ハリポタ通の館(やかた)
ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。
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改めて数々のハリポタ用語について「謎のプリンス」編(8)(シリーズ最終回)
クリスマス休暇が明けると多くの6年生にとっては待望の魔法省の指導官による「姿現わし」の練習が始まりました。そして何と驚く事に休暇明け最初の個人教授でダンブルドアはハリーに宿題を出して来たのです。紆余曲折を経て宿題をようやくやり遂げた時ハリーが知ったヴォルデモートの秘密とは?(全3項目)

3-1.3つのD
もう既に17才になった者。又は8月31日までに17才になる者は2月の初めから12週間に渡って魔法省の講師による「姿現わし」コースを受講する資格があるのだそうです。したがってハリーたち3人もまた該当するというわけです。

2月になると学校の周りの雪が溶け出したその上に間断なく降る冷たい雨のせいで芝生は滑りやすく泥んこになりました。そのため6年生のための「姿現わし」第1回練習は校庭ではなく大広間で行なわれる事になったのでした。

通常の授業とかち合わないように練習時間は土曜日の朝と決められました。生徒たちは各寮の寮監であるマクゴナガル先生にスネイプにフリットウィック先生それにスプラウト先生と魔法省から派遣されて来た指導官の・・・

ウィルキー・トワイクロスの前に集まりました。離れたりぶつかったり自分の空間から出ろと要求したり寮監が生徒の間を回って位置につかせたり言い争いを辞めさせたりしてやっと態勢が整った所で指導官が言ったのが・・・

「姿現わしで覚えておかなければならない大切な事は3つのDです!」

指導官は杖を振って生徒全員の前に木の輪っかを出現させました。3つのDとは「どこへ。どうしても。どういう意図で!」の3つなんだそうです。まず第1のステップは「どこへ行きたいかしっかり思い定める事」なのだそうです。

今回は輪っかの中との事でした。そして第2のステップは「どうしてもという気持ちを目的の空間に集中させる事」なんだそうです。どうしてもそこに行きたいという決意が体の隅々まで溢れるようにするとの事なのだそうです。

最後の第3のステップは「どういう意図で行くかを慎重に考えながら動く」なんだそうです。すると指導官のトワイクロス氏は生徒たちにとっては唐突に号令に合せその場で回転する。無の中に入り込む感覚でと言い出し・・・

ハリーが周囲を見回すと「そんなに急に姿現わしをしろと言われても」と驚愕している生徒が多数を占めていました。こうして始まった「姿現わし」の第1回練習は4回目でようやくハッフルパフ生のスーザン・ボーンズが・・・

出発地点に左足を残す状態。つまり「ばらけ」だったものの最初に輪っかの中に出現する事に成功したのでした。


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改めて数々のハリポタ用語について「謎のプリンス」編(7)(8回シリーズ)
学期が始まって最初の土曜日にはハリーが夏休み中に聞いていたダンブルドアの個人教授がついに始まりました。その授業を通じてハリーは「どのような経緯でヴォルデモート卿が生まれて実の父親の殺害に至ったのか?」を知る事になったのでした。(全3項目)

3-1.半純血のプリンス蔵書
ハリーは前年度の進路指導面談の際にマクゴナガル先生から、スネイプはふくろう試験の結果が「優・O」じゃないと受け入れてくれないと聞いていました。さらにダンブルドアがハリーとその周辺に緘口令を敷いたため・・・

ハリーもロンもハーマイオニーも新学期初日に大広間でダンブルドアの口から聞かされるまでホラス・スラグホーンが「魔法薬学」の教師としてホグワーツの教壇に復帰する事を知りませんでした。そのため翌日の午後に・・・

スラグホーンによる「魔法薬学」の授業を初めて受ける時にはハリーもロンも「上級魔法薬」の本を持っていませんでした。そこで新品の本が届くまで取りあえずという事でハリーが借り受けたのが「この本」だったんですよね。

ハリーにフェリックス・フェリシスを勝ち取らせてくれたプリンス手書き入りのこの本は「生ける屍の水薬」の正しい煎じ方だけでなく、プリンス自身が創作したらしい呪文の使い方もページのあちらこちらに書いてありました。

10月半ばに学期最初のホグズミード行きの日がやって来ました。その日の朝ハリーは早く目が覚めて朝食までの時間を「上級魔法薬」の本を読んで過ごしました。普段ならベッドに横になって教科書を読んだりはしませんでした。

いみじくもロンが言ったようにそういう行動を取るのは不道徳でありハーマイオニーだけは元々そういう変人なのだそうです。しかしプリンスのこの本に限っては到底教科書とは呼べる物ではないとハリーは感じていたのでした。

読めば読むほどどれだけ多くの事が書き込まれているかをハリーは思い知らされました。スラグホーンからの輝かしい評価を得る事ができた便利なヒントや魔法薬を作る近道だけではない物がそこには沢山綴られていたのでした。

例えば足の爪が驚くほど速く伸びる呪詛というのがあり廊下でクラッブに試した時はとても面白い見物でした。さらには舌を口蓋に貼りつけてしまう呪いを油断しているフィルチに2度仕掛けた時にはやんやの喝采を受けました。

