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ここで会ったが100年目!愛するリリーが闇の帝王に殺されたのは「こやつが闇の帝王にポッター夫妻の居場所を教えたからだ!」ということでスネイプの怒りは頂点に達したのですが、ハリーもロンもハーマイオニーもさらには同級生のルーピンとシリウスでさえスネイプのリリーに対する思いの深さを知らなかったのです。(全3項目)

3-1.「忍びの地図」を巡る騒動、その1
知っての通り3年生になるとホグズミード村行きが許されます。しかしそれには両親又は保護者に許可証にサインしてもらわなければなりません。ハリーはバーノン叔父さんが許可証にサインしてくれなかったがために・・・

当初はホグズミードに行くことができませんでした。しかしフレッドとジョージがそんなハリーを気の毒に思って「忍びの地図」を譲り村に行く秘密の抜け道が「どこにあるのか?」を教えてくれたのです。しかしついに・・・

スネイプは勝ち誇る気持ちを無理に抑えつけたような顔をしてハリーを自分の部屋に連れて来たのでした。そしてハリーを椅子に座らせると「マルフォイ君がたった今、我輩に奇妙な話を聞かせてくれた」と切り出したのでした。

それはハリーの首が空中に浮かんでいたそうです。スネイプはハリーに「君の首はホグズミードで何をしていたんだろうね?」とか「君の体のどの部分もホグズミードに行く許可を得ていない」などと言って来ましたが・・・

ハリーは「マルフォイは多分幻覚を(見た)」と主張しましたが全く説得力がないのは言うまでもありません。そしてスネイプが父親のジェームズ・ポッターを罵倒する発言にハリーがついに切れて挑発に乗ってしまったのでした。

スネイプは突然吐き棄てるようにハリーにポケットの中身を全部出せと言い放ったのでした。スネイプの迫力に負けてハリーは恐怖に凍りつきながらのろのろとゾンゴの店で買った商品と「忍びの地図」を取り出したのでした。

ハリーはゾンゴの店で買った商品を「ロンが以前に買って来てくれた物です」と言い逃れをしましたが、スネイプは「それ以来持ち歩いていたのかね?何とも泣かせてくれますな」などと言ってハリーを攻め立てて来ました。

さらに「忍びの地図」のことを訊ねられたハリーは精一杯何でもないという顔を装って「余った羊皮紙の切れっ端です」と答えたのでした。ところがスネイプが「忍びの地図」を暖炉に放り込もうとするものだから思わず・・・

ハリーは慌てて「やめて!」と言ってしまったのでした。動揺を隠せないように瞬きをするハリーを見てスネイプは目を輝かせて「忍びの地図」を机の上に広げると杖を取り出して「汝の秘密を顕せ!」と唱えたのでした。

さらにスネイプが地図に向かって「ホグワーツ校教師セブルス・スネイプが汝に命ず。汝の隠せし情報を差し出すべし!」と唱えて地図を杖で強く叩いた時でした。地図からスネイプを罵倒する文言が浮かび上がって来たのです。

3-2.逆上するスネイプ、その1
結局この場はスネイプが呼び出したルーピン先生の機転で「忍びの地図」は「無理に読もうとする者を侮辱する羊皮紙」ということになりロンの口添えのお陰もあってハリーは罰則を食らうことも免れることができたのでした。

スネイプが「忍びの地図」の正体を知ったのは学期末試験が終了した日の夜のことでした。スネイプがルーピンの部屋に例のあの脱狼薬を持って行くと、そこにルーピンがハリーから没収した「忍びの地図」があったのです。

ルーピンは地図に死んだと思っていた「ピーター・ペティグリュー」の名前があるのを見て驚く余り地図を消すのを忘れてハリーたちを追って行ってしまったのです。そのルーピンを追って「叫びの屋敷」に来たスネイプは?

