何ゆえドビーはあれほどまでにハリーのことを心配したのか?そしてドビーは「そんな危険な所に戻らせるわけにはいかない!」ということでハリーがホグワーツに戻ることを全力で阻止しようとしたのでした。ハリーにとっては「ありがた迷惑」以外の何物でもなかったのですが最終的に2人が得たものとは?(全3項目)

3-1.ポッター家との関係?
何ゆえドビーはあれほどまでにハリーのことを心配したのか?

秘密の部屋45ページではフレッドが屋敷しもべ妖精がいるのは「魔法族の旧家でしかもお金持ち」と言っていますね。さらにジョージが説明する所によると母親のウィーズリーおばさんはアイロンかけするしもべ妖精が・・・

欲しいと頻繁に言っているそうなんですが、屋敷しもべ妖精がいるのは大きな館とか城などで決して「隠れ穴」のような小さな住居には来ないとのことです。つまりジョージに言わせればウィーズリーおばさんの願いは・・・

「ないものねだり」というわけなんですよね。そしてご存知のようにグリンゴッツのポッター家の金庫には初めて行った時にはハリーが「あっ!」と驚くほどの金貨の山また山さらに銀貨も銅貨もザックザクということで・・・

当然ゴドリックの谷のハリーを含めたポッター一家が住んでいた家には屋敷しもべ妖精がいたと十分に考えられる。つまりドビーはハリーの両親がヴォルデモート卿に殺されるまではポッター家に仕えていたのではないか?

そしてポッター夫妻が死んだ後はドビーはマルフォイ家に仕えるようになった。だからドビーはポッター家の最後の生き残りであるハリーのことが「心配で心配でならないのでは?」という説を私はハリポタ関連サイトで・・・

見たことがありますし私もそう思いますね。(笑)

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ハーマイオニーとしては「屋敷しもべ妖精のために自分ができることなら何でもやる!」という気持ちだったんでしょうが、残念ながらハーマイオニーの思いはしもべ妖精に届かなかったばかりか再びドビーに迷惑をかけることになってしまったのでした。そして最後の時にも・・・(全3項目)

3-1.ハーマイオニーとの関係、その1
ハーマイオニーにしてみれば初めてホグワーツの厨房に足を踏み入れた時に「あのお給料を要求している」という屋敷しもべ妖精のドビーに会えたということで気持ちは一気に最高潮に達したのです。ドビーの話を聞いて・・・

厨房を出た後ハーマイオニーは大理石の階段に戻る道を先頭に立って歩きながら「あの妖精たちにとって最高のことが起こったと言えるんじゃないかしら」と言ったのでした。しかしそこでハリーが1つ懸念を示したのでした。

「ウィンキーのことをあんまりよく見なければいいけど」

ハーマイオニーはドビーがここホグワーツに働きに来たということで他の妖精たちは「ドビーが自由の身になってどんなに幸せかを見て自分たちも自由になりたいと徐々に気づくんだわ!」と興奮して言っていたのですが・・・

2度目にハリーたち3人が厨房を訪れた時にやはりハリーの示した懸念が当たっていたことをハーマイオニーは痛感させられることになってしまったのでした。ハーマイオニーの思いは屋敷しもべ妖精たちには届かなかったのです。

ドビーがハーマイオニーに「どうぞドビーのことは別にしてくださいませ」と言って他のしもべ妖精たちの顔からは笑顔が消えハーマイオニーを狂った危険人物を見るような目で見ていたのでした。こうしてハリーたちは・・・

ホグワーツの厨房から追い出されてしまったのでした。しかしハーマイオニーがドビーにかけた迷惑はこれだけではなかったのです。

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マルフォイ家から解放された後ドビーは新しい勤め口を探したのですが、残念ながらウィンキーに言わせれば「身分不相応の高望みをしたため」ドビーを雇ってくれる魔法使いはなかなか現れなかったのでした。そうこうする内にそのウィンキーまでもが自由になってしまったのでした。そこでドビーが思いついたのが・・・(全3項目)

3-1.ウィンキーとの関係、その1
「世間は広いようで狭い」と云うか?ローリングさんが敢えてわざとそうしたのかどうかは不明ですが、ハリーが出会った2人目の屋敷しもべ妖精のウィンキーはドビーのことを知っていたのです。ハリーとウィンキーは・・・

2人が出会ったのはクィディッチ・ワールドカップの決勝戦の貴賓席でした。ハリーが「ドビーは自由になって元気にやってる?」と訊くとウィンキーは「ドビーは自由で頭がおかしくなった」と言うのです。その理由は?

