徒然(つれづれ)なるままに思い浮かんだ今年の事を綴ってみる2日間(後編)

ローリングさん待望の新作が原書は9月27日に日本語版は12月1日に出版されました。その作品は大人向けの小説で英語圏で発売されるとその内容を巡って賛否両論さらには酷評する人から大絶賛する人まで読み終わった人の意見や感想は多岐に渡ったんだそうです。そして日本でも・・・(全3項目)

3-1.ローリングさんの新作について、その1
ローリングさん待望の5年ぶりとなる新作はハリーポッター・シリーズの流れを汲む少年・少女向けのファンタジー小説ではなく大人向けの作品。こんな情報が私の目と耳に飛び込んで来ました。その本の題名というのが・・・

原題が「The Casual Vacancy」

日本語版の題名が「カジュアル・ベイカンシー 突然の空席」

何でもこの「Casual Vacancy」というのは任期中の議員が死亡するなどして一時的に議席が空く事なんだそうです。本作はイギリスの田舎町の40代の町議会議員の突然死をきっかけに物語が展開するのでこの題名がついたようです。

実はローリングさんは今はもうなくなってしまった公式サイトの中で「ハリー・ポッターの次には何を書きますか?」という問いに対して「おそらくハリー・ポッターとは全く違う作品を書くだろう」と言っていたんですよね。

だから「5年ぶりの新作は大人向けの作品」と最初に聞いた時は「やっぱりそうなのか」と思いました。12月1日に日本語版が出るというので私の家から自転車で10分のショッピングセンター内にある中くらいの本屋さんに・・・

行って見てみると新刊のコーナーに上巻と下巻がそれぞれ二面平積みで置いてありました。それからというものその書店に行くたび「売れてるのかな?」と見ていたのですが、売れている気配が全くと言っていいほどありません。

いつ行っても何度足を運んでも本の山の量が変わらないのです。16日に衆議院選挙の投票に行ってその足で見に行ってみると上下巻の山はそれぞれ一面に減っていました。どうやらその本屋さんは半分返本してしまったようです。

そう言いつつ実は私もまだ買っていないんですよね。でもこうしてサイトのネタにもしたわけですし近々購入する予定にしています。さらに購入を決意した詳しい経緯につきましてはこの後に説明する事とさせていただきます。

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徒然(つれづれ)なるままに思い浮かんだ今年の事を綴ってみる2日間(前編)

今年も残りあと2日という事になりました。そこで今日と明日の2日間はこの1年を私が独断と偏見で選んだ出来事を中心に振り返ってみる事にしました。まず本日は久方ぶりに100%ハリポタ抜きで記事を書いてみました。当サイト初登場の内容ばかりなので読んで面白いかどうか?については保証できません。(全3項目)

3-1.日馬富士横綱昇進!しかし!
当サイトを定期的に訪問している皆さんにとっては「え?」といった感じで戸惑う方も相当いらっしゃるでしょうね。それもそのハズでここで大相撲の話題を取り上げるのはサイト開設7年目でこれが初めてという事になります。

実は私は中学生の頃から大相撲が大好きでかつては贔屓の力士さんなんてのもいて新番付が新聞に載ると「あの人はどこ?」と探したりもしました。年がバレるので具体的な力士名は言いませんがその人は押し相撲なので・・・

番付の変動が激しかったんですよね。今は特定の好きな力士さんはいませんが本場所が始まるとテレビで中入り後の取り組みを見たり新聞に載った記事や数々のコラムを熱心に読んだりしています。さて本題に入りますが・・・

今年の大相撲で大きなニュースといえば第1には鶴竜関が昇進して史上初めて大関が6人になった事と当然第2は日馬富士関が横綱に昇進し朝青龍関が引退して白鵬1人だった横綱がようやく2人になって東西2人の横綱が・・・

揃ったという事ですね。日馬富士関は2場所連続で全勝優勝をして文句なしの横綱昇進だったのですがその後がいけませんでした。毎年締めくくりの最後の九州場所では終盤に5連敗もしてしまい9勝6敗に終わってしまいました。

先日我が家で取っている新聞のスポーツ欄に日馬富士関に関するコラムが載っていました。その記事によると日馬富士関は全勝優勝をした名古屋場所と秋場所の時は連日稽古場に降りてそれは熱心に稽古をしていたんだそうです。

ところが横綱昇進を果たしてホッとしてしまったのか?九州場所の時には稽古を休みがちになってしまったのだそうです。場所が始まるとやはり稽古不足を反映してか?何と2日目には早々に初金星を配給してしまったのでした。

早くも「短命横綱か?」なんて囁かれてもいるそうです。年明けの1月13日から初場所が始まるので心を入れ換えて一生懸命稽古を頑張って日馬富士関には今度こそ横綱として恥ずかしくない成績を取ってもらいたいものですね。

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ヴォルデモートの復活が魔法界に落とした暗い影(4)(シリーズ最終回)

ヴォルデモートは何事に対しても妥協を許さない性格のようです。しかし敵方のハリーにさらにはマグル生まれの人たちのみならず身内の死喰い人たちにも情け容赦がないので、時には決断が遅れて敵方に態勢を整えさせる時間を与えてしまうようです。そのためあの時も・・・(全3項目)

3-1.黒幕に留まる事で
アルバス・ダンブルドアに続いて魔法大臣ルーファス・スクリムジョールを亡き者にしてヴォルデモートは事実上魔法省のトップの座に君臨する事になりました。後任の傀儡の魔法大臣にはパイアス・シックネスが就任しました。

