7巻のヴォルデモート卿(4)(シリーズ最終回)

そうするのはあまりにも惜しいが・・・しかし!ニワトコの杖の真の所有者になるためには自分はそうせねばならぬのだ。ヴォルデモートはそう決断しましたが最後の最後に待ち受けていた非情の運命とは?(全3項目)

3-1.ついに!ハリー・ポッターを・・・
セブルス・スネイプはヴォルデモートにとって非常に貴重な存在でした。忠実なよき下僕でした。ですからヴォルデモートもこれからしなければならないことを残念に思ったのでした。

ヴォルデモートはニワトコの杖が自分にまともに仕えないのは自分が杖の真の持ち主ではないとの結論を出したのでした。ニワトコの杖は最後の持ち主を殺した魔法使いに所属する。

アルバス・ダンブルドアを殺したのはスネイプだ。だからスネイプが生きている限り自分は「この杖」の真の所有者にはなれぬ。だから自分はセブルス・スネイプを殺さねばならぬ。

これ以外に道はない。自分は「この杖」の主人にならねばならぬ。ニワトコの杖を制すれば自分はついにハリー・ポッターをも制するだろう。ヴォルデモートはそう決意・決断したのでした。

事を済ませるとヴォルデモートは配下たちに戦いを一旦中止して城から引き上げるよう命じたのでした。そしてハリー・ポッターに「禁じられた森」で1時間待つと告げたのでした。

「わが君、あいつの気配はありません」

ドロホフとヤックスリーが戻って来て1時間が経とうとしていましたがハリー・ポッターは現れません。ヴォルデモートは焚き火を見ながらニワトコの杖をゆっくりと長い指でしごいたのでした。

ヴォルデモートがハリー・ポッターは来ると思っていた。来ることを期待していた。どうやら自分は間違っていたようだと言うと焚き火の前に進み出て来たのは?

「間違っていないぞ」

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7巻のヴォルデモート卿(3)(4回シリーズ)

「自分の宝」「自分の守り」「不死の碇」やっとのことで「ニワトコの杖」を手に入れ最後の弱みを取り払ったと思ったら・・・他の物も知っているのか?既に行動に移したのか?ダンブルドアが奴の陰にいるのか?そしてニワトコの杖の真の所有者になるためにヴォルデモートが最後に決断したこととは?(全3項目)

3-1.「ニワトコの杖」はホグワーツに・・・
ヴォルデモートはホグワーツの校門にいました。夜明け前の校庭からは校長のセブルス・スネイプがランプを揺らしながら校門に近づいていたのでした。

ヴォルデモートはスネイプと並んで湖へと校庭を滑るように歩いていました。そしてスネイプに自分を1人にするよう命じたのでした。スネイプは頭を下げ黒いマントを後ろになびかせて今来た道を戻って行ったのでした。

ヴォルデモートは湖の縁を歩き続けました。そして到着したのは湖のほとりに立つ白い大理石の墓でした。見知った光景には不必要な汚点だ。ヴォルデモートは再び抑制された高揚感が押し寄せて来るのを感じたのでした。

破壊の際に感じる陶然とした目的意識でした。ヴォルデモートは古いイチイの杖を上げました。この杖の最後の術として「これほどふさわしい」ものがあるだろうか?

この老いぼれは大理石か死が杖を守るとでも思ったのだろうか?闇の帝王が墓を冒讀することを恐れるとでも思ったのか?

蜘蛛のような指が襲いかかりダンブルドアが固く抱いた杖を引っ張りました。ヴォルデモートがそれを奪うと杖の先から火花が噴き出し最後の持ち主の亡骸に降りかかったのでした。

杖はついに新しい主人に仕える準備ができたのです。

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7巻のヴォルデモート卿(2)(4回シリーズ)

スクリムジョールを抹殺し傀儡のシックネスを魔法大臣の座に就けて事実上政権のトップに君臨したヴォルデモートだったのですが決して心は安らがなかったのでした。あの杖を手に入れて自分の最後の弱みを取り除かなくては満足できなかったのです。(全3項目)

