森の番人ハグリッド「死の秘宝」編(2)(4回シリーズ)

トンクス邸に奇跡の到着を果たしたハグリッドとハリーの2人だったのですが「隠れ穴」に移動してからはハリー17才の誕生日やビルとフラーの結婚式とめでたい出来事もあったのですが、その一方で訃報もあったりして悲喜こもごもの滞在期間となったのでした。(全3項目)

3-1.「隠れ穴」にて
「移動キー」のヘアブラシに間一髪で触れたハグリッドはハリーと共にトンクス邸から急速に離れて数秒後には「隠れ穴」の裏庭に到着したのでした。着くと同時に叫び声が聞こえたのでした。

ハグリッドも着地で倒れ2人が立ち上がっているとウィーズリーおばさんとジニーが勝手口から階段を駆け下りて来るところでした。そしてハリーに「あなたが本物のハリー?他のみんなは?」と声をかけたのでした。

ハリーが「他には誰も戻っていないの?」と喘ぎながら訊くとおばさんの青い顔に答えがはっきり刻まれていたのでした。ハリーはおばさんに死喰い人たちが待ち伏せしていたことを説明したのでした。

一方のハグリッドはと云えば開口一番ウィーズリーおばさんに言ったのは気付け薬用のブランデーはないか?というものでした。ハグリッドはブランデーの瓶を受け取ると栓を開けて一気に飲み干したのでした。

死喰い人たちがハリーが今夜移動することを事前に知っていたということで騎士団の面々には動揺と衝撃が広がっていました。ルーピンに続いてキングズリーもハリーが本物かどうかを確かめようとしたのでした。

そして最後に到着したビルとフラーがマッド・アイ・ムーディの訃報を持って帰って来たのでした。マッド・アイの悲しい知らせを聞いた瞬間は誰も声を上げず誰も動きませんでした。

ハグリッドもまた居間に戻ってからは部屋の隅の一番広く空いている場所に座り込んでテーブルクロス大のハンカチで目を拭っていたのでした。

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森の番人ハグリッド「死の秘宝」編(1)(4回シリーズ)

12月の6日が誕生日!ということで去年の今頃から巻ごとのハグリッドを取り上げて来ましたが今週はいよいよ第7巻「死の秘宝」のハグリッドをお届けします。プリベット通り4番地からトンクス邸へハリーを送り届ける任務を負うことになったハグリッドだったのですが・・・(全3項目)

3-1.シリウスのバイクで・・・
今回のハリーのプリベット通り4番地から「隠れ穴」への移動は当初はマッド・アイ・ムーディが付添い姿くらましで行う予定だったのですが魔法法執行部の部長パイアス・シックネスが寝返ったため・・・

呪文をかける必要のない輸送手段「箒」「セストラル」そして「ハグリッドのバイク」で行われることになったのでした。ハリーの移動はハグリッドのバイクで行われることになったのでした。

どうしてハリーの移動をハグリッドのバイクにしたのか?についてマッド・アイはハリーは箒の名手だからあえて箒に乗らせない方法で輸送するのだと説明したのでした。

こうしてかつてはシリウスの乗り物だったバイクのサイドカーに乗ってプリベット通り4番地を出たハリーだったのですが14人の一行は出発直後に死喰い人集団に取り囲まれてしまったのでした。

叫び声が上がり緑色の閃光があたり一面にきらめいてバイクは引っくり返りました。ハグリッドはバイクを元の姿勢に戻すと急速で前進し囲みを突き破ってフードを被った死喰い人を蹴散らしたのでした。

「ハグリッド。戻らなきゃ。戻らなきゃ!」

エンジンの轟音を凌ぐ大声でハリーは叫びましたがハグリッドは「俺の仕事はお前さんを無事に届けることだ」と言って応じなかったのでした。ハリーはなおも止まるようにとハグリッドに呼びかけましたが・・・

死喰い人が4人包囲網から離れてハグリッドとハリーを追いかけて来たので他のグループを気にする余裕は無くなったのでした。必死に逃げるしかありませんでした。

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ハーマイオニー・グレンジャー「秘密の部屋」編(4)(シリーズ最終回)

