マダム・マクシーム(2)(4回シリーズ)

ハリーもチラリと考えはしたものの老け薬を飲んだフレッドとジョージがダンブルドアの引いた年齢線に撥ね飛ばされたのを見てすっかり諦めていました。ところが何と4人目の代表選手という当のハリーもびっくり仰天の形で三校対抗試合に引きずり込まれてしまいました。当然2人の校長は黙っていられません。(全3項目)

3-1.4人目の代表選手
こうして10月31日の夜も更けていよいよ三校の代表選手が決まるその時がやって来ました。一同が固唾を飲んで見守る中まず最初に「炎のゴブレット」から名前が出て来たのはダームストラングの代表選手だったというわけです。

「ダームストラングの代表選手はビクトール・クラム」

そしてその次に決まったのがボーバトンの代表選手でした。再び「炎のゴブレット」が赤く燃え上がり2枚目の羊皮紙が飛び出して来ました。ダンブルドアがその羊皮紙を捕らえると名前を読み上げたというわけなんですよね。

「ボーバトンの代表選手はフラー・デラクール!」

ハリーがその女性を見てロンに「あの女(ひと)だ!」と叫びました。前日グリフィンドールのテーブルにやって来てフランス料理のブイヤベースを取りに来た際にハリーにロンとちょっとだけ会話を交わした人だったんですよね。

「まあ見てよ。みんながっかりしてるわ」

残ったボーバトン生を見てハーマイオニーがこう言いました。ハリーは「がっかり」では言い足りないと思いました。選ばれなかった2人の女の子は泣き出して腕に顔を埋めてしゃくり上げていました。最後はホグワーツでした。

ロンにとっては極めて残念な事にホグワーツの代表選手はハッフルパフ生のセドリック・ディゴリーでした。これで三校の代表選手が出揃いました。ところがここで当の本人でさえもびっくり仰天の驚愕の出来事が起きたのです。

「炎のゴブレット」が再び赤く燃え上がり火花が迸りました。空中に炎が伸び上がりその舌先にまたしても羊皮紙を載せています。ダンブルドアはその羊皮紙を捕らえ暫くの間は何も言わずに見つめていましたが読み上げました。

「ハリー・ポッター」

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マダム・マクシーム(1)(4回シリーズ)

先週はダームストラングのカルカロフ校長を取り上げたので今週は「この人」をやらなくてはならないとそう思いました。このマダム・マクシームもまた百年以上ぶりに三大魔法学校対抗試合が復活開催される事に伴い代表団を引き連れてホグワーツにやって来ました。(全3項目)

3-1.やはりこの人も
先週の記事の冒頭でもお伝えしたようにハリーポッター・シリーズでは当の本人が生身で登場する前に名前だけ出て来るというのが毎度お馴染みになっています。このマダム・マクシームもまたその例に漏れないというわけです。

ハリー4年生の夏休みにはイギリスで30年ぶりにクィディッチ・ワールドカップが行われる事になりハリーもウィーズリー夫妻に招待されて「隠れ穴」に滞在し決勝戦のアイルランド対ブルガリア戦を観戦する事になりました。

試合はブルガリアのシーカーのビクトール・クラムがスニッチを取ったもののアイルランドのチェイサーが恐ろしいほどに上手過ぎて大差をつけていたのでアイルランドが「170対160」でブルガリアに勝利して優勝をしました。

ところが決勝戦終了後にヴォルデモートの配下の死喰い人の残党と思われる仮面をつけた集団がキャンプ場のマグルの管理人一家を宙吊りにするという事件が発生してハリーを含めた未成年組は隣接する森に避難をしたのでした。

ところがハリーにロンとハーマイオニーの3人は森の中で1人でいるドラコ・マルフォイと出くわして言い争いをしている内にフレッドにジョージにジニーとはぐれてしまいました。道の少し先で言い争っている外国人がいました。

「ウ エ マダム マクシーム? ヌ ラヴォン ペルデュー」

これは訳すと「マクシーム先生はどこに行ったのかしら?見失ってしまったわ」なんだそうです。ハリーたちが通り過ぎる時に女の子が「オ(ホ)グワーツよ」と言うのがはっきり聞こえました。ハーマイオニーがこう呟きました。

「ボーバトンだわ」

ハリーが「え?」と訊くとハーマイオニーが「きっとボーバトン校の生徒たちだわ。ほらボーバトン魔法アカデミー」と答えてくれました。ハーマイオニーは「ヨーロッパに於ける魔法教育の一考察」を読んで知ったそうです。

つまりマダム・マクシームもイギリスで30年ぶりに行われたクィディッチ・ワールドカップの決勝戦を観戦しに来ていたというわけなんですよね。

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イゴール・カルカロフ(4)(シリーズ最終回)

ダームストラングのカルカロフ校長は魔法省と取引きをして仲間の死喰い人の名前を吐きアズカバンから釈放されたとハリーはシリウスから聞きました。そしてハリーは思ってもみなかった意外な形でその事実を確認する事になりました。それは額の傷痕が痛んで校長室に行った時でした。(全3項目)

