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ダンブルドアの葬儀を取り仕切ったのと同じ魔法使いが司会者だったためハリーは少しドキリとしましたが、結婚式はつつがなく進行してビルとフラーはめでたく正式に夫婦ということになったのでした。そして結婚式が終わってパーティということになったのですが・・・(全3項目)

3-1.久々の登場!ビクトール・クラム
「わたしゃ107才だぇ。あんまり長いこと立っとるわけにはいかないぞぇ」などと言っておきながら、ミュリエル大おばさんは視界に入った全ての人に難癖をつけないと気が済まないらしくロンが入口に戻って来た頃には・・・

テントはもうほとんど一杯になっていて入口には誰も並んではいなかったのでした。着替えと身支度を済ませたハーマイオニーが加わって5人で話をしていると遅れて到着した客が招待状を差し出したのでした。その人物とは?

「君はすヴぁらしい」
「ビクトール!」

ハーマイオニーが金切り声を上げて手に持っていた小さなビーズバックを落としたのでした。ハーマイオニーは頬を赤く染め慌ててバックを拾いながら「知らなかったわ。お元気?」などと挨拶をしたのでした。それは・・・

クィディッチ・ワールドカップのブルガリア代表選手でポジションはハリーと同じシーカーで三大魔法学校対抗試合ではタームストラング校の代表選手でもあったビクトール・クラムその人だったのです。クラムが現れて・・・

今度はロンの耳が赤くなる番でした。招待状の中身など信じるものかと言わんばかりにロンはクラムに「どうしてここに来たんだい?」と不必要に大きな声で訊いたのでした。クラムは新婦のフラーに招待されて来たのでした。

クラムに何の恨みもないハリーは「ここは一刻も早くロンから引き離したほうがいい」と判断してクラムを席に案内したのでした。ポリジュース薬で姿を変えていたハリーに対してクラムは「友達ではなく親戚か?」と・・・

訊いてきましたがハリーが「いとこだ」と答えてもクラムはハリーの答えを聞こうとはしていなかったようです。一方クィディッチの有名選手が現れたということで特にヴィーラのいとこを筆頭に客がざわめいていたのでした。

クラムの姿をよく見ようとみんなが首を伸ばしている所にロンとハーマイオニーにフレッドとジョージの4人が花道を急ぎ足でやって来たのでした。いよいよ本日の主役新郎新婦のビルとフラーの入場が始まるとのことでした。

こうしてビルとフラーの結婚式が始まったのでした。

3-2.ついに2人は夫婦に・・・
まずは新郎の親であるウィーズリー夫妻が笑顔で親戚に手を振りながら入って来ました。その直後に衿に大輪の白バラを挿したビルと付添い人のチャーリーが入って来たのでした。そしていよいよ花嫁の入場となったのでした。

ハーマイオニーが腰掛けたまま入口を振り返ると歓声を上げたのでした。ムッシュ・デラクールと共にフラーがバージンロードを歩き始めると会場の客が一斉に溜め息をついたのでした。すっきりとした白いドレスを着て・・・

滑るように歩いて来たフラーは銀色の強い光を放っているように見えたのでした。普段はその輝きで他の者の全てが色褪せてしまうのですが、ジニーもカブリエールも今日はその光に当たった者の全員が美しく見えたのでした。

ビルもまたフラーの隣に立った途端、フェンリール・グレイバックに遭遇したことさえ嘘のように見えたのでした。すると少し抑揚のある声で「お集まりの皆さん」という声が聞こえて来たのでした。ハリーはその司会者が・・・

ダンブルドアの葬儀を取り仕切ったのと同じ魔法使いだったため少しドキリとしたのでした。ミュリエル大おばさんは「私のティアラのお陰で場が引き立つ」と自画自賛していましたが花嫁付添い人のジニーの衣装を見て・・・

「どう見てもジネブラの胸開きは広すぎる」とケチをつけることも忘れてはいなかったのでした。一番前の列ではウィーズリー夫人とマダム・テラクールの2人が小さなレースの布切れを押し当ててそっと泣いていたのでした。

一方テントの後方からは鼻をかむトランペットのような音が聞こえハグリッドがテーブルクロス大のハンカチを取り出したことを式場にいる全員に知らせていたのでした。ハリーを笑顔で振り返ったハーマイオニーもまた・・・

