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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

隠れ家に行ってからというものハリーはシリウスが食料の確保に苦労していると知って食べ物を毎日ふくろうで送るようになりました。そんなシリウスは三校対抗試合の最終課題が近づいて来ると連日手紙をよこすようになりました。シリウスはただひたすらにハリーの身の安全を願っていたのですが・・・(全3項目)

3-1.最終課題を前にして
隠れ家に行ってシリウスが食料の確保に苦労していると知ったハリーはその後は毎日ふくろうで食べ物をシリウスの元に送るようになりました。そして問題のクラウチ氏は「第3の課題」の1ヵ月前にホグワーツに現れました。

三校対抗試合の代表選手は最終課題の1ヵ月前にその内容を知らされる事になっていました。最後の「第3の課題」はクィディッチ競技場のピッチに森の迷路を作り中央の優勝杯に最初に触れた者が優勝するという内容でした。

説明が終わって選手一同が帰ろうとしている時にビクトール・クラムがハリーにちょっと話したいと声をかけて来ました。2人が「禁じられた森」で話している所に突如としてクラウチ氏が姿を現したというわけなんですよね。

ハリーはダンブルドアを呼びに校長室に全速力で走りました。しかしダンブルドアを連れて元の場所に戻って来た時には現れた時と同様にクラウチ氏は忽然と姿を消していました。どうやらクラウチ氏は殺害されたようです。

ハリーは「占い学」の授業中に居眠りをして夢を見ました。その夢の中でヴォルデモートがクラウチ氏は死んだとワームテールにそう言っていたのです。その事を知らせるとシリウスからは激しく叱責する手紙が届きました。

グリフィンドール寮の談話室の暖炉で話した時にシリウスが校長のカルカロフは元死喰い人だからダームストラングの代表選手にも気をつけろと警告していたからです。一方ハリーは最終課題の準備を始めたというわけです。

何せハリーが食料を届けるために毎日ふくろうを飛ばしているのでシリウスもまた今や毎日のように手紙をよこしました。シリウスはハーマイオニーと同意見でまずは最後の課題をパスする事に集中するようにとの事でした。

それ以外の事は後回しにというわけです。ホグワーツの敷地外で起こっている事は何であれハリーの責任ではないしハリーの力ではどうする事もできないのだからとシリウスは手紙に毎回書いてよこしたというわけですよね。

ある日の手紙でもシリウスはヴォルデモートが本当に再び力をつけて来ているにせよ自分にとってはハリーの安全を確保するのが第一だ。ダンブルドアの保護下にある限り奴は到底ハリーに手出しできないと書いて来ました。

しかしいずれにしても危険を冒さないように。迷路を安全に通過する事。他の事はその後で気にすれば良いとシリウスは書いていました。ところが迷路を通過した先にハリーを陥れる罠が待ち構えていたというわけですよね。


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シリウスにドラゴンの攻略法は聞けませんでしたがハリーは何とか「第1の課題」をクリアし「第2の課題」も全く予想外の助けが入って辛うじてクリアする事ができました。そんな「第2の課題」の2日前にシリウスからとっても短い手紙が届いて・・・(全3項目)

3-1.今までで一番短い手紙
ロンに邪魔されてしまってハリーはシリウスからドラゴンの攻略法を聞く事ができませんでした。そんなハリーに救いの手を差し伸べたのが今学期の「闇の魔術に対する防衛術」の教師だったマッド・アィ・ムーディでした。

ムーディにハリーは「自分の強みを生かす試合をしろ」と「効果的で簡単な呪文を使い自分に必要な物を手に入れる」という2つのヒントを貰いファイアボルトを手に入れるために「呼び寄せ呪文」の猛練習を始めたのでした。

その結果ハリーは何とか「第1の課題」をクリアして「第2の課題」もクリスマス休暇の直前からホグワーツで働いていた屋敷しもべ妖精のドビーに助けられて辛うじてクリアできました。ロンもハリーの元に戻って来ました。

「返信ふくろう便で次のホグズミード行きの日を知らせよ」

そんな「第2の課題」の2日前にこの文面の手紙がシリウスから届きました。これまでのシリウスからの手紙の中で一番短い手紙でした。ハリーは他に何かないかと羊皮紙を引っくり返しましたがやはり白紙だったんですよね。

「来週の週末よ。ほら-私の羽根ペン使ってこのふくろうですぐ返事を出しなさいよ」

ハリーの後ろから手紙を読んでいたハーマイオニーがこう囁きました。ハリーはシリウスの手紙の裏に日付を走り書きしてシリウスの手紙を持って来た茶モリフクロウの脚にそれを結びつけ折り返し返事の手紙を送りました。

「ホグズミードから出る道に柵が立っている(ダービシュ・アンド・バングズ店を過ぎた所だ)。土曜日の午後2時にそこにいること。食べ物を持てるだけ持って来てくれ」

シリウスの返信の手紙は金曜日の朝食の時に戻って来てこう書かれていました。要は食べ物が欲しかったというわけですよね。


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額の傷痕が痛むと言ったからシリウスは戻ると言い出したんだ。シリウスが捕まったら自分のせいだ。そう思っていくら後悔しても足りないハリーだったのですが例によって例の如くシリウスが戻って来て良かったと思うトラブルがハリーに襲いかかって来ました。(全3項目)

