまったハリーの心の支えとなったのでした。

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シリウス・ブラック(1)(3回シリーズ)

「ダンブルドア・シリーズ」を通じて1年がかりで第1巻から第6巻を読み返して改めて「その存在感」の大きさを実感したので今週は「この人」を取り上げることにしました。まず本日は本格初登場の第3巻「アズカバンの囚人」の内容を中心に振り返ってみたいと思います。(全3項目)

3-1.ハリーが「その名前」を知ったのは?
ハリーが「シリウス・ブラック」の名前を初めて知ったのは13才の誕生日でハリーは後に知ることとなったのですが魔法大臣コーネリウス・ファッジがマグルの首相に知らせたため・・・

マグルのテレビニュースで報道されているのをハリーはダーズリー家のテレビを見ていて初めて「その名前」を目にしたというわけです。

そしてハリーは夏休み終盤にウィーズリー一家やハーマイオニーと合流した際にブラックがハリーの命を狙っていることを聞かされたというわけです。

ところが!「その」シリウス・ブラックとハリーはハリーがダーズリー家を飛び出した晩に既に顔を会わせていたという皮肉な巡り合わせが起きていたのは周知の事実です。

もちろんハリーは知る由もなかったわけですが・・・

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サイレンの秘密

去年の11月14日に静山社からハリーポッター・シリーズに続く英国ファンタジー・シリーズ第2弾ということで発売されたのがジュリア・ゴールディングの「この作品」です。今日は「この本」について紹介しつつ本サイトで取り上げるからにはハリーポッター・シリーズとの共通点などにも触れてみたいと思います。(全4項目)

4-1.原作者と翻訳家
翻訳家というのは外国語で書かれた本を松岡佑子さんの場合は英語で書かれた本を日本語に訳するのが仕事なわけですから・・・

英語の原文とは全く違う意味の日本語に置き換えるつまり創作という行為は一切許されないことになります。しかしだからと云って「誰が翻訳しても同じ」というわけではないですよね。

したがって本日取り上げるジュリア・ゴールディングさんの「サイレンの秘密」についても違う作家の違う作品といっても翻訳を担当した松岡佑子さんのカラーが反映されるということになります。

したがって私も書店の店頭で数ページ拾い読みをしてから「この本」の購入に踏み切ったわけですが、ある程度の信頼感と安心感を持って本を手に取ったというわけです。

4-2.主人公「コニー・ライオンハート」について
この物語の主人公コニーは左右の目の色が違うという外見(緑色と茶色)に加えて「ありとあらゆる」動物と仲良しになれるという不思議な能力を持った小学生の女の子なんです。

何故(なにゆえ)「どんな動物」とも仲良くなれるのか?と云えば、それは彼女が「万物の盟友」だからで、その極めて珍しい能力ゆえに・・・

コニーが望むと望まざるとに関わらず宿敵との対決に巻き込まれていく運命を背負ってしまうというわけなんですね。

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雑文、その13「年月日について色々」

今週は久々の「雑文シリーズ」をお届けしています。まあ何をやっても当然「久しぶり」になるんですが本日はローリングさんのサイトで新たに判明した事実を元に年月日や暦(こよみ)にまつわる話題を2つほど取り上げてみました。(全3項目)

3-1.登場人物の生年月日
実は昨年9月にローリングさんのサイトでダンブルドアの生まれた年と亡くなった年が明らかにされました。ダンブルドアが生まれたのは1881年で亡くなったのは1996年なんだそうです。

つまり「ここ」で問題になってくるのが亡くなった年ということになります。ダンブルドアが死んだのは第6巻の最終盤でハリーが17才になる直前の学期末なので・・・

「以前の記事」で当サイトではハリーの生年月日を1980年の7月31日と発表していますが「ここ」から逆算するとハリーの生まれた年は1年繰り上がって1979年ということになります。