グリモールド・プレイス12番地を訪問したルーピンがハリーたち3人に説明した所によるとクーデターは円滑に事実上沈黙の内に行われたんだそうです。スクリムジョールの殺害は公式には辞任と発表されているのだそうです。

ロンが「ヴォルデモートはどうして自分が魔法大臣だと宣言しなかったの?」と訊くのに対してルーピンは「宣言する必要はない」それは奴が事実上大臣だからだ。それに傀儡のシックネスが日常の仕事をこなしていれば・・・

何も魔法省で執務する必要はない。ヴォルデモートは身軽に魔法省を超えた所で勢力の拡大ができる。当然この僅か数日の間に魔法省の政策が180度転換したのだから多くの者が「何が起きたのか?」を推測した。しかし・・・

ヴォルデモートが裏で糸を引いているに違いないと囁く者は多い。その一方誰を信じていいか分らないのに互いに本心を語り合う勇気もない。もし疑念が当たっていたら今度は自分の家族が狙われるかもしれないと恐れて・・・

おおっぴらには発言しない。ルーピンが言うにはヴォルデモートは非常にうまい手を使っているのだそうです。大臣宣言をしてしまえばあからさまな反乱を誘発していたかもしれない。黒幕に留まる事で人々の心の中に・・・

混乱や不安に恐れを引き起こしたというのです。しかし実際の所の事情つまり何ゆえヴォルデモートが魔法大臣の座に就かなかったのか?の本当の理由はと云えばアルバス・ダンブルドア亡き後もハリー・ポッターという・・・

懸念材料が残っているからというわけなんですよね。

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ヴォルデモートの復活が魔法界に落とした暗い影(3)(4回シリーズ)

ハリーもダンブルドアも「ヴォルデモートが復活した」と主張したばかりにそれからというものは不遇な1年間を過ごす事になりました。そしてようやくそれが明らかになって2人の名誉も地位も回復したと思ったら今度はヴォルデモートの味方であるはずのマルフォイ一家に次々と不幸が襲いかかったのでした。(全3項目)

3-1.マルフォイ一家を襲った不幸
復活を果たし肉体を取り戻してからというものヴォルデモートはずっと「どうしたら予言を聞けるのか?」という想いに取り憑かれていました。自分が凋落する事になった予言の全容を何としても知りたいと強く願ったのです。

そこで魔法省の神秘部「予言の間」に保管されている予言を封印したガラス球を手に入れようとしました。ところがガラス球に触れた途端その神秘部に務めるブロデリック・ボードにかけた「服従の呪文」は解けてしまい・・・

ヴォルデモートはそこで初めて「そのガラス球を手にする事ができるのはその予言に関わる者だけ」という事を知りました。そこでハリーを魔法省に誘き出してガラス球を取らせ配下の死喰い人にそれを奪わせようとしました。

現場の指揮を執ったのはルシウス・マルフォイでした。しかしその事がマルフォイ家に次々と不幸をもたらす事になったのです。予言を封印したガラス球は奪い合いのどさくさに紛れて破壊されてしまいルシウス氏もまた・・・

その場で身柄を拘束されてアズカバンに送られてしまったのでした。予言を聞く事ができなかったヴォルデモートはその懲罰として一人息子のドラコにアルバス・ダンブルドアの殺害を命じたのでした。ヴォルデモートは・・・

ドラコはその任務の遂行に失敗して代償を払う事になる。そしてドラコの両親はそれを見てじわじわと苦しむ。ヴォルデモートは最初からドラコが成功するなどとは全く期待していなかったのです。そこで母ナルシッサは・・・

スピナーズ・エンドの自宅を初めて訪問してセブルス・スネイプに「たった1人の息子ドラコを助けて欲しい!」と涙ながらに懇願したのでした。そこで必ずスネイプに約束を守らせるため「破れぬ誓い」を結ばせたのでした。

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ヴォルデモートの復活が魔法界に落とした暗い影(2)(4回シリーズ)

魔法大臣コーネリウス・ファッジはヴォルデモート復活という事実を決して受け入れようとはしませんでした。さらにそれを主張したハリーとダンブルドアの信用を失墜させようと策を施すという事までやったのです。しかし結局自分自身を含めた多くの魔法省の職員がヴォルデモートを目撃して・・・(全3項目)

3-1.復活を認めない魔法省
夏休みになってプリベット通り4番地に帰って来たハリーは日々苛立ちを募らせていました。一体「日刊予言者新聞」の間抜けな連中はいつになったらヴォルデモート復活の記事を一面大見出しで載せるんだ!ところが・・・

いくら待ってもそんな記事など載るはずがなかったのです。魔法大臣コーネリウス・ファッジはヴォルデモートの復活を真っ向から否定し「日刊予言者新聞」にも圧力をかけてその記事を掲載させないようにしていたのでした。

ハリーはロンドンのグリモールド・プレイス12番地の不死鳥の騎士団本部に入ってからその事を知りました。再結成された不死鳥の騎士団にとって一番重要なのはなるべく多くの魔法使いにヴォルデモートが復活した事を・・・

信じさせ警戒させる事なんだそうです。ところがこれが相当に厄介なのだそうです。それは魔法省の態度のせいだと言うのです。ヴォルデモート復活直後の魔法大臣コーネリウス・ファッジの態度をハリーは見ていますが・・・

その後も大臣は全く立場を変えていません。そんな事は起こらなかったと頭から否定し続けているそうです。それに対してハリーがだってダンブルドアがそう言っているじゃないか。どうしてファッジはそんなに間抜けなんだ。

するとウィーズリーおじさんは苦笑いしながらハリーに「君はまさに問題の核心を突いた」と言うのです。そしてトンクスは続けて悲しそうに「ファッジはダンブルドアが怖いのよ」と言ったのでした。それは何故かと云えば?

