FC2ブログ

ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

スリザリン寮付きのゴースト血みどろ男爵は「どうして血みどろになったのか?」500年間ニックが一度も訊こうとしなかったその理由をハリーはヴォルデモートの分霊箱を探す過程で知ることになったのでした。実はそのことにはレイブンクロー塔のゴースト「灰色のレディ」も関係していたのです。(全3項目)

3-1.分霊箱の在りかを求めて・・・
「見たことがあるかじゃと?生きている者の記憶にある限りでは誰も見た者はない!とっくの昔に失われた物じゃよ!」

ヴォルデモートの分霊箱の最後の隠し場所が「ホグワーツ」だと判りヴォルデモートに先駆けてホグワーツ入りを果たすことができたものの分霊箱がどこにあるのか皆目見当がつかずロンとハーマイオニーの行方も知れません。

生きている者の記憶・・・

ハリーは考えるために両手で覆っていた目を見開いたのでした。そして勢いよく立ち上がると最後の望みを賭けて今来た道を矢のように駆け戻ったのでした。探していた「その人」は下の玄関ホールに漂っていたのでした。

「ニック!ニック!君と話がしたいんだ!」

ハリーは騒がしさに負けないようにと声を張り上げてニックを呼んだのでした。そしてニックに「どうしても君の助けが必要なんだ。レイブンクローの塔のゴーストは誰?」と訊いたのでした。するとニックの返答は?

ニックは驚くと同時に少しむっとした表情を浮かべたのでした。そしてもちろん「灰色のレディ」だと答えたのでした。ニックの「何かゴーストでお役に立つことをお望みなのなのでしたら?」との問いにハリーは・・・

「そのレディじゃないとダメなんだ。どこにいるか知ってる?」とハリーが言うとニックは襟の上で首をぐらつかせながらそのレディを探してくれたのでした。そしてニックの透明な人差し指の示す先にレディがいたのです。

「あそこにいるのがそのレディです。髪の長いあの若い女性です」

3-2.灰色のレディと血みどろ男爵の物語
ハリーの必死の訴えがレディの心を動かしたのか?何故ハリーがレディの信頼を勝ち得たのか?ハリー自身には分りませんでしたが、レディが話す気になってくれたのでハリーはレディの話を聞き漏らすまいと思ったのでした。

「灰色のレディ」は近づいてみると話をしたことこそありませんでしたが、ハリーとは何度か廊下ですれ違ったことのあるゴーストでした。レディはホグワーツ創始者の1人ロウェナ・レイブンクローの娘だったんだそうです。

レディの存命中の名前は「ヘレナ・レイブンクロー」でヘレナは母よりも賢く重要な人物になりたかったので、母ロウェナの髪飾りを盗んで逃げアルバニアの森に隠れたのだそうです。しかし母ロウェナは髪飾りを・・・

失ったことを決して認めず「自分が持っている」というふりをしたと言われているのだそうです。娘ヘレナの恐ろしい裏切りのこともロウェナはホグワーツの他の創始者たちにさえ秘密にしたのだそうです。そして・・・

やがてロウェナは病気になりました。それも重い病気でした。娘ヘレナの裏切り行為にも関わらずロウェナは「どうしてももう一度だけ娘に会いたい」と言ってある男にヘレナを探させたのでした。それはヘレナに・・・

ヘレナにずっと恋をしていた男だったのです。かつてヘレナはその男の申し出を撥ね付けたのですがロウェナは「その男なら娘を探し出すまでは決して諦めないだろう」ということを知っていたのです。そしてついに・・・

その男はアルバニアの森にヘレナが隠れているのを探し当てたのでした。しかしその男は元々カッとなりやすい性格だったためヘレナが一緒に帰ることを拒否すると即座に激怒してしかもヘレナが自由でいることに・・・

嫉妬して何とヘレナを刺し殺してしまったのです。それが後の「血みどろ男爵」だったのです。自分のしてしまったことを目の前にして男爵は後悔に打ちひしがれヘレナの命を奪ったのと同じ凶器で自らの命も絶ったのでした。

