4月1日からダンブルドア・シリーズの「死の秘宝」編を始めるということで昨日と今日の2日間は既刊の6巻で押さえておくべき重要事項の確認作業をしています。今日の記事では第4巻「炎のゴブレット」から第6巻「謎のプリンス」までの後半の3巻の重要な事項を確認しておくことにします。(全3項目)

3-1.ハリーの血を取り込んだことと双子の杖
第4巻「炎のゴブレット」の冒頭章でピーター・ペティグリューことワームテールはヴォルデモート卿に身体を取り戻す際に使う「敵の血」にはハリー・ポッターを使わなくとも・・・

誰か他の魔法使いか魔女の血を使えばいいのでは?と進言しているのに対してヴォルデモート卿は「俺様なりの理由」があると言って自身の身体を取り戻す時にはハリー・ポッターの血が必要だと言っていますね。

何ゆえヴォルデモート卿がハリーの血にこだわったのか?と云えば、それは昨日の記事でも説明したように2年前にハリーと2度目の対決をして敗れたことが念頭にあったからというわけなんですよね。

そしてヴォルデモート卿はハリー・ポッターを手に入れることに成功しハリーの血を取り込んで身体を取り戻したわけなんですが当然ダンブルドアにとっては予定通りのことだったというわけなんですよね。

さらにヴォルデモート卿とハリーの杖の芯がいずれも同じ不死鳥からのものだということも、その兄弟杖を無理やり戦わせた結果ハリーの杖が「どうなったのか?」ということも・・・

第7巻で驚くべき結果を生み出すことに繋がっていったというわけなんですよね。

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ほとんどの人が知らないか?忘れているか?のどちらかだと思うんですけど(苦笑)年頭つまり今年最初の記事で予告したように4月1日からダンブルドア・シリーズの「死の秘宝」編を始めるということで今日と明日の2日間は既刊の6巻で押さえておくべき重要事項を確認しておきたいと思います。(全3項目)

3-1.2度目の直接対決
最初の直接対決というはもちろんハリーが1才3ヵ月の時のものでハリーは対決などという意識も認識もなかったわけなんですがヴォルデモート卿はハリーに敗れて「13年間」もの長きに渡って・・・

沈黙せざる負えない状況になってしまったというわけです。

2度目の対決に向けてダンブルドアは1年がかりで入念に準備を進めて来ました。まず最初に講じた策はハリー11才の誕生日にハグリッドが賢者の石をグリンゴッツに取りに行った際にハリーを同行させたことです。

次の策は賢者の石をヴォルデモートに渡さない方法としては校長室に保管するのが一番簡単で有効なのに敢えてそれをしなかったということです。

そのためヴォルデモート卿はまんまとダンブルドアの誘導作戦に引っかかってクィレルに取り憑きホグワーツに潜入して来たというわけです。そして学期末にハリーと直接対決したというわけなんですよね。

2度目の対決もハリーが勝利してヴォルデモート卿は自身の身体を取り戻す時にはハリーの血を取り込まなくてはならないと思ったというわけなんですよね。

これが3度目の直接対決へと繋がっていくというわけです。

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判決が確定してついにバックビーク処刑の瞬間が!来たと思ったら?バックビークは逃げ遂せて命拾いすることができたのでした。ホッ!と一息のハグリッドだったのですが実は裏ではダンブルドアとハリーとハーマイオニーの「見えざる手」が動いていたのでした。(全3項目)

3-1.死刑執行!
いよいよ最後の試験となりハリーとロンは「占い学」でハーマイオニーは「マグル学」でした。ハリーとロンがトレローニー先生の教室に上る螺旋階段に到着すると他の生徒たちが最後の詰め込みをしていました。

2人が座ると「1人ひとり試験するんだって」とネビルが教えてくれました。ロンは頻繁に時計で時間を確かめていてハリーにはロンがバックビークの控訴裁判までの時間を気にしているのだと判ったのでした。