3-1.またしても向こうからトラブルが
そんなわけでハリーにとっては不安が半分の喜びが半分といった感じになったシリウスの帰国だったのですがいみじくもシリウスが帰国してくれていて良かったという出来事がハリーに襲いかかって来てしまったんですよね。

三大魔法学校対抗試合の代表選手になってしまったのです。ハリーは何と4人目の代表選手という極めて異例な形で競技に参加する事になりました。翌日の日曜日の朝ハリーは惨めな気持ちで目覚める事となってしまいました。

出口を押し開けて談話室の外に出た途端にハリーはハーマイオニーに出会いました。ハーマイオニーは「おはよう」と言うとナプキンに包んだトースト数枚を持ち上げて見せると「ちょっと散歩しない?」と言って来ました。

談話室にいても大広間に下りて行っても英雄扱いされるのが明らかだったハリーにとっては有難い申し出でした。生徒さらにはグリフィンドール生の中でハーマイオニーはハリーの唯一の理解者だったというわけなんですよね。

そんなハーマイオニーがハリーに進言して来たのがシリウスに手紙を書く事でした。僅か2日前に届いた手紙でシリウスはホグワーツで起った事は全て知らせて欲しいと書いていました。さらにそれだけではないんだそうです。

ハリーが知らせる事をシリウスは望んでいる。どうせシリウスには判る事とハーマイオニーはそう言うのです。これは秘密にしておける事じゃない。この三校対抗試合も有名だしハリーも有名だからシリウスは知る事になる。

「日刊予言者新聞」にも必ずハリーがこの三校対抗試合に出場する事が掲載されるだろうとハーマイオニーは暗にそう言いました。どうせ耳に入るのならシリウスはハリーから聞きたいはずだとハーマイオニーは言うのです。

当初ハリーはシリウスは額の傷痕が痛んだというだけで戻って来た。こんな事を知らせたらそれこそ城に乗り込んで来てしまうと手紙を書く事に反対でした。しかし結局は手紙を書いて知らせる事になったというわけですね。


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いつもならこの時期はバーノン叔父さんを取り上げるのが毎年恒例になっているのですが今年はハリーの夏休みシリーズと内容が重なるので今年に限ってはシリウスを取り上げる事にしました。当初ハリーは何気なしにシリウスに手紙を書いてヘドウィグに持たせたのですが・・・(全3項目)

3-1.額の傷痕が痛んで
仰向けに横たわったままハリーはまるで疾走して来た後のように荒い息をしていました。生々しい夢で目が覚めてハリーは両手を顔に強く押しつけていました。その指の下では額の稲妻形の傷痕が激しく痛んでいたのでした。

その痛みは白熱した針金を押しつけられたかのようでした。もう一度指で傷痕をなぞってみるとまだ疼いています。目覚める前にどんな夢を見ていたのかハリーは思い出そうとしました。それはあまりにも生々しい夢でした。

2人は知っている。ヴォルデモートとワームテールことピーター・ペティグリューです。3人目は知りません。あの老人は誰だったのだろう?確かに年老いた男がいました。そして暖炉マットには蛇がいたというわけですよね。

ハリーは落ち着かない気分でした。傷痕の痛みが気になったわけではありません。違うんだ。何かが気になるのは前回傷痕が痛んだ原因がヴォルデモートが近くにいたからなのです。でもそんな事は今は到底考えられません。

ヴォルデモートがプリベット通りに潜んでいるなんて馬鹿げた考えだ。有り得ない。そんなハリーが次に考えたのは親友のハーマイオニーとロンに額の傷痕が痛んだと言ったら2人は何と言うだろうという事だったのでした。

しかしハリーは自分でそうだと認めるのは恥ずかしかったのですが本当は誰か父親や母親のような人が欲しかったのです。大人の魔法使いでこんな馬鹿な事をと思わずに相談できて自分を心配してくれる誰かというわけです。

闇の魔術の経験がある誰か。するとふっと答えが思い浮かびました。こんな簡単でこんな明白な事を思いつくのにこんなに時間がかかるなんてとハリーは思いました。シリウスだ。何故最初から思い浮かべなかったのだろう。

ハリーは自分でもまだ驚いていました。しかしその一方でそんなに驚く事ではないのかもしれないとも思いました。そもそもシリウスは無実でハリーの身に危険が迫っていたのでそのためにアズカバンを脱獄したんですよね。

ハリーの両親ポッター夫妻を裏切り「秘密の守人」になってヴォルデモートに居所を教えたピーター・ペティグリューがホグワーツにいる事を知ってシリウスはアズカバンから脱獄して来たのでした。そうだったんですよね。

そこでハリーはシリウスに手紙を書いて額の傷痕が痛んだ事を相談する事にしたというわけなんですよね。


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ついにハリーはダンブルドアの出した宿題をやり遂げスラグホーンの記憶を回収する事ができました。その記憶で判った事はヴォルデモートが複数の分魂箱を作っていた事でした。そこでハリーは分魂箱を取りに行くダンブルドアに同行する事になったのですが・・・(全3項目)

