改めて主要登場人物の初登場シーンを振り返る、その5(4)(シリーズ最終回)

今年度ホグワーツ魔法魔術学校に於いて久方ぶりに三大魔法学校対抗試合が行われる事になり10月30日にはボーバトンにダームストラング両校の代表団がホグワーツ入りする事になったのでした。そして代表団を率いて現れたのが両校の校長だったというわけなんですよね。(全3項目)

3-1.デニス・クリービー
ハリーは様々な不運や巡り合わせの悪さが重なって下級生の組分けの儀式に立ち会うのは4年生の時が初めてでした。ハリーがロンとハーマイオニーと共にグリフィンドールのテーブルに着くと興奮で息を弾ませた声が・・・

ハリーを呼んだのでした。それはハリーをヒーローと崇めるコリン・クリービーでした。ハリーが用心深くコリンの名を呼んで返事をするとコリンが弟のデニスも新入生だと言うのです。ハリーが「良かったね」と言うと・・・

コリンは自分もまた落ち着かない様子で「弟ったらもう興奮しちゃって!」と言った後「グリフィンドールになるといいな!」と言ってハリーに「そう祈っててくれる?」とも言って来たのでした。それを聞いてハリーは・・・

ロンを含めたウィーズリー家の子供たちが全員グリフィンドールに入れられた事からハリーはロンとハーマイオニーそしてゴーストの「ほとんど首なしニック」に「兄弟ってだいたい同じ寮に入るよね?」と問いかけたのでした。

するとハーマイオニーが「必ずしもそうじゃない」とそう言うのです。パーバティ・パチルは一卵性双生児だけど1人はレイブンクローだという例もある。そう言っている内に土砂降りの雨の中をボートで湖を渡って来た・・・

新入生が入って来ました。教職員テーブルの前に整列をして在校生のほうを向いた時には全員が寒さと緊張の両方で震えていたのでした。ところがそんな新入生の中に1人だけ震えていない子がいたのです。その子こそが・・・

薄茶色の髪の子が厚手木綿のオーバーに包まっていました。ハリーはそれを見てハグリッドのオーバーだと即座に判りました。オーバーがだぶだぶで男の子はまるで黒いふわふわの大テントをまとっているように見えたのでした。

その子はコリン・クリービーを見つけるとガッツポーズをしながら声を出さずに口の形だけで「湖に落ちたんだ!」と言いました。それはもううれしくてたまらないようでした。その子こそがデニス・クリービーだったのです。

そしてデニス・クリービーは・・・

グリフィンドールに組分けされたのでした。

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改めて主要登場人物の初登場シーンを振り返る、その5(3)(4回シリーズ)

ハリーはクィディッチ・ワールドカップを通じて多くの魔法省の職員と対面する事になりました。そんな中にハッフルパフ生で監督生のセドリック・ディゴリーのお父さんもいたというわけです。例によって例の如く目の前にいるのがハリーと知るや額の傷痕に目が行ったのですがその後の発言が・・・(全3項目)

3-1.エイモス・ディゴリー
第4巻「炎のゴブレット」の序盤をこうして改めて振り返ってみるとハリーはクィディッチ・ワールドカップを通じて実に多くの人と出会った事が判りましたよね。そしてこのエイモス・ディゴリー氏もその1人というわけです。

「ここだ、アーサー!息子や、こっちだ。見つけたぞ!」

ストーツヘッド・ヒルのてっぺんに到着してハリーたち一行が「移動キー」を探し始めるとほんの3分も経たない内に大きな声が聞こえて来たのでした。その移動キーを見つけたのがエイモス・ディゴリーその人だったのです。

エイモス氏は褐色のゴワゴワした顎鬚を生やして血色が良く人のよさそうな顔をしていました。フレッドにジョージにロンそれにハリーにハーマイオニーとジニーを見回してアーサー氏に「全部君の子かね?」と訊いたのでした。

アーサー氏は「まさか。赤毛の子だけだよ」と答え自分の子供以外の2人を紹介しました。ハーマイオニーの次にハリーを紹介されるとエイモス氏は目を丸くして「おっとどっこい、ハリー・ポッターかい?」と言ったのでした。

誰かと会うたびしげしげと見つめられる事も視線が額の傷痕に走るのにもハリーも慣れては来たものの、何だか落ち着かない気持ちになったのでした。そしてエイモス氏は去年のクィディッチの試合で息子のセドリックが・・・

ハリーに勝った事を「子供や孫の代まで語り伝える事だ」と言ってみせたのでした。ハリーは何と答えていいのか分らなかったので黙っていました。フレッドとジョージが揃って不機嫌な顔をするのでセドリックのほうは・・・

息子のセドリックは困ったような顔をして父親に「ハリーは箒から落ちたんだ。事故だって言ったでしょう」と言って、その場を取り繕うのに必死になっていたのでした。するとエイモス氏は息子の背中をバシンと叩いて・・・

「ああ。でもお前は落ちなかったろ。そうだろうが?うちのセドはいつも謙虚なんだ。いつだってジェントルマンだ。しかし最高の者が勝つんだ。ハリーだってそう言うさ。そうだろうが、え、ハリー?」

ハリーは箒から落ちた。しかし息子は落ちなかった。どっちが上手い乗り手か判るってもんだと言うエイモス氏にアーサー氏は何とか話題を変えようと懐中時計を出しながら「他に誰か来るかどうか知っているかね?」と・・・