そしてハリーが「あの衝撃的」なトレローニー先生の本物の予言を聞いてロンとハーマイオニーに話そうと急いで談話室に戻って来たのですがハリーは2人の顔を見て言いかけていた言葉を呑み込んだのでした。

「バックビークが負けた」

「ハグリッドがいまこれを送ってよこした」

「行かなきゃ」ハリーは即座に言いました。

ハグリッドに1人で死刑執行人が来るのを待たせるなんてできないとハリーは訴えましたがハリーの言葉に対してロンは「でも、日没だ」と死んだような目つきで窓の外を見つめながら言ったのでした。

「透明マント」さえあれば!と言うハリーがハーマイオニーに隻眼の魔女像の下にある抜け道に置いてきた次第を説明して「スネイプがあの辺でまた僕を見かけたりしたら」と言うとハーマイオニーは・・・

「スネイプが見かけるのがあなたならね」と言ったかと思ったら驚くべきことに魔女の背中のコブの開け方を聞いた15分後には「透明マント」を持って戻って来たのでした。

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裁判に負けて絶望のどん底に突き落とされたハグリッド!何とかハグリッドを励ましてやろうと思うハリーたち3人だったのですがシリウス・ブラックのせいで強化された警備のために・・・そんな気持ちを引きずったままハグリッドと3人は学期末試験に突入していったのでした。(全3項目)

3-1.敗訴
「これを―これをハグリッドが送ってきたの」

ハーマイオニーが差し出したハグリッドの手紙は湿っぽくて大粒の涙でインクが所々滲(にじ)んでいるので、とても読みにくい手紙でした。「こんなことってないよ」と理不尽な決定にやりきれない思いのハリーでしたが・・・

ハーマイオニーは涙を拭いながら「マルフォイのお父さんが委員会を脅してこうさせたの」とさらに委員会は老いぼれのヨボヨボのバカばっかりだから控訴はあっても望みはないと言ったのに対して・・・

ロンは力を込めて「いや、変わるとも」と言ったのでした。今度は君1人にやらせはしない。僕が手伝うと言うとハーマイオニーはロンの首に抱きついてワッ!と泣き出したのでした。

何とかハグリッドを励ましたいと思うハリーたち3人でしたが、シリウス・ブラックの2度目の侵入事件以来生徒は厳しい安全対策を守らなければならず3人とも日が暮れてからハグリッドを訪ねるのは不可能でした。

3人がハグリッドと話ができるのは「魔法生物飼育学」の授業中しかありませんでした。ハグリッドは判決を受けたショックで放心状態でした。「まだ控訴がある!」と熱を込めてロンが諦めないでと訴えたのですが・・・

ハグリッドは「あの委員会」はルシウス・マルフォイの言いなりだから俺はバックビークに残された時間を思いっきり幸せなもんにしてやるだけだと絶望感を隠そうともしなかったのでした。

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どうして?話してくれなかったんだ!両親が死んだのは父親の無二の親友の裏切りが原因だということを知ってしまったハリーだったのですが・・・怒りをぶつけようとハグリッドの小屋に行ったハリーがそこで見たものは?(全3項目)

3-1.ホグズミード村にて
こうして波乱の幕開けとなった「魔法生物飼育学」の授業だったのですが最初の「あの大活劇」の後はとてつもなく「つまらない」ものとなり誰も心から好きにはなれなかったのでした。

生徒たちは毎回レタス食い虫の世話を学ぶことになりましたがヌラリとした喉に刻みレタスを押し込むだけの退屈な内容にロンは「こんな虫を飼育しようなんて物好きがいるのか?」とボヤくことしきりでした。

どうやらハグリッドは自信を失ったようなのです。そうこうする内に新学期初日にはパッとしない印象だったルーピン先生の「闇の魔術に対する防衛術」の授業が一番人気になっていました。

