さて!今週の前半はハリーのお父さんジェームズ・ポッターを取り上げたので今日と明日の2日間はハリーポッター・シリーズに登場するお父さんを紹介することにします。前半の今日は毎度お馴染みとなっている「この3人」です。(全3項目)

3-1.バーノン・ダーズリー
バーノン叔父さんと云えば一番最初の最悪中の最悪の印象からは相当改善されましたが結局最後の最後までハリーのことを名前で呼ぶことはなく真の和解は成されないままでした。

ハリーが17才になるとダンブルドアがかけた守りの呪文が破れます。そうなるとハリーもダーズリー一家も危険にさらされるというわけです。そこで不死鳥の騎士団が一家を保護すると申し出たのですが・・・

魔法界に根強い不信感を抱いているバーノン叔父さんは激しく気持ちが揺れ動いてプリベット通り4番地を出る直前まで24時間おきに気が変わったのでした。

しかし最後の最後に一人息子のダドリーが「僕、騎士団の人たちと一緒に行く」と言った一言が決め台詞となってダーズリー一家は不死鳥の騎士団の保護下に入ることになったのでした。

バーノン叔父さんが救われたのは叔父さんが父親だったからというわけなんですよね。

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何ゆえジェームズ・ポッターは「あそこまで」激しくセブルス・スネイプを憎んだのか?父親のスネイプに対する態度を垣間見て一度は大きな不信感を持つに至ったハリーだったのですが・・・(全3項目)

3-1.スネイプとの関係
賢者の石441ページでダンブルドアはハリーのお父さんとスネイプは互いに嫌っていた。ちょうどハリーとドラコ・マルフォイみたいな関係だったと言っていますね。

そんなハリーが父親に対して大きな不信感を持ったのはスネイプとの閉心術の訓練授業の際に「憂いの篩」の中で父親ジェームズがスネイプに対して激烈なイジメをしている所を見たからでした。

「その記憶」の中でジェームズは「彼があなたに何をしたというの?」というリリーの問いに対して「むしろこいつが存在するって事実そのものがね」と言っていますよね。

そして最終巻の第7巻ではセブルス・スネイプとリリー・エバンズが実は幼馴染みでホグワーツに入学する以前から交友があったことが明らかになっています。

ジェームズにしてみれば「僕だってできることなら近所に生まれたかった」というところだったんでしょうか?ホグワーツに入学する以前から知り合いだったスネイプが妬ましかったんでしょうね。

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お気づきの読者の皆さんは既にご存知のように昨日3月27日が誕生日ということで今日と明日の2日間はハリーのお父さんを取り上げることにします。物語が始まった「その日」に亡くなったため直接には登場しませんが「どのようにして亡くなったのか?」の説明や情景は各巻の折目折目に登場しています。(全3項目)

3-1.その日の朝マクゴナガル先生は・・・
当然ハリーのお母さんリリーもなんですけど1981年10月31日にジェームズ・ポッターが死亡したことは驚きをもって魔法界全体に「その一報」が伝えられたのでした。あの人物を道連れにしたからです。

ホグワーツ魔法魔術学校副校長のミネルバ・マクゴナガル先生は今では唯一の親戚であるダーズリー一家が住んでいるプリベット通り4番地に陣取って「かの人物」が現れるのを待っていたのでした。

それは校長のアルバス・ダンブルドア「その人」から事の真相を聞かなければ絶対に信じられなかったからでした。みんなが噂している話は本当に本当なのか?ダンブルドア校長自身の口から聞かなければ・・・

「昨夜ヴォルデモートがゴドリックの谷に現れた。ポッター一家が狙いだった。噂ではリリーとジェームズが・・・ポッター夫妻が・・・あの2人が・・・死んだとか」

マクゴナガル先生はリリーとジェームズが死んだなんて信じられないし信じたくもないと嘆いたのでした。ダンブルドア校長はそんなマクゴナガル先生の肩をそっと叩きながら沈痛な声で・・・

「わかる・・・よーくわかるよ」と言ったのでした。そしてここからハリー・ポッターの物語は始まったのでした。

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ハリーが6年生になって「忍びの地図」は必ずしも完璧ではなく城内の全てを示してくれるとは限らないということが判明しましたが最後の最後になって魔法界の期待を担った重要な役目を果たしてくれたのでした。(全3項目)