3-1.クラムと森へ
「第2の課題」終了時にバグマン氏は「第3の課題」は6月24日に行われる。そして代表選手たちはそのちょうど1ヵ月前に内容を知らされると発表しました。その日となりマクゴナガル先生が「変身術」の授業後にこう告げました。

「ポッター今夜9時にクィディッチ競技場に行きなさい。そこでバグマンさんが第3の課題を代表選手に説明します」

そこでバグマン氏が教えてくれた「第3の課題」の内容はクィディッチ競技場のピッチに迷路を作ってその中心に優勝杯を置き最初に触れた者が優勝するというものでした。単純明快な説明だったので短時間で終了したのでした。

「ちょっと話したいんだけど」

バグマン氏の説明が終わってハリーが帰ろうとしているとビクトール・クラムがこう声をかけて来ました。ハリーは少し驚きましたが「ああいいよ」と答えました。ハリーとクラムは一緒にクィディッチ競技場を後にしました。

するとクラムはダームストラングの船ではなく「禁じられた森」のほうへ歩いて行きました。ハリーが「どうしてこっちのほうに行くんだい?」と訊くとクラムは「盗み聞きされたくない」と答えました。一体どんな話なのか?

「知りたいのだ。君とハーマイオニーの間には何かあるのか」

クラムのこの秘密めいたやり方から何かもっと深刻な事を予想していたハリーは肩透かしを食らう事となりました。睨みつけるクラムにハリーは「何にもないよ」と答えました。しかしハリーがそう言ってもクラムは睨んでいます。

そこでハリーはハーマイオニーは単なる友達で彼女なんかじゃない。それはリータ・スキーターがでっち上げたんだ。そう説明を付け足しました。クラムはハリーに何度も確認をして来ましたが何とか納得をしてくれたのでした。

ところがそこに意外な人物が現れたのです。

それはバーテミウス・クラウチ氏でした。

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イゴール・カルカロフ(3)(4回シリーズ)

カルカロフ校長は死喰い人だった。ハリーは名付け親のシリウスからそう教えられました。そんなカルカロフ校長なんですが理由はハリーには皆目見当がつきませんが何やら心配事があるようです。そして何故かその相談相手がスネイプなんですよね。(全3項目)

3-1.シリウスの忠告
「闇の魔法使いの考えそうな事を考えるのがわしの役目だ。カルカロフ。君なら身に覚えがあるだろうが」マッド・アイ・ムーディはこう言ってカルカロフ校長の顔を真っ赤にさせました。でもハリーは分らなかったんですよね。

何故カルカロフ校長はムーディにこう言われて顔を真っ赤にしなければならないのか?その理由をハリーは様々な形で知る事になるのですが最初にまずカルカロフ校長が元死喰い人だと教えてくれたのがシリウスだったのでした。

代表選手になってしまったハリーは翌朝その事をハーマイオニーに相談しました。するとハーマイオニーは名付け親のシリウスに手紙を書いてハリーが三校対抗試合の代表選手になった事を知らせるべきだと強く進言したのです。

ハリーは有名人だからこの事が「日刊予言者新聞」に載らないわけはない。いずれシリウスは知る事になる。それなら新聞からではなくハリーから知らせるべきとハーマイオニーは言うのです。そこでハリーは知らせたのでした。

2人は「第1の課題」直前の土曜日の真夜中にグリフィンドール寮の談話室の暖炉で会う事になりました。そこでハリーはシリウスにカルカロフ校長は元死喰い人だから注意をするようにとそう警告されたというわけなんですよね。

あいつは逮捕された。アズカバンで一緒だった。しかしあいつは釈放された。シリウスはダンブルドアが今学期「闇祓い」のムーディをホグワーツに置いたのはカルカロフ校長を監視するためだとまでハリーに言ったんですよね。

そもそもカルカロフ校長を逮捕してアズカバンにぶち込んだのはムーディなのだそうです。ハリーが「どうして釈放したの?」と訊くのに対してシリウスからは「魔法省と取引きをしたんだ」という答えが返って来たんですよね。

自分の過ちを認めると言った。そして自分の代わりに随分多くの者をアズカバンに送った。さらに出獄してからは自分の学校に入学した者全員に「闇の魔術」を教えて来た。だからタームストラングの代表選手にも注意しなさい。

シリウスはハリーにこう忠告したのでした。

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イゴール・カルカロフ(2)(4回シリーズ)

ホグワーツ入りして早々にハリー・ポッターとマッド・アイ・ムーディに出会ってしまったカルカロフ校長だったのですが何と翌日にも思わぬ形でこの2人と出くわす事になってしまいました。でもそれはハリーにとっても同じ事で極めて意外だったというわけです。それは?(全3項目)

3-1.思わぬ出来事
ダームストラングにボーバトン両校の代表団がホグワーツ入りした事を受けダンブルドア校長から三校対抗試合の詳細が発表されました。3人の校長に加えバーテミウス・クラウチ氏とルード・バグマン氏も審査員になりました。