しかし!ハリーにとっての『次の波乱』を起こしたのはやっぱりハグリッドだったのです。バーノン叔父さんが許可証にサインしてくれなかったため本来ならホグズミード村には行けないハズのハリーが・・・

フレッドとジョージから譲り受けた「忍びの地図」を使って村に潜入しロンとハーマイオニーと一緒にパブ「三本の箒」でバタービールを飲んでいた時に事は起こりました。

魔法大臣コーネリウス・ファッジにマクゴナガル先生とフリットウィック先生と共に現れたのがハグリッドでした。4人は目の前にハリーがいるなどとは夢にも思わなかったので・・・

アズカバンを脱走したシリウス・ブラックが実はハリーの父親の無二の親友で「その」シリウス・ブラックがポッター夫妻を裏切ったためにハリーの両親はヴォルデモートに殺されてしまったんだということを・・・

洗いざらいハリーに話して聞かせてしまったのです。

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さて!12月6日が誕生日ということで昨年12月から一定期間おきにハグリッドを取り上げていますが今週は「アズカバンの囚人」編をお届けすることにします。ハリーたち3人の頑張りで念願の「魔法生物飼育学」の教師になったハグリッドだったのですが・・・(全3項目)

3-1.怪物的な怪物の本
前の年の夏休みハリーは屋敷しもべ妖精のドビーのお陰で魔法界の友達ロン、ハーマイオニー、ハグリッドからの手紙も誕生日カードもプレゼントも一切受け取れないという事態に陥ってしまったのでした。

しかし!今年の夏休みはドビーの妨害もなかったので誕生日にはロンからは携帯のかくれん防止器の「スニーコスコープ」とハーマイオニーからは「箒磨きセット」が送られて来たのでした。

そして最後にハリーが包みを解いたのがハグリッドからのプレゼント「怪物的な怪物の本」だったというわけですが包みを解かれた「その本」はハリーの手を噛もうとしたり部屋の中をシャカシャカ走り回ったりするので・・・

ハリーはあっちこっち引っ張り回された末にスライディングして本を押さえ付け急いで箪笥の中からベルトを出して来て巻きつけ押さえこまなくてはなりませんでした。

何でハグリッドは噛みつく本なんか送って来たんだろう?と訝るハリーでしたがダイアゴン横丁のフローリシュ・アンド・ブロッツ書店で教科書リストを見てようやく納得したのでした。

何と!「怪物的な怪物の本」は「魔法生物飼育学」の必修本として教科書リストに載っていたのです。ハリーはようやくハグリッドが役に立つと言った意味が判ったのでした。

書店には大きな鉄の檻(おり)が設置されていて中では「その本」がレスリング試合のように取っ組み合いロックをかけ合ったり戦闘的にかぶりつくといった有り様で・・・

本のページがちぎれて、そこいら中に飛び交っていたのでした。

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2009.03.19 ブラック3姉妹
ベラトリックス・レストレンジ、ナルシッサ・マルフォイ、アンドロメダ・トンクス・・・実は「この3人」は結婚によって姓が変わったんですが実の姉妹で旧姓は3人とも「ブラック」でシリウスの従姉にあたるんですよね。今日の記事では結婚相手によって大きく人生が変わった「この3人」について考えてみたいと思います。(全3項目)

3-1.ベラトリックス・レストレンジ(長女)
当サイトではすっかりお馴染みになっていて様々な形で何度も登場していますね。冷酷非情で良心を持たない魔女でシリウスを殺しトンクスを殺しネビルの両親を廃人にしと悪行三昧の人生でした。

プリンス上巻55ページでベラトリックスは「私に息子があれば闇の帝王のお役に立つよう喜んで差し出すだろう」などと言っていますが私はもしベラトリックスが母親になっていたら・・・

「闇の帝王がおっしゃるなら私は喜んで息子を差し出すことができる」と言えたんだろうか?著しく疑問が残るというか?他人事ではいられなかったと思いますね。

死の秘宝下巻113ページではそのベラトリックスから見れば甥にあたるドラコに対して「そいつらを殺ってしまう度胸がないなら、私が片付けるから中庭に打っちゃっておきな」などと言っていて・・・

