今年度最初の「闇の魔術に対する防衛術」の授業は大波乱の展開になったのでした。あの本好きのハーマイオニーが目の前にある本を開こうともしないなんて!驚きを隠せないハリーだったのですが、そんなハーマイオニーがアンブリッジ先生に対して示した疑問とは?(全3項目)

3-1.今学期最初の「魔法薬学」の授業
今年度ハリーたちは「ふくろう試験」の年!ということで主要な科目の先生方は最初の授業では試験に関する演説で幕を開けるということになったのですがハリーたちにとっては「魔法薬学」が・・・

その最初の授業になったというわけなんですよね。スネイプもまた授業の冒頭で合格すれすれの「可」を取らなければ我輩の不興を蒙(こうむ)ることになるだろうと言って試験の重要性を説いたのでした。

休暇明け最初の授業でスネイプが出した課題は「安らぎの水薬」という薬で事前にハリーたち3人が予測した通り、これ以上七面倒臭い厄介な薬はないだろうというものでした。

材料は正確な量を正確な順序で大鍋に入れなければなりませんでした。混合液は正確な回数掻き回さなくてはなりません。1つ1つの細かい手順を完璧にしなければならなかったのです。

「薬から軽い銀色の湯気が立ち昇っているはずだ」

授業が終わる10分前にスネイプがこう告げました。ハリーが地下牢教室を見回すと鍋から銀色の湯気が上がっている生徒はほとんどいません。しかしハーマイオニーの鍋からは軽い銀色の湯気が上がっていたのでした。

スネイプがハーマイオニーのそばを通り過ぎて鍋を見下ろしましたが何も言いませんでした。文句のつけようがなかったからです。しかしハリーの大鍋の所で立ち止まったスネイプはと云えば・・・

「ポッター、これは何のつもりだ?」

ハリーは頑なに「安らぎの水薬です」と答えましたが黒板をよくよく見てみると3行目の手順を飛ばしていたのです。スネイプは「このごった煮は全く役に立たない」と言って・・・

「エバネスコ!消えよ!」

ハリーの鍋の液体を消し去ってしまったのでした。授業が終わって大広間で早々に昼食を食べていたハリーの隣に座ったハーマイオニーはハリーを慰めるように「本当に不公平だわ」と言ったのでした。

何故ならハリーの魔法薬はゴイルのほどにはひどくなかったからと云うのです。ゴイルの水薬は瓶に詰めた途端に割れてローブに火が点いたそうです。ハーマイオニーは今年は少しはマシになるのでは?

と!いうのもスネイプは何と言っても騎士団員だからというのですが、そんなハーマイオニーに対してロンは「毒キノコは腐っても毒キノコ」と反論したのでした。何故ならロンはスネイプが・・・

ヴォルデモートのために働くを辞めたという証拠がないからと言うのです。しかしそんなロンに対してハーマイオニーはロンが知らなくともダンブルドアには十分な証拠があるのよと言い返したのでした。

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懲戒尋問という高いハードルを乗り越えての新学期だっただけにハリーは9月1日を迎えて感慨深げだったのですが・・・一方監督生になって最初の学期となったハーマイオニーの前に立ちはだかった人物とは?(全3項目)

3-1.ホグワーツ特急では?
「あなたがキングズ・クロス駅に護衛つきで行くの」

新学期初日の朝ハリーは寝坊したのでした。ハリーを起こしに来たハーマイオニーがマッド・アイがスタージス・ポドモアが来ないと護衛が1人足りないから出発できないと駄々をごねていると言うので・・・

ハリーが「僕たちキングズ・クロス駅に護衛つきで行かなきゃならないの?」と疑問を示したのに対してハーマイオニーが言ったのが前述の言葉だったというわけです。ハーマイオニーにそう言われて・・・

ヴォルデモートは鳴りを潜めているはずなのに何で護衛つきで?とイラつくハリーにハーマイオニーは「マッド・アイがそう言ってるだけ」と自分の時計を見ながら上の空で答えたのでした。

それぐらい時間がなかったのです。

ハリーたち一行はトランクとふくろうをマッド・アイに預けて歩いてキングズ・クロス駅に行ったのでした。こうしてハリーたちはマッド・アイに「手紙の内容には気をつけろ」などと言われつつ・・・

慌しくホグワーツ特急に乗っての出発ということになったのでした。そしてハリーがいつものように「コンパートメントを探そうか?」と声をかけるとロンとハーマイオニーは目配せし合ったのでした。