ウィンキーは悲しげに「身分不相応の高望みをしている」と言うのです。それは仕事にお手当てつまり給料を貰おうとしているのだそうです。ハリーはポカンとして「何故給料を貰っちゃいけないの?」と訊いたのですが・・・

ウィンキーは「そんなこと考えるだに恐ろしい」という顔をして「屋敷しもべはお手当てなどいただかないのでございます!」と言ったのでした。ウィンキーに言わせればドビーは「のぼせて思い上がっている」のだそうです。

屋敷しもべ妖精にふさわしくないのだそうです。だから「どこか良い家庭を見つけて落ち着きなさい」と言っているのだそうです。ところがそのウィンキーも自由になりドビーと2人で同じ職場で働くことになったんですよね。

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さて!来たる6月28日がドビーの誕生日ということで今月の後半は屋敷しもべ妖精を取り上げています。今週はそのドビー自身と個々の登場人物との関係について考えてみたいと思います。ドビーといえば初登場時にはマルフォイ家に仕えていたのですが残念ながらお世辞にも良好な関係とは云えなかったようです。そして・・・(全3項目)

3-1.マルフォイ一家との関係
知っての通りハリーポッター・シリーズは基本的には一部の章を除いては主人公ハリーの目線でストーリーが展開されているので「ドビーがマルフォイ家でどう過ごしていたのか?」を示す具体的な描写は一切登場しません。

したがってドビー本人が話す内容から「こんな風だったらしい?」と想像あるいは推測するしかないというわけなんですが、前述のように残念ながら「お世辞にも良好な関係とは云えなかったようだ」ということのようですね。

「ドビーめはハリー・ポッターがホグワーツに戻ったと聞いた時、あんまり驚いたのでご主人様の夕食を焦がしてしまったのです!あんなにひどく鞭打たれたのは初めてでございました」

秘密の部屋264ページでドビーはハリーにこう言っていますね。さらにハリーが怒りのあまり声を荒げて「さっさと出て行かないと君を絞め殺してしまうかもしれない」と言うとドビーはこうも言っているんですよね。

「ドビーめは殺すという脅しには慣れっこでございます。お屋敷では1日5回も脅されます」

ドビーが自分が着ている汚らしい枕カバーの端で鼻をかむとハリーはその様子があまりにも哀れだったので、それまでの強い怒りが一転して潮のように引いて行くのを感じたのでした。そしてハリーはドビーに訊いたのでした。

「ドビー、どうしてそんな物を着ているの?」

ドビーは「これは屋敷しもべ妖精が奴隷だということを示している」と答えたのでした。ドビーはご主人様が衣服をくれた時に自由になることができる。そのためマルフォイ家の家族全員がドビーにはソックスの片方さえ・・・

渡さないように気をつけているのだそうです。そこでハリーは学期末にルシウス・マルフォイ氏にソックスの片方を捨てさせてドビーに拾わせるように仕向けてドビーを自由にしたというわけなんですよね。そして・・・

ハリーとドビーは約一年半後にホグワーツの厨房で再会を果たしたというわけです。

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最初の2年間というものは屋敷しもべ妖精のことに関しては言うこと成すことの全てが裏目に出てしまっていたハーマイオニーだったのですが、ようやく実を結び始めたのは最終学年の年度になってからのことだったのです。やっとこさ「屋敷しもべ妖精のために頑張っていたのよ!」と胸を張れるようになったのです。(全3項目)

3-1.再びすれ違う思い
ハーマイオニーはどうやら夏休みに入った直後に「そのアイデア」を思いつき準備を進めていたようです。学期初日ハーマイオニーはカバンから何やら妙な形の毛糸編みを2つ出して来て暖炉脇のテーブルに置いたのでした。

そしてくしゃくしゃになった羊皮紙の切れ端2~3枚などでそれを覆って隠したのでした。ロンが「何をおっぱじめたんだ?」と正気を疑うような目をして訊くとハーマイオニーは「屋敷しもべ妖精の帽子よ」と答えたのでした。

ロンは「しもべ妖精の帽子を置いとくのか?」と訊いた後さらに「ゴミくずで隠しているのか?」とも訊いたのでした。ハーマイオニーは挑戦するように「そうよ」と答えましたがロンは「そりゃないぜ」と怒ったのでした。

ロンは「連中を騙して帽子を拾わせようとしている。自由になりたがっていないのに自由にしようとしているんだ」と抗議しましたが、ハーマイオニーは「もちろん自由になりたがっているわ!」と反論した後ロンに・・・

「絶対帽子に触っちゃダメよ!」と言って寝室に行ってしまったのでした。翌日の朝大広間で会ったハーマイオニーが何だかうれしそうなのでロンが「何がそんなに幸せなのか?」と訊くとハーマイオニーはロンに・・・