3-1.ドラコ・マルフォイはどこに?
6年生になってハリーが自分のトランクから「忍びの地図」を引っ張り出した時には既にもう2月になっていました。きっかけは第1回の姿現しの練習の時に聞きつけたドラコ・マルフォイとクラッブの会話でした。

どうやらマルフォイはクラッブとゴイルを見張りに使って何やらしているようなのです。こうしてマルフォイの尻尾を押さえようと決意したのにも関わらず何のチャンスもないまま2週間が過ぎたのでした。

すると不思議なことにクラッブとゴイルが普段より頻繁に2人だけで城の中を歩き回ったり、時には人気(ひとけ)のない廊下にじっとしているのを見つけるもののマルフォイは忽然と姿を消してしまうのでした。

地図のどこを探してもマルフォイが見つからないのでハリーは「マルフォイが実は学校の外に出ているのでは?」とまで考えたのですが厳戒体制が敷かれた今の状況でマルフォイにそんなことができるとは思えませんでした。

どうしてドラコ・マルフォイは「忍びの地図」から忽然と姿を消してしまうのか?ハリーが原因を突き止めることができたのは屋敷しもべ妖精のドビーとクリーチャーを尾行につけたからでした。

そしてようやく判ったのです!マルフォイはクラッブとゴイルを見張りに立てて「必要の部屋」にこもって何やらしているのだということが判明したのでした。だから地図から名前が消えていたのです。

しかしマルフォイが「必要の部屋で何をしているのか?」は結局分からないまま学期末の「あの日」を迎えてしまったのでした。

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前門の虎に後門の狼?三大魔法学校対抗試合が終われば「やれやれ」ということになるのかと思いきや?復活したヴォルデモート卿より厄介な敵がハリーの前に現れたのでした。(全3項目)

3-1.悪用された「忍びの地図」
病気で長期間仕事を休んでいてクリスマス・ダンスパーティにも対抗試合の「第2の課題」にも来られなかったクラウチ氏が真夜中にスネイプの研究室で「何をしていたのか?」については・・・

ハリー、ロン、ハーマイオニーの3人にさらにはホグズミード村に戻って来ているシリウスも加わって議論になったのですが真相が明らかになったのは「第3の課題」が終了して・・・

ヴォルデモート卿が復活を遂げリトル・ハングルトンの教会墓地からハリーが命からがら戻って来た時でした。ホグワーツに潜入していたヴォルデモート卿の配下が馬脚を表したのでした。

たとえポリジュース薬で姿形を変えていても「忍びの地図」には名前が表示されてしまうということだったのです。マッド・アイ・ムーディに成り済ましていたクラウチ・ジュニアは・・・

「忍びの地図」に自分の名前が載っているのを見て「これはまずい」ということでハリーから地図を取り上げたのでした。さらにクラウチ・ジュニアは地図を使ってさらなる悪行に手を染めていたのです。

ヴォルデモート卿からクラウチ氏が逃げ出したとの知らせを受けてクラウチ・ジュニアは「忍びの地図」を見張って地図が父親の名前を示すのを待っていたのです。そしてついに・・・

クラウチ・ジュニアは透明マントを被って父親に会いに行ったのでした。クラウチ氏は「禁じられた森」の周囲を歩いていました。そしてハリーが校長室にダンブルドアを迎えに走っている隙にクラウチ・ジュニアは・・・

自分の父親を!・・・

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規則破りの度が過ぎて地図をルーピンに没収されてしまったハリーだったのですが地図を製作した人たちと真相が明らかになって3年生の学期末には?(全3項目)

3-1.製作者が明らかに
こうしてフレッドとジョージからハリーに譲り渡された「忍びの地図」はルーピンの手に移ったというわけなんですが、それがハリーたち3人にとっては予想外の思わぬ事態へと発展して行くことになるんですよね。

●「叫びの屋敷」で・・・
「私もこれを書いた1人だ。私はムーニーだよ。学生時代、友人は私のことをそういう名で呼んだ」

黒い犬に捕まったロンを追ってハリーとハーマイオニーがたどり着いたのは「叫びの屋敷」でした。ブラックを手助けしていないと言うのならどうしてここにいることが判ったんだと問い詰めるハリーに対して・・・