中でもとりわけ一番役に立つと思われるのが「マフリアート耳塞ぎ」という呪文でした。近くにいる者の耳に正体不明の雑音を聞かせて授業中に盗み聞きされる事なく長時間に渡って私語ができるという優れものだったのです。

しかしいい事ばかりではありませんでした。ハリーが「敵に対して」という言葉に興味をそそられて覚えておいた「セクタムセンプラ」を唱えた時ドラコ・マルフォイは血まみれになってハリーはその結果スネイプから・・・

その学期一杯に渡って週末の罰則を・・・

課される事になってしまったんですよね。


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改めて数々のハリポタ用語について「謎のプリンス」編(6)(8回シリーズ)
いよいよハリーたちにとって6年目の学期が始まり3人はいきなり初日にスネイプの「闇の魔術に対する防衛術」とホラス・スラグホーンの「魔法薬学」の初授業を相次いで受ける事になりました。スラグホーンは数々の魔法薬を煎じて生徒たちに見せてくれました。そして最後に紹介した魔法薬というのが・・・(全3項目)

3-1.顔のない顔に対面する
ハリーは1年生から6年生の間に「闇の魔術に対する防衛術」の科目を6人の先生から習いました。それは1人として1年を越えて在任した人がいなかったからです。当然使用した教科書も毎年変わるという事になったんでしょうね。

最初の年つまり1年生の時はクィレル先生でした。この先生が使ったのはクエンティン・トリンブル著の「闇の力-護身術入門」という本だったようです。翌年度のギルデロイ・ロックハート先生はホグワーツの全生徒に・・・

自分が書いた著作を何と7冊も買わせました。3年生時のリーマス・ルーピンと4年生の時のマッド・アイことアラスター・ムーディの両先生については誰の何という題名の本を使ったのか?については明らかにされていません。

5年生時のドローレス・アンブリッジはウィルバート・スリンクハード著の「防衛術の理論」という本でした。そしてハリーが6年生になった時にこの教職に就いたスネイプが使ったのが「顔のない顔に対面する」だったのです。

最初の授業の時にスネイプが生徒と対峙するため教壇の机に向かって歩きながら「我輩はまだ教科書を出せとは頼んでおらん」と言いました。そのためハーマイオニーは慌ててこの本をカバンに戻して椅子の下に置いています。

ここで教科書の題名が明らかにされています。誰の著作なのかについては不明です。内容については翌年3月にハリーたち3人が「吸魂鬼と取り組む最善の方法」という宿題をやっているので吸魂鬼に関する項目があるようです。

さらにスネイプが「服従の呪文への抵抗に関するレポートのくだらなさに我輩は耐え忍ばねばならなかった」と言っているので「服従の呪文」の事も掲載されているようです。そしてこの本の213ページを開くとそこには・・・

「磔の呪文」の事が載っているようですね。


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改めて数々のハリポタ用語について「謎のプリンス」編(5)(8回シリーズ)
ドラコ・マルフォイが母親のナルシッサを撒いて1人でウィーズリー・ウィザード・ウィーズの前を通り抜けて行く!ハリーたち3人は「透明マント」を被ると後を追いました。そしてマルフォイに対する疑念を抱えたままハリーは新学期初日を迎える事になったのですが・・・(全3項目)

3-1.ボージン・アンド・バークス
ジニーが「ピグミーパフが欲しいわ」と言ってウィーズリーおばさんがそれを見ようと脇に寄ったその瞬間でした。ハリーたちはドラコ・マルフォイがウィーズリー・ウィザード・ウィーズの前を1人で通り抜けるのを見たのです。

ハリーが眉をひそめて「あいつのお母上はどこへ行ったんだろう?」と訊くとロンが「どうやら撒いたらしいな」と答えました。するとハーマイオニーが「でもどうして?」と訊いて来ました。ハリーはバックパックから・・・

「透明マント」を取り出しました。ウィーズリーおばさんを心配そうに見て躊躇するハーマイオニーをロンが急き立てて3人はマントを被り混み合った店を出ました。何とマルフォイが入って行ったのは「夜の闇横丁」でした。

ハーマイオニーがドラコ・マルフォイを見つけました。マルフォイは「夜の闇横丁」でハリーが唯一来た事のある店「ボージン・アンド・バークス」にいました。ハリーがここに以前に来たのは2年生の夏休みの事だったのです。

最初に「隠れ穴」に滞在した時ハリーは学用品を買うためにダイアゴン横丁に行く際に初めて煙突飛行粉を使いました。ところが何分にも初めてだったので迷子になってしまい偶然入り込んだのがこの店だったというわけです。

さらにハリーは意外と云えば意外なダンブルドアの個人教授でこの店の設立に関与しているカラクタカス・バークという人物がヴォルデモートの母メローピー・リドルから家宝のスリザリンの金のロケットを買い取る際に・・・

