ハリポタ通の館(やかた)
ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。
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ハリーが愛した2人目のそして最後の女性(2)(4回シリーズ)
ジニーはホグワーツに入学する前からハリーの事が好きでした。でも4年生になるとハリーの事を諦めて他の人と付き合うようになりました。しかしチョウ・チャンと別れたハリーの心は徐々にジニーに傾いて行きました。やがてジニーはハリーの夢にも頻繁に現れるようになり・・・(全3項目)

3-1.6年生になって
ハリーの前に立つと一言も話せなくなってしまう。フローリシュ・アンド・ブロッツ書店でジニーはドラコ・マルフォイに向かって「ほっといてよ。ハリーが望んだ事じゃないわ!」と初めてハリーの前で物申す事ができました。

しかしだからといってこれをきっかけにハリーと会話が交わせるようになったというわけではありませんでした。ところがハリー5年生そしてジニーが4年生になるとジニーはハリーと活発に会話を交わせるようになったのでした。

何故ならばハリーの事を諦めて他の人と付き合うようになったからでした。最初はレイブンクロー生のマイケル・コーナーでその次に付き合うようになったのはハリーの同級生でグリフィンドール生のディーン・トーマスでした。

6年生の新学期初日にホグワーツ特急に乗り込んだハリーは汽車が角を曲がってウィーズリー夫妻が見えなくなるまで手を振っていました。ハリーはトランクを引きずって移動をするとジニーの肩を叩いてこう言ったのでした。

「コンパートメントを探しに行かないか?」

友達と話していたジニーはハリーにこう言われて「駄目ハリー。ディーンと落ち合う約束してるからまた後でね」と明るく答えました。ジニーは長い赤毛を背中で揺らしながら立ち去って行きました。その姿を見てハリーは?

ハリーは「ズキン」と奇妙に心が波立つのを感じました。今年の夏休みハリーは僅か2週間でプリベット通り4番地を離れ夏休みの大半を「隠れ穴」で過しました。そのためにジニーが身近にいる事にすっかり慣れてしまいました。

だから学校ではジニーが自分やロンそれにハーマイオニーと常に一緒にいるわけではないという事を忘れていました。でも何故ハリーはジニーがディーン・トーマスと落ち合う約束をしていると言われ心が奇妙に波立ったのか?

それはジニーの事が好きになり始めたからというわけなんですよね。


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ハリーが愛した2人目のそして最後の女性(1)(4回シリーズ)
ハリーは好きになった人の事は男女の性別を問わず徹底的にとことん好きになります。そんなハリーが最初に思いを寄せた女性は先週紹介したチョウ・チャンというわけです。そして2人目にさらには結婚する事になった女性を今週は取り上げる事にしました。それは親友の妹でした。(全3項目)

3-1.ホグワーツ入学前から
とにかくハリーは男女の性別を問わずよくモテる!ハリーは11才の誕生日にダイアゴン横丁で学用品を揃えるために迎えに来たハグリッドに自分は魔法界では超有名人で知らない人など1人もいないとそう聞かされたんですよね。

そして9月1日の新学期初日に初めてホグワーツ特急に乗った際も自分は本当に有名なんだという事を思い知らされる事になりました。フレッドとジョージ・ウィーズリーの2人に呆然と見つめられ赤面する事になったんですよね。

「ねえママ。誰に会ったと思う?今列車の中で会った人だーれだ?」
「駅でそばにいた黒い髪の子覚えてる?あの子はだーれだ?」

母親のウィーズリーおばさんに呼ばれてホームに降りて行ったフレッドとジョージがこう言いました。2人の内のどちらかが「だあれ?」と訊かれて「ハリー・ポッター!」と答えると女の子がこう言うのが聞こえて来ました。

「ねえママ。汽車に乗って見て来てもいい?ねえママお願い」

するとおばさんはジニーに「もうあの子を見たでしょ?動物園じゃないんだからじろじろ見たら可哀想でしょ」とこう言って暗に「そんな事をしてはいけません」と言ったというわけです。でもジニーはハリーの事を見たがった。

ジニーがホグワーツに入学したのはこの翌年の事でした。つまりジニーはホグワーツに入学する以前の面識が全くない時から既にハリーに好意を寄せていたというわけです。ハリーとジニーが顔を合わせたのは翌年の8月でした。

夏休みの後半をハリーが自宅の「隠れ穴」に滞在して過す事になったからというわけなんですよね。


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チョウ・チャンのハリーに対する切ない思い(4)(シリーズ最終回)
仲が良くなったり悪くなったりとハリーとチョウの関係は激しく変化しました。しかし最後の最後にはハリーの気持ちはチョウから離れる事になったというわけです。一方ハリーと別れたチョウは別の人と付き合い始めましたがハリーと目が合うと・・・(全3項目)

3-1.裏切り
ハーマイオニーが場合によっては「三本の箒」にチョウを連れて来るようにと言った用件はリータ・スキーターを呼び出してハリーのインタビュー記事を書かせるためでした。見慣れぬモリフクロウの飼い主はスキーターでした。

