ハリポタ通の館(やかた)
ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。
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伸び耳(1)(4回シリーズ)
実はふと気づいてみたら今年に入ってからは人人人という事で、同じカテゴリーの記事(登場人物列伝)ばかりになっていました。そこで今週は来たる4月1日が誕生日という事なので、フレッドとジョージが発明したこの魔法用具を取り上げてみる事にしました。(全3項目)

3-1.フレッドとジョージが
ハリーがこの「伸び耳」なる物を知ったのはロンドンのグリモールド・プレイス12番地の不死鳥の騎士団本部に入った直後の事でした。ハリーがロンとハーマイオニーに「ここは一体どこなんだ?」と訊くとロンが即座に・・・

「不死鳥の騎士団の本部」

こう答えたのでした。さらにハリーが不死鳥の騎士団とは何か?と訊くとハーマイオニーが答えました。何でも秘密同盟でダンブルドアが率いているし設立者なんだそうです。前回ヴォルデモートと戦った人たちなのだそうです。

そこでハリーが怒り狂って「どうなってるんだ?ヴォルデモートは何を企んでいる?どこにいる?奴を阻止するのに何をしてるんだ?」と問い詰めるとハーマイオニーがハリーに気を遣いつつこう答えたというわけなんですよね。

「言ったでしょう?騎士団は私たちを会議に入れてくれないって。だから詳しくは知らないの。だけど大まかな事は判るわ」

ハーマイオニーたちが「一体どうやって騎士団の会議の内容を知る事ができたのか?」という所でこの伸び耳が登場するんですよね。ロンが「フレッドとジョージが発明した」と答えました。なかなか役に立ったんだそうです。

今はウィーズリーおばさんが伸び耳を見つけると怒って捨ててしまうんだそうです。そのためフレッドとジョージは伸び耳を隠す事を余儀なくされたのだそうです。しかしバレるまではこれを使って騎士団の会議の内容を・・・

例えば面の割れている死喰い人を尾行したり騎士団に入るよう勧誘しているメンバーも何人かいるそうです。さらには護衛任務の話を頻繁にしていたんだそうです。そこでハリーが「僕の護衛の事では?」と指摘をすると・・・

ロンは急に謎が解けたような顔をして「ああそうか」と言ったのでした。しかし残念ながらウィーズリーおばさんが厨房の入口の扉に「邪魔よけ呪文」をかけてしまったので、今は会議の盗聴をする事はできないのだそうです。

つまり「伸び耳」の最大にして唯一の弱点は「邪魔よけ呪文」というわけなんですよね。


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改めて主要登場人物の初登場シーンを振り返る、その6(4)(シリーズ最終回)
ロンドンのグリモールド・プレイス12番地に入ってからのハリーは当然の如く「会う人みんなが騎士団員」という事になったのですが、8月12日には懲戒尋問を受けるために魔法省に行ったので今度は「会う人みんなが魔法省に勤めている」という事になったのでした。そして新学期初日には・・・(全3項目)

3-1.アメリア・ボーンズ
こうしてトンクスにキングズリー・シャックルボルトの現職の闇祓いに、元闇祓いのマッド・アイ・ムーディを含めた9名の先発護衛隊に守られハリーはロンドンのグリモールド・プレイス12番地の不死鳥の騎士団本部に・・・

そして8月12日には魔法省の一番下にある古い10号法廷で懲戒尋問を受けたのでした。ハリーが1人で法廷に入って行くと正面の一際高いベンチに大勢の影のような姿がありました。全員が低い声で話していましたが背後で・・・

扉が閉まると不吉な静けさが充満したのでした。ハリーが恐る恐る被告席の椅子の端に腰掛けて上を見上げると、50人ほどの厳しい表情をしている者やら率直に好奇心を露わにしている人たちがハリーを見下ろしていたのでした。

全員が赤紫色の胸の左側には複雑な銀の飾り文字で「W」の印がついているローブを着ていました。最前列の真ん中には魔法大臣コーネリウス・ファッジが座っていました。そしてそのファッジの左手に座っていた魔女が・・・

そこには白髪を短く切った鰓のがっちり張った魔女が座っていました。掛けている片メガネがハリーには何やら近寄り難い雰囲気を醸し出していました。その魔女こそが当初の予定では1人でハリーを尋問する事になっていた。

魔法法執行部の部長アメリア・ボーンズだったというわけです。そしてファッジが宣言をしてハリーの懲戒尋問は始まったのでした。


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改めて主要登場人物の初登場シーンを振り返る、その6(3)(4回シリーズ)
今週は主要な登場人物の初登場シーンを改めて詳しく振り返っています。今日からは第5巻「不死鳥の騎士団」のほうに入って行きます。ヴォルデモート卿が復活した事を受けて不死鳥の騎士団が再結成されたため序盤では騎士団員の登場ラッシュというストーリー展開になっています。(全3項目)

