改めて数々のハリポタ用語について「炎のゴブレット」編(2)(8回シリーズ)

クィディッチ・ワールドカップに招待されてハリーは2年ぶりに「隠れ穴」に滞在することになりました。ロンが手紙で「迎えに行くよ」と言って来たのですが、ハリーもダーズリー一家も車で来るものと思っていたら一行はあっと驚く方法でハリーを迎えに来たのです。その方法とは?(全3項目)

3-1.煙突飛行規制委員会
ハリーは2年生の夏休みに初めて「隠れ穴」に滞在した時に煙突飛行粉でダイアゴン横丁に移動しました。そして4年生の夏休みにそのウィーズリー家の住居とプリベット通り4番地を繋ぐという作業を見ることによって・・・

実は移動手段としての魔法使いの家の暖炉を取り仕切っているのが魔法省の「煙突飛行規制委員会」という部署だということを知ることになったのです。その日プリベット通り4番地には極度に緊張した空気が満ちていました。

まもなく魔法使いの一行がこの家にやって来るからです。ところがハリーもダーズリー一家もウィーズリー家の人たちが車で来るものとばかり思っていたので、板張りの暖炉の向こうから音が聞こえてくるとダーズリー一家は?

「あれは何なの?」

玄関先で待っていたハリーが居間に飛び込むとペチュニア叔母さんがこう訊いて来ました。それは板を打ちつけて塞いだ暖炉の中からバンバン叩いたりガリガリ擦ったりと大きな音が聞こえていたからです。それを聞いて・・・

ハリーはウィーズリー一家が煙突飛行粉を使ってここに来ようとしたことを知ったのです。アーサー氏はハリーに「下がっていなさい」と告げると、板張りを突き破ってプリベット通り4番地の居間に入るとこう言ったのでした。

「全て私のせいです。まさか到着地点で出られなくなるとは思いませんでしたよ。実はお宅の暖炉を煙突飛行ネットワークに組み込みまして。ハリーを迎えに来るために今日の午後に限ってですがね」さらにアーサー氏は・・・

何でも厳密に言うとマグルの家の暖炉は結んではいけないことになっているそうなんですが、アーサー氏は「煙突飛行規制委員会」にちょっとしたコネがあってその人が細工をしてくれたのだそうです。このようにして・・・

ハリーを迎えに来たアーサー氏にロンそれにフレッドとジョージの総勢4人のウィーズリー一家一行はハリーを煙突飛行ネットワークで「隠れ穴」に送り届けるとプリベット通り4番地を去って行ったというわけなんですよね。

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改めて数々のハリポタ用語について「炎のゴブレット」編(1)(8回シリーズ)

さて!昨年の11月からハリーポッター・シリーズに登場する数々の用語について改めて振り返っています。ハリーとハーマイオニーは4年生の夏休みに生まれて初めてクィディッチの国際試合ワールドカップを観戦しましたが開催に当たってはマグルに知られないよう様々な措置や対策それに創意工夫が行われたようです。(全3項目)

3-1.リドルの館
リトル・ハングルトンを見下ろす小高い丘の上に立つ館にあの一家が住んでいたのはもう随分前のことなのに、村の人たちは今でもその館のことを「リドルの館」と呼んでいました。それは50年前に起きたあの不可思議な・・・

出来事が強く印象に残っていたからでしょう。ある晴れた夏の日の明け方メイドが客間に入って行くとリドル一家が3人揃って息絶えているのを見つけたのです。警察が呼ばれリトル・ハングルトンの村中が大騒ぎになりました。

誰1人としてリドル一家のために悲しみに暮れる者はいませんでした。何しろこの一家は金持ちで高慢ちきで礼儀知らずでこの上なく評判が悪かったからです。村人の関心事は「誰が犯人なのか?」の一点に絞られていました。

どう見ても当たり前に健康な3人が揃って一晩に死ぬはずがないからです。すると庭番としてリドル一家に仕えていたフランク・ブライスが屋敷の合鍵を持っていたということで逮捕され隣村の警察に引っ張って行かれたのです。

しかしグレート・ハングルトンの警察ではフランクが自分は無実だと頑固に言い張っていました。あの日フランクが館で見たのはたった1人の黒い髪で青白い顔をした男の子だけだったとフランクはそう言って譲りませんでした。

しかし他にそんな男の子を見たという者がいなかったため警察は「フランクの作り話に違いない」と確信していました。ところがリドル一家の検死報告が届いたことで全てが引っくり返りフランクを釈放するハメになったのです。

一家の遺体を調べた医師団の結論は「どの死体にも毒殺も刺殺も射殺も絞殺も窒息の跡もなく全く傷つけられた様子がない」というものだったのです。つまり死んでいるということを別にすればリドル一家は健康そのものである。

医師団の報告書は明らかに困惑を隠し切れない調子で書き連ねてありました。リドル一家が殺害されたという証拠がない以上は警察はフランク・ブライスの身柄を拘束しておく理由がありませんでした。それならば真犯人は?