ハリーがヴォルデモートの復活を語ったインタビュー記事は「ザ・クィブラー」3月号に掲載されました。チョウもその記事を読んで大感動したようです。発売日の2日後にチョウはハリーを追いかけて来てこう言ったのでした。

「本当に本当にごめんなさい。あのインタビューとっても勇敢だったわね。私泣いちゃった」

何が何だか分らない内にチョウの手がハリーの手の中にあり耳元でチョウがこう囁きました。またもや涙を流したと聞きハリーは申し訳ない気持ちになりましたが再び口を利いて貰えるようになってうれしいとも思ったのでした。

もっとうれしい事にチョウは立ち去る前にハリーの頬にキスをしました。しかしそんな2人の良好な関係は長くは続きませんでした。ついに「ダンブルドア軍団」の活動がアンブリッジに知られる所となってしまったのでした。

ハリーに「必要の部屋」の存在を教えてくれた屋敷しもべ妖精のドビーが知らせてくれました。捕まって校長室に連れて来られたのはハリーだけでした。そしてアンブリッジに密告したのはマリエッタ・エッジコムだったのです。

マリエッタをダンブルドア軍団に入れたのはチョウでした。しかしメンバーが名前を署名した羊皮紙にハーマイオニーが呪いをかけておいたのでマリエッタはそのショックで口を利く事ができなくなり最悪の事態は免れました。

他のメンバーの名前は言わなかったのです。マリエッタの顔には頬から鼻を横切って膿んだ紫色の出来物が広がり「密告者」と文字を描いていました。ハリーはハーマイオニーの呪いをかける能力に誇らしさを感じたのでした。

さらにダンブルドアがハリーの身代わりになって校長職を投げ出してまでしてハリーの退学の危機を救ってくれました。しかし当然の如く「ダンブルドア軍団」は活動の継続が不可能となってしまったというわけなんですよね。


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チョウ・チャンのハリーに対する切ない思い(3)(4回シリーズ)
ハーマイオニーが発足させた「闇の魔術に対する防衛術」の自習グループは「ダンブルドア軍団」と名付けられ活動を開始しました。そしてそれはクリスマス休暇前に最後に行なわれた練習の時でした。チョウがハリーに迫って来たのです。そして2人はバレンタインデーに・・・(全3項目)

3-1.2人だけになって
こうしてハーマイオニーが発起人でハリーが教師役に指名された「闇の魔術に対する防衛術」の自習グループは「必要の部屋」という練習場所が見つかり「ダンブルドア軍団」と命名され活動を開始したというわけなんですよね。

そしてそれはクリスマス休暇前に最後に行なわれた練習の時でした。いつものように部屋を出て行く時にほとんどのメンバーがハリーに向かって「メリー・クリスマス」と挨拶をしていきました。チョウにも是非言って貰いたい。

ロンとハーマイオニーが部屋を出た時チョウがまだいたのでハリーはそう思い部屋に残りました。ところがチョウが友達のマリエッタに「先に帰って」と言うのが聞こえました。心臓が喉仏の所まで上がったような気がしました。

ハリーは積み上げたクッションをまっすぐにしているふりをしました。間違いなくチョウと2人だけになったと意識しながらハリーはチョウが声をかけて来るのを待ちました。しかし聞こえたのは大きくしゃくり上げる声でした。

ハリーが振り向くとチョウは部屋の真ん中で頬を涙に濡らして立っていました。チョウはただそこに立ち尽くしてさめざめと泣くばかりでした。それを見てハリーは「どうして?」と言いかけた言葉を途中で辞めてしまいました。

どうしていいのか分らなかったからです。ハリーは恐る恐る「どうしたの?」と訊きました。するとチョウは涙声で色々習ったから思ったの。もしかして彼がこういう事をみんな知っていたら死なずに済んだだろうと言うのです。

チョウにこう言われて喉仏の所にあった心臓は元の位置を通り過ぎてお腹まで急降下しました。そうだったのか。チョウはセドリックの話がしたかったのか。そこでハリーはチョウに重い声でこう言ったというわけなんですよね。

「セドリックはみんな知っていたよ。とても上手だった。そうじゃなきゃあの迷路の中心まで辿り着けなかっただろう」

ハリーは最後にヴォルデモートが本気で殺害すると決めたら誰も逃げられはしないとチョウに言いました。チョウは「ヴォルデモート」の名前を聞くとヒクッと喉を鳴らしました。でもたじろぎもせずハリーを見つめていました。

そしてこの後に待ち受けていたのは?