「帽子がなくなっているわ。しもべ妖精はやっぱり自由が欲しいのよ」と答えたのでした。ところが「実はホグワーツの屋敷しもべ妖精は自由になどなりたがっていない」ということをハリーが知ることになったのでした。

それはある晩ハリーが談話室で眠り込んでしまった時でした。ハリーがふと起こしてくれたドビーを見ると数え切れないほどのソックスを履いているのに気づいたのでした。お陰で足が体と不釣合いに大きく見えたのでした。

「君はハーマイオニーの置いていった服を全部取っていたの?」

そう訊ねるハリーにドビーはウィンキーにも少し分けてあげたと言った後「もう誰もグリフィンドール塔をお掃除しようとしないのでございます」とも言ったのでした。それは帽子や靴下があちこちに隠してあるから・・・

だからホグワーツの屋敷しもべ妖精たちは侮辱されたと思っているのだそうです。ハーマイオニーの取った措置は結果としてドビー1人に負担のしわ寄せを強いることになってしまっていたというわけなんですよね。

またしてもハーマイオニーの取った行動は空回りに終わってしまったというわけなんですよね。

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フレッドから厨房への入り方を聞き出したハーマイオニーは自分の思いを伝えるためホグワーツの屋敷しもべ妖精の元に乗り込んだのでした。しかし極めて残念なことにハーマイオニーの熱意は伝わらなかったのでした。そして失意の内に5年生になったハーマイオニーはロンドンの不死鳥の騎士団の本部で・・・(全3項目)

3-1.ドビーとの出会い
「簡単さ。果物が盛ってある器の絵の裏に隠し戸がある。梨をくすぐればいいのさ。するとクスクス笑う」

こうして「第1の課題」終了後にフレッドから厨房への入り方を聞いたハーマイオニーだったのですが、そこではハリーもビックリ仰天する人との出会いが待ち受けていたのでした。ハリーとロンが大広間や図書室など・・・

いそうな場所を探してもハーマイオニーが全く見つからないので、グリフィンドール塔に戻って来るとバタバタと走る足音がしてハーマイオニーが現れたのでした。ハーマイオニーは息を切らして何やら興奮した様子で・・・

ハリーの腕を掴むとハリーを一気に屋敷しもべ妖精のいる厨房まで引っ張って行ったのでした。ハリーとロンは入口の手前でそのことに気づいたのですが、ハーマイオニーは「問答無用」といった感じでハリーを・・・

しもべ妖精のいる厨房へと押し込んだのでした。そしてハリーが厨房に入った次の瞬間には部屋の真ん中から何やら小さな物がハリーに向かってキーキー声で叫びながら駆けて来たのでした。それは何と驚くべきことに・・・

ドビーだったのです!

あの給料を要求しているという屋敷しもべ妖精のドビーに出会えたということでハーマイオニーは有頂天になっていたのでした。しかしハーマイオニーが抱いている理想を実現するのはまだまだ遠い道のりだということを・・・

同時に痛感されられることにもなったのでした。

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こうして「しもべ妖精福祉振興協会」を設立して屋敷しもべ妖精の権利獲得のために立ち上がったハーマイオニーだったのですが、ハーマイオニーの意見に真っ向から異を唱える人物が次々と現れたのでした。ある人は精神論を説き、またある人は理路整然と・・・(全3項目)

3-1.生徒の多くは?
そんなわけで一念発起して「しもべ妖精福祉振興協会」を設立したハーマイオニーだったのですが、残念ながら結成後の進捗状況はハーマイオニーの熱意とは裏腹に遅々として進まなかったのでした。というのも・・・

ハリーもロンもバッジ代の2シックルを出したものの、その後の2人の態度や行動はお世辞にも協力的とは云えませんでした。結果としてハーマイオニー1人だけが孤軍奮闘することになってしまったというわけなんですよね。

ハーマイオニーは毎晩グリフィンドールの談話室を精力的に駆け回り生徒たちを追い詰めては鼻先で寄付集めの空き缶を振ったのでした。ハーマイオニーは激しい口調でこう言い続けていたのでした。その結果は?

