ジニーはハーマイオニーのことを当初は「品行方正で優等生タイプのあの人と私では馬が合わないのでは?」と思っていたんじゃないかな?と私はそう思いますね。しかしハーマイオニーのアドバイスが功を奏してジニーは最後の最後には最愛の人と・・・(全3項目)

3-1.ジニーとの関係、その1
改めて考えてみると品行方正で優等生タイプのハーマイオニーに対してジニーはじゃじゃ馬のおてんば娘といった感じなので、ロンの妹とはいえハーマイオニーにとってジニーは意外に近くて遠い存在だったのかも?しれまんね。

ジニーとてハーマイオニーのことはロンから漏れ聞いていたでしょうから、入学直後には戦々恐々としていて「できることならあまり深く関わり合いになりたくない」と思っていたんじゃないかな?と私はそう思いますね。

そんなハーマイオニーとジニーが急接近したのはおそらくクィディッチ・ワールドカップ観戦のためにハーマイオニーが「隠れ穴」に滞在した時じゃないか?と私は思います。さらに2人は同じテントで寝起きを共にしたのです。

今にして思えばジニーはハーマイオニーが自分の家に来ることや、ワールドカップのキャンプ場では同じテントで過ごさなくてはならないということを知った時には「説教ずくしの日々になるのでは?」と恐れたものの・・・

そこは事前にロンが「あまりやかましくガミガミ言うんじゃないぞ」と言ってハーマイオニーも当然その辺のことは心得ていたので、この滞在期間中にハーマイオニーとジニーは大いに親交を温めたんじゃないかな?と・・・

私はそう思いますね。

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出会って最初の頃はハーマイオニーはルーナのことを「全然証拠がないものしか信用しないらしい」などと言って酷評していたのですが、耐え難きを耐え忍び難きを忍んで数々の葛藤を乗り越えて雑誌「ザ・クィブラー」にハリーのインタビュー記事を掲載させたことが自身を含めた多くの命を救うことに繋がったのです。(全3項目)

3-1.ルーナ・ラブグッドとの関係、その1
ハリーポッター・シリーズにはありがちなことなんですが、ハーマイオニーとルーナの出会いもまた最悪中の最悪でした。ルーナの目の前で父親が編集している雑誌「ザ・クィブラー」を辛辣に批判してしまったんですよね。

ところがハーマイオニーは「ザ・クィブラーってクズよ。みんな知ってるわ」と言うのに続いて、ルーナのことを「全然証拠がないものしか信用しないらしい」とまで酷評したのです。ところが結果的にはそのクズ雑誌が・・・

ハーマイオニーは「ハリーが真実を語る機会を作ってあげたい!」と思ったのでした。しかし日刊予言者新聞には魔法大臣コーネリウス・ファッジの圧力がかかっているため到底そんなことは望めないというわけなんですよね。

そこでハーマイオニーが白羽の矢を立てたのが「ザ・クィブラー」だったのです。当然これまで載せていた記事の内容が内容だっただけに「聖マンゴでショック療法呪文のいいのを受けなさい」という手紙も届きましたが・・・

「記事の内容を信じる!」あるいはハリーに説得されたという手紙も多数寄せられたというわけです。ハリーのインタビュー記事が載った「ザ・クィブラー」はホグワーツの先生方と生徒の全員が読んだのに続いて・・・

学校の外でも飛ぶように売れてルーナは「パパが増刷してるんだよ!」と興奮した様子でハリーに報告したのでした。さらに学期末には日刊予言者新聞にもヴォルデモート復活の記事が載りハリーが主張していたことが・・・

つまりは「ザ・クィブラー」に載っていた記事の内容が真実であることが証明されて発行部数もぐんと上がったのでした。こうしてルーナの父親のゼノフィリウス氏はヴォルデモート復活が公式に明らかになった後も・・・

ハリーを擁護する記事を載せ続けていたのですが・・・

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杓子定規で融通の利かない性格のためホグワーツ入学後もなかなか友達ができなかったハーマイオニーだったのですがハリーとロンに続いて友達になってくれたのが「あの人」だったというわけです。だからこそハーマイオニーもその人のために一生懸命頑張ったというわけなんですよね。(全3項目)