ハーマイオニーは言いにくそうにロンと自分は監督生の車両に行くことになっているとハリーに告げたのでした。ハリーは言われて「いいよ」と答えたもののハーマイオニーとロンが・・・

トランクとクルックシャンクスに籠入りのピッグウィジョンを引きずって機関車のほうに消えて行くと妙に寂しくなったのでした。3人一緒のホグワーツ特急の旅にすっかり慣れ切っていたからです。

2人が行った後ハリーはジニーと一緒に空いたコンパートメントを探すために列車の通路を歩き始めましたが、嫌でも興味深げにハリーを見返す生徒が多いことに気づいたのでした。そんな生徒たちの様子を見て・・・

ハリーは「日刊予言者新聞」がこの夏中、読者に対してハリーが嘘つきの目立ちたがり屋だと吹聴していたとハーマイオニーに言われたことを思い出したのでした。ハリーは自分を見た生徒たちが・・・

そんな記事を信じたのだろうか?と思うと寒々とした気持ちになったのでした。

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9月19日が誕生日ということで昨年9月から一定期間おきに巻毎にハーマイオニーを取り上げています。今週と来週の2週間は第5巻「不死鳥の騎士団」のハーマイオニーをお届けすることにします。ヴォルデモートの復活後夏休みに入ってからハリーとハーマイオニーが再会を果たしたのは「隠れ穴」ではなく・・・(全3項目)

3-1.一報を聞いて・・・
さて!第5巻の冒頭章を読めばお判りのようにハリーがダドリーと共に吸魂鬼に襲われた時には既にハーマイオニーはロンドンのグリモールド・プレイス12番地の不死鳥の騎士団本部に入っていたんですよね。

ハリーが先発護衛隊に付き添われて騎士団本部に入った後に受けた説明によるとハーマイオニーはロンと共にダンブルドアから「ふくろうが途中で捕まって傍受されるかも?」しれないからということで・・・

手紙に重要なことは書かないようにと忠告されたようです。さらにハリーの誕生祝いのカードにハーマイオニーは「私たち、もうすぐ会えると思うわ」と走り書きしているので・・・

おそらくは騎士団のメンバーの誰か(ネーピンあたり?)から「近い内にハリーは本部に来ることになるだろう」と言われたんじゃないかな?と私は思いますね。ただハッキリとした日付は言われなかったんだと思います。

そして「ハリーが吸魂鬼に襲われて」その時ハリーについていたはずのマンダンガス・フレッチャーがトンズラしていたためにハリーが学校外で使うことを禁止されている魔法を使わざる負えない状況となって・・・

その一報を聞いた時のハーマイオニーの心境は「心配していたことが起きてしまった!」という所だったんじゃないかな?と私は思いますね。何故ならハリーが何のニュースもないままで・・・

たった1人でプリベット通り4番地に釘付けにされていたら「何かバカなこと」をしてしまうのでは?と心配していたからというわけなんですよね。恐れていたことが起きてしまったというわけです。

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ヴォルデモートは復活を遂げましたがマルフォイ家とナルシッサにとっては必ずしも諸手を挙げて喜ぶというわけにはいかなかったのでした。それと今日の記事では何故ドラコがパンジー・パーキンソンとは別の人と結婚したのか?について考えてみたいと思います。(全3項目)

3-1.ヴォルデモート卿との関係
果たしてナルシッサにとってヴォルデモート卿の復活は喜ばしい出来事だったのか?私は復活後に起きたことを考えれば必ずしも歓迎すべきことだったとは云えないと思いますね。

ヴォルデモートは復活後、自分が凋落することになった予言の内容を全て知ることに全力を尽くしたのでした。そこで罠を仕掛けてハリーに予言の内容を封印したガラス球を取らせたのです。

ガラス球を回収する役割を担った死喰い人集団の陣頭指揮を務めたのが夫のルシウス氏でした。ところがご存知のように混乱の最中(さなか)に予言を封印したガラス球は砕けて壊れてしまい・・・

ヴォルデモートは予言の全容を知ることはできなかったのでした。さらにナルシッサにとって不幸だったことは夫のルシウス氏は捕まってアズカバンに投獄されてしまったのです。

追い打ちをかけるようにマルフォイ家とナルシッサに不幸が降り注いだのでした。ヴォルデモートは予言を手に入れることができなかった懲罰としてドラコにダンブルドア殺害を命じたのでした。