人を殺すことも傷つけることも何とも思っていないというとんでもない魔女なんですよね。

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2009.03.18
ハリーポッター・シリーズでは各巻の各所に様々な機能を備えた不思議な「鏡」が登場するんですよね。何といっても一番代表的な物はもちろん!「みぞの鏡」なんですが、この機会にシリーズに登場する様々な鏡を紹介してみたいと思います。(全2項目)

2-1.魔法界の鏡はしゃべるのが常識?
2年生になる前の夏休みにハリーはロン、フレッド、ジョージのウィーズリー3兄弟に餓死寸前のところを助けられて夏休みの残りの期間を初めて「隠れ穴」で過ごすことになったのでした。

至極当然のコトなんですがダーズリー家とウィーズリー家では生活様式が思いっきり違っていて当初ハリーは戸惑ったりビックリ仰天することになったんですよね。

「だらしないぞ、シャツをズボンの中に入れろよ!」

台所の暖炉の上にある鏡を最初に覗き込んだ時ハリーは鏡がこう大声を発したのでどっきりしたのでした。しかしハリーがビックリすることもウィーズリー家の人たちにとっては極々当たり前のコトのようでした。

次に鏡がしゃべるシーンが登場するのは「アズカバンの囚人」の72ページ(携帯版78ページ)と90ページ(同98ページ)で、いずれもハリーが滞在していた「漏れ鍋」の部屋の鏡でした。

ハリーがいつもの癖で父親から受け継いだクシャクシャの髪の毛を撫でつけようとしていると「勝ち目はないよ、坊や」と鏡がしわがれた声でハリーに話しかけたのでした。

次の場面ではハリーが「僕は殺されたりはしないぞ」と声に出して言ったのに対して鏡は眠そうな声で「その意気だよ、坊や」と応えたのでした。どうやら鏡も夜は寝るようです。

しかし!これ以降は私が思い出せる範囲では鏡がしゃべるシーンは登場しません。多分もはやハリーも魔法界の鏡がしゃべるという現象には慣れてしまったので気に留めなくなったんだと私は思いますね。

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2009.03.16 憂いの篩
第4巻「炎のゴブレット」で初登場して以来様々な場面で数々の過去の記憶を見せて来た不思議な「この魔法道具」について今日の記事では改めて振り返ってみたいと思います。この道具で色んな記憶を見て来たハリーだったのですが最後の最後に見たものは意外な「あの人」の超意外な過去でした。(全2項目)

2-1.初登場シーン
杖で額から人間の記憶を取り出し「この」憂いの篩に注ぐと他人や第三者でもそれが見ることができるという不思議な構造を持った魔法道具です。

前述のようにこの「憂いの篩」が初登場するのは第4巻「炎のゴブレット」の第30章で前の章で占い学の授業中にヴォルデモートの夢を見たハリーがシリウスのアドバイスに従って・・・

夢の内容を報告しに行った校長室で背後の黒い戸棚から一筋眩(まばゆ)いばかりの銀色の光が射しているのをハリーが発見して戸棚を開けると縁(ふち)にハリーには意味の分らない彫り物が施してある・・・

浅い石の水盆が置かれていて・・・

それがペンシーブ「憂いの篩」だったというわけです。

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さて!いつもだと日曜日から木曜日までの1週間単位で記事の内容に統一性を持たせているんですが今週は敢えて「それ」を止めてみようと思います。したがって記事の内容は発表されてのお楽しみというコトになります。初日の今日は第7巻「死の秘宝」の中から私が気に入っている「章」を紹介してみたいと思います。(全3項目)

3-1.第11章「賄賂」
今回この記事を書くために改めてこの章を読み返したら「ここも取り上げたい!」「ここも盛り込みたい!」と思う所が満載で困ってしまいました。そこで個別に挙げてみることにしました。