ルーピンはハリー、ロン、ハーマイオニーの3人が城をこっそり抜け出してハグリッドの小屋に行くのではないか?と考えて「忍びの地図」をしっかり見張っていたんだと答えたのでした。

すると地図には『ありえない人物』が表示されたのでした。世間・一般の人たちはもちろんのことルーピンでさえ死んだと思っていたピーター・ペティグリューの名前があったのです。この後ルーピンの口から・・・

驚愕の事実が次々と明らかにされたのでした。「忍びの地図」を作ったのはリーマス・ルーピン、ピーター・ペティグリュー、シリウス・ブラック、ジェームズ・ポッターの4人だということもその内の1つでした。

●再びハリーの手に
一夜明けてハグリッドからルーピンが「闇の魔術に対する防衛術」の教師を辞めたということを聞いたハリーはルーピンの部屋に駆け付けて「辞めないでください」と訴えたのでした。それに対してルーピンは・・・

ハリーに「誰も自分の子供が狼人間に教えを受けることなんて望まないんだよ」と言ったのでした。さらに昨夜のことを考えれば自分が教職に留まるべきではないとも言ったのでした。

そしてルーピンは「叫びの屋敷」から持って来たと言って「透明マント」と「忍びの地図」をハリーに手渡したのでした。何故なら私はもうハリーの先生ではないから別に後ろめたくはないし・・・

私が持っていても何の役にも立たないものだ。それにハリー、ロン、ハーマイオニーの3人ならいい使い道を見つけるだろう。そう言ってルーピンはホグワーツを去って行ったのでした。

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3月10日が誕生日ということで先週と先々週の2週間に渡ってリーマス・ルーピンを取り上げましたが今週はそれに関連してこの魔法道具を取り上げたいと思います。翌日からクリスマス休暇に入るという学期最後の日にフレッドとジョージが「ひと足早いクリスマス・プレゼントだ」と言ってハリーに譲ってくれたのが・・・(全3項目)

3-1.フレッドとジョージからハリーへ
初登場シーンはアズカバンの囚人247ページ(携帯版273ページ)でホグズミード村に行くロンとハーマイオニーを見送ってハリーがグリフィンドール塔に戻ろうと4階の廊下を歩いていると・・・

「ハリー、しーっ!」

ハリーを呼ぶ声に振り向くとフレッドとジョージが背中にコブのある隻眼の魔女の像の後ろから顔を覗かせていたのでした。ハリーが2人に「どうしてホグズミードに行かないの?」と声をかけると・・・

フレッドが「行く前に君にお祭り気分を分けてあげようと思って」と言ってハリーを隻眼の魔女の像の左側にある誰もいない教室に誘ったのでした。そして「ひと足早いクリスマス・プレゼント」だと言って・・・

取り出したのが大きくて四角い相当くたびれた何も書かれていない羊皮紙だったのでした。ジョージが言うには「俺たちの成功の秘訣」なんだそうです。2人は管理人のフィルチの部屋で手に入れたのだそうです。

これが必要なのは俺たちよりハリーだと結論を出したと言うのに対してハリーが「古い羊皮紙の切れっ端の何が僕に必要なの?」と突っ込みを入れるとフレッドは・・・

ハリーが「何て失礼なことを言ってくれるんだ」といった感じでフィルチの部屋で「どうやって入手したのか?」の経緯を説明してくれたのでした。

この羊皮紙はフィルチの部屋の書類棚の引き出しの1つに「没収品・特に危険」と書かれて保管されていたそうです。そしてジョージが杖を取り出し羊皮紙に軽く触れて・・・

「われ、ここに誓う。われ、よからぬことを企む者なり」

するとジョージの杖の先が触れた所から・・・

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ダンブルドアが校長だったからこそ私はホグワーツに受け入れてもらうことができた。それなのに・・・ルーピンが強い自責の念に駆られたそのこととは?(全3項目)

3-1.改めてトンクスとの結婚について
プリンス下巻464ページでルーピンはトンクスに「私は君にとって歳を取り過ぎているし貧乏過ぎる危険過ぎる」と言っていますね。当然最初からトンクスと結婚することには極めて消極的だったのです。

ウィーズリーおじさんなど周囲に促されたこともあり何よりもトンクスの熱意に負けて結婚したルーピンだったのですが普通なら喜ばしい知らせもルーピンにとっては大きな不安を抱えることになったのです。

妻のトンクスは素直に「うれしい!」と思ったようなのですが、ルーピンの頭に浮かぶのは懸念や心配事ばかりだったのです。トンクスが妊娠したのです。妻の懐妊を知ってルーピンは?