フランク・ブライスが見た「黒い髪の青白い顔の少年」だったのですが、至極残念なことにその少年は罪の裁きを受けなかったのです。

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改めてオーガスタ・ロングボトム夫人について(4)(シリーズ最終回)

ネビルの両親のフランクとアリスは揃って才能豊かで父親のフランクは闇祓いになるほど優秀だったのに、孫のネビルときたら得意科目と苦手の差が半端なくてとボヤいていたオーガスタ夫人だったのですが、5年生の学期末にハリーと肩を並べて死喰い人と戦ったことでオーガスタ夫人のネビルに対する評価は・・・(全3項目)

3-1.最後に売った杖?
オーガスタ夫人にしてみれば夫婦揃って才能豊かで父親のフランクに至っては闇祓いになるほど優秀な息子なのに、ネビルは「薬草学」では群を抜いた才能を発揮するものの「魔法薬学」では最低の点数を取って来るという・・・

そんなネビルがあのハリー・ポッターと肩を並べて死喰い人と戦ったのです。オーガスタ夫人の元に「日刊予言者新聞」の記者が来てコーネリウス・ファッジに代わって魔法大臣になったルーファス・スクリムジョールが・・・

ホグワーツに帰る学生の安全を確保するため新しい強硬策を取ったという記事のために取材に来ているのにも関わらず、オーガスタ夫人は「孫のネビルはたまたまハリー・ポッターと仲良しで」と孫の自慢をした後さらに・・・

ついでに申し上げますと言って「この6月魔法省で彼と肩を並べて死喰い人と戦ったのですが」と記者に語り出したのです。ネビルは自分たちが経験したあの出来事が「日刊予言者新聞」に書きまくられているのを見て・・・

あんなに新聞に書き立てられて「ばあちゃんが怒るんじゃないか?」と思ったそうですが、意外なことにオーガスタ夫人は「ネビルがやっと父さんに恥じない魔法使いになり始めた」と言ってとても喜んでくれたんだそうです。

それまでネビルは父親のフランクの杖を使っていました。しかし死喰い人との戦いで壊れてしまったので、オリバンダーの店に行って新しい杖を買ってくれたんだそうです。ネビルは「桜とユニコーンの毛」と言った後に・・・

次の日にいなくなったからオリバンダーが売った最後の1本だと思うとハリーとルーナに得意気に言ったのでした。

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改めてオーガスタ・ロングボトム夫人について(3)(4回シリーズ)

何故ネビルはおばあさんのオーガスタ夫人に育てられたのか?ハリーがその理由を聞いたのは4年生の時に校長室に行った際にダンブルドアから知らされたのでした。そしてロンにハーマイオニーとジニーの3人は翌年度のクリスマス休暇に聖マンゴ魔法疾患障害病院の隔離病棟に偶然行く事で・・・(全3項目)

3-1.何故おばあさんに?
このことについてはもはや周知の事実で今更という気がしないでもないですが、オーガスタ夫人を語る上では避けては通れないことなので改めて説明しておくことにします。そもそもネビルがおばあさんに育てられたのは・・・

今週の冒頭の記事でも触れたようにハリーたちが組分けの儀式を受けた後グリフィンドールのテーブルに着いた時に家族の話になり、ネビルはおばあさんに育てられたと言っていました。ところが両親の今現在については・・・

ネビルは何も言いませんでした。ハリーが「何故ネビルはおばあさんに育てられたのか?」の理由を知ったのは、4年生になってシリウスのアドバイスに従い額の傷痕が痛んで校長室に行った際にダンブルドアから聞いたのです。

ベラトリックス・レストレンジにクラウチ・ジュニアを含めた4人の死喰い人がネビルの両親ロングボトム夫妻がヴォルデモート卿の行方を知っていると思い込んだ結果「磔の呪い」をかけて夫妻を廃人にしてしまったのです。

その時ハリーの「それで2人は死んでしまったのですか?」の問いに対してダンブルドアは苦々しさに満ちた声で、今2人は正気を失って聖マンゴ魔法疾患障害病院に入院しておりネビルは休暇になるとおばあさんと一緒に・・・

見舞いに行っているはずだと答えたのでした。そして5年生のクリスマス休暇にハリーはロンとハーマイオニーそれにジニーと共に、記憶を失って同じ隔離病棟に入院していたギルデロイ・ロックハートに導かれる形で・・・

2人のいる病棟に行き・・・

そこでネビルとオーガスタ夫人と会うことになったのです。

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改めてオーガスタ・ロングボトム夫人について(2)(4回シリーズ)

3年生になるとホグズミード村に行くことが許されるようになります。オーガスタ夫人は特段反対する理由もなかったのでネビルに許可を与えました。がしかし数々の不運が重なってネビルはその権利をマクゴナガル先生に剥奪されてしまったのでした。それはシリウス・ブラックが・・・(全3項目)

3-1.まね妖怪と対決する時に・・・
昨日の記事でも触れているようにハリーはホグワーツ入学前で自身がまだ魔法使いだということを知らない時にオーガスタ夫人に会っています。それは3年生になって最初の「闇の魔術に対する防衛術」の授業でネビルが・・・

