ハリポタ通の館(やかた)
ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。
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思いつくまま気の向くままに色んな事を綴ってみる1週間(4)(シリーズ最終回)
ヴォルデモートを消し去り生き残ったという事でハリーに対しては「何もそこまでしなくても」と思うほど過剰に好意を寄せてくれる人が沢山いました。そんな人たちの中から今回は3人を選んでみました。3人がそれぞれにそれぞれの行動でハリーへの好意を示しているんですよね。(全3項目)

3-1.ハリーへの思い~コリン・クリービーの場合
それはハリーが2年生になって最初に授業が行われた日の昼食後の事でした。薄茶色の髪の小柄な少年がじっとハリーの事を見つめていてハリーが見ると顔を真っ赤にしました。少年は恐々近づいて来るとこう挨拶をしました。

「ハリー元気?僕、僕コリン・クリービーと言います」

さらにコリンは自分もグリフィンドール生だと言い構わなかったら写真を撮ってもいいですかと訊いて来ました。何故ならハリーと会った事を証明したいからだとそう言うのです。ハリーの事なら何でも知っているのだそうです。

「例のあの人」ことヴォルデモートがハリーを殺害しようとしたのに生き残りヴォルデモートは消えてしまった。そしてハリーの額には今でも稲妻形の傷がある。コリン・クリービーは純粋マグル出身の魔法使いなんだそうです。

お父さんの職業は牛乳配達でコリンは色々な事ができたもののホグワーツから手紙が届くまではそれが魔法だという事を知らなかったのだそうです。それ以来コリンはハリーにそれはもう激しくつきまとうようになったのでした。

どうやらハリーの時間割を暗記しているらしく「ハリー元気かい?」と1日に6回も7回も呼びかけハリーに「やぁコリン」と返事をして貰うだけでハリーがどれだけ迷惑そうな声を出そうがコリンは最高にわくわくしていました。

しかしその学期に起こっていたマグル生まれの生徒が襲われ石にされてしまう連続襲撃事件の被害者にコリンもなってしまい以降は病棟のベッドで過ごす事となってしまいました。でもハリーへの熱い思いは変わりませんでした。

ハーマイオニーが発起人になりハリーがリーダーになったダンブルドア軍団には弟のデニスと共に参加しました。しかし未成年なのにも関わらずホグワーツの戦いにも参加してしまい命を落とす事になってしまったんですよね。

ハリーへの思いがあまりにも強く熱かったがために若くして死んでしまったというわけなんですよね。


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思いつくまま気の向くままに色んな事を綴ってみる1週間(3)(4回シリーズ)
5年生のクリスマス休暇明けからハリーはスネイプに習って閉心術という魔法の習得を目指す事になりました。しかしハリーはこの閉心術の習得にはひどく苦労させられる事になりました。ところがドラコ・マルフォイは夏休み期間中の二ヵ月の間に習得してしまいました。何故そうなったのか?(全3項目)

3-1.閉心術とハリー
5年生のクリスマス休暇最終日にグリモールド・プレイス12番地に滞在していたハリーをスネイプが訪ねて来ました。一体全体自分に何の用件だろう?そう思ってハリーが厨房に下りて行くと閉心術を学べとそう告げられました。

何でもダンブルドア校長がそう望んでいるからなんだそうです。閉心術とは外部からの侵入に対して心を防衛する魔法で世には知られていない分野の魔法ですが非常に役に立つのだそうです。何故ハリーは学ばねばならぬのか?

通常の場合開心術で相手の心を見抜く時はその相手が目の前にいなければならない。しかしヴォルデモートがハリーの殺害に失敗した時に何らかの絆を2人の間に創り出した。そのためハリーはヴォルデモートと感情を共有する。

これまでヴォルデモートはその事に気づいていなかったらしい。ところがハリーがクリスマス休暇直前に見た蛇がアーサー氏を襲う光景はヴォルデモートの思考にあまりにも深く侵入した。そのためヴォルデモートは気づいた。

つまりはその逆も可能だとヴォルデモートは推量した。だからハリーの心にヴォルデモートが入り込まぬよう閉心術を習得しなければならない。しかしスネイプに教わったもののハリーは閉心術を習得する事ができませんでした。

スネイプが「憂いの篩」に移し替えておいたハリーに見られたくない記憶をスネイプが席を外した隙に覗き込んでしまったのです。スネイプは課外授業を打ち切り元々この授業に気乗りしていなかったハリーには渡りに舟でした。

そのためハリーはヴォルデモートが仕掛けた罠に嵌まって魔法省の神秘部に駆けつけてヴォルデモートが欲しがっていた予言球を手にしてしまったのでした。そのガラス球は封印された予言に関わる者しか手にする事ができない。

だからハリーとヴォルデモートの2人しか手にする事ができない。不死鳥の騎士団の面々が助けに来てくれたものの何とシリウスがベラトリックス・レストレンジに殺害されてハリーにとっては大痛手を蒙る事になったのでした。

ハリーがようやく閉心術を習得できたのはそれから2年後の事でした。ハリーにロンとハーマイオニーは狼人間フェンリール・グレイバック率いる人さらい一味に捕まってしまいマルフォイの館に連れて行かれる事となりました。