「ベッドのシーツを替え暖炉の火を熾し教室を掃除し料理をしてくれる魔法生物たちが無給で奴隷働きをしているのを皆さんご存知ですか?」

ネビルなど何人かはハーマイオニーに睨みつけられるのが嫌だったのでしかたなく2シックルを出したのでした。また他の何人かはハーマイオニーの言うことに少しは関心を持ったようです。しかしそれ以上に積極的に・・・

運動に関わることには乗り気ではありませんでした。生徒の多くは冗談扱いしていたのでした。中でもとりわけバッジを買うことを強く拒否していたのはウィーズリー家の双子の兄弟フレッドとジョージだったのです。

そして10月30日の朝にも・・・

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さて!来たる6月28日は屋敷しもべ妖精のドビーの誕生日ということで、今月の後半はそれに関連して屋敷しもべ妖精のことを取り上げてみることにしました。しもべ妖精と云えば「この人」ということで、今週はハーマイオニーが屋敷しもべ妖精のために「何をしたのか?」を改めて振り返ってみたいと思います。(全3項目)

3-1.ウィンキーとの出会い
ハーマイオニーも当然ドビーのことはハリーから聞いて2年生の時から知っていたわけなんですが、屋敷しもべ妖精のことを強く意識するようになったのはやはりクィディッチ・ワールドカップの決勝戦の貴賓席で・・・

ウィンキーと出会ったからというわけなんですよね。そこでハーマイオニーはウィンキーとの会話を通じて「屋敷しもべ妖精は給料も貰わずにタダ働きしている」という厳しい現実を知らされることになったというわけです。

そしてキャンプ場で不可解な行動を取っていたウィンキーを見かけた時ハーマイオニーは「屋敷妖精ってとっても不当な扱いを受けているわ」と憤慨したのでした。しかし実は今にして思えばその時のウィンキーは・・・

クラウチ・ジュニアを騒ぎを起こしている連中から引き離そうとしていたというわけです。ハリーもロンもそしてハーマイオニーもそういった事情を知らなかったんですよね。そんなハーマイオニーだったのですが・・・

9月1日に学校に戻ると・・・

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三大魔法学校対抗試合の「第3の課題」が行われた日にヴォルデモート卿は復活し、ハリーはセドリック・ディゴリーの遺骸を抱えて命からがらホグワーツ魔法魔術学校に戻って来たのでした。そのセドリックの死をドラコが軽々しく口にしたことでハリーの怒りが炸裂してドラコ、クラッブ、ゴイルの3人は?(全3項目)

3-1.学期最後の日のドラコ
こうして三大魔法学校対抗試合の最後の課題が行われた日にヴォルデモート卿は復活し、ハリーはセドリック・ディゴリーの遺骸を抱えて命からがらホグワーツ魔法魔術学校に戻って来たというわけなんですよね。そして・・・

学期最後の日。ダンブルドア校長はホグワーツの生徒並びにダームストラング・ボーバトン両校の代表団を前にして「セドリック・ディゴリーはヴォルデモート卿に殺された」と宣言したのでした。それを受けて大広間は・・・

全員が一斉に「まさか」という面持ちで恐ろしそうにダンブルドアを見つめ恐怖に駆られたざわめきが走ったのでした。しかしスリザリンのテーブルではドラコがクラッブとゴイルに何事か囁いているのをハリーは見たのでした。

そしてドラコを含めたスリザリンの多くの生徒たちはセドリック・ディゴリーの時とは一転してハリーの名前を唱和せず起立もせず頑なに席に着いたままゴブレットに手も触れずにいたのでした。この行為の意味することとは?

後にハリーはシリウスを含めた不死鳥の騎士団のメンバーから説明を受けることになるのですが、ヴォルデモート卿はハリーが生きてホグワーツに戻ることを望んでいなかった。そして一番知られたくない人物すなわち・・・

アルバス・ダンブルドアにヴォルデモート卿が復活したことを伝えてしまった。ドラコたちスリザリンの生徒の多くがハリーに対してゴブレットを掲げなかったのは「そのことに抗議する行動だった」というわけなんですよね。

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「第3の課題」当日の朝その記事が日刊予言者新聞に掲載された時にはドラコを筆頭にしてスリザリン生たち全員が笑顔で得意満面といった表情を浮かべていたのですが、ハリーは「僕にちょっと愛想が尽きたみたいだね」と気軽に言って意に介さなかったのでした。その記事の内容とは?(全3項目)

3-1.変身術の教室から・・・
ハリー、ロン、ハーマイオニーの3人がそのドラコの現場を目撃したのは「変身術」の教室からだったのです。

学校中のあらゆる所でハリーたち3人にばったり出くわすのにうんざりしたマクゴナガル先生が空いている「変身術」の教室を昼休みに使ってもいいとハリーに言ってくれたのです。その瞬間を見つけたのはロンでした。

ロンが窓際に立って校庭を見下ろしながら「あれ見ろよ。マルフォイの奴、何やってるんだ?」と言って2人を呼んだのでハリーとハーマイオニーが駆け寄ってみるとドラコ、クラッブ、ゴイルの3人が校庭の木陰にいて・・・