話しかけたのでした。

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改めて主要登場人物の初登場シーンを振り返る、その5(2)(4回シリーズ)

4年生の夏休みにハリーが「隠れ穴」に招待されたのはイギリスで30年ぶりにクィディッチ・ワールドカップが開催されたからでした。それを受けてハリーはワールドカップに関係する魔法省の役人の人たちに会ったり試合に出る選手を見る機会を持ったというわけなんですよね。(全3項目)

3-1.バーテミウス・クラウチ(父)
昨日の記事でもチラリと名前が出て来ていました。学校を卒業した三男のパーシーは母親のウィーズリーおばさんの希望通り魔法省への就職を果たしました。そこで最初に配属された「国際魔法協力部」の部長というわけです。

パーシーの惚れ込みようはもはや凄まじいもので「クラウチ氏によれば、クラウチさんに僕が申し上げたように、クラウチ氏の意見では、クラウチさんが僕におっしゃるには」と口を開けば「クラウチ」といった感じで・・・

ロンが言うには「きっとこの2人、近い内に婚約発表するぜ」との事でした。しかしクィディッチ・ワールドカップのキャンプ場で初めて会った時にハリーはパーシーが何故クラウチ氏を尊敬しているのかが判ったのでした。

クラウチ氏はしゃきっと背筋を伸ばし非の打ち所のない背広にネクタイ姿でした。短い銀髪の分け目は不自然なまでに真っ直ぐで歯ブラシ状の口髭は定規を当てて刈り込んだようでした。靴はピカピカに磨き上げられていました。

パーシーは規則を厳密に守る事が大切だと固く信じる人でした。クラウチ氏はマグルの服装に関する規則を完璧に守っていました。これなら銀行の頭取だと言っても通用したでしょう。ハリーはバーノン叔父さんでさえも・・・

この人の正体を見破れないのでは?と思ったのでした。ここまで完璧にできる人なのですからパーシーがクラウチ氏に惚れ込むのは当然の事だとハリーは思ったのでした。ところがそんなクラウチ氏の極めて意外な側面を・・・

ハリーは学期に入ってから知る事になったのです。

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改めて主要登場人物の初登場シーンを振り返る、その5(1)(4回シリーズ)

昨年の5月からずっと主要登場人物の初登場シーンを改めて詳しく振り返っています。今週はその第5弾という事になります。今回から第4巻「炎のゴブレット」に入って行きます。ハリーポッター・シリーズでは当の本人が生身で登場する以前に名前のみが出て来るというケースが多々ありますが・・・(全3項目)

3-1.フランク・ブライス
今にして思えばこの人もヴォルデモート卿の父親とその祖父母に仕えたがために数奇な運命を辿る事になりました。フランク・ブライスはリドル家の庭番で屋敷内のボロ小屋に1人で住んでいたのでした。そしてあの時にも・・・

リドル一家がヴォルデモートに殺害されたその時もフランク・ブライスは唯一の目撃者でした。その日も膝が痛んで夜中に目が覚め湯たんぽの湯を取り換えるために台所に下りて行って屋敷の2階の灯りを見ていなければ・・・

村の悪ガキどもが以前にも肝試しと称して屋敷に入り込んだ事があったのでフランクは「またそうだろう」と思ったのでした。そこで痛む足の許す限りで急いで駆け上がり服を着替えて台所に下りて来たのでした。そして・・・

屋敷の合鍵と壁に立てかけてあった杖を掴んでフランクは夜の闇へと出て行きました。そして屋敷に入り階段を上がって踊り場で右に曲がると廊下の一番奥の扉が半開きになっていて隙間から灯りがチラチラと漏れていたのです。

火はそこで初めて見えました。しかしフランクにとっては意外な事に暖炉の中で燃えていました。フランクは立ち止まりじっと耳を澄ましました。部屋の中から2人の男の声が聞こえて来たからです。おどおどとした声と・・・

「ご主人様、まだお腹がお空きでしたら今少しは瓶に残っておりますが」
「後にする」

もう1人も男の声でした。しかし不自然に甲高く氷のような風が吹き抜けたかのように冷たい声でした。何故かその声はまばらになったフランクの後頭部の毛を逆立てさせたのです。その2人目の甲高くて冷たい声こそが・・・

ヴォルデモート卿その人だったのです。

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改めてホラス・スラグホーンと個々の登場人物との関係について考える(4)(シリーズ最終回)

ドラコ・マルフォイにしてみれば「何であいつがここ(地下牢教室)にいるんだ?不合格じゃなかったのか?」といった所でしょうね。さらに今学期から「魔法薬学」の教職に復帰したホラス・スラグホーンはマルフォイがこの世で一番大嫌いなハリーの事を・・・(全3項目)

3-1.ドラコ・マルフォイとの関係、その1
ホラス・スラグホーンとドラコ・マルフォイが初対面を果たしたのは学期に入って最初の「魔法薬学」の授業の時でした。それは新学期初日のホグワーツ特急ではスラグホーンが自分のコンパートメントに呼ばなかったからです。

そしてスラグホーンがネビルとジニーを自分のコンパートメントに招いていたという事でドラコ・マルフォイとブレーズ・ザビニの間でスラグホーンの痛烈な批判が始まったのでした。最初の口開けはマルフォイからでした。

マルフォイがまず「僕はスラグホーンの趣味を哀れむね。少しぼけて来たのかもしれないな」と言って口火を切ったのでした。その次にはザビニがスラグホーンにノットの父親の事を訊かれた。どうやら旧知の仲だったらしい。