3-1.友達がいなかった?
先週ハリーとハーマイオニーの関係を改めて洗い直した時「2人は意外に似た者同士」だということが判明しましたが、今回この2人には「マグルの友達が1人もいないという共通点もあるのでは?」という結論に達しました。

ハリーの場合はダドリー軍団の睨みが利いていたからというわけなんですが、ハーマイオニーのほうは杓子定規で融通が利かない上に説教臭くておせっかいな性格が毛嫌いされていたんじゃないかな?という気がしますね。

実際ハーマイオニーはホグワーツに入学してからもそういった性格が災いして、なかなか友達ができなかったというわけです。さりとて本人も「これでいいんだ!」と思っていたわけではないのでハリーとロンの2人の・・・

友人が出来た時には「やっと自分にも友達ができた!」と喜んだんじゃないかなと私は思いますね。だからこそハリーとロンに続いて友達になった「あの人」の面倒を見るのもハーマイオニーは一生懸命頑張ったというわけです。

その人とは?

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先週に引き続き今週もハーマイオニーを取り上げたいと思います。この1週間はハーマイオニーと個々の登場人物との関係について考えてみることにします。口には出して言わないもののマクゴナガル先生にとっては学年のトップということで自慢の生徒なのではないでしょうか?そしてもちろんハーマイオニーにとっても・・・(全3項目)

3-1.マクゴナガル先生との関係、その1
マクゴナガル先生と云えば公正中立で厳格で聡明で、どの寮の生徒とも分け隔てなく接し自分が寮監を務めるグリフィンドール寮からの減点も厭わないし躊躇しないというわけなんですがハーマイオニーについては・・・

先生の性格からしても決して口に出すことはないのですが、初授業で唯一マッチ棒を針に変えることができましたし学年でトップの成績ということで先生にとってハーマイオニーはきっと自慢の生徒では?という気がしますね。

「先生、もう随分長いことハーマイオニーに会っていません」

ハリーたちが2年生の時にはハーマイオニーもまた一連の襲撃事件の犠牲者になってしまったのですが、ハリーがこう言ってマクゴナガル先生の目に涙が光っているのを見てハリー自身もロンも驚かされたというわけです。

「そうでしょうとも」

マクゴナガル先生にじっと見つめられて当初ハリーは「先生の雷が落ちるのでは?」と恐れたのですが、マクゴナガル先生は「マダム・ポンフリーには私から許可が出たと言いなさい」と言ってハリーとロンの2人が・・・

ハーマイオニーの見舞いに行くことを許してくれたのです。ロンはハリーに「あれは君の作り話の中でも最高傑作だったぜ」と絶賛しましたが、今にして思えばマクゴナガル先生も自慢の生徒のハーマイオニーがいなくて・・・

寂しかったんじゃないかな?と私はそう思いますね。

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本人は全く気づいていないことなんですが、ハリーは開心術に長けているため相手の考えていることを読んで先回りして答えてしまったりすることもできるのですが自覚がないため時には「要らぬ気苦労をしてしまう」ということもあるようですね。それはハーマイオニーに対しても・・・(全3項目)

3-1.実は気配りの人?
当サイトでは折ある毎に「ハリーは極めて優秀な開心術士だ」と指摘しています。もちろんハリー自身は全く自覚していないことなんですが開心術に長けているためハリーにはロンやハーマイオニーの考えていることが・・・

もちろん開心術に長けていない人でも相手の表情を見れば「怒っているのか?喜んでいるのか?」ぐらいのことは判りますが、それがハリーの場合は「どのくらい怒っているのか?」といった細かい所まで相手の気持ちが・・・

把握できてしまうというわけです。さらには相手の表情を見るだけで「何を考えているのか?」の他の人たちが分らないことまで人の気持ちを読み取ることができるため先回りをして相手が訊く前にその疑問に答えたり・・・

相手の心情を察して「これは言わないほうがいい」と判断することもできるというわけなんですよね。ただハリーは自身が開心術に長けていることを気づいていないため余計な心配をしなくてはならない時もあるようですね。