たった10ガリオンしか払わなかったという話を聞いて憤慨しているんですよね。さらに驚く事に受けた試験は全てが一番で監督生で首席それに加えて学校に対する特別功労賞という輝かしい経歴の持ち主のトム・リドルが・・・

卒業後に就職した所がこの店だったのです。


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改めて数々のハリポタ用語について「謎のプリンス」編(4)(8回シリーズ)
ハリーが説得してホラス・スラグホーンはホグワーツの教壇に復帰する事になりました。しかしアーサー氏はスラグホーンの事があまり好きではなかったそうです。それはスラグホーンとて同じという事のようでした。魔法省はこの人のお気に入りだらけなのだそうです。そんな障害をくぐり抜けて(?)アーサー氏は・・・(全3項目)

3-1.取らぬふくろうの羽根算用
スラグホーンの説得を終えて「隠れ穴」に到着しダンブルドアが「2人で話したい」と言うのでハリーはウィーズリー家の箒小屋にダンブルドアと共に入りました。そこでダンブルドアに個人教授を受けて欲しいと言われ・・・

「君の教育にわしがより大きく関わる時が来た」と言うダンブルドアにハリーが「何を教えてくださるのですか?」と訊くとダンブルドアは気楽そうに「あっちをちょこちょこ、こっちをちょこちょこじゃ」と答えたのでした。

ハリーは期待して待ちましたがダンブルドアが詳しく説明しなかったのでずっと気にしていた別の事を訊ねました。それはダンブルドアの授業を受けるのであればスネイプとの「閉心術」の授業はどうなのかという事だったのです。

するとダンブルドアは「受けない事になる」と答えました。それを聞いてハリーはほっとして「良かった」と言ったのでした。そして「だってあれは-」と言いかけてハリーは本当の気持ちを言わないようにしようとして・・・

言葉を切ったのでした。するとダンブルドアは「ぴったり当てはまる言葉は大しくじりじゃろう」と言って頷いたのでした。ダンブルドアのその言葉を聞いてハリーは思わず笑い出しそしてこうも言ったというわけなんですよね。

「それじゃこれからはスネイプ先生とあまりお会いしない事になりますね」

何故ならスネイプ先生はふくろう試験で「優・O」を取っていないと続けさせてくれない。そして自分はそんな成績は取れていない事は判っているからとハリーは言いました。そんなハリーにダンブルドアはこう言ったのでした。

「取らぬふくろうの羽根算用はせぬ事じゃ」

そして新学期初日にハリーは自分が説得したスラグホーンが「魔法薬学」の教職に復帰し、スネイプは長年の念願が叶って「闇の魔術に対する防衛術」の教職に就く事になりひどく驚かされる事になったというわけなんですよね。


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改めて数々のハリポタ用語について「謎のプリンス」編(3)(8回シリーズ)
ハリーをプリベット通り4番地から「隠れ穴」に送る途中ダンブルドアはバドリー・ババートンという村に寄り道をしました。それはかつての同僚ホラス・スラグホーンを引退生活から引っ張り出しホグワーツの教壇に復帰させるためでした。そのスラグホーンの口から最初に出た生徒というのが・・・(全3項目)

3-1.予言の間
ハリーにしてみればここはシリウスが死んだ忌まわしい部屋というわけなんですよね。さらにはヴォルデモート卿の策略に嵌まってロンとハーマイオニーに加えてジニーにネビルそれにルーナを危険にさらした所でもあるのです。

「日刊予言者新聞」が伝えた所によると魔法省はこれまでこの部屋が存在する事さえ認めていなかったんだそうです。新聞が記事の中でハリーがヴォルデモート卿を排除できる唯一の人間と報道した事を受けてハリーは・・・

「隠れ穴」の箒小屋でダンブルドアが「されば予言の間での君の冒険については情報漏れどころか情報洪水だった事が判るじゃろう?」と言うのに対してハリーは「ですから今ではみんなが知っています」と言葉を返したのです。

ところがダンブルドアはハリーが「僕がその選ばれし者だという事を」と言うのを途中で遮り「いや世間は知らぬ事じゃ」と言ったのでした。つまりハリーとヴォルデモートに関して成された予言の全容を知っているのは・・・

蜘蛛だらけの箒小屋に立っている2人だけ。世界中でこの予言の全容を知っているのはハリーと自分だけだとダンブルドアはそう言うのです。しかしその一方多くの者がヴォルデモートが死喰い人に予言を盗ませようとした事。

そしてその予言がハリーに関する事だという推量をした。それが正しいという事もまた確かだ。その上でダンブルドアはハリーに「君は予言の内容を誰にも話しておらんじゃろうな?」と確認を取った後にこう言ったんですよね。

「それは概ね賢明な判断じゃ。ただし君の友人に関しては緩めるべきじゃろう。そうミスター・ロナルド・ウィーズリーとミス・ハーマイオニー・グレンジャーの事じゃ」

驚くハリーにダンブルドアは「この2人は知っておくべきじゃと思う」と言ったのでした。これほど大切な事を2人に打ち明けないというのは2人にとってかえって仇になる。ハリーにはあの2人が必要とダンブルドアは言うのです。