したがってハリーとの年齢差が明らかになっている他の人たちも生まれた年がそれぞれ1年ずつ繰り上がるということになるわけです。したがいまして・・・

1979年06月05日、ドラコ・マルフォイ
1979年07月30日、ネビル・ロングボトム
1979年07月31日、ハリー・ポッター
1980年08月11日、ジニー・ウィーズリー
1975年08月22日、パーシー・ウィーズリー
1978年09月19日、ハーマイオニー・グレンジャー
1970年11月29日、ビル・ウィーズリー
1974年12月12日、チャーリー・ウィーズリー
1979年03月01日、ロナルド・ウィーズリー
1977年04月01日、フレッド・ジョージ・ウィーズリー

と!いうことになります。

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雑文、その12「第7巻の発売日について、あれこれ」

長い長いシリーズ物を終えた後ということで今週は「雑文シリーズ」をお届けしています。今日は第7巻の発売日について感じたことや気づいたことを「あれこれ」と取り上げてみたいと思います。7巻の発売日については賛否両論あるようですが「あの人」たちはやっぱり不満なようですね。(全3項目)

3-1.7巻発売日について、その1
実は正直言って「第7巻の日本語版の発売日が発表されるらしい!」という情報を入手した時はギョッ!としました。何故かと云えば「その発表日」が11月の26日(月)だったからです。

忘れもしませんが第6巻の時は2005年12月1日発表で発売日が翌2006年5月17日でしたから、つまりは第6巻の時より5日早い!ということは・・・

じゃあ第7巻の発売日は5月17日よりも早いということになるのか?ということで「それはちょっと早過ぎる」というのが私の偽らざる気持ちでした。

何分にも当サイトでは超ロングランのシリーズ物「ダンブルドア・シリーズ」をやっていて既に当時終了するのが4月9日だということは判っていたのですが・・・

第7巻の発売日が5月上旬ではシリーズが終了してから1ヵ月余りしかないので「ほとんど余裕がない!」ということで発売日が7月23日に決まった時には「それなら」3ヵ月余りあるということで・・・

ホッ!と胸を撫で下ろした次第です。

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雑文、その11「ダンブルドア・シリーズを終えて」

さて!先週で超ロングランの「ダンブルドア・シリーズ」とその「後始末」がようやく終わってシリーズ終了後は何をやろうか?と色々考えたのですが、まずは軽めの内容がいいかな?と思ったので「これ」から始めることにしました。(全3項目)

3-1.初めに「長い長いシリーズ物を終えて」
始める時にも「半年?」「9ヵ月?」「1年?」どのくらいかかるのか全く見当がつかなかった「ダンブルドア・シリーズ」だったのですが結局1年がかりの本当に「超ロングラン」のシリーズになってしまいました。

第3巻「アズカバンの囚人」編の途中から「記事1件につき1章体制」にした上に第5巻の第8章「尋問」と第27章「ケンタウルスと密告者」については・・・

異例の「1章につき記事2件体制」にしたり各巻ごとに総括を挿入してしまったりしたので思いのほか長くなってしまいました。(笑)

さらに私個人の思い入れの深い章や巻(特に第5巻)に関する記事は2,000文字どころか3,000文字を大幅に越えてしまったりして読む側の人に負担や迷惑をかけたのでは?と心配しているところです。

しかし!これでダンブルドアについては全てのことをやり尽くしたのか?と云えば全然そんなことはないんですよね。とにかく掘り下げても掘り下げても「底の見えない人」です。

ダンブルドアという人は!