その目は感激の涙で一杯だったのでした。司会者の髪がふさふさした魔法使いは2人が結婚し夫婦となることを宣言した後ビルとフラーの頭上に杖を高く掲げたのでした。すると2人の上には銀の星が降り注ぎその後には・・・

「されば、ここに2人を夫婦と成す」

銀の星は抱き合っているビルとフラーを螺旋を描きながら取り巻いたのでした。フレッドとジョージの音頭で式場にいた全員が一斉に拍手をすると頭上の金色の風船が割れて中からは極楽鳥やら小さい金の鈴が飛び出し・・・

鳥の歌声や鈴の音が祝福の賑わいを前にも増して華やかにしたのでした。こうしてビルとフラーは正式に夫婦となったのでした。

3-3.パーティが始まると・・・
司会者の魔法使いが「ご起立願います」と言って招待客が立ち上がると、その魔法使いが杖を振り今まで座っていた椅子が優雅に舞い上がってテントの壁の部分が消え一同は金色の支柱に支えられた天蓋の下にいたのでした。

そして金色の上着を着たバンドマンが舞台に上がってパーティということになったのでした。ウェイターが銀の盆を掲げて四方八方から現れたのでした。かぼちゃジュースやバタービールなど飲み物が載った盆もあれば・・・

山盛りのタルトやサンドイッチがぐらぐら揺れている盆もあったのでした。ハーマイオニーは「お祝いを言いに行かなきゃ!」と言ったのですがロンは通り過ぎる盆からバタービールを3本取って1本をハリーに渡しながら・・・

「後で時間があるだろう」と言ったのでした。それはロンにとってはビルとフラーにお祝いの言葉を言うより重要なことがあったのです。それはミュリエルおばさんやビクトール・クラムから離れて席を取ることだったのです。

ロンは2人の先に立って左右をちらちら見ながら「ビクトール・クラムはどこにいるかな?」をチェックしながら、まだ誰もいないダンスフロアを横切ったのでした。ルーナが1人で座っているテーブルが一番空いていました。

ロンが「ここ座ってもいいか?」と訊くとルーナはうれしそうに「うんいいよ」と言ったのでした。やがてバンドの演奏が始まってルーナは「この歌が好きだ」と言って曲の調べに合わせて体を揺らしていたのですが・・・

ルーナが1人でダンスフロアに出て行って目をつむり両腕を振りながら踊り始めるものだから、ロンは感服するやら感心するやらの両方の気持ちでルーナのことを「凄い奴だぜ。いつでも希少価値だ」と評したのでした。

しかしそんなロンの笑顔は次の瞬間には消え去ってしまったのでした。ルーナの空いた席にビクトール・クラムがやって来たからです。ハーマイオニーはうれしそうに慌てふためいたのですがクラムが3人のいる席に来たのは?

今度はクラムはハーマイオニーを誉めるために来たわけではなかったのです。クラムは3人に「あの黄色い服の男は誰だ?」と怒ったような表情を浮かべながら訊いて来たのでした。するとロンはハーマイオニーに唐突に・・・

「踊ろう」と言い出したのでした。ハーマイオニーは驚いたような顔をしましたが同時にうれしそうに立ち上がり2人は混み合ったダンスフロアの渦の中に消えたのでした。そんなロンとハーマイオニーを見てクラムは・・・

一瞬気が散ったように「あの2人は今付き合っているのか?」とハリーに訊きましたが、2人が付き合っているという確信を持てなかったハリーはクラムに「んーそのような」と答えるに留まってしまったというわけなんですよね。

今日の最後に
実は私も最初は気づかなかったのですがハリポタ関連のある本が指摘しているのを見て「そうだったんだ!」と驚いたことがあったんですよね。それは「ビル」という名前は愛称でビル・ウィーズリーの正式な本名は・・・

ウィリアム・アーサー・ウィーズリー

というわけでビルの本名のファーストネームは「ウィリアム」だったんですよね。これはアメリカとヨーロッパ各国のほうでは「ウィリアムの愛称はビル」と決まっているんだそうです。どうしてなのかの理由については・・・

「どうしてウィリアムの愛称がビルなの?」ということについては現地の欧米の人たちでさえ明確に説明できる人はほとんどいないのだそうです。とにかく「ウィリアムの愛称はビルなんだ!」ということなんだそうです。(笑)
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