最後にダンブルドアは「関連のある事じゃ」と言ってハリーに自分の個人教授を受けるよう申し入れたのでした。


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改めて数々のハリポタ用語について「謎のプリンス」編(2)(8回シリーズ)
ヴォルデモート卿の復活が掲載された上に「日刊予言者新聞」がハリーの事を「選ばれし者」などと書き立てて褒めそやしたためハリーは女子生徒から羨望の眼差しでうっとりと見つめられるようになりました。さらにハリーのその話題は思わぬ所にまで波及する事になったのです。(全3項目)

3-1.破れぬ誓い
ナルシッサ・マルフォイが全幅の信頼を寄せていたのとは対照的に、ベラトリックス・レストレンジはスピナーズ・エンドの自宅に最初の一歩を踏み入れたその瞬間からスネイプは全く信用できないという態度を露わにしました。

さらには口に出しても言いました。がしかしベラトリックスが示した疑問はことごとくスネイプに答えられてしまったのです。そもそも個々の質問に答えなくともスネイプのこの言葉で2人の勝負はもう既に決まっていたのです。

「君の質問のどれ1つを取ってみても闇の帝王が我輩に質問しなかったものがあると思うかね?それに対して満足のいく答えをしていなかったら我輩は今こうしてここに座り君と話をしていられると思うかね?」

あなたつまりスネイプがあの子すなわちドラコ・マルフォイを護ってくださると言うのなら「破れぬ誓い」を結んでくださる?とナルシッサが言うとスネイプは「破れぬ誓い?」と訊き返して一瞬逡巡する素振りを見せました。

スネイプの無表情な顔からは何も読み取れませんでした。しかしベラトリックスは勝ち誇ったように高笑いしました。こいつは確かに「やってみる」だろうよ。いつもの虚しい言葉だ。いざというその時には上手くすり抜ける。

「いかにも。ナルシッサ。破れぬ誓いを結ぼう」
「姉君が結び手になる事にご同意くださるだろう」

ベラトリックスは驚愕のあまり口をあんぐりと開けていました。何故ベラトリックスはそこまで驚いたのか?破れぬ誓いとは何なのか?ハリーがそれを知ったのはクリスマス休暇に入ってハリーが「隠れ穴」に来た後の事でした。

休暇前最後の日にドラコ・マルフォイとスネイプの密談を盗み聞きしてスネイプがナルシッサと「破れぬ誓い」を結んだ事を知ったハリーはロンに訊きました。するとロンが言うには「破れぬ誓いは破れない」もし破ると・・・

その人は死んでしまうんだそうです。ロンが5才ぐらいの時フレッドとジョージがその誓いをさせようとしたのだそうです。するとそれを見つけた父親のアーサー氏が激怒したそうです。つまり「破れぬ誓い」というのは・・・

そのくらい決して軽々しく結んではいけないものというわけなんですよね。


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改めて数々のハリポタ用語について「謎のプリンス」編(1)(8回シリーズ)
2011年の11月からやっているこのシリーズなんですが気づいてみたら前のから丸1年も経っていました。今週と来週は第6巻「謎のプリンス」に登場する数々のハリポタ用語を改めて振り返ってみる事にします。今にして思えば第6巻の冒頭章は非常に貴重だったんですよね。(全3項目)

3-1.マグルの首相閣下
何でも今はもうなくなってしまった公式サイトで発表した所によるとローリングさんはこの冒頭章を書こうと何度も挑戦したそうです。でも上手く行かなかった。そしてようやく第6巻「謎のプリンス」で成功したのだそうです。

この冒頭章はハリーポッター・シリーズの中で唯一マグルの視点から書かれています。そしてその主人公というのが「マグルの首相閣下」というわけです。執務室でその首相がとある遠国の元首からの電話を待っていると・・・

首相はその場に凍りつき目の前の暗い窓ガラスに映っている自分の怯えた顔を見つめました。後ろから咳払いが聞こえて来たからです。首相がゆっくりと体の向きを変えて誰もいない部屋に「誰かね?」と呼びかけると・・・

「マグルの首相閣下。火急にお目にかかりたし。至急お返事のほどを。早々。ファッジ」

こう言って来たのは部屋の一番隅にある汚れた小さな油絵に描かれている長い銀色のかつらをつけた蛙顔の小男でした。答えを促すようにして見て来る絵の主に首相が今は電話を待っている所だと先程の事情を説明すると・・・

「その件は変更可能」

絵が即座にこう答えるのを聞いて首相はがっかりしました。そうなるのではと恐れていたからです。その元首が電話をするのを忘れるよう我々が取り計らう。その元首は明日の夜に電話をするだろう。そこで小男は首相に・・・

「至急ファッジ殿にお返事を」

そこで首相が力なく「ファッジ大臣にお目にかかりましょう」と言ってネクタイを直しながら急いで机に戻り、椅子に座って何とか泰然自若とした表情を取り繕った途端に薪もない空の火格子に明るい緑の炎が燃え上がり・・・