「秘密の部屋」の怪物の正体はいったい何なのか?再び起きた襲撃事件の犠牲者についになってしまったハーマイオニーだったのですが滑り込みセーフでハリーに答えを教えてくれたのでした。明らかになった「秘密の部屋」の怪物の正体とは?(全3項目)

3-1.リドルの日記
クリスマス休暇を終えて戻って来た生徒たちはハーマイオニーが医務室に入院していたので当然誰もが襲われたと思って様々な噂が乱れ飛んだのでした。そのため事の真偽を確かめようと・・・

医務室の前を入れ代わり立ち代り行き来するのでマダム・ポンフリーは毛むくじゃらの顔が人目に触れては恥かしいだろうと例の毎度お馴染みのカーテンを取り出してベッドの周りを囲ったのでした。

ハリーとロンは毎日夕方に見舞いに行ったのでした。新学期が始まってからは毎日その日の宿題をハーマイオニーに届けたのでした。ロックハートからはお見舞いカードが届けられていました。

顔の毛がきれいさっぱりなくなり目も少しずつですが褐色に戻って来ていたのでハーマイオニーの気分も随分前向きになっていました。何か新しい手がかりはないの?と聞くハーマイオニーに対してハリーは・・・

憂鬱な声で「何にも」と答えたのでした。ロンは「絶対マルフォイだと思ったのになぁ」と何度も繰り返すばかりでした。ところが「その日」の医務室からの帰りにハリーは新たな手がかりを発見したのです。

医務室を出てグリフィンドール塔へ向かう階段を上がっていると上の階で誰かが怒りを爆発させている声が聞こえて来ました。それはフィルチの声でした。また例の場所で見張りをしていたようです。

いつにも増してマートルが大きな声で激しく泣き喚いているのでハリーとロンは入っていってマートルに「どうしたの?」と聞いたのでした。すると誰かに何かを投げつけられたと言うのです。

それは小さな薄い本でした。ロンの「危険なものかもしれない」という忠告を振り切ってハリーが拾うと日記だということが判りました。開けると最初のページに持ち主の名前が書いてありました。

T.M.リドル

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ハーマイオニー・グレンジャー「秘密の部屋」編(3)(4回シリーズ)

マルフォイを尋問したいの?したくないの?たじろぐ2人にハーマイオニーは詰め寄ったのでした。こうして計画は実行に移されポリジュース薬は作られたのでした。そしてハリーとロンはクラッブとゴイルに成り済ましてスリザリン寮の談話室への潜入に成功したのですがハーマイオニーは?(全3項目)

3-1.最も強力な薬
こうして手に入れた「最も強力な薬」はチラッと見ただけでも「禁書」棚行きなのが明らかな内容でした。身の毛もよだつ結果をもたらす魔法薬が幾つかありましたし気持ちが悪くなるような挿絵も描かれていました。

当然「変身したい相手の一部」がいるということでロンはクラッブの足の爪なんか入っていたら飲めないと文句を言いましたがハリーは別のことを心配していました。

ポリジュース薬を作るためには「毒ツルヘビの皮の千切り」等どうやらスネイプの個人用の保管倉庫に入って盗まなければならない材料もあったのです。しかし懸念を示すハリーに対してハーマイオニーは・・・

本をピシャッと閉じて「2人とも怖気づいて止めるって言うのなら結構よ」と言い放ったのでした。ハーマイオニーの頬は赤みが差し目は普段よりもキラキラしていました。

ハーマイオニーは私だって規則を破りたくはない。だけどマグル生まれの者を脅迫するなんて違法な魔法薬を密造することよりもっと悪いことだと思うと2人に言ったのでした。

でも2人ともマルフォイが首謀者かどうかを確かめたくないと言うのなら今すぐマダム・ピンスの所へ行って「この本」を返して来ると2人に対して最後通告を言い渡したのでした。

ロンは「僕たちに規則を破れって君が説教する日が来るとは思わなかった」と言いましたが、今のところは「これ」がベストということで3人は計画を進めることにしたのでした。

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ハーマイオニー・グレンジャー「秘密の部屋」編(2)(4回シリーズ)