「ダンブルドアが企てている事が怖いんだよ」

ヴォルデモートが戻って来た事を受け入れれば魔法省がここ14年ほど遭遇した事がないような大問題になる。ファッジはどうしても正面切ってその事実と向き合えない。ダンブルドアが嘘をついて自分を転覆させようとしている。

そう信じ込むほうがどんなに楽かしれない。魔法省がヴォルデモートの事は何も心配する必要がないという主張を続ける限り説得する事は難しいというのです。そもそもそんな事は誰もが皆信じたくないからというわけです。

「日刊予言者新聞」に記事が掲載されないので一般の魔法族は何が起こっているのか気づきもしない。そのため死喰い人にとってはそれが勿怪の幸いで「服従の呪文」もかけ放題というわけです。そんな困難な状況下でも・・・

騎士団は日々奮闘と努力を続けて闇祓いのキングズリー・シャックルボルトとニンファドーラ・トンクスをメンバーに加えたというわけです。

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ヴォルデモートの復活が魔法界に落とした暗い影(1)(4回シリーズ)

さて!ここ数年は年の暮れつまり年末には12月31日大晦日が誕生日という事でヴォルデモート卿を取り上げています。今回はヴォルデモートが復活した事により引き起こされた数々の悪影響や出来事について改めて振り返ってみる事にしました。(全3項目)

3-1.犯人扱いされた挙句に
フランク・ブライスにとっては生涯でこれ以上理不尽な出来事はなかったでしょう。ある日突然ご主人様一家が3人揃って死んでしまった上に自分自身がその容疑者として逮捕されてしまったのです。フランクが疑われたのは?

数いる使用人の中でフランクだけが勝手口の合鍵を持っていたからです。フランクは仕えていたリドル一家が死んだあの日に館の付近で見たのは黒い髪で青白い顔をした10代の男の子だけだったと警察に訴えたのですが・・・

リトル・ハングルトンの村人でそんな男の子を見ている人は他には誰もいませんでした。隣村のグレート・ハングルトンの警察官たちは「フランクの作り話に違いない」と誰もが皆信じようとはしなかったのです。それが・・・

このようにしてフランクにとっては深刻な事態になりかけたその時にリドル一家の検死報告が届いて全てが引っくり返ったのでした。警察でもこんな奇妙な報告は見た事がなかったのです。死体を調べた医師団の結論は・・・

リドル一家のどの死体にも毒殺も刺殺も射殺も絞殺や窒息の跡もなく全く傷つけられた様子がないと言うのです。つまり死んでいるという事を除けばリドル一家は健康そのものであると明らかに困惑を隠し切れない調子で・・・

書き連ねていました。そのためリドル一家が殺害されたという証拠がないため警察はフランクを釈放する事を余儀なくされたのでした。ところがフランクは50年後にその黒髪で青白い顔の男の子と直に対面する事になったのです。

実はその黒髪で青白い顔の男の子こそがリドル一家殺害の真犯人だったのです。フランクは唯一の目撃者でした。しかし50年の歳月が経ってその男の子は年齢を重ねただけでなく、その外見も大きく様変わりしていたのです。

そしてヴォルデモート卿はフランク・ブライスを抹殺したのでした。

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ウィルヘルミーナ・グラブリー・プランク(4)(シリーズ最終回)

グラブリー・プランク先生は実はダンブルドア校長の前任者アーマンド・ディペット校長時代からホグワーツで教鞭を取っていたようなんですよね。つまりだからハリーの両親は言うに及ばすウィーズリー夫妻でさえまだ生まれていない大昔からホグワーツで教えていたのです。(全3項目)

3-1.グラブリー・プランク先生がいればこそ?
こうしてホグワーツを留守にしている間は「魔法生物飼育学」の授業をグラブリー・プランク先生に代行してもらっていたハグリッドが巨人の居住地から帰って来ました。ところが翌日の日曜日ハーマイオニーが単独で・・・

ハリーとロンは溜まっていた宿題を片付けなくてはならなかったので、ハーマイオニーが1人でハグリッドの小屋を訪ねたのです。それがハーマイオニーが行った時ハグリッドは小屋におらず30分以上時間が経過してから・・・

のっしのっしと森の中から出て来たんだそうです。さらにハグリッドは何だかおかしなムードで「何故あんなに傷だらけなのか?」の理由も言おうとしないのだそうです。ところが学期も終盤に入った5月の最終土曜日に・・・

クィディッチ・シーズンの最後の試合グリフィンドール対レイブンクロー戦が始まった直後の事でした。スタンドで試合を観戦していたハリーとハーマイオニーにハグリッドが突然「一緒に来て欲しい」と言って来たのでした。

「試合が終わるまで待てないの?」と訊くハリーにハグリッドは今じゃなきゃ駄目だと言うのです。ハグリッドにそこまで言われたら行かないわけにはいきません。そしてハグリッドが2人を呼び出した理由というのが・・・

