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昨日に引き続き第6巻で新しく魔法大臣に就任した「この人」を取り上げます。ハリーポッター・シリーズでは最初好印象で登場した人が最後まで、それを維持するのはかなり難しいようで、この人もやはり「その例」に漏れないようです。

クリスマスのハリーとの会談
隠れ穴でクリスマス休暇を過していたハリーをスクリムジョールが訪ねます。そこでスクリムジョールがハリーに要請したこととは?・・・

ハリーは今人々から「選ばれし者」と呼ばれている。だからハリーが時々魔法省に出入りして魔法省のために仕事をしているという姿を見せてくれれば、みんなの気持ちが高揚し希望を与えることが出来るというものでした。

でもハリーは自分がしょっちゅう魔法省に出入りするということは、魔法省がしていることを認めるということになるのではないか?例えば無実のスタン・シャンパイクの身柄をいまだに拘束していることを容認するということになるのではないか?

さらにハリーは目と鼻の先で人が殺されていても全てがうまくいっているふりをしたり、お門違いの人間を牢に放り込んでいるのに「選ばれし者」がスクリムジョールのために働いているように見せかけようとしていると指摘してハリーはスクリムジョールの要請を固持しました。こんなの確かに偽善行為ですよね!(怒)

ダンブルドアの評価、その2~確執の真相
クリスマス休暇を終えてホグワーツに戻ったハリーは休暇明け最初の個人授業の際にダンブルドアにクリスマスにスクリムジョールに会ったこと、そして大臣は自分のことが不満だったということを報告しました。(下巻55ページ)

そこで上巻62ページの予言者新聞のスクリムジョールとの亀裂の噂の真相が明らかにされていますね。政権末期に大臣の地位にしがみつこうと必死だったコーネリウス・ファッジがダンブルドアにハリーとの会合を求めたんだそうです。

ハリーも憤慨していますが「愚かの極み」とはまさにこのことでしょうね。ダンブルドアとハリーを一年間散々ひどい目にあわせて置いたのに、自分が大臣をクビになりそうになったら今度は助けて欲しいと言ってくるとは!もちろん!当然のことですがダンブルドアも「その可能性はない」と言ったそうです。

スクリムジョールがハリーとの会合を求めて来たのはコーネリウス・ファッジが大臣職を離れても、その考えが生きていたからだそうです。

ダンブルドアの葬儀の時の「この人」
下巻490ページでハリーはスクリムジョールや他のお偉方もダンブルドアが死んだことを本当に悲しんでいるんだろうかと疑っているとのことですが、その後のハリーとスクリムジョールのやり取りを見ていると確かにハリーの思うとおりだと思いますね。

ハリーを説得する為の新たな策を考えて来た様子もなく、クリスマスと同じ主張を繰り返すスクリムジョールにハリーは毅然とした態度で闇祓いの配備を始めとする全ての申し出と回答を断ったのでした。

最後に(私の評価)
やはり前大臣のコーネリウス・ファッジよりは相当マシだけれども、(多分)無節操ナンバー2のアンブリッジを切れないようですし、誤認逮捕を繰り返す魔法省各局の抜本的改革も出来ず相変わらず死喰い人たちは野放し状態のままです。

新しい状況に対応するために新規の局を設置するなど、それなりに危機管理意識はあるものの、劇的に魔法省を改革して変えるまでの力はないようです。

だからアメリア・ボーンズのように殺されずに済んだということのようですね。
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