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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

ウィーズリーおばさんから手紙が届きハリーをクィディッチ・ワールドカップに連れて行きたいとの申し入れがあった事を受けて居間でバーノン叔父さんとハリーの交渉が始まりました。話は終始ハリーのペースで進みハリーが最後に切り札を出して・・・(全3項目)

3-1.ウィーズリーおばさんの手紙を眺め回しながら
叔父さんはこの人に会った事がある。自分の友達のロンのお母さんで学校から学期末に汽車で帰って来た時に迎えに出てた人だ。ハリーにこう説明されてバーノン叔父さんはひどく不愉快なものを思い出すように顔を歪めました。

「ずんぐりした女か?赤毛の子供がウジャウジャの?」

そしてこう訊いて来ました。ハリーは眉を潜めました。自分の息子を棚に上げ叔父さんがおばさんの事を「ずんぐり」と呼んだのであんまりだと思ったのです。ダドリーは3才の時から今か今かと恐れていた事をついに実現した。

そのため今では縦より横幅のほうが大きくなっています。叔父さんはもう一度手紙を眺め回していました。そして声を潜め吐き出すように「クィディッチ」と言うとハリーに向かって「このくだらんものは何だ?」と訊きました。

知りもしないものを「くだらんもの」と叔父さんが言うのでハリーはまた苛立ちました。そこでハリーは「スポーツです」と手短に答えた後に「競技は箒に」と説明しようとしましたが叔父さんはもういいと声を張り上げました。

叔父さんが微かにうろたえたのを見てハリーは少し満足しました。我が家の居間で「箒」などという言葉を聞くなんて事は叔父さんには我慢できないようなのです。叔父さんはそれから逃げるようにまたも手紙を眺め回しました。

叔父さんの唇の動きをハリーは「普通の方法で私どもにお送りいただくのがよろしいかと」と読み取りました。叔父さんはしかめっ面をしたかと思うと吐き棄てるようにこう訊いて来ました。その言葉はハリーの読み通りでした。

「どういう意味だ。この普通の方法っていうのは?」


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突然バーノン叔父さんに呼びつけられてハリーは台所の隣にある居間に入りました。何やら今にもハリーを逮捕しそうな剣幕で「それで」と言って来るので何事が起きたのかと思ったら届いた郵便が問題だった。それで叔父さんは苛立っていたというわけなんですよね。その手紙の主は?(全3項目)

3-1.突然居間に呼びつけられて
突然わけも分らず呼びつけられた挙句に今にも逮捕しそうな剣幕で二度も「それで」とバーノン叔父さんが言うのでハリーは「それで何だっていうんだ?」と言えたらどんなにかいいだろうとそう思わずにはいられませんでした。

しかしこんな朝早くから叔父さんの虫の居所を試すのは良くないとハリーは思いました。それでなくとも欠食状態で相当苛立っているからというわけです。そこでハリーはおとなしく驚いた風をするだけで我慢する事にしました。

「こいつが今届いた」

叔父さんはハリーの鼻先で紫色の紙切れを振りながらこう言いました。さらに「お前に関する手紙だ」と言うのでハリーはますますこんがらがりました。一体誰が自分についての手紙を叔父さん宛に送ったのだろうと思いました。

郵便配達を使って手紙をよこすような知り合いがいたかな?ハリーが何故そう思ったのかと云えばダドリー軍団のお陰でハリーは郵便配達を使って手紙をくれるような友人も知り合いの心当たりも全くなかったからなんですよね。

ハリーがそう考えていると叔父さんはハリーを睨んだかと思うと手紙を見下ろし読み上げました。それは何とウィーズリーおばさんからの手紙でハリーをクィディッチ・ワールドカップに招待するという内容の手紙だったのです。

手紙の冒頭には「親愛なるダーズリー様、御奥様」と書かれてあり自分たちはまだ面識がございませんがハリーから息子のロンの事は色々お聞き及びでございましょうと書かれていました。それから文面は本題に入っていました。

ハリーがお話ししたかと思いますがクィディッチ・ワールドカップの決勝戦が次の月曜日の夜に行なわれます。夫のアーサー氏が魔法省の「魔法ゲーム・スポーツ部」に伝があり大変良い席を手に入れる事ができたんだそうです。

この後ウィーズリーおばさんが持ちかけた話とは?


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ハリーはシリウスへの手紙を書き終えると朝食を取るために台所に下りて来ました。その日の朝食は何とグレープフルーツがたったの4分の1でした。何故なのかと云うとそれはダドリーがスメルティングズ校から持ち帰って来た通信簿のせいだったんですよね。それは養護の先生が・・・(全3項目)

3-1.ハリーが台所に入って来ても
ハリーが台所に下りて来た時にはダーズリー一家はもうテーブルに着いていました。ハリーが入って来ても座っても誰も見向きすらしません。バーノン叔父さんの巨大な赤ら顔は新聞「デイリー・メール」の陰に隠れていました。

一方ペチュニア叔母さんは唇をきっちり結んでグレープフルーツを4つに切り分けている所でした。ダドリーは怒って機嫌が悪く何だかいつもより余計に空間を占領しているようで「これは只事ではない」という雰囲気でした。

何しろ普段だって四角いテーブルの一辺をダドリー1人で丸々占領しているのです。そこに叔母さんがおろおろ声で「さあ可愛いダドちゃん」と言いつつグレープフルーツの4分1を砂糖もかけずにダドリーの皿に取り分けました。

ダドリーは母親を怖い顔で睨みつけました。夏休みで学校から通信簿を持って家に帰って来た時からダドリーの生活は一変して最悪の状態になっていました。決して成績が悪かったから罰を受けているというわけではありません。

叔父さんも叔母さんもダドリーの成績が悪い事に関してはいつものように都合の良い言い訳で納得していました。叔母さんはダドリーの才能の豊かさを先生が理解していないと言い張りました。一体いかなる才能なんでしょう?