「つまり、俺は近々クビになる可能性が高い」

戻って来てからというものアンブリッジは俺を追い出す機会を狙っている。それにここを出たらダンブルドアの手助けができる。騎士団の役に立つ事ができる。俺の事は心配しなくていい。お前さんたちは試験を乗り切れる。

それは何故かと云えばハリーたちにはグラブリー・プランク先生がいるからだとハグリッドは言うのです。そこでハグリッドは「もし俺がクビになったら」巨人の居住地から連れて帰って来た異父兄弟のグロウプを頼むと・・・

2人に打ち明けたのでした。

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ウィルヘルミーナ・グラブリー・プランク(3)(4回シリーズ)

ホグズミード駅のホームで1年生に呼びかけていたのがハグリッドではなくグラブリー・プランク先生だった!当然学校まで行く馬車の中でその事が話題になったのですが、ハリーたちが乗った馬車の中に1人だけ違う寮の生徒が入った事でちょっとした議論になったのでした。そして学期に入ると・・・(全3項目)

3-1.レイブンクローでは
「みんなグラブリー・プランクばあさんを見た?一体何しに戻って来たのかしら?ハグリッドが辞めるはずないわよね?」

こう口火を切ったのはジニーでした。ところが今回ホグワーツ特急で初めてハリーたち3人と同じコンパートメントに乗り合わせたルーナ・ラブグッドが「辞めたらあたしはうれしいけど」と言うのです。それに対して・・・

さらにルーナが「あまりいい先生じゃない」と言うのでハリーにロンそれにジニーの3人は怒ったように「いい先生だ!」と言い返しました。そしてハリーが睨むとハーマイオニーは咳払いをした後急いでこう言ったのでした。

「えーっと・・・そう・・・とってもいいわ」

するとルーナは「ふーん」と言った後「レイブンクローではあの人はちょっとお笑い種だって思ってるよ」と気後れする事もなく冷静に反論したのでした。しかし残念ながらハグリッドがいい先生なのかどうかについては・・・

ハリーと同学年のグリフィンドール生の間でさえ意見が分かれているぐらいなのですから他の寮の生徒がそう言うのは当然というわけです。ハグリッドの人柄の良さについては異論を挟む人はあまりいないのは事実ですが・・・

いい先生かどうかについては議論の分かれる所でしょう。公正中立な目で見ればハグリッドよりグラブリー・プランク先生なんでしょうね。

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ウィルヘルミーナ・グラブリー・プランク(2)(4回シリーズ)

ハリーはグラブリー・プランク先生が初登場した時にも思わずロンに続いて「ハグリッドはどこですか?」と訊いてしまったのですが、翌年度の新学期初日にも再び同じ言葉を口に出して言ってしまったのでした。それはいるはずの所にハグリッドがおらず代わりにいたのが・・・(全3項目)

3-1.揺れる気持ち?
パーバティ・パチルとハーマイオニーはトレローニー先生との相性も真逆で通常は相容れない事が毎度お馴染みなんですが、グラブリー・プランク先生に関しては極めて珍しい事に2人ともその価値観が一致したみたいですね。

パーバティ・パチルが「あの女の先生にずっといて欲しい!」と言うのに続いてハーマイオニーもまた「とってもいい授業だったわ」と言ってグラブリー・プランク先生を高く評価したのでした。そんなハーマイオニーに・・・

ハリーは唸るように「これ見て!」と言うとドラコ・マルフォイから貰った「日刊予言者新聞」を鼻先に突きつけたのでした。記事を読みながらハーマイオニーはあんぐりと口を開けたのでした。それを見てハーマイオニーは?

「あのスキーターって嫌な女、何で判ったのかしら?ハグリッドがあの女に話したと思う?」

ハリーは「思わない」と言うとハーマイオニーの先に立ってグリフィンドールのテーブルにどんどん進んで行って怒りに任せてドサッと腰を下ろしました。そして今夜ハグリッドに会いに行かなくてはならないと言ったのです。

そして「戻って来て欲しい」とハグリッドにそう言うんだ。君もハグリッドに戻って欲しいとそう思うだろ?と苛立ちが頂点に達している事を目一杯みなぎられながらハーマイオニーを見たのでした。するとハーマイオニーは?

「そりゃ、初めてきちんとした魔法生物飼育学らしい授業を受けて新鮮に感じた事は確かだわ。でもハグリッドに戻って来て欲しい。もちろんそう思うわ!」

ハーマイオニーはハリーの激しい怒りの視線にたじろぎ慌てて最後の「でもハグリッドに戻って来て欲しい」という言葉をつけ加えたのでした。しかし本音はグラブリー・プランク先生にずっと教えて欲しいという事のようです。

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ウィルヘルミーナ・グラブリー・プランク(1)(4回シリーズ)

今週はハリー4年生のクリスマス休暇明けから突如として現われ一時期ハグリッドの代わりに「魔法生物飼育学」を教えるようになった代用教師の「この人」を紹介してみる事にしました。何の前触れもなく突然現われたのでハリーもロンも思わず同じ質問を口にしてしまったのでした。そんな2人の問いに対して・・・(全3項目)

3-1.突然ひょっこりと・・・
改めてよくよく思い返してみると私たち読者にとってもそしてハリーにとっても、ホグワーツに入学してから学期の途中で突然ひょっこりと見知らぬ先生が出て来たのは実はグラブリー・プランク先生が初めてだったんですよね。

だからハリーが戸惑うのも当然というわけです。クリスマス休暇が終わってハリーたちが「魔法生物飼育学」の授業を受けるためにハグリッドの小屋の戸口に来てみると白髪を短く刈り込み顎が突き出た老魔女が立っていました。