そして代表選手を選ぶのは公正なる選者「炎のゴブレット」なのだそうです。代表選手に名乗りを上げたい17才以上の者は羊皮紙に名前と所属校名を書き「炎のゴブレット」に入れる。24時間後に代表選手が決まるんだそうです。

「さてゴブレットはほぼ決定したようじゃ。わしの見込みではあと1分ほどじゃの」

そして丸24時間が経ちダンブルドアがこう言った後に代表選手に決まった者は大広間の一番前に来て教職員テーブルに沿って進み隣の部屋に入れとの指示が出されました。最初に代表選手が決まったのはダームストラングでした。

「ビクトール・クラム」

ロンも「そう来なくっちゃ!」と納得の選出で大広間中が拍手と歓声で湧き立ちました。ビクトール・クラムは立ち上がるとダンブルドアの指示通り教職員テーブルに沿って進みその後ろの扉から隣の部屋へと消えて行きました。

「ブラボー。ビクトール!判っていたぞ。君がこうなるのは!」

すると拍手に負けない大広間にいる全員に聞こえる大きな声でカルカロフ校長がこう言いました。そして次にボーバトンの代表選手がフラー・デラクールにそしてホグワーツの代表選手がセドリック・ディゴリーに決まりました。

ところがでした。三校の代表選手が決まってダンブルドアが締めくくりの挨拶をしているその時でした。再び「炎のゴブレット」が赤く燃え上がりその炎の上にまたしても羊皮紙を載せているのです。そこに書かれていたのは?

「ハリー・ポッター」

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イゴール・カルカロフ(1)(4回シリーズ)

来たる10月30日と云えばハリーが4年生の時に百年以上ぶりに復活開催された三大魔法学校対抗試合が始まった日です。そこでそれに関連してその三校の1つのダームストラングの校長の「この人」を今週は取り上げる事にしました。ハリーがこの人を初めて見たのも対面したのもその10月30日の事でした。(全3項目)

3-1.例によって例の如く
さて!当サイトではもはや使い古されたフレーズなんですがハリーポッター・シリーズでは生身の本人が登場する前に名前がチラリと出て来るというのが毎度お馴染みになっています。しかしこの人の場合は名前は出て来ません。

ハリーたち3人が4年生になるこの年度ホグワーツでは百年以上ぶりに三大魔法学校対抗試合が復活開催される事になりました。しかしハリーたちは新学期初日のホグワーツ特急に乗った時にはその事を知らされていませんでした。

かつてはホグワーツにボーバトンとダームストラングの三校が持ち回りで競技を主催していたのだそうです。しかし夥しい数の死者が出るに至って百年以上も途切れていた。ドラコ・マルフォイは開催する事を事前に知っていた。

そのためホグワーツ特急内でクラッブとゴイルにダームストラングの事を話していたのです。父親のルシウス氏は実は息子つまりドラコをダームストラングに入学させようと考えていた。ここの校長と知り合いだからだそうです。

その理由はホグワーツの校長つまりダンブルドアは明らかに「穢れた血」贔屓だ。ダームストラングではそんなくだらない連中は入学させないんだそうです。でも母親のナルシッサが「遠いから」という理由で反対したそうです。

ルシウス氏が言うにはダームストラングでは「闇の魔術」に関してホグワーツよりずっと気の利いたやり方をしているそうです。ホグワーツのようなケチな防衛術ではなく生徒が実際にそれを習得しているとの事なんだそうです。

「ダームストラングってやっぱり魔法学校なの?」ハリーがこう訊くとハーマイオニーが不満気に「ひどく評判が悪いの」とそう答えてくれました。何でもダームストラングは「闇の魔術」に相当に力を入れているんだそうです。

ハーマイオニーは「ヨーロッパに於ける魔法教育の一考察」という本を読んでその事を知ったのだそうです。このダームストラングの校長がイゴール・カルカロフで10月30日には代表団を引き連れホグワーツにやって来るのです。

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改めてミネルバ・マクゴナガル先生について「賢者の石」編(12)(シリーズ最終回)

魔法界でその名を知らぬ者はいないという有名人のハリー・ポッターはグリフィンドールから一晩に「150点」を失わせる事で学校で一番の嫌われ者になってしまいました。ところが学年度末パーティでダンブルドアが大どんでん返しをやってくれました。そしてグリフィンドールは・・・(全3項目)

3-1.学年度末パーティ
こうして「賢者の石」はヴォルデモートの手に渡る事は阻止され復活する事も阻止する事ができました。そしてその夜ハリーは1人で学年度末パーティに行きました。マダム・ポンフリーが最後に診察すると言い張ったからです。

ハリーが大広間に入って行くと突然その場は静まり返ったかと思うと全員が再び一斉に大声で話し始めました。ハリーはグリフィンドールのテーブルでロンとハーマイオニーの間に座り生徒一同のする事を無視しようとしました。

生徒たちがハリーを見ようと立ち上がるからです。幸いダンブルドア校長がその直後に姿を現わし大広間は静かになりました。ダンブルドアは先程までの騒ぎなど意に介さぬように「また1年が過ぎた!」と朗らかに言いました。