3-1.マンダンガス・フレッチャー
ハリーポッター・シリーズではその本人が生身で登場する以前に名前のみが出て来るというのが毎度お馴染みのパターンになっています。そしてこの人も第2巻「秘密の部屋」と第4巻「炎のゴブレット」の序盤と終盤に・・・

合計3回名前のみが出て来ているんですよね。そしてようやく第5巻「不死鳥の騎士団」で当の本人が生身で登場しています。それはハリーがダドリーと共に吸魂鬼に襲われた直後でフィッグばあさんと自宅に急いでいる時でした。

「どうしたフィギー?正体がばれねえようにしてるはずじゃねえのかい?」

バシッと大きな音がしたかと思うと酒臭さとむっとするタバコの臭いがあたりに広がって、ボロボロの外套を着た無精ひげのずんぐりした男がハリーとフィッグばあさんの目の前に現れました。するとフィッグばあさんが・・・

「お前をばらしてやる!吸魂鬼だ。この碌でなしの腐れ泥棒!」

するとマンダンガスは仰天してオウム返しに「吸魂鬼?ここにかい?」と言ったのでした。続けてマンダンガスは弱々しく「とんでもねえこった」と言ったのでした。よりにもよって自分が護衛任務をサボったその時に・・・

ハリーが吸魂鬼に襲われたという事でマンダンガスはどうにも身の置き場がないように見えました。怒りに任せてフィッグばあさんがキャットフードの缶入り買い物袋をぶつけると「痛い!痛い!やめろ!」と言いながら・・・

マンダンガスは再び「バシッ」という音と共に姿を消してダンブルドアに知らせに行ったのでした。マンダンガスが消えた後フィッグばあさんは怒り狂って「ダンブルドアがあいつを死刑にすりゃいいんだ」と言ったのでした。


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改めて主要登場人物の初登場シーンを振り返る、その6(2)(4回シリーズ)
4人の被告の内の2人の主張は極めて対照的な内容でした。1人は潔白を訴える一方でもう1人はヴォルデモート卿に変わらぬ恭順を誓ってアズカバンに引かれて行きました。復活直後のヴォルデモートの杖先からはヴォルデモートに殺害された犠牲者が次々と現れ出でたのでした。そして最後に登場したのが・・・(全3項目)

3-1.バーテミウス・クラウチ・ジュニア
この人の場合は段階を踏んで徐々にその姿を現わすという事になっています。まずはクィディッチ・ワールドカップの決勝戦終了後に競技場に隣接する森の中で「闇の印」を創り出すという声だけの出演という事になっています。

そして次に登場するのは新学期初日にホグワーツの大広間という事になっています。しかしここではクラウチ・ジュニア本人の姿ではなく「闇の魔術に対する防衛術」の教師として今学期ホグワーツに着任する事になった・・・

マッド・アイ・ムーディとして出て来ていますね。その次はハリーたち3人がシリウスの隠れ家に行った時にシリウスがその名前を口にしています。シリウスは吸魂鬼がクラウチ・ジュニアを連れて来る所を見たんだそうです。

そして次に登場するのがハリーが額の傷が痛んでシリウスのアドバイスに従い校長室に行った際に「憂いの篩」の中でようやくクラウチ・ジュニア自身の姿が登場していますね。声高にヴォルデモート卿の復活を主張する・・・

ベラトリックス・レストレンジとは違って「お母さん、お父さんを止めてください。僕はやっていない。あれは僕じゃなかったんだ!」と潔白を体を揺らしながら、そしてすすり泣きながら訴えているその姿で登場しています。

そしてやっとの事でクラウチ・ジュニア自身が生身でその姿を現わしたのは「第3の課題」も終了してヴォルデモート卿がついに復活を果たした後の、ホグワーツのムーディの部屋での事だったのでした。ここでついに・・・

ポリジュース薬の効き目が切れてハリーの目の前で徐々にムーディの顔が変わり始めました。傷痕が消えて肌は滑らかになり削がれた鼻もまともになって小さくなって行ったのでした。長いたてがみのようなその髪の毛は・・・

白髪混じりの髪は頭皮の中に引き込まれて行き髪の色は薄茶色に変わったのでした。突然ガタンと音がしたかと思うと木製の義足が落ちて正常な足がその場所に生えて来ました。さらに次の瞬間「魔法の目」が飛び出して・・・

そこには本物の目玉が現れて来たのでした。前述のようにハリーは「憂いの篩」の中でその姿を見ていたので目の前に横たわる少しそばかすのある色白の薄茶色の髪をした男が誰なのか?を知っていました。ただその男は・・・

今は目の周囲にしわがあって「憂いの篩」での姿よりずっと老けて見えたのでした。それがバーテミウス・クラウチ・ジュニアだったのです。この後クラウチ・ジュニアは真実薬で全ての真相を告白したというわけなんですよね。