クラッブとゴイルは見張りに立っているようでした。2人ともニヤニヤしていました。ドラコはと云えば口のところに手をかざして何やらしゃべっています。まるでトランシーバーで話しているようだとハリーは思ったのでした。

結局その時ハリーたちはハーマイオニーに促されて即座に練習に戻ってしまったのですが、そこで見たことが後にハーマイオニーがリータ・スキーターの正体を見破る重要な手がかりになったというわけなんですよね。

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新学期が始まって早々の9月以来のクリスマス・ダンスパーティ後の「日刊予言者新聞」には再びドラコを喜ばせる記事が載ったのでした。しかし極めて残念なことにドラコが期待する事態には至らなかったのでした。しかしドラコはハリーを陥れるネタをリータ・スキーターに提供していたのです。その記事が載ったのは?(全3項目)

3-1.クリスマス・ダンスパーティ
すったもんだの末に何とかようやくパートナーを見つけることが出来たハリーだったのですが、これからパーティの冒頭でダンスをしなくてはならないと思うと「このまま談話室に残っていたい」と思うハリーだったのでした。

玄関ホールも生徒でごった返していました。違う寮のパートナーと組む生徒は互いを探して人混みの中を縫うように歩いていました。パーバティは妹のパドマを見つけてハリーとロンの所に連れて来たのでした。そして・・・

スリザリンの一群が地下牢の寮の談話室から階段を上がって現れたのでした。ドラコが先頭でした。黒いビロードの詰襟ローブを着たドラコは英国国教会の牧師のようでした。そのドラコの腕にしがみついていたのが・・・

フリルだらけの淡いピンクのパーティドレスを着てドラコの隣にいたのがパンジー・パーキンソンでした。クラッブとゴイルは2人とも緑のローブで苔むした大岩のようでした。どちらもパートナーは見つからなかったようです。

正面玄関の扉が開くとダームストラングの生徒がカルカロフ校長と一緒に入って来たのでした。一行の先頭はクラムでブルーのローブを着たハリーの知らないかわいい女の子を連れていました。ところが!その女の子が・・・

ハーマイオニーだったのです!

しかし全くハーマイオニーには見えません。髪をどうにかしたらしくボサボサと広がった髪ではなくつややかで滑らかな髪でした。頭の後ろで捻り優雅なシニョンに縫い上げて立ち居振る舞いも普段とどこか違っていたのでした。

代表選手とそのパートナーが大広間に入って行くとパンジー・パーキンソンは穴が空くほどハーマイオニーを見つめていましたし、ドラコでさえハーマイオニーのあまりの美しさに侮辱する言葉が一言も見つからないようでした。

ドラコもハリーも今夜のハーマイオニーには驚愕させられたというわけなんですよね。

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先週に引き続き今週も第4巻「炎のゴブレット」のドラコをお届けします。ハリーが正規の枠外で三大魔法学校対抗試合の代表選手に選ばれてしまったので「ここで攻撃しない手はない!」とばかりにハリーを攻め立てたドラコだったのですがハリーが「第1の課題」をクリアしてしまうと・・・(全3項目)

3-1.ここぞとばかりに・・・
そんなわけで「魔法生物飼育学」の授業の時にはハグリッドがかばってくれましたが「魔法薬学」の時にはハリーの味方はハーマイオニー1人きりだったためまるで拷問を受けているようでした。そして2度目の授業では・・・

昼食を終えてハリーとハーマイオニーの2人が地下牢教室の入口に来ると並んでいたスリザリン生全員が大きなバッジをつけていたのでした。薄暗い地下廊下で赤い蛍光色の文字が燃えるように輝いていたのでした。そこには?

セドリック・ディゴリーを応援しよう。
ホグワーツの真のチャンピオンを!

ハリーが近づくとドラコは大声で「気に入ったかい?」と言って来たのでした。さらにそのバッジには別の文字が浮かぶように魔法がかけられていたのです。ドラコがバッジを胸に押し付けると赤文字が消えて緑色に光る・・・

別の文字が・・・

汚いぞ、ポッター

ハーマイオニーが皮肉たっぷりに「とっても面白いじゃない。本当にお洒落だわ」と言うとドラコは「1つあげようか?」と言ってバッジを差し出したのでした。しかし自分の手には触らないで欲しいと言うのです。それは?