詳しく説明しているからというわけです。ルーピン先生はハリーたち3年生のグリフィンドール生を連れて職員室に来ると、洋箪笥にいるまね妖怪と一番最初に対決する生徒にネビルを指名したのでした。そしてネビルに・・・

「君はおばあさんと暮らしているね?」

ルーピン先生はさらに突っ込んでネビルに「教えてくれないか。おばあさんはいつもどんな服を着ていらっしゃるのかな?」と訊いたのでした。ルーピン先生の唐突な質問にネビルはきょとんとしましたが、こう答えたのでした。

「えーと・・・いっつもおんなじ帽子。たかーくててっぺんにハゲタカの剥製がついてるの。それにながーいドレス・・・たいてい緑色・・・それと時々狐の毛皮の襟巻きしてる」

つまりオーガスタ夫人はいつも高くて一番上にはハゲタカの剥製がついた帽子を被って緑色の長いドレスを着ている。そのためハリーがバスの中で見た時には「緑ずくめの突飛な格好をしたおばあさん」に見えたというわけです。

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改めてオーガスタ・ロングボトム夫人について(1)(4回シリーズ)

今月7月が誕生月ということで先週はネビルのことを取り上げましたが、今週はそれに関連してネビルのおばあさんオーガスタ夫人を久方ぶりに紹介することにしました。ロングボトム家の子弟は「こうあるべき!」といった感じで孫のネビルに対しては厳しく接しているオーガスタ夫人なんですが・・・(全3項目)

3-1.登場シーン
ハリーポッター・シリーズでは本人が直に生身で出て来る以前に名前のみの登場というのが、毎度お馴染みのパターンで当サイトでも数多くの例を紹介して来ました。しかしこのオーガスタ夫人はかなり変わっているんですよね。

最初に登場しているのは第1巻「賢者の石」の第2章の最後のページで3人の内の1人として登場しています。ハリーがバスに乗っていると緑ずくめの突飛な格好をしたおばあさんがハリーに向かってうれしそうに手を振っています。

つまり初めてオーガスタ夫人と会った時にはハリーはまだ自身が魔法使いだということを知らなかったというわけです。次はハリーが初めてキングズ・クロス駅の9と3/4番線に足を踏み入れ列車に向かって歩いている時に・・・

「ばあちゃん、またヒキガエルがいなくなっちゃった」
「まあ、ネビル」

この時は言ってみれば「声だけの出演」でハリーが初めてしゃべるオーガスタ夫人を目撃したのは、第3巻「アズカバンの囚人」つまりハリー3年生の夏休みになってからのことだったのです。ハリーがダイアゴン横丁で・・・

新学期が近づいたある日。ハリーがフローリシュ・アンド・ブロッツ書店の前を通るとおそらくは新しい教科書を買うためネビルとオーガスタ夫人が来ていました。例によってネビルは教科書のリストを忘れて来たようで・・・

オーガスタ夫人に叱られている所でした。ハリーはこの夏休みに「夜の騎士(ナイト)バス」に乗った際にネビルの名前を借用していたので「それがこのおばあさんにバレませんように」と願ったのでした。そしてようやく・・・

ハリーが初めてオーガスタ夫人に直に会って会話を交わしたのは、5年生のクリスマス休暇に聖マンゴ魔法疾患障害病院にアーサー氏を見舞いに行った時に偶然行く事になった隔離病棟でのことでした。これについては・・・

また今週の後半に紹介することにします。

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改めてネビルとマクゴナガル先生の関係について考える(後編)

マクゴナガル先生にとってネビルは「もしあのことが他校の生徒に知られてしまったらどうしよう?」と思うほどで頭痛と悩みの種でした。ところがそのネビルがハリーを肩を並べて死喰い人と戦ったことでマクゴナガル先生のネビルに対する評価は劇的に変化したのでした。(全3項目)

3-1.聖マンゴから退院して・・・
「変身術」の教師としてもグリフィンドール寮の寮監としてもマクゴナガル先生にとってネビル・ロングボトムという生徒は得意中の得意にしている「薬草学」を除く科目ではトラブルの連続で頭痛と悩みの種だったのでした。

それが・・・

ハリーといつものクラッブにゴイルを従えたドラコ・マルフォイが玄関ホールで偶然出会い、そこにスネイプが通りがかって「減点しようにもグリフィンドールにはもはや点が残っていない」と言っている所に現れたのが・・・

「点を増やしましょうか?」

マクゴナガル先生がちょうど正面玄関の石段を城に上がって来る所でした。タータンチェックのボストンバックを片手にもう一方の手で杖にすがっていたものの、それ以外は至極元気そうでした。マクゴナガル先生はまず・・・

マルフォイの腰巾着クラッブとゴイルにボストンバックと肩から外した旅行用マントを押し付けて追い払うと、点数を示す壁の砂時計を見上げてハリーとその友人たちが世間に対しヴォルデモートの復活を警告したことで・・・

ハリーにロンにジニーそれにネビルとハーマイオニーにそれぞれ「50点」のボーナス点を与えたのでした。当然ルーナにも50点ということでレイブンクローにも点数が加算されました。さらにふくろう試験の結果を受けて・・・

