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杖職人のオリバンダー翁によると「その杖の歴史は血塗られてはいるが、それは単にそれほどまでに求められる品であり魔法使いの血を駆り立てる物だからかもしれない」とのことでした。計り知れない力を持ち間違った者の手に渡れば危険にもなるという「その杖」とは?(全3項目)

3-1.ニワトコの杖の血塗られた歴史
歴史上初めて登場するニワトコ材の杖は「悪人エメリック」と称される魔法使いが所有していた極めて強力で危険な力を持つ杖だったそうです。中世初期に英国南部に脅威をもたらしたこの桁外れの乱暴者エメリックは・・・

エグバートと呼ばれる魔法使いと激烈な決闘を繰り返していましたが、最後の戦いに敗れて若くして命を落としてしまったそうです。エグバートのその後については定かではありませんが当時の決闘者たちは概して短命でした。

それは後に魔法省が闇の魔術の使用を規制するようになるまでは決闘と云えば「即座に死を意味するもの」だったからだそうです。それから一世紀の時を経てゴデロットというお世辞にも好ましいとは言えない人物が・・・

「最も邪悪なる魔法」という危険な呪文を集めた本を出して闇の魔術の学問を進歩させたそうです。ゴデロットのメモには「ある杖の助けを得てこの書を執筆した」との記述があるそうです。つまりはその杖こそが・・・

どうやら「ニワトコの杖だったらしい」とのことでした。ゴデロットは「最も邪(よこし)まにして切れ者である余の友(杖)は最も邪悪なる魔法の道を心得ている」とも書き残しているそうです。そのゴデロットは息子の・・・

ヘレワードに自宅の地下室に閉じ込められ非業の死を遂げたとされているそうです。したがってニワトコの杖はその息子のヘレワードに奪われたと推測せざるを得ないとのことでした。その後のニワトコの杖の行方は・・・

その後ヘレワードが「その杖をどうしたのか?」は不明なのだそうです。そして再びニワトコの杖が歴史の表舞台に姿を現したのは18世紀初頭だったそうです。バーナバス・デベリルという魔法使いはこの杖を使って・・・

「自分は恐ろしい魔法戦士である」という評判を打ち立てましたが、その恐怖統治は同様に悪名高いロクシアスによって終止符を打たれたそうです。ロクシアスはその杖を使って自分が気に入らない全ての人物を・・・

葬り去ったとのことですが実の母親を含めて多くの者が「ロクシアスを殺したのは私だ」と主張したため「ロクシアスからニワトコの杖を奪ったのは誰なのか?」は皆目見当がつかずニワトコの杖の足跡を追うのは・・・

難しいとのことでした。どちらにしろニワトコの杖は悪名高い闇の魔法使いばかりの手に渡っていて「いいことよりも悪いことばかりに使われていた」ということのようです。そんな多くの人を葬り去った杖は巡り巡って・・・

3-2.アルバス・ダンブルドアとニワトコの杖
ダンブルドアは当然ハリーやロンとは違い極めて真面目な優等生でしたから、魔法史の授業もちゃんと聞いていて「中世の頃からニワトコ材の自分の杖を自慢している闇の魔法使いがいた」ということは知ってたんでしょうね。

そしてそれがニワトコの杖というもので「確かにこの世に現存するんだ」ということを知ったのは多分ホグワーツ卒業直後にゲラート・グリンデルバルドから聞かされて知ったんでしょうね。それからというものは・・・

ダンブルドアはニワトコの杖を含めた「死の秘宝」に夢中になり「それら3つの品々はどこにあるのだろう?」と探求したりグリンデルバルドと話し合ったりしたというわけです。そんなダンブルドアだったのですが・・・

妹アリアナの処遇を巡って弟のアバーフォースと言い争いになり、アバーフォースとグリンデルバルドは互いに杖を抜いての大乱闘ということになってしまったのでした。止めに入ったダンブルドアだったのですが・・・