●リーマス・ルーピンのこと
この章はまずハリーたち3人が隠れていたグリモールド・プレイス12番地にルーピンがやって来るところから話が始まっているんですが、ここでルーピンが驚くべき申し出を3人にするんですよね。

それはダンブルドアが3人に遺した使命の内容は教えてくれなくてもいいから同行したいというものでした。おそらく3人がこれから行く旅には想像したこともないような困難が待ち受けているだろうからということでした。

一番最初に読んだ時には実は私は「ルーピンが同行してくれれば確かに心強いし!それに何といっても私の好きなルーピンの出番がガバッと増える!」と思ったんですが・・・

結局トンクスの妊娠を知らされたハリーが「生まれてくる子供のそばにいるべきだ!」ということでルーピンの申し出を断ったという結果になったんですよね。

●ロンとハーマイオニーのこと
「灯消しライター」をもてあそぶという困った癖がついてしまってルーピンが来る直前には激しい口喧嘩をしていたロンとハーマイオニーだったんですが・・・

ルーピンが出て行って気詰まりな雰囲気の中ハリーが「これで良かったんだろうか?」と思い悩んでいるのにロンとハーマイオニーはハリーの背後で何やら『無言の話し合い』を始めたようなのです。

ハリーが気配を感じて振り向くと2人は慌てて顔を背け合ったのでした。私から言わせてもらえば「どうして?こういう時に?」そういう気持ちになれるんだろう?って感じなんですけど・・・

まあ要するに「ケンカするほど仲がいい」ってコトなんでしょうね。(笑)

●クリーチャーのこと
ハリーポッター・シリーズでは数限りなく繰り返されて来たんですが最初に登場した時には最悪の印象だったのに、それが劇的に変わるという毎度お馴染みのローリングさんの得意技なんですが・・・

まさかクリーチャーがそうなるとは思いませんでしたね。第6巻まではというより第7巻の前の章まででは「あんなに」ハリーのことを毛嫌いしていたのに一転して熱血漢に!

ハリーに対する態度も豹変して極めて忠実な屋敷しもべ妖精になったのでした。

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今にして思えばスネイプは「闇の魔術に対する防衛術」の教職に着任した人物たちと「どんな思い」を抱きながら対峙していたんでしょうね?そして念願の教職に着任したと思ったら「そこ」に待ち受けていた苛酷で非情な運命とは?(全3項目)

3-1.ムーディとアンブリッジとスネイプ
セブルス・スネイプが「闇の魔術に対する防衛術」の教職の座を狙っていることは周知の事実でスネイプは「その座」に就いた先生に対しての嫌悪感を隠そうともせずきっぱりと態度でも示して来ました。

しかしハリー4年生以降の先生方に対しては今までの「この座」の教師とは違って少々勝手が違うようです。何か?思うところがあったのでしょうか?

●マッド・アイ(アラスター)・ムーディ
ハリーが見た感触ではスネイプはマッド・アイ・ムーディに対しては奇妙なことに正面切って敵意を見せないように用心しているように思われたのでした。

事実スネイプとマッド・アイが一緒にいる所をハリーが目撃した時にはスネイプはムーディの「魔法の目」も普通の目も両方を避けているとハリーははっきりそう感じたのでした。

と!いうことはクィレルの時と同様にダンブルドアはスネイプには「かなり」早い段階で「マッド・アイには気をつけろ」「警戒せよ」と言っていたのでしょうか?

他の先生方に先んじてスネイプにだけは「マッド・アイ・ムーディが怪しい」から監視を怠るなと言っていたんでしょうか?