ところがそのノットは魔法省で逮捕されたと言ってやったらスラグホーンはあまりいい顔をしなかったんだそうです。そこでザビニは「スラグホーンは死喰い人にはあまり関心がない」と感じたそうです。それを聞いて・・・

マルフォイは腹を立てたようですが妙にしらけた笑い方をして「あいつが何に関心があろうと知った事じゃない。結局はたかが間抜けな教師じゃないか」とスラグホーンの事を激しい口調で批難したのでした。さらには・・・

「つまり来年僕はホグワーツになんかいないかも知れないのに薹の立った太っちょの老いぼれが僕の事を好きだろうと何だろうとどうでもいい事だろう?」

そんなわけでドラコ・マルフォイは自分が呼ばれなかった腹いせなのか?スラグホーンの事を「趣味を哀れむね。少しぼけて来たのかもしれない」とか「たかが間抜けな教師」などと言って酷評の限りを尽くしたというわけです。

そして初授業の時には・・・

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改めてホラス・スラグホーンと個々の登場人物との関係について考える(3)(4回シリーズ)

ハリーは当然という事でハーマイオニーもまた学期が始まって早々にスラグホーンのお気に入りの生徒になったのでした。しかしロンの場合は特に秀でた才能があるわけでもなく成績が飛び抜けていいというわけでもないのでスラグホーンにとっては・・・(全3項目)

3-1.ロンとの関係、その1
改めてよくよく考えてみればロンの場合は特に秀でた才能があるというわけでもないし成績が物凄くいいというわけでもない。お父さんが凄いとか次期魔法法執行部部長あるいは魔法大臣の有力候補というわけでもなんでもない。

そんな事なので2週目の週末の土曜日にもハリーたち3人が夕食を取るために大広間に入って行くとスラグホーンがハリーに「まさに会いたい人のお出ましだ!」と声をかけて来ました。さらにはハーマイオニーに対しても・・・

「それにもちろん、是非ミス・グレンジャーにもお越しいただければ大変うれしい」

スラグホーンはハーマイオニーに軽く会釈して言葉を切りました。その一方でロンの事はまるで存在しないかのように目もくれませんでした。そしてここでハリーが即座にスネイプの罰則を受けるので伺えませんと断ると・・・

スラグホーンは罰則を延期するようスネイプを説得すると言ってあたふたと大広間を出て行きました。一度は延期されてる。その時の相手はダンブルドアだったからスネイプは応じたが他の人ならしないとハリーが言うと・・・

ハーマイオニーはハリーに「あなたが来てくれたらいいのに。1人じゃ行きたくないわ!」と心配そうに言ったのでした。どうやらハーマイオニーはコーマック・マクラーゲンと1人で顔を合わせるのが嫌な様子のようでした。

するとスラグホーンに無視されて不機嫌な様子のロンが「1人じゃないと思うな。ジニーが多分呼ばれる」と言ったのでした。夕食を終えて談話室に戻ってからも機嫌が直らないロンは腕組みをして天井を睨んでいたのでした。

「さーて、僕はどこのパーティにも呼ばれてないし」

ロンは立ち上がってこう言うとハリーとハーマイオニーに「寝室に行くよ」と言い残し男子寮に向かって床を踏み鳴らしながら去って行きました。2人はそんなロンの後ろ姿をまじまじと見送ったのでした。結局ハリーは・・・

スネイプの罰則を受けたのでした。

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改めてホラス・スラグホーンと個々の登場人物との関係について考える(2)(4回シリーズ)

ホラス・スラグホーンという人は純血だろうがマグル生まれだろうが優秀な生徒であればそんな事は一切気にしない。そういう人なので最初の授業でハーマイオニーがまさに「立て板に水」といった感じでスラグホーンの問いかけに答えてくれたのでボーナス点をくれたその上に・・・(全3項目)

3-1.ハーマイオニーとの関係、その1
昨日の記事でも触れたようにハリーのお母さんリリー・エバンズはホラス・スラグホーンのお気に入りの生徒の1人でした。するとその話題に引っ張り出されるようにハリーの口からハーマイオニーの事が出たというわけです。

スラグホーンはハリーに「言うまでもなく君の母親はマグル生まれだった。そうと知った時には信じられなかった。絶対に純血だと思った。それほど優秀だった」と言っています。それに対してハリーはこう答えているんですよね。

「僕の友達にもマグル生まれが1人います。しかも学年で一番の女性です」

するとスラグホーンはハリーに「時々そういう事が起きるのは不思議だ。そうだろう?」と訊きました。しかしハリーは「別に」と冷たく答えました。マグル生まれの魔法使いや魔女が優秀で何故いけないんだというわけです。

するとスラグホーンは驚いてハリーに「私が偏見を持っているなどと思ってはいかんぞ!」と言ったのでした。これも当サイトでは以前にスラグホーンを取り上げた際に指摘している事なんですがハリーはスラグホーンが・・・

マグル生まれのハーマイオニーが優秀な魔女である事に異常に驚いていた事に強い違和感を感じています。しかし私はスラグホーンのこの感じ方は至極当たり前だとそう思うんですよね。それというのもハリーの場合には・・・

身近にハーマイオニーという極めて優秀なマグル生まれの魔女がいるからこそ「マグル生まれの魔女が優秀で何がいけないの?」という感じなのでしょうが私はスラグホーンのほうがノーマルな感じ方だとそう思うんですよね。