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「ダンブルドア・シリーズ」総集編(3)(シリーズ最終回)

今週は先週で完結した「タンブルドア・シリーズ」の主要部分を振り返っています。最終回の今日は当然第5巻「不死鳥の騎士団」と第6巻「謎のプリンス」ということになります。常にそうなんですがダンブルドアの打ち出す措置というのは「ずっとずっと先の先」を見据えてのものばかりですよね。(全4項目)

4-1.吸魂鬼派遣と懲戒尋問
ヴォルデモートが復活したというのに「日刊予言者新聞」は一切そのことを報道せずテレビや新聞でマグルのニュースをチェックしていても「それらしき」事件や事故が全く起こらないので・・・

夏休みに入ってからイライラの連続だったハリーでしたが予期せぬ驚愕の出来事が起きることとなってしまったのでした。何と!吸魂鬼に襲われてしまったのです。

そのため学校外では使用することが禁止されている魔法を使うこととなってしまい魔法省で懲戒尋問を受けるという退学の瀬戸際に立たされることになってしまったのでした。

●「不死鳥の騎士団」ポイント、その1
何故(なにゆえ)ハリーは吸魂鬼に襲われて懲戒尋問をしかも!大法廷で受けることになってしまったんでしょうね?それは魔法省に入り神秘部に辿り着くまでの手順を覚えてもらうためでした。

懲戒尋問当日ハリーは魔法省に勤めているウィーズリーおじさんに連れられて生まれて初めて魔法省に足を運ぶこととなりました。

まず外来者用の入口の使い方を覚えなくてはなりません。一見壊れかけた電話ボックスに入って「62442」とダイアルすると魔法省に入ることができます。

次にエレベーターに乗って一番下の階まで降りて、さらに階段を降りなくてはなりません。神秘部への入口がある階にはエレベーターさえも行っていないのです。

こうした神秘部の入口に行く一連の手順を覚えてもらうためにハリーには大変気の毒なことだったのですが同じ階の10号法廷で懲戒尋問を受けてもらったというわけなんです。

4-2.罠に嵌めたつもりが?
「魔法史」の試験中にシリウスがヴォルデモート卿に捕えられている夢を見たハリーはロン、ハーマイオニー、ジニーにルーナ・ラブグッドとネビルの5人を連れて魔法省に駆け付けたのでした。

しかし!それはヴォルデモート卿がかけた罠でハリーにハリーとヴォルデモート卿に関する予言の内容が封印された「球」を取らせるためでした。

何故なら「その球」を手にすることができるのは『その予言に関わる人物』のみだからなのです。ヴォルデモート卿は他の人間を使って手に入れようとした時に「そのこと」に気づいたのでした。

「予言球」を巡ってハリーたち6人と死喰い人集団たちの間で激しい攻防が繰り広げられましたが、戦いのドサクサに紛れて「予言球」は壊れ誰も「予言」を聞くことはできませんでした。

ところが!それがダンブルドアの目論見だったのです。罠に嵌めたつもりのヴォルデモートと死喰い人たちのほうがダンブルドアの術中にまんまとハマっていたのです。

「予言」はシビル・トレローニーによってダンブルドアに告げられていたのでハリーは学校に戻ってから校長室で「その全容」を聞くことができたのでした。

●「不死鳥の騎士団」ポイント、その2
ハリーはクリスマス休暇明けからスネイプの指導を受けて「閉心術」を習得するための訓練を受けます。その目的はヴォルデモートと「思い」「思考」を共有することを防ぐためでした。

何故ならハリーがクリスマス休暇の直前に見た夢はヴォルデモート卿の「思考」にあまりにも深く入り過ぎたためにヴォルデモート卿も「そのこと」に気づいたというのです。

そのため今度はヴォルデモート卿のほうがハリーの「思考」に入り込んで来る可能性が生じて来たので「そのようなこと」が起こらないようハリーは「閉心術」を習得しなくてはいけないとのことでした。

しかし!訓練はハリーが「閉心術」を習得することなく途中で打ち切りとなってしまい結局は「恐れていたこと」が起きてしまったのでした。

ところが訓練が途中で打ち切りになることは最初からダンブルドアの目論見通りだったのです。ハリーが「閉心術」を習得しないことも・・・

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「ダンブルドア・シリーズ」総集編(2)(3回シリーズ)