3人は何とかマルフォイの館を脱出しました。ところがハリーたちを助けに来た屋敷しもべ妖精のドビーがベラトリックス・レストレンジに殺害されてしまいました。ドビーを失った深い悲しみがハリーの心を閉じさせたのです。

ヴォルデモートの想念を締め出したのです。


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思いつくまま気の向くままに色んな事を綴ってみる1週間(2)(4回シリーズ)
ドローレス・アンブリッジは半人間を激しく憎むなど露骨な純血主義者なのにも関わらずヴォルデモートの配下の死喰い人には加わりませんでした。何故ヴォルデモートはアンブリッジを自分の配下つまりは死喰い人に加えなかったのか?それは極めて不都合な要因がアンブリッジにあったからでした。(全3項目)

3-1.ドローレス・アンブリッジの変遷、その1
5年生の新学期初日ハーマイオニーが教職員テーブルを指差しあの人は誰だと訊くので見たハリーは愕然としました。何故なら先月魔法省で受けた懲戒尋問で魔法大臣コーネリウス・ファッジの右手にいた魔女だったからです。

その魔女こそが今学期「闇の魔術に対する防衛術」の教師に着任したドローレス・アンブリッジその人でした。何とハリーは最初に受けたそのアンブリッジの授業でいきなり罰則を科されてマクゴナガル先生にこう言われました。

「ドローレス・アンブリッジのクラスで態度が悪いとあなたにとっては寮の減点や罰則だけでは済みませんよ」

「どういうこと?」と訊くハリーにマクゴナガル先生は「常識を働かせなさい」と答えました。あの人は魔法省から来た。つまりはここホグワーツで起こった事を魔法大臣コーネリウス・ファッジに報告しているというわけです。

ファッジは未成年のハリーが学校の外で「守護霊の呪文」を行使してくれたのでハリーを退学にする千載一遇のチャンスがやって来たと喜んでいました。しかしダンブルドアの尽力でハリーは無罪放免の判決を勝ち取ったのです。

そこでハリーを退学にするためにこのアンブリッジが派遣されて来たのです。そんなハリーが退学の瀬戸際に立たされたのはハーマイオニーが発起人になりハリーがリーダーになったダンブルドア軍団の活動が露見した時でした。

しかしこの時もダンブルドアが身代わりになって校長職を投げ出してまでハリーを守ってくれました。そしてその学期末に何と驚くべき事にヴォルデモート卿が魔法省に姿を現しファッジを含めた多くの人がそれを目撃しました。

これでようやく「ヴォルデモート卿は復活した」というハリーとダンブルドアの主張が真実である事が証明されたのでした。アンブリッジはホグワーツに於ける全ての役職を剥奪されてしまいホグワーツを去って行ったのでした。


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思いつくまま気の向くままに色んな事を綴ってみる1週間(1)(4回シリーズ)
先日いつものように新聞をめくっていたら当サイトにとっては本当に久方ぶりの朗報が掲載されていました。そこで今週はその事を伝えるついでに思いつくまま気の向くまま本能の赴くままに色んな事を書いてみる事にしました。記事の内容はその日が来てのお楽しみというわけです。(全3項目)

3-1.第8巻発売!
先日いつものように新聞をめくっていたらハリーポッター・シリーズの第8巻「ハリー・ポッターと呪いの子」の第1部と第2部(仮題)が静山社から発売されるという記事が私の目に飛び込んで来ました。出るのは11月だそうです。

20日水曜日に掲載されたその新聞記事によると出版元の静山社が19日に明らかにしたのだそうです。その発表によると新作は第7巻「死の秘宝」の最終章つまりはホグワーツの戦いから19年後が舞台になるとの事なんだそうです。

結婚をして父親となったハリーの活躍を描くのだそうです。ローリングさんと脚本家の人たちとの共著になるとの事です。何故ローリングさん1人の執筆ではなくて複数による共著になるのか?その理由はこういう事だそうです。

それは7月からロンドンの劇場で上演される劇の脚本を書籍化するからなんだそうです。まあ当サイトとしてはハリーポッター・シリーズの新作の第8巻が出るという事で新たなネタになるので朗報という事になるんでしょうね。

でも正直に言わせて貰うと「えっ?続編が出るの?」と驚きと困惑を隠せないというのが偽らざる気持ちです。それというのもローリングさんはハリーポッター・シリーズの続編は書かないし出さないとそう聞いていたからです。

でも出されるからには楽しみですよね。私の元にもドラコ・マルフォイはアステリア・グリーングラスという人と結婚したとかネビルはハッフルパフ寮出身のハンナ・アボットと結婚したなど卒業後の情報が幾つか入っています。

そのハンナ・アボットは「漏れ鍋」の店主のトムが引退をして店を引き継いでいるとかルーナは「幻の動物とその生息地」の著者ニュート・スキャマンダーのお孫さんと結婚をして双子の男の子を産んだという話も聞きました。