●ドローレス・アンブリッジ
ハリー5年生の「この年度」はダンブルドアが「闇の魔術に対する防衛術」の新しい教師を見つけることができず、そのため魔法省から「この人」が派遣されて来たのでした。

さらにアンブリッジは学期が始まってから魔法省が新たに創設した「高等尋問官」という職位に就いてホグワーツの他の先生方を査察する権限を持つにまで至ったのでした。

そして!スネイプが査察される時が来ました。スネイプは低い嘲(あざけ)るような声でさり気なく敵意を示しながら「今日は客人が見えている」とアンブリッジを紹介したのでした。(騎士団上巻570ページ)

ここでの2人のやり取りでスネイプがホグワーツの教師になって「14年」経つということやホグワーツの教師になって以来毎年「闇の魔術に対する防衛術」の教職に応募し続けていたことが明らかになっていますよね。

アンブリッジがダンブルドアは何故?あなたが希望する教職に就くのを拒否して来たのかしら?と訊いたのに対してスネイプは「本人に聞きたまえ」と邪険に答えたのでした。

スネイプとて目の前に14年連続で「その教職」に応募している人間がいるのに何故?アンブリッジを受け入れたのか?とダンブルドアに訊きたいでしょうね。

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今週の後半は今やシリーズの最重要人物になった「この2人」の関係について再び考えてみたいと思います。ダンブルドアがホグワーツ卒業後に死喰い人になったスネイプに会う気になったのは?やはり「ああなる」という確信があったからなんでしょうね。(全3項目)

3-1.ダンブルドアの密偵に
プリンス下巻350ページでダンブルドアはスネイプ先生はトレローニー先生の予言を聞いた時はまだヴォルデモート卿の配下だった。だから当然自分が聞いたことを急いで伝えたと・・・

しかし!スネイプ先生は知らなかった。ヴォルデモート卿がどこの男の子を獲物にするのかも残忍な追求の末に殺されるのがハリーの両親だとは知らなかったと言っていますね。

さらにダンブルドアはヴォルデモート卿が予言を「どう解釈したのか?」に気づいた時にはスネイプ先生がどんなに深い自責の念に駆られたかハリーには想像もつかないほどの人生最大の後悔だったと言っていますね。

だからこそスネイプ先生は戻って来たと・・・

こうして当初は自分の最愛の人リリーを救うためにダンブルドアの密偵になったセブルス・スネイプだったのですが、リリー死亡後はリリーの忘れ形見のハリー・ポッターを守るために・・・

ホグワーツの教師になったというわけです。

死の秘宝下巻447ページでダンブルドアはスネイプが常に危険な状態に身を置いていることを過小になど評価していないと本人に言っていますね。

さらにヴォルデモートに価値ある情報と見えるものを伝え、しかも肝心なことは隠しておくという芸当は君以外にはできないとスネイプのことを最大限に高く評価していますね。

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吟遊詩人ビードルの物語に寄せて書かれたダンブルドアの解説文の中で、特に「三人兄弟の物語」のために書かれた文章にはダンブルドアが知っていることの一部あるいは重要な部分が欠落しています。何ゆえダンブルドアは最も有名だった「あの生徒」に関するあの真実を伏せたのか?(全3項目)

3-1.ビードルの物語と「ニワトコの杖」、その1
吟遊詩人ビードルの物語の「三人兄弟の物語」の解説文の中でダンブルドアは「ニワトコの杖」について一部の信奉者たちは「ありもしない」杖が存在すると頑迷に信じ込んでいると言っていますね。

どの時代にも自らの栄光のためか?あるいは仮想の攻撃者を脅かすためか?はたまた心底そう信じていたためか?通常の杖より強力な杖あるいは「不敗」の杖を持っていると主張する魔法使いがいました。

その中でも極端な者は自分の杖が「死」の使った木とされるニワトコ材でできているとまで主張したそうです。そうした杖は「宿命の杖」「死の杖」など様々な名前で呼ばれたそうです。