ヴォルデモートはドラコがダンブルドア殺害の任務を果たせるとは期待していませんでした。ところが当の本人ドラコは自分の力を証明するチャンスを貰えたと喜び勇んでいたのです。

「何が待ち受けているのか?」を全く理解していない息子を見てナルシッサは危機感を持ったのでした。そこで今は夫のルシウス氏はアズカバンに投獄されていて会うこともままならないということで・・・

夫以外では唯一頼りになるセブルス・スネイプの所に駆け込んだというわけなんですよね。

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かねてからの予告通り今週はドラコ・マルフォイのご両親を紹介する1週間ということで後半の今日と明日は母親のナルシッサを取り上げることにします。やはり母親ということで息子ドラコを思う気持ちはルシウス氏より相当強いようですね。(全3項目)

3-1.ベラトリックス・レストレンジとは・・・
知っている人はよくよくご存知のようにナルシッサとベラトリックス・レストレンジは3人姉妹の長女と三女なんですよね。ちなみに次女はアンドロメダ・トンクスでニンファドーラ・トンクスのお母さんです。

三女で末っ子のナルシッサは基本的にはおとなしくて控え目な性格のため強情で気の強い長女のベラトリックスの意見に異を唱えるということはほとんどといっていいほどなかったようですね。

そんな2人の性格を反映させた場面が死の秘宝下巻113ページに出て来ます。グリンゴッツの自分の金庫にあるはずの「グリフィンドールの剣」を見て慌て逆上するベラトリックスはナルシッサに・・・

自分が「どうするのか?」を考えている間は捕虜たちを地下牢に入れておくようにと言ったのでした。自分の家で事を取り仕切ろうとするのでナルシッサは当初姉のベラトリックスに・・・

「ベラ、ここは私の家です。そんなふうに命令することは」

と抗議しましたが姉ベラトリックスの尋常ではない只(ただ)ならぬ表情と金切り声に押されて、一瞬戸惑いはしましたが狼人間のフェンリール・グレイバックに捕虜を地下牢に連れて行くようにと言ったのでした。

ベラトリックスはそんな妹ナルシッサの性格を当然知り尽くしていたので「シシーが自分の意見や提言を受け入れないはずはない」と確信していたのですがナルシッサがベラトリックスの意見を・・・

受け入れなかったことが「1度」だけあったのです。

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何ゆえルシウス・マルフォイはアルバス・ダンブルドアのことを「ホグワーツが設立されて以来最悪の校長だ」とまで酷評するのか?その詳細な理由は一昨年の暮れに発売された「吟遊詩人ビードルの物語」で明らかにされたんですよね。(全3項目)

3-1.セブルス・スネイプとの関係
スネイプと云えばルシウスにとってというよりマルフォイ家の3人にとっては一番身近で信頼できる人物のようですね。まさに家族ぐるみの付き合いでスネイプは3人全員のことをファーストネームで呼んでいます。

先週の記事でも取り上げましたが秘密の部屋396ページでドラコ・マルフォイはスネイプに「先生が校長職に志願なさってはいかがですか?」と言っていますね。何故ならスネイプが立候補すれば・・・

父つまりルシウス氏が支持投票するからと言っていますね。もっともドラコにそう言われてスネイプは笑っていますが今にして思えば心底本心から笑っているとは思えませんが・・・

さらに不死鳥の騎士団下巻505ページではドローレス・アンブリッジがスネイプに「ルシウス・マルフォイがいつもあなたのことをとても高く評価していた」と言っていますね。

死の秘宝上巻7ページではヤックスリーがマルフォイ家の館(やかた)の庭にいる孔雀に思わず反応して杖を抜いてしまう場面が登場していますがスネイプは無反応です。つまり見慣れた光景だということなんでしょうね。

つまりここからもスネイプは相当頻繁にウイルトシャー州のマルフォイ家の屋敷に来ているということが見て取れます。だからヤックスリーとは違って孔雀に驚かなかったというわけなんですよね。

そんなスネイプなんですが死の秘宝下巻427ページでは組分けの儀式を受けてスリザリンのテーブルにつくスネイプの背中を監督生バッヂを胸に光らせたルシウス氏が軽く叩く場面が登場しています。つまり2人は・・・