コーネリウス・ファッジが現れたのでした。


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5巻のシリウス・ブラック(16)(シリーズ最終回)
信じられなかった。信じてなるものか。ハリーは何度もシリウスを呼びました。叫びもしました。絶叫しました。しかしシリウスがベールの向こう側から戻って来る事はありませんでした。(全3項目)

3-1.ベールの彼方へ
5人が駆け込んで来たのを見てルシウス・マルフォイ氏が向きを変え杖を上げました。しかしトンクスがもうルシウス氏に「失神光線」を放っていました。死喰い人たちは出現した騎士団の面々に完全に気を取られていました。

それ以降は敵味方が入り乱れての激しい戦闘になりました。ハリーの足が何か丸くて固い物に触れハリーは滑りました。一瞬ハリーは予言球を落としたと思いました。がそれは床を転がって行くムーディの魔法の目だったのです。

ムーディは頭から血を流して倒れていました。ムーディを倒した死喰い人がハリーとネビルに襲いかかって来ました。アントニン・ドロホフでした。ドロホフはネビルに杖を向けてこう唱えました。するとネビルの足が・・・

「タラントアレグラ!踊れ!」

たちまち熱狂的なタップダンスを始めネビルは体の平衡を崩して床に倒れました。この魔法がとんでもない惨事を引き起こす事になってしまったのです。ダンスを踊るネビルの足が予言球を蹴ってしまい球は落ちて砕けました。

ハリーとネビルは愕然として予言球の割れる所を見ていました。目だけが極端に拡大された真珠のように半透明な姿が立ち昇りました。気づいているのは2人だけでした。しかし周囲の喧騒で予言は一言も聞き取れませんでした。

するとそこにダンブルドアが現れてハリーもネビルも心底ホッとしました。2人の一番近くにいた死喰い人がダンブルドアに気づいて叫んで仲間に知らせました。ただし一組だけはダンブルドアの登場に気づかないようでした。

「さあ来い。今度はもう少し上手くやってくれ!」

ベラトリックスの赤い閃光をかわしてシリウスがこう叫びました。しかし二番目の閃光はシリウスの胸に真っ直ぐ当たりました。シリウスの顔からは笑いが消えてはいませんでした。がその目は衝撃で大きく見開かれていました。

ハリーは無意識にネビルを放しました。杖を引き抜き階段を飛び下りました。シリウスが倒れるまでに永遠の時が流れたかのようでした。シリウスの体は優雅な弧を描いてアーチに掛かっている古ぼけたベールを突き抜け・・・

仰向けに沈んで行ったのでした。


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5巻のシリウス・ブラック(15)(16回シリーズ)
数々のそれも尋常でない障害を乗り越えてハリーたちはようやく魔法省に来る事ができました。ところが夢の中に出て来た棚にガラス球が沢山あるその部屋にシリウスの姿がないのです。さらにそのガラス球の1つをハリーが手にするとハリーたちの周りには・・・(全3項目)

3-1.セストラルでロンドンへ
クリーチャーが玄関ホールに姿を消して行くのと時を同じくしてハリーは頭のてっぺんに鋭い痛みを感じました。そして炎の中をぐいぐいと引き戻されて行くのも感じました。ハリーを引っ張っていたのはアンブリッジでした。

アルバス・ダンブルドアなのか?それとも半人間のハグリッドか?アンブリッジはハリーに「誰と話そうとしていたの?」と激しく問い詰め始めました。ハリーが唸るように「誰と話そうが関係ないだろう」と答えると・・・

アンブリッジはハリーは自発的に話すチャンスを断った。強制するしか手はないと言ってドラコ・マルフォイにここにスネイプを連れて来るよう命じたのでした。ここでハリーは「自分は何て馬鹿だったんだろう」と思いました。

不死鳥の騎士団のメンバーがまだホグワーツに残っていた!しかしそのスネイプが来たからといってアンブリッジが目の前にいる今の状況では「全てが万事解決」という事にはなりませんでした。スネイプは行ってしまいました。

「白状しないとハリー。どうせこの人はあなたから無理やり聞き出すじゃない。何で・・・何で頑張るの?」

「磔の呪い」なら舌も緩むだろうとアンブリッジが言うとハーマイオニーはこう言って泣き出しました。しかしハリーはハーマイオニーが両手に顔を埋めて激しく啜り泣いているのに一滴も涙を流していない事に気づいたのです。

アンブリッジを城の外に誘い出すためのハーマイオニーの一世一代の大芝居でした。空を切って1本の矢が飛んで来ました。そしてドスッと恐ろしげな音を立ててハーマイオニーの頭上の木に突き刺さりました。現れたのは?