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チョウ・チャンのハリーに対する切ない思い(2)(4回シリーズ)
クリスマス・ダンスパーティに一緒に行こうと誘ったもののハリーがぐずぐずしていたためチョウはセドリック・ディゴリーに取られてしまいました。しかし何とそのセドリックが死んでしまいました。ところがチョウは新学期初日のホグワーツ特急内を皮切りにして・・・(全3項目)

3-1.チョウのほうから
こうしてせっかく両思いだったというのにハリーがぐずぐずしている内にチョウはセドリック・ディゴリーに取られてしまいました。ところが何とそのセドリックがヴォルデモートに殺害されてしまったというわけなんですよね。

結果としてハリーがそうなるように導いてしまいました。2人が優勝杯を譲り合っている内に「ホグワーツの優勝に変わりない」とハリーが言って2人同時に優勝杯を握りその優勝杯が「移動キー」になっていたというわけです。

2人はヴォルデモートの元に連れて行かれセドリックはハリーの目の前で死んで行きました。自分はチョウに恨まれても不思議ではない。ハリーがそう思っていたら驚く事にチョウは意外な行動に打って出て来たというわけです。

まず最初は新学期初日のホグワーツ特急内でした。コンパートメントの扉が開いたかと思うとそこにハリーに向かって笑いかけていたのはチョウでした。何とチョウのほうからハリーに会いに来てくれたというわけなんですよね。

さらにその翌日にもチョウは「こんにちはハリー!」と声をかけて来ました。しかもチョウは1人でした。昨日の記事でも紹介したようにチョウはどこに行く時も例えばトイレへ行く時でさえも決して1人ではありませんでした。

そのためハリーはチョウに「2人だけで話せる?」と言わなくてはなりませんでしたよね。ハリーは「やあ」と言葉を返しながら顔が火照るのを感じました。ところがここでロンが口を挟んで邪魔立てをしてしまったんですよね。

「それトルネードーズのバッジ?ファンじゃないだろう?」

ロンはチョウのローブの胸に留めてある金の頭文字「T」が2つ並んだ紋章の空色のバッジを指差し唐突にこう訊きました。するとチョウは「ファンよ」と答えました。するとロンは非難がましい声の調子でさらにこう訊きました。

「ずっとファンだった?それとも選手権に勝つようになってから?」

ロンのこの問いにチョウは「6才の時からファンよ」と冷やかに答えました。そしてハリーに「それじゃまたね」と言うと行ってしまいました。それを見てハーマイオニーは「気の利かない人ね」とロンを責めたというわけです。

さらにハリーは週末の土曜日にも思わぬ所でチョウと出くわす事になったんですよね。それはふくろう小屋でした。


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チョウ・チャンのハリーに対する切ない思い(1)(4回シリーズ)
さて!好きになった人の事はとことん好きになるのがハリーとシリウスの共通した性格という事で今週はそんなハリーが最初に好きになった「この人」を取り上げてみる事にしました。ハリーがこのチョウ・チャンと初めて会ったのはこれも初対戦のクィディッチのレイブンクロー戦の時でした。(全3項目)

3-1.出会い
ハリーはホグワーツに入学して2週目の木曜日に行なわれた初めての飛行訓練授業でマクゴナガル先生に見出されてグリフィンドール・チームのシーカーに抜擢されました。それ以来ハリーは寮の代表チームのメンバーでした。

しかし1年生の時は何故か対レイブンクロー戦は学期末試験終了後に行われハリーは意識不明で病棟のベッドに横たわっていたので欠場という事になってしまいました。何でもグリフィンドールは大敗北を期したんだそうです。

翌年は例のマグル生まれの生徒が次々と襲われて石にされる「秘密の部屋」事件の余波でクィディッチはシーズン途中で中止になってグリフィンドール対レイブンクロー戦は行なわれずハリーは出場の機会に恵まれませんでした。

そんな事だったのでハリーが対レイブンクロー戦に初出場したのは3年生の時という事になりました。ピッチに出るとレイブンクロー・チームはブルーのユニフォームを着て既にもうピッチの真ん中で待ち受けていたのでした。

シーカーのチョウ・チャンが唯一の女性でした。ハリーより頭1つ小柄な人でした。ハリーは緊張していたのにチョウ・チャンがとても可愛い事に気づかないわけにはいきませんでした。キャプテンを先頭に選手が並んだ時です。

チョウ・チャンがハリーに向かって笑いかけて来ました。その途端ハリーの胃のあたりが微かに震えました。これは試合による緊張とは無関係だとハリーは思いました。つまりこの瞬間ハリーはチョウ・チャンを見初めたのです。

この日はハリーがクリスマスに貰ったファイアボルトのデビュー戦でもありました。しかしチョウも負けてはいません。すぐ後ろについてたびたびハリーの進路を塞ぐように横切り方向を変えさせました。確かに飛行の名手です。

でもやはりファイアボルトには勝てませんでした。結局この試合はハリーがスニッチを取ってグリフィンドールが「230対50」で勝利を収めたというわけなんですよね。


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シリウスのハリーに対する熱い思い(4)(シリーズ最終回)
ヴォルデモートが復活した夜シリウスは医務室まで犬の姿で付き添ってくれました。しかし騎士団の昔の仲間にヴォルデモートの復活を伝えるため出発をしなくてはならなくなりました。そんなシリウスとハリーが再会をしたのは不死鳥の騎士団の本部ででした。実はそこは・・・(全3項目)