叔父さんのほうはガリ勉の女々しい男の子なんか息子に持ちたくないと主張しました。いじめをしているという叱責も2人は難なくやり過ごしました。叔母さんはダドリーは元気がいいだけでハエ1匹殺害できないと涙ぐみました。

ところが通信簿の最後に短くしかも適切な言葉で書かれていた養護の先生の報告だけにはさすがの叔父さん叔母さんもグウの音も出ませんでした。叔母さんはダドリーが骨太なだけで体重も子犬が太っているのと同じという事だ。

だから育ち盛りの男の子はたっぷり食べ物が必要だと泣き叫びました。しかしどう喚いてみても学校にはもはやダドリーに合うようなサイズのニッカーポッカーの制服がないのは確かでした。養護の先生には見えていたのでした。

それは残念ながら叔母さんの目には見えていなかったというわけなんですよね。


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これもこの時期に毎年恒例という事になっています。本日はまず記事の構成の都合上で背景説明から入ります。ある日ハリーは額の稲妻形の傷痕に激しい痛みが走って目が覚めました。誰に相談したらいいのだろうと脳裏に浮かんだのは当初はハーマイオニーにダンブルドア校長とロンなどでしたが・・・(全3項目)

3-1.額の傷痕が痛んで目が覚め
生々しい夢で目が覚めハリーはまるで走っていたかのように荒い息をしていました。そして両手を強く顔に押しつけていました。その指の下で額の稲妻形の傷が今しがた白熱した針金を当てられたかのように痛んでいたのでした。

ベッドに起き上がりメガネをかけるとハリーはもう一度指で傷痕をなぞりました。まだ疼いています。枕元の明かりを点けベッドから這い出し部屋の奥にある洋箪笥を開けるとハリーは扉裏の鏡を覗き込んで自分の顔を見ました。

鏡に映る稲妻形の傷痕をじっくり見ましたがいつもと変わりありません。しかし傷はまだ刺すように痛かったのでした。それからハリーは見ていた夢を思い出そうとしました。すると暗い部屋がぼんやりと思い出されたのでした。

暖炉マットには蛇がいた。3人の人物が登場して来た。1人目はピーター・ペティグリューことワームテール。そして2人目はヴォルデモート。3人目の老人は知らない人物でした。その老人が床に倒れるのをハリーは見たのでした。

あの老人は一体誰だったのだろう?何だか全てが混乱している。何故知らない人が自分の夢に出て来たのか?それが分らないというわけです。ハリーは顔から手を離して目を開けると自分の部屋をじっと見回したというわけです。

それは何か普通ではないものを見つけようとしているかのようでした。ハリーは落ち着かない気持ちのままベッドに戻って座るともう一度傷痕を指でなぞりました。ハリーは別に額の傷痕の痛みが気になったわけではありません。

何故傷痕が痛んで落ち着かない気持ちになっているのか?それが気になるのは前回傷が痛んだ原因がヴォルデモートが近くにいたからなのです。しかしヴォルデモートが今ここプリベット通りに潜んでいるだなんて馬鹿げている。


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母親のウィーズリーおばさんの希望通りに魔法省に就職したパーシーは「国際魔法協力部」という部署に配属されました。そこの部長でパーシーの最初の上司になったのがバーテミウス・クラウチ氏でした。パーシーはその人に惚れ込み崇拝すらしていたのですが・・・(全3項目)

3-1.パーシー・ウィーズリーの上司
パーシー・ウィーズリーは母親のウィーズリーおばさんの希望通りに魔法省に就職して「国際魔法協力部」という部署に配属されました。そこの部長がバーテミウス・クラウチ氏でパーシーの最初の上司というわけなんですよね。

とにもかくにもパーシーはそのクラウチ氏に対しては半端ないほどの惚れ込みようで口を開けば頻繁に「クラウチ氏によれば」とか「クラウチさんに僕が申し上げたように」とか「クチウチ氏の意見では」とその名前が登場する。

ロンに至っては「きっとこの2人近い内に婚約発表するぜ」と言わしめるほどの崇拝ぶりなんだそうです。そんなクラウチ氏とハリーは翌日にクィディッチ・ワールドカップの競技場に隣接するキャンプ場で初対面したのでした。

クラウチ氏はしゃきっと背筋を伸ばし非の打ち所のない背広にネクタイ姿の初老の魔法使いでした。短い銀髪の分け目は不自然なまでにまっすぐで歯ブラシ状の口髭はまるで定規を当てて刈り込んだかのようでまさに完璧でした。

一目見てハリーはパーシーが何故このクラウチ氏を崇拝しているのかが判りました。パーシーは規則を厳密に守る事が大切だと固く信じています。おそらくパーシーのその思いはハーマイオニー以上に強いと考えられるでしょう。

クラウチ氏はマグルの服装に関する規則を完璧に守っていました。銀行の頭取だと言っても通用しただろう。バーノン叔父さんでさえこのクラウチ氏の正体が魔法使いだと見破るのは難しいだろうとハリーはそう思ったのでした。

「クラウチさん!よろしければお茶はいかがですか?」とパーシーが言うとクラウチ氏は「ああ」と返事をして少し驚いた様子でパーシーを見ると「いただこう。ありがとう。ウェーザビー君」と言葉を返して来たんですよね。

しかしそのお茶を飲みもせず「お茶をごちそうさまウェーザビー君」と言ってパーシーに押し付けるようにして返してしまいました。そう安々と出されたお茶も飲まないし簡単に「パーシー」と呼ばないというわけなんですよね。

バーテミウス・クラウチ氏はそれぐらい部下に対しても厳しい上司というわけなんですよね。


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こうしてハリーはクィディッチ・ワールドカップの決勝戦を観戦できる事になりましたがそこでは屋敷しもべ妖精のウィンキーという新たな出会いがありました。そしてその出会いをきっかけにハーマイオニーは屋敷しもべ妖精は不当に扱われていると思うようになりました。そこで・・・(全3項目)