6年生の学期初日には・・・

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改めてネビルとマクゴナガル先生の関係について考える(前編)

今週はネビルと2人の登場人物との関係について改めて振り返っています。マクゴナガル先生にとってネビルは自分の担当する「変身術」はもちろんのこと。他の科目でも問題を引き起こしていて悩みと頭痛の種のようでした。しかしハーマイオニーの呼びかけで結成された「ダンブルドア軍団」にネビルが参加したことで・・・(全3項目)

3-1.50点の減点と初めての罰則
マクゴナガル先生と云えば聡明で厳格でさらには非情なまでに公正中立でグリフィンドール寮の寮監だというのに、グリフィンドールからの減点も厭わないという性格の持ち主です。そのためネビルは入学して最初の年度に・・・

「呆れ果てたことです」

マクゴナガル先生はドラゴンなんて嘘っぱちでドラコ・マルフォイをベッドから誘き出し問題を起こさせようとしたんでしょう。あなた方はこんな話を信じたネビルを滑稽だと思っているんでしょうと断じてしまったのでした。

実はネビルはハリーとハーマイオニーのことを心配して危険を知らせようと、この暗い中を2人を探していたのにマクゴナガル先生にこう決め付けられショックを受けてしょげていたのです。さらにマクゴナガル先生は・・・

「1人50点です」

ハリーは息を呑みました。マクゴナガル先生は「一晩に4人もベッドを抜け出すなんて前代未聞です」と言ってネビルにハーマイオニーそれにハリーの3人に罰則を課し、さらに1人につき「50点」の減点を言い渡したのでした。

ネビルやハーマイオニーにとって幸いだったのは群を抜いて有名人で賞賛の的だったハリーに批難が集中したことでした。それでも談話室では誰も2人には決して話しかけようとはせず他の寮生と離れて黙々と勉強していました。

罰則は学期末試験の1週間前の金曜日の夜に行われました。ハリーにネビルにハーマイオニーそれにドラコ・マルフォイの4人は11時に玄関ホールに集合してハグリッドと共に「禁じられた森」の中に入って行ってそこで・・・

傷つけられた一角獣(ユニコーン)を探し出すというものでした。

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改めてネビルとハーマイオニーの関係について考える(後編)

ネビルにとってスネイプの「魔法薬学」の授業は最悪でした。でもどうしてもという時にはネビルにはハーマイオニーという心強い味方がいて助けてくれたのでした。そこで三大魔法学校対抗試合の開催を記念して行われたクリスマス・ダンスパーティではネビルはハーマイオニーに・・・(全3項目)

3-1.スネイプの授業と縮み薬
ネビルにとって最悪の科目でした。恐怖のスネイプ先生の「魔法薬学」の授業ではネビルはいつも支離滅裂で普段の10倍のヘマをやってしまうのです。3年生になって最初の授業でも明るい黄緑色になるはずだった水薬が・・・

「オレンジ色か。ロングボトム」

スネイプは大鍋から薬を柄杓ですくい上げ上からタラタラと垂らし入れて周囲によく見えるようにしました。そして問題点を細々と幾つも拾い上げて最後に「いったいどうすれば理解していただけるのかな?」と言ったのでした。

ネビルは赤くなって小刻みに震え今にも涙をこぼしそうでした。そこにハーマイオニーが割り込んで来て「手伝わさせてください」と言ったのですが、スネイプは「君にでしゃばるよう頼んだ覚えはない」と言い放ったのでした。

スネイプが授業の最後にネビルのヒキガエルに作った水薬を試すと言ったので、ネビルはハーマイオニーに「助けてよ!」と呻くように頼んだのでした。スネイプがハーマイオニーにネビルを手伝うなと言っていたために・・・

ハーマイオニーはスネイプに気づかれないようにと、唇を動かさないようにしてネビルに指示を与えていたのでした。そしてスネイプは暗い目をギラギラさせながら生徒たちに「諸君ここへ集まりたまえ」と呼びかけたのでした。

スネイプの説明によれば「縮み薬」が何とかちゃんとできていればネビルのヒキガエルはおたまじゃくしになる。しかし作り方を間違えていれば自分はそうなると思うがネビルのヒキガエルは薬の毒にやられるとのことでした。

スネイプはヒキガエルのトレバーを左手で摘み上げ今は緑色に変わっている水薬をトレバーの喉にスプーンで流し込んだのでした。するとトレバーがゴクリと飲み「ポン」という音がしたかと思うとスネイプの手の平には・・・

おたまじゃくしになったトレバーがくねくねしていたのでした。恐々見ていたグリフィンドール生は拍手喝采したのでした。しかし当然ですがスネイプは「面白くない」という顔をしてローブのポケットから小瓶を出して・・・

数滴その薬を落としてトレバーを元の姿に戻した後「グリフィンドール、5点減点」と言ったのでした。理由は駄目だと言ったのにハーマイオニーが手伝ったからとのことでした。しかしトレバーは命拾いしたというわけです。