そして6年生最初の「魔法薬学」の授業で・・・

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改めてホラス・スラグホーンと個々の登場人物との関係について考える(1)(4回シリーズ)

先週と先々週の2週間に渡ってセブルス・スネイプを取り上げたので、今週はそれに関連してハリーが6年生の時にスネイプが念願の「闇の魔術に対する防衛術」の教職に就いたのに伴って「魔法薬学」の教師としてホグワーツの教壇に復帰した「この人」と個々の登場人物との関係について考えてみる事にしました。(全3項目)

3-1.ハリーとの関係、その1
後にも先にもこんな事は1回限りでした。ダンブルドアがその説得にハリーを同行させたのはホラス・スラグホーンがホグワーツの教職に復帰するのを嫌がっているのが火を見るより明らかだったからに他ならないでしょうね。

ダンブルドアはわざと席を外して事実上スラグホーンの説得をハリーの手に委ねました。それは自分がいたのではスラグホーンの本音を引き出す事ができないと判断したからです。そしてダンブルドアの目論見通りになりました。

スラグホーンはハリーに「賢明な魔法使いならこういう時にはおとなしくしているものだ」との前置きをした上で「今この時にボグワーツに職を得るのは公に不死鳥の騎士団への忠誠を表明するのに等しい」と言ったのでした。

スラグホーンは「騎士団員は皆が間違いなくあっぱれで勇敢で立派な者たちだ。しかし自分個人としてはあの死亡率はいただけない」つまり今ホグワーツの教師になるという事は死を覚悟しなくてはならないとそう言うのです。

そんなスラグホーンにハリーは「ホグワーツで教えても不死鳥の騎士団に入る必要はありません」と言ったのでした。ハリーは嘲るような口調を隠し切る事ができませんでした。その理由はシリウスが洞窟にうずくまって・・・

ネズミを食べて生きていた姿を思い出すとスラグホーンの甘やかされた生き方に同情する気には到底なれなかったからです。ハリーはスラグホーンにホグワーーツの先生方の大多数は騎士団員ではないし誰も殺されてはいない。

唯一死亡したクィレルはあんな風にヴォルデモートと組んで仕事をしたのだから当然の報いを受けた。そしてダンブルドアがホグワーツの校長でいる限りは教職員は他の大多数の人たちより安全だと思いますと言ったのでした。

それはダンブルドアがヴォルデモートが恐れたただ1人の魔法使いのはずだからだとハリーはスラグホーンにそう言ったのでした。そう言われたスラグホーンは自分は死喰い人に加わらなかった以上はヴォルデモートが・・・

自分を友とみなすとは思えないと言える。アメリア・ボーンズはあれだけ魔法省に人脈があって保護されていたのに殺害されてしまった。自分はダンブルドアにもう少し近しいほうが安全かもしれない。そう思うに至って・・・

ホラス・スラグホーンはホグワーツの教壇に復帰したというわけなんですよね。

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セブルス・スネイプ語録集「賢者の石」編(4)(シリーズ最終回)

ニコラス・フラメルとは賢者の石の創造に成功した唯一の者。この事が判明してさらに3人は数々の不可解な行動から「スネイプは賢者の石を狙っている」との結論に達したのでした。さらに学期末試験終了直後にはハグリッドが三頭犬のフラッフィーの手なずけ方を見知らぬ誰かに教えていた事も判って・・・(全3項目)

3-1.禁じられた森で、その1
ニコラス・フラメルとは賢者の石の創造に成功した唯一の者。この事が判るキッカケを作ったのはハリーがネビルに蛙チョコレートをあげた事でした。そこから出て来たダンブルドアのカードにフラメルの名前があったのです。

それはグリフィンドール対ハッフルパフ戦が終了した後の事でした。城の正面の階段をフードを被った人物が急ぎ足で降りて来ました。その人物は明らかに人目を避けていて「禁じられた森」に向かって足早に歩いて行きました。

それがスネイプだったのです。他の人たちが夕食を食べている時にこっそり森に行くとは一体何事なんだろうとハリーは思ったのでした。ハリーは再びニンバス2000に跨ると森の中に駆け込んで行くスネイプを追ったのでした。

木が深々と繁っているのでハリーはスネイプを見失ってしまいました。円を描きながら徐々に高度を下げると誰かの話し声が聞こえて来ました。ハリーは声のするほうに静かに移動するとひときわ高いぶなの木に降りたのでした。

木の下の薄暗い平地にスネイプがいました。クィレルもいました。クィレルが普段よりもっと言葉を途切れさせながら「何でよりによってこんな場所で君に会わなくっちゃいけないんだ」と言うとスネイプはこう答えたのでした。

「この事は2人だけの問題にしようと思いましてね」

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セブルス・スネイプ語録集「賢者の石」編(3)(4回シリーズ)

ハリーのクィディッチ・デビュー戦の前日スネイプは「我輩の科目の授業中だけでは足りない」とばかりにハリーがハーマイオニーから借りた本を没収した上にグリフィンドールから5点減点したのでした。その日の夜ハリーは取られた本を返してもらおうと職員室に行ったのですが・・・(全3項目)

3-1.クイディッチ・デビュー前夜、その1
それまではむしろ敵対関係と云うか?互いに毛嫌いしていたハリーにロンとハーマイオニーだったのですが、10月31日のトロール侵入事件を境に3人は友達関係になり行動を共にするようになりました。ハリーにとって・・・