ロンが魔女を見つめて「あなたは誰ですか?ハグリッドはどこ?」と訊くと老魔女は「わたしゃグラブリー・プランク先生」と元気よく答えました。ハリーもまた「ハグリッドはどこなの?」と同じ質問を繰り返したのでした。

するとグラブリー・プランク先生は「あの人は気分が悪くてね」と言うのです。背後からは低い不愉快な笑い声が聞こえて来ました。振り返るとドラコ・マルフォイとスリザリン生が到着していました。どの顔も上機嫌で・・・

グラブリー・プランク先生を見ても誰も驚いていません。グラブリー・プランク先生は生徒たちに「こっちにおいで」と言うとずんずん歩いて行きました。ハリーたち3人はグラブリー・プランク先生に従いて歩きながら・・・

ハリーはなおも「ハグリッドはどこが悪いのですか?」と訊きましたが、グラブリー・プランク先生は余計なお世話とでも言いたげに「気にしなくていいよ」と言うだけでハグリッドに何が起こったのかの具体的な説明は・・・

一切してくれません。ハリーが熱くなって「でも気になります。一体どうしたのですか?」と訊くとグラブリー・プランク先生は聞こえないふりをしたのでした。そしてグラブリー・プランク先生と生徒たちが到着した所には?

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改めて主要登場人物の初登場シーンを振り返る、その4(4)(シリーズ最終回)

シリウス・ブラックはアズカバンで狂ったんだ!それなら何故ルーピンまでもがスキャバーズがピーター・ペティグリューだと言い張るのか?ロンがついにスキャバースを差し出しシリウスとルーピンが持つ杖から青白い光が発せられるとそこに現れ出でたのは?(全3項目)

3-1.マダム・ロスメルタ
新学期初日にホグワーツ特急に乗った後ハリーがロンとハーマイオニーにバーノン叔父さんが許可証にサインをしてくれなかったので、ホグズミード村には行けないと言うとロンはそれならフレッドとジョージに訊けば・・・

あの2人なら城から抜け出す秘密の道を全部知っていると言っていたのですが、ハリーにそれを教えてくれるばかりでなくその情報元である「忍びの地図」を譲り渡してくれたのです。そしてハリーが初めて入ったのが・・・

「三本の箒まで行ってバタービールを飲まないか?」

村でロンにハーマイオニーと合流したハリーは小さな居酒屋「三本の箒」に入って行きました。そこでロンに紹介されたのがマダム・ロスメルタだったというわけです。ところが3人でバタービールを堪能している時でした。

急に冷たい風がハリーの髪を逆立てたかと思うと「三本の箒」の扉が開いてマクゴナガル先生にフリットウィック先生そしてさらに続いてハグリッドと魔法大臣コーネリウス・ファッジが入って来たのです。それを見て・・・

ロンとハーマイオニーはハリーの頭のてっぺんに手を置いてハリーをテーブルの下に押し込んだのでした。マダム・ロスメルタはピカピカのトルコ石色のハイヒールを履いていました。魔法大臣はマダム・ロスメルタに・・・

また会えて本当にうれしい。こっちに来て一緒に飲まないか?などと言っていました。するとマダムは「まあ大臣、光栄ですわ」と言葉を返していたのでした。そして「どうしてこんな片田舎にお出ましに?」という問いに・・・

ファッジは周囲を見回し誰かが盗み聞きをしていないかを確かめた後シリウス・ブラックの件で来たと低い声で言ったのでした。そしてマダムにハロウィンの日に学校で何が起こったのか?薄々は聞いているねと言ったのでした。

「噂は確かに耳にしてますわ」とマダムが言うとマクゴナガル先生は腹立たしげにハグリッドに「あなたはパブ中に触れ回ったのですか?」と訊いたのでした。やがて大臣の話は核心に近づきマダム・ロスメルタの声は・・・

好奇心で弾けそうでした。そしてついにハリーは知ってしまったのです。自分の両親は父親の無二の親友の裏切りで死んてしまったという衝撃の事実をハリーは知ってしまったのでした。その父親の無二の親友というのが・・・

シリウス・ブラックだったのです。

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改めて主要登場人物の初登場シーンを振り返る、その4(3)(4回シリーズ)

ハリーは3年生になると新たに2つの科目の授業を受けることになりました。一方の「魔法生物飼育学」は魔法界の人間で一番最初に友達になってくれたハグリッドが先生になってハリーはロンとハーマイオニーと共に誰よりもその知らせを喜んだのですが、2つ目の「占い学」の最初の授業では・・・(全3項目)

3-1.シビル・トレローニー先生
ハリーポッター・シリーズでは後の巻で重要な役回りを担う人物が名前だけ登場するというのが毎度お馴染みのことになっていますが、このトレローニー先生に限っては私の記憶の範囲内では全く名前が出て来ませんでしたね。

ハリーたち3人が行き着いた「占い学」の教室は奇妙というより到底教室には見えない所でした。まるでどこかの屋根裏部屋と昔風の紅茶専門店を掛け合わせたような所でした。小さな丸テーブルが20以上所狭しと並んで・・・

窓という窓のカーテンは閉め切られていました。ランプはほとんどが暗赤色のスカーフで覆われていました。息苦しいほどの暑さで暖炉の上には色んな物がゴチャゴチャと置かれて大きな胴のヤカンが火にかけられてあり・・・