スネイプがホグワーツに入学して来た「その日」に知り合ったようです。

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さて!6月の5日が誕生日ということで翌日の6日から2週間に渡ってドラコ・マルフォイを取り上げたので今週はそれに関連してドラコのご両親を取り上げることにしました。前半の今日と明日は父親のルシウス氏をお届けします。今回はルシウス氏と個別の人物との関係について考えてみたいと思います。(全3項目)

3-1.ベラトリックス・レストレンジとの関係
ネビルの両親を廃人にした咎でアズカバンに投獄されていたベラトリックスだったのですがハリーが5年生の時にアズカバンを脱獄して以降は妹ナルシッサの夫ということで頻繁に館(やかた)に顔を出していたようです。

2人とも筋金入りの純血主義者ということで共に死喰い人になったわけなんですが脱獄後の2人の関係は残念ながらお世辞にも良好とは云えなかったようですね。

死の秘宝下巻110ページではルシウス氏とベラトリックスのどちらがヴォルデモートを呼び出すのか?を巡って2人は言い争いをしています。ルシウス氏はハリーは自分の館に連れて来られたのだから・・・

自分の権限で闇の帝王をお呼びするのだと主張したのでした。それに対してベラトリックスは「杖を失った時にお前は権限も失ったんだ」よくもそんな口が利けたものだと反論したのでした。

2人はおそらくヴォルデモートがハリーを襲って凋落する以前は極めて良好な関係を構築していたのでしょうが自分はご主人様をお探し申し上げたのにルシウス氏は探さなかったということで・・・

ベラトリックスにはルシウス氏に対する根強い不信感があったということなんでしょうね。

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「父上こそがダンブルドアを追い出す人だろうと僕はずっとそう思っていた」首席になったかのように学校中を闊歩していたドラコだったのですが「その理由」はハグリッドとダンブルドアがいなくなってから2週間後の「魔法薬学」の授業の時に明らかになったのでした。しかし結局最後の最後には?(全3項目)

3-1.クリスマスにポリジュース薬
そんなわけでハリーが蛇語を解することが明らかになって「一連の襲撃事件の犯人はハリーなのでは?」と疑われることとなってしまい生徒たちは廊下でハリーに出会うと「襲われるのでは?」と避けて通るようになり・・・

ハリーはもう「うんざり」といった感じだったのですが、ハリーのそんな状況を見てドラコは喜ぶどころかますます不機嫌になっていったのでした。そんなドラコの様子を見てロンは訳知り顔で・・・

「本当は自分なんだって言いたくてしょうがないのさ」と言うのでした。そしてクリスマスにはついに「ポリジュース薬」が完成してドラコを尋問することになったのでした。最後の最後まで・・・

ためらうロンとハリーだったのですが事はハーマイオニーの言う通り2人にとっては呆気ないほど簡単に進んだのでした。クラッブとゴイルはあっさりと眠り薬入りのチョコレートケーキを食べてしまったのでした。

スリザリン寮の談話室が「どこにあって?」「どうやって入るのか?」「合言葉は?」など事前に下調べを全くしていなかったので焦るハリーとロンだったのですが背後から聞き覚えのある声が響いて来て・・・

振り返るとドラコが2人のほうに歩いて来たのでした。ハリーは生まれて初めてドラコに会えてうれしいと思ったのでした。こうしてハリーとロンはスリザリン寮の談話室に潜入してドラコを尋問することに成功したのでした。

ところが・・・

「いったい誰が継承者なのか、僕が知ってたらなあ」

「手伝ってやれるのに」

身のほど知らずの穢れグレンジャーなんかと付き合っている奴(ハリー)がスリザリンの継承者のわけがない。ハリーとロンは息を殺してドラコが「実は自分なんだ」と言うのを待ち構えたのでした。しかし!

ドラコの口から出て来たのは上記の言葉だったというわけなんですよね。

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「サーペンソーティア!ヘビ出よ!」ロックハートの主宰で開催された「決闘クラブ」ではドラコがかけた術がキッカケになってハリーの隠れた能力が引き出されることになったのでした。一方ハリーたち3人はドラコを尋問するためにポリジュース薬の作成に取り掛かったのでした。(全3項目)

3-1.グリフィンドール対ニンバス2001
ドラコ・マルフォイはスリザリンの継承者なのか?マルフォイ一家はサラザール・スリザリンの末裔なのか?