先週で超ロングランの「ダンブルドア・シリーズ」が完結したので今週は各巻の主要部分を振り返っています。2回目の今日は第3巻「アズカバンの囚人」と第4巻「炎のゴブレット」です。ダンブルドアは今年度のみならず「来年のこと」「再来年のこと」をも見据えた措置を取っていますよね。(全4項目)

4-1.「魔法動物飼育学」の先生
ハリー、ロン、ハーマイオニーの3人が3年生になって迎えた新学期の一番の吉報と云えば!やはりハグリッドが「魔法生物飼育学」の教師になったことでしょうね。

先学期の末にハリーが日記の中から出て来たトム・リドルと「秘密の部屋」に潜んでいた怪物・毒蛇の王バジリスクとの死闘を経て・・・

ハグリッドが無実の罪でホグワーツを退校処分されていたことが証明されたのを受けて前任者のケトルバーン先生の退職に伴なってハグリッドが教職を得ることとなったのでした。

ハリーたち3人にとっては昨年度自分たちが頑張った結果に「また別の意味」で特大のオマケがついて来たわけですから感慨もまたひとしおといったところでしょうね。

●「アズカバンの囚人」ポイント、その1
何故?ダンブルドアは「魔法生物飼育学」の新任教師にハグリッドを就任させたのか?と云えば来年度のことをも念頭に置いてのことだったんでしょうね。

翌年ホグワーツでは100年以上行なわれていなかった「三大魔法学校対抗試合」が開催されますが参加する三校の内の1つボーバトンの校長マダム・マクシームはハグリッドと同じ「半巨人」です。

翌年の学期終了後ハグリッドとマダム・マクシームはダンブルドア側の使者として巨人の居住地に赴くことになります。ハグリッドの教職就任はこのことを見据えてのものだったんでしょうね。

さらに最初の授業でヒッポグリフを取り上げさせたのは「あの人」の逃亡を手助けすることを見越してのものだったんでしょうね。

4-2.「闇の魔術に対する防衛術」の先生
ハリーがホグワーツの生徒となって迎えた3人目の「闇の魔術に対する防衛術」の教師はリーマス・ルーピンでした。

ハリーたち3年生はホグワーツに入学して以来初めて「この科目」をまともに勉強します。ルーピン先生が教えてくれたのは様々な闇の魔法生物の退治方法でした。

さらにハリーはクリスマス休暇明けから通常の時間外に特別な指導を受けて「守護霊の呪文」という高度な魔法を習得しました。

この「守護霊の呪文」は学期末に自分を含めた多くの命を救ったり節目節目で大いに役に立ったのは周知の事実です。

●「アズカバンの囚人」ポイント、その2
ダンブルドアがリーマス・ルーピンを雇ったのはハリーに「守護霊の呪文」を習得してもらうためだったのですが「その他」にも「もう1つ」理由があったんですよね。

何故(なにゆえ)ハリーの両親はヴォルデモート卿に殺されてしまったのか?当初ハリーは父親の無二の親友シリウス・ブラックの裏切りが原因だと思っていました。

しかし!実際にハリーの両親を裏切っていたのはピーター・ペティグリューことワームテールでした。シリウスは無実の罪でアズカバンに投獄されていたのです。

この事実を究明するためにはハリーの父親とシリウスの同級生で当時の事情をよく知るリーマス・ルーピンが欠かせなかったというわけです。

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「ダンブルドア・シリーズ」総集編(1)(3回シリーズ)

先週で超ロングランの「ダンブルドア・シリーズ」が完結しましたが今週は「その中」から主要な部分のみを抜き出して振り返ってみたいと思います。第1回目の今日は第1巻「賢者の石」と第2巻「秘密の部屋」の主な場面を取り上げています。(全4項目)

4-1.「賢者の石」を巡る攻防、その1
1才3ヵ月のハリーを襲って忽然と姿を消したヴォルデモート卿が再び活動を開始したのはハリーが11才になる目前でヴォルデモートが潜んでいたアルバニアの森にクィレルが偶然訪ねて来たのがキッカケでした。