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改めて主要登場人物の初登場シーンを振り返る、その6(1)(4回シリーズ)
昨年の5月から以前は簡単にした主要登場人物の初登場シーンを詳しく振り返っています。今回はその第6弾というわけです。今週は前回の第4巻「炎のゴブレット」の続きから後半は第5巻「不死鳥の騎士団」のほうへと入って行く事にします。(全3項目)

3-1.フラー・デラクール
当サイトを定期的に訪問している方々にとっては今さらという感じでしょうね。三大魔法学校対抗試合のボーバトンの代表選手になったのがこの人というわけです。そのためかホグワーツ入りした直後から異彩を放っていました。

ボーバトンという学校は校舎が温暖な気候の所に建っているのか?生徒全員が薄物の絹のようなローブを着ていました。10人中3人は大広間に入ってもまだ頭にスカーフやショールを巻きつけしっかり押さえつけていたのでした。

それを観察していたハーマイオニーはイライラしながら「そこまで寒いわけないでしょ。あの人たち。どうしてマントを持って来なかったのかしら」と言っていたのでした。その3人の内の1人がフラー・デラクールだったのです。

「ホグワーツへのおいでを心から歓迎いたしますぞ。本校での滞在が快適で楽しいものになる事をわしは希望しまた確信しておる」

ダンブルドアは外国から来た学生全員に向かって笑顔を見せながらこう挨拶しました。するとまだ以前としてマフラーをしっかりと頭に巻きつけたままのボーバトンの女子学生が間違いなく嘲笑と取れる笑い声を上げたのでした。

するとハーマイオニーがその女子学生を睨みつけながら「あなたなんか誰も引止めやしないわよ!」と呟いていたのでした。するとその女子学生がグリフィンドールのテーブルにフランスの料理ブイヤベースを取りに来たのです。

長いシルバーブロンドの髪がさらりと腰まで流れていて、大きな深いブルーの瞳で真っ白できれいな歯並びをしていました。フラーがブイヤベースの入った皿をこぼさないようにレイブンクローのテーブルに持って行くと・・・

「あの女(ひと)ヴィーラだ!」

フラーを見てロンは一時的に口が利けなくなったようです。ロンは今まで女の子を見た事がないかのように穴が空くほどフラーを見つめていました。それを見て思わずハリーが笑い出した事でロンはようやく我に返ったのでした。

ロンがあの女子学生つまりフラー・デラクールはヴィーラだと主張するのに対して、ハーマイオニーは「まぬけ顔でポカンと口を開けて見とれている人は他に誰もいません!」とバシッと断言したのですが、後にハリーは・・・

フラー・デラクールはおばあさんがヴィーラだと知る事になったというわけなんですよね。


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改めて5巻のニンファドーラ・トンクスについて(4)(シリーズ最終回)
先発護衛隊に新学期初日さらにはウィーズリーおじさんの見舞いの付き添いと相当な頻度でハリーの護衛任務をしていたトンクスだったのですが、クリスマス休暇が終わってハリーたちが学校に戻る時にもトンクスは同行してくれたのでした。そして学期最終日には・・・(全3項目)

3-1.ホグワーツに戻る時にも
と!いうわけで先発護衛隊に新学期初日さらにはウィーズリーおじさんを見舞いに行く時の付き添いと相当の頻度でハリーの護衛任務をしていたトンクスでしたが、何とクリスマス休暇を終えてハリーが学校に戻る時にも・・・

またしてもトンクスが同行する事になったのでした。ただし今回の相棒はマッド・アイ・ムーディではなくリーマス・ルーピンでした。ハリーたち一行は「夜の騎士(ナイト)バス」に乗ってホグワーツに帰る事になっていました。

出発当日のハリーは名付け親のシリウスが心配で後ろ髪引かれる思いでの旅立ちでした。この日のトンクスは背の高い濃い灰色の髪をした田舎暮らしの貴族風の変装でした。広場のあちこちに目を走らせながらトンクスは・・・

「さあ、バスに早く乗るに越した事はないわ」

こう言ったのでした。ハリーはトンクスのこの言葉の口調に緊迫感を感じハリーはトンクスがピリピリしていると思ったのでした。ルーピンがパッと右腕を上げるとバーンという音と共にど派手な紫色の3階立てのバスが・・・

バスは危うく近くの街灯にぶつかりそうになりました。しかし街灯のほうが飛び退いて道を空けました。紫の制服を着た痩せてニキビだらけの耳が大きく突き出た若者が歩道に飛び降りていつもの文言を言いかけましたが・・・

「はいはい、判ってるわよ。ごくろうさん」

トンクスが素早くこう言ってスタン・シャンパイクの言葉を打ち切らせました。そしてトンクスは一行に「乗って乗って、さあー」と言いながらハリーを乗車ステップのほうへ押しやったのでした。ハリーが前を通ると・・・

スタンはハリーをじろじろと見て「いやーア(ハ)リーだ」と言いました。するとトンクスはスタンに向かって「その名前を大声で言ったりしたら呪いをかけてあんたを消滅させてやるから」と低い声で脅すように言ったのでした。