3-1.魔法省陥落
ヴォルデモートは事実上魔法大臣の座に就いたのでした。

クーデターは円滑に沈黙の内に行われ殺したスクリムジョールは表向きには辞任ということにしました。後任の魔法大臣にはヤックスリーが「服従の呪文」をかけたパイアス・シックネスを就任させたのでした。

何ゆえ自分自身が魔法大臣の座に就任しなかったのか?と云えば第1には傀儡のシックネスに日常の仕事をさせておけばヴォルデモートは身軽に魔法省を超えた所で勢力を拡大できるということもありました。

第2には大臣宣言をしてしまえば、あからさまな反乱を誘発していたかもしれないからです。誰を信じていいのか分からないのに互いに本心を語り合う勇気のある者はほとんどいません。

もし自分の疑念が当たっていたら家族が狙われるかもしれない。黒幕に留まることで混乱や不安や恐れを引き起こしたというわけです。しかしヴォルデモートが魔法大臣の座に就かなかった本当の理由とは?

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7巻のヴォルデモート卿(1)(4回シリーズ)

「今年最後の1週間はどうしようかな~ぁ?」と色々考えたのですが散々悩んだ末に12月31日つまり大晦日が誕生日ということで「この人」を取り上げることにしました。ついにアルバス・ダンブルドアを亡き者にして残る邪魔者はハリ・ポッターただ1人ということになりました。最後の脅威を抹殺するべく動き始めたヴォルデモート卿だったのですが・・・(全3項目)

3-1.土曜日の日暮れ時に!
「わが君、不死鳥の騎士団はハリー・ポッターを現在の安全な居所から来たる土曜日の日暮れに移動させるつもりです」

遅刻すれすれに駆け込んで来たセブルス・スネイプがそう言うとテーブルの周辺がにわかに色めき立ったのでした。ヴォルデモートの唇のない口が動き笑うような形になったのでした。

すると今度はスネイプと一緒にやはり遅刻ギリギリで駆け込んで来たヤックスリーが長いテーブルの向こうから身を乗り出して言ったのでした。「わが君、わたしの得た情報は違っております」と・・・

ヤックスリーが闇祓いのドーリッシュから入手した情報によるとハリー・ポッターは17才になる前の晩つまり30日の夜中までは動かないとのことでした。その主張に対してスネイプは・・・

それは偽の手掛かりを残す計画があるとのことでした。スネイプは自分の情報に確固たる自信を持っているようでヤックスリーに対して「我輩が君に請け合おう」とまで言い切ったのでした。

ヴォルデモートはスネイプに「あの小僧を今度はどこに隠すのだ?」と訊ねました。するとスネイプは「騎士団の誰かの家です」と答えたのでした。情報によればハリー・ポッターが滞在する家には・・・

騎士団と魔法省の両方が可能な限りの防衛策を施しているのでハリー・ポッターが一旦保護圏内に入ってしまえば奪う可能性はまずなくなるとのことでした。しかし土曜日を待たずに魔法省が陥落すれば話は別とのことでした。

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クリスマスのハリー、ロン、ハーマイオニー(8)(シリーズ最終回)

先週と今週の2週間に渡って巻ごとにハリー、ロン、ハーマイオニーの3人が「クリスマスをどう過ごしたのか?」を振り返って来ましたがシリーズ最終回の今日はローリングさんのクリスマスへの思いやロンとハーマイオニーの関係について改めて考えてみたいと思います。(全3項目)

3-1.ローリングさんのクリスマスへの思い
実は9月1日の学期初日に6月30日の学期最終日もそうなんですがローリングさんはどうやら毎年クリスマスも内容がワンパターンにならないように心を砕いてみえたみたいなんですよね。

だから毎年クリスマスには必ず何らかの出来事が起きて来たというわけなんですよね。具体的に「何が起きたのか?」についての細かい事柄については最後に巻ごとに振り返ることにします。

ただこうしてハリー、ロン、ハーマイオニーの3人がクリスマスをどう過ごして来たのかを改めて振り返ってみて私が思ったのはローリングさんはクリスマスについては楽しい思い出があまりなかったのではないかな?と・・・