3-1.ホグワーツにも
こうしてハリーはアーサー氏にフレッドとジョージにロンが迎えに来てプリベット通り4番地から「隠れ穴」に移動し翌朝の夜明け前に出発すると「移動キー」でワールドカップの競技場に隣接するキャンプ場にやって来ました。

ハリーたちの席は何と貴賓席で一番高い最上階でした。ハリーたち一行が一番乗りではなくハリーが後ろを振り返ると先客がいました。ハリーは半信半疑で「ドビー?」と呼びかけました。先客は屋敷しもべ妖精だったのでした。

その屋敷しもべ妖精は名前はウィンキーで女性でした。だからドビーではありませんでした。ところが驚く事にはドビーを知っていると言うのです。ウィンキーはドビーはいつもハリーの事を噂しているとそう教えてくれました。

ところがでした。ハリーが「ドビーはどうしてる?自由になって元気にやってる?」と訊くとウィンキーは決して失礼を申し上げるつもりはないがハリーがドビーを自由にしたのはドビーのためになったかどうか自信が持てない。

ウィンキーはそう言うのです。ハリーが「どうして?ドビーに何かあったの?」と訊くと何とドビーは身分不相応の高望みをしている。それはドビーは給料を欲しがっているので勤め口が見つからないとウィンキーは言いました。

ところがだったのです。新学期初日にハーマイオニーはグリフィンドール塔付きのゴースト「ほとんど首なしニック」の口からホグワーツにも百人以上の屋敷しもべ妖精がいると聞かされそれはそれはひどく驚く事になりました。

1人も見た事がない。こう言うハーマイオニーにニックは日中は滅多に厨房を離れる事はない。夜になると出て来て掃除をしたりする。存在を気づかれないのはいい屋敷しもべ妖精の証拠だとそう言ったというわけなんですよね。

「でも給料は貰ってるわよね?お休みも貰ってるわね?それに病欠とか年金とか色々も?」

ハーマイオニーがこう言うとニックは大笑いしました。あんまり高笑いしたので薄い皮1枚で辛うじて繋がっている首が落ちてぶら下がってしまいました。首を肩の上に戻して固定をするとニックはその問いにこう答えました。

「病欠に年金?屋敷しもべは病欠や年金を望んでいません!」


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日曜日の午後5時にウィーズリー一家がハリーを迎えに来るという事でダーズリー一家の緊張と苛立ちは極限に達していました。ところがハリーが魔法省から車を借りて来ると思っていたらウィーズリー一家は極めて意外な方法でプリベット通り4番地にやって来たのでした。その方法とは?(全3項目)

3-1.ウィーズリー一家の来訪を告げると
こうして今回ハリーはウィーズリー夫妻の正式な招待を受けてクィディッチ・ワールドカップの決勝戦を観戦するために「隠れ穴」に行く事になりました。交渉を終えハリーが自分の部屋に戻るとそこには豆ふくろうがいました。

先学期末にシリウスがスキャバーズの代わりとしてロンに贈ったピッグウィジョンで持って来たロンの手紙にはダーズリー一家が何と言おうがハリーを迎えに行くと書かれてありハリーはバーノン叔父さんにその事を告げました。

「きちんとした身なりで来るように言ってやったろうな。連中に。お前の仲間の服装をわしは見た事がある。まともな服を着て来るぐらいの礼儀は持ち合わせたほうがいいぞ。それだけだ」

ウィーズリー一家が日曜日の午後5時に迎えに来るとハリーが告げると叔父さんは間違いなく度肝を抜かれました。そしてすぐさま歯を剥き出しこう怒鳴りました。叔父さんの物言いを聞きハリーはちらりと不吉な予感がしました。

それと言うのもウィーズリー夫妻はよれよれの度合いこそ違えいつも長いローブを着ていて叔父さんが言う所の「まともな格好」をしていたのを見た事がなかったからです。隣近所が何と言おうとハリーは気になりませんでした。

ただもしウィーズリー一家がダーズリー一家が持つ魔法使いの最悪のイメージそのものの姿で現れたらダーズリー一家がどんなに失礼な態度を取るのかと心配でした。その日プリベット通り4番地の空気は極度な緊張状態でした。

魔法使い一行が午後5時に我が家にやって来るという事でダーズリー一家の緊張と苛立ちは極限に達していました。叔父さんは一張羅の背広を着込んでいました。他人が見たらこれは歓迎の気持ちの表れだと思うかもしれません。

しかしハリーは開心術で叔父さんの意図を見抜きました。叔父さんは威風堂々又は威嚇的に見えるようにしたかったのです。一方ダドリーは何故か縮んだように見えましたが恐怖のせいでした。先回ダドリーは被害に遭いました。

ハグリッドに魔法をかけられ尻に尻尾が生えてしまいダーズリー夫妻はロンドンの私立病院で尻尾を取って貰うのに高いお金を払いました。そのためダドリーは敵に同じ的を見せまいと尻を頻繁に撫でつつ蟹歩きをしていました。

昼食の間はほとんど沈黙が続きました。ペチュニア叔母さんは何にも食べません。腕を組み唇を固く結びハリーに向かって散々投げつけたい悪口雑言を我慢するかのように舌をうごめかしていました。叔父さんがこう吼えました。

「当然車で来るんだろうな」

ハリーは叔父さんにこう言われて初めて「ウィーズリー一家は一体どうやって迎えに来るんだろう?」と思いました。持っていた中古のフォード・アングリアは2年生の時ハリーとロンが学校に乗って行き行方不明になりました。