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改めてネビルとハーマイオニーの関係について考える(前編)

今月はハリーとネビルの誕生月ということで今週はネビルと2人の登場人物との関係について改めて考えてみたいと思います。前半の今日と明日はハーマイオニーです。ハリーが初めて会った時。ハーマイオニーはもう既にネビルのことをファーストネームで呼んでいました。そのことがハーマイオニーの組分けの際に・・・(全3項目)

3-1.いきなりファーストネーム
ネビルとハーマイオニーの関係を考える上で決して避けては通れないのが、ハリーとロンが初めて乗ったホグワーツ特急でネビルがハーマイオニーを伴って2人のいるコンパートメントに入って来た時のこの第一声なんですよね。

「誰かヒキガエルを見なかった?ネビルのがいなくなったの」

この後ハーマイオニーはホグワーツが最高の魔法学校だということ。現校長のダンブルドアもそこ出身なので自分もグリフィンドール寮に入りたいということ。それらのことを本ではなく色んな人に聞いて知ったと言っています。

当サイトでは本の虫のハーマイオニーは自分が魔女だと知ってからというものはダイアゴン横丁のフローリシュ・アンド・ブロッツ書店に足しげく通うようになり、そこで教科書のリストを忘れて来たネビルに偶然出会い・・・

それをきっかけにネビルのおばあさんのオーガスタ夫人やその親戚や知り合いから魔法界に関する様々な情報を聞いたのでは?という見解を以前に既に発表しています。当然ネビルの親戚の人たちは皆が皆そうだったので・・・

ハーマイオニーにも「入るんならグリフィンドールがいい」と熱心に勧めたんでしょうね。後にハーマイオニーは組分け帽子が自分をレイブンクローに入れることを真剣に考えたのだが結局はグリフィンドールを選んだと・・・

言ってみればハーマイオニーが最初に出会った同学年の魔法界の人間がネビルだったからこそハーマイオニーはグリフィンドール生になったというわけです。つまりハーマイオニーの組分けについてはネビルが果たした役割は?

極めて重要だったというわけなんですよね。

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改めてハリーとコーネリウス・ファッジの関係について考える(4)(シリーズ最終回)

懲戒尋問でハリーを退学にすることができなかったファッジは「今度そは!」と新たな策に打って出て来たのでした。ところがその学期末にヴォルデモート卿の復活が明らかになるとファッジはそれまでの姿勢を一転させて敵対していたダンブルドアとハリーに対して・・・(全3項目)

3-1.次なる策は?
何が何でもハリーをホグワーツから退学せしめ魔法界から抹殺したいという思いを強くしたファッジが次に打った策は「魔法省がホグワーツに干渉する」というものでした。幸いにも「闇の魔術に対する防衛術」の教職に・・・

ダンブルドアが新たな人材を見つけることができなかったため、ホグワーツにドローレス・アンブリッジを送り込むことができました。ファッジはアンブリッジの権限をより強固なものにするために学期が始まって早々に・・・

「ホグワーツ高等尋問官」という職位を新たに設けてそれをアンブリッジに兼任させ「歯向かう者は教師と言えどもクビ!」という情け容赦ない策に打って出て来たのです。全てはハリーを退学にするためだったというわけです。

アンブリッジはホグワーツに乗り込んだ後も矢継ぎ早に新たな教育令を発効し自身の権限を強化して行ったのでした。そしてついに今度こそハリーを退学にするチャンスを掴んだのです。それはハリーが違法な学生組織に・・・

加盟するよう生徒たちを説得していたというのです。ファッジは喜び勇んで今年度から補佐官に任命したパーシー・ウィーズリーに2人の闇祓いを引き連れてホグワーツに乗り込んで来たのでした。校長室で待っていると・・・

アンブリッジがハリーを連れて来たのでした。

ところが!

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改めてハリーとコーネリウス・ファッジの関係について考える(3)(4回シリーズ)

ハリーを何とか黙らせたい!そう強く願っていたファッジの元に未成年のハリーが学校の外で魔法を使ったという一報がもたらされたのでした。喜ぶファッジだったのですがハリーの退学を目論んで臨んだ10日後の懲戒尋問ではまたしてもダンブルドアにしてやられてしまったのです。事の顛末は?(全3項目)

3-1.チャンス到来!しかし・・・
何とかハリーを黙らせることはできないものか。そう強く願っていたもののファッジはこれといった策は思い浮かびませんでした。ところが夏休みに入って1ヵ月余りが経った頃に向こうのほうからチャンスが巡って来たのです。

未成年で学校の外では魔法の使用を禁止されているハリーが「守護霊の呪文」を行使したという一報が入って来ました。魔法省はただちにハリーに対しホグワーツを退校処分にすることと杖を没収する旨を通知しましたが・・・

ホグワーツ魔法魔術学校校長アルバス・ダンブルドアが「魔法省にそのような権限はない!」と言って、ハリーを退学にするか否かは10日後に行われる懲戒尋問の結果次第ということになりました。しかしその懲戒尋問は・・・