もちろんこのシリーズのストーリーの進行の都合上ということもあったんでしょうがハリーたち3人のクリスマスは無条件にとことん楽しかったという年は一度もありませんでしたよね。(苦笑)

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クリスマスのハリー、ロン、ハーマイオニー(7)(8回シリーズ)

ハリー、ロン、ハーマイオニーのホグワーツに入学してからのクリスマスは決して手放しで喜べるほど楽しいものではなかったのですが最終学年の3人はヴォルデモートの分霊箱を探す旅に出たために特に辛酸を舐め尽くすことになってしまったのでした。(全2項目)

2-1.第7巻「死の秘宝」の3人
ゴドリックの谷に行こう!両親の眠る村へ!

ダンブルドアはグリフィンドールの剣をゴドリックの谷に住むバチルダ・バグショットに預けたのでは?と考えたハーマイオニーはハリーの村に行きたいという申し出を受け入れたのでした。

行くと決めたら翌日にも行きたいと思ったハリーだったのですがハーマイオニーの考えは違っていました。ハリーが両親の死んだ場所に戻ることをヴォルデモートは予想しているに違いないと思ったハーマイオニーは・・・

十二分に準備をしてから出発しなくてはいけないと確信したようです。村に行くにあたっては「透明マント」を被ったまま「姿現し」と「姿くらまし」が完璧にできるようになって・・・

ハーマイオニーはようやく村に向けて旅立つことを承知したのでした。夜の闇にまぎれて村に「姿現し」する計画だったので2人は午後も遅い時間になってからポリジュース薬を飲んだのでした。

村に到着して心臓が喉元で激しく打つのを感じながらハリーは目を開けました。2人は雪深い小道に手をつないで立っていました。狭い小道の両側にクリカマス飾りを窓辺にキラキラさせた小さな家が立ち並んでいました。

足跡が残ってしまうから消しながら歩かないといけないと言うハーマイオニーを説得してハリーは「透明マント」を脱いで上着の下にしまいました。そして2人は村の中心部と思われる場所に向かって歩を進めたのでした。

目の前を行き交う村人の姿が街灯の明かりで時々照らし出されました。パブの扉が一度開いて再び閉まり笑い声やポップスが一瞬だけ流れ出ました。やがて小さな教会からクリスマス・キャロルが聞こえて来たのでした。

「ハリー、今日はクリスマス・イブだわ!」
「そうだっけ?」

ハリーは日付の感覚を失っていました。2人とも何週間も新聞を読んでいなかったからです。ハリーが両親の墓にたどり着いたのはクリスマス・イブの夜だったのです。

その頃ロンはどこにいたのか?と云えば・・・

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クリスマスのハリー、ロン、ハーマイオニー(6)(8回シリーズ)

先週に引き続き今週も巻ごとにハリー、ロン、ハーマイオニーの3人がクリスマスを「どう過ごしたのか?」をお届けしています。これまでも繰り返し繰り返しケンカ別れをして来たロンとハーマイオニーだったのですが第6巻での仲違いが一番派手でしたよね。(全2項目)

2-1.第6巻「謎のプリンス」の3人
クィディッチの開幕戦グリフィンドール対スリザリン戦でハリーが講じた策が見事に裏目に出てロンとハーマイオニーの心の溝は決定的なものになってしまったのでした。

それ以降何ヵ月にも渡ってハリーはロンとハーマイオニーの間を右往左往することになったのでした。この年度ハリーはクリスマス休暇をロンと共に「隠れ穴」で過ごしハーマイオニーは久しぶりに自宅に帰ったのでした。

そのハリーの頭の中はクリスマス休暇に入る前日に行われたスラグホーンのパーティの際に盗み聞きしたドラコ・マルフォイとスネイプの会話の内容が支配していたのでした。

これでマルフォイが「何かを企んでいるらしい」ということはハッキリしたのですが具体的な内容についてはマルフォイがスネイプにさえ言うことを拒んでいたため結局分かりませんでした。

どちらにしろハリーはマルフォイの悪巧みを止められそうな人物であれば誰にでも話すつもりでした。そこで魔法省に勤めるアーサー氏に話そうと機会を伺っていたのですが・・・

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クリスマスのハリー、ロン、ハーマイオニー(5)(8回シリーズ)

「君のパパが襲われた!」ウィーズリーおじさんが騎士団の任務中に蛇に襲われて聖マンゴ魔法疾患傷害病院に担ぎ込まれハリーとロンは急遽クリスマス休暇をグリモールド・プレイス12番地で過ごすことになったのでした。一方両親とスキーに行く予定になっていたハーマイオニーは?(全2項目)

2-1.第5巻「不死鳥の騎士団」の3人
ヴォルデモートが僕に取り憑いている?

