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ハリーは開心術に長けているので相手の顔の表情を見ただけで「何を考えているのか?」が判るし「このことを訊くのなら今だ!」というタイミングも逃さないというわけです。さらにハリーが「この能力」を最大限に発揮したのは?(全3項目)

3-1.ハーマイオニーの思い、その2
クリスマス休暇明け最初のホグズミード村行きの日にハリーたち3人がパブ「三本の箒」に行くと大勢の小鬼に取り囲まれて何やら物々しい雰囲気のルード・バグマン氏がいたのでした。バグマンがハリーを見つけると・・・

「すぐだ。すぐだから!」と小鬼たちを説き伏せてバグマンは少年のような笑顔を浮かべてハリーの所に駆け付けて来ました。バグマンがハリーと2人だけで話したいと言うのでロンとハーマイオニーは別のテーブルへと・・・

バグマンはいつものようにハリーに「君を助けたい」と援助を申し出て来たのでした。引き続きバグマンを睨みつけている小鬼たちを見てハリーが「いったい小鬼は何が望みなんですか?」と訊くとバグマン氏が言うには・・・

バグマンは急にそわそわして唐突に「バーティ・クラウチを探しているんだ」と言い始めたのでした。何でも急に仕事に出て来なくなったそうです。ハリーがバグマン氏との話を終えてロンとハーマイオニーの所に戻ると・・・

ハリーが2人に「クラウチ氏がまだ病気で仕事に来ていないらしい」と話すとロンが「パーシーが一服盛っているんじゃないか?」と時折聞かせるブラックジョークをかまして来たのでした。さらにロンはこうも言ったのでした。

「もしかしたらクラウチが消えれば自分が国際魔法協力部の部長に任命されると思ってるんだ」

それを受けてハーマイオニーが何やら不満気な表情を浮かべてロンを睨みつけたのでした。ハーマイオニーは頭に浮かべた言葉を口に出すことはしなかったのですがハリーは開心術を使ってハーマイオニーの心を読んだのです。

ハーマイオニーは「そんなこと、冗談にも言うもんじゃないわ」と思ったようです。しかしハリーたちはバグマン氏が言っていたことは真っ赤な嘘だということや「何故クラウチ氏は仕事に来なくなったのか?」の真相を・・・

学期末に知ることになったんですよね。

3-2.フレッドとジョージの事情
夏休みも今日で終わりという8月31日に居間で皆がそれぞれに過ごしているとフレッドとジョージの2人は何故か隅っこのほうに座り込んで羽根ペンを手にして額を突き合わせ羊皮紙の上で何やらヒソヒソと話しているのです。

ウィーズリーおばさんが2人をハタと見据えて「2人で何してるの?」と訊くとフレッドが「宿題さ」と答えたのでした。おばさんが「まだお休み中でしょ」と切り返すとジョージが「やり残していたんだ」と答えたのでした。

クリスマス休暇に入る直前のある日ハリーたち3人が談話室にいるとフレッドとジョージがロンに「ピッグウィジョンを借りてもいいか?」と言って来たのでした。ロンが「手紙の配達に出ているから駄目」と断った後に・・・

「そんなに次々と誰に手紙を出しているんだ?」と訊くとフレッドが杖を振って脅すように「嘴を突っ込むな」と言って来たのでした。やがて2人は「学校のふくろうを使ったほうがよさそうだ」と言って姿を消したのでした。

さらにハリーたち3人がクラウチ氏が前夜突然ホグワーツに現れたかと思うと忽然と姿を消した件を手紙でシリウスに知らせるためにと早朝ふくろう小屋に来ると何故か?そこにフレッドとジョージの2人も現れたのでした。

2人は何やら激論を交わしながらふくろう小屋に入って来たのでした。扉がバーンと開いてフレッドとジョージの2人が敷居を跨いで入って来ました。こんな早朝にふくろう小屋にハリーたちがいるのを見て2人は驚き・・・

ロンもやはりこんな早朝にフレッドとジョージがふくろう小屋に来たのを見て驚いたので、ロンとフレッドが同時に「こんなとこで何してるんだ?」と叫んだのでした。2人もやはり手紙を出すためにふくろう小屋に来たのです。

フレッドは持っている手紙の宛名が見えないようにと手をもぞもぞと動かしていたのでした。ロンが「誰を脅迫するんだい?」と訊くとジョージが何でもなさそうな顔をして「ばか言うな。単なる冗談さ」と答えたのでした。

ロンは「そうは聞こえなかったぞ」とさらに2人を問い詰めましたが結局フレッドもジョージも「どうしてこんな早朝に手紙を出しに来たのか?」の理由は説明しなかったのでした。そして2人の事情が明らかになったのは?