果たしてそのあたりの「ホグワーツの戦い後に主要登場人物が一体どうなったのか?」が明らかになったり紹介されたりするのか?まあでもあまり期待し過ぎるとまたしてもがっかりさせられる事になってしまうかもしれません。

なのでそれなりに楽しみに11月を待ちたいとそう思います。


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アルバス・ダンブルドア「謎のプリンス」後編(36)(シリーズ最終回)
ヴォルデモートの分霊箱を探し出して破壊しなければならない。その旅に出るためにはジニーとも別れなければならないというわけです。しかしジニーも黙ってはいませんでした。そしてハリーはロンとハーマイオニーに自分のその決意を伝えたのでした。すると2人は?(全3項目)

3-1.ジニーの思い
ヴォルデモートは敵の親しい人たちを利用する。僕たちの関係がこのまま続けば君を危険な目に遭わせる事になってしまう。だからもう君と付き合う事はできない。こう言うハリーにジニーは激しい口調でこう反論したのでした。

「私が気にしないって言ったら?」

ハリーは「僕が気にする」と答えました。君の葬儀を出すなんて事になったら僕がどんな思いをするか?それがもし自分のせいだったら尚更というわけなんですよね。するとジニーは目を逸らして湖を見るとこう言ったのでした。

「私あなたの事を完全に諦めた事はなかった」

ジニーは他の人と付き合っていてもハリーの事を思い続けていたのだそうです。ハーマイオニーが自分の人生を生きてみなさいと言ってくれたんだそうです。ハリーのそばにいる時にもう少し気軽にしていたらどうかと言われた。

ハリーが同じ部屋にいるだけで口も利けなかった事を憶えているでしょう?だからハーマイオニーは私が私らしくしていたらハリーが少しは気づいてくれるかもしれないとそう考えた。だから敢えて他の人と付き合ってみたんだ。

ハーマイオニーは賢い人だよ。もっと早く君に申し込んでいれば良かった。そうすれば数ヵ月と云わず幸せな期間が長く続いていた。ハリーは何とか微笑もうと努力しながらジニーに後悔の念を言ったというわけなんですよね。

するとジニーは半分笑いながらこう言いました。でもあなたは魔法界を救う事で大忙しだった。驚いたわけじゃないの。結局はこうなると私には判っていた。ハリーはヴォルデモートを追っていなければ満足はできないだろう。

多分自分はそんなハリーが好きなのよとジニーは言ったのでした。それを聞いてハリーはジニーのこうした言葉を聞くのは耐え難いほど辛いと思いました。もしこのままジニーのそばにいたら自分の決心は鈍ってしまうのでは?

そう思ったからでした。ハリーは惨めさを体中に滲ませて立ち上がるとジニーとダンブルドアの墓に背を向けて歩き出したのでした。黙って座っているよりも動いているほうが耐えやすい。だからハリーは歩き始めたのでした。


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アルバス・ダンブルドア「謎のプリンス」後編(35)(36回シリーズ)
大勢の参列者が見守る中ハグリッドがダンブルドアの亡骸を持って椅子の間に設けられた通路をゆっくりと歩いて来ました。弔辞が述べられている間もハリーの脳裏にはダンブルドアに関する様々な思いが込み上げて来ました。そして葬儀が終わった時にハリーはジニーに自分の決意を告げたのでした。(全3項目)

3-1.ダンブルドアの亡骸
ハリーが水中人の歌に聞き入っているとジニーがハリーを小突いて振り返らせました。椅子の間に設けられた一筋の通路をハグリッドがゆっくりと歩いて来ました。顔中を涙で光らせてハグリッドは声を出さずに泣いていました。

その両腕に抱かれ金色の星を散りばめた紫のビロードに包まれているのがそれと判るダンブルドアの亡骸でした。ハリーの喉元に熱いものが込み上げて来ました。不思議な音楽に加えてダンブルドアの亡骸がこれほど身近にある。

その思いが一瞬その日の暖かさを全て奪い去ってしまったようなそんな気がしました。ロンは衝撃を受けたように蒼白な顔でした。ジニーとハーマイオニーも大粒の涙をこぼしながらダンブルドアの亡骸を見つめていたのでした。

正面で何が行われているのか4人にはよく見えませんでした。どうやらハグリッドがダンブルドアの亡骸を台の上にそっと載せたようでした。通路を引き返して来るハグリッドを咎めるような目で見ていた人が何人かいました。

その中にはアンブリッジもいました。ダンブルドアなら自分を運んだのがハグリッドだという事を微塵も気にしなかっただろう。そうに違いないとハリーは思いました。ハグリッドがそばを通った時にハリーは合図を送りました。

しかしハグリッドの泣き腫らした眼では自分の行き先が見えている事さえ不思議でした。ハグリッドが向かっている先には巨人のグロウプがいました。驚く事に頭を下げおとなしくほとんど普通の人間のように座っていました。

ハグリッドが隣に座るとグロウプはハグリッドの頭をポンポンと叩きました。その強さでハグリッドの座った椅子の脚が地中にめり込みました。その光景を見てハリーはほんの一瞬だけ愉快になり笑い出したくなるほどでした。