シリウスはクリスマス・ソングを歌うほど上機嫌なのにハリーの気分は最悪中の最悪でした。みんな僕のことを話しているに違いない。そんな自虐的な満足感に浸りながらバックビークと部屋にこもっていると・・・

誰かがドアを激しく叩く音がしてハリーは不意を衝かれたのでした。聞こえて来たのは両親と一緒にスキーに行っているはずのハーマイオニーの声でした。思わずハリーは扉を開けたのでした。

ハーマイオニーのご両親は娘がスキーに行くのを辞めると聞いて少しガッカリしたそうです。でも試験に真剣な生徒は学校に残って勉強すると言って納得してもらったようでした。

ハーマイオニーがここに来る経緯を話しながらハリーとロンが寝泊まりしている部屋に到着するとロンとジニーがロンのベッドに腰掛けて待っているのが見えてハリーはかなり驚いたのでした。

ヴォルデモートに取り憑かれたことがある人間なら私以外にはいないはずだとジニーに言われてハリーは衝撃を受けたのでした。ジニーは私なら取り憑かれた時の状況を知っているとハリーに訴えたのでした。

ジニーに自分のやったことが思い出せない大きな空白期間がある?と訊かれてハリーは必死に考えて「ない」と答えるとジニーは「それならあの人はあなたに取り憑いたことはないわ」と言ったのでした。

さらにロンはハリーに「君はベッドを離れてないぜ」と言ったのでした。ハリーがベッドで眠りながらのた打ち回っているのを確かに見ているとロンはハリーに言ったのでした。だからハリーはロンドンになど行ってないと・・・

みんなが言っていることは単に慰めになるばかりではなく理屈が通っている。結局自分は武器じゃないんだと知ってハリーは一転して幸福な気持ちになりシリウスと一緒にクリスマス・ソングを歌いたい気分になったのでした。

クリスマスにプリベット通りに帰るなんて「どうしてそんなことを考えたんだろう?」とハリーは思ったのでした。シリウスはハリーが館(やかた)に帰って来てくれて大喜びだというのにと・・・

後悔しきりのハリーだったのでした。

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クリスマスのハリー、ロン、ハーマイオニー(4)(8回シリーズ)

ハリー、ロン、ハーマイオニーが4年生になった「この年」のクリスマスには三大魔法学校対抗試合を記念してのダンスパーティが開催されたのですがハリーたち3人にとってはほろ苦い思い出が多く残るイベントになったのでした。それは何故かと云えば・・・(全2項目)

2-1.第4巻「炎のゴブレット」の3人
4年生になった「この年」のクリスマス何故か?ハリーは突然目が覚めたのでした。どうして急に意識がハッキリしたのだろう?と不思議に思いながら目を開けると・・・

大きな丸い緑の目が暗闇の中からハリーを覗き込んでいたのでした。それは屋敷しもべ妖精のドビーでした。ハリーがビックリ仰天して叫び声を上げたので同室の寮生を起してしまったのでした。

去年とは打って変ってにぎやかなクリスマスになったのでした。午後7時になるといよいよクリスマス・ダンスパーティに向けて皆寝室に戻りドレスローブに着替えたのでした。

同室の寮生(ハリー、ロン、シェーマス、ディーン、ネビル)は全員が自意識過剰になって照れていましたが一番意識していたのはロンでした。部屋の隅の姿見に映る自分の姿を眺めて呆然としていました。

どう見てもロンのドレスローブが女物に見えるのはどうしようもない事実だったからです。何とか少しでも男っぽく見せようとロンは「切断の呪文」を使って襟と袖口のレースを切り落としたのでした。