ためらう2人にハーマイオニーは「最も強力な薬」をピシャリと閉じて「2人とも怖気づいて辞めると言うのなら結構よ」と言い放ったのでした。そんなハーマイオニーに対してロンは・・・

「僕たちに規則を破れって君が説教する日が来ようとは思わなかったぜ」と言いましたが結局はハーマイオニーに押し切られる形でポリジュース薬を作ることになったのでした。しかしハリーにとっての今現在の・・・

最大の課題にして一番の懸念材料は最新鋭の箒「ニンバス2001」に乗ったスリザリン・チームをいかにして破るのか?ということでした。ところが試合が始まってみると思わぬ事態がハリーを待ち受けていたのでした。

特定のブラッジャーがハリーだけを狙い撃ちして執拗に追いかけて来るのです。ハリーがブラッジャーから逃げ回っている光景を見てドラコはハリーに「バレエの練習かい?」などと言って来たのでした。

憎むべきドラコ・マルフォイのほうを睨むように振り返ったハリーが見たものは金色のスニッチでした。ドラコの左耳のわずかに上のほうを漂っていました。ドラコはハリーを笑うのに気を取られて気づいていません。

スピードを上げてマルフォイのほうに飛びたい!そう思ったハリーだったのですがドラコが上を見てスニッチを見つけてしまうかもしれないとハリーは空中で一瞬立ち往生してしまったのでした。

ほんの1秒のスキにブラッジャーがついにハリーを捕えて肘を強打したのでした。ハリーは腕が折れたのを感じたのでした。燃えるような腕の痛みで意識が薄れる中でハリーの脳裏に浮かんだのは?

マルフォイのところへ行け。

ハリーはドラコの嘲笑うような顔に向かって急降下しました。ハリーが襲って来ると思ったらしくドラコの目が恐怖で大きく見開かれるのが見えました。ドラコは息を呑みハリーの行く手を避けて疾走したのでした。

試合終了後ドラコはキャプテンのマーカス・フリントに怒鳴りつけられることになってしまったのでした。スニッチが自分の頭の上にあったのに気づかなかったからです。こうしてスリザリン・チームは・・・

最新鋭の箒「ニンバス2001」に乗ってリードを奪ったもののハリーにスニッチを握られて逆転負けしてしまったのでした。

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グリフィンドールの選手は誰1人としてお金で選ばれたりしていない。こっちは純粋に才能で選手になったのよ。せっかく寮の選手になれたというのに冷や水をかけるような言葉を浴びせて来るハーマイオニーに対してドラコが言い放った差別的な言葉とは?(全3項目)

3-1.スリザリン・チームの新メンバー
ハリー2年目のホグワーツでの学生生活はギルデロイ・ロックハートが廊下を歩いて来るのが見えるたびに隠れたり1年生のコリン・クリービーが1日に6回も7回も声をかけて来るのに随分時間を取られることになったのでした。

何より厄介だったのがコリン・クリービーでした。どうやらハリーの時間割を暗記しているようなのです。そのため頻繁にハリーの前に現れハリーが「どれだけ迷惑そうな声」を出そうがハリーに返事をしてもらう毎に・・・

コリンは最高にワクワクしているようでした。週末の土曜日もハリーはロンとハーマイオニーと一緒にハグリッドの小屋を訪ねる予定になっていたのに突如としてクィディッチの練習ということになり・・・

ユニフォームに着替えてハリーが談話室に下りて来ると早速カメラを持ったコリン・クリービーが現れてクィディッチ競技場にまでついて来たのでした。客席で写真を撮りまくっているコリンを見て・・・

キャプテンのオリバー・ウッドは「スリザリンのスパイじゃないか?」と言ったのですが、それに対してジョージが「スリザリンにスパイなんて必要ない」と言ったのでした。何故なら・・・

「ご本人たちがお出まし」だからだと言うのです。確かにジョージが指差すほうを見るとグリーンのローブつまりスリザリン・チームのユニフォームを着た一団が競技場に入って来る所でした。

オリバー・ウッドが「僕が予約したんだぞ」と抗議するとスリザリン・チームのキャプテンのマーカス・フリントが「スネイプ先生が特別にサインしてくれたメモがある」と言うのです。それは・・・

本日クィディッチ・ピッチにおいて新人シーカーを教育する必要があるためスリザリン・チームが練習することを許可すると言うのです。すると目の前の大きな6人の後ろから小さな7番目が現れたのでした。

それがドラコ・マルフォイだったのです。

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6月5日が誕生日ということで先週と今週の2週間に渡ってドラコ・マルフォイを取り上げています。今週は第2巻「秘密の部屋」のドラコをお届けすることにします。ハリーが偶然迷い込んだ所に現れたドラコだったのですが一緒に来たのが誰あろう・・・(全3項目)

3-1.ボージン・アンド・バークスにて
学校に必要な物を買い揃えるために煙突飛行粉でダイアゴン横丁に向かったハリーとウィーズリー一家一行だったのですがハリーは何分にも初めてのことだったので迷子になってしまい到着した所は?