マルフォイがスリザリンの継承者?というロンの意見に当初は否定的な見解を示したハーマイオニーだったのですが「1つ」だけそれを証明する方法があるのだそうです。それはとっても難しくて危険で学校の規則を50は破ることになるのだそうです。その方法とは?(全3項目)

3-1.絶命日パーティ
ひょんなことからハリーがグリフィンドール塔付きのゴーストほとんど首なしニックの没後500年記念の絶命日パーティに出席することになりロンとハーマイオニーに説明したところ・・・

ロンは「自分の死んだ日を祝うなんてどういうわけ?」と否定的な感想を漏らしましたがハーマイオニーは生きている内に招かれる人なんて珍しいハズ面白そうと言って来たのでした。

しかしハリーは開催日の10月31日が近づいて来るにつれてニックの絶命日パーティに出席するなどと軽率に約束してしまったことを後悔するようになったのでした。

同じ日に大広間で行われるハロウィーン・パーティのほうが断然魅力的だったからです。しかしハーマイオニーに「約束したんだから行かなきゃいけないでしょ!」と強く言われたので・・・

3人は大入り満員の大広間に背を向けてニックのパーティ会場の地下牢に向かったのでした。ところがやはりニックの絶命日パーティは生きている者にとっては最悪中の最悪の環境だったのです。

地下牢は何百という真珠のように白く透き通ったゴーストたちで一杯でした。ゴーストたちの出す冷気で地下牢は冷凍庫に入ったように寒く3人の吐く息が鼻先に霧のように立ち上がったのでした。

とにかく立ち止まっていると寒くて堪らないので3人は歩き始めたのでした。すると突然ハーマイオニーが立ち止まって「いやだわ」と言ったのでした。その先に「嘆きのマートル」がいたからでした。

ハーマイオニーの説明によると「嘆きのマートル」は3階の女子トイレに取り憑いているのだそうです。去年1年間そのトイレはマートルが癇癪を起して泣いたり喚いたりするので常に水浸しで壊れていたそうです。

とにかく寒いし食べる物もなくて3人とも腹ぺこだったのでオーケストラの演奏が始まってゴーストたちがダンス・フロアに戻って行くのを見届けてハリーたち3人は・・・

「デザートがまだ残っているかもしれない」と大広間に向かったのですが・・・

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ハーマイオニー・グレンジャー「秘密の部屋」編(1)(4回シリーズ)

今週は第2巻「秘密の部屋」のハーマイオニーを取り上げることにしました。今年度「闇の魔術に対する防衛術」の先生にはハーマイオニー憧れの「あの人」が就任したのですが実際に教壇に立ってみると?何だか怪しげな雰囲気なのです。ハーマイオニーはあくまでも庇うのですが・・・(全3項目)

3-1.フローリシュ・アンド・ブロッツ書店にて
ハリーが「隠れ穴」に到着してから1週間後去年に引き続きホグワーツから新しい教科書のリストが同封された手紙が届きましたが同じ日にハーマイオニーからの返事の手紙も届いたのでした。

夏休み中だというのに「勉強でとても忙しくしています」の文言にロンは恐怖の叫び声を上げたのですがハーマイオニーが水曜日に新しい教科書を買いに行くということでハリーたちも同じ日に出かけることになったのでした。

ハリーが煙突飛行粉で迷子になってしまいダイアゴン横丁で合流するのに少々手間取ってしまいましたが1時間後に一行はフローリシュ・アンド・ブロッツ店で落ち合ったのでした。

ハリー、ロン、ハーマイオニーの3人がフローリシュ・アンド・ブロッツ書店に到着してみると驚くことに店は黒山の人だかりで店の外では人々が押し合いへし合いしながら店の中に入ろうとしていたのでした。

それは教科書のリストにも載っていた数々の著書で超人気者の魔法使いギルデロイ・ロックハートのサイン会が開催されていたからでした。集まっていたのはウィーズリー夫人ぐらいの年齢の魔女ばかりでした。

ウィーズリーおばさんもハーマイオニーも「本物の彼に会えるわ!」と大喜びでしたが本物のハリー・ポッターに出会えて大喜びしたのは当のギルデロイ・ロックハートでした。

そこでロックハートは今年度ホグワーツ魔法魔術学校で「闇の魔術に対する防衛術」の担当教授職を引き受けることを高らかに宣言したのでした。人々は大歓声を上げて拍手したのでした。

