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さて!今週末の7月15日にはいよいよ「映画ハリー・ポッターと死の秘宝Prt2」が公開上映されますが、何と云っても最大のクライマックスシーンで見所といえば最後の対決シーンということになるんでしょうね。そこで今週はハリーとヴォルデモート卿が対決する場面を改めて振り返ってみることにします。(全3項目)

3-1.賢者の石を巡る攻防
学期末試験終了後ハグリッドの小屋を訪れたハリーは「ハグリッドが見知らぬ誰かに三頭犬フラッフィーのてなずけ方を教えてしまったらしい」と知らされて、さらにマクゴナガル先生からダンブルドア校長は留守だと・・・

聞かされ「賢者の石が狙われるのは今夜だ!」と確信するに至ったというわけです。そこで石を守るべく見張りに立ったのですが激しく立腹するマクゴナガル先生に追い立てられてすごすごと寮の談話室に戻ることに・・・

さらにスネイプを見張っていたハーマイオニーもフリットウィック先生に捕まっている内にスネイプはどこかへ姿を消してしまいハーマイオニーまでもがすごすごと寮の談話室に戻って来るハメに陥ってしまったのでした。

「じゃあ、もう僕が行くしかない。そうだろう?」
「僕は今夜ここを抜け出す。石を何とか先に手に入れる」

ハリーはロンとハーマイオニーに「こうなったら僕がヴォルデモートより先に賢者の石を手に入れるしかない!」と宣言したのでした。ハリーは1人で行くつもりでいたのですが2人もハリーに同行すると言い出したのでした。

こうしてハリー、ロン、ハーマイオニーの3人は力を合わせて賢者の石を守っている障害を乗り越えて行ったのですが、最終的に石がある所にたどり着くことが出来たのはハリー1人だけだったのです。ところがそこで・・・

ハリーを待ち受けていたのはスネイプではなかったのです。さらにまたヴォルデモートでもない意外な人物だったのです。

その人物とは?

3-2.賢者の石を奪おうとしていたのは?
そこにいたのはクィレルでした。ハリーが息を呑んで「あなたが!」と言うとクィレルは笑みを浮かべたのでした。その顔は普段とは違い痙攣などしていませんでした。さらにハリーに「私だ」と落ち着き払った声で・・・

ハリーに「君にここで会えるかもしれないと思っていたよ」と答えたのでした。ハリーが「僕はスネイプだとばかり(思っていた)」と言うとクィレルはスネイプが育ち過ぎたコウモリのように飛び回ってくれたので・・・

自分が疑われずに済んで役に立ったとも言ったのでした。クィレルが指をパチッと鳴らすと縄がどこからともなく現れハリーの体に固く巻きついたのでした。ふと気づくとハリーとクィレルの目の前にあった最後の障害は?

みぞの鏡だったのです!

ハリーはクィレルの気を逸らそうと必死に話しかけたのでした。しかしそのクィレルもまた「どうしたら賢者の石を手に入れることができるのか?」が全く分らないようでした。クィレルはヴォルデモートに助けを求めて・・・

「この鏡はどういう仕掛けなんだ?どういう使い方をするんだろう?ご主人様、助けてください!」

クィレルがこう言ってヴォルデモートに助けを求めると別の声が答えたのでした。しかも不思議なことにその声はクィレル自身から出ているようでした。その別の声が「その子を使うんだ。その子を使え」と言ったのでした。

クィレルが縛っていた縄を解いてハリーに「鏡を見て何が見えるかを言え」と言ったのでした。ハリーが鏡を見ると青白く脅えた自分の姿が目に入りました。ところが何と次の瞬間には鏡の中のハリーが笑いかけたのです。

鏡の中のハリーがポケットに手を突っ込み血のように赤い石を取り出したのでした。そしてウインクをすると再び「その石」をポケットに入れたのでした。するとハリーのポケットの中に何やら重い物が落ちたのです。

何と!ハリーは賢者の石を手に入れてしまったのです。ハリーは咄嗟に嘘をついて「思い切って逃げ出そうか?」とも思いましたが、クィレルが唇を動かしていないのに高い声が聞こえて来るのです。その声の主とは?