手前のショーケースにはクッションに載せられた「しなびた手」やら血に染まった「トランプ」などが置いてあって何やら怪しげな雰囲気です。一刻も早くここを出たほうがいいと思ったハリーだったのですが・・・

こんな最悪の時に一番会いたくない人物が現れてしまったのでした。それがドラコ・マルフォイだったのです。一緒に店に入って来たのは父親のようでした。ハリーはとっさに大きな黒いキャビネット棚に隠れたのでした。

ドラコは義眼に手を伸ばしていましたが父親に「一切何も触るんじゃないぞ」と注意されていました。さらに父親はドラコに「競技用の箒を買ってやると言ったんだ」と言いましたがドラコはすねて不機嫌な顔をしながら・・・

「寮の選手に選ばれなきゃ意味がない」と不満を漏らしていたのでした。そして次にはハリーについての悪口雑言を吐き始めたのでした。ハリー・ポッターなんか去年ニンバス2000を貰ったんだと・・・

グリフィンドールの寮チームでプレイできるようにとダンブルドアから特別な許可も貰ったんだと。大して上手くもないのに額に傷があって単に有名だから寮の選手に選ばれたなどと言っていたのでした。

そんなハリーに対して不満を漏らすドラコにルシウス氏は「今ハリー・ポッターが好きではないなどという素振りを見せることは賢明ではないぞ」と息子を諌めたのでした。何故なら現在は魔法界の大多数の者が・・・

ハリーを「闇の帝王を消したヒーロー」として扱っているのだからと・・・

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ドラコは必死になってマクゴナガル先生に訴えたのでした。誤解です。ハリー・ポッターがドラゴンを連れて来るんです。しかし!そんなドラコにマクゴナガル先生が言い渡した非情の通告とは?(全3項目)

3-1.ドラゴン
そんなわけでハグリッドがドラゴンの卵を入手したことをドラコが「どうやって知ったのか?」は不明ですが、おそらくはロンとハリーに仕返しをする機会を伺って図書室で勉強している3人に・・・

気づかれないように張り付いていたんじゃないかな?と私は思いますね。そして図書室でのハリーたち3人とハグリッドの会話を聞いたんじゃないかな?と思います。そして「これだ!」と思ったんじゃないかと思います。

そんなドラコの行動にハリーが気づいたのはヘドウィグがハグリッドの「いよいよ孵るぞ」の手紙を運んで来た時でした。「薬草学」の授業をサボってハグリッドの小屋に行こうとしていたロンを・・・

ハーマイオニーが「そんなことをしたら面倒なことになる」と言っていた時でした。ハリーが数メートル先で立ち止まって聞き耳を立てているドラコに気づいたのでした。ハリーは2人に「黙って!」と・・・

小声で注意したのでした。ハリーはドラコが2人の会話を「どこまで聞いたのか?」がとても気がかりになったのでした。結局3人は午前中の休憩時間にハグリッドの小屋に行くことにしたのでした。ところが・・・

卵の殻を破ってドラゴンが生まれて来る瞬間を見ていたのはハグリッドとハリーたち3人だけではなかったのです。遠目に見ても「その姿」はまぎれもない。ハリーが小屋の窓から見たのはドラコ・マルフォイでした。

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「マルフォイのお陰で買っていただきました」飛行訓練の授業の際に自分が取った行動がキッカケになって結果としてハリーをクィディッチのグリフィンドール・チームに入れることになってしまったドラコ!試合での大活躍でハリーに対する恨みと妬みを募らせたドラコがしたこととは?(全3項目)

3-1.ニンバス2000とドラコ
決闘の約束をしていたトロフィー室に現れなかったドラコに「どうやって仕返しをしようか?」と思っていたハリーとロンだったのですが、そのチャンスは1週間後に郵便と共にやって来たのでした。