こうしてハリーたち一行はトンクスにルーピンの護衛つきで「夜の騎士(ナイト)バス」に乗ってホグワーツに向かったのでした。


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改めて5巻のニンファドーラ・トンクスについて(3)(4回シリーズ)
先発護衛隊に続いて新学期初日と結構な頻度でハリーに付き添ってくれたトンクスだったのですが、クリスマス休暇に入る直前にもハリーはトンクスに同行してもらう事になったのです。ところがその時にはハリーにとってはトンクスの好奇心旺盛な性格が仇になってしまったのでした。(全3項目)

3-1.マッド・アイと聖マンゴに
例の騎士団本部に入って最初の夜に受けた説明でハリーはトンクスから「魔法大臣コーネリウス・ファッジはヴォルデモートの復活を真っ向から否定し続けている」という事を聞いていましたが実際に学校に戻ってみると・・・

その現実を我が身をもって思い知らされる事になったのでした。そんなハリーがトンクスと再会したのはウィーズリーおじさんが騎士団の任務中にヴォルデモートの蛇に襲われて聖マンゴ魔法疾患障害病院に入院した時でした。

ハリーはロンにジニーそれにフレッドとジョージのウィーズリー家の在校生と共にダンブルドアの作った「移動キー」で急遽ロンドンの不死鳥の騎士団本部に戻って来ました。昼食の最中には全員のトランクが到着して・・・

マグルの服を着て聖マンゴに出かけられるようになったのでした。ウィーズリーおじさんが一命を取り留めたという事でハリー以外のみんなはうれしくてはしゃぎ饒舌になっていました。そこに護衛任務のため現れたのが・・・

ロンドンの街中を付き添って行くために騎士団の本部に来たのがトンクスにマッド・アイ・ムーディの2人だったのです。全員が大喜びで2人を迎えてマッド・アイが魔法の目を隠すために目深に被った山高帽を笑ったのでした。

トンクスはまた鮮やかなピンク色の短い髪をしていました。そんな派手な髪の色だというのに地下鉄ではトンクスよりマッド・アイのほうが間違いなく目立つとその場にいた全員が冗談抜きでマッド・アイに請けおったのでした。

こうしてハリーを含めたウィーズリー一家一行はトンクスとマッド・アイ・ムーディの護衛付きで聖マンゴに行く事になったのでした。


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改めて5巻のニンファドーラ・トンクスについて(2)(4回シリーズ)
ハリーを迎えにプリベット通り4番地に来た時にはお皿を割り、不死鳥の騎士団の本部に到着してからもシリウスのお母さんを起こしてしまったり椅子を蹴飛ばして倒すなど失敗の連続のトンクスだったのですが、それでも騎士団にとっては闇祓いという事で貴重な財産なのだそうです。さらには・・・(全3項目)

3-1.夕食の時も
不死鳥の騎士団の本部に入ってからもトンクスは引き続き玄関ホールでつまずいてシリウスのお母さんの肖像画を起こしてしまったり、羊皮紙に蝋燭を倒すなどしてそのおっちょこちょいぶりを遺憾なく発揮していたのでした。

騎士団の会議が終わってようやく夕食という事になりました。ウィーズリーおばさんが真夜中にならない内に食べたいのなら手を貸して欲しいと言うと即座にトンクスが何でもするわと言わんばかりに「何しようか?」と・・・

弾むように進み出ましたがおばさんは「今日は十分働いたし」と言ってトンクスの申し出を辞退していました。ウィーズリーおばさんもトンクスのおっちょこちょいは知り抜いているというわけです。それでもトンクスは・・・

「ううん。私手伝いたいの!」と明るく言って、ジニーがナイフやフォークを取り出している食器棚のほうに急いで行こうとして途中の椅子を蹴飛ばして倒していたのでした。そして食事が始まるとハリーの向かい側では・・・

トンクスが食べ物を頬張る合間に鼻の形を変えてハーマイオニーとジニーを楽しませていました。プリベット通りのハリーの部屋でやったように「痛いっ」という表情で目をぎゅっとつぶったかと思うとトンクスの鼻が・・・

膨れ上がってスネイプの鉤鼻のように盛り上がったり縮んで小さなマッシュルームのようになってみたり鼻の穴から鼻毛が生えたりしていました。どうやら食事の時の毎度お馴染みの余興になっているようでした。そして・・・

「豚の鼻見たいの。やって。トンクス」

ハーマイオニーとジニーがお気に入りの鼻をせがみました。そしてトンクスがリクエストに応えました。目を上げてトンクスを見たハリーは一瞬女性のダドリーがテーブルの向こうから笑いかけているような気がしたのでした。