面接を担当するのは魔法法執行部の部長アメリア・ボーンズでファッジ自身は尋問する機会すら与えられていなかったので「このままでは無罪放免ということになってしまうのでは?」と思ったファッジは法律を改正して・・・

ハリーを大法廷で裁くことにしたのです。こうすれば自分自身が直接ハリーを尋問し裁定を下すことにも関わることができるからです。さらにファッジはダンブルドアの出廷を阻止するため裁判の当日の朝に策を施したのでした。

尋問の開始時間を3時間繰り上げダンブルドアが来ない内にハリーをホグワーツから退校せしめ、さらには杖をも取り上げようとしたのでした。こうして8月12日の朝早くにハリーに対する懲戒尋問が開始されたのですが・・・

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改めてハリーとコーネリウス・ファッジの関係について考える(2)(4回シリーズ)

魔法大臣コーネリウス・ファッジは史上最強の闇の魔法使いヴォルデモート卿の魔の手を逃れて生き残ったハリーと「こんなに親密な間柄なんだぞ!」というのを自慢にしていました。ところが三大魔法学校対抗試合の「第3の課題」が行われた日にハリーは何と事もあろうに「ヴォルデモートが復活した」と言い出したのです。(全3項目)

3-1.クィディッチ・ワールドカップの決勝戦で・・・
ハリーにとっては心ならずもマージおばさん風船事件で3年生の夏休みに魔法大臣コーネリウス・ファッジと初めて対面することになったのですが、翌年の4年生の夏休みにも2人はまたしても顔を会わせることになったのです。

それはクィディッチ・ワールドカップの決勝戦の貴賓席でした。魔法省の高級官僚が続々とやって来るので入省したてのパーシーは、その都度椅子から飛び上がって直立不動の姿勢を取っていましたが魔法大臣が現れると・・・

パーシーはあまりにも深々と頭を下げたのでメガネが落ちて割れてしまいました。大いに恐縮したパーシーは杖でメガネを元通りにした後はずっと椅子に座っていたのでした。それでも魔法大臣コーネリウス・ファッジが・・・

ハリーにまるで昔からの友人のように親しげに挨拶するのを羨ましそうに見ていたのでした。ファッジも自分が父親であるかのようにハリーと握手をして「元気か」と声をかけ両脇にいる魔法使いにハリーを紹介したのでした。

「ご存知、ハリー・ポッターですよ」

ファッジ大臣も私はあの史上最強の闇の魔法使いヴォルデモート卿の魔の手を逃れて生き残ったハリーと「こんなに親密なんだぞ!」ということを自慢したかったようです。しかしハリーを紹介されたブルガリアの大臣は・・・

言葉が全く分らない様子で突然ハリーの額の傷痕に気づいて興奮し、ワァワァと喚き始めたものの何を言っているのかは皆目見当がつかなかったのでした。それを見てファッジはうんざりしたようにハリーにこう言ったのでした。

「なかなか通じないものだ」

ところがそれは実は演技だったのです。試合終了後そのブルガリアの魔法大臣が訛ってはいたものの「まあ我々は勇敢に戦った」と口にするのを聞いて、ファッジは「ちゃんと話せるじゃないですか!」と怒っていたのでした。

「それなのに1日中私にパントマイムをやらせて!」と言うファッジにブルガリアの魔法大臣は肩をすくめて「いやぁ本当に面白かったです」と言ったのでした。ファッジは1日無駄に手話をさせられたことを根に持って・・・

貴賓席に特大の金の優勝杯が運び込まれて手渡された時にもファッジ大臣はまだ不機嫌な顔をしていたのでした。

それが・・・

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改めてハリーとコーネリウス・ファッジの関係について考える(1)(4回シリーズ)

さて!今週はハリーと魔法大臣コーネリウス・ファッジとの関係がどのように推移あるいは変遷していったのかについて改めて振り返ってみたいと思います。ハリーがマージおばさん風船事件を起こした時には大臣の寛大な処置(?)で退学を免れました。しかしその学期末には・・・(全3項目)

3-1.初対面
これまでも種々形を変えて紹介して来ましたがハリーが魔法大臣コーネリウス・ファッジと初めて会ったのは3年生の夏休みにマージおばさん風船事件を起こしてプリベット通り4番地を飛び出し「漏れ鍋」に到着した時でした。

「私はコーネリウス・ファッジ、魔法大臣だ」

実はハリーは前の年度にハグリッドの小屋で見ているので知っていたのですが、その時には父の形見の「透明マント」に隠れていたのでこうして直に会って話をするのはこれが最初だったというわけです。ファッジ大臣は・・・

風船事件は魔法省の「魔法事故リセット部隊」の手で処理済みだとハリーに告げた後ファッジはティー・カップを傾けながらその縁越しに「お気に入りの甥をじっくり眺める伯父さん」といった趣でハリーに笑いかけたのでした。

そして二の句が告げない様子のハリーを見てファッジは「君は叔父さんに叔母さんの反応が心配なんだね?」と言って2人が非常に怒っていたことは否定しない。けれどもハリーがクリスマスとイースターの休暇を学校で・・・