ここでダンブルドアは寮対抗杯の表彰を行うためと言って各寮の得点を発表したのでした。するとスリザリンのテーブルから嵐のような歓声と足を踏み鳴らす音が上がりました。何故なら各寮の得点が以下の通りだったからです。

4位はグリフィンドールで312点
3位はハッフルパフで352点
2位はレイブンクローで426点
1位はスリザリンで472点

ところがここでダンブルドアは「よしよしスリザリン。よくやった」とスリザリンをねぎらいつつ「しかしつい最近の出来事も勘定に入れなくてはなるまいて」と言うのです。これを聞いてスリザリン生の笑いが少し消えました。

そしてダンブルドアは・・・

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改めてミネルバ・マクゴナガル先生について「賢者の石」編(11)(12回シリーズ)

ハリーたち3人は「賢者の石」を守ろうと行動を開始しました。しかしことごとくつぶされてしまい3人ともすごすごと談話室に戻って来る事になってしまいました。こうなったからには僕がスネイプより先に「賢者の石」を手に入れるしかない!ハリーはそう決心したのでした。するとロンとハーマイオニーが・・・(全3項目)

3-1.こうなったからには
「じゃあもう僕が行くしかない。そうだろう?僕は今夜ここを抜け出す。石を何とか手に入れる」守る事がもはやできないのであればスネイプより先に「賢者の石」を自分が手に入れるしか他に手段はないとハリーは言うのです。

それを聞いてロンは「気は確かか!」と言いハーマイオニーも「駄目よ!マクゴナガル先生にもスネイプにも言われたでしょ。退校になっちゃうわ!」と言って反対をしました。しかしそんな2人にハリーはこう言ったのでした。

「だから何だっていうんだ?」

スネイプが「賢者の石」を手に入れたらヴォルデモートが戻って来る。もしそうなったら退校うんぬんの問題ではなくなってしまう。ホグワーツはなくなるか又は闇の魔術の学校になってしまう。退校を恐れている場合じゃない。

ハリーが2人を睨みつけるとハーマイオニーは消え入るような声で「その通りだわ」と言いました。僕は「透明マント」を使う。ハリーがこう言うとロンが「でも3人全員入れるかな?」と言いました。それを聞いてハリーは?

「全員って。君たちも行くつもりかい?」

ハリーがこう訊くとロンは「馬鹿言うなよ。君だけを行かせると思うのかい?」と答えハーマイオニーも「もちろん。そんな事できないわ」と威勢よく言って2人ともハリーと一緒に「賢者の石」を取りに行くと言ったのでした。

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改めてミネルバ・マクゴナガル先生について「賢者の石」編(10)(12回シリーズ)

ハグリッドが見知らぬ誰かに三頭犬のフラッフィーの手なずけ方を教えてしまっていた。ハリーたち3人が「ダンブルドア先生に知らせないと!」と城に戻って来て校長室を探しているとマクゴナガル先生が現れたのでした。ところがそのマクゴナガル先生の口から衝撃の言葉が飛び出して来て・・・(全3項目)

3-1.怪しむマクゴナガル先生
「ダンブルドア先生にお目にかかる?」ハリーとロンにとっては勇敢にもさらには大胆不敵にもハーマイオニーがそんな事を言って来たのでマクゴナガル先生はこんな事を望むのは怪しいとばかりにこう訊き返して来たのでした。

「理由は?」と問われてハリーはぐっと唾を飲み込みました。さあどうしよう?迷った挙句にハリーが「ちょっと秘密なんです」と言うなり言わなきゃ良かったと後悔するハメになりました。先生の鼻の穴が膨らんだからでした。

実はこの時には既にハリーの中ではダンブルドアには打ち明けられてもマクゴナガル先生には打ち明けにくいという感情が芽生えていたんですよね。何故ならハリーはクリスマス休暇中の夜にダンブルドアに会っていたからです。

マクゴナガル先生は150点減点する際に「どんな事情があっても夜に学校を歩き回る権利は一切ない」と断じました。でもダンブルドアは夜にベッドを抜け出して「みぞの鏡」の所に来ていたハリーを咎めなかったんですよね。

さらには「みぞの鏡」に夢中になったハリーの気持ちを理解してくれたのです。ここに来れば父さんや母さんに会える。そんなハリーの心情を判ってくれたのです。ダンブルドアなら突拍子もない事を言っても受け入れてくれる。

その一方で何分にもマクゴナガル先生は杓子定規で融通の利かない性格です。そのために「こんな事を言ったりしたらまた怒り出してしまうのでは?」と打ち明ける内容次第では話す事を躊躇してしまうというわけなんですよね。

ところがハリーがそんな事を思って悶々としているとマクゴナガル先生の口から衝撃の言葉が飛び出して来ました。

それは?