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改めて5巻のニンファドーラ・トンクスについて(1)(4回シリーズ)
さて!当サイトでは最近はもっぱら「リーマス・ルーピンの奥さん」という事で2人一緒に取り上げていました。今回は久方ぶりに単独でやってみようと思い立ちました。今週は初登場した第5巻「不死鳥の騎士団」のトンクスを詳しく振り返ってみる事にします。(全3項目)

3-1.先発護衛隊の1人として
先週の記事でも言ったようにハリーポッター・シリーズでは当の本人が生身で出て来る以前に名前のみ登場というのが毎度お馴染みになっています。そんな中数少ない例外の1人がこのニンファドーラ・トンクスというわけです。

それはハリーがダドリーと共に吸魂鬼に襲われてから4日目の夜の事でした。ダーズリー一家が出かけてしまい、ハリーが自室のベッドに横たわっていると階下のキッチンで何かが壊れる音がしてハリーは飛び起きたのでした。

泥棒だ!

そう思ったハリーでしたが次の瞬間には「泥棒なら声を潜めているはずだ」という事に気づいたのでした。ハリーが杖を掴んで扉の前に立つとガチャと大きな音を立ててその扉が開きハリーはびっくりして飛び上がったのでした。

階段の踊り場に立つとハリーの心臓が喉まで跳び上がりました。下の薄暗いホールに玄関のガラス戸を通して入って来る街灯の明かりを背にして8人か9人の人がハリーを見上げていたのです。そして3人目に聞こえた声が・・・

「私たち、どうしてこんな暗い所に立っているの?」

1人目はマッド・アイ・ムーディで2人目はリーマス・ルーピンでした。そして3番目に聞こえたこの声は全く知らない女性の声でした。その女性が「ルーモス!光よ!」と唱えて魔法の灯がホールとハリーを照らし出したのです。

「わぁぁあ、私の思ってた通りの顔をしてる」

杖灯りを高く掲げた魔女がこう言いました。中では一番若いようです。色白のハート型の顔でキラキラと光る黒い瞳に髪の毛は短くて強烈な紫でつんつんと突っ立っていました。そして「よっ、ハリー!」と呼びかけたのでした。

それがニンファドーラ・トンクスだったのです。


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改めてバーサ・ジョーキンズについて(後編)
ハリーは「第1の課題」の直前にシリウスからその可能性を示唆された時。三大魔法学校対抗試合が今年ホグワーツで行なわれる事を知っている魔法省の職員バーサ・ジョーキンズが、ヴォルデモートとばったり出会うなんて到底考えられないと言っていたのですが・・・(全3項目)

3-1.捜索は開始したものの
パーシーにアーサー氏にクラウチ氏さらにはシリウスまでもが関心を寄せるバーサ・ジョーキンズの消息だったのですが、やはり新聞に報道されるぐらいなので多くの人がバーサ・ジョーキンズの事を気にしていたようですね。

「バーサ・ジョーキンズの事は何か判ったのですか?」

1月半ばにホグズミード行きが許可された時ハリーは「三本の箒」でバグマンと話す機会を持ちました。ハリーは遅いぐらいだと思いましたが、バグマンもようやく重い腰を上げてバーサ・ジョーキンズの捜索を始めたようです。

バグマンの説明によると不思議な事にバーサ・ジョーキンズはオーストラリアではなく確かにアルバニアに到着していたそうです。そこでまたいとこに会ってその家を出ておばさんに会うために南に向かった。それから・・・

おばさんに会いに行く途中で影も形もなく消えたんだそうです。バグマンは「駆け落ちするタイプには見えないのだが。何が起こったやらさっぱり分らん」と言っていたのでした。ところがそこでバーサ・ジョーキンズは・・・

見るはずのない人間を偶然見てしまい出会ってはいけない人物と遭遇してしまったというわけなんですよね。

それは・・・


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改めてバーサ・ジョーキンズについて(前編)
今日と明日の2日間は魔法省の職員で災いを呼び込みやすいその性格から、ヴォルデモート卿復活の一翼を担ってしまった「この人物」を紹介してみる事にしました。上司である魔法ゲーム・スポーツ部の部長ルード・バグマン氏は誰に何を言われても意に介さない様子でしたが・・・(全3項目)

3-1.まずはパーシーが
この魔法省の職員バーサ・ジョーキンズの名前はハリーがクィディッチ・ワールドカップ観戦のため「隠れ穴」に入った日の夕食の席で早速出ました。その名前を最初に口にしたのは魔法省に入省したばかりのパーシーでした。

「クラウチさんだったら部下がいなくなったのにどうなったのか調査もしないなんて考えられませんよ。バーサ・ジョーキンズがもう1ヵ月も行方不明なのはご存知でしょう?休暇でアルバニアに行ってそれっきりだって?」

すると父親のアーサー氏も眉をひそめて「ああ、その事は私もルードに尋ねた」と言って懸念を示したのでした。この時バーサ・ジョーキンズはルード・バグマンが部長を務める魔法ゲーム・スポーツ部に所属していたのです。