3-1.スラグホーンの記憶を回収して判った事
こうしてやっとこさスラグホーンの記憶を回収しダンブルドアの宿題をやり遂げたハリーでしたがフェリックス・フェリシスの効き目が切れていたため「太った婦人(レディ)」の機嫌が最悪で入室を拒否されてしまいました。

合言葉は真夜中に変わった。腹が立つのなら校長先生に抗議しなさい。安全対策を厳しくしたのはダンブルドアなのだからとレディが言うのでハリーはダンブルドアが学校にいるのなら抗議をしに行くとレディに言いました。

するとグリフィンドール塔付きのゴーストの「ほとんど首なしニック」がダンブルドア校長は1時間前に学校に戻られましたとハリーに教えてくれました。ニックは「血みどろ男爵」からその事を聞いたとの事なんだそうです。

レディの合言葉が真夜中に変わったというのは実は嘘でした。しかしハリーはもう廊下を疾走していました。ハリーが校長室に入って来るとダンブルドアは驚いたように「何とハリー」と言った後こう言ったというわけです。

「こんな夜更けにわしを訪ねて来てくれるとは一体どんなわけがあるのじゃ?」

ハリーはスラグホーンの記憶を手に入れましたと答えると小瓶を取り出してダンブルドアに見せました。時間が遅い事などすっかり忘れてしまったかのようにダンブルドアは机の向こうから出て来ると小瓶を受け取りました。

その記憶を見て判ったのはトム・リドルがスラグホーンに訊いた「ホークラックス」というのは人がその魂の一部を隠すために用いられる物を指す言葉で分魂箱の事を言うという事でした。つまり魂を分断するのだそうです。

分断した魂を体の外のある物に隠す。すると体が攻撃されたり破滅したりしても死ぬ事はない。何故なら魂の一部は滅びずに地上に残るからなんだそうです。しかもトム・リドルは「7個」という数字を口にしていたのです。

トム・リドルことヴォルデモートは複数の分魂箱を作る事を考えていた。その全てを見つけ出して破壊しなければヴォルデモートを真に滅ぼす事はできない。ダンブルドアはその事を教えるために個人教授をしていたのです。


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今学期ハリーはダンブルドア校長の個人教授を受ける事になりました。そして何とクリスマス休暇明け最初の授業でダンブルドアはハリーに宿題を出しました。苦心惨憺の末にハリーは宿題をやり遂げました。しかしそれもハリーが開心術に長けていたからこそできたというわけです。(全3項目)

3-1.ダンブルドアがハリーに
それはホラス・スラグホーンの説得を終えてハリーとダンブルドアが「隠れ穴」に到着した時でした。ダンブルドアがハリーに2人だけで話がしたいと言ってウィーズリー家の箒小屋を指差したというわけです。そしてでした。

ダンブルドアはハリーに「君の教育にわしがより大きく関わる時が来たと思う」と言って自分の個人教授を受けて欲しいと申し入れて来ました。第1回の授業は学期が始まって最初の土曜日の午後8時から行われたんですよね。

ロンは死喰い人が知らないような物凄い呪いとか呪詛をダンブルドアがハリーに教える可能性が高いと言いました。しかしハーマイオニーはそういうものは非合法だと言いむしろハリーに高度な防衛術を教えると言いました。

ダンブルドアの個人教授はロンとハーマイオニーが推測したのとは全く違い「憂いの篩」でダンブルドア自身を含めた数々の人々の「記憶」を見てヴォルデモートの生涯を生まれる経緯から知るという内容だったんですよね。

ところがでした。それはクリスマス休暇明け最初の個人教授でした。その日ダンブルドアはハリーに2つの記憶を見せましたが2つ目は自分が集めた中でも一番重要だと言いました。その記憶には問題があったというわけですね。

その記憶にはずっと若いスラグホーンと15か16才でまだホグワーツの生徒だったトム・リドルことヴォルデモートが登場しました。すると突然部屋全体が濃い霧で覆われてハリーにはそばに立つダンブルドアしか見えません。

それから「君は悪の道に嵌るだろういいかね。私の言葉を憶えておきなさい」と言うスラグホーンの声が霧の中から不自然な大きさで響いて来ました。霧は出て来た時と同様に急に晴れました。さらにそれは再び起きました。

「ホークラックスの事は何も知らんし知っていても君に教えたりはせん!さあすぐにここを出て行くんだ。そんな話は二度と聞きたくない!」

トム・リドルがスラグホーンにホークラックスの事をご存知でしょうかと訊いた時でした。濃い霧が部屋を包みスラグホーンがこう言う声が響き渡りました。何とダンブルドアはこの記憶は改竄されているとそう言うのです。

そこでダンブルドアはハリーに宿題を出しました。スラグホーンを説得して本当の記憶を明かさせるのがハリーの役目なんだそうです。この記憶こそが我々にとって最も重要である事は疑いようもないとの事なのだそうです。