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改めて考えてみるとハリーもハーマイオニーもよく似た性格で一度言い出したことはなかなか撤回しないために時には意見や考えが真っ向から対立してしまうこともあったというわけなんですよね。さらにはハリーのみが持っていると思われていた特性をハーマイオニーも持ち合わせていることが判明しました。それは?(全3項目)

3-1.ああ見えても「よく似た2人」
今改めて思い返してみるとハリーとハーマイオニーって性格がよく似ていますよね。ハーマイオニーは初めてホグワーツ特急に乗った際にロンに一目惚れして以来、一途にロンのことだけを思って最終的には結婚していますよね。

ハリーの場合は初恋がチョウ・チャンで2人目がジニーでしたが、とにかく一度好きになったら何か余程のことがない限りはとことん思い詰めるといった感じでした。それとダンブルドアも指摘していることなんですが・・・

スネイプに言わせればハリーは父親の再来だそうですが、ダンブルドアはそんなスネイプに「外見はそうかもしれぬ。しかし深い所であの子の性格は母親のほうに似ておる」と言っていますね。さらにダンブルドアは・・・

ハリー自身にも言っていることなんですが「やや規則を無視する傾向がある」と言っていますが、ハーマイオニーもまたポリジュース薬を作る時には同様の行動を取っています。さらにハリーもハーマイオニーも2人とも・・・

異性のことに限らず「一度思い込んだらなかなか自分の考えを曲げないし改めない」という所があります。そのため2人の間で考えや意見が食い違うという事態に陥ると激しく衝突するということになるというわけなんですよね。

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ハーマイオニーは「闇の魔術に対する防衛術」については到底ハリーには勝てないと思っていました。しかし他の科目についてはハーマイオニーがトップだということは歴然たる事実でした。ところが6年生になると「魔法薬学」に限ってはその自信と自負が揺らぐことになってしまったのでした。その原因とは?(全3項目)

3-1.「闇の魔術に対する防衛術」以外は・・・
ハーマイオニーは5年生の時「闇の魔術に対する防衛術」を自習すると言い出してハリーとロンを驚愕させたのですが、ハリーがさらにビックリさせられたのはそれを指導する先生役にハリーを指名したということなんですよね。

それはハリーは1年生と2年生の時さらには昨年度にもヴォルデモートと戦いながらも生き延びたし守護霊を創り出すことができるなど大人の魔法使いでさえできないことまでできる。それに3年生になった時にもハリーは・・・

自分つまりハーマイオニーもハリーもその教科がよく判った先生に習って同じテストを受けハリーが勝った。だからハリーは自分よりも「闇の魔術に対する防衛術」に優れているというのです。しかし他の科目に関しては・・・

ハーマイオニーはハリーやロンはもちろん同学年のグリフィンドール生の中でも群を抜いて勉強熱心ですし先生が黒板に書いたことや授業中に話したことも一言一句書きあるいは聞き漏らすまいと集中していたというわけです。

したがって「闇の魔術に対する防衛術」以外の科目ならハーマイオニーがトップに立つのは当然だし、ハーマイオニー自身もまた「これだけ頑張っているのだから自分がトップに立つのは当たり前」と思っていたというわけです。

ところが6年生になると・・・

「魔法薬学」に限っては・・・

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さて!来たる9月19日が誕生日ということで今日から2週間に渡ってハーマイオニーを取り上げてみることにしました。まず1週目はハーマイオニーとハリーとの関係について改めて考えてみたいと思います。杓子定規で融通の利かない性格だったため当初は同学年のグリフィンドール生の間でも浮いた存在だったのですが・・・(全3項目)

3-1.改めて「この2人」の関係について
ロンとハーマイオニーの場合は「ケンカするほど仲がいい」といった感じで大きな喧嘩から小競り合いまで数限りなくケンカを繰り返して来ましたが、それがハリーとハーマイオニーの場合には小さな衝突はあったものの・・・

直後には主にハーマイオニーがハリーに対する怒りを忘れる出来事が起きたために、その都度2人は幸運にも長期間仲違いすることがなかったというわけなんですよね。例えば2年生の学期早々にはハリーとロンの2人が・・・