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改めてミネルバ・マクゴナガル先生について「賢者の石」編(9)(12回シリーズ)

一晩に「150点」の減点というマクゴナガル先生が下した非情の裁定のお陰でハリーにネビルとハーマイオニーの3人は村八分状態に陥ってしまいました。そして学期末試験が終わってホッとできるのかとそう思っていたらとんでもない事が判明してしまったんですよね。それはまたしてもハグリッドが・・・(全3項目)

3-1.学期末試験
どんな事情があろうとも夜に学校を歩き回る権利は一切ない。こう言ってマクゴナガル先生はネビルにハリーとハーマイオニーに対し何と1人ずつ「50点」の減点を言い渡しました。そのお陰で3人は村八分状態に陥ったのでした。

ハリーはもはやクィディッチでさえ楽しくはなくなりました。チームのメンバーは誰もハリーに話しかけなくなり話をしなければならない時は名前ではなく「シーカー」と呼びました。ハリーはウッドに退部を申し出たのでした。

「辞める?それが何になる?クィディッチで勝たなければどうやって寮の得点を取り戻せるんだ?」

するとこう言って激しく叱責される有り様でした。ハーマイオニーとネビルも苦しんでいました。ただ2人はハリーのように有名ではないのでまだマシでした。ハリーにとっては試験が近づいている事がせめてもの慰めでした。

試験勉強に没頭する事で少しは惨めさを忘れる事ができました。試験の1週間前には夜中の11時にハグリッドと「禁じられた森」に入るという罰則もありました。ネビルとハリーにハーマイオニーそれにマルフォイも一緒でした。

この罰則でハリーはケンタウルスのフィレンツェと出会い実は森でユニコーンを襲い「賢者の石」を狙っているのがヴォルデモートだと教えて貰ったのでした。ヴォルデモートが今にも扉を破って襲いかかって来るかもしれない。

そんな恐怖と戦いながらハリーは学期末試験に臨まなくてはなりませんでした。マクゴナガル先生の試験はネズミを「嗅ぎたばこ入れ」に変えるという内容でした。美しい箱は点が高くその一方で髭が生えた箱は減点されました。

最後の試験は「魔法史」でした。1週間後に試験の結果が発表されるまでは素晴らしい自由な時間が待っています。ゴーストのビンズ先生が「羽根ペンを置いて答案羊皮紙を巻きなさい」と言った時には誰もが歓声を上げました。

ハリーもその1人だったのですが・・・

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改めてミネルバ・マクゴナガル先生について「賢者の石」編(8)(12回シリーズ)

初戦のスリザリン戦に続いて二戦目の対ハッフルパフもハリーの活躍でグリフィンドールが勝利しマクゴナガル先生がハリーをチームのシーカーに抜擢した策は大当たりという事になりました。しかし「あの」ハリー・ポッターという事でいい事ばかりというわけにはいかないんですよね。(全3項目)

3-1.関係に暗雲?
私は間違っていなかった。マクゴナガル先生は1年生の飛行訓練授業を見に行って良かったと心底そう思ったでしょう。ハリー二戦目の対ハッフルパフは何と5分も経たない内にハリーがスニッチを取って終了してしまいました。

これでグリフィンドールは二戦全勝というわけですよね。ところがそんなハリーの上に暗雲を漂わせたのがハグリッドでした。事もあろうに魔法界では飼育が法律で禁止されているドラゴンを飼うという行動に出てしまいました。

ハグリッドがノーバートと名付けたそのドラゴンは見る見る内に大きくなって行きました。しかも孵る所を見たのはハグリッドにハリーたち3人だけではありませんでした。ドラコ・マルフォイも孵る瞬間を見ていたんですよね。

そこでハリーの発案でルーマニアでドラゴンの仕事をしているロンの兄のチャーリーに預ける事にしました。ロンはノーバートに噛まれて病棟に入院してしまったのでハリーとハーマイオニーが引渡し役を務める事になりました。

本に挟んでおいたチャーリーからの手紙を持ち去ってしまいマルフォイもまたハリーとハーマイオニーが土曜日の真夜中にチャーリーの友人にノーバートを渡す事を知ってしまいました。でもこちら側には「透明マント」がある。

ハリーはクリスマスに父親から預かった物だと「透明マント」を贈られました。なのでマルフォイは当然ハリーが持っている事を知らないのでマントを使えば計画は上手く行くはずというわけです。そしてその通りになりました。

「罰則です!さらにスリザリンから20点の減点!こんな真夜中にうろつくなんて何て事です」

マルフォイは必死にハリーがドラゴンを連れて来るんですと訴えました。しかしマクゴナガル先生は信じようとはしませんでした。2人のやり取りを聞いてハーマイオニーは「歌でも歌いたい気分よ!」と言って喜んだのでした。

ところがだったのです。

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改めてミネルバ・マクゴナガル先生について「賢者の石」編(7)(12回シリーズ)

初めての飛行訓練授業での飛びっぷりをマクゴナガル先生に認められてハリーはグリフィンドール・チームのシーカーに抜擢されました。そして11月となりついにハリーのデビュー戦が行われる事になりました。そこでマクゴナガル先生は何をしていたのかと云うと・・・(全3項目)