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こんな事は最初にして最後で一度きりの事だったのですがハリーは夏休み中にホラス・スラグホーンと会ってホグワーツの教壇に復帰するよう説得する事となりました。ダンブルドアはハリーにスラグホーンに対しては悪感情を持つのではなく用心しろと言ったのですが・・・(全3項目)

3-1.何故スラグホーンに会わせたのか?
こんな事は後にも先にも一度きりだったのですがダンブルドアは引退したホラス・スラグホーンを再びホグワーツの教壇に復帰させるために事実上その説得をハリーの手に委ねるという手に打って出て来たというわけです。

スラグホーンの説得に見事成功してダンブルドアは「よくやった」と言ってハリーをねぎらい「何にもしてません」と言うハリーに「いいやしたとも」と言ってハリーが成し得た功績をこう説明したというわけなんですよね。

「ホグワーツに戻ればどんなに得る所が大きいかを君はまさに自分の身をもってホラスに示したのじゃ」

こう言うとダンブルドアはハリーに「ホラスの事は気に入ったかね?」と訊きました。ハリーはスラグホーンが好きかどうか分らず「あ」と言ったきり言葉に詰まってしまいました。あの人はあの人なりにいい人なんだろう。

そう思ったもののハリーは同時にスラグホーンは虚栄心が強いように思えました。それに言葉とは裏腹にマグル生まれの魔女つまりハーマイオニーが優秀である事に異常なほど驚いていた。するとだったというわけですよね。

ダンブルドアはスラグホーンの事を詳しく説明しました。スラグホーンは快適さが好きなんだそうです。さらには有名で成功をした力のある者と一緒にいる事も好きでそういう者たちに影響を与えていると感じるのが楽しい。

決して自分が王座に着きたいとは望まずむしろゆったりと体を伸ばせる後方の席が好みだった。ホグワーツでも自らお気に入りを選んだ。時には野心や頭脳により時には魅力や才能により様々な分野で抜きん出る者を選んだ。

スラグホーンはそういう不思議な才能を持っていたそうです。スラグホーンはお気に入りを集めて自分を取り巻くクラブのようなものを作った。そのメンバー間で人を紹介したり有用な人脈を固めたりして見返りを得ていた。

それは好物の砂糖漬けパイナップルの箱詰めだとか小鬼連絡室の次の室長補佐を推薦する機会とかだそうです。ダンブルドアはハリーにこういう事を聞かせるのはスラグホーンに悪感情を持たせるためではないと言いました。

ハリーに用心させるためなんだそうです。間違いなくスラグホーンはハリーを蒐集しようとするだろう。ハリーは蒐集物の中の宝石になるだろうとダンブルドアは言いました。ハリーは「生き残った男の子」と呼ばれている。

又は近頃は「選ばれし者」と呼ばれているからなのだそうです。


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夏休みシリーズと同様ハリーが開心術を発揮している場面を紹介するこの記事も毎年この時期にやる事になっています。昨年度ハリーはクィディッチをドローレス・アンブリッジに禁止されましたが6年生の今年度はキャプテンになって返り咲く事になりました。そして初戦のスリザリン戦で・・・(全3項目)

3-1.クィディッチのキャプテンに
先学期ハリーはクィディッチについては初戦のスリザリン戦に出場しただけで以降の試合は観客席で見守る事となりました。何故ならばドローレス・アンブリッジにクィディッチを終身出場禁止にされてしまったからでした。

ところが何と16才の誕生日の翌日つまり8月1日には毎年恒例の学校からの教科書リスト入りの手紙が届いてハリーはグリフィンドール・チームのキャプテンに指名される事でクィディッチに復帰する事が決まったんですよね。

ヴォルデモートの復活が公になった事を受け「日刊予言者新聞」は一転してハリーを「選ばれし者」と呼んで褒めそやすようになりハリーは新学期初日のホグワーツ特急では女子生徒から羨望の眼差しで見られたんですよね。

こうしてハリーが超人気者になったがために選抜には多数の生徒が応募しました。二週目の週末の土曜日に選抜は行われましたがグリフィンドール生の半数が選抜を受けたのではと思うほどで何と午前中一杯もかかりました。

そんな選抜でハリーは3人のチェイサーを見つけました。素晴らしい結果でチームに返り咲いたケイティ・ベルにブラッジャーを避けるのが特に上手かった新人のデメルザ・ロビンズにジニー・ウィーズリーというわけですね。

2人のビーターはどちらも昔のフレッドとジョージほどの冴えはなかったもののハリーはまあまあ満足でした。ジミー・ピークスは小柄ですが胸のがっしりした3年生でリッチー・クートはひ弱に見えましたが狙いが的確でした。

最後に決まったのはゴール・キーパーでロンが5回続けてゴールを守り無事メンバーに復帰しました。もう1回トライアルをやらせてくれと言ったコーマック・マクラーゲンが立ち去りハリーが振り返ると新チームがいました。

新しいグリフィンドール・チームがハリーに向かってにっこりしていたというわけなんですよね。


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夏休み最後の一週間のほとんどをハリーは「夜の闇横丁」の「ボージン・アンド・バークス」でのドラコ・マルフォイの行動の意味を考えて過ごしました。ところがロンもハーマイオニーもハリーほどにはマルフォイの行動に関心を持てないようで・・・(全3項目)