しかしその時に音楽がやんでハリーは正面に向き直ったのでした。


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アルバス・ダンブルドア「謎のプリンス」後編(34)(36回シリーズ)
目の前でダンブルドアがスネイプに殺害されてしまった。葬儀の日が来るのを待つ間もハリーが脳裏に思い浮かべたのは「自分が何とかしていればダンブルドアの死は回避できたのでは?」という事でした。そしてついにダンブルドアの葬儀が執り行なわれるその日がやって来て・・・(全3項目)

3-1.初めての葬儀
スネイプがダンブルドアを殺害した。ハリーにしてみれば自分がスネイプ手書き入りの「上級魔法薬」の本を持っていてヴォルデモートと同様にスネイプもまた学生の時から邪悪だった。自分はその証拠品をこの手に持っていた。

ハーマイオニーはスネイプがハリーを突き出さなかったのは手書き入りのあの本との関係を知られたくなかったからだと言うのです。何故なら学生の時から邪悪だったという事をダンブルドアが知ったなら不快に思ったでしょう。

スネイプが自分の物じゃないと言ってもスラグホーンなら筆跡を見破ったとハーマイオニーは言うのです。あの本はスネイプの昔の教室に置き去りになっていた。ダンブルドアは母親の名前が「プリンス」だと知っていただろう。

ところがハーマイオニーは「邪悪」という言葉は強過ぎると言うのです。あの本が危険と散々言ったのは君だ。こう言って怒るハリーにハーマイオニーは私が言いたいのはハリーが自分を責め過ぎているという事なんだそうです。

確かにそうですよね。自分が何とかしていればダンブルドアを死なせずに済んだ。あの時にこうしていればダンブルドアは死なずに済んだ。あまりにも色んな事を考え過ぎてハリーは自分の事を責めてばかりいるというわけです。

それぞれの思いに沈み込みながらハリーもロンもハーマイオニーも黙り込みました。しかしハリーは2人とも自分と同じ事を考えているとそう思いました。それは明日の朝になるとダンブルドアの亡骸が葬られるという事でした。

ハリーは葬儀に参列するのは初めてでした。シリウスが死んだ時には埋葬する亡骸がありませんでした。一体何が行われるのか予想もできません。ハリーは明日何を目にするのかとか気持ちはどうなるのかとかが少し心配でした。

葬儀が終わればダンブルドアの死が自分にとってもっと現実的な事になるのだろうか。その恐ろしい事実が自分を押しつぶしそうになる時はありました。ハリーの心には何も感じる事ができない空白の時間が広がっていました。

城の中では誰もがダンブルドアが死んだ事を話しています。にも関わらずハリーが感じているその空白の時間の中ではダンブルドアがいなくなったという事が未だに信じられませんでした。何かどこかに抜け穴はないだろうか?

何とかダンブルドアが戻って来る道はないかと必死で探したりはしませんでした。ハリーはポケットの中の偽の分霊箱の冷たい鎖に触れました。それがどれほど大きな代償を払ったその末に手に入れた物かを思い出すためでした。


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アルバス・ダンブルドア「謎のプリンス」後編(33)(36回シリーズ)
ダンブルドア校長が死亡した事を受けて授業は全て中止になり試験は延期されました。それから何人かの生徒が親に連れ出されて学校から姿を消しました。さらにはフラーの母校のボーバトンの校長マダム・マクシームが駆けつけたりもしました。それ以外にも色々な事が起こりました。(全3項目)

3-1.ダンブルドアが死んだ事で
ダンブルドア校長が死亡した事を受け授業は全て中止になり試験は延期されました。それから2日の内に双子のパチル姉妹にザカリアス・スミスもそうだったのですが何人かの生徒たちがホグワーツから姿を消す事となりました。

その一方シェーマス・フィネガンは母親と一緒に帰る事を真っ向から拒否しました。2人は玄関ホールで怒鳴り合いましたが結局は母親が折れてシェーマスはダンブルドアの葬儀が終わるまで学校に残る事になったんだそうです。

葬儀の前日の午後遅くには家一軒ほどもある大きなパステル・ブルーの馬車が12頭の天馬に牽かれて空から舞い降り「禁じられた森」の端に着陸しました。フラーの母校のボーバトンのマダム・マクシーム校長が到着したのです。

魔法大臣率いる魔法省の役人たちは城の中に泊まりました。ダンブルドアと一緒に最後に外出した時の話をしろと言われるに違いないと思っていたのでハリーは魔法省の誰とも顔を合わせないように細心の注意を払っていました。

ハリーにロンとハーマイオニーそれにジニーの4人はずっと一緒に過ごしました。4人は1日に2度病棟に見舞いに行きました。ネビルは退院したもののビルは以前として病棟に留まりマダム・ポンフリーの手当てを受けていました。

狼人間のフェンリール・グレイバックに噛まれて心配されたものの人格は前と変わりないようでした。1つだけ変わったと思われる事はステーキのレアを好むようになった事でした。するとフラーがこんな事を言ったのでした。

