改めてウィーズリー家の人たちについて(3)(8回シリーズ)

ハリーにとってフレッドとジョージはビルやチャーリーとは違って在学期間が重なったということもあってロンの次に信頼を寄せる友人ということになったのでした。そこで2人の「悪戯専門店を開きたい!」との希望を聞いてハリーは三大魔法学校対抗試合の優勝賞金一千ガリオンを・・・(全3項目)

3-1.改めてフレッドとジョージについて
ハリーが初めてホグワーツ特急に乗った時ロンはフレッドとジョージについて「悪戯ばっかりやってるけど成績はいいんだ。みんな2人は面白い奴だって思ってる」と言っていますね。実際母親のウィーズリーおばさんも・・・

この2人に関してはパーシーと同様に「監督生になって卒業後は魔法省に入省」というコースを思い描いていたようです。それが母親の期待に反して2人のふくろう試験の結果は「3ふくろう」つまり3科目の合格に留まり・・・

当然の結果として夏休みに学校から2人に届けられた手紙の封筒には監督生バッジは入っていなかったというわけなんですよね。ところがフレッドもジョージも2人とも監督生の座を逃がしたことを残念に思うどころか・・・

「何で俺たちが監督生なんかにならなきゃいけないんだい?」
「人生真っ暗じゃござんせんか」

ジョージは「監督生になるなんて考えるだけで反吐が出る」という顔をしてこう言ったのでした。もっともたとえふくろう試験の成績が良かったとしても悪戯ばかりして先生方に迷惑をかけっぱなしの2人が監督生なんて・・・

なれるわけがなかったんですよね。つまりウィーズリーおばさんは最初から実現不可能な望みを抱いていたというわけです。しかも2人はさらにホグワーツ卒業後には「悪戯専門店を開店させたい!」などと言い出したのです。

「商売なんて!」ということで・・・

ウィーズリーおばさんは反対したのですが・・・

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改めてウィーズリー家の人たちについて(2)(8回シリーズ)

マグルのダーズリー夫妻に育てられて来たハリーにとってロンは魔法界の常識や様々な知識を得ることのできる水先案内人でした。しかし最終学年の年度ハリーはロンと奇跡の再会を果たして「ロンは自分にとってかけがえのない存在なんだ!」との思いを改めて強く認識することになったのです。(全3項目)

3-1.改めてロンについて
まあ何せハリーの無二の親友ですから本当に「何を今さら」という感じなのですが記事の構成の都合上避けられないので改めてロンについて振り返ってみることにします。よくよく考えてみればハリーとハーマイオニーは・・・

ハーマイオニーは純粋マグル出身の魔女ですしハリーはマグルのダーズリー夫妻に育てられたため、主役3人の中では物心ついた時から魔法界に身を置いているのはロン1人だけというわけです。そのため魔法界の知識を・・・

「当然これは知っていて当たり前」ということや魔法界の人たちが通常持ち合わせている感覚や意識や常識などをハリーやハーマイオニーさらには私たち読者に教えたり伝えたりする役目も担っているというわけなんですよね。

例えばハリーたちが1年生の時にはロンは魔法界でドラゴンを飼う行為は法律違反で1709年に制定されたワーロック法で違法になったことをハリーとハーマイオニーに説明していますね。ドラゴンを飼えない理由として・・・

ロンは「もし家の裏庭でドラゴンを飼ってたらどうしたってマグルが僕たちに気づくしドラゴンは狂暴だから手なずけるのは無理なんだ」と説明していますね。さらに4年生の時にはロンは巨人についてハリーに説明しています。

クリスマス・ダンスパーティでパーシーから離れるため大広間を出たハリーとロンはハグリッドとボーバトンの校長マダム・マクシームの会話を聞いてしまい何とハグリッドが「半巨人」だと知ってしまったのです。ところが!

「知ってたか?ハグリッドが半巨人だってこと?」
「ううん。それがどうかした?」

ハリーはダーズリー夫妻に育てられたので魔法界では当たり前のことでも驚くことが沢山ありました。しかしそれも魔法界で1年1年を過ごす内に少なくなっていたのです。ところが今ハグリッドが半巨人だと知ったロンの・・・

表情を見てハリーは「自分がどんなに魔法界のことを知らないのか」がはっきりしたと改めて思い知らされたのでした。通常の魔法界の人であれば友達の母親が巨人と知って「それがどうかした?」とは言わないというわけです。

このような魔法界の普通の感覚をハリーと私たち読者に教えてくれたのがロンだったというわけなんですよね。

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改めてウィーズリー家の人たちについて(1)(8回シリーズ)