3-1.ロンもハーマイオニーも
夏休み最後の一週間のほとんどをハリーは「夜の闇横丁」の「ボージン・アンド・バークス」でのドラコ・マルフォイの行動の意味を考えて過ごしました。店を出た時のマルフォイの満足気な表情がどうにも気がかりでした。

マルフォイをあそこまで喜ばせる事が良い話であるはずがありません。ところがロンもハーマイオニーもどうやらハリーほどにはマルフォイの行動に関心を持っていないようでそれがハリーを苛立たせたというわけですよね。

少なくとも2人は2~3日経つとその話に飽きたようでハーマイオニーはフレッドとジョージの部屋の出窓に腰掛け両足を段ボール箱に載せて真新しい「上級ルーン文字翻訳法」を読んでいましたが渋々目を上げこう言いました。

「ええハリーあれは怪しいってそう言ったじゃない。でも色々解釈のしようがあるってそういう結論じゃなかった?」

ハーマイオニーは苛立ち気味にこう言いロンは「輝きの手を壊しちまったかもしれないし」と箒の尾の曲がった小枝をまっすぐに伸ばしながら上の空で言いました。そんな2人に向かってハリーはこう言ったというわけです。

「マルフォイが持ってたあの萎びた手のこと憶えているだろ?だけどあいつがこっちを安全に保管するのを忘れるなって言ったのはどうなんだ?」

ハリーはこの同じ質問を何度繰り返したのか分らないほどでした。ハリーは「ボージンが壊れた物と同じのをもう1つ持っていてマルフォイは両方欲しがっている。僕にはそう聞こえた」と自分の考えを述べたというわけです。

今度は箒の柄の埃を掻き落とそうとしながらロンは「そう思うか?」と訊きハリーは「ああそう思う」と答えました。しかしロンもハーマイオニーも反応しません。それがためにハリーが1人で話し続ける事になったのでした。


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ハリーたち3人は「夜の闇横丁」の「ボージン・アンド・バークス」でドラコ・マルフォイを発見し店主のボージン氏との会話を「伸び耳」で聞きました。しかし当然意味不明の会話でした。そこでハーマイオニーは大胆不敵な行動に打って出たのですが・・・(全3項目)

3-1.伸び耳で聞いた会話の内容は?
「夜の闇横丁」でハリーが唯一入った事のある「ボージン・アンド・バークス」でドラコ・マルフォイを見つけて幸いロンが「伸び耳」を持っていたのでハリーたち3人はボージン氏との会話を聞く事ができたというわけです。

「直し方を知っているのか?」
「かもしれません」

ボージン氏の声にはあまり関わりたくないという雰囲気がありました。ボージン氏が「拝見いたしませんと何とも。店のほうにお持ちいただけませんか?」と言うとマルフォイは「できない」と答えて続けてこう言いました。

「動かすわけにはいかない。どうやるのかを教えて欲しいだけだ」

ボージン氏が神経質に唇を舐めるのがハリーに見えてボージン氏は「さあ拝見しませんと何しろ大変難しい仕事でしてもしかしたら不可能かと。何もお約束はできない次第でして」と応えマルフォイはこう言ったんですよね。

「そうかな?もしかしたらこれでもう少し自信が持てるようになるだろう」

その言い方だけでハリーにはマルフォイがせせら笑っているのが判りました。マルフォイがボージン氏に近寄ったのでキャビネット棚に隠されて姿が見えなくなりました。そこでハリーたち3人は蟹歩きをしたというわけです。

そうしてマルフォイの姿を捕えようとしました。しかしそれはできず見えたのはボージン氏の恐怖の表情だけでした。マルフォイは「誰かに話してみろ。痛い目に遭うぞ」とボージン氏を脅してさらにこう言ったんですよね。

「フェンリール・グレイバックを知っているな?僕の家族と親しい。時々ここに寄ってお前がこの問題に十分に取り組んでいるかどうかを確かめるぞ」

ボージン氏は「そんな必要はありません」と言おうとしましたが言葉の途中でマルフォイは「それは僕が決める。さあもう行かなければ。それでこっちを安全に保管するのを忘れるな。あれは僕が必要になる」と言いました。


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フレッドとジョージは決して手を緩めずジニーにボーイフレンドを渡り歩く速度が速過ぎると文句をつけましたがジニーも負けてはいません。すると店の前をドラコ・マルフォイが通り過ぎて行きハリーたちは偶然それを見かけて後を追いました。するとだったんですよね。(全3項目)

3-1.その一瞬
なおもフレッドとジョージによるジニーへの追及は続き今度はフレッドが「しかしボーイフレンドを渡り歩く速度が速過ぎやしないか?」と訊きました。するとジニーは腰に両手を当ててフレッドを見たというわけですよね。

母親のウィーズリーおばさんにそっくりの睨みが利いたその顔を見てハリーはフレッドがよくも怯まないものだと驚いたというわけです。するとジニーは「余計なお世話よ」とフレッドに言い返したというわけなんですよね。