ハーマイオニーと友達になれたのは有り難い事でした。クィディッチの寮代表チームのメンバーに抜擢され練習が追い込みに入ってからというものはハーマイオニーの助けなしに全ての宿題をこなすのは到底無理だったからです。

さらにハーマイオニーは「クィディッチ今昔」という本を貸してくれたのでした。これがまた面白い本でした。ところがハリーがいよいよクィディッチでデビューするという前の日の事だったのです。ハリーたち3人は・・・

休み時間に凍りつくような中庭に出ていました。ハーマイオニーは魔法で鮮やかなブルーの火を出してくれました。ジャムの空き瓶に入れて持ち歩きができる火だったのです。それを背中に当てて暖まっていると現れたのが・・・

スネイプでした。片足を引きずっている事にハリーはすぐ気づきました。火は禁止されているに違いないと思い3人は体をピッタリとくっつけました。するといかにも悪い事をしているといった心情が顔に出てしまったようです。

スネイプは脚を引きずりながら近づいて来ました。火は見つからなかったものの何かしら小言を言う口実を探しているようでした。するとスネイプはハリーに「ポッター、そこに持っているのは何かね?」と訊いて来たのでした。

ハリーが「クィディッチ今昔」を差し出すとスネイプは「図書室の本は校外に持ち出してはならん。よこしなさい。グリフィンドール5点減点」と言ってハーマイオニーから借りた本を持って行ってしまったのです。その後・・・

スネイプが行ってしまった後ハリーは「規則をでっち上げたんだ」と怒ってブツブツ言ったのでした。そしてハリーが「だけどあの脚はどうしたんだろう?」と言うとロンもまた悔しげにこう言ったというわけなんですよね。

「知るもんか。でも物凄く痛いといいよな」

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セブルス・スネイプ語録集「賢者の石」編(2)(4回シリーズ)

初授業でいきなりハリーを質問攻めにした挙句に「無礼な態度だから」と言ってグリフィンドールから1点減点したスネイプだったのでした。しかし最終的な目標はハリーを挑発して罰則を課す事だったようですね。そこでネビルが引き起こしたトラブルを利用してハリーに・・・(全3項目)

3-1.初授業にて、その3
大演説を終えるとスネイプは生徒を2人ずつ組にしておできを治す簡単な薬を調合させました。どうやらお気に入りらしいドラコ・マルファイを除いたほとんど全員が注意を受けました。マルフォイが角ナメクジを完璧に・・・

茹でたからみんな見るようにとスネイプが言ったちょうどその時でした。地下牢一杯に強烈な緑色の煙が上がってシューシューと大きな音が広がったのでした。ネビルがシェーマス・フィネガンの大鍋を溶かしてしまい・・・

こぼれた薬が石の床を伝って広がり生徒たちの靴に焼け焦げ穴を空けていたのでした。たちまち全員の生徒が椅子の上に避難をしました。当の本人のネビルは大鍋が割れた時に薬をグッショリと浴びてしまって腕や足に・・・

真っ赤なおできが容赦なく噴き出して痛くて呻き声を上げていたのでした。スネイプは「馬鹿者!」と怒鳴ると杖を一振りしてこぼれた薬を取り除いたのでした。ネビルはおできが鼻にまで広がってシクシク泣き出したのでした。

「大方、大鍋を火から降ろさない内に山嵐の針を入れたんだな?」

スネイプはこう言った後に苦々しげにシェーマスに「医務室に連れて行きなさい」と言いつけたのでした。さらに驚く事に・・・

ネビルの隣で作業をしていた・・・

ハリーとロンに対して・・・

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セブルス・スネイプ語録集「賢者の石」編(1)(4回シリーズ)

先週に引き続き今週もセブルス・スネイプを取り上げます。スネイプについてはこれまで様々な角度から分析又は検証して来ましたが巻毎に取り上げた事がなかったので、今回は第1巻「賢者の石」での発言を中心に振り返ってみる事にしました。(全3項目)

3-1.初授業にて、その1
当サイトでは折ある毎に「ハリーは極めて優秀な開心術士である」と言及して来ました。新学期初日の新入生歓迎パーティの時にハリーは開心術でスネイプが自分の事を嫌っているのを見抜いていましたが初授業の時に・・・

ハリーはその考えが間違っている事を痛感させられる事になりました。スネイプはハリーの事を嫌っているのではなく憎んでいたのでした。フリットウィック先生と同様スネイプもまた初授業の冒頭では出席を取ったのでした。

そしてこれもフリットウィック先生と同じくハリーの所まで来ると少し止まりました。そしてスネイプは猫なで声で「あぁさよう、ハリー・ポッター。我らが新しいスターだね」と言ったのでした。出席を取り終わると・・・

「このクラスでは魔法薬調剤の微妙な科学と厳密な芸術を学ぶ」

スネイプが生徒を見渡す目はハグリッドと同じ黒色なのにハグリッドのような温かみは一欠けらもありません。冷たくて虚ろで暗いトンネルを思わせました。スネイプが話し始めると呟くような話し方なのにも関わらず・・・

生徒たちは一言も聞き漏らしませんでした。マクゴナガル先生と同様スネイプも何もしなくとも生徒を黙り込ませる能力を持っていました。そしてスネイプの「魔法薬学」の授業は大演説で幕を開けたというわけなんですよね。