ヴォルデモートが肉体を取り戻すために狙いを定めたのは「賢者の石」でした。ハリー11才の誕生日に「石」を奪うために当時保管されていたグリンゴッツ銀行にクィレルを侵入させました。

しかし!当然ハリー11才の誕生日にクィレルが「石」を奪いにグリンゴッツに侵入することを予見していたダンブルドアはクィレルが銀行に侵入する直前にハグリッドに命じて「石」を引き取らせたというわけです。

●「賢者の石」ポイント、その1
ヴォルデモートが「石」を狙っていたのが事前に解っていたのなら何故ダンブルドアはクィレルがグリンゴッツに侵入する直前にハグリッドに引き取らせたんでしょうね?

賢者の石428ページでクィレルはグリンゴッツから「石」を奪うことに失敗した後「あの方」は私をもっと間近で見張らなくてはいけないと思ったと言っています。

つまりクィレルが侵入する直前にハグリッドに「石」を引き取らせたのはヴォルデモート卿をむしろ学校内に招き入れるための誘導作戦だったということなんでしょうね。

●「賢者の石」ポイント、その2
ダンブルドアはハグリッドに「石」を引き取らせる際に「その場」にハリーを同行させました。何故ダンブルドアはハグリッドが「石」を引き取る瞬間をハリーに見せたんでしょうね?

これは・・・もちろん!今年度末のヴォルデモートとの直接対決に向けてハリーに「石」の手がかりを与えるためだったんでしょうね。

ダンブルドアがこうして小出しにハリーに情報を与えて行くのは今後も繰り返し行なわれていく常套手段となっています。

4-2.「賢者の石」を巡る攻防、その2
学期末試験が終わってホッとするロンとハーマイオニーでしたがハリーだけは疼(うず)く額の傷にイライラしていたのでした。

ふと気づいたことがあってハリーがハグリッドを問い質したところ「石」を守っている三頭犬のフラッフィーの手なずけ方を見知らぬ誰かに教えてしまったことが明らかになり・・・

加えてダンブルドアが学校を留守にしていることまでもが判明して3人は「石が狙われるのは今夜だ!」と気づいたのでした。そこで3人は「石」を守るべく動き出したのでした。

●「賢者の石」ポイント、その3
「石」をヴォルデモートに奪われないために数々の罠が仕掛けられていましたが、それはまるでハリー、ロン、ハーマイオニーの3人が入って来ることを「あらかじめ」想定されていたかのようでした。

「羽の生えた鍵」はハリー、マクゴナガル先生の巨大チェスはロン、最後の魔法薬の言葉のパズルはハーマイオニーと、それぞれ役割分担が決められていました。

そして数々の罠は最終地点に到着してヴォルデモートと直接対決するのはハリー1人だけになるように仕組まれていました。

この「直接対決」で再びハリーに敗れたヴォルデモート卿は自身の体を取り戻す時には、どうしてもハリーの血が必要になると考えたんですよね。

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ダンブルドア・シリーズ(156)

先回で「謎のプリンス」編が終了したので本日は恒例になっている巻ごとの総括を行ないたいと思います。今回第6巻を読み返して改めて感じたのは「やっぱり!このシリーズの主役はハリーとダンブルドアなんだ!」ということでしたね。(全4項目)

4-1.破れぬ誓い
第2章「スピナーズ・エンド」でセブルス・スネイプがナルシッサ・マルフォイと結んだ「破れぬ誓い」これが第6巻を一本の太い線で貫く重要な要素となりました。