「それにあなたにお願いしておきますけどこの2人に私の事で余計なおしゃべりをしてくださいませんように!」

すると今度はジニーは商品をどっさり抱えてジョージのすぐそばに現れたロンに向かってこう言いました。そんなロンにフレッドが両腕に抱え込んでいる箱を調べたかと思うとロンに対してこのように言ったというわけです。

「全部で3ガリオン9シックル1クヌートだ。出せ」

自分は弟だぞと抗議するロンにフレッドは「そして君がちょろまかしているのは兄の商品だ。3ガリオン9シックル。びた1クヌートたりとも負けられない所だが1クヌート負けてやる」とそう言いロンはこう応えたんですよね。

「だけど3ガリオン9シックルなんて持ってない!」

こう言うロンにフレッドは「それなら全部戻すんだな。棚を間違えずに戻せよ」と言いました。ロンは箱を幾つか落としてしまいフレッドに向かって悪態をつくと下品な手真似をしました。するとだったというわけですよね。

それが運悪くその瞬間を狙ったかのように現れたウィーズリーおばさんに見つかりおばさんはロンに「今度そんな真似をしたら指がくっつく呪いをかけますよ」と声を荒げて言いました。間髪入れずジニーがこう言いました。

「ママ。ピグミーパフが欲しいわ」

おばさんが「何をですって?」と用心深く訊いてジニーは「見て。可愛いんだから」と答えました。おばさんはピグミーパフを見ようと脇に寄りました。その瞬間の事だったというわけです。ハリーたち3人は見たのでした。


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フレッドに案内されてハリーは店の奥へと足を踏み入れました。そこにジョージも姿を現わしハリーは地味なパッケージの真面目路線という商品を見せて貰いました。それから店頭の売り場に戻って来ると窓のそばに思いっ切りピンク色の商品が並べてあり・・・(全3項目)

3-1.店の奥へ
フレッドに案内されて店の奥へと行くとそこには手品用のトランプやロープのスタンドがありフレッドは指差しながらうれしそうに「マグルの手品だ!」と言いました。それからどんな客に向けてかをこう説明したのでした。

「親父みたいなほらマグル好きの変人用さ。儲けはそれほど大きくないけどかなりの安定商品だ。珍しさが大受けでね」

こう言うとフレッドは「ああジョージだ」と言いジョージは元気一杯にハリーと握手をすると「案内か?奥に来いよハリー。俺たちの儲け商品ラインがある」と言ったかと思うと小さな少年に向かってこう警告したのでした。

「万引きは君ガリオン金貨より高くつくぞ!」

その少年は素早く手を引っ込めました。手を突っ込んでいた容器には「食べられる闇の印-食べると誰でも吐き気がします!」というラベルが貼ってありました。そしてジョージはマグル手品商品の脇のカーテンを引きました。

そこには表より暗くあまり混んでいない売り場があって商品棚には地味なパッケージが並んでいます。フレッドが「最近この真面目路線を開発したばかりだ」と言いました。奇妙な経緯だそうでジョージがこうも言いました。

「まともな盾の呪文1つできない奴が驚くほど多いんだ。魔法省で働いている連中もだぜ。そりゃハリー。君に教えて貰わなかった連中だけどね」

フレッドとジョージは「盾の帽子」はまあちょいと笑えるとそう思っていたんだそうです。帽子を被ってから呪文をかけてみろって誰かをけしかける。そしてその呪文がかけた奴に撥ね返るとそいつの顔を見るのだそうです。

それが何と魔法省は補助職員全員のためにこの「盾の帽子」を五百個も注文したとの事でした。しかもまだ大量注文が入って来るそうです。そこでフレッドとジョージは「盾のマント」に「盾の手袋」も出したんだそうです。

商品群を広げたのだそうです。


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マダム・マルキンの店を出た後ハリーたち3人はウィーズリー夫妻にジニーと合流して薬問屋とイーロップふくろう百貨店に寄った後ついにフレッドとジョージが経営する悪戯専門店ウィーズリー・ウィザード・ウィーズに向かったというわけです。それはもう度肝を抜かれる店でした。(全3項目)

3-1.最後の最後に向かったのは?
マダム・マルキンはドラコ・マルフォイが足下に叩きつけたローブをさっと拾い上げると杖で電気掃除機のようになぞって埃を取りました。それからロンとハリーの新しいローブの寸法直しをしている間も気もそぞろでした。

そのためハーマイオニーに魔女用のローブではなく男物のローブを売ろうとしたりしました。最後にお辞儀をしてハリーたち3人を店から送り出した時にはようやく出て行ってくれてうれしいという雰囲気だったんですよね。

3人が自分のそばに戻って来たのを見てハグリッドが朗らかに「全部買ったか?」と訊きハリーが「まあね」と答えて「マルフォイ親子を見かけた?」と尋ねるとハグリッドは「ああ」と暢気(のんき)に答えこうも言いました。