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ゼノフィリウス・ラブグッド(後編)

ビルとフラーの結婚式で初めてゼノフィリウス氏を見たハリーだったのですが、その後2人はハーマイオニーの強い希望で顔を会わせることになったのでした。そこで3人を待ち受けていたものとは?やっぱりゴドリックの谷の二の舞だったのか?(全3項目)

3-1.ようやく本人登場
そんなわけで娘のルーナから数々の不可解な持論や見解を散々聞かされていたハリーが初めてゼノフィリウス氏と対面したのはビルとフラーの結婚式の時でした。

ジョージ、フレッドにロンと共にポリジュース薬でバーニー・ウィーズリーに変装して招待客を席に案内する係を勤めていたハリーが結婚式場の入口に戻ると・・・

そこではロンが飛びきり珍妙な姿の魔法使いと向き合っていたのでした。片目がやや斜視で綿菓子のような白髪を肩まで伸ばし帽子の房は鼻の前に垂れ下がっていました。しかし何と言っても目を引いたのは・・・

着ているローブが卵の黄身のような目がチカチカする黄色だったからでした。首にかけた金鎖のペンダントには三角の目玉のような奇妙な印が光っていました。それがゼノフィリウス・ラブグッド氏その人でした。

ルーナに「こんにちは、ハリー!」と声をかけられてギョッとするハリーだったのですが、ルーナが「どうして真っ黄色の衣装を着ているのか?」の理由を説明してくれたのでした。

この後ハリーはパーティが始まってから意外な人物からゼノフィリウス氏のことを質問されることになったのでした。それはかつての三大魔法学校対抗試合の代表選手だったビクトール・クラムでした。

クラムは恐い表情を浮かべてゼノフィリウス氏を睨みつけながら言ったのでした。あいつは胸に汚らわしい印をぶら下げている。あれは闇の魔法使いグリンデルバルドの印だとクラムは言うのです。

ハリーはこんがらがった気持ちでした。ルーナの父親が闇の魔術の支持者などとは到底思えなかったからです。しかし後にハリーは意外な形でゼノフィリウス氏から『あの印』の意味を聞くことになったのです。

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ゼノフィリウス・ラブグッド(前編)

今日と明日の2日間はルーナのお父さんで雑誌ザ・クィブラーの編集長でもある「この人」を取り上げることにしました。ハーマイオニーは「こんな雑誌クズよ」と一刀両断に切り捨てましたがハリーの真実の声を世間に伝えることに貢献したのでした。(全3項目)

3-1.ハリーとゼノフィリウス氏
ご存知の通り当初ハリーとゼノフィリウス氏は直接顔を会わせることはありませんでした。しかし娘のルーナがハリーと同じコンパートメントに乗り合わせたことから2人は関わり合うようになったというわけです。

シリウス・ブラック―加害者か被害者か?

ルーナが持っていた雑誌ザ・クィブラーにシリウスに関する記事が載っていたので見出しに惹かれて関心を寄せたハリーがルーナに「これ読んでもいい?」と真剣に頼んだのでした。

最初の書き出しにこそシリウスは「アズカバン送りになった罪を犯していないかもしれない」と事件の真相に迫る内容が書き綴られていましたが読み進むにつれて・・・

シリウスが実は人気シンガーグループ「ザ・ホブゴブリンズ」の元リードボーカルで本名はスタビィ・ボードマンだとか事件の夜には別の場所にいたなどと事実とは程遠い方向に話は流れていたのでした。

ハリーが雑誌を閉じるとロンが何か面白い記事があったか?とハリーに訊ねましたがハリーが答える前にハーマイオニーが辛辣に言ったのでした。あるわけがない。ザ・クィブラーなんてクズだと・・・

ところが「この雑誌」を編集しているのは私のパパなんだけどとルーナが言うとハーマイオニーは困った顔をして慌ててフォローの言葉を並べ立てたのですが・・・

「時既に遅し!」といった感じでルーナはハリーから雑誌を引ったくると再び雑誌の表紙の陰に顔を隠してしまったのでした。

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各巻のあらすじ「死の秘宝」編(後編)