11月29日は長男ビル、12月12日は次男チャーリーの誕生日ということで、この機会に今週と来週の2週間に渡ってウィーズリー家の人たちを軽く振り返ってみたいと思います。初日の今日は末っ子で唯一の女の子のジニーを紹介してみたいと思います。(全3項目)

3-1.改めてジニーについて
ジニーと云えば前半の1巻から4巻まではハリーのことが好きなのは明らかだったのですが、ハリーの前ではまともに口を利くことさえできず会話が成り立たないといった状況で進展は全く見られなかったというわけなんですよね。

ジニーはハリーが初めてホグワーツ特急に乗ったその日にハリーに対する好意を表明していますね。フレッドとジョージが先ほど9と3/4番線への入り方を訊いた黒髪の少年が「ハリー・ポッター」と知るや母親に向かって・・・

「ねえ、ママ。汽車に乗って見て来てもいい?ねえ、ママ、お願い」

ハリーが2年生の時にはルシウス・マルフォイが仕掛けた策略で危うく命を落としそうになったのですが、ハリーが「秘密の部屋」から助け出しホグワーツに入学した最初の年度にハリーが命の恩人になってしまったため・・・

翌年度夏休みの最終日に「漏れ鍋」で再会した時にはハリーの顔をまともに見ることさえできずに消え入るような声で「こんにちわ」と言うのが精一杯だったのです。そんなジニーにとっては最大のチャンスというのが・・・

ハリーが4年生でジニーが3年生の時に行われたクリスマス・ダンスパーティでした。4年生以上は無条件で参加が認められていましたが3年生以下は上級生に招待してもらわないと参加ができないためにジニーの場合は・・・

素直にハリーに「私3年生だから誰かに招待してもらわないと参加できないの」と言えば良かったのに当時のハリーはチョウ・チャンが好きだったということを知っていたこともあってか?そう言うのを遠慮してしまったのです。

そんなジニーが翌年度の夏休みに・・・

不死鳥の騎士団本部でハリーと再会すると・・・

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主要登場人物の呼び名について(4)(シリーズ最終回)

「例のあの人」とか「名前を言ってはいけないあの人」などとその所業の恐ろしさ故に魔法界の誰もがヴォルデモートの名前を直接口にはできないというわけなんですが、実は身内のはずの死喰い人たちでさえ「ヴォルデモート」の呼称を口にすることは決してないというわけなんですよね。そこでヴォルデモートは?(全3項目)

3-1.ドラコを含むマルフォイ一家の呼び名
当サイトでドラコ・マルフォイはハリーにハーマイオニーとシリウスほどではないのですが、苗字の「マルフォイ」で呼ぶことには若干の逡巡を覚えるため極力「ドラコ」又は「ドラコ・マルフォイ」と呼ぶことにしています。

当然最初はハリーと同じ気持ちで「こんな嫌な奴がこの世にいるとは思わなかった」ということだったのですが、様子が変わって来たのは第6巻「謎のプリンス」を読んだ後でした。新学期初日のホグワーツ特急内では・・・

ヴォルデモート卿からのアルバス・ダンブルドア殺害命令を受けて「父上が果たせなかった野望を僕がやり遂げるんだ!」と上得意になっていたのですが、それが杖を失って丸腰になったダンブルドアを目の前にしても・・・

「ドラコ、ドラコ、君には人は殺せぬ」
「わかるもんか!」

結局ドラコは怖気づき杖を持つ手は激しく震えて狙いを定めることさえできずにダンブルドア校長殺害の手柄はスネイプに横取りされてしまったというわけなんですよね。その光景を間近で見ていたハリーの気持ちもまた・・・

ドラコに同情の念を禁じ得なかったのでした。そんな経緯から当サイトでも「ドラコ・マルフォイの呼び名はなるべくファーストネームのドラコで」ということになったというわけです。一方ドラコの両親に関しては・・・

当サイトではルシウス・ナルシッサ夫妻については時折「ルシウス氏」とするか又は「母ナルシッサ」と頭に「母」をつけるぐらいで、それ以外の呼称をつけたことはありません。それというのもドラコが両親のことを・・・

「母上」に「父上」と呼んでいるため「この2人にお父さんとか母さんという呼称はふさわしくない」と判断したからです。やはりそのあたりのことは敵対するウィーズリー家とは趣きが異なるからというわけなんですよね。

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主要登場人物の呼び名について(3)(4回シリーズ)

不死鳥の騎士団とホグワーツ魔法魔術学校の教授陣の間では「互いのことは必ずファーストネームで呼び合う」と決まっているようです。しかし中には「本当はファーストネームでなんか呼び合いたくない!」と双方が思っているケースもあるようですね。(全3項目)