空飛ぶフォード・アングリアに乗って暴れ柳に突っ込むというド派手な事件を起こしたため当初はハリーとも口を利かなかったハーマイオニーだったのですが、ウィーズリーおばさんがロンに「吼えメール」を送ったため・・・

すぐにハリーとも口を利くようになったというわけです。6年生の時もハリーがスラグホーンからホークラックスに関する記憶を引き出すため魔法薬学の授業でズルをしたためハーマイオニーの怒りは頂点に達しましたが・・・

図書室でホークラックスを調べたものの全く答えが見つからず、ハーマイオニーはショックのあまりハリーに対する怒りを忘れてしまったのでした。そのため幸いにもハリーとハーマイオニーは長期間口を利かないという・・・

仲違いするということはなかったというわけです。

さらには・・・

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「何としてもスラグホーンの記憶を回収したい!」そう強く願ったハリーは努力に努力を重ねましたがスラグホーンの記憶を回収することはできなかったのでした。すると「姿現し」のテストの日ロンがハリーに言ったのです。幸運になれと!言われたハリーは?(全3項目)

3-1.ヴォルデモートは何故?
結局ハリーは次の個人教授の時までにダンブルドアの出した宿題をやり遂せることができず、ダンブルドアから理路整然と厳しく問い詰められることになってしまったのでした。そしてその授業の際にハリーが見た記憶とは?

ヴォルデモートがホグワーツで職を得るためダンブルドアと対面したその時の光景を見てハリーは「何としてもスラグホーンの記憶を回収したい!」という気持ちをなお一層強く持つに至ったのです。その記憶の中で2人は?

ダンブルドアはヴォルデモートに「互いに判っていることだが望んでもいない仕事を求めるために今夜君がここを訪れたのは何故なのか?一度ぐらい率直に話してみてはどうか?」と迫ったのでした。それに対して・・・

ヴォルデモートは「私が望まない仕事?とんでもない。私は強く望んでいます」と反論しましたが、そんなヴォルデモートに対してダンブルドアは「君はホグワーツに戻りたいと思っているのじゃ」と言葉を返したのでした。

18才の時も今も君は決して教えたいなどとは思っていない。何が狙いなのか?正直に願い出てみてはどうかとダンブルドアはヴォルデモートにホグワーツで教えたいと言う真の目的を問い質しましたが、それに対して・・・

ヴォルデモートは最後の最後まで「その理由」を明かすことなく校長室を出て行ってしまったのでした。そしてダンブルドアがハリーにそのことを話すためにはスラグホーンの記憶が欠かせないというわけなんですよね。

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さて!そんなわけで初日の記事でも説明したようにクリスマス休暇明け最初の個人教授でダンブルドアから宿題を出されたハリーが魔法薬学の授業に臨んだのですが、スラグホーンの一変した態度を見てハリーは「これは一筋縄ではいかない」ということを痛感させられることになってしまったのでした。(全3項目)

3-1.ゴルパロットの第3の法則
「静かに!みんな静かにして!さあ急がないと今日はやることが沢山ある!ゴルパロットの第3の法則。誰か言える者は?ああミス・グレンジャーだね。勿論!」スラグホーンのこの言葉で始まったその日の授業では・・・

指名されたハーマイオニーが「ゴルパロットの第3の法則」を猛烈なスピードで暗誦するとスラグホーンはにっこり笑ってグリフィンドールに10点を与えたのでした。ところがその後のスラグホーンの説明がハリーには・・・

全くといっていいほど理解できなかったのです。それは他の生徒についても同様のようでハーマイオニーが席を立ってスラグホーンの机までの半分の距離を歩いた所で「自分たちも行動を開始しなければならないんだ」と・・・

気づく有り様でした。ハリーとロンにアーニー・マクミランの3人がテーブルに戻った時にはハーマイオニーは既に薬瓶の中身を自分の大鍋に入れて鍋の下に火を点けていたのでした。そしてハーマイオニーはハリーに・・・