「だけんどあいつらまさかダイアゴン横丁のど真ん中で面倒を起こしたりはせんだろう。ハリー奴らの事は気にすんな」

まさにその面倒を起こしていたのでハリーたち3人は顔を見合せました。しかしハグリッドの安穏とした考えを正す事ができない内にウィーズリー夫妻とジニーがそれぞれ重そうな本の包みを提げて現れたというわけですよね。

「みんな大丈夫?ローブは買ったの?それじゃ薬問屋とイーロップの店にちょっと寄ってそれからフレッドとジョージのお店に行きましょう-離れないでさあ」

ウィーズリーおばさんがこう言って一行は薬問屋へと向かいました。ハリーもロンももう「魔法薬学」を取らない事になるので何も材料を買いませんでした。次のイーロップのふくろう百貨店では一転して買い物をしました。

ヘドウィグとピッグウィジョンのためにふくろうナッツの大箱を幾つも買いました。その後はおばさんが1分毎に時計をチェックする中ハリーたち一行はフレッドとジョージが経営する悪戯専門店を目指してさらに歩きました。


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買い物を早く済ませるためハリーたち一行は二手に分かれてハリーにロンとハーマイオニーの3人だけがハグリッドの護衛付きでマダム・マルキンの店に行く事になりました。図体の大きいハグリッドは店の外で待つ事にしてハリーたちだけが店に入って行くとそこには先客がいて・・・(全3項目)

3-1.マダム・マルキンの店に入ると
ダイアゴン横丁に到着した所でアーサー氏が全員が打ち揃って行くのはあまり意味がないので二班に分かれハリーにロンとハーマイオニーだけがマダム・マルキンの店にハグリッドの護衛付きで行けばいいと言い出しました。

自分たちつまりはウィーズリー夫妻とジニーの3人がフローリシュ・アンド・ブロッツ書店に行って教科書を買えばいい。夫のアーサー氏にそう提案されてウィーズリーおばさんは不安そうに「さあどうかしら」と言いました。

買い物を早く済ませたい気持ちと一塊になっていたい気持ちの間で迷っているというわけです。しかしハグリッドがハリーたち3人は自分と一緒で大丈夫だと大きい手を気軽に振ってなだめるように言ったというわけですよね。

おばさんは完全に納得しているようには見えませんでしたが二手に分かれる事を承知して夫のアーサー氏とジニーと一緒にフローリシュ・アンド・ブロッツ書店にそそくさと走って行ったというわけですよね。そしてでした。

ハリーたち3人はハグリッドと一緒にマダム・マルキンの店に向かいました。その道すがら通行人の多くがおばさんと同じように切羽詰った心配そうな顔でそばを通り過ぎて行くのにハリーは気づいたというわけなんですよね。

もう立ち話をしている人もおらず買い物客はそれぞれがしっかりと自分たちだけで塊り必要な事だけに集中して動いていました。1人で買い物をしている人は誰もいません。ハリーたちはマダム・マルキンの店に到着しました。

「俺たち全部が入ったらちいときついかもしれん。俺は外で見張ろう。ええか?」

ハグリッドは店の外で立ち止まると体を折り曲げて窓から覗きながらこう言いました。そこでハリーたち3人だけが店の中に入る事になりました。最初見た時には誰もいないように見えましたが扉が背後で閉まった途端でした。

緑と青のスパンコールのついたドレスローブが掛けてあるローブ掛けの向こう側から聞き覚えのある「お気づきでしょうが母上もう子供じゃないんだ。僕はひとりで買い物ぐらいできます」と言う声が聞こえて来たのでした。

その後にチッチッと舌打ちする音とマダム・マルキンと判る声が聞こえて来ました。


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ハリーが久方ぶりに訪れたダイアゴン横丁はヴォルデモートの復活が公になった事を受けて様変わりしていました。例のフローリアン・フォーテスキューのアイスクリーム・パーラーも窓に板が打ちつけてあり当然営業していません。そんな中アーサー氏が意外な提案をして来ました。(全3項目)

3-1.久方ぶりのダイアゴン横丁
ハリーが久方ぶりにダイアゴン横丁に行くその日はどんよりと曇った陰気な日でした。実はハリーがダイアゴン横丁に行くのは3年ぶりの事でした。昨年と一昨年はウィーズリーおばさんが教科書を買って来てくれたのでした。

「パパがまたこんなのに乗れるようにしてくれてよかったなあ」

マントを引っかけながら家を出ると以前に一度乗った事のある魔法省の特別車が一台前の庭で一同を待っていてロンが車の中で悠々と手足を伸ばしながらこう感謝しました。ビルとフラーは台所の窓から手を振っていました。

ビルとフラーに見送られ車は滑るように「隠れ穴」を離れました。ロンにハリーとハーマイオニーにジニーの4人が広い後部座席にゆったりと心地よく座りました。アーサー氏が振り返るとロンに向かってこう言ったのでした。

「慣れっこになってはいけないよ。これはただハリーのためなんだから」

ウィーズリー夫妻は前の助手席に魔法省の運転手と共に座っていました。そこは必要に応じちゃんと2人掛けのソファーのような形に引き伸ばされていました。一同が魔法省の車に乗れた理由をアーサー氏はこう説明しました。