ルーピンの脳裏に浮かぶのは「私と一緒になったらどうしよう」とか「月に1回狼に変身する子供が生まれて来たら?」など悪いイメージばかりでした。悶々とする日々が続いたのでした。

そのため喜ぶ妻トンクスの顔を見ることに堪えられなくなりルーピンは家を出るとグリモールド・プレイス12番地を訪れてハリーに同行したいと申し出たのでした。

しかし!ご存知のようにハリーに追い返されルーピンは失意の内にトンクスの元に戻ったのでした。けれども生まれて来た子供の顔を見てルーピンは思ったのでした。何て自分は愚かだったんだろうと!

私は追い返された直後にはルーピンはハリーを恨んだこともあったと思いますね。しかし時が経つにつれルーピンは「あれで良かったんだ」とハリーに対して感謝の念を抱くようになったと思いますね。

そしてルーピンはハリーを生まれて来た子供の名付け親に指名したのでした。

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12年間シリウスは私の友ではなかった。ルーピンのために未登録の動物もどきにまでなってくれたシリウスとの友情は何故途切れなければならなかったのか?そもそも何故リーマス・ルーピンは狼人間になったのか?(全3項目)

3-1.フェンリール・グレイバック
そもそも何故リーマス・ルーピンは狼人間になったのか?

プリンス下巻21~22ページでウィーズリー家のクリスマス・パーティに招待されたルーピンがハリーに自身が狼人間になった経緯を説明していますね。ルーピンを咬んだのはフェンリール・グレイバックだったのです。

フェンリール・グレイバックは現在生きている狼人間の中では多分最も残忍な奴なのだそうです。できるだけ多くの人間を咬み汚染することを自分の使命だと考えているのだそうです。

ルーピンは実は随分長い間自分を襲った狼人間が誰なのか?を知らなかったそうです。変身するのが「どんな気持ちなのか?」が判ってからはむしろ自分を制し切れなかった狼人間を哀れにさえ思ったのだそうです。

ところがグレイバックは違うのだそうです。満月の夜グレイバックは確実に襲えるようにと獲物の近くに身を置くのだそうです。ルーピンは父親がグレイバックを怒らせたため子供の時に襲われたのだそうです。

フェンリール・グレイバックは子供専門なんだそうです。

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「砂糖を入れると効き目がなくなるのは残念だ」この一言がきっかけになってハリポタ・フリークの間で根強く囁かれるようになったのが「リーマス・ルーピン甘党説」なんですよね。他にも「どうしてルーピンはヴォルデモートの名前を口にできるのか?」など数々の謎が解決しないままハリーポッター・シリーズは完結してしまったのでした。(全3項目)

3-1.改めて「甘党説」について
前述のようにアズカバンの囚人205ページ(携帯版224ページ)でルーピンはスネイプが持って来た脱狼薬に対して「砂糖を入れると効き目がなくなるのは残念だ」と言っているんですよね。

この『薬に砂糖を入れる』という発想から浮かび上がって来たのが「リーマス・ルーピン甘党説」だったというわけなんですよね。

この「ルーピン甘党説」については複数のハリポタ関連のサイトでも「間違いない」などと取り上げられていましたが結局これも明らかにされないままハリーポッター・シリーズは完結してしまいました。

ハリー3年生の年度つまりリーマス・ルーピンが「闇の魔術に対する防衛術」の教師になった年にはホグワーツ魔法魔術学校の全ての入口には吸魂鬼が配備されていましたが・・・

「吸魂鬼と出会ってしまった後にはチョコレートを食べなさい」という観点からも甘党のリーマス・ルーピンが「この教職」に就いたのは適材適所だったと私は思うんですけど・・・