「このクラスでは杖を振り回すような馬鹿げた事はやらん。そこでこれでも魔法かと思う諸君が多いかもしれん。フツフツと沸く大釜、ユラユラと立ち昇る湯気、人の血管の中を這い巡る液体の繊細な力」演説はさらに・・・

「心を惑わせ感覚を狂わせる魔力。諸君がこの見事さを真に理解するとは期待しておらん。我輩が教えるのは名声を瓶詰めにし栄光を醸造し死にさえ蓋をする方法である。ただし我輩がこれまでに教えて来たウスノロたちより」

「諸君がまだましであればの話だが」

大演説の後は教室がさらに静けさを増したのでした。ハリーとロンは眉根を少し吊り上げて互いに目配せをしたのでした。

すると突然スネイプが・・・

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改めてスネイプとハーマイオニーの関係について考える(4)(シリーズ最終回)

スネイプが念願叶って「闇の魔術に対する防衛術」の教職に就いた時ハリーの「スネイプは1年以内に死ぬ」という発言にハーマイオニーはショックを受けたようでした。ところがそれからちょうど1年後の同じ日の日刊予言者新聞にはハーマイオニーがアッと驚く記事が掲載されたのです。それは?(全3項目)

3-1.騎士団員なんだし
ヴォルデモート卿が復活して不死鳥の騎士団が再結成されスネイプもそのメンバーに加わりました。そのためハーマイオニーは「スネイプはもう私たちの味方よ」とスネイプの事を擁護しましたがウィーズリー家の面々は・・・

フレッドは「嫌な野郎」と言うしロンもまたフンと鼻を鳴らして「それでも嫌な野郎は嫌な野郎だ。あいつが僕たちの事を見る目つきと来たら」と言うのです。さらにジニーが最後のとどめといった感じでこう言ったのでした。

「ビルもあの人が嫌いだわ」

今学期最初の「魔法薬学」の授業前ハリーたちは「スネイプがどんな課題を出すのか?」を話し合いました。2ヵ月の休みで緩んでいる所を襲うという目的でも極端に難しいものを出すだろうとの意見で3人は一致したのでした。

そして3人の予想通りスネイプが最初の授業で出した「安らぎの水薬」はそれはそれは面倒な薬で材料は正確な量と順番で大鍋に入れなくてはなりませんでした。混合液もまた正確な回数掻き回さなくてはならなかったのです。

最初は右回りでそれから左回り。ぐつぐつ煮込んで最後の材料を加える前に炎の温度をきっちり定められたレベルに下げて何分かその温度を保たなくてはなりません。授業終了まで「あと10分」という時にスネイプか告げました。

「薬から軽い銀色の湯気が立ち昇っているはずだ」

ハーマイオニーの大鍋からは軽い銀色の湯気がゆらゆらと立ち昇っていました。スネイプが来て見下ろしましたが何も言いませんでした。文句のつけようが全くなかったからです。するとその鬱憤を晴らすかのようにして・・・

「ポッター、これは何のつもりだ?」

スネイプはハリーが3行目をやるのを忘れた事を指摘すると「このごった煮は全く役に立たない」と言ってハリーの魔法薬を消失呪文で消し去ってしまいました。瓶に詰める魔法薬がないのでハリーが真っ先に教室を出て・・・

大広間で早々と昼食を取っているとハリーの隣に座ったハーマイオニーが「本当に不公平だわ」と言いました。ハリーの魔法薬はゴイルのほどにはひどくなかったんだそうです。ゴイルが作った魔法薬は瓶に詰めた途端に・・・

全部割れてローブに火が点いたそうです。ところがハーマイオニーは「今年は少しよくなるんじゃないかと思った」とそう言うのです。ハーマイオニーは周囲を慎重に見回して盗み聞きしている生徒がいない事を確かめて・・・

「スネイプは騎士団員だし」

それに対してロンは「毒キノコは腐っても毒キノコ」と偉そうに言ったのでした。ロンに言わせれば「スネイプを信用するなんてダンブルドアはどうかしている」とそう言うのです。スネイプがヴォルデモートのために・・・

働くのを辞めたという証拠がないというのです。しかしハーマイオニーはロンが知らなくてもダンブルドアには十分な証拠がきっとあると言うのです。しかし3人がその理由を知ったのはずっと先になってからの事だったのです。

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改めてスネイプとハーマイオニーの関係について考える(3)(4回シリーズ)

2度ある事はやはり3度ある?ネビルの縮み薬とルーピン先生の代理で「闇の魔術に対する防衛術」を教えた時に続きスネイプとハーマイオニーは「叫びの屋敷」でも衝突する事になりました。しかしこの時スネイプに向かって武装解除の呪文を唱えたのはハーマイオニーだけではありませんでした。そして4年生になっても・・・(全3項目)

3-1.叫びの屋敷にて
やはり2度ある事は3度あるという事なのでしょうか?1度目は学期最初の「魔法薬学」の授業でネビルの縮み薬を巡って、2度目はスネイプがルーピン先生の代理で「闇の魔術に対する防衛術」を教えた時そして3度目が・・・

「我輩がどうしてここを知ったのか諸君は不思議に思っているだろうな?」

スネイプは少し息切れしていたものの勝利の喜びを抑え切れない顔でした。ルーピンが「忍びの地図」に現れたピーター・ペティグリグリューを見てシリウスを追いそして脱狼薬を持ってルーピンの部屋に来たスネイプが・・・