過ごせば来年の夏にはまたハリーを迎える用意があると言ったのでした。それに対してハリーは詰まった喉をこじ開けて今までだってそうして来た。自分はもう二度とプリベット通りには戻りたくないと言うとファッジは・・・

「まあまあ、落ち着けば考えも変わるはずだ」

ファッジは困ったような声で「何と言っても君の家族だ。それに心の深い所で互いに愛しく思っている」とも言ったのでした。当時ハリーはまだ自分がプリベット通りに帰らなくてはならないその理由を知らなかったので・・・

結局ハリーは魔法大臣の粋な計らい(?)で「あれは事故だった」ということでお咎めなしということになり、夏休みの残りの期間は「漏れ鍋」に滞在することになったのですが魔法大臣自らが直々のお出ましということで・・・

疑心暗鬼に陥るハリーだったのでした。

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ハリーと箒(4)(シリーズ最終回)

6年生はクリスマス休暇が終わると魔法省の講師による指導の元で「姿現わし」の練習が始まります。ハリーはダンブルドアと「付き添い姿くらまし」をした時の気持ち悪さも手伝って「姿現わしより箒で飛ぶほうが好きだ」と言っていたのですが、最後の最後にハリーたちの窮地を救ったのは?(全3項目)

3-1.6年生になると・・・
ハリーたちが5年生になった時。大方の予想を裏切って男子の監督生にロンが選ばれると、キングズリー・シャックルボルトなどはダンブルドアは信頼を示すためにもハリーを監督生にすべきだった。自分ならそうしただろう。

そう言っていたのですがダンブルドアは学期末にヴォルデモート卿の復活が「日刊予言者新聞」で報道され、ハリーが再び魔法界のヒーローの座に返り咲くのを待ってハリーに大役を任せるつもりでいたというわけなんですよね。

6年生の夏休みハリーは僅か2週間という短い滞在期間でプリベット通り4番地を離れ「隠れ穴」にやって来ました。そして1日の大半をウィーズリー家の果樹園で過ごし、2人制クィディッチをすることに大半を費やしたのでした。

ハリーがハーマイオニーと組んでロンにジニー組との対戦でした。ハーマイオニーは箒に乗ることが恐ろしく下手な一方、ロンとコンビを組んだジニーは手強かったのでいい勝負となったのでした。そして8月1日になると・・・

ハリーにとっては記念すべき生涯最初の生まれて初めての誕生日パーティが行われた次の日には学校からいつものように手紙と教科書のリストが届いたのですが、ハリーへの手紙にはびっくりすることが含まれていたのでした。

それはクィディッチのグリフィンドール・チームのキャプテンになったのです。ハーマイオニーは自分たちと同じ特別なバスルームが使えるなど「これであなたは監督生と同じ待遇よ!」と喜んでくれたのでした。そして・・・

ロンも大喜びでキャプテンのバッジを眺め回しながら「チャーリーがこんなのを着けてたこと憶えてるよ」と狂喜して言ったのでした。ハリーかっこいい!君は僕のキャプテンだ!ただしハリーがロンのキャプテンになるには?

今年もグリフィンドール・チームの一員にならなくてはいけないというわけです。昨年ロンは出来不出来の差が激しかったのを自身でも十二分に自覚していたので、チームに入る絶対的な自信がなかったというわけなんですよね。

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ハリーと箒(3)(4回シリーズ)

マッド・アイに「お前が得意なのは何だ?」と問われてハリーが唯一頭に思い浮かべたのはクィディッチつまり箒に乗って空を飛ぶことでした。どういうわけか三大魔法学校対抗試合の代表選手に選ばれてしまい「ドラゴンを出し抜くためにはどうすればいいんだ!」と悶々としていると・・・(全3項目)

3-1.クィディッチ・ワールドカップ
ハリーは11才の誕生日にハグリッドから告げられるまでは自身が魔法使いだということすら知りませんでした。したがってその時点でのハリーの魔法界に関する知識は全くのゼロだったというわけです。そのためハリーは・・・

ダイアゴン横丁のマダム・マルキンの洋装店でドラコ・マルフォイに「クィディッチはやるの?」と訊かれても、ハリーは「クィディッチ?いったい全体何だろう?」と思う有り様だったのでした。それが3年後になると・・・

ハリーは入学直後に初めての飛行訓練授業での見事な飛びっぷりをマクゴナガル先生に認められ、異例の1年生での寮代表チームに入ったということもあってクィディッチに関する知識を飛躍的に伸ばしていったというわけです。

そんな事情もあってハリーは学校内で行われた寮対抗試合以外ではクィディッチの試合を観戦したことがなかったため、人生最初のクィディッチの国際試合ワールドカップの決勝戦を見た時には選手のその動きの速さに・・・

ハリーはこんなクィディッチの試合振りは見たことがありませんでした。チェイサーがクアッフルを投げ合うスピードが信じられないほど速いので、実況役のバグマン氏は選手の名前を言うだけで精一杯という状態だったのです。