6羽のふくろうが競技用の箒「ニンバス2000」を運んで来たのでした。1時間目が始まる前に2人だけで箒を見ようと急いで大広間を出たハリーとロンだったのですが行く手で待ち構えていたのが・・・

クラッブとゴイルでした。ドラコがハリーの包みをひったくって中身を確かめるように触ると「箒だ」と言ってハリーに包みを投げ返したのでした。そして妬ましさと苦々しさの入り混じった表情でこう言ったのでした。

「今度こそおしまいだなポッター。1年生は箒を持っちゃいけないんだ」

ロンとドラコが言い争いをしている所にフリットウィック先生が現れたのでした。最初にハリーと出会った時には「競技用の箒をこっそり持ち込んでやる」と言っていたことは棚に上げてドラコは・・・

フリットウィック先生に早速「ポッターの所に箒が送られて来たんですよ」と言いつけたのでした。しかしフリットウィック先生は意に介さない様子でハリーに「箒は何型かね?」と訊ねたのでした。

ドラコのひきつった顔を見て笑いを必死で堪(こら)えながらハリーは「ニンバス2000です」と答えたのでした。そしてさらに「実はマルフォイのお陰で買っていただきました」と付け加えたのでした。

ドラコは怒りと当惑をむき出しにした顔をしたのでした。そしてハリーとロンは笑いを押し殺しながら階段を上がり大理石の階段の上まで来た時に思う存分笑ってやったのでした。つまりはドラコが・・・

ネビルの「思い出し玉」を拾ってくれたお陰でハリーはチームに入れたというわけだったんですよね。

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飛行訓練の授業の時といい真夜中の決闘の件といいハリーを退学にするチャンスが1日に2度もあったのに不思議なことにハリーは「そのピンチ」を2度とも切り抜けてしまったのでした。何てあいつは悪運の強い奴なんだ。そしてさらなる衝撃がドラコを待ち受けていたのでした。(全3項目)

3-1.初めての「魔法薬学」の授業
「アスフォデルの球根の粉末にニガヨモギを煎じた物を加えると何になるか?」

こうしてドラコのホグワーツでの学生生活は始まったわけなんですが初めて受けた「魔法薬学」の授業は「あの有名人」ハリー・ポッターの名指し指名という異例の展開でスタートを切ったのでした。

スネイプは生徒を2人ずつ組にしておできを治す簡単な薬を調合させたのでした。ドラコはどうやら「お気に入りの生徒」のようでドラコ以外の生徒のほとんどは注意を受けたのでした。

ドラコが角ナメクジを完璧に茹でたから見るようにとスネイプが言ったのと時を同じくして地下牢教室全体に強烈な緑色の煙が上がりシューシューと大きな音が広がったのでした。騒動の元はネビルでした。

ネビルはどういうわけかシェーマス・フィネガンの大鍋を溶かして小さな塊にしてしまったのでした。さらには大鍋が割れた時にグッショリ薬を被ってしまい腕や足に真っ赤なおできが噴き出して・・・

痛みのために呻き声を上げていたのでした。スネイプは苦々しげにシェーマスにネビルを医務室に連れて行くよう命じた後に怒りの矛先を隣で作業をしていたハリーに向けたのでした。

「針を入れてはいけないと何故言わなかった?彼が間違えば自分の方がよく見えると考えたな?グリフィンドールはもう1点減点」スネイプの余りに理不尽な減点理由にハリーは言い返そうとしましたが・・・

ロンが小声で「辞めたほうがいい」と囁いたのでした。そんなことをすればスネイプは「ものすごく意地悪になる」と言うのです。こうして「魔法薬学」のクラスではいきなり最初の授業でドラコとハリーの・・・

扱いの優劣の差が歴然として明らかになったというわけなんですよね。

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さて!かねてからの予告通り昨日6月5日が誕生日ということで今週と来週の2週間に渡ってドラコ・マルフォイを取り上げることにします。今回は第1巻「賢者の石」の初登場シーンから順番にドラコの登場シーンを行けるところまで振り返ってみることにしました。(全3項目)

3-1.初登場シーン「ハリーとの出会い」
ご存知のようにハリーポッター・シリーズというのは冒頭の幾つかの章を除いては主人公ハリーの視線で書かれているので多くの登場人物はハリーとの初対面を果たした時が初登場シーンということになります。

ドラコ・マルフォイもまた同様で「賢者の石」117ページでハリーが初めて足を踏み入れたマダムマルキンの洋装店で2人は初対面を果たしたのでした。その時のハリーのドラコに対する印象はと云えば?