しかし呪文の詰めが甘く襟や袖口が惨めにボロボロになってしまったのでした。ロンは袖口の糸を引っ張りながら憂鬱そうでした。談話室は普段とは違った色とりどりの服装で溢れ返っていました。

ハリーのダンスのパートナーのパーバティ・パチルは寮の階段下でハリーを待っていました。それからロンのパートナーのパドマ・パチルとは玄関ホールで合流したのでした。こうしていよいよ午後8時から・・・

クリスマス・ダンスパーティが始まったのですが・・・

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クリスマスのハリー、ロン、ハーマイオニー(3)(8回シリーズ)

3年生になったハリー、ロン、ハーマイオニーの3人だったのですがハーマイオニーが新たに飼った猫のクルックシャンクスのお陰でロンとハーマイオニーの間には極度の緊張状態が生じることになってしまったのでした。一方クリスマスに贈られて来た謎のプレゼントを巡ってハリーとの間には?(全2項目)

2-1.第3巻「アズカバンの囚人」の3人
「おい!プレゼントがあるぞ!」

クリスマスの朝ハリーはロンに枕を投げつけられて目を覚ましたのでした。今や毎年恒例になっているウィーズリーおばさんの手編みのセーターも届いていました。プレゼントの全てを脇に寄せると・・・

その下に長くて薄い包みが置かれていたのでした。包みを破ったハリーは息を呑みました。見事な箒がキラキラ輝きながらハリーのベッドカバーの上に転がり出て来たからです。

「炎の雷・ファイアボルト」でした。

ロンがファイアボルトの包み紙をバリバリと広げましたが手紙も何も添えられてはいません。誰が贈って来てくれたんだろう?と2人で議論をしているとクルックシャンクスを連れたハーマイオニーが入って来ました。

ロンとは違ってハーマイオニーのファイアボルトに対する反応は不安げでした。ハーマイオニーはハリーに「こんな高価な箒を贈って名乗りもしない人って誰なの?」と懸念を示したのでした。

そして「この後」ハーマイオニーがしたこととは?

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クリスマスのハリー、ロン、ハーマイオニー(2)(8回シリーズ)

今週と来週の2週間に渡ってクリスマスの特集記事をお届けしています。第2巻「秘密の部屋」では第4巻以降で頻繁に登場している「あの」重要な魔法薬が初登場していますね。(全2項目)

2-1.第2巻「秘密の部屋」の3人
当サイトでは「先月の下旬」に第2巻「秘密の部屋」のハーマイオニーを取り上げたので、その記事を読んだ人は既にご存知のように「ポリジュース薬」製作については主導権を握っていたのはハーマイオニーでした。

クリスマスの朝ハリーとロンは着替えを済ませたハーマイオニーに早々に起されてしまったのでした。ポリジュース薬がついに完成したと聞いてハリーは途端にバッチリ目が覚めて起き上がったのでした。

そしてハリーとロンはドラコ・マルフォイの腰巾着クラッブとゴイルに変身することに見事成功したのですが、スリザリンの談話室に潜入するまでには紆余曲折があったのです。

ハリーもロンもスリザリンの談話室がどこにあるのかを知らなかったので城の中をうろうろしている内に時間がどんどん過ぎていってしまったのでした。だから廊下でマルフォイに会えた時には・・・

ハリーは初めてマルフォイに会えてうれしいと思ったのでした。2人が従いて行くとマルフォイは湿ったむき出しの石が並ぶ壁の前で立ち止まったのでした。そこがスリザリン寮の談話室への入口だったのです。

スリザリン寮の談話室は細長い天井の低い地下室で壁と天井は荒削りの石造りでした。天井からは丸い緑がかったランプが鎖で吊るしてありました。前方の壮大な彫刻を施した暖炉ではパチパチと火が燃えていました。

マルフォイは2人にひとしきりアーサー氏やダンブルドアそれにグリフィンドール生の悪口を言った後、話はいよいよハリーとロンがマルフォイの口から聞きたいと願っていたスリザリンの継承者の方へ・・・