アンブリッジは小さく悲鳴を上げハリーを盾にするように自分の前に押し出しました。ハリーはそれを振り解き周りを見ました。四方八方から弓矢を構えたケンタウルスの集団がやって来ました。アンブリッジはと云えば・・・

恐怖でヒーヒーと小さく奇妙な声を上げていました。ハリーが横目で見るとハーマイオニーはにっこりと勝ち誇った笑顔を浮かべていたのでした。アンブリッジは殺気立ったケンタウルスたちに連れ去られて行ったのでした。

そしてハリーとハーマイオニーはこの後駆けつけて来たロンにジニーにネビルとルーナ・ラブグッドの4人と共に死を見た事のある者にしか見えないというセストラルに乗ってシリウスを助けにロンドンに向かったのでした。


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5巻のシリウス・ブラック(14)(16回シリーズ)
シリウスがヴォルデモート卿に捕まった!ところがダンブルドアもハグリッドもマクゴナガル先生も不死鳥の騎士団のメンバーは1人も残っていない。こうなったら自分が助けに行く以外にないと言うハリーにハーマイオニーは必死に訴えました。ロンドンに出撃する前に確かめなくてはならないと・・・(全3項目)

3-1.魔法史の試験中に
閉心術を学ぶ事は何よりも大切と他ならぬルーピンに言われてしまい「スネイプに言ってみる」と言ってしまったハリーだったのですが、結局何も言えないままスネイプのほうから言って来る事もなく時は過ぎて行ったのでした。

最初に事が起きたのはふくろう試験最終日を翌日に控えた真夜中でした。4人の闇祓いを従えたアンブリッジがハグリッドを急襲したのです。明け方の4時近くになってもハリーは目が冴えていました。そのためハリーは・・・

ハグリッドが暗闇に疾走して行く姿が脳裏を離れません。身の毛もよだつような復讐はないものかと考えながら眠りにつきましたが、3時間後に起きた時には全く寝たような気がしませんでした。そして魔法史の試験中に・・・

ハリーはまたしても神秘部の冷たく暗い廊下を歩いていました。目的に向かうしっかりとした足取りで時折走りました。今度こそ目的地に到達するのだ。再びハリーは大聖堂のような広い部屋にいました。棚が立ち並び・・・

沢山のガラスの球が置いてある。97番に着いた時ハリーは左に曲がり二列の棚の間の通路を急ぎました。しかし突き当たりの床に人影がある。黒い影が手負いの獣のように蠢いている。ハリーの口から甲高くて冷たい声が・・・

「それを取れ。俺様のために。さあ持ち上げるのだ。俺様は触れる事ができぬ。しかしお前にはできる」

床の黒い影が僅かに動きました。人間らしい思いやりの欠けらもない声が「クルーシオ!苦しめ!」と唱えるのをハリーは聞きました。床の男は苦痛に叫び声を漏らして立とうとしましたが再び倒れてのた打ち回っていました。

「しかしブラック。まず俺様のためにそれを取るのだ。これまでの痛みが本当の痛みだと思っているのか?考え直せ。時間はたっぷりある。誰にも貴様の叫び声は聞えぬ」

その黒い影はシリウスだったのです。


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5巻のシリウス・ブラック(13)(16回シリーズ)
シリウスと話したい!ハリーがジニーにそう打ち明けた事を受けてイースター休暇の最終日にフレッドとジョージが話を持ちかけて来ました。がしかしハーマイオニーが猛反対した事などもあってハリーの気持ちは激しく揺れ動いたのでした。そしていざ実行してみるとシリウスのその反応というのが・・・(全3項目)

3-1.フレッドとジョージが
イースター休暇最後の日の夜にハリーたち3人が談話室で職業紹介の資料を見ている所にフレッドとジョージが現れてハリーに「ジニーが言ってたけどシリウスと話したいんだって?」と言って来ました。そこでハリーは・・・

ハーマイオニーが「えーっ?」と鋭い声を上げる中ハリーは何気ない言い方をしようとしました。そこで「うん、まあ、そうできたらと」と言いました。ハーマイオニーは背筋を伸ばし到底信じられないという目つきで・・・

「バカな事言わないで。アンブリッジが暖炉を探り回っているし、ふくろうは全部ボディチェックされてるのに?」と言うと何とジョージが言うには俺たちならそれも回避できるとの事でした。ちょっと騒ぎを起こせば・・・

さらにジョージはこの休暇中は混乱戦線ではかなりおとなしくしていたと言うのです。アンブリッジが校長に就任したその日に2人は花火を派手に打ち上げましたが、確かにこのイースター休暇中は音無しだったというわけです。

しかし明日からは平常営業だ。そしてせっかくちょいと騒ぎをやらかすのなら、ハリーがシリウスと軽く話ができるようにやってはどうだろう?というわけなんですよね。するとそこでハーマイオニーがこう言って来たのでした。

「騒ぎで気を逸らす事ができたとしてもハリーはどうやってシリウスと話をするの?」

それに対してハリーは・・・


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5巻のシリウス・ブラック(12)(16回シリーズ)
グリモールド・プレイス12番地を抜け出す無鉄砲な旅を計画しているのでは?ハリーは後ろ髪引かれる思いでシリウスと別れる事になってしまいました。ところがダンブルドアの肝いりで始まったスネイプの課外授業でハリーは見てはいけない物を見てしまったのです。そしてジニーに打ち明けた思いとは?(全3項目)