もはや真相を知っているのは原作者のローリングさんだけということになってしまいました。

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3月10日が誕生日!しかも今年は生誕50年の節目の年にあたるということで先週と今週の2週間に渡ってリーマス・ルーピンを取り上げています。今週は7巻が出る前に積み残されていた数々の謎について考えてみたいと思います。7巻で「あのことが知りたい!」「あの謎が明らかにされるのでは?」と希望・期待したのですが結局は?(全3項目)

3-1.全ての謎が謎のまま終わった
別にこれはリーマス・ルーピンに限ったことじゃないんですけど、特にルーピンの場合は「知りたいことが全く明らかにならなかった」という感じなんですよね。ここで取りあえず大きな事柄だけ挙げてみることにします。

1つ目「呼び名について」
2つ目「甘党説」
3つ目「優秀な開心術士?」

「以前の記事」でも根拠を示したようにリーマス・ルーピンが極めて優秀な開心術士だということは火を見るより明らかなんですが結局最終巻である第7巻でも明らかにはなりませんでした。

これから1週間かけて改めてこれらの事柄について考えて行きたいと思います。

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ハリーの胸に感謝と恥ずかしさが湧き上がって来たのでした。最後に会った時あんなにひどいことを言ったのにルーピンは僕を許してくれるのだろうか?そしてやっと再会して和解できたと思ったらルーピンは!ルーピンは!(全3項目)

3-1.ポッターウォッチ
そんなわけでハリー、ロン、ハーマイオニーの3人とルーピンはハリーたち3人がグリモールド・プレイス12番地を追われて流浪の旅に出てしまったこともあって会うことさえ叶わない状態に陥ってしまったのでした。

そんな3人がかろうじてルーピンの肉声だけを聞くことができたのは戻って来たロンが持って来たラジオからでした。番組名は「ポッターウオッチ」ロンの説明によると唯一ヴォルデモート寄りではない番組なんだそうです。

3人がこのラジオ番組をやっとのことで聞くことができた時には既に3月になっていました。番組に出演していたのはルーピンの他にはリー・ジョーダン、キングズリー・シャックルボルト、フレッドなどでした。

ルーピンは「ロムルス」という名前で「ポッター通信」に出演したのでした。ルーピンは番組の司会リー・ジョーダンの「ハリー・ポッターはまだ生きているんですね」という問いかけに対して・・・

きっぱりと「もしハリーが死んだら死喰い人たちが大々的にハリーの死を宣言するだろう」と答えたのでした。何故ならハリーが死ねば新体制に抵抗する人々の士気に致命的な打撃を与えることになるからとのことでした。

ルーピンはハリーの存在が「善の勝利」「無垢の力」「抵抗し続ける必要性」などの象徴なのだとも言ったのでした。それを聞いてハリーの胸には感謝と恥ずかしさが湧き上がって来たのでした。

最後にルーピンと会った時あんなにひどいことを言ったのにルーピンは僕を許してくれたのだろうか?そう思うハリーだったのですがルーピンはラジオ番組の中で「我々は全員、心はハリーと共にある」と・・・

さらに「自分の直感に従え。それはよいことだし、ほとんど常に正しい」とも言ったのでした。ルーピンのハリーに対する助言を聞きながらロンはルーピンの近況報告をしてくれたのでした。

ロンがビルから聞いた情報によるとルーピンは再びトンクスと一緒に暮らすようになったんだそうです。そしてトンクスは今ではかなりお腹が大きくなって来たんだそうです。

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「親は子供から離れるべきじゃない」あまりの後味の悪さに自分がルーピンにしたことは果たして正しかったのだろうか?と苦しむハリーでしたが結果としては?ルーピンは僕を許してくれるのだろうか?お父さんなら何と言うのだろう?(全3項目)

3-1.経過報告
「それで君たちは結婚式の後まっすぐにここに来たのかね?」

ルーピンにこう問われてハリーがトテナム・コート通りで2人の死喰い人に出くわしたことを話すとルーピンはビックリして持参して来たバタービールをほとんどこぼしてしまったのでした。

3人から事の次第を聞き終えたルーピンは一大事だという顔をしたのでした。どうやって2人の死喰い人はハリーたちをそんなに早く見つけ出すことができたのか?ルーピンにも見当がつかなかったからです。

ルーピンは動揺していました。しかしハリーたちにとっては「その問題」は後回しでよかったのです。ハリーはルーピンに自分たちがいなくなった後の状況をもっと詳しく話して欲しいと言ったのでした。