流れて行ったのですが・・・

「いったい誰が継承者なのか、僕が知ってたらなあ」

「手伝ってやれるのに」

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クリスマスのハリー、ロン、ハーマイオニー(1)(8回シリーズ)

「もうやんのかよ」と思われそうな気もしますが街に出ればクリスマス・イルミネーションが飾られていたりしますからね。今週と来週の2週間に渡ってクリスマス関連の記事をお届けすることにしました。今回はハリー、ロン、ハーマイオニーの3人がクリスマス休暇を「どう過ごしたのか?」を巻ごとに改めて振り返ってみたいと思います。(全2項目)

2-1.第1巻「賢者の石」の3人
当サイトではこれまでも様々な形や角度から散々クリスマスを取り上げて来たので「今回はどうしようか?」と随分悩んだんですけど最終的には7巻の内容を踏まえてということにしました。

ハリーはホグワーツに入学して最初のクリスマスにダンブルドアから父親の形見として「透明マント」を貰いました。そして「みぞの鏡」と出会い自分の両親やポッター家の人たちとも出会ったのでした。

翌日の夜にはハリーはロンを連れて鏡のある場所へ行ったのでした。ロンも「君のママとパパに会いたいよ」と意気込んでハリーに同行したのでした。ところが鏡はロンには違う光景を見せたのです。

鏡はロンにはロンが監督生になって首席になってクィディッチ優勝杯も持っていてクィディッチのキャプテンになっているという光景を見せたのです。この鏡は未来を見せてくれるのかなぁ?と言ったロンだったのですが・・・

翌日になってロンはハリーに「もうあの鏡のある所へは行かないほうがいいよ」と言い始めたのでした。しかしロンに反対されても家族に会いたい気持ちが強かったハリーは3日連続で行ったのですが・・・

「ハリー、また来たのかい?」

ぞっとしてハリーが振り返ると誰あろうアルバス・ダンブルドアが壁際の机に腰掛けていたのでした。そして鏡の虜になったのはハリーだけじゃないと説明してくれたのでした。

そして最後の別れ際に「先生ならこの鏡で何が見えるんですか?」とハリーが問うとダンブルドアはこう答えたのでした。

「厚手のウールの靴下を一足、手に持っておるのが見える」

「靴下は幾つあってもいいものじゃ。なのに今年のクリスマスにも靴下は一足も貰えなかった。わしにプレゼントしてくれる人は本ばっかり贈りたがるんじゃ」

新学期が始まる1日前に学校に戻って来たハーマイオニーはハリーが3日連続で夜にベッドを抜け出して学校中をうろうろしたと聞いて驚き呆れたのでした。

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森の番人ハグリッド「総括」(4)(シリーズ最終回)

12月6日が誕生日ということで誕生日を挟んで先週と今週の2週間に渡ってハグリッドを取り上げて来ましたが最終日の今日はハリー、ロン、ハーマイオニーの主役3人との関係について改めて考えてみたいと思います。(全2項目)

2-1.ハリー、ロン、ハーマイオニーとハグリッド
まず今日の記事の前半ではハリー、ロン、ハーマイオニーの3人とハグリッドの関係について個別に考えてみたいと思います。

●ハリーとの関係
ハリーが11才の誕生日を迎えた瞬間に嵐の中を訪ねて来てくれてハリーが魔法使いだということを教えてくれました。それ以来ハリーの最大の庇護者であり理解者の1人であり・・・

いかなる状況の時もハリーの味方になってくれたのでした。ただ思ってもみなかった悩み事を抱え込んだり唐突な申し出を受けてハリーが戸惑ったり困惑することもしばしばでした。

●ロンとの関係
ハリーがホグワーツに入学して早々にハグリッドがハリーを小屋に呼んだ時に「一緒にハグリッドに会いにいってもいい?」と言ったのはロンはおそらく兄たちからハグリッドのことを聞いていたからなんでしょうね。

以来ハグリッドが色々問題を抱え込んだり悩み事ができた時には援助を惜しまなかったのですが、ハグリッドがロンの理解を遥かに超える難題を持ち込んだりするので後半は不満を口にすることが多くなったのでした。