ここで注目すべきことはハリーは実はフレッドとジョージに対して一度も質問していないんですよね。開心術に長けているハリーは「2人に事情を訊くのならこのタイミング!」と2人が質問に答える時を心得ていたのです。

ハリーは帰りのホグワーツ特急の中でジョージに「教えてくれないか?」と訊いた後さらに「誰を脅迫していたの?」とも訊いたのでした。そして「ルード・バグマンが関係していたの?」と鋭く訊いたのでした。すると・・・

フレッドとジョージはようやくクィディッチ・ワールドカップの時にバグマンに賭けで預けた全財産を踏み倒されたことを打ち明けたのでした。そんな2人にハリーは三大魔法学校対抗試合の優勝賞金1,000ガリオンを・・・

譲り渡したというわけなんですよね。

3-3.フェリックス・フェリシスのお陰?
話はいきなり6年生に飛びますがハリーはクリスマス休暇明け最初の個人教授でダンブルドア校長からスラグホーンが自ら改ざんした記憶を明かさせよという最初にして最後の宿題を出されたのでした。そしてハリーは・・・

3月に入ってからはようやく努力に努力を重ねたものの一向にスラグホーンの記憶を回収できなかったため、スラグホーンの最初の「魔法薬学」の授業で獲得したフェリックス・フェリシスをついに使うことにしたのでした。

そしてハリーはフェリックス・フェリシスのお陰もあってものの見事にスラグホーンの記憶を獲得することができたのですが、ここでハリーは極めて優秀な開心術士としての能力を存分に発揮したというわけなんですよね。

例えばハグリッドの小屋の天井にかかる絹糸のような白くて長い毛が束になって下がっているのを見てスラグホーンはハグリッドに「あれはまさかユニコーンの毛じゃなかろうね?」と訊いたのでした。するとハグリッドは?

「ああ、そうだ」とあっさりユニコーンの毛であることを認めたのでした。尻尾の毛が森の木の枝に引っかかって抜けたものをハグリッドは回収していたようです。怪我をした動物の包帯を縛ったりするのに使っているそうです。

そんなハグリッドにスラグホーンは「あれがどんなに高価な物か知っているかね?」と訊ねたのでした。無頓着に返事をするハグリッドにスラグホーンは「他にもお宝が存在するのでは?」と小屋の中を見回し始めたのでした。

実は表向きスラグホーンは「そんな気持ちは微塵もない」という顔をしてハグリッドの小屋の中を見回していたのですが、開心術に長けていたハリーはスラグホーンのそんな気持ちをスバリ見抜いていたというわけなんですよね。

いよいよ佳境に入りハリーがスラグホーンの記憶を回収する時が刻々と迫っていました。ハリーはフェリックス・フェリシスが示すままにでまかせを言ったつもりだったのですが開心術でスラグホーンの心を見抜いていたのです。

ハリーがスラグホーンに「先生は母が好きだったのですね?」と訊くとスラグホーンは目から涙を溢れさせながら「あの子に会った者なら誰だって好きにならずにはいられない」とハリーの母が好きだったことを認めたのでした。

そしてハリーが「母は僕に命をくれました。それなのに先生は記憶をくれようとしない」と目をまっすぐに見て言うとスラグホーンはハリーの視線から目を逸らすことができなかったのでした。このようにしてハリーは・・・

自身の持つ開心術士としての能力を存分に発揮してスラグホーンを説得し記憶を回収してようやくダンブルドアの宿題をやり遂せることができたというわけなんですよね。

今日の最後に
当然のことなんですがダンブルドア校長も「ハリーは極めて優秀な開心術士である」ということは見抜いて知っているというわけなんですよね。それというのもハリーに宿題を出した直後にフィニアス・ナイジェラスが・・・

ダンブルドアに「あの子が君より上手くやれるという理由が分らんね」と言っているのに対してダンブルドアはフィニアスに「わしも君に分るとは思わぬ」と答えているんですよね。それはフィニアス・ナイジェラスは・・・

ハリーが「優秀な開心術士だ」ということに気づいていないからだと私はそう思いますね。だからダンブルドアはフィニアス・ナイジェラスに「君には理解できんじゃろう」という意味のことを言ったというわけなんですよね。
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