魔法の道具として武器として最も重要なものが杖である以上は杖にまつわる多くの迷信があるのは当然のことと云えるのだそうです。

そのため杖の種類によっては「その杖」の持ち主同士もまた相性が悪いなどと言われるのだそうです。そういった何の根拠もない諺にもニワトコが登場するそうです。

ニワトコの杖、永久(とこしえ)に不幸

ビードルの物語に「死」がニワトコの木で架空の杖を作るという話が出て来るので杖作りの間ではニワトコ材を嫌う傾向があるのだそうです。

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3月10日が誕生日ということで本当は今週はリーマス・ルーピンを取り上げたいんですけど、どうしても3月中にやっておきたいことがあるのでルーピンはまた「次の機会」にということで今週の前半は再び「ニワトコの杖」について考えてみたいと思います。(全2項目)

2-1.ダンブルドアと「ニワトコの杖」
死の秘宝下巻498ページでダンブルドアは権力を持つのに最もふさわしい者は「それ」を一度も求めたことのない者だと言っていますね。

ハリーがかつてダンブルドア軍団のメンバーに指導した時のように、やむなく指揮を執り権威の衣を着なくてはならない者は自らが驚くほど見事に「その衣」を着こなすのだと・・・

ダンブルドアはグリンデルバルドに勝利して「ニワトコの杖」を勝ち取りましたが決してそれを吹聴しませんでした。

何故ならダンブルドアがニワトコの杖を手にしたのは勝つためではなく他の人間を「その杖」から守るためだったからです。

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3月1日が誕生日ということで先週と今週の2週間に渡ってロンを取り上げて来ましたが最終回の今日は改めて生涯の友になったハリーとの関係とロンの性格について考えてみたいと思います。(全2項目)

2-1.ハリーとの関係
ホグワーツに入ってからの「7年間」という期間はロンにとっては有名人ハリー・ポッターと行動を共にしたということで色々とストレスやプレッシャーがかかることになってしまったようです。

「見て、見て」
「どこ?」
「赤毛ののっぽの隣」
「メガネをかけてるやつ?」
「顔見た?」
「あの傷を見た?」

と!いうことで組分けの儀式を終えた翌日ハリーが寮を出た途端囁き声がつきまとって来たのでした。ハリー本人にとっても迷惑この上ないことだったのですが・・・

添え物扱いされたロンもまた初めてできた同い年の友人が超有名人であることを新学期初日から痛感させられることになったのでした。そしてそれを象徴する出来事で最たるものが・・・

ハリーとロンが4年生になった時に起きた「三大魔法学校対抗試合」の代表選手にハリーが選ばれてしまったことだったというわけです。

●三大魔法学校対抗試合を巡る騒動
もちろんハリーが「そうして欲しい」と頼んだわけでもないしハリーの責任じゃない。だけどハリーはロンの一番の親友なのにロンはいつでも有名人ハリー・ポッターの添え物扱いだった。

それでも必死に堪えて来たロンだったのですがハリーが三大魔法学校対抗試合の代表選手に選ばれてしまったことで、ついに我慢の限度を越えてしまったというわけです。

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準備万端整えてヴォルデモートの分霊箱探しの旅に出たハリー、ロン、ハーマイオニーの3人だったのですが、例によって例のごとくロンはまたまたやらかしてしまいました。でも最後の最後には?(全3項目)

3-1.パジャマ姿の屋根裏お化け
死の秘宝上巻138ページでハリーはロンとハーマイオニーに改めてヴォルデモートの分霊箱を探す旅に同行する気持ちに変わりはないのか?と2人に確認をしたのでした。

2人はハリーが気持ちに揺らぎがないのか?の意志の確認をして来ることを予想していたらしくロンは目をぎょろぎょろさせながら「ほら来た」とハーマイオニーに言ったのでした。

ロンはハーマイオニーに促されるとハリーに「来いよ」と言いながら部屋の外の狭い踊り場に出て天井に向かって「ディセンド、降りよ」と唱えました。すると真上の天井の撥ね戸が開き2人の足下に梯子が降りて来ました。

ロンに続いて短い梯子を上ると狭い屋根裏部屋に出ました。するとそこにはロンのお古のパジャマを着た屋根裏お化けがいました。ハリーが「屋根裏お化けって普通パジャマを着てるの?」と訊くと・・・