そのルーピンを追いかけて「叫びの屋敷」にやって来たというわけです。自分は繰り返し校長に旧友のルーピンがシリウスを城に入れていると進言したと言うスネイプにルーピンは「君は誤解している」と言ったのですが・・・

スネイプの目は今や狂気を帯びて光っていました。スネイプとシリウスの顔に浮かんだ憎しみは甲乙つけ難い激しさでした。するとそこにハーマイオニーがおずおずとスネイプのほうに一歩踏み出し恐々とこう言ったのでした。

「スネイプ先生-あの-この人たちの言い分を聞いてあげても、害はないのでは、あ、ありませんか?」

それに対してスネイプは君は停学処分を待つ身だ。ハーマイオニーもハリーもロンも許容されている境界線を越えた。しかもお尋ね者の殺人鬼や人狼と一緒とは。君も一生に一度ぐらいは黙っていたまえと言い放ったのでした。

スネイプの目には今まで見た事もない狂気の光がありました。もはや理性を失い誰が何を言っても耳を傾けようはしません。ハリーが我を忘れたように飛び出して扉の前に立ち塞がるとスネイプはさらに狂気じみて叫びました。

すると・・・

「エクスペリアームス!」

スネイプの杖を奪おうと武装解除の術を叫んだのはハリーにロンそしてハーマイオニーも同時だったのです。3倍の呪文を浴びたスネイプは足元から吹っ飛んで壁に激突しズルズルと床に滑り落ちました。髪の下からは・・・

血がタラタラと流れてスネイプはノックアウトされました。スネイプの杖は高々と舞い上がりベッドの上に落ちました。シリウスはハリーに「こんなこと君がしてはいけなかった」と言いましたがハーマイオニーのほうは・・・

「先生を攻撃してしまった・・・先生を攻撃して・・・」

「ああ私たち、物凄い規則破りになるわ」

こんな時にも学校の規則を思い浮かべてしまうハーマイオニーだったというわけなんですよね。

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改めてスネイプとハーマイオニーの関係について考える(2)(4回シリーズ)

2年生の時ポリジュース薬の密造を取り仕切ったのはハーマイオニーでした。その時ハーマイオニーはハリーを隠れ蓑にしたので直接スネイプと対峙する事はなかったのですが、3年生になってスネイプがルーピン先生の代理で「闇の魔術に対する防衛術」を教えた時には・・・(全3項目)

3-1.ポリジュース薬を作るために
当サイトでは手を変え品を変えて何度も取り上げていますが、ハリーたちが2年生になった時スクイブの管理人フィルチの飼い猫ミセス・ノリスを皮切りにマグル生まれの生徒が次々に襲われ石にされるという事件が起きました。

当初ハーマイオニーは「マルフォイがスリザリンの継承者?」とそれは疑わしいという反応を示しましたが、ハリーの「どうやって証明する?」の問いに対して示した答えがポリジュース薬を使うという方法だったのでした。

それは数週間前の「魔法薬学」の授業でスネイプが話していたのだそうです。自分以外の誰かに変身する薬でハーマイオニーが言うにはそれでスリザリンの誰か3人に変身をすればマルフォイを尋問する事ができるんだそうです。

ハリーとロンは2人とも聞いていませんでした。ロンが言うには「魔法薬の授業中に僕たちスネイプの話を聞いてると思ってるの?もっとましな事をやってるよ」との事でしたが、ハーマイオニーはスネイプの言う事でも・・・

確かにスネイプはハリーを目の敵にする一方でマルフォイを筆頭にスリザリン生の事は露骨に依怙贔屓するし人間性にもかなり問題がある。ハリーにロンがスネイプを毛嫌いする気持ちも理解できる。しかしその一方で・・・

魔法薬の知識については極めて豊富でスネイプが優秀で出来る教師だという事は客観的に見れば認めなくてはならない。だからハーマイオニーは性格に著しい問題があってもスネイプは魔法薬の教師としては超一流だから・・・

スネイプが授業中に話す事は一言一句聞き漏らさないようにしているというわけです。ハーマイオニーのそういった努力によりポリジュース薬は作られハリーとロンはスリザリンの談話室に潜入する事に見事に成功して・・・

ドラコ・マルフォイを尋問する事ができたというわけなんですよね。

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改めてスネイプとハーマイオニーの関係について考える(1)(4回シリーズ)

年頭の記事で予告したように今日から2週間ぶち抜きでセブルス・スネイプを取り上げます。前半の今週はスネイプとハーマイオニーの関係について改めて考えてみる事にしました。当初ハーマイオニーはスネイプは確かに意地悪だけれどもダンブルドアが守っている物を盗もうとはしないと言っていたのですが・・・(全3項目)

3-1.初めての授業で
「我輩が教えるのは名声を瓶詰めにし栄光を醸造し死にさえふたをする方法である。ただし我輩がこれまでに教えて来たウスノロたちより諸君がまだましであればの話だが」スネイプの初授業の冒頭は大演説で始まったのでした。

マクゴナガル先生同様スネイプもまた何もしなくともクラスを静かにする能力を持っていました。大演説の後はさらにクラスが静まり返ったのでした。それでもハーマイオニーは身を乗り出すようにして椅子の端に座り・・・

自分はウスノロではないと一刻も早く証明したくてウズウズしていました。するとスネイプが突然「ポッター!」と言ってハリーに「アスフォデルの球根の粉末にニガヨモギを煎じた物を加えると何になるか?」と訊いたのです。