3-1.シリウス・ブラックの呼び名
当サイトではハリーとハーマイオニーと同様に私が「ブラック」と呼ぶことに著しい違和感を覚えるためシリウスのことを苗字で呼ぶことは滅多にありません。どうしても「ここでシリウスはないだろう」という時には・・・

「シリウス・ブラック」とフルネームにしています。さらには第3巻「アズカバンの囚人」でルーピン先生は12年間友情が途絶えていたためにシリウスのことは「ブラック」又は「シリウス・ブラック」と呼んでいたのです。

ところがそれが・・・

学期末試験終了後にハリーから没収した「忍びの地図」を見ていたルーピン先生は地図に「ピーター・ペティグリュー」という12年前にシリウス・ブラックに殺されたとばかり思っていた人物の名前が現れたので驚いて・・・

「シリウス、あいつはどこだ?」

「叫びの屋敷」に駆けつけてシリウスに向かって問い掛けた言葉がこれだったというわけです。この後ロンのペットのスキャバーズがピーター・ペティグリューでポッター夫妻の「秘密の守人」だったことが明らかになり・・・

実はハリーの両親ポッター夫妻を裏切って2人の居場所をヴォルデモートに教えたのはシリウスではなくペティグリューだということをハリーたち3人が知った後は3人とも呼び名が「シリウス」になったというわけなんですよね。

それ以来私もハリーたちと同様に「シリウス」とファーストネームで呼んでいるというわけです。

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主要登場人物の呼び名について(2)(4回シリーズ)

今週は「当サイトではこの人物のことをどう呼んでいるのか?」を復習しつつ個々の人物のエピソードなどを紹介しています。私はジニーの本名が「ジネブラ」だということは以前にローリングさんの公式サイトで発表されていたので知っていましたがビルのほうは最終巻の7巻で知りました。ところがハリーは?(全3項目)

3-1.リーマス・ルーピンとニンファドーラ・トンクスの呼び名
当サイトではリーマス・ルーピンのことは「ルーピン」又は「ルーピン先生」と呼んでいます。先生をつけるのは当然第3巻「アズカバンの囚人」で「闇の魔術に対する防衛術」の教師のルーピンを取り上げる時というわけです。

何故?ファーストネームの「リーマス」を使わないのかというと多分それは本の中の表記が「ルーピン」が多いのとルーピンがずっとハリーにファーストネームで呼ばせなかったからでしょうね。唯一ルーピンのことを・・・

ハリーたち3人がファーストネームの「リーマス」で呼んだのは第7巻「死の秘宝」で3人がグリモールド・プレイス12番地に逃げ込んだ後ルーピンが3人に今現在の状況説明をする時にハリーとハーマイオニーが呼んでいます。

まずはハリーが・・・
「リーマスごめんなさい。僕にはできない。ダンブルドアがあなたに話していないのなら僕からは話せないと思う」

さらにはハーマイオニーが・・・
「リーマス、うまくいっているのかしら・・・あの・・・あなたと」

「リーマス!そんなことを言わないで。あなたのことを恥に思う子供なんているはずがないでしょう?」

「リーマス、リーマス、戻って来て!」

一方そのルーピンと結婚したトンクスは母親が「かわいい水の精ニンファドーラ」というバカげた名前をつけたと言って出会った全ての人にファーストネームではなく苗字の「トンクス」で呼んで欲しいと身震いして言うのです。

「何でそこまでその名前を嫌うのか?」と思ったりもしますが、本人の意思を尊重して当サイトでも「トンクス」と呼ばせていただいています。ちなみに両親や夫のルーピンからは「ドーラ」という愛称で呼ばれていますね。

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主要登場人物の呼び名について(1)(4回シリーズ)

さて!今週はハリーポッター・シリーズの主要登場人物を「当サイトではどう呼んでいるのか?」を復習しつつ呼び名に関する数々のエピソードを紹介してみることにしました。初日の今日はハリー、ロン、ハーマイオニーの主役3人にマクゴナガル先生にダンブルドア校長とハグリッドの合計6人です。(全3項目)

3-1.マクゴナガル先生にダンブルドアにハグリッドの呼び名
当サイトでは最初に単独で取り上げた時にマクゴナガル先生には必ず「先生」をつけていると宣言して、それを貫き通して来ました。そのため題名でも他の登場人物は呼び捨てでもマクゴナガル先生については例外なく・・・