「こいつが僕さ。わかるか?」

部屋に戻った後ロンはどうして屋根裏お化けが自分のお古のパジャマを着ているのか?の理由を説明してくれたのでした。つまり自分たちが出発したら「あの」屋根裏お化けがロンの部屋に住むのだそうです。

ハリー、ロン、ハーマイオニーの3人がホグワーツに戻らないと当然みんなは2人はハリーと一緒だと考える。そうすると死喰い人たちはハリーの行方を知ろうとして「隠れ穴」に来るだろう。だから・・・

ウィーズリー家の人間を全員隠すわけにはいかない。それではあまりにも怪し過ぎるし全員が仕事を辞めるわけにもいかない。そこで・・・

ロンが黒斑病で重体だから学校に戻れないという話をでっち上げる。そして誰かが調査に来たらウィーズリー夫妻がベッドに寝ている屋根裏お化けを見せることになっているんだそうです。

こうしてロンはハリーに決意の固さを示したのでした。

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かつてのダンブルドアの同僚で今年度から再びホグワーツの教職に復帰することになったホラス・スラグホーンだったのですが、ロンのことなど存在しないかのごとく無視するので・・・さらに拍車をかけるようにハーマイオニーとの関係もまた?(全3項目)

3-1.ホラス・スラグホーン
プリンス上巻126ページでウィーズリーおばさんはホラス・スラグホーンはアーサー氏にはあまり目をかけなかった。何故なら出世株だとは思わなかったらしいからとのことでした。

そんなわけでダンブルドアも指摘していた通り1才3ヵ月でヴォルデモート卿を消し去り「死の呪文」を受けても生き残った唯一の魔法使いハリー・ポッターには熱い視線を送ったものの・・・

ロンに対しては父親のアーサー氏と同様に完璧に「その存在」を無視したというわけなんですよね。プリンス上巻352ページでもハリーとハーマイオニーには声をかけたんですが・・・

一緒にいたロンのことはまるで存在しないかのように目もくれなかったのでした。そのため1人じゃ行きたくないと言っているハーマイオニーに対してロンは・・・

スラグホーンに無視されたのが気に入らないという表情を浮かべながらジニーが呼ばれるから1人にはならないだろうと言ったのでした。

食事が終わって3人は談話室に戻りましたがスラグホーンと出会ってから機嫌が悪かったロンは腕組みをして天井を睨んでいたのでした。

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5年生になったロンはクィディッチではオリバー・ウッドに代わってグリフィンドール・チームのゴール・キーパーになったり本人も驚いたり戸惑ったりの監督生になったりもしたんですが最後の最後には魔法省で死喰い人集団と一戦交えたりもと・・・(全3項目)

3-1.監督生に
ハーマイオニーについては「成績優秀で品行方正」ということで極めて妥当と云えるんですけどロンのほうは騎士団員の間でも「どうしてハリーじゃないの?」という意見が圧倒的多数を占めていたようです。

ハーマイオニーもまたハリーが監督生バッジを持っているのを見て(ロンが自分のを渡した)「そうだと思った」と言っていることから男子の監督生はハリーがなるんだろうと予想していたみたいですからね。(苦笑)

マッド・アイ・ムーディがウィーズリーおばさんからロンが監督生になったと聞いた時ムーディの普通の目はロンに向きましたが魔法の目はロンではなく頭の横のハリーを見たのでした。

つまりマッド・アイもハリーが監督生になると予想していたようです。さらにキングズリー・シャックルボルトもルーピンに「ダンブルドアはなぜポッターを監督生にしなかったのかね?」と言っていますね。

それに対してルーピンは「あの人にはあの人の考えがあるはずだ」と答えています。結局無条件に支持してくれたのはモリー母さんだけで何より誰よりロン自身が・・

「どうしてハリーじゃなくて僕なんだ?」と思っていたようです。

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