アーサー氏が言うにはルード・バグマンからは「バーサは以前にも何度かいなくなった」という答えが返って来たんだそうです。するとパーシーもバーサ・ジョーキンズに関しては「確かに救いようがない」と言ったのでした。

バーサ・ジョーキンズはこれまで何年も部から部へとたらい回しにされて役に立つというより厄介者だったそうです。しかしパーシーは「それでもバグマンはバーサを探す努力をすべき」だとバグマンの対応を批判したのでした。

何でもバーサ・ジョーキンズは以前には現在パーシーが所属しているバーテミウス・クラウチ氏が部長を務める国際魔法協力部にいた事があったのだそうです。そのためバーサ・ジョーキンズが行方不明になっている事は・・・

パーシーの上司のクラウチ氏も個人的に関心を持っているのだそうです。それというのもパーシーの感触ではクラウチ氏はバーサ・ジョーキンズの事を気に入っていたようだとそう言うのです。にも関わらずバグマン氏は・・・

ただただ笑うばかりで「バーサは多分地図を間違えてアルバニアではなくオーストラリアに行ったのだろう」などと冗談なのか?はたまた真面目に答えているのか?分らないような返事しかバグマン氏はして来ないのだそうです。


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ディーダラス・ディグル(後編)
不死鳥の騎士団の創立時のメンバーだったりヴォルデモート卿が消え去った時には流れ星を土砂降りにしてみたり、ヴォルデモートが復活した直後には先発護衛隊の1人としてプリベット通り4番地を訪れたディーダラス・ディグルだったのですが、ハリー最終学年の年度には再びプリベット通り4番地に・・・(全3項目)

3-1.再びプリベット通りに
不死鳥の騎士団の創立時のメンバーの1人でヴォルデモート卿が消え去り、ハリーが魔法界のヒーローになった日には流れ星を土砂降りにしてマグルのニュース番組に取り上げられ、ハリーがホグワーツに入学する以前に・・・

ハリーと会ってお店の中でハリーにお辞儀をしたという経歴を持ち、ハリー11才の誕生日に「漏れ鍋」で初めてハリーと会話を交わし、ヴォルデモート復活直後には先発護衛隊の1人としてプリベット通り4番地を訪れたのでした。

そんなディーダラス・ディグルが再びプリベット通り4番地を訪問しました。玄関の呼び鈴が鳴ってハリーが部屋を出て階段を下り玄関の扉を開けると、興奮した甲高い声と共に藤紫色のシルクハットを被った小柄な男が・・・

「ハリー・ポッター!またまた光栄の至り!」

深々とお辞儀をするディーダラス・ディグルに「ありがとうディーダラス」と言った後、ハリーは同行して来たヘスチア・ジョーンズに少し照れくさそうに笑いかけながら、2人に向かってこう言ったというわけなんですよね。

「お二人にはお世話になります。叔父と叔母と従兄弟はこちらです」

今回ディーダラス・ディグルとヘスシア・ジョーンズはダーズリー一家の身の安全を確保するために、一家を迎えにプリベット通り4番地にやって来たのです。ディーダラス・ディグルはずんずん居間の中に入って行くと・・・

「これはこれはハリー・ポッターのご親戚の方々!」

とそれはそれはうれしそうに挨拶をしたのですが・・・


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ディーダラス・ディグル(前編)
さて!今日と明日の2日間に渡って不死鳥の騎士団のメンバーの1人の「この人」を取り上げてみる事にしました。この人の事はマクゴナガル先生もよく知っていてダンブルドアとは意外にも旧知の仲のようです。とても地味な存在なんですが要所要所で登場しているんですよね。(全3項目)

3-1.例によって例の如く
当サイトではもう何度も繰り返し使われているフレーズで、ハリーポッター・シリーズでは本人が生身で登場する以前に名前のみが出て来るというのが毎度お馴染みになっていて「この人」もその例に漏れないというわけです。

その日バーノン・ダーズリー氏は「今日は何だかいつもと違う」と思っていました。朝の通勤時にマントを着たおかしな格好の人を沢山見かけたり、昼休みに「ポッターさんたちが」とか「息子のハリーがね」などという・・・

再び見かけたマント集団がそんな噂をしているのを耳にしたのです。さらには仕事を終えて会社を出た時にも全く見ず知らずの人に抱きつかれたその上に「マグル」などと呼ばれてしまいました。さらに家に帰ってからも・・・

夕食を終えて居間でテレビを見ていたらニュースの最後で「ふくろうの行動が夜昼逆になった」とか「昨日は雨の予報を出したのに代わりに流れ星が土砂降りだった」と報道していたのです。それを聞いてバーノン氏は・・・

安楽椅子の中でバーノン氏は体が凍りついたような気がしたのでした。イギリス中で流れ星だって?真っ昼間からふくろうが飛んだ?ところがその家の外でも流れ星を巡って2人の人物が噂話をしていたというわけなんですよね。