「この人が私と結婚するのはとてもラッキーな事ですね。何故ならイギリス人。お肉を焼き過ぎます。私いつもそう言ってましたね」

フラーはビルの枕を直しながらうれしそうにこう言いました。ジニーは「ビルが間違いなくあの女と結婚するんだってこと受け入れるしかないみたいね」と言うと溜め息をつきました。そんなジニーにハリーはこう言いました。

「そんなに悪い人じゃないよ」

するとジニーが眉を吊り上げたのでハリーは慌てて「ブスだけどね」と付け加えたのでした。確かにフラーは三大魔法学校対抗試合の「第2の課題」で妹を助けて貰った事があってハリーに対しては恩義を感じていたんですよね。

だからハリーにとってはいい人なんですよね。


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アルバス・ダンブルドア「謎のプリンス」後編(32)(36回シリーズ)
マクゴナガル先生とハリーは校長室にやって来ました。当然の如く学校を留守にしてダンブルドアはハリーを連れて「どこに行ったのか?」をマクゴナガル先生は訊いて来ました。しかしハリーはそれを事前に予想して答えを用意していました。それから寮監の先生方とハグリッドが入って来て・・・(全3項目)

3-1.校長室にて
マクゴナガル先生とハリーは黙って動く螺旋階段を上り校長室に入りました。校長室は変わってしまったかもしれないとハリーは漠然と考えていました。でも一見すると僅か数時間前に来た時とほとんど変わっていませんでした。

違っていたのは不死鳥のフォークスがいない事とホグワーツの歴代校長の肖像画に新たな1枚が加わっていた事です。アルバス・ダンブルドアが机を見下ろす金の額縁の中でまどろんでいました。穏やかで和やかな表情でした。

その肖像画を一瞥して自分に活を入れるかのような独特の動作をするとマクゴナガル先生は机の向こう側に移動してハリーと向き合いました。くっきりと皺が刻まれた張り詰めた表情でした。そしてハリーにこう言って来ました。

「ハリー。ダンブルドア先生と一緒に学校を離れて今夜何をしていたのかを知りたいものです」

ハリーは「お話できません」と答えました。既に訊かれる事を予想して答えを準備していました。ここつまりは校長室でダンブルドアはハリーにロンとハーマイオニー以外には授業の内容を打ち明けるなとそう言ったからでした。

マクゴナガル先生は「重要な事かもしれませんよ」と暗にさらにハリーに打ち明けるよう言って来ました。これにハリーは「そうです。とても重要です。でもダンブルドア先生は誰にも話すなとおっしゃいました」と答えました。

「ダンブルドア校長がお亡くなりになった事で事情が少し変わった事は判るはずだと思いますが」

マクゴナガル先生は今度はこう言って来ました。しかしハリーは「そうは思いません。ダンブルドア先生は自分が死んだら命令に従うのを辞めろとはおっしゃいませんでした」と答えました。ここでハリーはこう言ったのでした。

「魔法省が到着する前に1つだけお知らせしておいたほうがよいと思います。マダム・ロスメルタが服従の呪文をかけられています。マルフォイや死喰い人の手助けをしていました。だからネックレスや蜂蜜酒が」

マクゴナガル先生は「ロスメルタ?」と言って信じられないという顔でした。しかしそれ以上何も言わない内に扉をノックする音がしてスプラウト先生にフリットウィック先生にスラグホーン先生とハグリッドが入って来ました。


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アルバス・ダンブルドア「謎のプリンス」後編(31)(36回シリーズ)
フラーに軟膏を奪われたその上に押し退けられてウィーズリーおばさんの怒りが大爆発すると思ったら何とそのおばさんの口から結婚を承諾する言葉が飛び出して一同を茫然自失にさせる事となりました。ところがフラーとビルに続いてもう一組がゴールインする事になったんですよね。それは?(全3項目)

3-1.百万回も言ったのに
「判ったでしょう!フラーはそれでもビルと結婚したいのよ。噛まれたというのに!そんな事はどうでもいいのよ!」張り詰めた声が聞こえて来ました。一体何事かとそう思ったら何とトンクスがルーピンを睨んでいたのでした。

ルーピンはほとんど唇を動かさずに突然表情を強張らせると「次元が違う。ビルは完全な狼人間にはならない。事情が全く違う」と言おうとしました。しかしトンクスはルーピンの言葉を途中で遮るとこう言葉を返したのでした。

「でも私も気にしないわ。気にしないわ!」

トンクスはルーピンのローブの胸元を掴んで揺さぶると「百万回もあなたにそう言ったのに」と言いました。するとルーピンはトンクスの目を避けて床を見つめながら「私も君に百万回も言った」と言った後にこうも言いました。

「私は君にとって歳を取り過ぎているし貧乏過ぎる。危険過ぎる」

夏休みに入って二週間後にダンブルドアに連れられてハリーが「隠れ穴」に来た時そこにトンクスがいました。学期最終日にキングズ・クロス駅で会った時はトンクスはとっても元気で明るい風船ガムピンクの髪をしていました。