先生をつけています。改めて説明すると「ダンブルドアは平気で呼び捨てにしているのにどうしてマクゴナガル先生は駄目なんた?」と云うとやはり本シリーズに登場する人物の中では群を抜いて厳格で生真面目な性格で・・・

いわゆる「畏敬の念」という奴でマクゴナガル先生は決して呼び捨てにはできないというわけなんですよね。一方ダンブルドアの場合は当サイトでは基本的には「ダンブルドア」と呼び捨てにさせていただいていますが・・・

時折「呼び捨てにはしずらい」との気持ちを抱いたり弟のアバーフォースや妹のアリシアなどと一緒に取り上げる時には便宜上区別をつけるために「ダンブルドア校長」と呼んだりごく稀に「アルバス」と呼ぶ時もあります。

ハグリッドについてはハリー11才の誕生日に自己紹介をする際にハグリッドが「ルビウス・ハグリッド」と自分の名前をフルネームで言いましたが、それが最初で最後の一度きりということになっています。それ以降は・・・

ハリーにも「ハグリッドって呼んでおくれ」と言ってハリーもそう呼んでいますし、私の記憶の範囲内では「ルビウス」というファーストネームは2度と登場していません。結局は最後までハグリッドが何故自分のことを・・・

ファーストネームの「ルビウス」ではなく「ハグリッド」と呼ばせていたのか?の理由は分らないままでしたね。

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ハリーと同学年のグリフィンドール生たち(4)(シリーズ最終回)

今週はハリーと同学年のグリフィンドール生たちを取り上げて来ましたが、最後に登場するのはディーン・トーマスという意外と云えば意外な人物です。ディーンは最終学年の年度は学校に戻ることができませんでした。その理由は実はディーンの複雑な生い立ちがそうさせていたのです。(全3項目)

3-1.意外に積極的?しかし!結果は?
そんなわけで今週ハリーと同学年のグリフィンドール生を改めて振り返ってみて意外なことが判明しました。それは「ディーン・トーマスは実は彼女を作ることに相当積極的だった!」ということです。まずディーンは・・・

4年生の時に行われたクリスマス・ダンスパーティの際にはマクゴナガル先生のお墨付きもあって(?)同学年一番の美女パーバティ・パチルに「僕とダンスパーティに行かない?」と言って見事「OK」の返事を貰ったのでした。

ところがクリスマス休暇に入った直後にパーバティが突然ディーンに「一緒に行けなくなった」と言い出したのです。するとディーンが驚くことにパーティ当日にはパーバティは何とハリーとパートナーになっていたため・・・

「君たち2人ともどうやって同学年一番の美女を獲得したのか僕いまだに分らないなぁ」

上記の発言になったというわけです。しかし!これくらいのことで簡単に諦めるディーンではなかったようです。5年生になって意見の相違からシェーマス・フィネガンとラベンダー・ブラウンが別れてしまうと今度は・・・

「闇の魔術防衛グループ」後のダンブルドア軍団の第1回準備会合がホッグズ・ヘッドで行われた時ディーンはネビルとそのシェーマスと別れた直後のラベンダーと一緒に来ているんですよね。つまりこの時ディーンは・・・

ラベンダーと付き合っていたようです。しかしディーンにとっては極めて残念なことに5年生の学期末になるとディーンはラベンダーと別れることになってしまったようなんですよね。そして6年生になるとラベンダーは・・・

皆さんよくよくご存知のようにロンに乗り換えたというわけです。そしてラベンダーと別れたディーンが次に付き合い始めたのはレイブンクローのマイケル・コーナーと別れた直後のジニーだったというわけなんですよね。

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ハリーと同学年のグリフィンドール生たち(3)(4回シリーズ)

5年生の新学期が始まって早々のシェーマス・フィネガンは「ハリーは嘘つきでダンブルドアはボケ老人」という日刊予言者新聞の主張を信じていました。それがハリーのインタビュー記事が「ザ・クィブラー」に掲載されると今度は一転して「ハリーの言うことを信じる!」と言い出したのでした。その理由とは?(全3項目)

3-1.5年生になってようやく・・・
ハリーポッター・シリーズにはありがちなことなんですが、シェーマス・フィネガンもまた当初は主人公のハリーに対して反抗的な態度を取ることでその存在感を示したというわけです。ハリーたちが5年生になると・・・

それは新学期初日の9月1日に起こったのでした。ディーン・トーマスとシェーマスがもう既に寝室に到着していましたが、2人はハリーが扉を開けた途端に口を閉じたのです。やはり自分のことを話していたのだろうかと・・・