「ハリーは第一級セキュリティの資格が与えられている。それに漏れ鍋でも追加の警護員が待っている」

ハリーは何も言いませんでしたが闇祓いの大部隊に囲まれて買い物をするのは気が進みませんでした。バックパックには「透明マント」を詰め込んで来ていましたしダンブルドアがそれで十分だとそう考えていたからでした。

だからハリーは魔法省にもそれで十分なはずと思いました。ただし改めて考えてみると魔法省がハリーの「透明マント」の事を知っているかどうかは定かではありませんでした。そんな事を考えている内に到着したようです。

「さあ着きました」


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夏休みになって僅か2週間後に入ったのでハリーは初めて誕生日を「隠れ穴」で迎える事になりました。しかしハリーの誕生祝いパーティは今現在の魔法界の世相を色濃く滲ませる事になってしまいました。そしてその次の日にはホグワーツから毎年恒例の手紙が届いて・・・(全3項目)

3-1.生活は平和そのものだったが
それから数週間ハリーは「隠れ穴」の庭の境界線の中だけで暮らしました。毎日の大半をウィーズリー家の果樹園で2人制クィディッチをして過ごしました。ハリーはハーマイオニーとコンビを組んだというわけなんですよね。

そして対戦相手はロンとジニーです。ハーマイオニーは箒に乗るのが恐ろしく下手でしたし一方ジニーのほうは手強かったのでいい勝負になりました。夜になるとウィーズリーおばさんが出す料理を全て2回お代わりしました。

「日刊予言者新聞」にはほぼ毎日のように失踪事件や奇妙な事故に死亡事件も報道されてはいましたがそれさえなければこんなに幸せで平和な休日はありませんでした。魔法省やグリンゴッツでも時々何事かあったようです。

何故ならアーサー氏とビルが時々新聞より早くニュースを持ち帰る事があったからです。そんな中行われたハリー16才の誕生パーティはリーマス・ルーピンが身の毛もよだつ知らせを持ち込み誕生祝いが台無しになりました。

そのためウィーズリーおばさんは不機嫌でした。ルーピンはげっそりやつれた深刻な顔つきで鳶色の髪には無数の白髪が交じり着ている服は以前にも増して継ぎだらけでボロボロでした。ルーピンはこう切り出したのでした。

「吸魂鬼の襲撃事件がまた幾つかあった」

おばさんにバースデーケーキの大きな一切れを取り分けて貰いながらルーピンはこう話し出しました。それにイゴール・カルカロフの死体が北のほうの掘っ建て小屋で見つかり上には闇の印が上がっていたとの事だそうです。

ルーピンは正直な所カルカロフが死喰い人から脱走して1年も生き永らえたのは驚きだといいました。何でもシリウスの弟のレギュラスなどはルーピンが憶えている限りでは数日しか持たなかったのだそうです。するとでした。

「ええでも何か別な事を話したほうが」

おばさんが顔をしかめてこう言いました。


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ついについについにふくろう試験の結果が届きました。ハリーは緊張で手が震えましたがハーマイオニーに至ってはあまりに激しく手が震えるので手紙を届けたふくろうを丸ごと震わせていました。その結果を見てハリーとロンは満足して喜んだのですがハーマイオニーはと云えば・・・(全3項目)

3-1.ついにふくろう試験の結果が来た!
ハーマイオニーが指差す台所の窓の空の彼方にははっきりと3つの黒い点が見えて来ていて段々近づいて来ました。勢いよく立ち上がり窓際のハーマイオニーのそぱにまで行ったロンがこのように言ったというわけなんですよね。

「間違いなくあれはふくろうだ。それに3羽だ」

ハリーも急いでハーマイオニーのそばに行きロンの反対側に立ちました。ハーマイオニーは恐ろしげに小さな声で「私たちそれぞれに1羽」と言い「ああ駄目。ああ駄目。ああ駄目」と今度は「ああ駄目」を3回連呼しました。

そしてハーマイオニーはハリーとロンの肩肘をがっちり握りました。ふくろうはまっすぐ「隠れ穴」に飛んで来ました。きりりとした3羽のモリフクロウが家への小道の上を段々低く飛び近づくと一層はっきりして来ました。

それぞれが大きな四角い封筒を運んでいます。ハーマイオニーが「ああだめー!」と悲鳴を上げました。ウィーズリーおばさんが3人を押し分けて台所の窓を開けました。3羽のふくろうが順番に1羽ずつ窓から飛び込みました。

そしてテーブルの上にきちんと列を作って降り立ちました。それから3羽揃って右脚を上げました。ハリーが進み出ました。ハリー宛ての手紙は真ん中のふくろうの脚に結わえつけてあり震える手でハリーはそれを解きました。

その左でロンが自分の手紙を外そうとしていました。それからハリーの右側ではハーマイオニーがあまりに手が震えていてふくろうを丸ごと震えさせていました。台所では誰も口を利かずハリーはようやく封筒を外しました。

ハリーは急いで封を切り中の羊皮紙を広げました。


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アナログ時計(黒)

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トキメキぼーい

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