「今回はプリンスがあんまりお役に立てなくて残念ね。ハリー」

つまり今回は「この法則」を理解しなければ何もできず近道もカンニングもなしというわけです。ロンに本当にプリンスのヒントはないのか?と問われてハリーは上級魔法薬の「ゴルパロットの第3の法則」のページを・・・

開いたのですが・・・

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ハリーは当然スラグホーンが就任する教職は「闇の魔術に対する防衛術」だとばかり思っていました。ところが新学期初日には「その座」に就くのはセブルス・スネイプという驚愕の超サプライズ人事が発表されたのでした。そしてハリーが説得したスラグホーンは「魔法薬学」の教師になったのでした。(全3項目)

3-1.スラグホーン先生の初授業
このようにしてスラグホーンが久方ぶりにホグワーツの教壇に立つことになったハリー6年生の学期では、驚くべきことにスネイプが「闇の魔術に対する防衛術」の教職に就くという超サプライズ人事で幕を開けたのでした。

ハリーが説得したスラグホーンは「魔法薬学」の教師に就任しました。こうして迎えたスラグホーンの初授業ではスネイプとは趣きも雰囲気も全く異なっていて昨年度までなら到底考えられなかったことが次々と起きたのです。

ハリーたち3人が通い慣れた地下牢教室の前に並んで見回すとN・E・W・T(いもり)レベルに進んだ生徒はたったの12人しかいませんでした。スリザリンからはドラコ・マルフォイを含めた4人にレイブンクローからも4人で・・・

ハッフルパフはアーニー・マクミラン1人だけでした。地下牢の扉が開くとスラグホーンが教室に生徒たちを迎え入れたのでした。スラグホーンは特にハリーとスリザリンのブレーズ・ザビニに特別に熱い挨拶をしたのでした。

教師が変わった地下牢教室は蒸気や風変わりな臭気に満ちていました。スラグホーンが秤に魔法薬キットさらには「上級魔法薬」の本を出すよう生徒たちに呼びかけるとハリーが手を挙げたのでした。ハリーもロンも・・・

2人ともN・E・T・W(いもり)レベルに進めるとは思っていなかったため魔法薬学の教科書を買ってなかったのです。スラグホーンは「マクゴナガル先生から聞いている」と言って隅の戸棚から古い「上級魔法薬」の本を・・・

2冊引っ張り出して来て黒ずんだ秤と一緒にハリーとロンに渡したのでした。そしてスラグホーンのハリーたちに対する初授業が始まったというわけなんですが、この時ハリーが受け取った中古の「上級魔法薬」の本が・・・

半純血のプリンス手書き入りの「上級魔法薬」だったというわけです。

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実はふと気づいてみれば「このシリーズ」は昨年の10月以来1年近くやらずに放置していたことが判明しました。(汗)そこで今週は「魔法薬学」の教師がセブルス・スネイプからホラス・スラズホーンに代わった第6巻「謎のプリンス」のこの科目の授業の様子を振り返ってみることにします。まず本日は背景説明から・・・(全3項目)

3-1.ハリーを連れて滞在先へ・・・
今改めて振り返ってみるとダンブルドアがハリーを連れてホラス・スラグホーンの滞在先を訪問したのは不意を衝いてのことだったというのは火を見るより明らかですよね。ダンブルドアがスラグホーンの滞在先の家を・・・

「どうやって知ったのか?」ということも気になりますが「何故ダンブルドアはスラグホーンを説得するのにハリーを同行させたのか?」と云えば、それはマグルの住居を転々としているよりもホグワーツに戻って来て・・・

再び教壇に立ったほうが安全だということをハリーに説明させるためだったんですよね。ダンブルドアがスラグホーンに「(死喰い人の)連中がまだ勧誘しに来ておらんというのは本当かね?」と訊いているのに対して・・・

スラグホーンは「奴らにそういう機会を与えなかった」と言っていますが、スラグホーンは同時にダンブルドアからの「再びホグワーツの教職に復帰してくれないか」という要請をも受けないようにしていたというわけです。