この3年間でハリーもクィディッチに関してはいささかの知識を蓄えて来たのでアイルランドのチェイサーたちが飛びきり素晴らしいことが判ったのでした。一糸乱れぬ連携プレーでまるで互いの位置関係で個々の考えを・・・

読み取っているようでした。そしてバグマン氏が唸り声を上げ10万人の観衆が息を呑みました。両チームのシーカーが物凄い速さで一直線にダイビングしていたからです。ところがそれはブルガリア・チームのシーカーの・・・

ウロンスキー・フェイント
シーカーを引っかける危険技


ビクトール・クラムのフェイントだったのです。クラムは最後の1秒で箒をグイッと引き上げ螺旋をくるくると描きながら飛び去ったのでした。地上にぶつかったアイルランド・チームのシーカーが治療を受けている間に・・・

クラムは30メートル上からグランドの隅々まで目を走らせスニッチを探していたのでした。結局クィディッチ・ワールドカップの決勝戦はブルガリア・チームのシーカーのビクトール・クラムがスニッチを捕ったのですが・・・

アイルランドが「170対160」の僅差で勝利を収めました。ハリーとハーマイオニーを含めたウィーズリー一家一行は貴賓席にいて両チームの選手を間近で見られたので、ハリーは拍手のしすぎで手の感覚がなくなるほどでした。

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ハリーと箒(2)(4回シリーズ)

ひょんなことからホグワーツに入学した直後にニンバス2000という極上の箒を授かったハリーだったのですが、3年生になるとダイアゴン横丁の高級クィディッチ用具店に「その箒」が姿を現したのでした。すると何と驚くべきことにクリスマスにはハリーの元に・・・(全3項目)

3-1.ファィアボルトとの出会い
こうして入学後1ヵ月も経たない内にニンバス2000という極上の箒を手に入れたハリーだったのですが、3年生になってダイアゴン横丁の「漏れ鍋」に滞在していた時お気に入りの高級クィディッチ用具店にそれは現れたのでした。

それは「漏れ鍋」に来てから1週間後のことでした。店内で何やら大勢の人が覗き込んでいるのが気になってハリーが人の群れに割り込んで行くと、そこにはハリーが今まで見たどの箒より素晴らしい箒が飾られていたのです。

とある魔法使いが仲間に「まだ出たばかりで試作品だ」と説明していて、さらにはハリーより年下の男の子が父親の腕にぶら下がりながら「世界一速い箒なんだよね」と可愛い声で言っていました。そして店のオーナーが・・・

先日アイルランド・インターナショナル・サイドがこの美人箒を何と「7本」も注文したと見物客に向かって言っていたのでした。説明書には「お問い合わせください」と書かれていて値段は明記されていなかったため・・・

こんなに欲しいと思いつめたことはありませんでした。しかしニンバス2000という十分に良い箒を既に持っていてさらには試合に負けたこともないのでハリーは値段を聞きませんでした。それでもファィアボルト見たさに・・・

ほとんど毎日高級クィディッチ用具店に通ったのでした。新学期が近づいたある日もハリーが用具店に行くと寝室が同じシェーマス・フィネガンとディーン・トーマスの2人がファィアボルトを一心不乱に見つめていたのでした。

ところがクリスマスの日に・・・

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ハリーと箒(1)(4回シリーズ)

今月7月はハリーとネビルの誕生月ということで月の前半はまずハリーに特化した内容の記事を考えてみました。今週はハリーと箒の関係について改めて振り返ってみたいと思います。初めての飛行訓練授業でその秀でた能力を発揮したハリーだったのですが、退学になると思ってマクゴナガル先生に従いて行くと・・・(全3項目)

3-1.実は・・・
ハリーは入学して2週目の木曜日にスリザリンとの合同で行われた最初の飛行訓練授業で、ドラコ・マルフォイが投げ捨てたネビルの「思い出し玉」を16メートルもダイブして掴んだ所をマクゴナガル先生に見初められて・・・

退学処分になると思いきや突如としてグリフィンドール・チームのシーカーに抜擢されたというわけです。その時マクゴナガル先生から「箒に乗ったのは初めてなんでしょう?」と問われてハリーは黙って頷いたのですが・・・

実は・・・

ハリーがこれも初めてグリモールド・プレイス12番地のシリウスの部屋に入った時に、母リリーがシリウスに宛てて書いた手紙の中でシリウスのハリー1才の誕生日プレゼントが箒だということが明らかになっているんですよね。

地上からたった60センチぐらいしか浮かびませんが、ハリーは危うく猫を死なせてしまいそうになったとのことです。自分でもとても得意みたいで、シリウスの誕生祝がもうハリー一番のお気に入りになっていたのだそうです。

お父さんのジェームズがとっても面白がって「こいつは偉大なクィディッチ選手になる」なんて言っているそうです。しかし飾り物は全部片付けてしまわないといけないし、ハリーが飛んでいる時には目が離せないんだそうです。

つまり実際にはハリーは学校の飛行訓練授業の時が箒に乗る初めてではなかったというわけです。しかし当然ハリーは1才の時に自分が箒に乗っていたことなど覚えているはずがないので、これはいたしかたのないことですよね。

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