それとも自分の被害妄想なのだろうか?と考えているとディーンのほうからハリーに「休みはどうだった?」と訊いて来たのでハリーは「まあまあさ」と答えたのです。ところがディーンが言うにはシェーマスのほうは・・・

「とにかくシェーマスよりはましだったな。今聞いてたとこさ」

ハリーと一緒に寝室に入ったネビルが「どうして?何があったの?」と訊きましたが、シェーマスはすぐには答えずクィディッチ・チームのケンメア・ケストレルズのポスターをまっすぐ貼るのに十分時間をかけた後に・・・

シェーマスはハリーに背を向けたままで「ママに学校に戻るなと言われた」と言い出したのでした。つまりシェーマスもその母親も日刊予言者新聞の「ハリーは嘘つきでダンブルドアはボケ老人」を信じるというわけです。

「あの夜いったい何があったんだ?ほらあの時・・・セドリック・ディゴリーとか色々?」

しかしその一方でシェーマスは怖さと知りたさが入り交じった言い方でハリーにこう言って来たのでした。それはおそらくこの4年間ハリーと肩を並べてホグワーツで時を過ごして来たので日刊予言者新聞の記事の内容が・・・

「相当大げさに誇張して書かれているのでは?」ということを感じていたため、気持ちが揺れ動いていたというわけなんですよね。そんなシェーマスだったのですが翌日9月2日の朝には超スピードで着替えを済ませると・・・

ハリーがまだ靴下も履いていない内に寝室を出て行ったのでした。ハリーが「長時間僕と一緒の部屋にいると自分も気が狂うと思っているのか?」と言うとそんなシェーマスをかばうようにディーンはこう言ったのでした。

「気にするな、ハリー。あいつはただ・・・」

ディーンはシェーマスが「ただ何なのか?」は言えなかったのでした。苛立つハリーにロンとネビルは「君が悪いんじゃない。あいつが悪い」と目配せしてくれたのですが、ハリーにはあまり慰めにならなかったのでした。

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ハリーと同学年のグリフィンドール生たち(2)(4回シリーズ)

「君たち2人ともどうやって同学年一番の美女を獲得したのか僕いまだに分らないなぁ」ハリーたちが4年生の時三大魔法学校対抗試合の開催を記念して行われたクリスマス・ダンスパーテイの当日ディーン・トーマスはハリーとロンにこう言ったのでした。何故ディーンは2人にこう声を掛けたんでしょうね?その理由とは?(全3項目)

3-1.改めてパーバティ・パチルについて
そんなわけで共にグリフィンドール寮に組分けされたということでこのパーバティ・パチルも実は1年生の時からハリーと肩を並べて授業を受けていたというわけなんですが2年生までは特段の活躍をしなかったために・・・

時折出番はあったものの本格的に物語の表舞台に登場して来たのはハリーが3年生になった時でした。それはパーバティが選択科目で「占い学」に「魔法生物飼育学」とハリーと同じ科目を取ったからというわけなんですよね。

そのためハリーがトレローニー先生に死の宣告を受ける瞬間もハリーが一番乗りを申し出てヒッポグリフのバックビークと対峙するのもパーバティは寝室が同じで仲良しのラベンダー・ブラウンと一緒に見ていたというわけです。

「あぁぁー、だめよ、ハリー。お茶の葉を忘れたの!」

「占い学」の授業で死の宣告を受けたのと同じ日の「魔法生物飼育学」の授業でハリーが一番乗りを名乗り出るものだからパーバティとラベンダーはアッと息を呑んでハリーにこう囁いたというわけです。しかしハリーは?

ハリーは2人を無視して放牧場の柵を乗り越え数いる中からハグリッドが選んだバックビークと対峙してグリフィンドールとスリザリン双方の3年生が見守る中で見事にバックビークにお辞儀をさせたというわけなんですよね。

しかし今にして思えばパーバティがハリーと全く同じ選択科目の「占い学」と「魔法生物飼育学」を選んだのは単なる偶然だったのでしょうか?それともやはり意図的にハリーと同じ科目を選んだということなのでしょうか?

それはやっぱり?