昨日と今日の2日間はシリーズ最終の第7巻「死の秘宝」のあらすじをお届けしています。2日目の今日は下巻のざっとした内容を紹介することにします。(全2項目)

2-1.第7巻「死の秘宝」下巻のあらすじ
ハーマイオニーは全くの時間の無駄だった。ゴドリックの谷の二の舞だったと言うのですがハリーの頭の中はいつしか1つのことに支配されていったのです。

「死の秘宝か?それとも分霊箱か?」

3つの品つまり「死の秘宝」を集められれば持ち主は死を制する者となるだろう。分霊箱は秘宝には敵わない。一方が生きる限り他方は生きられない。3つの品物を集められれば自分は最後に勝利者になれるのではないか?

しかしハリーが出した結論は「死の秘宝」よりもヴォルデモートの分霊箱を探し出すことでした。ヴォルデモートと競って「ニワトコの杖」を追うのは辞めると決意したのです。

その一方でホグワーツ入りしたハリーは意外な形で自分に定められた苛酷な運命を知ることになったのです。それをもたらしたのは敵だと思っていた「1人の男」からだったのです。

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各巻のあらすじ「死の秘宝」編(前編)

当サイトを訪問してくださる特に「映画派」の皆さんの中には需要があるようなので本日は第7巻「死の秘宝」のあらすじを紹介することにしました。今日の記事では上巻の内容をお届けすることにします。(全2項目)

2-1.第7巻「死の秘宝」上巻のあらすじ
ついに!アルバス・ダンブルドアを亡き者にして残る邪魔者はハリー・ポッターただ1人になったということでヴォルデモート卿は「最後の脅威」を取り除くために動き始めたのでした。

ところが!ハリー・ポッターを追い詰め「ついに!積年の念願を遂げることができる」と思った次の瞬間には再び予想外のアクシデントが起きてハリー・ポッターを殺し損ねてしまったのでした。

今度こそはと思ったのに何ゆえ又してもハリー・ポッターを取り逃がしてしまったのか?ヴォルデモート卿は悩みに悩みました。そして次にヴォルデモート卿が求めた物とは?

一方命からがらプリベット通り4番地を脱出してビルとフラーの結婚式に出席するために「隠れ穴」に移動したハリーだったのですが、ハリーはその結婚式でダンブルドアに関する衝撃の事実を知らされることになったのです。

母親のケンドラが妹アリアナを監禁していた?

アルバスはそれを黙認していた?見て見ぬフリをしていた?

ダンブルドアの死後ハリーの心を占めていた深い悲しみが妹アリアナに関する醜聞を聞かされてからは質の違ったものへと変っていったのでした。その病巣が崇拝していた魔法使いの記憶を蝕むようでした。

ダンブルドアは誰が遺棄されようと虐待されようと自分の身に降りかからない内は平気で眺めていられたのだろうか?そんなことを黙って見ていられたのだろうか?背を向けることができたのだろうか?

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ピッグウィジョン

今週は月曜日からはシリーズに登場している魔法生物を紹介して来ましたが最終日の今日はシリウスからロンに贈られた新ペットの豆ふくろうビックウィジョンを取り上げることにしました。けたたましく鳴くというインパクトのあるキャラクターだったので当初はハリーにとっても目立つ存在だったのですが・・・(全3項目)

3-1.シリウスからロンへ
初登場シーンはアズカバンの囚人563ページ(携帯版633ページ)で最初に見つけたのはハーマイオニーでした。帰りのホグワーツ特急で窓の外に何か小さくて灰色のものが見え隠れしていたのでした。

よくよく見るとそれは本当に小さなふくろうだったのです。走る汽車の気流に煽られてふらふら飛んでいたのでハリーが急いで窓を開け腕を伸ばして豆ふくろうを捕えたのでした。

豆ふくろうはシリウスからのハリー宛ての手紙を持っていました。手紙をハリーの席に落とすと任務を果たせたことが誇らしくて嬉しくて堪らないらしくコンパートメントの中をブンブン飛び回っていたのでした。