ふと気づくと両親が命と引き換えにしてまで守って来たアリアナが死んでいたのです。グリンデルバルドは事の重大さに気づいて祖国のブルガリアに逃げ帰りダンブルドアは失意の内に死の秘宝の探求も挫折したのでした。

何年かの時を経てグリンデルバルドが「計り知れぬ力を持つ杖を手に入れた」との噂がダンブルドアの耳に入って来ました。もはやニワトコの杖を持ったグリンデルバルドを止められるのはダンブルドア1人だけだったのです。

しかしダンブルドアはグリンデルバルドと戦うことが恐かったのです。それはあの時グリンデルバルドとダンブルドアの2人の内の「どちらの呪いがアリアナを殺したのか?」を知るのが恐かったのです。そのために・・・

ダンブルドアはグリンデルバルドと戦うのを1日延ばしにしていました。しかしついに「これ以上先延ばしにするわけにはいかない」という状態になってしまったのです。こうしてダンブルドアはグリンデルバルドと戦い・・・

ニワトコの杖を獲得したのでした。ダンブルドアがニワトコの杖を持っていることを吹聴もせず使いこなすことを許されたのは勝つためではなく他の人間をニワトコの杖から守るためだったからというわけなんですよね。

3-3.ヴォルデモートとニワトコの杖
ヴォルデモートはずっとずっとオリバンダーの店で購入した「イチイの木に不死鳥の尾羽根の芯」の杖で満足していました。その杖は何でもヴォルデモートの言うがままに事を成して来たのでした。あの事以外には・・・

唯一その杖ができなかったことは「ハリー・ポッターを殺すこと」でした。この杖は2度もハリー・ポッターを殺し損ねたのです。そこで拉致した杖職人のオリバンダー翁を拷問すると双子の杖のことを白状したため・・・

「別の人間の杖を使えば問題は解決する」と言われたのでヴォルデモートは今度はルシウス・マルフォイの杖を借りて事に臨んだのです。ところがルシウスの杖はハリーの杖に出会って砕けてしまったのです。そこで・・・

ヴォルデモートは別のもっと強力な杖すなわちハリー・ポッターの杖を征服する唯一の手段として「死の杖」とか「宿命の杖」とか「ニワトコの杖」などと色々な名前で知られるその杖についてオリバンダー翁が・・・

知っていることの全てを知りたがったのでした。そしてニワトコの杖を獲得するために探求の旅に出たというわけです。ところがヴォルデモートがニワトコの杖を手にするまでには難儀を極めたというわけなんですよね。

さらには・・・

今日の最後に
本日の記事の冒頭の「ニワトコの杖の血塗られた歴史」はハリーポッター・シリーズ本編からではなく「吟遊詩人ビードルの物語」のアルバス・ダンブルドアの「3人兄弟の物語」の解説文から関係分を抜粋してお届けしました。

そういえば杖職人のオリバンダー翁は「ブルガリアの杖職人グレゴロビッチがニワトコの杖を持っているという噂があるらしい」ということを知っていてヴォルデモートにそのことを教えたというわけなんですが・・・

「死の秘宝」の信奉者の1人と名乗っているルーナの父親ゼノフィリウス・ラブグッド氏はグレゴロビッチ自身がわざと噂を流したというのに、そのことは口にしていないのでどうやらそのことは知らなかったみたいですね。

それとダンブルドアは「グリンデルバルドがニワトコの杖を手に入れたらしい」との情報を入手したそうですが情報元はいったい何だったんでしょうね?それとも戦いに勝利した時ニワトコの杖だと気づいたんでしょうか?

私はおそらくゼノフィリウス氏がグレゴロビッチの噂やグリンデルバルドがニワトコの杖を持ったことを知らなかったのは年齢的なこともあったんだと思います。ゼノフィリウス氏が死の秘宝のことを知った時には既に・・・

噂は立ち消えになっていたんだと・・・

私はそう思いますね。
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