3-1.不死鳥の騎士団本部に入った夜に
こうしてヴォルデモートが復活した日の夜ハリーに付き添ってくれていたシリウスだったのですが不死鳥の騎士団の昔の仲間にヴォルデモートが復活した事を伝えるためにシリウスは出発をしなくてはならなくなったんですよね。

そんなシリウスとハリーが再会をしたのはハリーがロンドンのグリモールド・プレイス12番地にある不死鳥の騎士団の本部に入った日の事です。会議が終わって夕食という事になりハリーが厨房に向かっているその時の事でした。

「やあハリー。どうやら私の母親に会ったようだね」

ホールにあったのがシリウスの母親の肖像画だと聞かされハリーがシリウスに「お母さんの肖像画がどうしてここにあるの?」と訊くとシリウスはこう答えここ12番地はシリウスの両親の家だったとハリーは知る事になりました。

「誰も君に話していないのか?ここは私の両親の家だった。しかし私がブラック家の最後の生き残りとなった。だから今は私の家だ。私がダンブルドアに本部として提供した。私にはそれぐらいしか役に立つ事がないんでね」

シリウスはハリーが期待していたような温かい歓迎をしてくれませんでしたがシリウスの言い方が何故か苦渋に満ちている事に気づきました。そしてそれは夕食も終わって会話も一段落した時でした。シリウスはハリーに・・・

「いいか君には驚いたよ。ここに着いた時。君は真っ先にヴォルデモートの事を訊くだろうと思っていたんだが」

ウィーズリーおばさんが欠伸をしながら「もうお休みの時間ね」と言うとシリウスが「いやモリーまだだ」と言ったかと思うとハリーのほうを向いてこう言いました。それまではくつろいでいた雰囲気が一気に激変したのでした。

「訊いたよ!ロンとハーマイオニーに訊いた。でも2人が言ったんだ。僕たちは騎士団に入れて貰えないから。だから」

すると大論争が始まったのでした。


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シリウスのハリーに対する熱い思い(3)(4回シリーズ)
ヴォルデモートは復活しハリーは死喰い人以外では唯一の目撃者になりました。そんなハリーはシリウスと校長室で顔を合わせる事となりました。そしてシリウスは極めて厳しい試練を乗り越えて来たハリーの気持ちを本人に代わって言ってくれたのでした。それを聞いてハリーは?(全3項目)

3-1.校長室に
何故夏休み中にハリーの額の傷痕に痛みが走ったのか?何故ハリーは三大魔法学校対抗試合のそれも4人目の代表選手になったのか?そのいずれもまたヴォルデモートが肉体を取り戻して復活するための予兆だったんですよね。

ピーター・ペティグリューことワームテールはヴォルデモートを復活させるため隠れているとの噂があるアルバニアの森に向かいました。ところがその途中でバーサ・ジョーキンズという魔法省の職員に見つかってしまいました。

しかしワームテールはその最大の危機を乗り越えたばかりか有用な情報をヴォルデモートに与える事となりました。この魔女から今年度ホグワーツに於いて三大魔法学校対抗試合が百年以上ぶりに開催される事を聞き出しました。

さらにはバーテミウス・クラウチ・ジュニアというおそらくは最も忠実な死喰い人が父親によって自宅に幽閉されている事も聞き出しました。そのクラウチ・ジュニアがポリジュース薬でマッド・アイ・ムーディになったのです。

夏休み中にハリーの額の傷痕が痛んだのはヴォルデモートがフランク・ブライスというマグルの男を「死の呪文」で殺害したからでした。その後にヴォルデモートはクラウチ・ジュニアをホグワーツに送り込んだというわけです。

そしてハリーを代表選手にするために公正なる選者「炎のゴブレット」に「錯乱の呪文」をかけハリーの名前を4校目の代表選手として入れました。そしてハリーが優勝するよう取り計らい優勝杯を「移動キー」にしたのでした。

ハリーが必要だったのは体を再生させる際に敵の血がいるためでした。ワームテールは別の魔法使いの血でもいいのではと言いましたがヴォルデモートは前より強力になって蘇るためにはハリーでなければならないと言いました。

ハリーは命からがら何とかホグワーツに戻って来る事ができました。そして真相の全てを知った後ダンブルドアに連れられて校長室にやって来ました。そこでハリーを待ち受けていたのがシリウスだったというわけなんですよね。

「ハリー大丈夫か?私の思った通りだ。こんな事になるのではないかと思っていた。一体何があった?」

ダンブルドアが扉を開けて校長室に入って行くとシリウスが一気に部屋を横切ってやって来てこう言いました。そしてハリーを介助して机の前の椅子に座らせました。ハリーを介助する時のシリウスの手は震えていたのでした。

「一体何があったのだ?」

こう訊くシリウスにダンブルドアは?