●ハーマイオニーとの関係
ハーマイオニーの場合は純粋マグル出身の魔女ということで純血を重んじる生徒や人たちからは「穢れた血」と呼ばれるなどして差別的な扱いを受けることも頻繁にあったのでした。

しかしハグリッドはそんなハーマイオニーを何のこだわりもなく受け入れてくれたのでした。だからハーマイオニーもハグリッドとの関係は大事にしたいと思ったのでした。

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森の番人ハグリッド「総括」(3)(4回シリーズ)

「気は優しくて力持ち」と言えばハグリッドのために用意された言葉といっていいほどピッタリなんですが、ハグリッドの場合は少々(かなり?)力が強過ぎるようなのです。(全2項目)

2-1.気は優しくて力持ちすぎる?
ハグリッドと云えばその気さくで飾らない性格にハリーもロンもハーマイオニーも初めて会った瞬間から一目でハグリッドのことが好きになったのでした。

炎のゴブレット下巻147ページ(携帯版629ページ)でダンブルドアは「生徒の親たちから届いた数え切れないほどの手紙を見せたじゃろう?自分たちが学校にいた頃のお前のことをちゃんと覚えていて・・・

もし、わしがお前をクビにしたら一言言わせてもらうとハッキリそう書いてよこした」と言っています。当然のことなんですがハグリッドはハリーたち3人だけにではなく誰に対しても優しかったのです。

しかし!その一方で余りある力の強さ故にトラブルを起してしまうこともあったのでした。ハリーもまたハグリッドが大好きな一方でハグリッドの怪力を脅威に感じることが何度かあったのでした。

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森の番人ハグリッド「総括」(2)(4回シリーズ)

ハグリッドと云えば避けては通れないのが数々の魔法生物との関わりでしょうね。ハリーたちが1年生の時には法律で飼うことが禁止されているドラゴンを飼ってハリーたち3人に多大な迷惑をかけたりもしました。しかし最後の最後には?(全2項目)

2-1.危険な魔法生物が大好き
ハグリッドといえばハリーたち3人が3年生になって習い始めるのと時を同じくして「魔法生物飼育学」の教師になりハリーたちも大喜びでハグリッドもやる気マンマンで最初の授業に臨んだところだったのですが・・・

少々?いやかなり一癖も二癖もある魔法生物が好きだったのです。中でも特に人間に危害を及ぼしそうな危険な魔法生物が大好きでハリーたちに心配や迷惑を沢山かけてしまったのでした。

そのお陰で翌年度に代用教師のグラブリー・プランク先生が現れた時にはパーバティ・パチルには「魔法生物飼育学」の授業って「こんな感じ」だと思っていたのに近いわと言われる始末。

ハーマイオニーでさえ「とってもいい授業だったわ」とグラブリー・プランク先生を高く評価したのでした。ユニコーンについて教えてもらったことの半分も知らなかったと・・・

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森の番人ハグリッド「総括」(1)(4回シリーズ)

本日12月6日が誕生日!ということで先週に引き続き今週もハグリッドを取り上げることにします。今回は7巻の内容を踏まえて1つのテーマに絞ってハグリッドのことを考えてみたいと思います。マクゴナガル先生は「あの性格」が災いの元と懸念を示していたのですが当然ダンブルドアは百も承知だったというわけなんですよね。(全2項目)

2-1.うっかりした性格
賢者の石25ページでダンブルドアは「わしは自分の命でさえハグリッドに任せられるよ」と言ってハグリッドに対して全幅の信頼を置いていることを示していますね。

それに対してマクゴナガル先生は何もハグリッドの心根がまっすぐじゃないとは言わないがハリーを送り届けるという大事な仕事をハグリッドに任せて大丈夫なのか?と懸念を示していますよね。

何故ならハグリッドは「うっかりしているから」だとマクゴナガル先生は言っています。おそらくハグリッドはこれまでにも「その性格」が災いして幾つかのトラブルを起したことがあるんでしょうね。

死の秘宝上巻114ページではフラー・デラクールが死喰い人とヴォルデモートが今夜ハリーが移動することを知っていたのは「誰かがうっかり漏らした」からに違いないと言っています。