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ハリーと同学年のグリフィンドール生たち(1)(4回シリーズ)

今週はハリーと同学年でグリフィンドール寮に組分けされた生徒たちのことを取り上げてみることにしました。組分け帽子はハリーを「スリザリンに入れるのか?それとも他の寮にいれるのか?」で判断を迷いましたが、他にも「グリフィンドールか?他の寮か?」で揺れ動いた生徒がいたようなんですよね。(全3項目)

3-1.この2人も判断を迷った?
さて!先週の最後つまり先回の記事ではハリーの属する寮については結構組分け帽子が「難しい」と悩んでいたことを振り返ったわけなんですが、実はハリーと同学年のグリフィンドール生で組分けが難しかったのは・・・

ハリーだけではなかったようなんですよね。ハリーは他の新入生の組分けの様子を見ている内に帽子がすぐに寮名を呼び上げる場合と決定にしばらくかかる時があることに気づいたのでした。まずその1人目というのが・・・

ハリーの前に並んでいた黄土色の髪の少年シェーマス・フィネガンは丸々1分間椅子に座っていて、それからやっとのことで「グリフィンドール!」と宣言したのでした。さらに椅子まで行く途中で転んでしまったという・・・

ネビル・ロングボトムも決定にしばらくかかった後にようやく「グリフィンドール!」と宣言したというわけです。つまりシェーマス・フィネガンとネビル・ロングボトムの2人も帽子は入れる寮の判断に迷ったようなんですよね。

何故組分け帽子はネビルとシェーマス・フィネガンの2人が入る寮の判断を迷ったのでしょうか?2人が入る寮の決定はどのように難しかったんでしょうね?帽子はどの寮と4つあるいずれの寮との間で揺れ動いたんでしょうね?

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改めて数々のハリポタ用語について「賢者の石」編(4)(シリーズ最終回)

大広間で組分けの儀式を受けハリーもロンも揃ってめでたく同じ寮に入ることになったのでした。そして初めての飛行訓練授業でいきなり規則破りをしてしまい「2週間も持たずにに退学か」と意気消沈したハリーだったのですが、その場にいたマクゴナガル先生の口からは意外な言葉が・・・(全3項目)

3-1.組分け帽子
マクゴナガル先生は椅子の上にボロボロでとても汚らしい魔法使いの被るトンガリ帽子を置きました。ハリーは「もしかしたら帽子からウサギを出すのかな?」などと思ったのですが、大広間にいる全員が帽子を見つめて・・・

広間が水を打ったように静かになったのでハリーも帽子を見つめると、帽子がピクピクと動き出してつばの縁の破れ目がまるで口のように開いて帽子が歌い出したのです。歌が終わると広間にいた全員が拍手喝采をしたのでした。

そして帽子は4つのテーブルにそれぞれお辞儀をして再び静かになったのでした。帽子の歌を聞いてロンもようやく「どうやって入る寮を決めるのか?」が判ったというわけなんですよね。新入生はただ帽子を被ればいいのです。

マクゴナガル先生が長い羊皮紙の巻紙を手にして進み出ると「ABC順に名前を呼ばれたら帽子を被って椅子に座り組分けを受けてください」と言ったのでした。最初に呼ばれたのはピンクの頬をした金髪のおさげの女の子でした。

「ハッフルパフ!」

ハンナ・アボットがハッフルパフのテーブルに着きこうして組分けの儀式が始まったのでした。ハリーは「どの寮にも選ばれなかったらどうしよう」と恐ろしい考えが浮かんでしまいましたがやがてハリーの番が巡って来ました。

帽子が目の上に落ちる直前までハリーが見ていたのは広間中の人たちが首を伸ばしてハリーをよく見ようとしている姿でした。次の瞬間ハリーは帽子の内側の闇を見ていました。すると低い声が耳の中から聞こえて来たのでした。

「難しい。非常に難しい。勇気に満ちている。頭も悪くない。才能もある。自分の力を試したいという素晴らしい欲望もある。さてどこに入れたものかな?」と帽子が悩む中ハリーは椅子の縁を握り締めてこう思ったのでした。

「スリザリンはダメ、スリザリンはダメ」

すると帽子は「スリザリンは嫌なのかね?君は偉大になれる可能性があるのだよ。その全ては君の頭の中にある。スリザリンに入れば間違いなく偉大になる道が開ける」しかしハリーがそう確信しているのならと言って・・・

「グリフィンドール!」

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改めて数々のハリポタ用語について「賢者の石」編(3)(4回シリーズ)

バーノン叔父さんにキングズ・クロス駅まで車で送って来てもらったものの9と3/4番線への入り方が全く分らなかったハリーだったのですが、何とかホグワーツ特急に乗り込むことができたのでした。そして初めてホグワーツ魔法魔術学校の大広間に足を踏み入れたハリーが見た光景とは?(全3項目)

3-1.ホグワーツ特急
バーノン叔父さんに車で駅まで送って来てもらったものの列車の発車時刻まで「あと10分」だというのにハリーはキングズ・クロス駅の9と3/4番線への入り方を全く見出せずにいたのでした。そこに偶然通りかかったのが・・・