その火から気分が悪くなるほどの濃厚な香りが漂っていたのでした。丸い壁面一杯には棚があって埃を被った羽根に蝋燭の燃えさしに何組ものボロボロのトランプに数え切れないほどの銀色の水晶玉に紅茶カップなどが・・・

雑然と詰め込まれていました。ロンがハリーのすぐそばに現れ他の生徒たちも2人の周囲に集まりました。ロンがハリーに「先生はどこだい?」と訊くと暗がりの中から突然霧の彼方から聞こえて来るようなか細い声が・・・

大きなキラキラした昆虫。ハリーがトレローニー先生を見て最初に浮かべた印象はこういうものでした。ひょろりと痩せた女性で大きなメガネを掛けていました。そのレンズが先生の目を実物より数倍も大きく見せていました。

スパンコールで飾った透き通るショールをゆったりとまとい、折れそうな首からは鎖やビーズ玉を何本もぶら下げ腕や手は腕輪や指輪がびっしりで地肌が全く見えません。トレローニー先生は生徒たちに座るよう促すと・・・

「占い学にようこそ」と言ってトレローニー先生自身は暖炉の前の背もたれの高いゆったりとした肘掛椅子に座ったのでした。そして名前を名乗った後生徒たちに多分自分の姿を見た事はないでしょうね。何故かといえば・・・

学校の俗世の騒がしさの中にしばしば降りて行くと心眼が曇ってしまうからだと説明したのでした。さらに「占い学」は魔法の学問の中でも一番難しいもので、眼力が備わっていない人に私が教えることはほとんどないと・・・

それに加えて「この学問では書物ではある程度の所までしか教えてくれない」とトレローニー先生は言うのです。この言葉でハリーとロンはニヤリと笑い「占い学」では書物があまり役には立たないと言われてしまって・・・

ハーマイオニーはひどく驚いていたのでした。

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改めて主要登場人物の初登場シーンを振り返る、その4(2)(4回シリーズ)

シリウス・ブラックがアズカバンを脱獄したのは僕の命を狙っているかららしい。ロンとハーマイオニーにそのことを話すためハリーはホグワーツ特急の最後尾に移動したのですが、その空いていると思われたコンパートメントには大人の男が1人だけいて窓際の席でぐっすり眠り込んでいたのでした。その男こそが・・・(全3項目)

3-1.シリウス・ブラック
改めてよくよく考えてみるとシリウスはどうやらローリングさんにとっては非常に思い入れの深い人物のようで登場の仕方も凝りに凝っています。まず一番最初は名前のみが第1巻「賢者の石」の冒頭章で登場していますよね。

「やっと来たね。一体どこからオートバイを手に入れたね?」
「ブラック家の息子のシリウスに借りたんでさ」

その次にシリウスが登場するのは第3巻「アズカバンの囚人」で13才の誕生日の朝ハリーがキッチンに下りて行くとテレビではちょうど脱獄犯のニュースをやっていました。その脱獄犯がシリウスだったというわけなんですよね。

マージ叔母さん風船事件を起こしてプリベット通り4番地を飛び出した直後でした。マグノリア・クレセント通りでハリーがどうしたものかと思案したり「透明マント」を取り出そうとトランクを開けていると首筋が妙に・・・

チクチクして誰かに見つめられているような気がするのです。背後の垣根とガレージの間の狭い隙間に誰かが立っている。実はそこにいたのがシリウスだったというわけです。しかしこの時ハリーは当然目の前にいるのが・・・

シリウスだということを知りませんでした。つまり最初は名前のみの登場そして初めて姿形が登場したのは何とマグルのテレビのニュースでそしてシリウスにとってはハリーと12年ぶりの対面を果たした時は無言の再会だった。

このようにしてローリングさんはシリウスの登場シーンについては、意識して意図的にそうしていたのかは分りませんが種々形を変えて登場させていたというわけです。そして学期末試験が終わったちょうどその日には・・・

シリウスはハリーを「叫びの屋敷」に誘き出して初めての会話を交わした。つまりそこが初めての肉声つきの登場シーンになったというわけなんですよね。

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改めて主要登場人物の初登場シーンを振り返る、その4(1)(4回シリーズ)

今年の5月からずっと以前は簡単にした主要登場人物の初登場シーンを改めて詳しく振り返っています。先回の時にうっかり飛ばしてしまったので今回の冒頭ではまずスプラウト先生をやって、その後第3巻「アズカバンの囚人」のほうに入って行きたいと思います。(全3項目)

3-1.ポモーナ・スプラウト先生
スプラウト先生が担当する「薬草学」の授業をハリーはハッフルパフ寮の生徒と合同で受けていました。しかし第1巻「賢者の石」ではそのシーンが一度もなかったので、それが明らかになったのは第2巻「秘密の部屋」でした。

スプラウト先生が「今日は3号温室へ!」と言うので生徒たちの間から興味津々の囁き声が流れました。これまで1号温室でしか授業がなかった。3号温室にはもっと不思議で危険な植物が植えられているからに違いないからです。

スプラウト先生はロックハートに呼び止められたハリーが入るのを待って今日植え替えをするマンドレイクの説明を始めました。先生が「特徴が判る人は?」と問いかけると毎度お馴染みといった感じでハーマイオニーが・・・

「マンドレイク、別名マンドラゴラは強力な回復薬です」

さらにハーマイオニーが続けて「姿形を変えられたり呪いをかけられたりした人を元の姿に戻すのに使われます」と答えるとスプラウト先生は「大変よろしい」と言ってグリフィンドールに10点のボーナス点を与えたのでした。