「手水場を拝借したいが」などと言ってダンブルドアが部屋を留守にした後、スラグホーンはハリーに「今この時にホグワーツに職を得るのは公に不死鳥の騎士団への忠誠を表明するのに等しい」との懸念を示したのでした。

「私個人としてはあの死亡率の高さはいただけない」つまり死にたくないというわけなんですが、ハリーはそんなスラグホーンに対して「ホグワーツで教えても不死鳥の騎士団に入る必要はありません」と言明したのでした。

大多数の先生方は騎士団員ではないしヴォルデモートと組んで仕事をしたクィレル以外は誰も殺されてはいない。それにダンブルドアが校長でいる限り教職員は他の大多数の人より安全だと思う。それはダンブルドアが・・・

「ヴォルデモートが恐れた唯一の魔法使いだから」というわけです。ダンブルドアが「何故そのことをハリーに言わせたのか?」と云えば、それは「騎士団員ではないハリーにそのことを説明させたかった」からだと・・・

つまりそれは・・・

「まだ未成年で不死鳥の騎士団には入っていない完全な第三者であるハリーにそのことを説明させたかった」というわけなんですよね。スラグホーンの説得を成功させた後ダンブルドアはハリーにこう言っているんですよね。

「僕、何にもしていません」と言うハリーにダンブルドアは「いいやしたとも、ホグワーツに戻ればどんなに得るところが大きいかを君はまさに自分の身をもってホラスに示したのじゃ」こうしてホラス・スラグホーンは・・・

ホグワーツの教壇に復帰したというわけなんですよね。

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ふくろう試験の結果は「優・O」でハーマイオニーの「良・E」をも上回りハリーの得意中の得意となった「闇の魔術に対する防衛術」だったのですが、ハリーにとって「この科目」は最初からそうだというわけではなかったのです。それはハリーが5年生になった時にハーマイオニーが・・・(全3項目)

3-1.古代ルーン文字学
当サイトでは2006年の開設直後には「ハリーの額の傷はルーン文字」という見解を発表しています。この説については第5巻の原書が出版される以前という相当早い段階で複数のハリポタ関連サイトで取り上げられていました。

ヴォルデモートがハリーの両親ポッター夫妻を襲った夜に先に殺されたのは父親のジェームズのほうでした。そこでジェームズが殺されているわずかな間に母親のリリーが杖でハリーの額にルーン文字を描いたのではないか?

そのためヴォルデモートが放った「死の呪い」はヴォルデモート自身に撥ね返りヴォルデモートは凋落してハリーは生き残ったということなのでは?というのが「額の傷ルーン文字説」を唱える人たちの主張だったんですよね。

ただ1年生の学期末にはダンブルドアがハリーに「傷痕のことではない。目に見える印ではない」と言っていることから「ハリーが生き残ったのは何か別のことだったのでは?」という意見もあったんですよね。そして・・・

それが最終巻ではリリーはヴォルデモートに殺される時には杖すら持っていなかったということが明らかになって「ハリーの額の傷はルーン文字説」は間違っていたということを認めるのを余儀なくされたというわけです。

それなら「何故ローリングさんはハーマイオニーにルーン文字を学ばせたのか?」ということになるわけなんですが、それはダンブルドアがハーマイオニーに遺贈した「吟遊詩人ビードルの物語」を訳させるためだったのです。

この本はルーン文字で書かれていたためこの科目を履修しているハーマイオニーにしか読めなかった。そこでローリングさんはハーマイオニーに「吟遊詩人ビードルの物語」を訳して読んでもらうためにとルーン文字を・・・

学ばせていたというわけなんですよね。

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ハリーは「ロンが選んだから」というそれだけの理由でさほど深く考えもせず「この科目」を選んだのですが、ハリーにとってその科目は別の意味で極めて印象深いおそらく一生忘れられない科目になったのでした。それは初めて受けた授業でいきなり・・・(全3項目)

3-1.マグル学
今さら説明するまでもないという気がしないでもないですが「マグルの生活習慣等を理解し」そしてさらに「マグルはいかにして魔法を使わずして様々な事を成しているのか?」を勉強するための科目というわけなんですよね。