その男の子は気だるそうな気取った話し方をする子で「父親を脅して1本買わせて競技用の箒をこっそり持ち込んでやる」などと言っているのでダドリー・ダーズリーにそっくりだとハリーは思ったのでした。

さらにアイスクリームを持って戻って来たハグリッドを見て「一種の召使いだろ」とか「野蛮人だって聞いたよ」などと言うのでハリーは話せば話すほどドラコのことが嫌いになっていったのでした。

互いに名前を名乗る前にマダム・マルキンが「さあ終わりましたよ」と声をかけてくれたのでハリーは「この子との会話を止める口実ができて好都合だ」とばかりに踏み台から跳び降りたのでした。

最後にドラコは「ホグワーツで会おう」とハリーに声をかけたのですが目の前にいる男の子が「あの有名な」ハリー・ポッターだということは全く気づかないままだったというわけなんですよね。

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ロミルダ・ベインが自分の思いを遂げるためにハリーに「愛の妙薬」を盛ろうとした行為はまだまだ「無邪気な企て」と云えなくもないですが、それが後に魔法界を大きく揺るがす史上最強の闇の魔法使いヴォルデモート卿の誕生に繋がって行くということになると・・・(全3項目)

3-1.メローピー・ゴーントがトム・リドルに
ゴーントの小屋を頻繁に馬で通り過ぎていたハンサムなマグルそれがトム・リドル・シニアでした。驚くべきことに代々純血を誇りにして来たゴーント家の1人娘メローピー・ゴーントが密かに胸を焦がしていたのは?

何と!マグルの男だったのです。父親に怯(おび)えている時にはメローピーの魔力は十分に生かされている。つまり発揮しているとは云えない状況でした。その父親マールヴォロが1人息子のモーフィンと共に・・・

アズカバンに投獄されて1人になった時メローピーは生涯で初めて自分の能力を完全に解き放ち18年間の絶望的な生活から逃れる手はずを整えることができたのでした。そんなメローピーがしたこととは?

トム・リドルにマグルの女性を忘れさせ代わりに自分と恋に陥るようにするためにメローピーが講じた手段が「愛の妙薬」だったというわけなんですよね。こうしてゴーント父子がアズカバンに送られて数ヵ月後には・・・

リトル・ハングルトンの村は「とんでもない醜聞」で沸き返ったのでした。事もあろうに大地主の息子が碌(ろく)でなしの娘のメローピーと駆け落ち結婚をしたのでした。そしてメローピー・リドルは・・・

後にヴォルデモート卿となる男の子を産んだのですが・・・

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さて!最近「人」「人」「人」と結構同じカテゴリーが続いたので今日と明日の2日間は少し趣きを変えた内容の記事にしてみることにしました。何としても思いを遂げたいという人にとっては良薬のようですが使い方を誤ると劇薬になってしまうようです。(全3項目)

3-1.改めて「愛の妙薬」について
ハリーポッター・シリーズの副読本の内の1冊「幻の動物とその生息地」にもチラリと愛の妙薬のことが出て来ます。それはアッシュワインダーという真っ赤に輝く目をした灰白色の細い蛇で・・・

魔法火を長時間ほったらかしで燃やし続けると創り出されるんだそうです。アッシュワインダーの寿命はたったの1時間で生きている内に暗い隔離された場所に卵を生みつけるんだそうです。

アッシュワインダーの卵は鮮やかな赤で高熱を発し住居を火事にするのでアッシュワインダーが家の中にいると気づいた魔法使いは早急に卵を見つけて凍結させなくてはならないんだそうです。

しかし凍結したアッシュワインダーの卵は丸ごと食べれば熱さましとしても使えますし「愛の妙薬」の原料として大変な価値があるのだそうです。アッシュワインダーは洋の東西を問わず世界中に存在するんだそうです。

プリンス上巻282ページでホラス・スラグホーンは世界一強力な愛の妙薬「魅惑万能薬」について「この薬は実際に愛を創り出すわけではない」と言っていますね。愛を創ったり模倣したりすることは不可能だと・・・

「魅惑万能薬」は単に強烈な執着心や強迫観念を引き起こすだけだと言っていますね。したがって今この教室にある「真実薬」や「ポリジュース薬」よりも危険で強力な薬であろうとも言っているんですよね。

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