先生の説明によるとマンドレイクは大抵の解毒剤の主成分になるんだそうです。しかしその一方で危険な面もある。ここで再びスプラウト先生が「その理由が言える人は?」と問いかけると答えたのはやはりハーマイオニーでした。

「マンドレイクの泣き声はそれを聞いた者にとって命取りになります」

先生が指差す紫がかった緑色の小さなふさふさした植物を見ても、ハリーはハーマイオニーの言う泣き声が何なのかが分りませんでした。それが判ったのはその場にいた全員が耳当てをしてスプラウト先生が鉢を手に取り・・・

ぐいっと引き抜いた時でした。土の中から出て来たのは植物の根ではなく小さな泥んこのひどく醜い男の赤ん坊でした。肌はまだらな薄緑色で葉っぱはその頭から生えていました。赤ん坊は声を限りに泣き喚いているようでした。

スプラウト先生はテーブルの下から大きな鉢を取り出してマンドレイクをその中に突っ込むと、上のふさふさした葉っぱだけが見えるように黒い湿った堆肥で赤ん坊を埋め込みました。そして今度はその作業を生徒たちが・・・

する事になったのですがスプラウト先生がした時には随分簡単そうに見えましたが実際にはそうはいきませんでした。マンドレイクは土の中から出るのを嫌がり一旦外に出ると今度は元に戻るのを嫌がるという有様だったのです。

もがいたり蹴ったり尖った小さな拳を振り回したりギリギリ歯軋りをしたりとハリーは特に丸々太ったのを鉢に押し込むのに10分以上もかかってしまいました。授業が終わる頃にはハリーだけでなく植え替えをした全員が・・・

汗まみれの泥だらけで体のあちこちが痛んだのでした。

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ハグリッドが飼った魔法生物の数々(4)(シリーズ最終回)

狂暴な巨人を躾けようとしたりハグリッドの友人だと判っているのにハリーとロンに襲いかかって来る巨大蜘蛛のアクロマンチュラを卵から孵して育てたりとハグリッドの一連の行動はハリーたち3人にさえ理解できないことばかりだったのでした。しかしそれが最後の最後に実を結んで・・・(全3項目)

3-1.改めて「セストラル」について
当サイトではかなり以前にハリー5年生の夏休み期間中の8月12日に行われた懲戒尋問に証人として出廷したフィッグばあさんはダンブルドアがセストラルに乗ってホグワーツからリトル・ウィンジングまで迎えに行って・・・

折り返しロンドンの魔法省に入った。だからダンブルドアはフィッグばあさんを「一緒に連れて来ておる」と言ったんだと主張しました。フィッグばあさんはスクイブの魔女なので「姿現わし」も箒に乗ることもできないのです。

ところがその後第7巻「死の秘宝」の第3章でディーダラス・ディグルがダーズリー一家を安全な場所に移動させる際に「姿くらまし」をすると言っているんですよね。つまりマグルでも可能なのだからスクイブの魔女の・・・

フィッグばあさんも当然できるということになる。したがってダンブルドアは「付き添い姿くらまし」を使ってフィッグばあさんをロンドンの魔法省まで連れて来たのではないか?という意見をコメントでいただいたんですよね。

しかしさらにその後「付き添い姿くらまし」はハリー5年生の学期末にヴォルデモートの復活が明らかになった事を受けて魔法省が緊急的措置として法律を改正し「使ってもよい」ということにした。そのためそれ以前は・・・

「付き添い姿くらまし」は法律で使うことが禁止又は許されていなかった。そのためクィディッチ・ワールドカップの決勝戦の観戦に行く時にはウィーズリーおじさんもエイモス・ディゴリー氏も使っていない。だから・・・

結局ダンブルドアはハリーの懲戒尋問の時にはフィッグばあさんをやはりセストラルを使って送迎していたようですね。(笑)

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ハグリッドが飼った魔法生物の数々(3)(4回シリーズ)

ヒッポグリフのバックビークといえばハグリッドの記念すべき一番最初の「魔法生物飼育学」の授業でドラコ・マルフォイを相手にしたばかりに死刑判決を受けてシリウスと共に逃亡し、再びホグワーツに戻って来るという波乱万丈の3年間を過ごしたのでした。そして・・・(全3項目)

3-1.改めて「バックビーク」について
ハリーたちが習い始めるのと時を同じくしてハグリッドが「魔法生物飼育学」の教師になり一番最初の授業で取り上げたのが「ヒッポグリフ」でした。この魔法生物も当然「幻の動物とその生息地」に載っているというわけです。

ピッポグリフはヨーロッパ原産ですが現在は世界中で見られるんだそうです。頭は大鷲で胴体は馬で飼い慣らすことができますが専門家のみが飼育を許されているのだそうです。それじゃあハグリッドは専門家なんでしょうか?