ところがウィーズリー一家はハリーが思ってもみなかった極めて意外な方法でハリーを迎えに来たんですよね。


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これもこの時期に毎年恒例という事になっています。この夏休みイギリスでは30年ぶりにクィディッチ・ワールドカップが開催される事になりハリーは「隠れ穴」に行く許可を貰うためバーノン叔父さんと交渉する事になりました。その場でもやはりハリーは・・・(全3項目)

3-1.シリウスのお陰で
先頃の3年生の学期末にはハリーはあの輝かしい1時間の間だけついにダーズリー一家と別れる事ができると思いました。シリウスが汚名を払拭できたら一緒に暮らそうと言ってくれたからです。しかしその夢は叶いませんでした。

シリウスの無実を証明するピーター・ペティグリューが逃げハリーたちは百体もの吸魂鬼に襲われました。ハーマイオニーが持っていた逆転時計で3時間先から戻ったハリー自身が助けたもののシリウスは捕まってしまいました。

そんなシリウスをハリーとハーマイオニーはヒッポグリフのバックビークに乗らせて逃亡させました。シリウスは逃げなければ吸魂鬼に魂を吸い取られ生きた屍になる所でした。だからシリウスは逃げるしかなかったんですよね。

それ以来ずっとシリウスは逃亡生活を続けています。ペティグリューさえ逃がさなかったらシリウスと暮らせたという思いが夏休みに入ってからハリーの頭を離れずプリベット通り4番地に戻って来るのは2倍も辛かったのでした。

一緒には暮らせませんがシリウスはハリーの役に立っていました。全ての学用品を自分の部屋に持ち込む事ができたのもシリウスのお陰です。あの危険な殺人犯がハリーの名付け親と判るとダーズリー一家の態度が一変しました。

シリウスは実は無実で実際に12人のマグルを殺害したのはペティグリューなのですがハリーはダーズリー一家にそれを告げるのを忘れる事にしました。そんなシリウスからは夏休みに入ってから2通の手紙が届けられたのでした。

シリウスは手紙が途中で他人の手に渡る事も考えられるので居場所を明かしませんでした。元気で暮らして欲しいとハリーは願いました。2通とも元気そうでシリウスの手紙はベッド下の床板の緩くなった所に隠してありました。

そんなシリウスの存在はハリーがあの交渉事をバーノン叔父さんとする際にも大いに役に立ったというわけなんですよね。(笑)


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魔法大臣コーネリウス・ファッジはダンブルドアが怖い?ハリーは当初その理由が分りませんでした。しかしそれこそが大問題なのだそうです。ところが説明が佳境に迫った所でウィーズリーおばさんが「もう沢山!」と言って説明は打ち切りという事になってしまいました。(全3項目)

3-1.ファッジはダンブルドアが怖い?
でもどうしてファッジはそんなに間抜けなんだ。こう言った後にハリーがダンブルドアの名前を出すとアーサー氏が苦笑いを浮かべながらハリーはまさに問題の核心を突いた。そしてそれはダンブルドアだとそう言ったのでした。

それを受けてトンクスが「ファッジはダンブルドアが怖いのよ」と悲しそうに言いました。ハリーは「ダンブルドアが怖い?」と訊きながら到底納得ができませんでした。ハリーのこの問いにはアーサー氏がこう答えたのでした。

「ダンブルドアが企てている事が怖いんだよ。ファッジはダンブルドアがファッジの失脚を企んでいると思っている。ダンブルドアが魔法省乗っ取りを狙っているとね」

これに対してハリーは「でもダンブルドアはそんなこと望んで」と言いましたがアーサー氏がその後の言葉を引き継いで「いないよ。もちろん」と完結させたその後にダンブルドアとファッジの関係について説明したんですよね。

ダンブルドアは一度も大臣職を望まなかった。ミリセント・バグノールドが引退した時にはダンブルドアを大臣にと願った者が大勢いたにも関わらずダンブルドアは魔法大臣にはならなかった。その代わりにファッジが就任した。

しかしダンブルドアが決してその地位を望まなかったのにも関わらずいかに人望が厚かったのかをファッジが完全に忘れたわけではない。アーサー氏がこう説明した事を受けて今度はルーピンがハリーにこう説明したのでした。

「心の奥でファッジはダンブルドアが自分より賢くずっと強力な魔法使いだと知っている。就任当初はしょっちゅうダンブルドアの援助と助言を求めていた」

それが引き続きルーピンが言うにはファッジは権力の味を覚え自信をつけて来たのだそうです。魔法大臣である事に執着し自分が賢いと信じ込もうとしている。そしてダンブルドアは単に騒動を引き起こそうとしていると考えた。

「一体どうしてそんな事を考えられるんだ?ダンブルドアが全てをでっち上げてるなんて。僕がでっち上げてるなんて?」

ハリーは腹を立てながらこう訊きました。


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シリウスの「ハリーにちゃんと説明すべきだ!」という意見にアーサー氏とルーピンが賛成し他に異論を挟む者も出なかったのでウィーズリーおばさんも負けを認めハリーに不死鳥の騎士団の活動内容を含めた現在の状況を説明する事になりました。説明の主役はやはりシリウスでした。(全3項目)

3-1.ようやく結論が出て
「このテーブルに着いている者でハリーの事を気遣っているのは君だけじゃない」ウィーズリーおばさんにこう厳しく言った後ルーピンは暗に「ハリーを子供扱いするべきじゃない」という意味を滲ませてこう言ったんですよね。

「ハリーもこの事で意見を言うのを許されるべきだろう。もう自分で判断できる年齢だ」

これを聞いてハリーは「僕知りたい。何が起こっているのか」と即座に答えました。こう言いながらハリーはおばさんのほうを見ませんでした。おばさんが自分を息子同然だと言ってくれた事に胸を打たれているのは事実でした。

しかしその一方でおばさんに子供扱いされる事に我慢できなかったのも確かな事でした。それはシリウスの言う通りだ。自分は子供じゃない。自分の意見が却下された事を受けておばさんは次の行動に打って出たというわけです。