3-1.ハリーのデビュー戦
学期が始まって2週目の木曜日に行われた初めての飛行訓練授業でマクゴナガル先生がハリーをグリフィンドール・チームのシーカーに大抜擢してから2ヵ月近い歳月が経っていよいよハリーのデビュー戦という事になりました。

チームの秘密兵器としてハリーの事は一応「極秘」というのがウッドの作戦でした。そのためチームのメンバー以外でハリーが練習をしている所を見た者はいません。しかし何故だかハリーがシーカーという事は漏れていました。

きっと素晴らしいプレーをするだろう。そう期待する人もいる一方でチームのメンバーがマットレスを持ってハリーの下を右往左往するだろう。そうけなす人もいてハリーにとってはどっちもどっちで有り難くはない意見でした。

試合当日の朝ハリーはデビュー戦のプレッシャーで食欲がありませんでした。そんなハリーにハロウィンのトロール退治で友達になったハーマイオニーが「朝食しっかり食べないと」と言って来ました。それに対してハリーは?

ハリーは「何も食べたくないよ」と答えました。するとハーマイオニーは「トーストをちょっとだけでも」と優しく言いました。しかしハリーはといえば「お腹空いてないんだよ」と言いました。気分はもう最悪だったのです。

11時には全生徒がクィディッチ競技場の観客席に詰めかけました。ロンにハーマイオニーはネビルにシェーマス・フィネガンとディーン・トーマスと最上段に陣取り「ポッターを大統領に」と書いた大きな旗を作って掲げました。

スキャバーズがかじってボロボロにして絵の上手いディーンがグリフィンドール寮のシンボルのライオンを描きました。その絵にはハーマイオニーがちょっと複雑な魔法をかけて様々な色に光らせるようになっていたんですよね。

一方マクゴナガル先生は?

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改めてミネルバ・マクゴナガル先生について「賢者の石」編(6)(12回シリーズ)

「2週間も持たずに退学か?」と思ったら何とクィディッチのグリフィンドール・チームのシーカーに抜擢されてしまった。それからさらに1週間後にはマクゴナガル先生の手紙つきの箒が送られて来た。ところが一度ならずも二度までもハリーとロンは教室ではない意外な所でマクゴナガル先生と顔を合わせる事に・・・(全3項目)

3-1.ニンバス2000
ハリーを引き合わされた時オリバー・ウッドは新シーカーのハリーにはふさわしい箒を持たせないといけないとそう言っていました。するとそれから1週間ほど経った朝食の席に6羽のふくろうがハリーの元に箒を持って来ました。

いつものようにふくろうが群れをなして大広間に入って来ました。ところがひときわ生徒たちの関心を集めたのが6羽の大コノハズクが運んで来た細長い包みでした。ハリーも「あの大きな包みは何だろう?」と思ったのでした。

そのためその大きな包みを持ったコノハズクが自分の真ん前に舞い降りて来た時には他ならぬハリー自身が驚いたというわけです。もう1羽が包みの上に手紙を落として行きました。マクゴナガル先生からの手紙だったのでした。

その手紙には中身は新品のニンバス2000という事やハリーが箒を持ったと判ると誰もが欲しがるので気づかれないようにとか今夜の7時にクィディッチ競技場でウッドが待っている。そこで最初の練習をすると書かれていました。

「ニンバス2000だって!僕、触った事さえないよ」

ロンはうらやましそうにこう言いました。マクゴナガル先生の手紙をロンに渡しながらハリーは喜びを隠し切れませんでした。こうしてハリーがグリフィンドール・チームに加わる準備がついにできたというわけなんですよね。

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改めてミネルバ・マクゴナガル先生について「賢者の石」編(5)(12回シリーズ)

こうしてハリーはマクゴナガル先生が寮監を務めるグリフィンドール生になりいかにも「らしい」と言うべき内容の初授業を受ける事となりました。ところがハリーは思ってもみなかった所で顔を合わせる事となりました。そしてそこで待ち受けていた超意外な出来事とは?(全3項目)

3-1.意外な所で
こうしてハリーはマクゴナガル先生が寮監を務めるグリフィンドール生になりました。ところが2人はハリーが思ってもみなかった所で顔を合わせる事となりました。それは初めて行なわれた飛行訓練授業の時だったんですよね。

この授業は2週目の木曜日の午後3時半からスリザリンとの合同で行われました。事はネビルが負傷して医務室に行く事になり教師のマダム・フーチが不在の時に起りました。ハリーは1才の時からマグルの夫婦に育てられている。

だから箒に乗った事がない。そこでここで1つ恥をかかせてやろうとドラコ・マルフォイがハリーをけしかけて来たのです。ハリーがネビルが落として行った「思い出し玉」を返せとマルフォイに言った時の事だったのでした。

マルフォイは箒に乗って飛び上がりハリーに「ここまで取りに来いよ」と言いました。マダム・フーチはネビルを連れて行く際に勝手に箒に乗ったりしたら退学になると暗にそう注意しました。ハーマイオニーがこう叫びました。