ヒッポグリフに近づく時は視線を外してはいけないんだそうです。お辞儀をするのはこちらに悪意がないことを示しヒッポグリフが挨拶を返して来たらさらに近づいても安全とのことです。地面を掘って虫を捕食しますが・・・

鳥や小型哺乳類も食べるのだそうです。そういえばハグリッドもバックビークに大皿に盛った死んだイタチを与えていましたね。そしてシリウスは主にネズミの肉を与えていたようです。ヒッポグリフは繁殖期になると・・・

地上に巣を作り大きくて壊れやすい卵を1つだけ生むのだそうです。これが24時間以内に孵化します。生まれたばかりのヒッポグリフは1週間以内に飛べるようになるものの親に従いて長旅ができるようになるまでには・・・

数ヵ月かかるんだそうです。ハリーが初めてヒッポグリフを見た時の印象は鋼色の嘴は残忍で大きいオレンジ色の目はギラギラしていて、15~6センチもあろうかという前脚の鍵爪は見るからに殺傷力があるといった感じでした。

しかし半鳥半馬の生き物を見た最初のショックを乗り越えさえすればヒッポグリフの色とりどりの輝くような毛並みが羽根から毛へと滑らかに変わって行く様は見応えがありハリーはハグリッドの「美しかろう?」という・・・

ハグリッドの言うことが判るような気がしたのでした。ハグリッドが飼った魔法生物はどれも恐ろしげな動物ばかりでしたが、唯一ハリーがすんなりと受け入れることができたのがヒッポグリフだったというわけなんですよね。

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ハグリッドが飼った魔法生物の数々(2)(4回シリーズ)

2年生の時ハリーはハグリッドが卵から孵して「禁じられた森」の奥深くに棲む巨大蜘蛛のアラゴグと対面することで「秘密の部屋」の怪物に殺害されたのは誰なのか?を知ることも、さらにその入口を見つけることも出来ました。しかしその一方でアラゴグはハグリッドの友人と知りながらハリーとロンに対して・・・(全3項目)

3-1.改めて「アラゴグ」について
このアラゴグはローリングさんが書いた副読本の内の1冊「幻の動物とその生息地」で紹介されているアクロマンチュラという言葉が話せる8つ目の怪物蜘蛛だということは疑いようがないでしょうね。ボルネオ原産で・・・

うっそうたるジャングルに棲み際立った特徴としては黒い毛がビッシリと胴体を覆っていて脚を広げると5メートルにもなるんだそうです。ハサミは興奮したり怒ったりするとカシャカシャと特徴的な音を立てるのだそうです。

毒を分泌し肉食で大型の獲物を好むそうです。地上にドーム型の巣を紡ぎ昨日紹介したドラゴンと同様にオスよりメスのほうが大きいんだそうです。1度に最高100個の白く柔らかでビーチボールほどの大きさの卵を生むそうです。

卵は6~8週間で孵化します。アクロマンチュラの卵は魔法生物規制管理部の取引禁止品目Aクラスに指定されているので輸入又は売買をすると厳しい罰が課されるのだそうです。つまりハグリッドが退校処分を受けたのは・・・

当然の結果だったのかもしれませんね。このアクロマンチュラは魔法使いが創り出した魔法生物と考えられるそうです。この手の生き物にはよくある事でおそらくは魔法使いの住居や宝物を守る目的で飼育されたんだそうです。

アクロマンチュラはほとんど人並みの知能があるにも関わらず訓練は不可能で魔法使いとマグルいずれにとっても非常に危険なのだそうです。

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ハグリッドが飼った魔法生物の数々(1)(4回シリーズ)

今月12月はハグリッドとチャーリー・ウィーズリーの誕生月ということで今週はこの機会にハグリッドが飼った数々の魔法生物について改めて振り返ってみることにします。ハグリッドはハリーがホグワーツに入学した最初の年にドラゴンを飼ってハリーたち3人に多大な迷惑をかけましたが・・・(全3項目)

3-1.改めて「ノーバート」について
ハリーにロンにハーマイオニーの3人にしてみればドラゴンのノーバートは疫病神そのものでした。1709年に制定されたワーロック法でドラゴンの飼育は違法ということになったのでした。それは至極当然と言えることで・・・

もし家の裏庭でドラゴンを飼ったりなどすればマグルが魔法使いの存在に気づいてしまう。それにどっちにしろドラゴンは狂暴なので手なずけることなど無理なのです。ところがハリーたちの心配など意に介さない様子で・・・

ハグリッドは大満足といった感じで図書室から「趣味と実益を兼ねたドラゴンの育て方」という本を借りて来て、ハリーたちに卵の孵し方から孵った後にはどうしたらいいのか?などの講釈を始めるという有り様だったのです。

そしてハーマイオニーが「この家は木の家なのよ」と忠告をしても鼻歌交じりで火をくべていたのでした。さらに困ったことに卵が孵る瞬間をドラコ・マルフォイに見られてしまったのです。ハリーとロンはハグリッドに・・・

いつマルフォイがダンブルドアに言いつけるのか分らない。いつまでもここにノーバートを置いておくわけにはいかない。そこでハリーの発案でノーバートをロンの兄のチャーリーに預けるということになったのですが・・・

ロンはノーバートに噛まれて医務室に入院してしまい、残るハリーとハーマイオニーがチャーリーの仲間にノーバートを引き渡すことになりました。ところがハリーは塔のてっぺんに「透明マント」を忘れて来てしまい・・・

フィルチに見つかってグリフィンドールは一夜にして一気に「150点」を失ったのでした。ハリーとハーマイオニーはノーバートがいなくなってホッと一息つけるはずだったのにスリザリンを除く他の寮生たちからは・・・

総スカンを食らうことになってしまったのでした。誰もが皆スリザリンの寮杯獲得が「7年連続」で途切れるのを楽しみにしていたからです。ところがハリーたち3人にこれほどまでに迷惑をかけてしまったというのに・・・

ハグリッドは・・・

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