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シリウスのハリーに対する熱い思い(2)(4回シリーズ)
3年生の学期末に「叫びの屋敷」で会って誤解が解け一転してハリーにとってシリウスはかけがえのない存在になりました。そして夏休みにハリーが出した手紙を読んでシリウスは帰国すると言って来ました。もし捕まって再びアズカバンに逆戻りになったらとハリーは心配したのですが・・・(全3項目)

3-1.シリウスに手紙を
仰向けに横たわったままハリーはまるで疾走して来た後のように荒い息をしていました。生々しい夢で目が覚めて今しがた白熱した針金を押しつけられたかのように額の稲妻形の傷痕に痛みが走ったからというわけなんですよね。

学校に戻るまでにまだ2週間ありました。ハリーは誕生祝いカードに目を止めるとロンとハーマイオニーに「傷痕が痛んだ」と手紙を書いたら何と言って来るだろうと想像を巡らせました。そしてもう1人はダンブルドアでした。

ハリーは自分でそうだと認めるのは恥ずかしかったのですが本当は父親や母親のような人が欲しいと思いました。大人の魔法使いで「こんな馬鹿な事を」と思わずに相談できるか心配してくれる誰かが欲しいとそう思いました。

するとふっと答えが思い浮かびました。こんな簡単で明白な事を思いつくのにこんなにも時間がかかるなんてとハリーは思いました。シリウスだ。何故最初からシリウスを思い浮かべなかったんだろうとハリーはそう思いました。

それはほんの2ヵ月前まではシリウスは自分の両親ポッター夫妻を裏切り「秘密の守人」になってヴォルデモートに2人の居場所を教えた人物さらには1人の魔法使いもろとも12人のマグルを殺害した殺人鬼だったと思っていた。

ところがシリウスは無実でした。実際にハリーの両親を裏切り「秘密の守人」になってヴォルデモートに2人の居場所を教えたのはシリウスに殺害されたと思われていたピーター・ペティグリューだったというわけなんですよね。

プリベット通り4番地に戻ってからハリーはシリウスの手紙を2通受け取りました。その手紙はベッド下の床板の緩くなった所に隠してあります。2通とも元気そうで必要な時にはいつでも連絡するようにと念押しされていました。

そこでハリーは額の傷痕が痛んだ事を手紙に書いてヘドウィグに持たせたというわけなんですよね。


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シリウスのハリーに対する熱い思い(1)(4回シリーズ)
年が明けてふと気づいたらセブルス・スネイプにドローレス・アンブリッジとスリザリン出身の登場人物が続いたので今週はグリフィンドール出身のシリウスを取り上げてみる事にしました。魔法界の監獄アズカバンを脱獄したシリウスは世間ではハリーの命を狙っていると言われていましたが・・・(全3項目)

3-1.あいつはホグワーツにいる
ヴォルデモートが1才3ヵ月のハリーを襲って忽然と姿を消してから10年あまりに渡り魔法界は平和でした。ところがヴォルデモートの腹心シリウス・ブラックが魔法界の監獄アズカバンを脱獄した事でその平和に漣が立ちました。

ハリーは13才の誕生日にテレビのニュースでその事を知りました。そのためシリウス・ブラックが魔法使いと知った時は驚愕しました。さらにハリーは夏休み最終日にシリウス・ブラックが自分の命を狙っている事を知りました。

「あいつはホグワーツにいる。あいつはホグワーツにいる」

シリウス・ブラックがこう寝言を言っている。アズカバンの看守が魔法大臣コーネリウス・ファッジにそう報告したんだそうです。シリウス・ブラックはハリーの死を願っている。そのためにアズカバンを脱獄したのだそうです。

でもそれは誤りでした。シリウスが寝言でホグワーツにいると言っていたのはピーター・ペティグリューという魔法使いでした。ロンのペットのネズミのスキャバーズとしてホグワーツに身を置いていたというわけなんですよね。

シリウスとハリーのお父さんジェームズ・ポッターそれにピーター・ペティグリューの3人は未登録の「動物もどき」でした。しかしその事を知っていたのはシリウスとハリーのお父さんにリーマス・ルーピンの3人だけでした。

しかしハリーのお父さんは既にこの世の人ではありません。さらにリーマス・ルーピンもピーター・ペティグリューはシリウスに殺害されたとそう思っていて生きている事を知りません。つまりはシリウス1人だけなんですよね。

ピーター・ペティグリューが未登録の「動物もどき」でしかもまだ生きているという事を知っているのはシリウス1人だけというわけです。シリウスはピーター・ペティグリューを亡き者にするためアズカバンを脱獄したのです。


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私の好きなシーン~ドローレス・アンブリッジの場合(4)(シリーズ最終回)
ザ・クィブラー3月号の件ではハーマイオニーにしてやられてしまったアンブリッジだったのですが何と学期末にも再びハーマイオニーに翻弄される事となってしまいました。ハーマイオニーがとっさに考えた策略で城の外に出て来たアンブリッジに襲いかかって来たのは?(全3項目)

3-1.まんまと騙されて
考え方や行動パターンがあまりにも単純明快で判りやす過ぎる。そんな有り様なのでアンブリッジは学期末にも再びハーマイオニーにそこをつけ込まれてしまいまたも翻弄されてしまう。そんな結果になってしまったんですよね。