ところが「隠れ穴」で会った時にはトンクスは病気でやつれたように見え無理をして笑っているようでした。髪もくすんだ茶色で顔も蒼白く何だか元気がありませんでした。その理由としてハーマイオニーはこう言っていました。

「トンクスはシリウスが死んだのは自分のせいだと思ってるの!」

何故ならトンクスはベラトリックス・レストレンジと戦っていた。自分が倒していればベラトリックスはシリウスを殺害できなかった。そしてその話が発展してトンクスはシリウスの事が好きだったという説まで飛び出しました。

ところがそれが全くの見当違いだったのです。


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アルバス・ダンブルドア「謎のプリンス」後編(30)(36回シリーズ)
扉が勢いよく開いて病棟にウィーズリー夫妻とフラーが入って来ました。ビルの無残な姿を見てウィーズリーおばさんは啜り泣きを始めました。ところがその場にいた一同全員が驚きのあまり茫然自失とする出来事が起きたのです。それはウィーズリーおばさんがフラーに向かって・・・(全3項目)

3-1.ウィーズリー夫妻とフラーが入って来て
扉が勢いよく開いたので病棟にいた一同全員が飛び上がりました。ウィーズリー夫妻が急ぎ足で入って来ました。そのすぐ後ろに顔を恐怖に強張らせたフラーの姿がありました。マクゴナガル先生が急いで2人を迎えたのでした。

めちゃめちゃになったビルの顔を見るなりウィーズリーおばさんは「ビル」と言いました。そして「お気の毒です」と2人を迎えたマクゴナガル先生のそばを走り過ぎるとおばさんは小声で「ああビル!」と呼びかけたのでした。

ルーピンとトンクスが急いで立ち上がり身を引いてウィーズリー夫妻がベッドに近寄れるようにしました。おばさんはビルに覆いかぶさり血だらけの額に口づけをしました。アーサー氏が気がかりで堪らないという感じで・・・

「息子はグレイバックに襲われたとおっしゃいましたかね?しかし変身してはいなかったのですね?するとどういう事なのでしょう?ビルはどうなりますか?」

こうマクゴナガル先生に訊きました。マクゴナガル先生は「まだ分らないのです」と答えると助けを求めるようにルーピンを見ました。当然の如くこれは狼人間の事だからというわけです。するとルーピンはこう答えたのでした。

「アーサーおそらく何らかの汚染はあるだろう。珍しいケースだ。おそらく例がない。ビルが目を覚ました時どういう行動に出るかは分らない」

おばさんはマダム・ポンフリーから軟膏を受け取りビルの傷に塗り込み始めました。一方アーサー氏は今度はダンブルドアが死んだ事をマクゴナガル先生に訊きました。アーサー氏もにわかには信じられないといった様子でした。

マクゴナガル先生が頷くとアーサー氏は「ダンブルドアが逝ってしまった」と呟くように言いました。しかしおばさんはビルを見ていました。そして啜り泣きを始めました。おばさんはどんな事よりビルが気がかりだったのです。

ビルの事しか考えられなかったのです。


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アルバス・ダンブルドア「謎のプリンス」後編(29)(36回シリーズ)
目の前でダンブルドアが殺害されたというのにどうする事もできなかった。ハリーにとってはまさにこれ以上はない痛恨の極みでした。そんなハリーを立ち上がらせてくれたのはジニーでした。そしてやって来た医務室でもルーピンにマダム・ポンフリーにマクゴナガル先生が!(全3項目)

3-1.医務室にて
医務室に着いて扉を開くとネビルが扉近くのベッドに横になっていました。そしてロンにハーマイニーとそれにルーナとトンクスにルーピンの5人が一番奥にあるベッドを囲んでいました。ハーマイオニーが駆け寄って来ました。

そしてハリーの無事な姿を見て抱き締めたのでした。ルーピンも心配そうな顔で近寄って来て「大丈夫か?」と訊いて来ました。それにハリーは「僕は大丈夫。ビルはどうですか」と言葉を返しましたが誰も答えませんでした。

ひどく切り裂かれて不気味な顔でした。それがビルだったのです。ハリーが「呪文か何かで傷を治せないんですか?」と訊くと「この傷にはどんな呪文も効きません」とマダム・ポンフリーが答えてさらにこうも言ったのでした。

「知っている呪文は全部試してみましたが狼人間の噛み傷には治療法がありません」

だけど満月の時に噛まれたわけじゃない。グレイバックは変身してはいなかった。そう言ってロンが遠慮がちにルーピンを見るとルーピンは「ビルは本物の狼人間にはならないと思うよ」と答えてくれたというわけなんですよね。

しかし全く汚染されないという事ではない。呪いのかかった傷なので完全には治らないだろう。そしてビルはこれから何らかの狼的な特徴を持つ事になるだろう。するとここでロンがダンブルドアの名前を出して来たのでした。

「でもダンブルドアなら何か上手いやり方を知っているかもしれない。ダンブルドアはどこだい?ビルはダンブルドアの命令であの狂った奴らと戦ったんだ。ダンブルドアはビルに借りがある」