手を洗ったばかりだから「穢れた血」でベットリにされたくないんだよのドラコの一言でハリーは無意識の内に杖を抜きハーマイオニーの静止も無視してドラコに向かって「ファーナンキュラス!鼻呪い!」と唱えたのでした。

同時にドラコも「デンソージオ!歯呪い!」と叫んだのでした。2人の呪文が空中でぶつかりハリーの呪文はドラコにではなくゴイルの鼻に命中しましたがドラコの呪文はハーマイオニーに当たったのでした。その結果・・・

ハーマイオニーはドラコのかけた呪いのせいで歯が伸びて医務室に駆け込むハメになり、ハリーは生徒では唯一の理解者であるハーマイオニー抜きで「魔法薬学」の授業に臨むという最悪の展開になってしまったのでした。

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マッド・アイ・ムーディに純白のケナガイタチに変身させられてしまったため「魔法生物飼育学」の授業ではハグリッドに昨年度の意趣返しをされるハメに陥ってしまったドラコだったのですが「あっ!」と驚く意外な人物が意外な形で代表選手に選ばれてドラコは一気に劣勢を撥ね返したのでした。(全3項目)

3-1.ハグリッドにまでも・・・
ドラコとしては「夕食時の玄関ホール」というホグワーツ校内では一番人の出入りが激しい場所でロンの父親のアーサー氏をこき下ろす新聞記事を大声で読むことによってロンに深い屈辱感を与えようとしたんでしょうね。

ところが!その場でマッド・アイ・ムーディに純白のケナガイタチに変身させられ結果として「そのことが学校中に広まる」ということになってしまったのでした。「藪をつついて蛇を出す」とはこのことというわけです。

「尻尾爆発スクリュートは何が好物なのか?」については誰もがまだ未発見なのにも関わらず恐ろしく素晴らしいスピードで成長していったのでした。ハグリッドは大喜びで「これをプロジェクトの一環」ということで・・・

生徒が一晩おきにハグリッドの小屋に来てスクリュートを観察し「その特殊な生態についての観察日記を書くことにしよう」と提案したのでした。その提案に即座に異議を申し立てたのがドラコだったというわけです。

ドラコが「僕はやらない。こんな汚らしいもの授業だけで沢山だ。お断りだ」とぴしゃりと言うと、ハグリッドの顔から笑いが消し飛びハグリッドは「言われた通りにしろ」と唸った後にドラコにこう言い渡したのでした。

「じゃねえとムーディ先生のしなさったことを俺もやるぞ。お前さんなかなかいいケナガイタチになるっていうでねえか」

それを聞いたグリフィンドール生は大爆笑したのでした。ドラコは怒りで真っ赤になりましたがムーディに仕置きされた時の痛みをまだ十分に覚えているらしく口応えしなかったのでした。ドラコは昨年度ハグリッドを・・・

クビにしようとして色々画策した経緯があったというわけなんですが、ハグリッドがドラコに鮮やかな意趣返しをしたことでハリーたち3人は「ことさらいい気分」になって授業が終わった後は意気揚々と城に帰ったのでした。

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この世で一番嫌いな男つまりロンの父親のアーサー氏をこき下ろす記事が日刊予言者新聞に掲載されたため気分は最高潮に達したドラコだったのですが、ロンを挑発したつもりが逆にハリーに挑発されてムーディから痛いしっぺ返しを食らうことになってしまったのでした。その結果ドラコは?(全3項目)

3-1.純白のケナガイタチ
ハリーが急いで振り返るとマッド・アイ・ムーディが大理石の階段を下りて来る所でした。ついさっきまでいたドラコの姿は見当たらず代わりにいたのは純白のケナガイタチでした。ムーディはその白いケナガイタチに・・・

杖を突きつけていました。白イタチは震えていました。玄関ホールには恐怖の沈黙が流れムーディ以外は身動き1つしませんでした。ムーディは低く押し殺したような声でハリーに「やられたかね?」と言って来たのでした。

ハリーが「いいえ外れました」と答えると突然ムーディが「触るな!」と叫ぶのでハリーは面食らったのでした。するとムーディは「お前ではない。あいつだ!」と言って親指で背後にいるクラッブを指差したのでした。

ムーディの動く目はどうやら魔力を持ち背後が見えるようでした。白ケナガイタチを拾い上げようとしていたクラッブは「その場」に凍りついたのでした。ムーディが近づくと白イタチはキーキーと怯えた声を出しながら・・・

地下牢のほうに逃げようとしましたが、ムーディは「そうはさせんぞ!」と吼えて杖を再び白ケナガイタチに向けたのでした。白イタチは空中に2~3メートル飛び上がってバシッと床に落ち反動でまた跳ね上がったのでした。

ムーディは「敵が後ろを見せた時に襲う奴は気にくわん」とか「鼻持ちならない臆病で下劣な行為だ」などと言いながら白ケナガイタチに攻撃を加えたのでした。白イタチは何度も何度も床にぶつかっては跳ね上がり・・・