ハリーがふくろう試験の最終日に行なわれた「魔法史」の最中に眠り込んで何とシリウスがヴォルデモートに捕まって何故か魔法省の神秘部で拷問を受けているという夢を見てしまいロンとハーマイオニーにこう訴えたのでした。

「シリウスがヴォルデモートに捕まった」

しかしハーマイオニーはハリーを魔法省の神秘部に行かせるためのヴォルデモートの罠かもしれない。だからグリモールド・プレイス12番地にシリウスがいるのかどうかを確かめなくてはならないとハリーを必死で説得しました。

そこで唯一監視されていないアンブリッジの部屋の暖炉を再び使う事にしたのですがアンブリッジも当然対策を施していました。そのためハリーたち3人は手伝って貰ったルーナにジニーと共に捕まってしまったというわけです。

アンブリッジはハリーに暖炉で行った先を自白させるためにスネイプを呼んで真実薬をもう1瓶欲しいとそう言ったのでした。ところがスネイプは真実薬の在庫はもう既になく新たに調合するのには1ヵ月を要すると言うのです。

アンブリッジは「磔の呪いなら舌も緩むでしょう」と言い出しました。ハーマイオニーは悲鳴を上げアンブリッジに「それは違法です」と訴えました。でもアンブリッジは意に介さずハリーに「磔の呪い」をかけようとしました。

ハーマイオニーはハリーに「磔の呪い」をかけさせてなるものかと一芝居打って出ました。泣いたふりをしてハリーが連絡を取ろうとしたのはダンブルドアでとても大切な事を知らせたかったんですと真っ赤な嘘をつきました。

「なるほど?何を知らせたかったの?」

こう言いながらアンブリッジは急に興奮が蘇った様子でした。こうしてハーマイオニーは言葉巧みにアンブリッジを城から連れ出したというわけです。ハーマイオニーはアンブリッジを「禁じられた森」に連れて行ったのでした。

一緒に行ったハリーが見たものとは?


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私の好きなシーン~ドローレス・アンブリッジの場合(3)(4回シリーズ)
ハリーはホグズミードのパブ「三本の箒」に行ってテーブルを囲んでいる3人を見て思わず「君たち何するつもりだい?」と訊いてしまいました。とてつもない組み合わせの3人だったからです。その理由はハーマイオニーが「ハリーに真実を語る機会を作ってあげたい」と思ったからでした。(全3項目)

3-1.超ミスマッチな3人
そんなわけでハリーにハーマイオニーとアンブリッジは最初の授業からいきなり意見が激しく衝突する事態となりました。そんなアンブリッジを激怒させつつもハリーが楽しく観察する機会をハーマイオニーが作ってくれました。

「君たち何するつもりだい?」

2月14日のバレンタインデーにハリーがホグズミードのパブ「三本の箒」に行くと何とハーマイオニーにルーナ・ラブグッドとリータ・スキーターという飲み仲間として到底考えられない3人がテーブルを囲んでいたんですよね。

そのためハリーは思わず3人に「何するつもりだい?」と訊いたというわけです。するとスキーターが「ミス優等生がそれをちょうど話そうとしていた所に君が到着したわけよ」とハリーの問いに答えたというわけなんですよね。

ぶち抜き大見出しは「ポッター告発す」小見出しは「ハリー・ポッター身近に潜伏する死喰い人の名前をすっぱ抜く」そしてハリーの大きな顔写真の下にこう書く。こんな記事が書きたいとばかりにスキーターはこう言いました。

「例のあの人に襲われながらも生き残った心病める十代の少年ハリー・ポッター(15)は昨日魔法界の地位も名誉もある人物たちを死喰い人であると告発し世間を激怒させた」

こう言う時のスキーターの顔は恍惚とした表情でした。しかし険悪な目つきでハーマイオニーを見ると「でも駄目だわね。ミス優等生のお嬢さんがそんな記事はお望みじゃないざんしょ?」とこう言ったというわけなんですよね。

ところが何とハーマイオニーが「実はミス優等生のお嬢さんはまさにそれをお望みなの」と言うではありませんか。そのためにスキーターもハリーも驚いて目を丸くしてハーマイオニーを見ました。しかもそれだけではありません。

そのハリーのインタビュー記事を掲載するのが「ザ・クィブラー」だとハーマイオニーは言うのです。新学期初日にホグワーツ特急でハーマイオニーがクズだと酷評した雑誌です。したがってここにルーナがいるというわけです。

そしてその発売日がやって来ると・・・


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私の好きなシーン~ドローレス・アンブリッジの場合(2)(4回シリーズ)
ドローレス・アンブリッジが「闇の魔術に対する防衛術」の教職に就いた事でハリーとの関係は裁判官と被告人から教師と生徒という事になりました。そしてその初授業はアンブリッジにとっては自分の意に背く波乱の幕開けという事になってしまったのでした。(全3項目)