家の外ではマクゴナガル先生がダンブルドアに「みんなもう少し慎重にすべきだとお思いになりませんか?」と言っていました。マクゴナガル先生は明かりの消えたダーズリー家の窓を顎でしゃくりながらこう言ったのでした。

「マグルの連中も全くのおバカさんじゃありませんからね。何か感づかないはずはありません。ケント州の流星群だなんて。ディーダラス・ディグルの仕業だわ。あの人はいつだって軽はずみなんだから」

腹を立てながらこう話すマクゴナガル先生にダンブルドアは諭すように優しく次のように言ったのでした。

「みんなを責めるわけにはいかんでしょう」

「この11年間、お祝い事なぞほとんどなかったのじゃから」


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改めてアラベラ・フィッグについて(4)(シリーズ最終回)
未成年で学校の外で魔法を使ってしまったためハリーは8月12日に魔法省で懲戒尋問を受ける事になりました。そこで事件の現場を目撃した証人としてフィッグばあさんがダンブルドアに連れられて出廷して来ました。ところがそのフィッグばあさんの証言の内容というのが・・・(全3項目)

3-1.懲戒尋問にて、その1
吸魂鬼に襲われてから3日後ハリーはプリベット通りから、ロンドンのグリモールド・プレイス12番地の不死鳥の騎士団本部に移動する事となりました。そこでマンダンガス・フレッチャーから謝罪の言葉を聞く事になりました。

その際マンダンガスに「フィギーばあさんにあの後会ったか?」と訊かれ、ハリーは「誰にも会ってない」と答えました。しかしハリーはフィッグばあさんとは8月12日に魔法省で行なわれた懲戒尋問で会う事になったのでした。

ダンブルドアが現れて騒然となった法廷でしたが、魔法大臣コーネリウス・ファッジが再び口を開いた時には静寂が戻りました。フィッグばあさんの出番が巡って来たのはファッジがハリーの主張を真っ向から否定した時でした。

ハリーが「守護霊の呪文」を行使したのは路地に吸魂鬼が2体現れ、自分といとこを襲ったからだと説明するとファッジが「そんな話は嘘っぱちだ」と言い出したのです。そこでダンブルドアがファッジにこう言ったのでした。

「実は路地に吸魂鬼が存在した事の証人がおる。ダドリー・ダーズリーの他にという意味じゃが」

ファッジのふっくら顔が誰かに空気を抜き取られたように弛みました。よほどがっかりしたようです。何とか態勢を立て直してファッジは「これ以上戯言を聞いている暇はない」と言ったのですが、さらにダンブルドアが・・・

魔法法執行部の方針で被告人は自分に関する事件の証人を召喚する権利を有するとある。ダンブルドアの主張が通ってファッジが「証人はどこかね?」と訊くので、ダンブルドアは「一緒に連れて来ておる」と答えたのでした。

この部屋の前にいるとダンブルドアが言うので、今はファッジの秘書をしているパーシーが迎えに行きました。法廷に入って来たフィッグばあさんは怯えた様子で普段よりさらに風変わりに見えたのでした。足元を見ると・・・

いつものスリッパだったためハリーは「履き替えて来る気配りが欲しかった」と思わずにはいられませんでした。フィッグばあさんはダンブルドアが出したチンツ張りの椅子の端におどおどと腰掛けファッジに訊かれて・・・

姓名を名乗りました。こうしてフィッグばあさんの証言が始まったのでした。


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改めてアラベラ・フィッグについて(3)(4回シリーズ)
自分は出来損ないのスクイブだからティーバッグ1つ変身させた事もない。だからハリーを助けてやれる事はできないからと言ってフィッグばあさんはハリーを急かしてプリベット通り4番地に向かったのでした。するとそこに本来ならハリーの代わりに吸魂鬼を撃退していなくてはならない男が現れて・・・(全3項目)

3-1.急かすフィッグばあさん
ハリーは何とかダドリーを立ち上がらせました。しかしダドリーは気絶しかけているようでした。その小さな目がぐるぐると回って額には汗が噴き出していました。ハリーはダドリーの巨大な肩の片方を自分の肩に回して・・・

引きずるようにして表通りに向かいました。フィッグばあさんはヒステリックに「急ぐんだ!」と言うと2人の前をちょこまか走って路地の角では不安げに表通りを伺ったのでした。ウィステリア・ウォークに入る時には・・・

「杖を出しときな」

フィッグばあさんが言うには機密保持法なんてもう気にしなくていいそうです。どうせ滅茶苦茶に高いつけを払う事になるからなんだそうです。そしてもう一度自分は役立たずなんだから杖を下ろさないようにと言ったのでした。

そうは言っても杖を掲げながら同時にダドリーを引っ張って行くのは楽な事ではありませんでした。しかしハリーは歩き続けながらフィッグばあさんに「スクイブだって事をどうして教えてくれなかったの?」と訊いたのでした。

ずっとフィッグばあさんの家に行ってたのに?どうして何にも言ってくれなかったの?そう訊くハリーにフィッグばあさんは「ダンブルドアのお言いつけさ」と答えたのでした。フィッグばあさんはハリーを見張っていました。

けれども何も言わない事になっていた。ハリーが若過ぎたという事もあった。しかしハリーが自分の所に来るのが「楽しい」なんて思ったりしたら、ダーズリー一家はハリーを預けなかったとフィッグばあさんはそう言うのです。

すると「バシッ」という大きな音がして・・・

現れた男は?