ドラコ・マルフォイがヴォルデモートに命じられたのが「ダンブルドア殺害計画」そして「破れぬ誓い」を破った者は「死ぬ」ということで・・・

誓いを結んだ時点でアルバス・ダンブルドアとセブルス・スネイプのいずれかが必ず死ななければならない運命を背負ってしまったわけですね。

下巻422ページより
スネイプは無言で進み出て、荒々しくマルフォイを押しのけた。

スネイプは一瞬、ダンブルドアを見つめた。その非情な顔の皺に、嫌悪と憎しみが刻まれていた。

杖もなく丸腰で自分の前に弱った姿をさらしているダンブルドアに「死の呪文」を唱えるスネイプの心情はどのようなものだったんでしょうね。

ここでダンブルドアを殺さなければ自分が死ぬことになるという、まさに断崖絶壁状態だったわけですからね。

4-2.改めてホラス・スラグホーンについて
夏休みに入って2週間後にダンブルドアがハリーを連れてバドリー・ババートンという村に行き、ハリーのお手柄で見事!説得に成功して教職に復帰することになったホラス・スラグホーンですが・・・

どうして?ダンブルドアは「このタイミング」でスラグホーンを教職に復帰させたんでしょうね?それには幾つかの理由が挙げられますよね。

スラグホーンが「闇の魔術に対する防衛術」の教師になると思い込ませたことでダンブルドアの目論見通りハリーはプリンスの「上級魔法薬」の本を手にすることになりました。

そして「その教科書」のお陰でハリーはフェリックス・フェリシスを獲得することができたというわけです。「この薬」があったればこそ・・・

ハリーはヴォルデモートの「分霊箱」の最も重要なスラグホーンの『記憶』を回収することができましたし学期末の死喰い人との死闘でも「こちら側」に1人の死者も出さずに済んだというわけです。

さらにスラグホーン本人にもホグワーツの教職に復帰して安住の地を得ることができたという「大いなるメリット」があったというわけです。

そもそも何故?スラグホーンはヴォルデモートが復活してからの「1年間」住居を転々としていたんでしょうか?私は当然ダンブルドアが知らせたからだと思いますね。

ヴォルデモートは復活を果たし肉体を取り戻しましたが魔法省はそれを認めず「日刊予言者新聞」も沈黙したので「このこと」を知っていたのは極々一部の人間だけでした。

スラグホーンが「この1年間」引っ越しを頻繁に繰り返してマグルの家を渡り歩いていたのはスラグホーンがヴォルデモートの「分霊箱」のことを知っている唯一の人間だったからでしょうね。

そのことをスラグホーン自身が一番よく知っていたからこそ復活した今こそ「名前を言ってはいけないあの人」は私を抹殺しようとするのではないか?と恐れていたので・・・

スラグホーンは住居を転々としてヴォルデモートから逃げ回っていたというわけです。

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ダンブルドア・シリーズ(155)

授業は全て中止となり試験は延期されました。ホグズミード村にはダンブルドアと最後の別れを告げようと大勢の魔法使いや魔女たちが押し寄せたのでした。一方ハリーは大きな決意をしてダンブルドアの葬儀に臨んだのでした。それを聞いたロンとハーマイオニーは・・・(全4項目)

4-1.ダンブルドア死亡の一報を受けて
ダンブルドアが死んでホグワーツは「去る人あり」「来る人あり」で激しく人が出入りすることとなりました。

何人かの生徒は「それから2日」の内に急いで両親によって学校から連れ去られました。双子のパチル姉妹はダンブルドアが死んだ次の日の朝食前にいなくなりましたし・・・

ザカリアス・スミスも気位の高そうな父親に護衛されて城から連れ出されました。一方シェーマス・フィネガンは母親と激しく怒鳴り合いましたが結局母親が折れて葬儀が終わるまで学校に留まることになりました。

ボーバトンの校長マダム・マクシームも駆け付けて来ましたがハリーは城内に滞在した魔法省の役人たちとは顔を合わせないよう細心の注意を払っていました。

ハリー、ジニー、ロン、ハーマイオニーの4人は1日に2度病棟に見舞いに行きました。ネビルは退院しましたがビルの傷痕は相変わらずでした。

実のところマッド・アイ・ムーディに似た顔になっていましたが幸い両目と両脚はついていました。人格は以前と変わりないようでした。唯一変わったのはステーキのレアを好むようになったことでした。