それはジニーにロンとハーマイオニーそれにフレッドとジョージの5人にすぐさま厨房から出て行くように命じる事でした。たちまちどよめきが上がりフレッドとジョージが同時に「俺たち成人だ!」と喚いたというわけです。

ロンも「ハリーがよくてどうして僕は駄目なんだ!」と叫びました。ジニーも鼻声で母親に「あたしも聞きたい!」と訴えました。しかしおばさんは目をらんらんと光らせて「駄目!」と叫ぶと立ち上がり続けてこう言いました。

「絶対に許しません」

でもそんなおばさんに夫のアーサー氏が「フレッドとジョージを止める事はできないよ」と疲れたように言いました。何故なら2人とも確かに成人だからだとの事でした。それにおばさんは「まだ学生だわ」と言葉を返しました。

「しかし法律ではもう大人だ」アーサー氏は再び疲れた声でこう言いました。おばさんは真っ赤な顔で「しかたないでしょう」と言うとフレッドとジョージが残る事は認めました。でもロンはやはり駄目だとそう言ったのでした。

「どうせハリーが僕とハーマイオニーにみんなの言う事を全部教えてくれるよ!」

ロンは熱くなってこう言いました。そしてハリーの目を見ながら「そうだよね?ね?」と不安げに言いました。ハリーは一瞬「一言も教えてやらない」と言ってやろうかと思いました。何も知らされないのはどういう気持ちか?

「味わってみればいい」と言おうかと思いました。しかしそんな意地悪な衝動は互いの目が合った時に消え去りハリーは「もちろんさ」と答えました。ハリーのこの返事を聞いてロンもハーマイオニーも笑顔を見せたのでした。

結局出て行くのはジニーだけになりました。


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シリウスが「ヴォルデモート」の名前を口にしたので部屋の雰囲気が瞬時に激変しました。その後はハリーに不死鳥の騎士団の活動状況を説明すべきか否かでシリウスとウィーズリーおばさんが激しく言い争う事となりました。そして大論争の末に出された結論とは?(全3項目)

3-1.シリウスが!
デザートのルバーブ・クランブルにカスタード・クリームをかけて3回もお代わりした後ハリーはジーンズのベルトが気持ち悪いほどきつく感じました。これは只事ではありませんでした。そのジーンズが問題だったんですよね。

それは何とダドリーのお下がりジーンズだったんですよね。ハリーがスプーンを置く頃には会話もだいたい一段落していました。アーサー氏は満ち足りてくつろいだ様子で椅子に寄りかかりトンクスは大欠伸をしていたのでした。

例の余興も終わって鼻は元通りになっていました。ジニーはクルックシャンクスを食器棚の下から誘い出し床にあぐらをかいてバタービールのコルク栓を転がして追わせてウィーズリーおばさんは欠伸をしながらこう言いました。

「もうお休みの時間ね」

すると空になった自分の皿を押し退けシリウスが「いや。モリーまだだ」と言うとハリーのほうを向いてこう言いました。シリウスのこの一言で部屋の雰囲気が激変しハリーはまるで吸魂鬼が現れた時のようだとそう思いました。

「いいか君には驚いたよ。ここに着いた時。君は真っ先にヴォルデモートの事を訊くだろうと思っていたんだが」

一瞬前は眠たげでくつろいでいました。今や警戒し張り詰めています。シリウスが「ヴォルデモート」の名前を口にしたのでテーブル全体に戦慄が走りちょうどワインを飲もうとしていたルーピンは緊張した面持ちになりました。

そしてゆっくりとゴブレットを下に置きました。ハリーは憤慨して「訊いたよ!ロンとハーマイオニーに訊いた。でも2人が言ったんだ。僕たちは騎士団に入れて貰えないから。だから」と言うとおばさんがこう反論をしました。

「2人の言う通りよ。あなたたちはまだ若過ぎるわ」

おばさんは背筋を思いっ切り伸ばして椅子に掛けていました。肘掛けに置いた両手を固く握り締めて眠気など一欠けらも残ってはいません。3人は若過ぎるからそれは当然だ。こう言うおばさんにシリウスはこう言ったのでした。

「騎士団に入っていなければ質問してはいけないといつからそう決まったんだ?ハリーはあのマグルの家に1ヵ月も閉じ込められていた。何が起こったのかを知る権利がある」

これが激しい大論争の始まりでした。


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ハリーにシリウスとマンダンガスの3人はテーブルに残り夕食が出来上がるのを待っていました。そしてようやく夕食という事になったのですがハリーはシリウスから「何故マンダンガスは騎士団に入ったのか?」の理由を聞く事になったのでした。(全3項目)

3-1.食事ができたと思ったら
「大掃除は進んでいるかなんて奴に訊かれて」シリウスがこう言うのを受けてハリーが「大掃除って?」と訊くとシリウスは「ここを人間が住むのにふさわしい場所にしている」と答え手を振るようにして厨房全体を指しました。

ここにはシリウスの親愛なる母上が死んでからは10年間誰も住んではいないそうです。棲んでいたのは屋敷しもべ妖精のクリーチャーだけなんだそうですがクリーチャーはひねくれていて何年も全く掃除していないんだそうです。

するとここで唐突にマンダンガスがハリーとシリウスの話に割って入って来ました。2人の会話を全く聞いていなかったのです。マンダンガスは手に持ったゴブレットをしげしげと眺めながらシリウスに向かってこう訊きました。

「こりゃ純銀かね。おい?」

シリウスはいまいましげにゴブレットを調べながら「そうだ。15世紀に小鬼が鍛えた最高級の銀だ。ブラック家の家紋が型押ししてある」とそう答えました。するとマンダンガスは袖口でコブレットを磨きながらこう呟きました。

