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さて!当サイトでは折ある毎に「ハリーは極めて優秀な開心術士である」と指摘して来ました。そこで今週はハリーが開心術を発揮していると思われる場面を個別に取り上げて紹介してみたいと思います。初めてホグワーツ特急に乗った時ロンとハーマイオニーの気持ちを見て取ったハリーがその後貫き通したこととは?(全3項目)

3-1.改めて「開心術士」としてのハリーについて
知っている方々はよくよくご存知のようにハリーポッター・シリーズは当然ハリーが主人公ですから一部の章を除いたハリーが登場しない章以外(ほぼを含む)は全てハリーの視線で描かれているというわけなんですよね。

第1巻「賢者の石」の冒頭章
第4巻「炎のゴブレット」の冒頭章
第6巻「謎のプリンス」の冒頭章と第2章
第7巻「死の秘宝」の冒頭章
(第1巻と第4巻は登場するもののハリーのセリフなし)

上記の巻の各章を除いた部分については全編ハリーの目線を通したストーリー展開になっているというわけです。ローリングさんは登場する人物や動物その他の生き物の姿形や心理描写を事細かにするのが好きな人なので・・・

大多数の読者はハリーが人の心を読んでいても「それはローリングさんがそういう作家だから」と思っているというわけです。と!云うか?ローリングさんはわざとそう思わせているというわけなんですよね。それが・・・

読者はローリングさんにまんまと騙されているというわけなんですよね。(笑)

3-2.ロンの気持ちとハーマイオニーの気持ち
当サイトでは既に旧聞に属する話題でご存知の方もおられると思いますが、ハリーが魔法界に足を踏み入れてから最初に開心術の能力を発揮したのは初めてホグワーツ特急に乗った時だったんですよね。ハリーとロンが・・・

「他はどこも一杯なんだ」と言ってロンがハリーのいるコンパートメントに入って来たのでした。ロンがペットのスキャバーズに魔法をかけようとして杖を取り出し杖を振り上げた途端に2人のいるコンパートメントに・・・

やはりペットのカエルに逃げられたネビルが2度目にハリーとロンのいるコンパートメントに入って来たのですが、今度は栗色の髪がフサフサしていて前歯が少し大きく威張った話し方をする女の子と一緒に入って来たのでした。

「誰かヒキガエルを見なかった?ネビルのがいなくなったの」

そう言いながら2人のいるコンパートメントに入って来たのがハーマイオニーだったのでした。教科書は全部暗記したと言ってロンを唖然とさせていましたが同時に2人はここで互いに一目惚れをしたというわけなんですよね。

何ゆえハーマイオニーが有名人のハリー・ポッターではなくロン・ウィーズリーに一目惚れしたのか?は不思議と云えば不思議ですが、2人の互いの思いを開心術で見抜いたハリーは意識の底でハーマイオニーのことを・・・

「決して好きになってはいけない人なんだ」と思ったのでした。以来ハリーは何度もハーマイオニーと2人だけになる機会があったのですが、決して恋愛感情を抱かず男女の性別を越えた友情のみを育んで来たというわけです。

例えば3年生の学期末ハリーとハーマイオニーはシリウスとヒッポグリフのバックビークを助けるため逆転時計で3時間前に戻りましたが、バックビークを助け出した後は時間はたっぷりありましたがハリーはその時も・・・

そんな素振りはチラリとも見せなかったというわけです。さらに4年生の時ルード・バグマンから三大魔法学校対抗試合の「第3の課題」の内容を知らされた後にダームストラングの代表選手のビクトール・クラムに・・・

「君とハーマイオニーの間には何かあるのか?」とか「ハーマイオニーはしょっちゅう君のことを話題にする」などと詰め寄られましたがハリーはそんなクラムに「何にもないよ」と言い切ってみせたのでした。さらには・・・

ハリーはクラムに「僕たち友達だ。ハーマイオニーは今僕のガールフレンドじゃないし、これまで一度もそうだったことはない。スキーターって女がでっち上げただけだ」とも説明したのでした。そしてハーマイオニーが・・・

自分のことを頻繁に話題にするのも「友達だからだ」とハリーはクラムに断じてみせたのでした。そしてさらにハリーとハーマイオニーが一番長い期間を2人だけで過ごしたのは何と云っても最終学年の年度でしたが・・・

ハリーは戻って来たロンに「ハーマイオニーは妹みたいな人なんだ」と言った後さらに「ハーマイオニーの僕に対する気持ちも同じだと思う」とも言ったのでした。こうしてハリーのハーマイオニーに対する態度や姿勢は・・・

常に一貫していてご存知のようにロンとハーマイオニーはホグワーツの戦い後には結婚したというわけなんですよね。

3-3.ハーマイオニーの思い、その1
ハリー4年生の学期初日にはダンブルドア校長から100年以上ぶりに三大魔法学校対抗試合が復活開催されることが大々的に発表されて10月30日にはダームストラングとボーバトン両校の代表団がホグワーツ入りしたのでした。

そんなことだったので10月30日の朝、大広間は対抗試合の話題で持ちきりでした。ロンがハリーに「僕たちきっと課題をこなせるよ。これまでも危険なことをやって来たもの」と言うとフレッドが突っ込みを入れて来たのでした。

そんなロンにフレッドは「審査員の前ではやってないぞ」と言ったのでした。ハリーが「誰が審査員になるの?」と訊くと当然のようにハーマイオニーが「参加校の校長は必ず審査員になるわね」と答えてくれたのですが・・・

誰もそのことを知らなかったらしくハーマイオニーの発言を聞いた全員が相当に驚いて一斉に振り向いたのでした。そんなみんなの視線に気づいたハーマイオニーは「私の読んだ本を他の誰も読んでいないなんて」という・・・

いつもの歯痒そうな口調で「ホグワーツの歴史」に全部書いてあるし「改訂ホグワーツの歴史」のほうがより正確だし又は「偏見に満ちた選択的ホグワーツの歴史-イヤな部分を塗りつぶした歴史」もいいわと言うので・・・

ロンがハーマイオニーに「何が言いたいんだい?」と訊いたのですが、無意識の内に開心術を使ってハーマイオニーの心を読んでいたハリーにはもう既に答えが判っていたのです。その答えとは何だったのか?と云えば・・・

「屋敷しもべ妖精!」

ハーマイオニーが声を張り上げてこう言いましたが答えはハリーの予想通りでした。ハーマイオニーの説明によると「ホグワーツの歴史」は千ページ以上あるのに100人もの奴隷の圧制に私たち全員が共謀したとは一言も・・・

書いてないのだそうです。

今日の最後に
そんなわけでハリーとロンは初めて乗ったホグワーツ特急で即座に意気投合して友達になったのですが、ハリーもロンも(表向きは)当初はお節介焼きで杓子定規で融通の利かないハーマイオニーを毛嫌いしていたんですよね。

ところが!それが!

これも既に当サイトでは過去に取り上げていますが開心術でロンのハーマイオニーに対する気持ちを見抜いていたハリーは10月31日のハロウィーンの日に起きたトロール侵入事件の時には2人でハーマイオニーを救出して・・・

ようやく3人は友達関係になったというわけです。こんな所にもハリーの開心術士としての能力が役立てられていたというわけです。
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