その後のフラーの発言からハリーは自分の移動日を「うっかり漏らした」のはハグリッドに違いないとフラーが考えていると感じたのでした。つまりフラーがそう考えたのは・・・

三大魔法学校対抗試合の第1の課題の時にハグリッドがドラゴンのことを事前に漏らしてしまったことが念頭にあったからなんでしょうね。だからハグリッドを疑ったんでしょうね。

しかし「この件」については後にハリーの移動日の情報を事前に漏らしたのは実はマンダンガス・フレッチャーだったということが明らかになったのでした。

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森の番人ハグリッド「死の秘宝」編(4)(シリーズ最終回)

「おー、ハリー・・・ハリー」目の前でハリーがヴォルデモートに殺されて嘆き悲しむハグリッドだったのですがヴォルデモートにとっても死喰い人たちにとっても、そして何よりもハグリッドにとって信じられないことにハリーは生きていたのです。(全3項目)

3-1.遺体(?)の運搬役
「死んでいます!」

ナルシッサ・マルフォイが真っ赤な嘘をついているとは露知らずヴォルデモートはハリーの遺体を「どうやって運ぶのか?」の算段を始めたのでした。そして運搬役として指名されたのがハグリッドだったというわけです。

ハグリッドは成すすべもなく無抵抗に殺されたハリーに怒りをぶつけるように乱暴にメガネをハリーの顔に戻したのでした。しかしハリーを持ち上げる巨大な両手は限りなく優しかったのでした。

ハリーはハグリッドの両腕が激しい啜り泣きで震えているのを感じました。両腕であやすように抱かれたハリーの上には大粒の涙がぼたぼたと落ちて来ました。ハグリッドの嘆き悲しみぶりを感じてハリーは・・・

まだ全てが終わったわけではないと仄めかすことなど到底できないと思ったのでした。ハリーは身動きもせず言葉も発しませんでした。こうして思いっきり勘違いな勝利の行軍が始まったのでした。

周囲では死喰い人たちが歓声を上げハグリッドは身も世もなく泣きじゃくっていたのでハリーの首筋が脈を打っているのかどうか?を確かめる者など1人もいませんでした。

「ベイン!」

「満足だろうな、臆病者の駄馬どもが。お前たちは戦わんかったんだからな?満足か、ハリー・ポッターが死んで」

ハグリッドの突然の大声にハリーは危うく目を開ける所でした。ハグリッドは現れたケンタウルスに怒りをぶつけましたが言葉が続かず新たな涙に咽せたのでした。

こうしてハグリッドとハリーとヴォルデモートと死喰い人たちはホグワーツ城の玄関ホールの前に到着したのでした。

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森の番人ハグリッド「死の秘宝」編(3)(4回シリーズ)

さあ!ついに戦う時が来た!隠れ家の洞穴でヴォルデモートの声を聞いてホグワーツ城に駆け付けて来たハグリッドだったのですが、禁じられた森でハグリッドは信じられない光景を目にすることになってしまったのでした。(全3項目)

3-1.ハグリッドの心意気
他の先生方にとっても当然そうなんですがハグリッドにしてみれば、これほど摩訶不思議で不可解な新学期を迎えたことはなかったでしょうね。何せ他ならぬハリーから・・・

この目でスネイプがダンブルドアを殺すのを見たと聞いたのに「その」セブルス・スネイプがホグワーツ魔法魔術学校の校長になってしまったんですからね。

さらにハリー、ロン、ハーマイオニーの3人に加えて昨年度まで毎度お馴染みだった生徒の多くが純粋マグル出身ということで学校から締め出されてしまい何とも寂しい限りの状態になってしまったのでした。

それでも13才の時から住み続けて他に行く所などありません。そこでハグリッドは自分ができ得る限りのことはしようと決心したようです。そこでハグリッドがしたこととは?

自分の小屋で「ハリー・ポッター応援パーティ」を開催したのでした。しかし今のこのご時世でハリーを支持することをあからさまに表明してしまったため逮捕されかけることになってしまい・・・

グロウプと共に逃亡することになってしまったのでした。しかしハリーがホグワーツに入ったことで事態は急展開を見せハグリッドはグロウプと共に再びホグワーツ城に戻って来たのでした。

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