「駄目!フーチ先生がおっしゃったでしょう。動いちゃいけないって。私たちみんなが迷惑するのよ」

しかしハリーはこれを無視して箒に跨ると飛び上がりました。ところがハリーは思いのほか箒に乗るのが上手くマルフォイは突き落とされそうになりました。マルフォイは「思い出し玉」を放り投げると地上に戻って行きました。

ハリーはその「思い出し玉」を追って急降下し地上すれすれの所で見事に掴みました。ハリーが着陸すると「ハリー・ポッター!」と名前を呼ぶ声が聞こえて来たかと思うとそれがマクゴナガル先生でした。僕は退学になるんだ。

マクゴナガル先生は「まさかこんな事はホグワーツで一度も」とか「よくもまあそんな大それた事を。首の骨を折ったかもしれないのに」などとハリーに言って来ました。パーバティ・パチルもハリーを懸命に庇ってくれました。

ロンも悪いのは先にけしかけたマルフォイだと言おうとしましたがマクゴナガル先生は「ぐどいですよ」と言うとハリーに「さあ一緒にいらっしゃい」と言って大股に城に向かって歩き出しハリーはそれに従いて行ったのでした。

ところがだったのです。

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改めてミネルバ・マクゴナガル先生について「賢者の石」編(4)(12回シリーズ)

あれから10年の歳月が経ってマクゴナガル先生は11才になってホグワーツに入学して来たハリーと再会する事となりました。そんなハリーが他の1年生と一緒にマクゴナガル先生に引率されて大広間で受けたのが組分けの儀式でした。そしてマクゴナガル先生の授業を初めて受けたのでした。(全3項目)

3-1.10年ぶりの再会
ホグワーツ特急がホグズミード駅に到着し生徒たちがホームに降りると1年生たちはハグリッドに連れられてボートで湖を渡り城に入ります。扉が開いてそこにいたエメラルド色のローブを着た魔女がマクゴナガル先生でした。

マクゴナガル先生はハグリッドに「ご苦労様。ここからは私が預かりましょう」と言い扉を大きく開けました。そこは玄関ホールでマクゴナガル先生は1年生をホールの脇にある小さな空き部屋に連れて行きこう挨拶をしました。

「ホグワーツ入学おめでとう」

そして今後の段取りを説明しました。新入生の歓迎会がまもなく始まりますが大広間の席に着く前に皆さんが入る寮を決めなくてはなりません。寮の組分けはとても大事な儀式です。ここにいる間は寮生が家族のようなものです。

寮は「グリフィンドール」に「ハッフルパフ」と「レイブンクロー」に「スリザリン」の4つがある。それぞれ輝かしい歴史があって偉大な魔女や魔法使いが卒業をしました。皆さんの良い行いは自分の属する寮の得点になる。

反対に規則に違反した時は減点になる。学年末には最高得点の寮に大変名誉のある寮杯が与えられます。どの寮に入るにしろ皆さんが寮にとって誇りとなるよう望むとの事でした。そしてマクゴナガル先生はこう言ったのでした。

「まもなく全校列席の前で組分けの儀式が始まります。待っている間できるだけ身なりを整えておきなさい」

マクゴナガル先生は一瞬ネビルのマントの結び目がズレているのに目をやってロンの鼻の頭が汚れているのに目を止めました。ハリーはそわそわと髪を撫でつけました。マクゴナガル先生はこう言うと部屋を出て行ったのでした。

「学校側の準備ができたら戻って来ますから静かに待っていてください」

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改めてミネルバ・マクゴナガル先生について「賢者の石」編(3)(12回シリーズ)

リリーとジェームズが死んでしまった。ダンブルドアから噂は本当だったと知らされて悲しみに暮れるマクゴナガル先生だったのですがダンブルドアが待ちかねていたハグリッドがようやく到着しました。唯一生き残った一人息子のハリーを連れて来たのです。(全3項目)

3-1.生き残った男の子
ダンブルドアとマクゴナガル先生は毛布の包みの中を覗き込みました。男の赤ん坊がぐっすりと眠っています。漆黒のふさふさとした前髪に額には稲妻のような不思議な形の傷が見えました。マクゴナガル先生はこう囁きました。

「この傷があの」

「そうじゃ。一生残るじゃろう」こう言うダンブルドアにマクゴナガル先生は「何とかしてやれないんですか?」と訊きました。それに対してダンブルドアは「たとえできたとしてもわしは何もせんよ」とそう答えたんですよね。

傷は結構役に立つものなんだそうです。ダンブルドアも左膝の上に1つあって完全なロンドンの地下鉄地図になっているそうです。ここでダンブルドアはハグリッドに連れて来た男の子をこっちに連れて来るようにと言いました。

早く済ませたほうが良いとの事です。ダンブルドアはハリーを腕に抱きプリベット通り4番地のほうに行こうとしました。するとハグリッドがハリーにお別れのキスがしたいと頼んで来ました。ハグリッドがキスをした後でした。

ハグリッドは突如として傷ついた犬のような声で泣き出しました。両親は2人とも死んでしまい小さなハリーはマグルと暮らさなくてはならない。ハリーのあまりに悲いその境遇にハグリッドは泣かずにはいられなかったのです。

そんなハグリッドにマクゴナガル先生は?