苦痛にキーキー鳴きながら上がる毎に高く跳ねていったのでした。なす術もなくケナガイタチは脚や尻尾をばたつかせながら跳ね上がり続けたのでした。そしてムーディはイタチが石畳にぶつかって跳ね上がるたびに・・・

一語一語を打ち込んだのでした。

「2度と・・・こんな・・・ことは・・・するな」

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今学期ホグワーツでは100年以上ぶりに三大魔法学校対抗試合が開催されることになってドラコは魔法大臣経由で父親のルシウス氏から聞いて既に夏休み期間中に知っていたのですが、ハリーたちが知らないということで「これ以上はない」というほど気分は最高潮に達したのでした。そしてさらに学期が始まって早々には・・・(全3項目)

3-1.ハリーのコンパートメントに・・・
午後になるとディーン・トーマスやシェーマス・フィネガンにネビルなどハリーたちの同級生が顔を出すようになりました。ロンがネビルに決勝戦を見たのが貴賓席だったことを自慢していると扉の向こうに現れたのが・・・

「君の人生最初で最後のな」と言いながら例によってクラッブとゴイルを従えて立っていたのがドラコでした。ディーンとシェーマスがコンパートメントの扉をきちんと閉めていなかったので会話が筒抜けだったのです。

「君を招いた覚えはない」とハリーは冷ややかに言いましたが、ドラコはロンの新ペットのふくろうピッグウィジョンの鳥かごを指差して「何だい、そいつは?」と言ったのでした。それはロンのドレスローブだったのです。

前の日にロンが母親のウィーズリーおばさんに「こんなもの着るぐらいなら僕裸で行く」と文句を言っていた古着屋さんで買って来たドロスローブでした。ピッグウィジョンが泣き叫んでやかましいのでかけておいたのです。

ロンは隠そうとしましたがドラコはそのドレスローブを素早く吊るし上げると狂喜してクラッブとゴイルに見せながら「こんなのを本当に着るつもりじゃないだろうな?これは1890年代に流行した代物だ」と言ったのでした。

すると今度はドラコは「エントリーするのか?賞金も懸かっているしね」と三大魔法学校対抗試合のことを言い始めたのでした。しかしご存知のようにハリーたち3人は対抗試合のことを事前に聞いていなかったため・・・

ロンはドラコに「何を言ってるんだ?」と噛み付いたのでした。するとドラコの顔に得意気な笑みが広がったのでした。そして「まさか君たちは知らないとでも?」とうれしそうに言ったのでした。父親と兄貴が魔法省に・・・

勤めているというのに知らないとは驚きだとドラコは言ったのでした。何でもドラコの父親つまりルシウス氏は魔法大臣コーネリウス・ファッジから聞いたんだそうです。ドラコは「君の父親は下っ端だから」と言って・・・

「父上はいつも魔法省の高官と付き合っているし」などと思いっ切り嫌味を飛ばしてドラコはクラッブとゴイルと共にコンパートメントを出て行ったのでした。しかしドラコもハリーにまで「エントリーするのかい?」と・・・

言っていた所から年齢制限のことまでは知らなかったようですね。

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本日6月5日がちょうど誕生日ということなので今日から2週間に渡ってドラコ・マルフォイを取り上げてみたいと思います。クィディッチ・ワールドカップの決勝戦の貴賓席という意外な場所で顔を合わせることになってしまったハリーたち3人とドラコだったのですが試合終了後のキャンプ場でも・・・(全3項目)

3-1.クィディッチ・ワールドカップ決勝戦にて
共にホグワーツで10ヵ月の期間を過ごした後はすっかり「犬猿の仲」になってしまい互いに「できることなら学校の外でなど会いたくもない」と思っていたのにハリーとドラコはこんな所で会うはめになってしまったのでした。

それはクィディッチ・ワールドカップの決勝戦の貴賓席でした。ハリーにハーマイオニーを含めたウィーズリー一家一行は早々に席についてクラウチ家に仕える屋敷しもべ妖精のウィンキーからドビーの近況報告などを・・・

聞いていたのですが、ウィーズリーおじさんの真後ろの席が3つ空いていて席伝いに歩いて来たのが他ならぬそのドビーがかつて仕えていたドラコを含めたマルフォイ一家だったのでした。ファッジ大臣がルシウス氏に・・・

アーサー氏を紹介して一瞬緊張が走ったのでした。前に2人がダイアゴン横丁のフローリシュ・アンド・ブロッツ書店で顔を合わせた時には掴み合いの大喧嘩をしたからです。しかしここでは目の前に魔法大臣がいるので・・・