だからロンはダンブルドアはビルをこんな状態で放ってはおけないはずだと言うのです。そんなロンにジニーが「ダンブルドアは死んだわ」と告げました。するとハリーが否定してくれる事を望むようにルーピンが見て来ました。

しかしハリーが否定しないと・・・


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アルバス・ダンブルドア「謎のプリンス」後編(28)(36回シリーズ)
ハリーは懸命にスネイプを追いました。それは目の前で起きた出来事を受け入れるなんて到底できなかったからです。しかしスネイプもドラコ・マルフォイも逃げ遂せたその後にハグリッドの一言がハリーを現実に引き戻したのでした。(全3項目)

3-1.金縛りの呪文が解けて
屋上にいる死喰い人が残り1人になった時にハリーはもう体が動かせる事に気づきました。麻痺したまま防壁に寄り掛かっていたのは魔法のせいではなく恐怖とショックのせいだったのです。ハリーはスネイプを追ったのでした。

ダンブルドアの所へ行かなければならない。スネイプを捕らえなければならない。2人を一緒にすれば起きてしまった出来事を覆せるかもしれない。ダンブルドアが死ぬはずがない。何故ハリーはそのように思ったんでしょう?

スネイプを捕まえたからといってダンブルドアが生き返るはずがない。ハリーだって心の奥底では判っていたはずです。でもハリーは目の前で起きた事が到底受け入れられなかった。だからまだ何とかなると思いたかったのです。

「大したこたあねえ。この程度ならダンブルドアが直せる」

そんなハリーを現実に引き戻したのはハグリッドが言ったこの言葉でした。自分の小屋に放たれた火を消している時にハグリッドがハリーにこう言ったのです。この言葉を聞いた瞬間ハリーは胃に焼けるような痛みを感じました。

沈黙と静寂の中でハリーの心に恐怖が込み上げて来ました。ダンブルドアは死んだ。だからダンブルドアはもうハグリッドの小屋を直せない。ハリーは咳払いをしました。パニックと煙で喉は乾き切りカラカラになっていました。

スネイプが殺害した。ダンブルドアをスネイプが殺害した。ハグリッドもにわかには信じられないといった様子で「何を言っちょる?」とか「ダンブルドアがどうしたと?」などと訊いて来ました。ハリーは繰り返し言いました。

死んだんだ。スネイプが殺害した。ハグリッドは声を荒げ「何を言っちょる」と言いました。スネイプがダンブルドアを殺害した。馬鹿な。何でそんな事を言うんだと言ってハグリッドはハリーの言う事を信じようとはしません。

「みんな。何を見ちょるんだ?」

「芝生に横たわっているのはありゃ何だ?」

「ハリー見えるか?塔の真下だが?闇の印の下だ。まさか誰か上から放り投げられたんじゃあ?」

こう言うとハグリッドは黙り込みました。


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アルバス・ダンブルドア「謎のプリンス」後編(27)(36回シリーズ)
ドラコ・マルフォイの説得に成功したと思ったら残念ながら4人の死喰い人が乱入して来てしまいました。しかしマルフォイはすっかり気持ちが挫けてしまったようで何度命じられても手が震え狙いを定める事さえできません。そこに再び扉が開いて入って来たのは?(全3項目)

3-1.乱入!
マルフォイの杖が僅かに下がったように見えてついにダンブルドアの説得に屈したと思われたその瞬間でした。階段を踏み鳴らして駆け上がって来る音がしてマルフォイは屋上に躍り出た4人に押し退けられてしまったのでした。

「ダンブルドアを追い詰めたぞ!ダンブルドアには杖がない。1人だ!よくやった。ドラコよくやった!」

しかしダンブルドアはまるで茶会に客を迎えるかのように「こんばんはアミカス。それにアレクトもお連れくださったようじゃな。ようおいでくだされた」と挨拶をしました。女は怒ったように小さく忍び笑いをすると・・・

「死の床で冗談を言えば助かると思っているのか?」

するとダンブルドアは「冗談とな?いやいや礼儀というものじゃ」とそう答えました。さらに4人の内の1人は子供の時にリーマス・ルーピンを噛んで狼人間にしたというフェンリール・グレイバックでした。この男を見て・・・

「フェンリールじゃな?」

こう言うダンブルドアにグレイバックが「その通りだ。会えてうれしいか?」と訊くとダンブルドアは「いやそうは言えぬのう」と答えたのでした。俺が子供好きだという事を知っているだろうなとグレイバックが言うと・・・

「今では満月を待たずに襲っているという事かな?異常な事じゃ。毎月一度では満足できぬほど人肉が好きになったのか?」

ダンブルドアにこう訊かれてグレイバックが「その通りだ。驚いたかね?怖いかね?」と答えるとダンブルドアは「はてさて多少嫌悪感を覚えるのを隠す事はできまいのう」と答えました。そしてマルフォイにはこう言いました。

「それに確かに驚いたのう。このドラコが友人の住むこの学校によりによって君のような者を招待するとは」

するとマルフォイの返事は?