シリウスの手紙の最後には私のせいでロンのペットのネズミがいなくなってしまったので代わりに「このふくろう」を飼って欲しいとの申し入れが書き込まれていたのでした。

こうして豆ふくろうはロンの新しいペットとなり名前はピッグウィジョンと決められたのでした。名前を考えたのはジニーでした。

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ヒッポグリフのバックビーク

ハグリッドの「魔法生物飼育学」のイッチ番最初の授業でトップバッターに指名されハリーと顔を会わせたばっかりに波乱に富んだ「5年間」を過ごすことになったバックビークだったのですが最後の最後にしてくれたこととは?(全4項目)

4-1.そもそもヒッポグリフとは?
先回の記事で取り上げたセストラルと同様にこのヒッポグリフもホグワーツ指定教科書の「幻の動物とその生息地」で紹介されています。ヨーロッパ原産なのだそうですが現在は世界中で見られるんだそうです。

頭は大鷲で胴体は馬で飼い馴らすことができるんだそうですが専門家のみが飼育を許されているんだそうです。地面を掘って虫を捕食しますが鳥や小型の哺乳類も食べるんだそうです。

繁殖期のヒッポグリフは地上に巣を作り大きくて壊れやすい卵を1個だけ生むのだそうです。これが24時間以内に孵化するのだそうです。ヒッポグリフの雛(ひな)は1週間以内に飛べるようになるそうなんですが・・・

親について長旅ができるようになるまでには数ヵ月かかるとのことです。

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セストラル

何故昨年度まで見えなかったものが見えるようになったのか?5年生になってセストラルが見えるようになり戸惑いと困惑を隠せないハリーだったのですが「魔法生物飼育学」の教職に復帰した最初の授業でハグリッドが答えを教えてくれたのでした。(全4項目)

4-1.セストラルとは?
セストラルというのは天馬・ウィングド・ホースの一種で例のホグワーツ指定教科書「幻の動物とその生息地」には少し詳しく説明してあります。以下の3種類が挙げられていますが他にも色々いるようです。

1.限りなく強力で巨大なパロミノのアブラクサン
2.栗毛でイギリスとアイルランドによく見られるイーソナン
3.灰色で俊足のグレニアン

ということで第4巻「炎のゴブレット」ではボーバトン校の馬車が天馬に引かれてホグワーツの校庭に降り立っていますが、おそらくは一番最初に挙げられているアブラクサンという種類の天馬でしょうね。

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雑文、その16「改めて松岡佑子さんの翻訳について」

さて!ふと振り返って気がついてみれば実は今年の元日以来という久々の「雑文シリーズ」ということになりました。本日は最近記事を書いていて松岡さんの訳語で気になる箇所が何ヵ所かあったので拾い上げて紹介することにします。(全3項目)

3-1.松岡さんの誤訳について
実は最近記事を書きながら読み返していると「あれ?こんなふうに書いてあったけ?」と実際に同じページを開いて見比べてみるとハードカバーと携帯版で記述が違っている所が何ヵ所か見つかったんですよね。

そんな時に偶然巡り会ったサイトがあったんですよね。それは松岡さんの翻訳の問題点を指摘した「ここがへんだよハリー・ポッター日本語版」というサイトでした。

このサイトの趣旨はあくまでも「松岡さんの翻訳は間違いだらけ誤訳だらけだから日本語版を読むのなんて止めて皆さん原書を読みましょう」というものではなく・・・

大多数の日本の読者は原書を読むことなんてできないのだから松岡佑子さんは間違いをちゃんと改めて改訂版を出して欲しいというものだったので私も「なるほど!」と納得することができたというわけです。

そこで今日の記事では「このサイト」が指摘している訳語や訳文で私が関心を持った箇所と以前から気になっていた幾つかの訳語について紹介してみたいと思います。

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森の番人ハグリッド「謎のプリンス」編(4)(シリーズ最終回)

スネイプがダンブルドアを殺した?ハリー何でそんなことを言うんだ?ハリーはきっと頭を打って混乱しているに違いない。決してハリーの言うことを信じようとしなかったハグリッドだったのですが現実に天文台塔の闇の印の下に横たわっていたのは?(全3項目)