3-1.初授業
こうしてドローレス・アンブリッジとハリーの関係はウィゼンガモットの裁判官と被告人からホグワーツの教師と生徒になりました。ハリーを含めたグリフィンドールの5年生が教室に入って行くとアンブリッジはもういました。

生徒は静かに「闇の魔術に対する防衛術」の教室に入りました。アンブリッジ先生はまだ未知数でした。この先生がどのくらい厳しいのかが分らないので生徒は様子見というわけです。生徒が座るとまずは挨拶から始まりました。

アンブリッジが「さあこんにちは!」と挨拶をすると何人かが「こんにちは」とボソボソ挨拶を返しました。するとアンブリッジは気に入らないと言いたげに「チッチッ」と舌を鳴らすと生徒たちにこう言ったというわけです。

「それではいけませんね。皆さんどうぞこんな風に。こんにちはアンブリッジ先生。もう一度行きますよ。はいこんにちは皆さん!」

すると生徒たちは一斉に「こんにちはアンブリッジ先生」と唱えました。それを聞いてアンブリッジは「そうそう難しくないでしょう?」と言いました。ところがその後に言ったアンブリッジの言葉が問題だったというわけです。

「杖をしまって羽根ペンを出してくださいね」

これを聞いて大勢の生徒が暗い目を見交わしました。杖をしまった後の授業が面白かった事がなかったからです。アンブリッジはハンドバッグから異常に短い自分の杖を取り出しました。そしてその杖で黒板を強く叩きました。

闇の魔術に対する防衛術
基本に返れ


するとたちまち黒板にこう文字が現れました。アンブリッジが言うにはこの科目の授業はかなり乱れてバラバラだった。先生が頻繁に変わった上にその先生方の多くが魔法省の指導要領に従っていなかった。しかしご安心なさい。

こうした問題がこれからは是正されるんだそうです。今年は慎重に構築した理論中心の魔法省指導要領通りの防衛術を学んで行くのだそうです。いかにもお役所の上級次官というお偉いさんが言いそうな文言という感じですよね。

1.防衛術の基礎となる原理を理解すること
2.防衛術が合法的に行使される状況認識を学習すること
3.防衛術の行使を実践的な枠組みに当て嵌めること


この3項目がアンブリッジが言う所のこの科目に於ける「授業の目的」との事なんだそうです。要はアンブリッジが今年度の教科書に指定したウィルバート・スリンクハード著の「防衛術の理論」を読めという事なんですよね。


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私の好きなシーン~ドローレス・アンブリッジの場合(1)(4回シリーズ)
今週はドローレス・アンブリッジの登場シーンで私が気に入っている4つの場面を紹介してみる事にしました。ハリーがアンブリッジと初めて会ったのは魔法省で懲戒尋問を受けた時でした。その第一印象はハリーにとってはむしろ衝撃的と言えるものでした。(全3項目)

3-1.ファッジの右隣
4年生の学期末にヴォルデモートの復活を見届け夏休みにプリベット通り4番地に帰って来たハリーは日々苛立ちを募らせていました。それと言うのも「日刊予言者新聞」に全くヴォルデモート復活の記事が載らなかったからです。

ところがそんな事など吹き飛ぶ出来事が起きてしまったのでした。4番地近くのマグノリア・クレセント通りとウィステリア・ウォークを結ぶ狭い路地に何と吸魂鬼が現れました。そしてハリーとダドリーに襲いかかったのです。

実はハリーには不死鳥の騎士団の誰かが交替で密かに護衛についていました。ところがこの時に限っては当番だったマンダンガス・フレッチャーが任務を放り出してその場にいませんでした。最悪のタイミングだったんですよね。

そのためハリーは自分で守護霊を創って吸魂鬼を追い払わなくてはなりませんでした。魔法省からはハリーはホグワーツを退校処分になるとの公式警告状が一旦届きました。しかしすぐにそれを取り消すという手紙が届きました。

その代わりに8月12日に懲戒尋問が行なわれ公式決定はその日に下されるとの事でした。ハリーはそれから3日後にプリベット通り4番地からロンドンのグリモールド・プレイス12番地の不死鳥の騎士団の本部に移動したのでした。

そして魔法省に勤めるアーサー氏が付き添ってハリーは初めて魔法省に足を踏み入れました。アーサー氏も外来者用の入口を使うのは初めてでした。ところがこの日も予想外の出来事が起きてアーサー氏は慌てる事となりました。

その日の朝に手紙が届いて懲戒尋問が行なわれる法廷が変更され開始時間が3時間繰り上がったのです。ハリーが入ったのは地下にある10号法廷でした。ハリーが入って行くとおよそ50人もの赤紫のローブを着た人々がいました。

胸の左側に複雑な銀の飾り文字で「W」の印がついています。厳しい表情をしている者もいれば率直に好奇心を露わにしている者もいました。全員がハリーを見下ろしています。そしてその中央の最前列に問題の人物がいました。

ハリーの目の前でヴォルデモートの復活を真っ向から否定した魔法大臣コーネリウス・ファッジです。そしてそのファッジの右隣にいたのがハリーにとっては初対面になるドローレス・アンブリッジその人だったというわけです。


