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スリザリン寮付きのゴースト血みどろ男爵は「どうして血みどろになったのか?」500年間ニックが一度も訊こうとしなかったその理由をハリーはヴォルデモートの分霊箱を探す過程で知ることになったのでした。実はそのことにはレイブンクロー塔のゴースト「灰色のレディ」も関係していたのです。(全3項目)

3-1.分霊箱の在りかを求めて・・・
「見たことがあるかじゃと?生きている者の記憶にある限りでは誰も見た者はない!とっくの昔に失われた物じゃよ!」

ヴォルデモートの分霊箱の最後の隠し場所が「ホグワーツ」だと判りヴォルデモートに先駆けてホグワーツ入りを果たすことができたものの分霊箱がどこにあるのか皆目見当がつかずロンとハーマイオニーの行方も知れません。

生きている者の記憶・・・

ハリーは考えるために両手で覆っていた目を見開いたのでした。そして勢いよく立ち上がると最後の望みを賭けて今来た道を矢のように駆け戻ったのでした。探していた「その人」は下の玄関ホールに漂っていたのでした。

「ニック!ニック!君と話がしたいんだ!」

ハリーは騒がしさに負けないようにと声を張り上げてニックを呼んだのでした。そしてニックに「どうしても君の助けが必要なんだ。レイブンクローの塔のゴーストは誰?」と訊いたのでした。するとニックの返答は?

ニックは驚くと同時に少しむっとした表情を浮かべたのでした。そしてもちろん「灰色のレディ」だと答えたのでした。ニックの「何かゴーストでお役に立つことをお望みなのなのでしたら?」との問いにハリーは・・・

「そのレディじゃないとダメなんだ。どこにいるか知ってる?」とハリーが言うとニックは襟の上で首をぐらつかせながらそのレディを探してくれたのでした。そしてニックの透明な人差し指の示す先にレディがいたのです。

「あそこにいるのがそのレディです。髪の長いあの若い女性です」

3-2.灰色のレディと血みどろ男爵の物語
ハリーの必死の訴えがレディの心を動かしたのか?何故ハリーがレディの信頼を勝ち得たのか?ハリー自身には分りませんでしたが、レディが話す気になってくれたのでハリーはレディの話を聞き漏らすまいと思ったのでした。

「灰色のレディ」は近づいてみると話をしたことこそありませんでしたが、ハリーとは何度か廊下ですれ違ったことのあるゴーストでした。レディはホグワーツ創始者の1人ロウェナ・レイブンクローの娘だったんだそうです。

レディの存命中の名前は「ヘレナ・レイブンクロー」でヘレナは母よりも賢く重要な人物になりたかったので、母ロウェナの髪飾りを盗んで逃げアルバニアの森に隠れたのだそうです。しかし母ロウェナは髪飾りを・・・

失ったことを決して認めず「自分が持っている」というふりをしたと言われているのだそうです。娘ヘレナの恐ろしい裏切りのこともロウェナはホグワーツの他の創始者たちにさえ秘密にしたのだそうです。そして・・・

やがてロウェナは病気になりました。それも重い病気でした。娘ヘレナの裏切り行為にも関わらずロウェナは「どうしてももう一度だけ娘に会いたい」と言ってある男にヘレナを探させたのでした。それはヘレナに・・・

ヘレナにずっと恋をしていた男だったのです。かつてヘレナはその男の申し出を撥ね付けたのですがロウェナは「その男なら娘を探し出すまでは決して諦めないだろう」ということを知っていたのです。そしてついに・・・

その男はアルバニアの森にヘレナが隠れているのを探し当てたのでした。しかしその男は元々カッとなりやすい性格だったためヘレナが一緒に帰ることを拒否すると即座に激怒してしかもヘレナが自由でいることに・・・

嫉妬して何とヘレナを刺し殺してしまったのです。それが後の「血みどろ男爵」だったのです。自分のしてしまったことを目の前にして男爵は後悔に打ちひしがれヘレナの命を奪ったのと同じ凶器で自らの命も絶ったのでした。

それ以来血みどろ男爵は悔悟の証に鎖を身につけているのだそうです。レディに言わせれば血みどろ男爵のその行為は「当然のこと」なんだそうです。こうしてヴォルデモートの分霊箱を探すためという目的のために・・・

意外と云えば意外な形でハリーは「血みどろ男爵は何故血みどろになったのか?」の理由を知ることになったというわけです。

3-3.改めてゴーストの皆さんの出身寮について
さて!こうして名前が明らかになっているゴーストの皆さんを一通り紹介した所で私がふと思ったのは「嘆きのマートルにビンズ先生はどの寮出身なんだろう?」ということだったんですよね。他の人たちについては・・・

ほとんど首なしニックはグリフィンドール

血みどろ男爵はスリザリン

太った修道士はハッフルパフ

灰色のレディはレイブンクロー

とそれぞれ4つある寮の出身だということが明らかになっています。何でも信頼できる情報元によると嘆きのマートルはレイブンクロー出身なんだそうです。すると残るはビンズ先生1人だけということになりますよね。

出身寮が明らかになっているゴーストの方々は皆さんそれぞれの寮を反映させた性格や特性を持ち合わせています。特にそれが顕著なのはやはりハッフルパフ寮出身の太った修道士でしょうね。誰にでも分け隔てなく・・・

平等に接していますし公正中立で寛大で基本的には心の広い人が多いというのがハッフルパフの特徴ということになっています。そういった観点から考えてみると私はビンズ先生はレイブンクロー出身だとそう思いますね。

レイブンクロー出身の人たちの特性は「頭脳明晰で極めて頭がいいが、ここぞという時に踏ん張れない。プレッシャーに弱い」といった感じだと私はそう思います。ビンズ先生も秘密の部屋の伝説を話した時には・・・

結局は生きている内も死んだ後も全生徒の注目を集めるという経験が全くなかったがためにそのプレッシャーに負けて秘密の部屋に関する話を打ち切ってしまった。そういう先生の行動を見るにつけ私はビンズ先生は・・・

レイブンクロー出身だとそう思いますね。

最後に
ハリーたち5年生の学期初日には組分け帽子が歌の最後に警告を発しつつ「団結せよ。内側を強くせよ」と歌ったことに関してニックは「過去にもこういうことが数回あった」と言った後とても無理だと言うハリーに・・・

咎めるようにこう言っていますね。

「さあさあ、そんな態度はいけませんね。平和な協力これこそ鍵です。我らゴーストは各寮に分かれておりましても友情の絆は保っております」したがってニックはたとえグリフィンドールとスリザリンの競争があっても・・・

「私は血みどろ男爵と事を構えようとは夢にも思いませんぞ」と言っていますね。しかしハリーはもちろんそれを聞いていた全ての生徒たちが「そんなことは絶対に無理だ」と思ったようですがホグワーツの戦い後には・・・

それが実現したというわけなんですよね。
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