3-1.大恩人の死
よくよく考えてみればダンブルドアが死んだあの夜に「今夜何かが起こる!」と事前に知っていたのはハリーに警告されたロン、ハーマイオニーにジニーとネビルとルーナの極々少数の人たちだけだったんですよね。

もつれる足で燃える小屋のほうに歩いて行くと背中にファングを担いだハグリッドの姿が炎の中から忽然と現れたのでした。ハリーはホッとして安堵の声を上げながらガックリと膝をついたのでした。

ハリーを心配して「大丈夫か?」と繰り返し聞いて来るハグリッドにハリーは「僕は大丈夫だ。ハグリッドは?」と喘ぎながら答えたのでした。木材と犬の毛が焼け焦げる臭いがしたのでした。

ハグリッドがダンブルドアの名前を口にした時ハリーは胃に焼けるような痛みを感じたのでした。沈黙と静寂の中で恐怖が込み上げて来ました。ハリーはパニックと煙で喉がカラカラでした。

ハグリッドはハリーが何度も何度も繰り返し「スネイプがダンブルドアを殺した」と言っても信じられないようでした。ハグリッドは首を振りました。可哀想にという表情でした。

ハリーは頭を打って混乱している。もしかしたら呪文の影響が残っているのかもしれない。ハグリッドがそう考えているのがハリーには判ったのでした。ハリーは反論も説明もしなかったのでした。

言わずともハグリッドにはすぐに判るだろう。城に向かって歩いて行くと今はもう多くの窓に灯りが点いているのが見えました。部屋から部屋へと人々が行き交い話をしているのだろう。

死喰い人が侵入した。
闇の印がホグワーツの上に輝いている。
誰かが殺されたに違いない。


ぴったり寄り添っているファングを従えてハグリッドは「みんな何を見ちょるんだ」と言ったのでした。芝生に横たわっているのは何なんだとハグリッドは鋭くそう言うと人だかりがしている天文台塔の下に・・・

ハグリッドは黙り込みました。口に出すのさえ恐ろしい考えだったに違いありません。ハリーとハグリッドは人群れの中を通って一番前に進んだのでした。ハグリッドの苦痛と衝撃に呻く声が聞こえて来ました。

そこに死んでいたのは・・・

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森の番人ハグリッド「謎のプリンス」編(3)(4回シリーズ)

アラゴグが死んだ!俺1人じゃとても堪えられんから埋葬に立ち会って欲しいと手紙で訴えて来たハグリッドだったのですが・・・死んだ大蜘蛛のために危険を冒す必要はないとロンとハーマイオニーに言われてハリーも一度は2人の意見を受け入れたのですが最終的にハリーが取った行動とは?(全3項目)

3-1.病棟からの帰りに
今回改めてハグリッドを中心に第6巻「謎のプリンス」を振り返ってみて気づいたんですけど、ハグリッドはロンとハーマイオニーが仲違いしている期間中はずっと3人との接触がなかったんですよね。

ハリーは2人の間で右往左往する日々が続いていましたしクリスマス休暇明けの個人教授ではダンブルドアから最初で最後の宿題を出されていたりして忙しかったんですよね。

ハグリッドはハグリッドでいよいよアラゴグの状態が予断を許さない状況になっていたようでした。病棟に入院しているロンを訪ねた時もアラゴグの所から帰って来たところだったのです。

ケイティ・ベルに続いて今度はロンが毒を盛られたということでハグリッドも相当ショックを受けているようでした。

マダム・ポンフリーがお見舞いは一度に6人までと人数の制限をしていたのでハリーとハーマイオニーはウィーズリー夫妻に席を譲ってハグリッドと一緒に病棟を後にしたのでした。

そこで「例の」あのダンブルドアがスネイプに対して腹を立てていたという話をハリーとハーマイオニーはハグリッドの口から聞くことになったというわけなんですよね。

いつだったかハグリッドが禁じられた森から出て来たらスネイプとダンブルドアが議論しているのが聞こえて来たんだそうです。ハグリッドは聞きたくはなかったそうなんですが・・・

2人の議論が熱くなっていたので聞こえないようにするのは難しかったんだそうです。ハグリッドが聞いた印象ではスネイプは少し働かされ過ぎだと感じているようだとのことでした。