「マグルで混み合ってるわね。当然だけど」

ハリーはここで出会ったウィーズリーおばさんにホームへの入り方を教えてもらってようやくホグワーツ特急に乗り込むことができ、そこでウィーズリー家の末息子で六男のロンという初めての同年代の友達ができたのでした。

このホグワーツ特急の列車内でハリーはハーマイオニーにネビルさらには1ヵ月前にダイアゴン横丁のマダム・マルキンの洋装店で会ったドラコ・マルフォイと再会するなど様々な生徒たちと出会うことになったのですが・・・

ここでむしろ私が注目するのは車内販売でハリー自身が魔法界で初めての買い物をしたということです。ダーズリー家ではハリーは甘い物を買うお金など持つことがなかったため「1つも買い損ねたくない!」とばかりに・・・

ハリーの知っているマーズ・バー・チョコレートはありませんでしたが、その代わりにバーティー・ボッツの百味ビーンズだのドルーブルの風船ガムだの蛙チョコレートにかぼちゃパイに大鍋ケーキに杖形甘草あめだのと・・・

さらにはハリーが今まで一度も見たことがないような不思議な物が沢山あったのです。ハリーはどのお菓子も少しずつ買っておばさんに銀貨11シックルと銅貨7クヌートを支払ったのでした。ハリーが両腕一杯の買い物を・・・

空いている座席にドサッと置くとロンは目を皿のようにして「お腹空いてるの?」と訊いて来たのでした。そんなロンにハリーはかぼちゃパイにかぶりつきながら「ペコペコだよ」と答えたのでした。何しろハリーは・・・

今まで誰かと分け合うような物を持ったことがありませんでしたし分け合う人すらいませんでした。そのためロンと一緒にパイやらケーキなどを夢中で食べるのはとっても素敵なことだったのでした。そのためロンもまた・・・

母親のウィーズリーおばさんが作ったサンドイッチをほったらかしにしてハリーが買ったお菓子を夢中で食べていたのでした。

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改めて数々のハリポタ用語について「賢者の石」編(2)(4回シリーズ)

船を降りて地下鉄でロンドンに移動したハリーとハグリッドだったのですが、誰もが魔法界で最初に足を踏み入れるパブ「漏れ鍋」でハリーは本当に自分は魔法界では有名なんだということを痛感させられることになったのでした。そしてその「漏れ鍋」を通り抜けると・・・(全3項目)

3-1.漏れ鍋
ハリーにとっては初めてのロンドンでした。数々の店が立ち並ぶ大通りをハグリッドは大きな体で悠々と人込みを掻き分けて行くのでハリーは後ろにくっついて行きさえすれば良かったのでした。やがてハグリッドが・・・

「漏れ鍋-有名なところだ」

ハグリッドに促されて中に入ったその場所でハリーは今日の真夜中過ぎにハグリッドから言われた「自分は魔法界では有名人なんだ」ということを痛感させられることになったのです。何と「漏れ鍋」にいた客の全員から・・・

「何と。こちらが・・・いやこの方が」
「やれうれしや!」

「ハリー・ポッター・・・何たる光栄」

バーテンのトムが急いでカウンターから出て来てハリーに駆け寄ると何と涙を浮かべながらハリーの手を握ったのです。この後あちらこちらで椅子を動かす音がしたかと思うとパブにいた全員がハリーに握手を求めて来たのです。

ドリス・クロックフォードに至っては特に大感激で何度も握手を求めて来るほどでした。ハグリッドの「もう行かんと。買い物がごまんとあるぞ」の呼びかけでハリーはようやくガヤガヤ騒ぎから抜け出すことができたのでした。

そして2人はパブを通り抜けると・・・

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改めて数々のハリポタ用語について「賢者の石」編(1)(4回シリーズ)

ハリーは1才の時に両親と死別して以来ダーズリー夫妻に育てられて来たので11才になるまでは魔法界が存在することすら知りませんでした。そこで今週はハリーが様々な人たちから聞いて学んだ魔法界の知識をシリーズに登場するハリポタ用語を通じて復習してみることにしました。(全3項目)

3-1.マグル
知っての通りハリーは1才の時に両親をヴォルデモートに殺されて以来ダーズリー夫妻に育てられて来たため11才の誕生日に自身が魔法使いだということを知らされるまでは魔法界のことは一切知らなかったというわけです。

「お前のようなコチコチのマグルに、この子を引き止められるもんなら拝見しようじゃないか」

「マグ-何て言ったの?」と訊くハリーに対してハグリッドは「マグルだよ」と言った後さらにダーズリー一家のような魔法族ではない者のことを俺たちはそう呼ぶと答えたのでした。さらにハグリッドはハリーに・・・