結婚式の会場に踏み込んで来た死喰い人は全部で12人ほどいたそうです。しかし連中は式場にハリーがいることを知らなかったのだそうです。後にウィーズリーおじさんが聞いた噂では死喰い人たちは・・・

ハリーの居場所を聞き出そうとしてスクリムジョールを拷問した上に殺したらしいとのことでした。しかしスクリムジョールはハリーが「隠れ穴」にいることを決して言わなかったのだそうです。

ハリーはロンとハーマイオニーを見ましたが2人とも驚きと感謝が入り混じった顔をしていました。ハリーはスクリムジョールがあまり好きではありませんでしたが最後の最後には・・・

スクリムジョールはハリーを守ろうとしたのです。

こうして魔法省が死喰い人とヴォルデモートの手に落ちて「どうなったのか?」の状況を理路整然と説明している内は良かったのですが突如としてルーピンが「3人に同行したい」と言い出したあたりから・・・

何やら怪しげな雰囲気が漂い始めたのでした。

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ハリー17才の誕生日にビルとフラーの結婚式と2日連続でおめでたい行事が続きましたが新妻トンクスを迎えたルーピンもそうなのかと思いきや?残念ながらそうではないようです。(全3項目)

3-1.ハリー17才の誕生日には・・・
「僕たち、お互いに信頼し合わないといけないんだ。僕はみんなを信じている。この部屋にいる人は誰も僕のことをヴォルデモートに売ったりはしない」ハリーがこう言うと沈黙が続き全員がハリーを見つめたのでした。

ルーピンは哀れみとも取れる奇妙な表情でハリーを見ていました。ハリーが「お人好しの馬鹿だと思っているんでしょう?」と問い詰めるとルーピンは「いや君がジェームズに似ていると思ってね」と言った後に・・・

ルーピンは「ジェームズは友を信じないのは不名誉極まりないことだと考えていた」と言ったのでした。ハリーはルーピンの言おうとすることが判っていたのでした。それは父親は・・・

友人のピーター・ペティグリューに裏切られたのではないかということでした。ハリーは説明できない怒りに駆られ反論したいと思いましたが思いを口にする前にルーピンはビルに声をかけて・・・

マッド・アイの亡骸を回収するために「隠れ穴」を出て行ったのでした。そんなルーピンはハリーの17才の誕生日パーティには当然トンクスと一緒に出席してくれたのですが・・・

トンクスは晴れ晴れとした表情で「お誕生日おめでとう」と言ってハリーを強く抱き締めてくれたのですが、もう一方のルーピンはといえばハリーと握手しながら微笑んではいましたが何だか浮かぬ顔でした。

とってもうれしそうにしているトンクスとは何だか奇妙な組み合わせでした。そして「隠れ穴」に魔法大臣ルーファス・スクリムジョールが来ると知るとルーピンとトンクスは・・・

「私たちはここにはいられない」と言って理由は別の機会に説明すると言い残して2人は姿を消してしまったのでした。

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さて!先回の記事の最後でも予告した通り来たる水曜日3月10日が誕生日!ということで今週と来週の2週間ぶち抜きでリーマス・ルーピンを取り上げることにしました。1週目は第7巻のルーピンを詳細に振り返ってみることにします。(全3項目)

3-1.結婚
ダンブルドアの葬儀後にハリーがルーピンと再会したのは「7人のハリー・ポッター作戦」のためにプリベット通り4番地に13人の魔法使いと魔女が集結した時でした。ルーピンは白髪も皺も増えていたのでした。

「ハリー、これなん~だ?」

そう言いながら洗濯機に腰掛けたトンクスがハリーに向かって左手を振って見せたのでした。指輪が光っています。ハリーは思わず「結婚したの?」と叫んで今度はトンクスからルーピンに視線を移したのでした。

「来てもらえなくて残念だったが、ひっそりした式だったのでね」と言うルーピンにハリーが「おめでとう」を言おうとしましたが「積もる話は後にするのだ!」とマッド・アイ・ムーディに遮られてしまったのでした。