3-1.次に会えるのは?
スネイプが去った直後のシリウスはまるで長距離を走ったばかりのように激しく息を弾ませていました。そして「昔の学友とちょっとした楽しいおしゃべりさ」と言って微笑みました。がしかし相当努力したような笑顔でした。

その夜の晩餐は退院したアーサー氏を囲んでの楽しい宵のはずでした。シリウスが努めてそうしようとしてるのがハリーには判りました。しかしシリウスはフレッドやジョージの冗談に合わせて無理に声を上げて笑ったり・・・

みんなに食事を勧める時以外はむっつりと考え込むような表情に戻っていました。ハリーはスネイプの言う事なんか気にするなとシリウスに言いたかった。スネイプはわざと挑発したんだ。ダンブルドアに言われた通りに・・・

グリモールド・プレイス12番地に留まっているからといってシリウスが臆病者だなんて思う人は他には誰もいない。しかしハリーとシリウスの間にはマンダンガスとマッド・アイが座っていたため声をかける機会がなかったのです。

さらにシリウスの険悪な顔を見ていると敢えてそう言う事がいいのかどうか迷いが生じる事もありました。翌朝出発する時ハリーは胸が締めつけられるような不快な気分でした。シリウスに別れを告げたくはありませんでした。

この別れが何か嫌でしたし次に会うのはいつなのか分らない気がしました。そしてシリウスにバカな事をするなと言うのはハリーの役目のような気がしました。スネイプが臆病者呼ばわりした事でシリウスがひどく傷つき・・・

グリモールド・プレイス12番地を抜け出す無鉄砲な旅を計画しているのでは?と心配でした。しかしハリーが何と言うべきか思いつかない内にシリウスのほうからハリーを手招きして呼び寄せました。そしてシリウスは・・・

「これを持っていって欲しい」

シリウスは携帯版の本ほどの不器用に包んだ何かをハリーの手に押しつけました。スネイプがハリーを困らせるような事があったら自分に知らせる手段なのだそうです。多分ウィーズリーおばさんは賛成しないだろうから・・・

ここでは開けないでとの事でした。でも自分を必要とする時には使って欲しい。ハリーは「オーケー」と言ってそれを上着の内ポケットにしまい込みました。しかしその包みが何であれ決して使わないだろうと思ったのでした。

スネイプが閉心術の授業で自分をどんなひどい目に遭わせてもシリウスを安全な場所から誘い出すのは絶対に自分じゃないと固く心に誓ったからです。そしてハリーは何も言えないままにシリウスと別れる事になったのでした。


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5巻のシリウス・ブラック(11)(16回シリーズ)
ただでさえ憂鬱な問題が山積みで「学校になど戻りたくない」とハリーが思っている所にウィーズリーおばさんが不幸に追い打ちをかけるような話を持って来ました。何とスネイプがハリーを訪ねて来たと言うのです。そこでハリーが厨房に下りて行くとそこではシリウスとスネイプが・・・(全3項目)

3-1.今度はスネイプと
シリウスの事は心配だしアンブリッジのいる学校になど戻りたくない。クィディッチも禁じられているのでその楽しみもない。さらにはふくろう試験がますます近づいて来ているので宿題の負担が重くなる事も目に見えている。

ダンブルドアは相変わらずよそよそしい。このようにハリーの脳裏に浮かぶ事といったら憂鬱な事ばかりなのでハリーは実際ダンブルドア軍団の事さえなければホグワーツを退学してここグリモールド・プレイス12番地に・・・

置いてくれるようシリウスに頼み込もうかとさえ思うほどだったのです。そして休暇最後の日には学校に戻るのが本当に恐ろしいと思わせる出来事が起きたのです。ウィーズリーおばさんがロンとの2人部屋にやって来て・・・

「スネイプ先生ですよ。厨房でちょっとお話があるんですって」

ハリーは恐怖で口があんぐりと開きました。その場にいたロンにハーマイオニーとジニーを見ると3人も同様に口を開けてハリーを見つめ返していました。しかたなくハリーが厨房に下りて行って扉を開けるとそこにいたのは?

シリウスとスネイプでした。2人とも長テーブルに座っていましたが互いに目を背けて反対方向を睨みつけていました。双方の嫌悪感で重苦しい沈黙が流れていました。ハリーが「あのー」と言って到着した事を告げると・・・

スネイプが振り向いてハリーを見ると「座るんだ。ポッター」と言いました。するとシリウスが椅子ごと反っくり返って椅子を後ろの二本脚で支えながら到底その顔を直視する事などできないらしく天井に向かって大声で・・・

「いいかスネイプ。ここで命令を出すのはご遠慮願いたいですな。何しろ私の家なのでね」

スネイプの血の気のない顔に険悪な赤みがさっと広がりました。ハリーはシリウスの脇の椅子に腰を下ろしテーブル越しにスネイプと向き合いました。スネイプが言うには我輩はダンブルドアの命令でここに来たのだそうです。

その要件とは?