ハグリッドは「よりによって俺の見た中でも最悪の極め付きの大マグルの家で育てられるなんてお前さんも不運だったな」とも言ったのでした。そして実はバーノン叔父さんもペチュニア叔母さんも2人が揃ってハリーが・・・

魔法使いだったということを知っていたと聞いて驚愕させられることになったのです。それに加えてハグリッドから「ハリーは有名人で魔法界ではハリー・ポッターの名前を知らない子供は1人もいない」とも聞かされて・・・

ハグリッドの口から聞かされることはハリーにとっては驚きの連続ということになったのでした。そこでハリーがハグリッドに「どうしてなの?いったい何があったの?」と自身が魔法界で有名になった理由を訊ねると・・・

それはあの人が・・・

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改めてハリーポッター・シリーズに登場する母親について考える(4)(シリーズ最終回)

今週はハリーポッター・シリーズに登場するお母さんを紹介して来ましたが、最終日の今日は当然「この人」というわけです。7人もの子供がいるのにも関わらずハリーに対しても過大とも云える愛情を注ぐウィーズリーおばさんなんですが実は7人いる子供たち全員が・・・(全3項目)

3-1.改めて母親としてのモリー・ウィーズリーについて
ロンは常々「上の兄たちと比べると自分は取り立てて優秀というわけでもないし特に秀でた能力や才能があるというわけでもない」だから母親のウィーズリーおばさんからは「どうでもいい子と思われているのでは?」と・・・

そのためにハリーと初めて会った時にも「もし僕が期待に応えるようなことをしたって大したことじゃないってことになっちまう」とボヤいていたというわけです。そのために心の一番奥底にある望みを写し出すという・・・

「みぞの鏡」をロンが覗き込んだ時には「いつも兄弟の陰で霞んでいるから他の兄たちの誰よりも素晴らしい自分が堂々と立っている」のが見えるというわけです。しかしウィーズリーおばさんは7人いる子供たち全員が・・・

悪戯ばかりして心配をかけるだけのフレッドとジョージも成績優秀なビルもパーシーも皆が皆同じように愛しくてしかながないというわけなんですよね。だから当然ロンに対する愛情も他の兄弟たちと変わらないというわけです。

さらにおばさんは親のいないハリーのことを「我が子も同然です」と言い切り過保護とも云えるほどの愛情を注いだり、人の子であるニンファドーラ・トンクスのことも真剣に心配をして相談に乗ってあげたりもするなど・・・

それがウィーズリーおばさんというわけなんですよね。

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改めてハリーポッター・シリーズに登場する母親について考える(3)(4回シリーズ)

今週はハリーポッター・シリーズに登場する母親を1回1人ずつ紹介していますが、本日取り上げるのは4人の中では唯一既に死亡している「この人」です。自らの命を投げ出して息子の命を救うという壮絶な最期だったのですが最後の最後にはそのことが魔法界に真の平和をもたらすことになったのです。(全3項目)

3-1.改めて母親としてのリリー・ポッターについて
知っての通り本シリーズはハリーの両親がヴォルデモート卿に殺される所から始まります。そのためハリーの母親のリリーが生身で登場するシーンは一切ないというわけです。そのためリリーの母親像が垣間見えるのは・・・

7巻でハリーがグリモールド・プレイス12番地に入った際に見つけたリリーがシリウスに宛てて出した手紙が唯一ということになっています。その手紙の中でリリーはハリーの様子についてどう綴っているのかと云えば・・・

その手紙の冒頭でリリーはシリウスにハリー1才の誕生祝いにおもちゃの箒をくれたことへのお礼を言っています。地上から60センチぐらいしか浮かばないのにハリーはとても得意そうで一番のお気に入りになったんだそうです。

おもちゃの箒に乗ったハリーは危うく猫を殺しそうになったりペチュニア叔母さんからクリスマスに貰った趣味の悪い花瓶を割ってしまったりとトラブル続きのため飾り物は全部片付けてしまわないといけないそうですし・・・

ハリーが飛んでいる時は目が離せないとのことでした。この手紙を読み終わった時ハリーの体の中では静かな噴火が起こり喜びと悲しみが同じくらいの強さで血管を駆け巡っていたのでした。この奇跡のような羊皮紙は・・・

リリー・ポッターが生きていたことを本当にこの世にいたことの証なんだと思うとハリーは「この手紙は信じ難いほどの宝物だ」と思ったのでした。まるでリリーが小さく優しく手を振ってくれているような気がしたのでした。

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