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青天の霹靂(へきれき)でロンが監督生に選ばれてモリー母さんは大喜びだったのですがフレッドとジョージに言わせれば「あんなものになったら人生真っ暗じゃござんせんか」ということなんだそうです。さらに「あの人」も成績優秀で品行方正ということで先生方の評判も上々で監督生に選ばれたのですが・・・(全3項目)

3-1.フレッドとジョージに言わせれば?
秘密の部屋70ページではジョージが「ビルも12だったな、へたすると、この家からもう1人首席が出てしまうぞ、俺はそんな恥には耐えられないぜ」と言っていますね。

そしてアズカバンの囚人83ページ(携帯版90ページ)ではジョージは「何で僕たちが監督生なんかにならなきゃいけないんだい?」とさらに「人生真っ暗じゃござんせんか」とまで言っていますね。

騎士団上巻360ページではフレッドが「俺たちの将来は学業成績とは違う世界にあるのだ」と言っていて要するに2人の考えは「学校の成績が良ければそれでいいというものではない」ということのようですね。

死の秘宝上巻204ページではロンがフレッドとジョージの2人は「親戚の誰よりも金持ちになるぜ」と言っていて結局ふくろう試験の成績が「3ふくろう」だった2人が一番裕福になるであろうと予想・予測していますね。

つまりフレッドとジョージの2人の基本的な考え方は「学校の成績が良ければそれでいいってもんじゃない!大事なのは卒業してから何をするべきかということだ」ということのようですね。

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学期初日の新入生歓迎パーティやハロウィーン・パーティの時などにはダンブルドア校長が監督生に呼びかけているので「監督生ってこんな役割があるんだ!」などと判ったのですがロンとハーマイオニーがなることによってハリーも私たち読者も「より詳細な」監督生の役割を知ることになったのでした。(全3項目)

3-1.ルーピンは?シリウスは?ジェームズは?
そんなわけでハリーと同学年のグリフィンドール生からはロンとハーマイオニーが監督生に選出されたわけなんですが、次に気になるのはやはりハリーの親世代では「誰が選ばれたのか?」ということでしょうね。

グリモールド・プレイス12番地で8月31日に行われたロンとハーマイオニーの監督生就任祝賀パーティの中ではハリーの親世代では「誰が監督生になったのか?」の話がチラリと登場していますよね。

ジニーがシリウスに「あなたはどう?」と訊ねるとシリウスは私はジェームズと一緒に罰則ばかり受けて来たので誰も自分を監督生にするはずがないと答えたのでした。

つまり成績優秀でも品行方正ではなかったためシリウスもハリーの父親のジェームズも監督生には選ばれなかったというわけなんですよね。そこで代わりに監督生になったのがリーマス・ルーピンだったというわけです。

ルーピンが言うにはダンブルドアが自分を監督生にしたのはルーピンが「その」2人の親友をおとなしくさせることができるかもしれないと希望的に考えたのだろうとのことでしたが・・・

ルーピンは見事に失敗してしまったのだそうです。

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監督生といえば同学年の5年生のみならず全ての生徒のトップに君臨する地位のようですから当然他の生徒の模範的立場となるべき行動を示さなくてはならないでしょうね。したがって監督生に選ばれた生徒が備えていなくてはならない資質とは?(全3項目)

3-1.モリー母さんと監督生
ウィーズリーおばさんはやはり自分の子供たちが監督生に選ばれるということに格別な思いを抱いているようですね。

昨日の記事でも取り上げたパーシーが監督生に選ばれた場面にも示されているのですが、おばさんはパーシーが監督生に選ばれたので制服を新調してお祝いにふくろう(エルメス)も買ってあげたのでした。

アズカバンの囚人83ページ(携帯版90ページ)ではおばさんはフレッドとジョージに怒ったように「2人とも監督生になれなかったようですものね」と言っていますね。

そんなモリー母さんだったのですがどうやら「フレッドとジョージがなれなかったら我が家の監督生はパーシーが最後」と思っていたようです。

不死鳥の騎士団上巻262ページでフレッドからロンが監督生に任命されたことを聞いてもおばさんは事の次第を理解するのにしばらく時間がかかってしまったのでした。

おばさんは「信じられない!」を繰り返して喜びのあまり「これで子供たち全員だわ」と言って監督生になれなかった(ならなかった?)フレッドとジョージを呆れさせたのでした。

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