「どっこいそいつは消せるはずだ」

そして今度はウィーズリーおばさんが「フレッド。ジョージ。おやめっ普通に運びなさい!」と言ったその後に悲鳴を上げました。ハリーにシリウスとマンダンガスは振り返り間髪入れずに3人ともテーブルから飛び退きました。

フレッドとジョージがシチューの大鍋にバタービールの大きな鉄製の広口ジャーと重い木製のパン切り板しかもナイフ付きを全て同時にテーブルめがけて飛ばしたのです。シチューの大鍋はテーブルの端から端まで滑りました。

長い焦げ跡を残して落ちる寸前で止まりました。バタービールの広口ジャーはガシャンと音を立てて落ち中身があたり一面に飛び散りました。パン切りナイフは切り板から滑り落ち切っ先を下に着地して振動していたんですよね。

今しがたちょうどシリウスの右手があった場所でした。フレッドとジョージのした事は危うく大惨事になる所でした。そんな2人のした行為の有り様を見てウィーズリーおばさんは声を限りにこう叫んだというわけなんですよね。

「全くもう!そんな必要ないでしょ。もう沢山。お前たちもう魔法を使ってもいいからって何でもかんでもいちいち杖を振る必要はないのっ!」


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耳を塞ぎたくなるような大音声で叫んでいたのはシリウスの母親でした。何故ならここはかつてはシリウスの両親の家だったんだそうです。シリウスがブラック家最後の生き残りなので今はシリウスの家なのだそうです。ハリーはシリウスに伴われて厨房へと下りて行ったのでした。(全3項目)

3-1.階段を下りて厨房へ
「どうやら私の母親に会ったようだね」こう言うシリウスにハリーが「誰に?」と訊くとシリウスは「我が親愛なる母上にだよ」と答えました。シリウスが言うにはこの肖像画はかれこれ1ヵ月以上も外そうとしているそうです。

しかしこの女はカンバスの裏に「永久粘着呪文」をかけたらしいとの事でした。こう説明するとシリウスはハリーに「さあ下に行こう。急いで。ここの連中がまた目を覚まさない内に」と言いハリーはシリウスにこう尋ねました。

「だけどお母さんの肖像画がどうしてここにあるの?」

ホールから階下に降りる扉を開けると狭い石の階段が続いていました。その階段を下りながらわけが分らずハリーがこう訊きました。他のみんなもシリウスとハリーの後から従いて来てハリーの問いにシリウスはこう答えました。

「誰も君に話していないのか?ここは私の両親の家だった。しかし私がブラック家の最後の生き残りとなった。だから今は私の家だ。私がダンブルドアに本部として提供した。私にはそれぐらいしか役に立つ事がないんでね」

シリウスはハリーが期待していたような温かい歓迎をしてくれなかったもののシリウスの言い方が何故か苦渋に満ちている事にハリーは気づいていました。ハリーはシリウスに続いて階段を下り切ると厨房へと入って行きました。

そこは上のホールとほとんど同じように暗く粗い石壁のがらんとした広い部屋でした。明かりと云えば奥にある大きな暖炉の火ぐらいでした。パイプの煙が戦場の焼け跡の煙のように漂い煙の向こうに重い鉄鍋や釜が見えました。

これも暗い天井から下がって不気味な姿を見せています。会議用に椅子が沢山詰め込まれていたようで真ん中には長い木のテーブルがあり羊皮紙の巻紙やゴブレットにワインの空き瓶やボロ布の山のような物が散らかっています。

アーサー氏とビルが額を寄せ合ってテーブルの隅で何やら密談の最中でした。ウィーズリーおばさんが咳払いをしました。それを聞いてアーサー氏が振り返り勢いよく立ち上がって急ぎ足でハリーに近づいて来てこう言いました。

「ハリー!会えてうれしいよ!」


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退学になるはずがない。有り難くもハーマイオニーにそう断言して貰ったものの話が懲戒尋問の事に戻って来てしまいました。その話は避けたかったのでハリーが他の話題を探しているとウィーズリーおばさんが来てくれました。そこでハリーたちは厨房に向かったのですが・・・(全3項目)

3-1.話が一区切りついて
退学になるはずがない。有り難くもハーマイオニーにそう断言して貰ったものの話が懲戒尋問の事に戻って来ました。ハリーはその事を考えたくはなかったので他の話題はないかと探している内に助け舟が入ったというわけです。

階段を上がって来る足音が聞こえて来たのでフレッドは「伸び耳」をぐいっと引っ張りました。また大きなバシッという音がしてフレッドとジョージは「姿くらまし」して消えました。足音の主はウィーズリーおばさんでした。

「会議は終わりましたよ。降りて来ていいわ。夕食にしましょう。ハリーみんながあなたにとっても会いたがってるわ。ところで厨房の扉の外にクソ爆弾をごっそり置いたのは誰なの?」

部屋の戸口に姿を現わすとおばさんはこう言いました。クソ爆弾の犯人はジニーなのですがそのジニーが「クルックシャンクスよ。あれで遊ぶのが大好きなの」とけろりと嘘をつきました。それにおばさんはこう応えたのでした。

「そう。私はまたクリーチャーかと思ったわ。あんな変な事ばかりするし。さあホールでは声を低くするのを忘れないでね。ジニー手が汚れてるわよ。何してたの?お夕食の前に手を洗って来なさい」

母親に手を洗えと言われてジニーは顔をしかめて見せおばさんに従いて部屋を出て行きました。そのために部屋にはハリーとロンとハーマイオニーだけが残ったのでロンとハーマイオニーは心配そうにハリーを見つめたのでした。

他のみんながいなくなったのでハリーが再び叫び出すのではと恐れているのです。2人があまりにも神経を尖らせているのを見てハリーは少し恥ずかしくなりました。ハリーがぼそりと「あのさ」と言うとロンは首を振りました。