今にして思えば愛するリリーを失った後にスネイプとシリウスが直接顔を合わせたのはこれが初めてだったんですよね。「透明マント」を脱ぎ捨てたスネイプは少し息を切らしながらも勝利の喜びを隠し切れない様子でした。

「今夜また2人、アズカバン行きが出る」と言うスネイプの目には狂気の光が帯びていました。ルーピンは「学生時代の恨みで無実の者をまたアズカバンに送り返すというのかね?」と言いましたがルーピンもハリーも・・・

「スネイプがどうしてここまで怒り狂っているのか?」の本当の理由を知らなかったのです。シリウスとスネイプの顔に浮かんだ憎しみは甲乙つけがたい激しさでした。ハリーも「誰を信じていいのか?」が全く分らず・・・

ただただ呆然とするばかりでした。

スネイプはシリウスの眉間にまっすぐ杖を突きつけながら「やれるものならやるがいい」と言ったのでした。こやつが闇の帝王にポッター夫妻の居場所を教えたからリリーは死んだんだ。今や狂気の頂点に立つスネイプに・・・

ハリーが思わず「エクスペリアームス!」と叫ぶとロンとハーマイオニーもハリーと同時に呪文を叫んでいたのです。扉の蝶番がガタガタ鳴るほどの衝撃が走りスネイプは3人分の呪文を浴びて吹っ飛び壁に激突したのでした。

そして後頭部から血を流してノックアウトされたのでした。

3-3.逆上するスネイプ、その2
無事シリウスとヒッポグリフのバックビークを逃亡させてハリーとハーマイオニーが病棟のベットで神経をピリピリさせながら聞き耳を立てていると遠くで怒り狂う唸り声が聞こえて来たのでした。病棟に飛び込んで来たのは?

ダンブルドア校長と魔法大臣コーネリウス・ファッジにセブルス・スネイプの3人だったというわけです。ファッジは「きっと姿くらましを使ったんだろう。誰か一緒に部屋に残しておくべきだった」と言っていましたが・・・

スネイプは「奴は断じて姿くらましをしたのではない!」と吠え立てていたのでした。ハリーもハーマイオニーに繰り返し何度も言われているので知っていたのでしょうがホグワーツの校内では「姿くらまし」はできないのです。

病室の扉が猛烈な勢いで開いて飛び込んで来るなりスネイプはハリーに「白状しろ、ポッター!」と吼えた後「いったい何をした?」と叫んだのでした。さらには「こいつらが奴の逃亡に手を貸した。判っているぞ!」と・・・

スネイプはハリーとハーマイオニーを指差して顔を歪ませ口角泡を飛ばしながら叫びそして喚いていたのでした。ファッジが大声で「いい加減に静まらんか!辻褄の合わんことを!」と言うと、そんな大臣にスネイプは・・・

声を上ずらせて「閣下はポッターをご存知ない!」とか「こいつがやったんだ。判っている。こいつがやったんだ」などと怒りが収まらない様子で魔法大臣に激しく抗議していたのでした。そんなスネイプのことを・・・

ファッジが「精神不安定じゃないかね?」と言うのに対してダンブルドアは決して不安定なのではなく「ひどく失望して打ちのめされているだけじゃ」と答えたのでした。この時のスネイプの心情を真に理解していたのは・・・

アルバス・ダンブルドア1人だけだったんですよね。

今日の最後に
当時ハリーの両親ポッター夫妻の「秘密の守人」が実はシリウスではなくピーター・ペティグリューだったということを知っていたのは入れ替わった当の2人シリウスとペティグリューだけだったんですよね。したがって・・・

ダンブルドアもハリーとハーマイオニーに「わし自身が魔法省にシリウスがポッター夫妻の秘密の守人だったと証言した」と告白しているんですよね。だからスネイプも当然そうだと思っていたというわけです。ところが・・・

昨日の記事で振り返ったようにスネイプのリリーに対する思いはダンブルドアとスネイプ本人の「2人の間だけに留める」と約束していたのでダンブルドアもハリーとハーマイオニーに説明できなかったというわけなんですよね。

ダンブルドアも溜め息が出る思いだったんでしょうね。
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