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改めてアラベラ・フィッグについて(2)(4回シリーズ)
ハリーにとってはホグワーツに入学して以降はすっかりご無沙汰だったのですが、ヴォルデモート卿復活の知らせを聞いてフィッグばあさんもまた行動を開始したのでした。しかしフィッグばあさんがスクイブの魔女だという事を知らなかったハリーにしてみれば・・・(全3項目)

3-1.久々の登場
先週末の記事で触れたようにダンブルドアはシリウスにヴォルデモート卿が復活した事などを受けて、不死鳥の騎士団の昔の仲間に警戒体制を取るよう伝えて欲しいと言って3人の名前を挙げています。その1人というのが・・・

フィッグばあさんだったというわけなんですよね。しかしハリーはその「アラベラ・フィッグ」というのがプリベット通り4番地のダーズリー一家の近所に住んでいる「あの」フィッグばあさんとは全く気づいていませんでした。

その日ハリーは4番地の庭の花壇に仰向けに寝転んでテレビのニュース番組の内容をチェックしていました。ヴォルデモートが復活したのだからマグルのニュースにもそれを示す報道がされるかもしれないと考えての事でした。

何しろダーズリー夫妻と居間でテレビを見ようとするとニュースが聞こえなくなるほどの音で歯軋りをしたり、意地悪な質問をぶつけて来たりするのでここに陣取る事になったというわけです。ニュース番組が始まる前の・・・

朝食用のシリアル「フルーツ・ン・プラン」のコマーシャルソングを聞きながら、ハリーはフィッグばあさんが傍らの路地を通り過ぎて行くのを眺めていました。ハリーの姿は紫陽花の大きな茂みに隠れて道のほうからは・・・

見えないようになっていました。フィッグばあさんは1人で顔をしかめブツブツ呟いていました。ハリーは茂みの陰に隠れていて本当に良かったと思ったのでした。それというのも最近フィッグばあさんは道で会うたびに・・・

しつこく夕食に誘って来るのです。それは当然ヴォルデモート卿が復活したという知らせがもたらされた事を受けての行動だったというわけです。しかしダンブルドアが口にしていた「アラベラ・フィッグ」というのが・・・

目の前にいるフィッグばあさんとは知る由もなかったハリーにとっては迷惑以外の何物でもなかったのでした。


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改めてアラベラ・フィッグについて(1)(4回シリーズ)
実は当サイトでは開設して取り上げた人物の2人目が「この人」だったんですよね。それ以来の本当に久しぶりという事になりました。当初はペチュニア叔母さんが家を留守にする時にハリーを預る近所の猫好きの変わり者のばあさんとして登場しました。(全3項目)

3-1.猫好きで変わり者
今にして思えばフィッグばあさんは魔法界の人間ではマクゴナガル先生にアルバス・ダンブルドアそしてハグリッドと主人公のハリーに続いて5番目に出て来ているんですよね。そしてこれも毎度お馴染みのパターンで・・・

「バーノン大変だわ。フィッグさんが脚を折っちゃってこの子を預かれないって」

例によって例の如くまずは名前のみの登場という事になっています。その日はダドリーの誕生日でダーズリー一家は車で動物園に行く事になっていました。何かしら一家に行事がある時にはハリーはいつも置いてけぼりで・・・

二筋向こうに住んでいる変わり者のフィッグばあさんに預けられていたのでした。ハリーはそこが大嫌いでした。家中キャベツの匂いがする上にフィッグばあさんが今まで飼った猫の写真を無理やりハリーに見せるからです。

ペチュニア叔母さんはハリーが仕組んだと言わんばかりに恐ろしい顔でハリーを睨みました。ハリーは骨折したフィッグばあさんにこそ同情すべきと思いました。しかしそれでもあと1年間はティブルスやらスノーイーに・・・

ミスター・ポーズやタフティーなどの猫の写真を見ないで済むと思うと「うれしい気持ちもなくはない」というのが正直な所のようでした。ところがダーズリー夫妻が「どうしたものか?」とあれこれ話しているその内に・・・

玄関のベルが鳴ってダドリーの一の子分ピアーズ・ポルキスが母親に連れられて来てしまったのです。結局ペチュニア叔母さんもバーノン叔父さんもハリーをどうしていいのかが分らず車に乗せて動物園に連れて行く事に・・・

そしてハリーは生まれて初めて動物園に行って自身が蛇語を解する事に気づいたというわけなんですよね。


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