ダンブルドアはハリーがドラコ・マルフォイに対して抱いている疑念は取るに足りないことだと言っていたのですがハグリッドからダンブルドアがスネイプに対して腹を立てていたという話を漏れ聞いて・・・

色々と考えさせられる夜になったのでした。

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森の番人ハグリッド「謎のプリンス」編(2)(4回シリーズ)

ハリー、ロン、ハーマイオニーの3人が「魔法生物飼育学」を取らなかったためハグリッドはすっかり不機嫌になり食事の時にも教職員テーブルに姿を見せなくなってしまったのでした。そこでハーマイオニーが言い出したこととは?それを受けてハリーは?(全3項目)

3-1.ハーマイオニーの思い
ハリーたちもはや6年生となり授業の内容もより高度に難しくなっていたのでした。例えば「変身術」の授業などはハリーは最近マクゴナガル先生の言うことが半分も分らないといった有り様だったのでした。

ハーマイオニーでさえ1度か2度マクゴナガル先生に説明の繰り返しを頼むほどでハリーたちは勉強が忙しくてハグリッドの小屋を訪ねる時間など到底作れませんでした。

ハグリッドは食事の時に教職員テーブルに姿を見せなくなりました。不吉な兆候です。おまけに廊下や校庭などで時々すれ違ってもハグリッドは不思議にも3人に気づかず挨拶しても聞こえないようでした。

2週目の土曜日の朝またしても教職員テーブルのハグリッドの席が空いているのを見てハーマイオニーが「訪ねていって説明するべき」と2人に言って来たのでした。しかしロンは・・・

あのまま僕たちが「魔法生物飼育学」を取り続けていたらグロウプに靴紐の結び方を教えていたに違いないと言うのです。それに「尻尾爆発スクリュート」も忘れられないとのことでした。

このままハグリッドと口もきかないなんて嫌だわと言うハーマイオニーにハリーがクィディッチの選抜が終わった後にハグリッドの小屋に行こうと言ってハーマイオニーを安心させたのでした。

ハリーもまたこうしてハグリッドと離れているのは寂しかったからです。しかしロンの言う通りグロウプがいないほうが自分たちの人生は安らかだろうというのもハリーの率直な思いでした。

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森の番人ハグリッド「謎のプリンス」編(1)(4回シリーズ)

去年の暮れから1年がかりで巻ごとにハグリッドを取り上げていますが今週は第6巻「謎のプリンス」のハグリッドをお届けすることにします。闇祓いの大部隊に囲まれてダイアゴン横丁で買い物をするのはいかがなものかと思っていたハリーだったのですが・・・「漏れ鍋」でハリー一行を待ち受けていた追加の警護員はハグリッドでした。(全3項目)

3-1.久々夏休み中に・・・
ハグリッドと云えばハリー11才の誕生日にはハリーに魔法界からの手紙を一切受け取らせまいとしていたバーノン叔父さんの元にホグワーツの入学許可証を持って現れたり・・・

翌年の夏休みには初めての煙突飛行粉で夜の闇横丁に迷い込んでしまったハリーを無事ウィーズリー一家の所に送り届けてくれたりして、ハリーとハグリッドは2年連続で夏休みに顔を会わせていたんですよね。

しかしそれ以降は夏休み中に会うことはなく今回久しぶりにハリーたちは夏休みの期間中に追加の警護員としてハグリッドと会うことができたというわけです。

車の窓から外を覗いたハリーはパブ「漏れ鍋」の入口の前で待っていた追加の警護員の姿を見て心臓が小躍りしたのでした。そこにいたのが闇祓いの大部隊ではなくハグリッド1人だけだったからです。

ハグリッドはハリーを見つけると通りすがりのマグルたちがびっくり仰天して見つめるのもお構いなしにニッコリと笑いかけ大音声でハリーの名前を呼んだのでした。そして骨も砕けそうな力でハリーを抱き締めたのでした。

それはハリーが死刑判決を受けたヒッポグリフのバックビークの命の恩人だったからです。2年前に処刑される寸前のバックビークをハリーが連れ出してシリウスと共に逃亡させたのです。

シリウスの死を受けてバックビークは名前をウィザウィングズと改めてハグリッドの元に戻って来たのでした。

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