「俺様が話す。直に話す」

クィレルはその別の声に「ご主人様、あなた様はまだ十分に力がついていません!」と言いましたが、その声は「このためなら使う力がある」と言ったのでした。クィレルがハリーに背を向けてターバンを外すとそこには・・・

クィレルの後頭部には「もう1つの顔」があったのです。ハリーが今まで一度も見たことがない恐ろしい顔がそこにありました。蝋のように白い顔でギラギラと血走った目に鼻孔はヘビのような裂け目になっていたのでした。

ヴォルデモートがハリーを見たままでいられるようにとクィレルは後ろ向きで近づいて来ました。ヴォルデモートに「石をよこせ」と言われて足の感覚が戻ったハリーは「やるもんか!」と叫んで出口に向かって・・・

炎の燃えさかる扉に向かって駆け出しましたが、クィレルはハリーの手首を掴んだのでした。ところが次の瞬間には針で刺すような鋭い痛みがハリーの額の傷痕を貫いたのでした。頭が2つに割れるかと思うほどでした。

ハリーは悲鳴を上げ力を振り絞ってもがいたのでした。驚いたことにクィレルもまたハリーの手を離していたのでした。クィレルは苦痛に体を丸めて自分の指を見ていました。見る見る内にその指に火傷の火ぶくれが・・・

「ご主人様、奴を押さえていられません。手が!私の手が!」
「それなら殺せ、愚か者め、始末してしまえ!」

クィレルは手を上げてハリーに「死の呪い」をかけようとしましたが、ハリーが手を伸ばしてクィレルの顔を掴むとクィレルは転がるようにハリーから離れクィレルの顔は火傷で焼けただれていたのでした。そこで・・・

ハリーは跳び起きてクィレルの腕を捕まえ呪いがかけられないようにと力の限り強くしがみついたのでした。クィレルは悲鳴を上げハリーを振りほどこうとしました。ハリーの額の痛みはますますひどくなったのでした。

もはや何も見えません。クィレルの恐ろしい悲鳴とヴォルデモートの叫び声が聞こえるだけでした。ハリーは固く握っていたクィレルの腕がもぎ取られて行くのを感じたのでした。そしてハリーの意識は闇の中へと・・・

次にハリーが気づいた時には病棟のベッドに横たわっていたのでした。

3-3.この戦いの意味
そんなわけでヴォルデモートにしてみればハリーを始末してさらに賢者の石を手に入れ自分の体を再生させることができたということで、一挙両得のチャンスだったんですが再びハリーに敗れ去ってしまったというわけです。

こうしてクィレルを死なせてしまったヴォルデモートは前いたアルバニアの森に戻って行き、2年後にヴォルデモートの前に現れたのがピーター・ペティグリューことワームテールだったというわけなんですよね。

そのワームテールに仮の体を作らせてアルバニアの森を出たヴォルデモートは「今度正式な体を作る時には何が何でもハリー・ポッターの血が必要なんだ」とワームテールに言ったのでした。その理由がつまり・・・

ハリー1年生の年度末つまり今回再びハリーに敗れてしまったからだというわけなんですよね。ハリーの血を取り込んで自身の体を再生させればハリーに触っても傷つくことはなくなるというわけなんですよね。

ワームテールは「何しろあの小僧は厳重に守られているので」ということで、何もハリー・ポッターの血にこだわらなくとも「他の魔法使いの血でもいいのでは?」とヴォルデモートに強く進言するにはしたのですが・・・

そこでヴォルデモート卿はハリー・ポッターを手に入れるためワームテールが連れて来た魔法省の職員バーサ・ジョーキンズから聞き出した情報を使って「ハリー・ポッター獲得作戦」をスタートさせたというわけです。

ところが!そのことが・・・

今日の最後に
ヴォルデモートとの戦いの後意識を回復させたハリーはロンとハーマイオニーに「ダンブルドアは多分僕にチャンスを与えたいって気持ちがあったんだと思う」と話していますね。さらにダンブルドアは今までここで・・・

起きてることもほとんど全て知っていた。さらには僕たちが「やろうとしていたことも相当知っていたんじゃないかな?」とも言っていますね。だから僕たちを止めないで僕たちの役に立つよう必要なこともみんな・・・

教えてくれていたんじゃないかな?とも言っていますね。つまり「みぞの鏡」の仕組みが判るように仕向けてくれていたのも偶然じゃなかったんだ。つまりダンブルドアにとってはこれらの一連の措置はハリーが・・・

最後の最後にヴォルデモートに勝利するための布石の一部だというわけなんですよね。
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