4-2.「R.A.B」は誰?「分霊箱」はどこに?
一方ハーマイオニーは試験が中止になり宿題がないのにも関わらず足しげく図書室に通っていましたが、それは「R.A.B」が誰なのか?と「あの人物」のことを調べるためでした。

ハーマイオニーが古い「日刊予言者新聞」の記事を調べたところアイリーン・プリンスという魔女とマグルのトビアス・スネイプが結婚して「かの人物」が生まれたとのことでした。

走り書きの呪文がだんだん悪意のこもったものになって来ていたのに、あんなに自分を助けてくれた賢い男の子が悪人であるハズがないと・・・

プリンスを信じ切っていた自分を今は苦々しい思いで振り返るハリーでしたが、そんなハリーにハーマイオニーはハリーは自分を責め過ぎていると言ったのでした。

ハーマイオニーは「R.A.B」が誰なのか?についても調べていましたが、今のところは「これ」といった人物は見つかっていないようです。

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ダンブルドア・シリーズ(154)

死喰い人たちとの死闘を終えて医務室にジニーと共にやって来たハリーでしたが、そこでダンブルドアとスネイプを巡る議論になったのでした。何故(なにゆえ)にダンブルドアは「あそこまで」盲目的にセブルス・スネイプを信用・信頼していたのでしょうか?(全4項目)

4-1.医務室へ・・・
「ずっとここにいるわけにはいかねえ」といくらハグリッドに言われてもダンブルドアのそばを離れることができなかったハリーでしたが・・・

ハグリッドよりもっと小さくて暖かい手がハリーの手を包み引き上げました。引かれるままに従った「その手」はジニーでした。

病棟に到着して中に入ると扉近くのベッドでネビルが横になっているのが目に入りました。ジニーの説明によると死喰い人の1人が死んだがフェリックス・フェリシスのお陰で「こちら側」に死者は出なかったそうです。

しかしハーマイオニーの背中越しにベッドを見るとビルが寝ているはずの枕の上に見知らぬ顔がありました。それが狼人間フェンリール・グレイバックに噛まれたビルだったのです。

ルーピンの説明によるとビルは変身はしていなかったものの狼人間に噛まれたため何らかの「狼的な特徴」を持つことになるだろうとのことでした。

4-2.マクゴナガル先生の嘆き
ロンがダンブルドアなら狼人間の噛み傷の治療法を知っているかもしれないと言ったのに対してジニーがダンブルドアが死んだことを告げると・・・

ハリーが否定してくれることを望むようにルーピンの目がジニーからハリーに激しく移動しましたがハリーが否定しないことが判るとビルのベッド脇の椅子にがっくりと座り込み両手で顔を覆ったのでした。

ハリーがスネイプがダンブルドアを殺したことと、その経緯を説明すると校医のマダム・ポンフリーも泣き出し「その場」にいた全員が言葉を失って呆然としたのでした。

再び病棟の扉が開いて入って来たのはマクゴナガル先生でした。マクゴナガル先生もハリーからダンブルドアがスネイプに殺されたことを告げられると・・・

一瞬ハリーを見つめたあと体がグラリと揺れやはりショックを隠し切れない様子でマクゴナガル先生は私たち全員が怪しんでいたが、しかし!ダンブルドアは信じていたと・・・

ダンブルドアは常々スネイプを信用するに足る鉄壁の理由があると仄めかしていたとタータンの縁取りのハンカチを目頭に当て・・・

溢れる涙を押さえながらスネイプは過去が過去なので当然みんなが疑ったがダンブルドアはスネイプの悔恨は絶対に本物だと・・・

スネイプを疑う言葉は一言も聞こうとしなかったと言ったのでした。

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ダンブルドア・シリーズ(153)

