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さて!来たる6月28日がドビーの誕生日ということで今月の後半は屋敷しもべ妖精を取り上げています。今週はそのドビー自身と個々の登場人物との関係について考えてみたいと思います。ドビーといえば初登場時にはマルフォイ家に仕えていたのですが残念ながらお世辞にも良好な関係とは云えなかったようです。そして・・・(全3項目)

3-1.マルフォイ一家との関係
知っての通りハリーポッター・シリーズは基本的には一部の章を除いては主人公ハリーの目線でストーリーが展開されているので「ドビーがマルフォイ家でどう過ごしていたのか?」を示す具体的な描写は一切登場しません。

したがってドビー本人が話す内容から「こんな風だったらしい?」と想像あるいは推測するしかないというわけなんですが、前述のように残念ながら「お世辞にも良好な関係とは云えなかったようだ」ということのようですね。

「ドビーめはハリー・ポッターがホグワーツに戻ったと聞いた時、あんまり驚いたのでご主人様の夕食を焦がしてしまったのです!あんなにひどく鞭打たれたのは初めてでございました」

秘密の部屋264ページでドビーはハリーにこう言っていますね。さらにハリーが怒りのあまり声を荒げて「さっさと出て行かないと君を絞め殺してしまうかもしれない」と言うとドビーはこうも言っているんですよね。

「ドビーめは殺すという脅しには慣れっこでございます。お屋敷では1日5回も脅されます」

ドビーが自分が着ている汚らしい枕カバーの端で鼻をかむとハリーはその様子があまりにも哀れだったので、それまでの強い怒りが一転して潮のように引いて行くのを感じたのでした。そしてハリーはドビーに訊いたのでした。

「ドビー、どうしてそんな物を着ているの?」

ドビーは「これは屋敷しもべ妖精が奴隷だということを示している」と答えたのでした。ドビーはご主人様が衣服をくれた時に自由になることができる。そのためマルフォイ家の家族全員がドビーにはソックスの片方さえ・・・

渡さないように気をつけているのだそうです。そこでハリーは学期末にルシウス・マルフォイ氏にソックスの片方を捨てさせてドビーに拾わせるように仕向けてドビーを自由にしたというわけなんですよね。そして・・・

ハリーとドビーは約一年半後にホグワーツの厨房で再会を果たしたというわけです。

3-2.クリーチャーとの関係
ドビーとクリーチャーは当初はホグワーツ魔法魔術学校とロンドンのグリモールド・プレイス12番地の不死鳥の騎士団の本部に分かれて暮らしていたので全く接点がありませんでした。ところがダンブルドア校長の措置で・・・

それ以前のドビーがマルフォイ家に仕えていた時に面識があったかどうかについては不明ですが、とにかくクリーチャーがホグワーツの厨房で働くことになったので2人はこうして巡り会ったというわけです。ところが・・・

ドビーをマルフォイ家から解き放してくれた大恩人で「この世で一番好きな人と云えばハリー・ポッター!」と言い切れるのにクリーチャーはそのハリーを激しく嫌悪していたのです。そのため2人は掴み合いの大喧嘩に・・・

2人がちょうど事を構えている。つまり大喧嘩の最中にハリーはドラコ・マルフォイを尾行させるためにクリーチャーを呼び出したのでした。つまり当初ドビーはあくまでも付き添いでクリーチャーがメインのはずでした。

ところがハリーにとって有益な情報をもたらしてくれたのはドビーのほうだったのです。ドビーの報告内容が元でハリーは「マルフォイは必要の部屋で何かをしている!」ということが解明されたというわけなんですよね。

ところが!

そんなハリーを激しく嫌悪していたクリーチャーが首にレギュラス様のロケットつまりヴォルデモートの偽の分霊箱を下げて現れると、クリーチャーはハリーのことを「ハリー様」と呼びハリーに対する態度を一変させたのです。

ハリーに対する思いや態度を180度転換させたクリーチャーを見てドビーはどう思ったんでしょうね?そしてドビーが決してできなかったことを今度はクリーチャーが成し遂げたのでした。クリーチャーはホグワーツの・・・

屋敷しもべ妖精をホグワーツの戦いに参戦させることに成功したのでした。ドビーが動かせなかったホグワーツの屋敷しもべ妖精をドビーに代わってクリーチャーが動かしたというわけなんですよね。

3-3.ロンとの関係
ハーマイオニーと同様にロンもドビーのことはハリーから聞いて知っていました。しかしドビーと初めて会ったのはやはりハーマイオニーと同じくホグワーツの厨房に初めて足を踏み入れた時だったというわけなんですよね。

一目会ってロンはドビーのことがとても気に入ったようでした。ハリーたち3人が初めてホグワーツの厨房に入った時ドビーは上半身は裸で馬蹄模様のネクタイを締めていました。そこでロンはドビーにこう言ったのでした。

「ねえドビー。ママが今年のクリスマスに僕に編んでくれるヤツを君にあげるよ。僕、毎年一着もらうんだ。君栗色は嫌いじゃないだろ?」さらにロンが「少し縮めないと君には大き過ぎるかも?」などと言うとドビーは・・・

ロンがさらに「君のティーポット・カバーとよく合うと思うよ」と言うとドビーは大喜びだったのでした。そしてクリスマスのまだ夜も明けていない内にドビーがハリーにクリスマス・プレゼントを渡すために来ると・・・

ロンは今包みを開けたばかりのすみれ色の靴下一足とウィーズリーおばさんが編んだ手編みのセーターをドビーのほうに投げたのでした。何故ロンが自分の母親が編んだセーターを気前良くドビーにあげたのか?というと・・・

それはウィーズリーおばさんが毎年ロンに贈るセーターはロンの嫌いな栗色だったからというわけなんですよね。つまりロンにとっては「ちょうどいい厄介払い」というわけです。しかしドビーは感激に打ちのめされて・・・

「旦那さまは何てご親切な!ドビーは旦那さまが偉大な魔法使いに違いないと存じておりました。旦那さまはハリー・ポッターの一番のお友達ですから」この後ドビーはロンのことをさらにこう褒めそやしたのでした。

「旦那さまがそれだけでなくハリー・ポッターと同じようにご親切で気高くて無欲な方とは」

ロンは「たかが靴下じゃないか」と耳元を微かに赤らめて答えましたが、ドビーに「旦那さま」を連呼されてまんざらでもない表情を浮かべていたのでした。ロンにとっては「厄介払いができてドビーにも慕われて」と・・・

まさに一石二鳥というわけなんですよね。

今日の最後に
そういえばドビーがいなくなった後のマルフォイ家はどうなったんでしょうね?おそらく朝昼晩の食事の支度はドビーがしていたのでナルシッサ母さんも「調理は苦手なのでは?」と私はそう思います。さらにドビーが・・・

ハリーの所に張り付いていた間も「マルフォイ家は3度の食事をどうしていたのか?」がとても気になりますね。もう1人屋敷しもべ妖精がいたのか?それともやはりナルシッサがしていたのか?どっちだったんでしょうね?
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