ハーマイオニーが空中に高々と手を挙げましたがスネイプはそれを無視しました。スネイプがさらにもう1つハリーに質問をぶつけるとハーマイオニーは椅子に座ったまま挙げられる限界まで思いっ切り高く手を挙げたのでした。

ハーマイオニーは手をプルプルと震わせながら挙げていましたがスネイプがさらにハリーに対して質問をするので、ついに椅子から立ち上がり地下牢教室の天井に届かんばかりに手を伸ばしたのでした。それを見てハリーは・・・

ハリーは落ち着いた口調で「分りません」と答えた後「ハーマイオニーが判っていると思いますから彼女に質問してみたらどうでしょう?」と言ったのでした。するとスネイプはハーマイオニーに「座りなさい」と言うと・・・

それまでハリーに対してぶつけた質問の答えを一気に言ったのでした。結局ハーマイオニーには1つも答えさせなかったのでした。ハリーの事が大嫌いなスネイプなんですがハーマイオニーもまた同じぐらい嫌いというわけです。

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ハリーポッター・シリーズとアーサー王伝説

ローリングさんは数々のファンタジー小説などから様々な要素やエピソードを取り込んでハリーポッター・シリーズの骨格を作っています。その1つが今回取り上げるアーサー王伝説というわけなんですよね。主人公のハリーにアルバス・ダンブルドアの2人は実は・・・(全3項目)

3-1.ハリーとアーサー王~共通点と相違点
昨日の記事でも言ったようにローリングさんは数々のファンタジー小説などから様々な要素を取り込んでハリーポッター・シリーズの骨格を作っています。その内の1つというのが今回取り上げるアーサー王伝説というわけです。

アーサー王伝説の詳細な内容を知ればハリーはアーサー王そしてダンブルドアは魔術師マーリンがモデルになっているというのは火を見るより明らかです。実はアーサー王の誕生にはマーリンが深く関与しているんですよね。

アーサー王の父親となるブリテンの大王とアーサー王を生む事になるお妃は当時は実はまだ夫婦ではありませんでした。そのお妃は別の男爵の妻だったのです。ある日の事マーリンがブリテンの大王の元を訪れて言ったのでした。

今晩そのお妃の元に忍んで行くとクリスマスに王さまのご子息つまり男の子が生まれる。ブリテンの大王はマーリンの魔法でその男爵の姿になり後にブリテン島の未来の大王となるアーサーを受胎したというわけなんですよね。

するとほぼ時を同じくしてその男爵は大王の陣に夜襲をかけて死んでしまい、6ヵ月の後に大王とそのお妃は結婚してアーサーの父親と母親は正式に夫婦となったのでした。そしてマーリンの言う通りにクリスマスには・・・

王妃は男の子を産みました。ところが大王が後の王妃の元に忍んで行く時にマーリンは1つの条件を出していたのです。そのような生まれ方をすればその男の子は死んだ男爵の子息だと誰もが思う事だろう。そうすると・・・

王さまには他にも男の子が生まれるかもしれない。誕生の経緯に雲がかかっている以上は生まれて来たその男の子つまりアーサーに危害が及ぶかもしれない。さらにアーサーが成人する前に王さまにもしもの事があったら・・・

権力争いに巻き込まれて踏み潰されてしまうかもしれない。そこでマーリンは生まれてすぐアーサーを私に預けて欲しいと大王に言ったのでした。こうしてアーサーは生まれてすぐに親元から引き離されてある騎士の元で・・・

育てられたのでした。つまりハリーもアーサー王も共に親の顔を知らずに育ったというわけです。さらにハリーもアーサー王も育ての親のダーズリー夫妻と騎士がいずれも一人息子という所も共通しています。その一方で・・・

ハリーとアーサー王が決定的に違うのはハリーが死別なのに対してアーサー王のほうは生き別れというわけなんですよね。

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雑文、その23「2013年の年頭を迎えるに当たって」

新年明けましておめでとうございます!本年2013年も当サイトをご贔屓によろしくお願いしますね。毎年最初の記事は昨年1年間の拍手と訪問者数を振り返った後「今年誰を取り上げるのか?」などを軽く予告するのが恒例になっているので今年もそうしたいと思います。(全3項目)

3-1.拍手と訪問者数について
昨年1年間で「955」の拍手をいただく事ができました。また6万人余りの皆さんに訪問していただきました。この場を借りて拍手してくださった方々にそして訪問していただいた皆様方には厚く御礼申し上げたいと思います。

ありがとうございました!

一昨年の2011年は夏に第7巻「死の秘宝」の映画のPart2が公開されたため映画特需でそれは沢山の皆さんに拍手していただいた上に訪問もしていただきました。昨年2012年は前の年と比べると半分程度に減ったのですが・・・

大晦日の記事でも言ったように7月に静山社が第1巻「賢者の石」の文庫本を出したので7月3日だけは爆発的に訪問者の数が増えました。しかしすぐに元の人数に戻りました。それでも7月3日以降は一回り人数が多くなりましたね。

しかしサイトを開設して昨年で7年目となりサイト運営も落ち着いて来て足が地についたといった感じになって来たので、訪問する方々の人数も以前は結構激しく変動したのですが今年は訪問者数がコンスタントになって・・・

毎月ほぼ同じくらいの人数の方々に安定して訪問していただけるようになりました。今年もまた日々地道にコツコツと週4回の更新を続けて行きたいと思っている所です。今年も頑張りますのでよろしくお願いしますね。(笑)

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