ダンブルドアにかけられた「金縛りの術」が解けた時からハリーはもう望みがないことを知っていました。心の準備はできていませんでしたが、ハリーは途方もない理解を超えた真実を呑み込もうと努力しました。ダンブルドアは・・・ダンブルドアは!(全4項目)

4-1.追うハリー!逃げるスネイプ!
本当のことじゃない・・・本当のことであるはずがない

目の前で起きたことが信じられず必死に打ち消そうとしていたハリーでしたが、一方事を終えたスネイプは「ここから出るのだ。早く」と言うとマルフォイの襟首をつかみ最初に扉から押し出しました。

次の瞬間ハリーはもう体が動かせることに気づきました。麻痺したまま防壁に寄り掛かっていたのは魔法のせいではなく恐怖とショックのせいでした。

残忍な顔の死喰い人が最後に塔の屋上から扉の向こうに消えようとした瞬間ハリーは「透明マント」をかなぐり捨てました。

「ペトリフィカス トタルス!石になれ!」

恐怖がハリーの心臓を引き裂いていました。スネイプを捕らえてダンブルドアのところに連れて行けば起こってしまったことを覆せるかもしれないという思いがハリーを支えていました。

途中狼男のフェンリール・グレイバックに襲われたりネビル、ジニー、マクゴナガル先生、ルーピン、トンクスが死喰い人と戦っている現場に遭遇したりしましたが・・・

ハリーは背後の乱闘の音を無視して廊下を疾走しました。戻れと叫ぶ声にも耳を貸さず床に倒れたまま生死も分らない人々の無言の呼びかけにも応えず・・・

ハリーはひたすら必死にスネイプを追ったのでした。

4-2.プリンスの正体が明らかに・・・
校門の一歩手前でハリーはようやくスネイプに追いつきました。「ドラコ、走るんだ!」と叫ぶスネイプ!そしてスネイプが振り向きました。

20メートルの間を挟み睨み合うハリーとスネイプ!同時に杖を構え対峙する2人でしたがスネイプはハリーが発する呪いをことごとく「いとも簡単」に逸らしてしまうのでした。

「また防(ふせ)がれたな。ポッター、おまえが口を閉じ、心を閉じることを学ばぬうちは、何度やっても同じことだ」

スネイプはまたしても呪文を逸らせながら冷笑しました。しかし!ハリーが「セクタムセンプラ」の呪文を唱えようとした「その時」スネイプの顔には冷笑も嘲笑もなく怒りの表情だけが見えたのでした。

「やめろ、ポッター!」スネイプが叫びました。

ハリーは地面に叩きつけられ杖が手を離れて飛んで行きました。スネイプが近づいて来てダンブルドアと同様に杖もなく丸腰で横たわっているハリーを見下ろしました。

そしてスネイプは「我輩の呪文を本人に対してかけるとは、どういう神経だ?」と「半純血のプリンス」が実は自分であったことを明らかにしたのでした。

ハリーは自分の杖に飛びつきましたがスネイプの発した呪いで吹っ飛び暗闇の中に見えなくなってしまいました。

「それなら殺せ!」

「先生を殺したように、僕も殺せ、この臆病・・・」

「我輩を・・・」「・・・臆病者と呼ぶな!」

スネイプが空を切りハリーは再び仰向けに地面に叩きつけられました。衝撃でクラクラしながらハリーが上半身を起こすとスネイプがバックビークから必死に逃げて行くのが見えました。

ハリーはやっとのことで立ち上がりフラフラしながら杖を探しました。追跡を続けたかったのですが杖がないのでは話になりません。

ハリーが思った通り杖を見つけて振り返った時にはヒッポグリフが校門の上で飛んでいるのが見えただけでした。スネイプは既に「姿くらまし」をして逃げ遂せていました。

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トキメキぼーい

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