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セブルス・スネイプ語録集「不死鳥の騎士団」編(16)(シリーズ最終回)
ヴォルデモートは予言の全容を知る事ができませんでしたが予言はダンブルドアに告げられていたのでハリーは知る事ができました。しかしハリーはロンとハーマイオニーにすら予言の事を打ち明けていませんでした。そしてハリーがハグリッドに会おうと玄関ホールに下りて来ると・・・(全3項目)

3-1.予言の内容を知って
こうしてヴォルデモートは13年間の沈黙を余儀なくされた予言の全容を知る事はできませんでした。一方ハリーのほうはシビル・トレローニーによって成されたこの予言がダンブルドアに告げられていたので聞く事ができました。

その予言によれば7月の末に闇の帝王つまりヴォルデモートの力を打ち破る赤ん坊が生まれて来る。そしてヴォルデモートはその者を自分に比肩する者として印すだろう。それがハリーの額に刻まれた稲妻形の傷というわけです。

さらに予言によればハリーはヴォルデモートの知らぬ力を持つのだそうです。一方が他方の手にかかって死ななければならない。つまりは最後にハリーとヴォルデモートは互いの命を賭けた戦いをする運命にあるというわけです。

そしてその翌日ハリーは病棟にいました。ロンとハーマイオニーが魔法省に於ける死喰い人たちとの戦いで入院していたからです。さらにその場には肩を並べて戦ったネビルにジニーとルーナの3人も一緒にいたというわけです。

「僕に言わせりゃあの科目自体が無駄だよ」ロンが「占い学」の事をこう言うとハーマイオニーが「どうしてそんな事が言える?本物の予言が存在するって判ったばかりじゃない?」とこう言葉を返したというわけなんですよね。

ハーマイオニーはどうやら本物の予言が存在すると知ってトレローニー先生に対する認識を新たにしたようです。そしてそんなハーマイオニーの言葉を聞いてハリーは思わず心臓の鼓動の高鳴りを感じたというわけなんですよね。

それと言うのもハリーはロンとハーマイオニーにすら予言の事を話していなかったのです。自分が死ぬのか?あるいはヴォルデモートが死ぬのか?それ以外に道はないという事をもし話したらみんなはどんな顔をするのだろう?

ハリーはまだその顔を見るだけの気持ちの余裕がありませんでした。だから誰にも打ち明けていなかったというわけです。そのためにハリーは唐突に立ち上がってロンから「どこに行くの?」と言われてしまったというわけです。


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セブルス・スネイプ語録集「不死鳥の騎士団」編(15)(16回シリーズ)
ハリーはとてつもない自責の念に駆られていました。考えまい。しかし考えてしまう。逃れようがない。シリウスが死んだのは自分のせいだ。そんな恐ろしい罪悪感から逃れるためにハリーがしたのはスネイプを責め立てる事だったんですよね。それは残忍な喜びでした。(全3項目)

3-1.事が済んで校長室へ
「そこまで飛ばしたのか?」と言われそうですが全ての事が済みハリーは校長室に戻って来ました。シリウスが死んでしまったのは自分のせいだ。ハリーはとてつもない自責の念に駆られながら校長室に1人佇んでいたのでした。

考えまい。しかし考えてしまう。逃れようがない。ハリーがふくろう試験の「魔法史」の試験中に見た夢は現実に起きた事ではありませんでした。ヴォルデモートがハリーを魔法省の神秘部に来させるために仕掛けた策略でした。

魔法省の神秘部には予言を封印したガラス球が置いてあり97列目にハリーとヴォルデモートに関する予言を封印したガラス球が置いてありました。それがヴォルデモートが欲しがっていた「武器」だったというわけなんですよね。

しかしそのガラス球は封印した予言に関わる者つまりハリーとヴォルデモートしか手にする事ができません。そこでヴォルデモートはハリーに取らせて配下の死喰い人にそのガラス球を奪わせ手に入れようとしたというわけです。

ところがその目論見は上手く行きませんでした。奪い合いのどさくさに紛れてネビルがそのガラス球を足で蹴って破壊してしまい誰も予言を聞けはしませんでした。けれどもそれは実はダンブルドアの計画通りだったんですよね。

予言を聞けなかったヴォルデモートは激高しハリーを殺害しようと魔法省に姿を現わしました。しかしその前に立ち塞がったのがダンブルドアでした。2人が戦っている間に多数の魔法省の職員が駆けつけたというわけですよね。

大勢の魔法省の職員が目撃してヴォルデモートの復活はようやく公になりました。目撃者の中には魔法大臣コーネリウス・ファッジもいました。こうしてハリーとダンブルドアが主張していた事が真実だとやっと証明されました。

ハリーとダンブルドアは名誉と信用を回復しました。でもその一方でハリーは名付け親のシリウスというかけがえのない存在を失ってしまったのでした。シリウスを殺害したのはベラトリックス・レストレンジだったんですよね。


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