ハーマイオニーは純粋マグル出身の魔女なのですから、この科目を取る必要など一切ないというわけなんですが「マグルのことを魔法的視点から勉強するのってとっても面白いわ」などと言って履修することにしたのだそうです。

しかし学期末試験では100点満点の答案に320点も取ってしまい、さらに逆転時計を返して2科目が重複しない通常の時間割にするためには2つの科目を辞めなくてはならなかったためハーマイオニーはこの科目を1年限りで・・・

「また来年も今年みたいになるのは耐えられない」と言って辞めてしまったというわけなんですよね。それがハリーたち最終学年の年度にはこの科目の教師がチャリティ・バーベッジ先生からアレクト・カローに変わると・・・

「マグル学」は一転して必須の科目となり後任のカロー先生は「マグルは獣(けだもの)だ」とか「魔法使いにひどい仕打ちをして追い立て隠れさせた」などとマグルを誹謗・中傷する授業内容に変貌してしまったのだそうです。

そんなアレクト・カローに対してネビルは顔についた切り傷の1つをハリーたち3人に指し示しながら抗議の意思を示すためにと「お前にもアミカスにもどのくらいマグルの血が流れているのか?」と質問してやったのだそうです。

ロンが「気の利いたセリフは時と場所を選んで言うもんだ」と言うとネビルはそんなロンに「君はあいつの言うことを聞いてないから」と言った後さらに「君だってきっと我慢できなかったよ」と言ったというわけなんですよね。

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今週はホグワーツで教えている12の科目を各回3つずつ紹介しています。本日取り上げるのは3年生から履修する選択科目の中から「数占い」と「魔法生物飼育学」の2つと最後はフリットウィック先生が教えている「呪文学」を選んでみました。(全3項目)

3-1.数占い
ベクトル先生が教えているというこの科目はご存知のように3年生から履修する選択科目の1つで、ハリーが知っている範囲内の同学年のグリフィンドール生の中ではどうやらハーマイオニー1人だけが取っているみたいですね。

その時は当然ハリーもロンも知る由もなかったわけなんですが、学期初日に逆転時計で「占い学」と「数占い」の授業を立て続けに受けたハーマイオニーは「占い学なんかより数占いのほうが断然面白い!」と思ったようです。

「トレローニー先生は君にまともなオーラがないって言った!君ったらたった1つでも自分がクズに見えることが気にいらないんだ」

ハーマイオニーが占い学について「とってもいい加減だと思うし当てずっぽうが多過ぎる」と文句を言うとロンはこう反撃したのでした。このロンの言葉はハーマイオニーの弱みを衝いたようで怒り猛るハーマイオニーは・・・

お茶の葉で死の予兆を読むことが優秀だって言うのなら「いつまでこの科目と付き合えるのか自信がない!」と言い放ったのでした。ハーマイオニーに言わせると「占い学なんて数占いに比べたら全くのクズよ!」と言うのです。

レイブンクロー戦の直前にマクゴナガル先生からファイアボルトを返してもらった日の夜にもハリーはハーマイオニーと数占いについて話し合う機会があったのでした。ハリーがひどく複雑そうな数表を摘み上げながら・・・

「数占いって大変そうだね」と言うとハーマイオニーは「あらそんなことないわ。素晴らしいのよ!」と熱を込めて言ったのでした。そして「私の好きな学科なの」と言った後に大好きな理由を説明しようとしたのですが・・・

その時ロンが「スキャバーズがクルックシャンクスに食われた!」と言って2人の会話に割り込んで来たためハーマイオニーは「数占いはどこがどう素晴らしいのか?」を説明する機会を失ってしまったというわけなんですよね。

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9月と云えばホグワーツ魔法魔術学校で新学期が始まる月ということで、この機会にホグワーツで教えている全12科目について改めて振り返ってみることにしました。初日の今日はシニストラ先生が教えている「天文学」にゴーストのビンズ先生が担当している「魔法史」そして最後はハッフルパフ寮の寮監でもあるスプラウト先生が教えている「薬草学」の3科目です。(全3項目)