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5巻のシリウス・ブラック(10)(16回シリーズ)
ウィーズリーおばさんが吉報を届けてグリモールド・プレイス12番地には安堵の声が満ち溢れました。がしかしハリーだけは違っていました。ヴォルデモート卿が自分に取り憑いている?聖マンゴでのマッド・アイ・ムーディの発言が元でハリーは深く思い悩むようになったのでした。(全3項目)

3-1.ハリーの憂鬱
明け方の5時過ぎウィーズリーおばさんが吉報を届けるとハリー以外のみんなは朝食を済ませた後は午前中を寝て過ごしました。ところがハリーだけは「到底眠る気になどなれない」という心境だったのです。その理由とは?

それは蛇の姿になってウィーズリーおじさんを襲ったのは実は他ならぬ自分自身だという事実から逃れる事ができなかったからです。ハリーは切羽詰った気持ちでシリウスに「ちょっと話があるんだけど」と声をかけたのでした。

ハリーはシリウスに何の前置きもせずに自分の見た光景を話して聞かせました。自分自身がアーサー氏を襲った蛇だったという事も話しました。するとシリウスは「その事をダンブルドアに話したか?」と訊いて来たのでした。

ハリーは焦れる気持ちを滲ませながら話したけどダンブルドアはそれがどういう意味なのか教えてくれなかった。ダンブルドアはもう僕に何も話してくれない。それに対してシリウスはハリーに落ち着いてこう話したのでした。

「何か心配するべき事だったらきっと君に話してくれていたはずだ」

だけどそれだけじゃない。自分は頭がおかしくなっているんじゃないかと思った。ダンブルドアを見た時傷痕が凄く痛くなった。ダンブルドアを襲いたくなったんだ。するとシリウスはそんなハリーにこう説明したのでした。

「幻を見た事が尾を引いていたんだろう。それだけだよ。夢だったのかどうかは分らないが、まだその事を考えていたんだよ」

シリウスは朝食を食べたら上に行って休みなさい。昼食の後でみんなと一緒にアーサー氏の面会に行けばいい。君はショックを受けているんだ。単に目撃しただけの事を自分のせいにして責めている。さらにシリウスは・・・

ハリーがその光景を見たのは幸運な事だったんだ。そうでなければアーサー氏は死んでいたかもしれない。心配するのは止めなさい。シリウスは慰めるようにハリーの肩を叩いた後は話していた食料庫から出て行ったのでした。


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5巻のシリウス・ブラック(9)(16回シリーズ)
君たちは分ってない。世の中には死んでもやらなければならない事があるんだ!そんなシリウスにフレッドは怒鳴りました。ここに閉じこもって口で言うのは簡単さ。そっちの首は懸かってないじゃないか!シリウスの顔に僅かに残っていた血の気がさっと消えました。一瞬フレッドをぶん殴りそうに見えました。がしかし!(全3項目)

3-1.私たちを通して生きている?
一夜明けた「呪文学」の授業の時のハーマイオニーは普段通りでした。そしてハリーと一致した見解はヘドウィグを襲ったのはアンブリッジだという事。もしシリウスが捕まっていたら今朝アズカバン行きだったという事でした。

その日は外が土砂降りだったので生徒たちは休憩時間も城内にいる事を許されました。ハリーたちは2階の混み合ったやかましい教室に空いている席を見つけました。今年グリフィンドール・チームのキャプテンになった・・・

アンジェリーナがチーム再結成の許可が貰えたと知らせに来た後の事でした。今夜7時から練習との事で窓から外を眺めたロンの表情が少し翳りました。ハーマイオニーも窓を見ていましたが心ここに在らずという感じでした。

「やめばいいけど。ハーマイオニーどうかしたのか?」

ハーマイオニーは私たちのやっている「闇の魔術に対する防衛術」のグループを始めるという事が果たして正しい事なのか「ちょっと考えている」と言うのです。ロンは憤慨して「君が言い出した事じゃないか」と言いました。

そしてハリーがシリウスは大賛成だったと言うと、何とハーマイオニーはだからかえって自分のこの考えが結局間違っていたのかもしれないと思ったとそう言うのです。そしてハーマイオニーはハリーにこう問いかけたのでした。

「本気でシリウスの判断力を信用してるの?」

「ああ信用してる!いつでも僕たちに素晴らしいアドバイスをしてくれた!」と即座に答えるハリーに対してハーマイオニーは言葉を途切れがちにしながらシリウスはグリモールド・プレイス12番地に閉じ込められてから・・・

ちょっと無謀になったと思わない?ある意味でこう考えられないと思わない?つまりハーマイオニーはシリウスは「私たちを通して生きている」とそう言うのです。それはシリウス自身が秘密の防衛結社を作りたいと思ってる。

何故か?と云えばシリウスは今の境遇ではほとんど何もできなくて本当に嫌気がさしている。だからシリウスは私たちをけしかけるのに熱心になっているような気がする。こう主張するハーマイオニーの言い分を聞いて・・・

ロンは・・・

「シリウスの言う通りだ。君って本当にママみたいな言い方をする」


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