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アルバス・ダンブルドア「謎のプリンス」後編(26)(36回シリーズ)
この1年の内には色んな事件が起こりました。ケイティ・ベルが呪われたネックレスに触れたりロンが毒入りの蜂蜜酒を飲んで2人とも危うく死にそうになりました。だけど誰が仕組んだのか分らなかっただろう?そう言うマルフォイにダンブルドアは実は判っていたと言うのです。そしてさらには・・・(全3項目)

3-1.実は判っていた
今夜ドラコ・マルフォイは「姿をくらますキャビネット棚」を直す事ができて援軍の死喰い人たちを学校内に入れる事ができた。しかし時には「キャビネット棚を修理できないのでは?」と思い粗雑で軽率な方法を使おうとした。

どう考えてみても他の者の手に渡ってしまうのに呪われたネックレスを送ってみたり飲む可能性はほとんどないのに蜂蜜酒に毒を入れてみたりもした。こう言うダンブルドアにマルフォイはこう言い返してせせら笑ったのでした。

「そうだ。だけどそれでも誰が仕組んだのか分らなかっただろう?」

ところがダンブルドアは「実は判っておった。君に間違いないと思っておった」と答えたのでした。それを聞いてマルフォイが「じゃ何故止めなかった?」と詰め寄るのに対しダンブルドアはこう答えたというわけなんですよね。

「そうしようとしたのじゃよ。スネイプ先生がわしの命を受けて君を見張っておった」

スネイプ先生は自分の命を受けて君を見張っていた。こう言うダンブルドアにマルフォイはあいつは僕の母上に約束したからで校長の命令で動いていたんじゃないと反論しました。しかしダンブルドアもまた決して譲りません。

もちろんスネイプ先生は君にはそう言うだろう。するとマルフォイは「あいつは二重スパイだ。あんたも老いぼれたものだ。あいつは校長のために働いていたんじゃない。あんたがそう思い込んでいただけだ」と言ったのでした。

「その点は意見が違うと認め合わねばならんのう。わしはスネイプ先生を信じておるのじゃ」

君が何と言おうとセブルス・スネイプの事については決して譲らない。しかしそんなダンブルドアにマルフォイは「それじゃあんたには事態が分ってないって事だ!」と反論し2人の主張は真っ向から対立し決して交わりません。

さらにマルフォイはこうも言いました。あいつは僕を助けたいと散々持ちかけて来た。全部自分の手柄にしたかったんだ。だけど僕は「必要の部屋」で何をしているのかはあいつに教えなかった。明日の朝にはもう事は済んでる。

あいつが目を覚ました時には全部終わっていてあいつはもう闇の帝王のお気に入りじゃなくなるんだ。僕に比べればあいつつまりセブルス・スネイブは何者でもなくなる。そんなマルフォイにダンブルドアはこう言ったのでした。

「満足じゃろうな。誰でも一生懸命やった事を褒めて欲しいものじゃ。もちろんのう。しかしそれにしても君には共犯者がいたはずじゃ。ホグズミードの誰かがケイティにこっそりあれを手渡す」

その共犯者とは?


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アルバス・ダンブルドア「謎のプリンス」後編(25)(36回シリーズ)
他には何もせず誰にも話さずセブルス・スネイプをここに連れて来るようにと言われてハリーが螺旋階段の扉に急ぐと誰かが駆け上がって来るのです。ハリーの行く手を阻んだのは?武装解除の術でダンブルドアの杖を奪ったのは誰なのか?それはハリーが1年間疑念を抱き続けていた「あの人物」だったのです。(全3項目)

3-1.そこに現れたのは?
ハリーの行く手を阻み螺旋階段を駆け上がって来たのは?武装解除の術でダンブルドアの杖を奪ったのは?ダンブルドアがハリーに「全身金縛りの術」をかけなくてはならない状況に追い込んだのは一体誰だったのでしょうか?

「こんばんは。ドラコ」

進み出て来たのは昨年の8月以来ハリーがずっと疑いの目を向け続けていたドラコ・マルフォイでした。素早くあたりに目を配り2本目の箒を見つけると「他に誰かいるのか?」と訊いたのでした。その問いにダンブルドアは?

「わしのほうこそ訊きたい。君1人の行動かね?」

ダンブルドアに視線を戻すとマルフォイは「違う。援軍がある。今夜この学校には死喰い人がいるんだ」と答えました。するとダンブルドアはマルフォイが頑張って仕上げた宿題を見ているかのように「ほうほう」と言いました。

「なかなかのものじゃ。君が連中を導き入れる方法を見つけたのかね?」

さらにこう訊くダンブルドアにマルフォイは「そうだ。校長の目と鼻の先なのに気がつかなかったろう!」と言ったのでした。そう答えたマルフォイにダンブルドアは「よい思いつきじゃ」と再び褒めてみせたというわけです。

「しかし失礼ながらその連中は今どこにいるのかね?君の援軍とやらはいないようだが」

こう問うダンブルドアにマルフォイは「そっちの護衛に出くわしたんだ。下で戦ってる。追っ付け来るだろう。僕は先に来たんだ。僕にはやるべき事がある」と答えました。それならば早くその事に取り掛からなければならない。

ダンブルドアはそう言うのです。

その取り掛からなければならない事とは?


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