「ハリーあなたが怒る事は判っていた。無理もないわ。でも判って欲しい。私たち本当に努力したのよ。ダンブルドアを説得するのに」

静かにこう言うハーマイオニーにハリーは「うん判ってる」と言葉少なに答えました。ハリーは校長が関わらない話題はないかと探しました。ダンブルドアの事を考えるだけでもまたもや怒りで煮えくり返る思いだったからです。

「クリーチャーって誰?」

そこでハリーはこう問いかけました。


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パーシーは父親のアーサー氏と激しい言い争いをした末に荷物をまとめて家を出て行ってしまったんだそうです。何故パーシーはそんな事をしてしまったのか?パーシーはハリーの証言だけでは不十分だと言ったのだそうです。それは「日刊予言者新聞」がハリーの事を・・・(全3項目)

3-1.パーシーがしでかした事
パーシーが大臣付き下級補佐官という役職に就いた。魔法大臣コーネリウス・ファッジがパーシーを大臣室に置いたのは家族つまりはウィーズリー家の人々とダンブルドアをスパイするためだと父親のアーサー氏は考えている。

そう聞いてハリーが低く口笛を吹いて「そりゃパーシーがさぞかし喜んだろうな」と言うとロンは虚ろな笑い方をしました。ところが事態はさらに深刻になったんだそうです。パーシーは頭に来て随分とひどい事を色々と言った。

魔法省に入って以来父さんの評判がぱっとしないからそれと戦うのに苦労したとか父さんは何にも野心がない。だからいつも僕たちにはあんまりお金がないとか言ったそうです。ハリーは信じられないという声でこう言いました。

「何だって?」

ジニーも怒ったような声を出しました。そしてますますひどい事態になってしまったのだそうです。パーシーは父さんがダンブルドアとつるんでいるのは愚かとかダンブルドアは大きな問題を引き起こそうとしているとも言った。

さらに父さんはダンブルドアと落ちる所まで落ちるんだとも言ったそうです。そして自分はどこに忠誠を誓うのか判っている。魔法省だ。もし父さんと母さんが魔法省を裏切るなら自分はもうこの家の者じゃないと判らせてやる。

そう言ってパーシーはその晩に荷物をまとめて出て行ってしまったんだそうです。今はここつまりはロンドンに住んでいるのだそうです。ハリーは声を潜めて毒づきました。ハリーは昔からパーシーが一番気に入りませんでした。

しかしパーシーがアーサー氏にそんな事を言うとは考えもしませんでした。こんな事になってウィーズリーおばさんは気が動転したんだそうです。泣いたりもしました。おばさんはロンドンに出て来て話をしようとしたそうです。

ところがパーシーはおばさんの鼻先で扉をピシャリと閉めてしまった。職場で父親に出会ったらパーシーがどうするかは知らない。でもおそらく無視するんだろうなというのがロンの見解でした。ここでハリーはこう言いました。

「だけどパーシーはヴォルデモートが戻って来た事を知ってるはずだ。馬鹿じゃないもの。君のパパやママが何の証拠もないのに全てを懸けたりしないと判るはずだ」

ところがそれが違ったんですよね。


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全く情報提供してくれなかったロンとハーマイオニーに怒り狂い怒鳴り散らしていたハリーだったのですがそこにフレッドとジョージそれにジニーの3人が現れました。そしてウィーズリー家の近況報告をしてくれたというわけです。ところがハリーがパーシーの名前を口にすると・・・(全3項目)

3-1.フレッドにジョージとジニーが姿を現わして
ロンが「伸び耳」を見ながら「気をつけたほうがいいぜ。ママがまたこれを見つけたら」と言いました。するとフレッドが「その危険を冒す価値ありだ。今重要会議をしてる」と言いました。ここで部屋の扉が開いたのでした。

長いふさふさした今度は赤毛が現れたかと思うとジニーでした。ジニーは明るい声で「ああハリーいらっしゃい。あなたの声が聞こえたように思ったの」と挨拶をしました。そしてフレッドとジョージにこう言ったんですよね。

「伸び耳は効果なしよ。ママがわざわざ厨房の扉に邪魔よけ呪文をかけたもの」

ジョージががっくりしたように「どうして判るんだ?」と訊くとジニーは「トンクスがどうやって試すかを教えてくれたわ」と答えました。扉に何かを投げつけてそれが扉に接触できなかったら扉は邪魔よけされているそうです。

ジニーが階段の上からクソ爆弾を投げつけてみたら全て撥ね返されてしまったんだそうです。だから「伸び耳」が厨房の扉の隙間から飛び込む事は絶対できないのだそうです。フレッドは深い溜め息をついてこう言ったのでした。

「残念だ。あのスネイプの奴が何をするつもりだったのか是非とも知りたかったのになあ」

フレッドのこの言葉を聞いてハリーは即座に反応し「スネイプ!ここにいるの?」と訊きました。ジョージは「ああ」と答えて慎重に扉を閉めてベッドに腰を下ろすと「マル秘の報告をしてるんだ」とそう答えたというわけです。

するとフレッドが「嫌な野郎」とのんびり言いました。それを聞いてハーマイオニーが咎めるように「スネイプはもう私たちの味方よ」と言いました。ところがロンも同意見のようでフンと鼻を鳴らしこう言ったというわけです。

「それでも嫌な野郎は嫌な野郎だ。あいつが僕たちの事を見る目つきと来たら」

ロンのこの言葉を受けて今度はジニーが「ビルもあの人が嫌いだわ」とまるでこれで決まりという言い方をしました。ジョージに続いてフレッドとジニーもベッドに座ったのでハリーはみんなと反対側のベッドに座ったのでした。

その理由は?


