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今週は魔法使いと杖の関係について考えています。当初ネビルのお祖母さんオーガスタ・ロングボトム夫人は孫のネビルのことを「父親より出来が悪い」とこぼしていたのですが、ネビルが魔法省であのハリー・ポッターと肩を並べて死喰い人と戦ったことで認識を新たにしたようです。そこでネビルに・・・(全3項目)

3-1.ネビルの新しい杖
かなり以前に当サイトでは「1ガリオンを日本円で今の物価水準に換算するといくらになるのか?」というのを計算したことがあります。私の試算では約一万円ということでした。どうやって計算したのか?というと・・・

副読本の「幻の動物とその生息地」の裏表紙にはそれぞれ日本円と魔法界の値段の両方が併記されていたのでそこから計算したというわけです。そこでハリーがオリバンダーの店で買った杖の代金は7ガリオンだったので・・・

つまり7万円ということになりますね。

これも以前に杖のことを取り上げた時に確かそう言ったのですが「やはり11才になったばかりの子供に新品の杖を買うというのは相当贅沢なことらしい」という結論に至ったわけです。だからロンもそうだったというわけです。

昨日の記事でも触れたようにホグワーツ入学時のロンの杖はチャーリーのお下がりでした。その杖が2年生の学期初日に折れてしまったためロンもようやくウィーズリー家に臨時収入があったことも幸いして新品の杖を・・・

買ってもらえたのでした。前置きが随分長くなってしまいましたがロングボトム家も同様にお世辞にも裕福とは言えないらしくネビルは当初はお父さんの杖を使っていたそうです。ところがその杖が折れてしまったのです。

それは5年生の学期末にネビルがハリーたち3人とジニーとルーナの5人と共に魔法省に行った時でした。ネビルはハリーに「ばあちゃんに殺される!」と言っていたのですが、そのお祖母さんはどうしたのか?といえば・・・

祖母のオーガスタ・ロングボトム夫人は「孫のネビルがハリー・ポッターと肩を並べて死喰い人と戦った!」ということで大喜びしてネビルに新品の杖を買ってくれたのです。常々周囲の人たちにはネビルのことを・・・

「父親よりも出来が悪い」と愚痴をこぼしていたそうですが魔法省の件がきっかけになってネビルが「やっと父さんに恥じない魔法使いに成り始めた」と思うようになってくれたんだそうです。そのネビルの新しい杖は?

「桜とユニコーンの毛」

3-2.ハリーの杖に何が起こった?
昨日の記事でも言ったようにハリーがオリバンダーの店で買った「柊の木に不死鳥の尾羽根の芯の杖」は何度もハリーの窮地を救って来ました。そして復活した直後のヴォルデモートと戦った後に明らかになったのが・・・

ハリーもオリバンダー翁から聞かされて知ってはいたのですが同じ不死鳥の尾羽根を芯に持つ杖つまり兄弟杖だということがハリーを生きてホグワーツに帰らせることになったのです。それに加えてその時ハリーの杖は・・・

アルバス・ダンブルドアを亡き者にして残る邪魔者はハリー・ポッターただ1人ということになりヴォルデモートはついにハリーを追い詰めたのでした。ハリーもまた「もうおしまいだ」と死を覚悟したのでした。ところが!

何もすることができず傷痕の激痛でハリーは目を固く閉じたのでした。するとハリーの杖がひとりでに動いてまるで巨大な磁石のようにハリーの手を引っ張って行ったのです。その杖の先からは金色の炎が噴き出したのでした。

「お前の杖だ。セルウィン、お前の杖をよこせ!」

「きっとこれがこの世の見納めだ」とハリーが思った次の瞬間ヴォルデモートの姿が忽然と消えたのです。それは魔法省と不死鳥の騎士団が設置した保護呪文の境界内に入ったからでした。その時ハリーの杖は何をしたのか?

後にダンブルドアは「復活したあの夜ヴォルデモートのほうがハリーより死ぬことを恐れていた」と説明したのでした。一方ハリーは「死ぬかもしれない」ということを受け入れむしろ積極的に迎え入れた。その結果・・・

ハリーの勇気が勝ちハリーの杖がヴォルデモートの杖を圧倒したと言うのです。すると2本の杖の間に2人の持ち主の関係を反映した何事かが起こりハリーの杖はヴォルデモートの杖の力と資質の一部を吸収したというのです。

ハリーの杖はヴォルデモート自身の一部を取り込んでいた。そこでヴォルデモートがハリーを追跡した時ハリーの杖はヴォルデモートを認識した。復活する時には血を貰った間柄なのにも関わらずそのハリーの命を狙い・・・

殺そうとしたヴォルデモートに対してハリーの杖はヴォルデモート自身の魔法の一部をヴォルデモートに向けて吐き出したのです。ハリーの杖はハリーの並外れた勇気とヴォルデモートの恐ろしい魔力を併せ持っていた。

だからルシウス・マルフォイの杖は折れたというわけです。

3-3.そしてヴォルデモートは?
オリバンダー翁から兄弟杖のことを聞き「別の者の杖を使えばよい」と言われてヴォルデモートはルシウス・マルフォイの杖を借りてハリーを追ったのですが、ルシウスの杖は折れて再びハリーを殺し損ねてしまったのです。

「誰か他の者の杖を使えば問題は解決すると貴様はそう言ったな!」

「それなら何故あのようなことが起こったのだ。ルシウスの杖は破壊されたぞ!」

ヴォルデモートはこう言ってオリバンダー翁を責め立てましたがオリバンダー翁は嘘をついてはいないようでした。当初ヴォルデモートはリトル・ハングルトンの教会墓地からハリーを逃がしてしまった原因について・・・

「自分より奴の腕のほうが勝っていたからでは?」と恐れていたそうですが、双子の杖のことを知るに及んで「これで全てが説明できる」と思ったんだそうです。しかし借り物の杖もハリーの前では同じことだったのです。

ハリーの勇気がヴォルデモートを凌駕したがために敗北したのにも関わらず、さらにハリーに備わっていて自らには欠如ししている才能があるのにヴォルデモートはそんなハリーの資質を全く考えようとはせずに・・・

ヴォルデモートは「全ての杖を破ると噂に聞く」唯一の杖を探しに出かけたのでした。ヴォルデモートにとってはニワトコの杖への執着がハリーに匹敵するほど強いものになったのでした。それはニワトコの杖こそ・・・

自らの最後の弱みを取り除き真に自分を無敵にすると信じたからでした。しかしヴォルデモートがニワトコの杖の在りかを探している間にもヴォルデモートの全く知らない所でニワトコの杖の持ち主は転々とした挙句に・・・

今日の最後に
オリバンダー翁はニワトコの杖について「その持ち主は常に攻撃されることを恐れなければならない」と言っていますね。しかしその一方で「ニワトコの杖を持った闇の帝王はやはり恐るべき強大さだ」とも言っています。

それを聞いてハリーは最初にオリバンダー翁に会った時に「あまり好きになれない」と感じたことを思い出したのでした。何故ならオリバンダー翁はヴォルデモートに拷問され牢に入れられるという仕打ちを受けてもなお・・・

あの史上最強の闇の魔法使いヴォルデモート卿がニワトコの杖を所有することは嫌悪感を催す以上にゾクゾクするほどに強く心を奪われることだと思っていたからというわけなんですよね。つまり恐怖心より興味のほうが・・・

勝っていたというわけです。
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