ドラコもルシウス氏もハリー、ロン、ハーマイオニーの3人に小ばかにしたような視線を投げかけたりアーサー氏に蔑むような会釈をするぐらいで我慢しなければならなかったのでした。ドラコは両親に挟まれて席につき・・・

次の瞬間にはバグマン氏が貴賓席に飛び込んで来て試合が始まったのでした。

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「そうじゃよ。ハリー、君は愛することができる」予言で言っていたハリーが持つ「闇の帝王の知らぬ力」とは愛だとダンブルドアに言われた時ハリーは失望の念を禁じ得なかったのですが、最後の最後にハリーを救ったのは「母の愛」だったのです。母リリーの愛にドラコの母ナルシッサの愛がハリーを・・・(全3項目)

3-1.改めてハリーとドラコ・マルフォイの関係について
そもそもハリーとドラコは最初にマダムマルキンの洋装店で出会った時から馬が合いませんでした。ハリーは話せば話すほどドラコのことが嫌いになっていったのでした。そのためホグワーツ特急で再会した時にも・・・

ドラコは「家柄のいい魔法族とそうでないのが判ってくる。間違ったのとは付き合わないことだね」と言ってハリーに握手を求めて来ましたが、ハリーは「間違ったのかどうかを見分けるのは自分でもできる」と言って・・・

ドラコが差し出した手に応じなかったのでした。それ以降のドラコは事ある毎にハリーの感情を逆撫でする発言を繰り返しハリーにとってドラコはホグワーツの生徒の中では一番目障りな存在になっていったのでした。

そんなドラコがハリーに対して究極の邪魔立てをしたのはヴォルデモートがホグワーツに隠した分霊箱レイブンクローの失われた髪飾りまで「あと3メートル」に迫った時でした。背後で声がしてハリーが振り向くと・・・

「あと一歩」という所でマルフォイ、クラッブ、ゴイルに挫かれることになろうとは。ハリーはじりじりと後退りして石の胸像の頭に載っている分霊箱に近づいたのですが、クラッブの呪いが石像に当たって分霊箱は・・・

髪飾りは高く舞い上がり石像が載っていたガラクタの山の中に落ちて見えなくなってしまったのでした。さらに背後から押し寄せる轟々という唸りにハリーは尋常ならざる危険を感じたのでした。必要の部屋は炎に包まれ・・・

ハリーは一番手近なガラクタの山から箒を2本掴んで1本をロンに放ったのでした。3人は強く床を蹴り宙に舞い上がりましたが煙と熱は耐え難いほどの激しさだったのでした。何て酷い死に方なんだ。一度はそう思った・・・

ハリーだったのですが・・・

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先々週第7巻「死の秘宝」終盤のあらすじをお届けしましたが、杖の所有権等を含めたハリーと杖職人のオリバンダー翁との会談のシーンを盛り込み損ねてしまったので今日の記事で取り上げてみたいと思います。それとニワトコの杖の所有権の移動についても改めて復習してみたいと思います。(全3項目)

3-1.改めて杖の所有権の移動について
「僕はこの杖をドラコ・マルフォイから力ずくで奪いました。僕が使っても安全でしょうか?」このハリーの問いに対してオリバンダー翁は「そう思いますよ」と答えた後その理由としてこう言っています。すなわち・・・

「杖の所有権を司る法則には微妙なものがあるが克服された杖は通常新しい持ち主に屈服するものじゃ」

加えてオリバンダー翁はハリーに「その杖をどのようにして手に入れたのかが関係して来る」つまり一般的に云えばハリーがドラコ・マルフォイの杖を勝ち取ったのであれば杖の忠誠心は変わるだろうとも言っていますね。

ハリーが一時期柊と不死鳥の杖を失った時に使っていたリンボクの杖を前の持ち主から奪った。つまりは勝ち取ったのはロンでした。だからハリーの思う通りには機能してくれず使いにくかったというわけなんですよね。

同様のことがハーマイオニーがベラトリックス・レストレンジの杖を「本当にいやよ。何もかもしっくり来ないの。私の思い通りにならないわ。あの女の一部みたい」と言って嫌がったことにも云えるというわけです。それは?

ベラトリックスの杖を力ずくで奪った。つまり勝ち取ったのはハリーだったのでハーマイオニーはこのベラトリックスの鬼胡桃の杖の忠誠心を勝ち得てはいなかったというわけです。そして「あの杖」についても・・・

同じことが云えるというわけなんですよね。さらにハリーがドラコ・マルフォイのサンザシの杖を力ずくで奪ったことが・・・

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