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僕に何も教えてくれなかった。そんなロンとハーマイオニーに恨みを募らせていたハリーでしたが当初は必死に平静を装っていました。しかしついに我慢できなくなってしまい怒りを大爆発させました。ロンは圧倒されて押し黙ってしまいハーマイオニーは目に涙を光らせて謝りました。そして・・・(全3項目)

3-1.ハリーの怒りが大爆発!
「それじゃ君たちは会議には参加してなかった。だからどうだって言うんだ!」この言葉を皮切りにハリーはこの1ヵ月余りの間に溜まりに溜まっていた鬱憤を一気に大爆発させてその不満を叫び立てたというわけなんですよね。

君たちはここにいたんだ。そうだろう?君たちは一緒にいたんだ!僕は1ヵ月もダーズリーの所に釘付けだ!ロンとハーマイオニーは2人でここにいたけど自分は1人というわけです。さらにハリーは続けて叫び倒したのでした。

自分は君たち2人の手に負えないような事でも色々やり遂げて来たとも言いました。ダンブルドアはそれを知っているはずだとも言いました。賢者の石を守ったのは誰だ?リドルをやっつけたのは誰だ?ともハリーは言いました。

君たちの命を吸魂鬼から救ったのは誰だって言うんだ?とも言いました。この1ヵ月に渡り積もりに積もっていた恨みつらみを一気に溢れ出させて何もニュースがなかった事の焦りもあり怒りが大爆発してしまったんですよね。

みんなが一緒にいたのに自分だけは退け者だった事の痛み。監視されていたのにそれを教えて貰わなかった怒り。自分でも半ば恥じていた全ての感情が一気に堰を切って溢れ出したのです。ヘドウィグは驚いて飛び上がりました。

「4年生の時一体誰がドラゴンやスフィンクスや他の汚い奴らを出し抜いた?誰があいつの復活を目撃した?誰があいつから逃げ遂せた?僕だ!」

ハリーが延々と叫び続けるのでロンは度肝を抜かれて言葉も出ず口を半分開けその場に突っ立っていました。ハーマイオニーは泣き出しそうな顔をしていました。そんな2人に向かってハリーはさらにこう叫んだというわけです。

「だけど何が起こってるかなんてどうせ僕に知らせる必要ないよな?誰もわざわざ僕に教える必要なんてないものな?」

ここでハーマイオニーが口を開き「ハリー私たち教えたかったのよ。本当よ」と言いました。しかしハリーはこの時まさに「問答無用!」といった面持ちでハーマイオニーの気持ちを汲み取る余裕など全くなかったんでしょうね。

「それほど教えたいとは思わなかったんだよ。そうだろう?そうじゃなきゃ僕にふくろうを送ったはずだ。だけどダンブルドアが君たちに誓わせたから」

ここでまたハーマイオニーが口を挟み「だってそうなんですもの」と言いました。しかしハリーの言葉はまだ続きました。

「4週間もだぞ。僕はプリベット通りに缶詰で何がどうなってるのか知りたくてゴミ箱から新聞を漁っていた」

ここでまたも「私たち教えてあげたかった」とハーマイオニーが口を挟みました。

「君たち散々僕を笑いものにしてたんだ。そうだろう?みんな一緒にここに隠れて」


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ウィーズリーおばさんに案内されてハリーはようやくロンにハーマイオニーとの再会を果たしました。しかしダンブルドアに対する不満が溜まりに溜まっていたのでロンとハーマイオニーはその鬱憤の捌け口になってしまいました。当初は何とか平静を保っていたハリーだったのですが・・・(全3項目)

3-1.ロンとハーマイオニーに会えたというのに
「ハーマイオニー。ハリーに息ぐらいつかせてやれよ」こう言うとロンがハリーの背後でニヤッと笑って扉を閉めました。この1ヵ月の内にロンはまた10センチ以上も背が伸びたようでずっとひょろひょろののっぽに見えました。

顔立ちのほうは変っていません。ハーマイオニーはにこにこしながらハリーを放しました。するとハーマイオニーが再び話し出すよりも先に柔らかな羽音と共に何か白いものが洋箪笥の上から舞い降りハリーの肩に止まりました。

「ヘドウィグ!」

ヘドウィグは嘴をカチカチ鳴らすとハリーの耳を優しく噛みました。ハリーはヘドウィグの羽を撫でました。するとロンがヘドウィグについてこんな事を言うとハリーに右手の人差し指を見せました。言う通りにしていたのです。

「このふくろうずっとイライラしてるんだ。この前手紙を運んで来た時僕たちのこと突っついて半殺しの目に遭わせたぜ。これ見ろよ」

もう治りかかってはいたものの確かに深い切り傷がありました。ハリーがロンとハーマイオニーそれにシリウスの3人に手紙を届けさせる際にハリーが「ちゃんとした手紙を書くまでずっと突っついてやれ」とそう言ったのです。

「へえそう。悪かったね。だけど僕。答えが欲しかったんだ。判るだろ」

こう言うハリーにロンは「そりゃ僕らだってそうしたかったさ」と応えました。ハーマイオニーに至っては心配で気が狂いそうだったそうです。ハリーが何のニュースもないままで1人でいたら何か馬鹿な事をするかもしれない。

そう言い続けていたんだそうです。だけどダンブルドアが僕たちに。ロンがここまで言った所で口を挟みハリーは「僕に何も言わないって誓わせた」と後の言葉を引き継いでこう言った後にさらにこう言ったというわけですよね。

「ああハーマイオニーがさっきそう言った」

氷のように冷たい物がハリーの胃の腑に溢れてロンとハーマイオニーに会って胸の中に燃え上がっていた暖かい光を消しました。ハリーは夏休みに入ってからというものずっとロンとハーマイオニーに会いたいと願っていました。

それなのに今ロンとハーマイオニーに会ってみると「2人とも自分を1人にしてくれればいいのに」とハリーはそう思いました。張り詰めた沈黙が流れました。ハリーは2人の顔を見ずに機械的にヘドウィグを撫でていたのでした。


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トキメキぼーい

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