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改めてミネルバ・マクゴナガル先生について「賢者の石」編(2)(12回シリーズ)

マクゴナガル先生が猫の姿になってプリベット通り4番地でダンブルドアを待っていたのは「みんながしているあの噂話は本当なのか?」をダンブルドアに訊いて確かめるためでした。それが本当の事と知ってマクゴナガル先生は驚愕しました。それは何故かと云うと・・・(全3項目)

3-1.話はいよいよ核心に
ふくろうが飛ぶのは噂が飛ぶのに比べたら何でもない。みんながどんな噂をしているかご存知ですか?何故ヴォルデモートが消えたのだろうとか何がヴォルデモートにとどめを刺したのだろうとかそんな噂話をみんなはしている。

マクゴナガル先生は鋭い眼差しでダンブルドアを見ました。話がついに核心に触れて来たからです。丸一日プリベッド通り4番地のレンガ塀に座り込みダンブルドアが来るのを待ち続けていたのはこの事を訊くためだったのです。

他の人が何と言おうともダンブルドアの口から聞かない限り絶対信じないというわけです。しかしダンブルドアは何も答えません。みんなが何と噂しているかですが。マクゴナガル先生はこう言ってもう一押ししてみたのでした。

昨夜ヴォルデモートがゴドリックの谷に現れた。ポッター一家が狙いだった。噂ではリリーとジェームズつまりはポッター夫妻の2人が死んだとか。ダンブルドアがうなだれるのを見てマクゴナガル先生は思わず息を呑みました。

リリーとジェームズが。信じられない。信じたくなかった。マクゴナガル先生がこう言うとダンブルドアは手を伸ばしてその肩をそっと叩き沈痛な声で「判る。よーく判るよ」と言いました。マクゴナガル先生の話は続きました。

マクゴナガル先生は声を震わせながら「それだけじゃありませんわ」と言いました。噂では一人息子のハリーを殺害しようとしたとか。でも失敗した。何故なのか?どうなったのか分らないがヴォルデモートの力が打ち砕かれた。

だからヴォルデモートは消えたのだ。そういう噂です。マクゴナガル先生がこう言って話し終えるとダンブルドアは無言で頷きました。それじゃやはり本当なんですか?こう言うとマクゴナガル先生はしばし口ごもったのでした。

あれほどの事をやっておきながら。あんなに沢山の人を殺害したのに。小さな子供を殺害し損ねたというのか?驚異ですわ。よりにもよってヴォルデモートにとどめを刺したのは子供。最後にマクゴナガル先生はこう訊きました。

「それにしても一体全体ハリーはどうやって生き延びたんでしょう?」

この問いにダンブルドアは「想像するしかないじゃろう。本当の事は分らずじまいかもしれん」と答えたのでした。

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改めてミネルバ・マクゴナガル先生について「賢者の石」編(1)(12回シリーズ)

皆さん既にもう忘れているでしょうが今年の一番最初の記事で改めて誕生月に取り上げると言っていたので本日より第1巻「賢者の石」のマクゴナガル先生をやる事にします。猫の姿になってマクゴナガル先生はプリベット通り4番地にやって来ました。その目的とは?(全3項目)

3-1.プリベット通り4番地に
ホグワーツ魔法魔術学校の副校長ミネルバ・マクゴナガル先生は猫の姿になってここプリベット通りにやって来ていました。通りの角に立ち止まって地図を見ていると唯一1人だけがその行為に気づいたというわけなんですよね。

それはバーノン・ダーズリー氏でした。バーノン氏は一瞬我が目を疑いました。馬鹿な。一体何を考えているんだ。光の悪戯に違いない。バーノン氏は瞬きをして猫をもう一度よく見直しました。すると今度は標識を見ていました。

その時マクゴナガル先生は「プリベット通り」と書かれた標識を読んでいました。自分がその目的地に来たのかどうかを確かめていたんでしょうね。自分を見ているのに気づきマクゴナガル先生はバーノン氏を見つめ返しました。

しかしバーノン氏は「猫が地図やら標識を読めるはずがない」と自分にそう言い聞かせると会社に向かいました。でも会社に行く途中でもマントを着た奇妙な服装の人たちが何やら興奮して囁き合っているのを目撃したのでした。

さらにお昼過ぎに外に出ると再びマント集団に会い「ポッターさんたちが」とか「息子のハリーがね」と話していました。そして5時に会社を出て家に帰ろうとするとスミレ色のマントを着た老人に抱き締められてしまいました。

動揺したバーノン氏がやっとの思いで4番地の自宅に戻ると一番に目に入ったのはあの猫つまりマクゴナガル先生です。マクゴナガル先生は庭の石垣の上に座り込んでいました。バーノン氏は大声で「シッシッ!」と言いました。

マクゴナガル先生はじろりとバーノン氏を見ただけで動きませんでした。まさか人間が猫の姿に変身しているとは想像すらできないバーノン氏は「まともな猫がこんな態度を取るのか?」と思ったものの気を取り直したのでした。

そして家に入って行ったのでした。

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