3-1.天文学
シニストラ先生が教えているこの科目は真夜中に望遠鏡で夜空を観察し星の名前や惑星の動きを勉強するというものなのだそうです。ハリーは毎週水曜日に受けていたそうです。ところが12ある科目の中でもこの科目は・・・

「数占い」に「マグル学」と「古代ルーン文字」の3科目については3年生からの選択科目な上にハリーが取らなかったため授業シーンが出て来ないのは当然と云えば当然のことなんですが、実はこの「天文学」については・・・

ハリーが毎週水曜日の真夜中に授業を受けていたのにも関わらず授業シーンが全く登場しなかった唯一の科目だったんですよね。つまりハリーにとってこの「天文学」は特段の印象を持つ出来事が何もなかったというわけです。

そのため私たち読者にとってこの科目は最も印象の薄い科目の1つに数えられることになってしまったのですが、ハリーは5年生までは授業を受けていたためシニストラ先生はハリーにとっては極々身近な存在というわけです。

したがってシニストラ先生が教職員テーブルで食事を取っていれば「シニストラ先生がいる」と認識できるし4年生時に行われたクリスマス・ダンスパーティではシニストラ先生がマッド・アイ・ムーディとパートナーを・・・

組んでいる所を目撃していたというわけなんですよね。

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ハリー、ロン、ハーマイオニーと来て「最終日は一体誰になるんだろう?」と思った方もおられたでしょうが、実は正直私も「誰にしようか?」と迷いました。そして数ある候補の中から選んだのはハリーをグリフィンドール・チームのシーカーに抜擢するきっかけを作った「この人」にしてみました。(全3項目)

3-1.ドラコ・マルフォイとクィディッチ、その1
ドラコ・マルフォイ君は父親のルシウス氏が学校の理事だったため監督生にさえ敬意を払わず我が者顔で学校内をのし歩いていたのでした。それに加えてマルフォイ家は大金持ちだったのでその資金力にものを言わせて・・・

ドラコはやはりハリーが寮代表チームのシーカーに抜擢されるきっかけを作ったのが自分だとは口が裂けても言えなかったため、両親には「そんなに上手くもないのに単に有名人だから選ばれた」と嘘の説明をしていたのでした。

そんなドラコにルシウス氏は「今は大多数の者が彼を闇の帝王を消し去ったヒーローとして扱っているのだから好きではない素振りを見せるのは賢明ではない」と諭していたのですが、ルシウス氏は息子ドラコのために・・・

8月に出たばかりという「ニンバス2001」を7本寄贈するのと引き換えに息子ドラコをスリザリン・チームのシーカーに捻じり入れたというわけです。こうして迎えたシーズン開幕戦のグリフィンドール対スリザリン戦は・・・

「スリザリン、リードです。60対0」

スリザリンの高級箒の力が確かに発揮されていたのでした。おまけに1つのブラッジャーがハリーを狙い撃ちして来るのです。練習の時には何ともなかったのに何者かがブラッジャーに何らかの細工をしたのは明らかでした。

ハリーがブラッジャーをかわすために空中でくるくると馬鹿げた動きをしているのを見てドラコは「バレエの練習かい?」とハリーをからかったのでした。憎らしいドラコのほうを睨むように振り返ったハリーが見たものは?

金色のスニッチがドラコの左耳のわずかに上を漂っていたのです。ドラコはハリーを笑うのに夢中でまだ気づいていません。スピードを上げてドラコのほうへ飛んだらドラコが上を見てスニッチに気づいてしまうかもしれない。

ハリーの迷う気持ちを見透かしたようにブラッジャーがハリーを捕え肘を強打したのでした。ハリーは腕が折れたのを感じました。意識が薄れる中で唯一1つのことだけがハリーの脳裏に焼き付いていたのでした。それは?

「マルフォイの所へ行け」

ドラコはどうやらハリーが襲って来ると思ったようです。その目が恐怖で大きく見開かれるのが見えたのでした。試合はグリフィンドールが勝って終わりドラコは目の前にあるスニッチに気づかなかったということで・・・

試合終了後キャプテンのマーカス・フリントから大目玉を食らうことになってしまったというわけなんですよね。

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