それ以来血みどろ男爵は悔悟の証に鎖を身につけているのだそうです。レディに言わせれば血みどろ男爵のその行為は「当然のこと」なんだそうです。こうしてヴォルデモートの分霊箱を探すためという目的のために・・・

意外と云えば意外な形でハリーは「血みどろ男爵は何故血みどろになったのか?」の理由を知ることになったというわけです。

3-3.改めてゴーストの皆さんの出身寮について
さて!こうして名前が明らかになっているゴーストの皆さんを一通り紹介した所で私がふと思ったのは「嘆きのマートルにビンズ先生はどの寮出身なんだろう?」ということだったんですよね。他の人たちについては・・・

ほとんど首なしニックはグリフィンドール

血みどろ男爵はスリザリン

太った修道士はハッフルパフ

灰色のレディはレイブンクロー

とそれぞれ4つある寮の出身だということが明らかになっています。何でも信頼できる情報元によると嘆きのマートルはレイブンクロー出身なんだそうです。すると残るはビンズ先生1人だけということになりますよね。

出身寮が明らかになっているゴーストの方々は皆さんそれぞれの寮を反映させた性格や特性を持ち合わせています。特にそれが顕著なのはやはりハッフルパフ寮出身の太った修道士でしょうね。誰にでも分け隔てなく・・・

平等に接していますし公正中立で寛大で基本的には心の広い人が多いというのがハッフルパフの特徴ということになっています。そういった観点から考えてみると私はビンズ先生はレイブンクロー出身だとそう思いますね。

レイブンクロー出身の人たちの特性は「頭脳明晰で極めて頭がいいが、ここぞという時に踏ん張れない。プレッシャーに弱い」といった感じだと私はそう思います。ビンズ先生も秘密の部屋の伝説を話した時には・・・

結局は生きている内も死んだ後も全生徒の注目を集めるという経験が全くなかったがためにそのプレッシャーに負けて秘密の部屋に関する話を打ち切ってしまった。そういう先生の行動を見るにつけ私はビンズ先生は・・・

レイブンクロー出身だとそう思いますね。

最後に
ハリーたち5年生の学期初日には組分け帽子が歌の最後に警告を発しつつ「団結せよ。内側を強くせよ」と歌ったことに関してニックは「過去にもこういうことが数回あった」と言った後とても無理だと言うハリーに・・・

咎めるようにこう言っていますね。

「さあさあ、そんな態度はいけませんね。平和な協力これこそ鍵です。我らゴーストは各寮に分かれておりましても友情の絆は保っております」したがってニックはたとえグリフィンドールとスリザリンの競争があっても・・・

「私は血みどろ男爵と事を構えようとは夢にも思いませんぞ」と言っていますね。しかしハリーはもちろんそれを聞いていた全ての生徒たちが「そんなことは絶対に無理だ」と思ったようですがホグワーツの戦い後には・・・

それが実現したというわけなんですよね。

コメント

No title

 3Dの映画でハリポタ見てきたんですが、レディのシーンが一番怖かった気がします。
 幽霊がリアルだし、怒って飛びかかろうとすると襲われそうな気分になるんです。

 1巻からの伏線をここまで引っ張ってくるなんて、ローリング女史は素晴らしいですね……w

2011.08.18  星乃瑠璃  編集

ゴーストって。

このシリーズの記事を拝見して改めて感じたのですが、ゴーストたちってとても重要だしいい味を出してますね!←今さら(笑)たしかもともとゴーストは何らかの理由でこの世に中途半端に残ろうとした人々で、ほとんどの魔法使いはこの道を選ばないのでしたよね…?だからこんなにも個性的なキャラクターなんですかね。。

それにしてもニック可愛いです!大人気なくムッとしちゃったり。ロンと同じように、ハリーと親しいことを誇りに思っているのでしょうねー。

でも、どうして血みどろ男爵のまみれた血は銀色なんでしょう?ユニコーンの血でもないのに。

2011.08.18  まちゃる  編集

そうなんですか!

星乃瑠璃さんコメントありがとうございました。

映画のゴーストは怖いんですか!私は「映画は観ない派」なんですが伝え聞いた話によると吸魂鬼はあまり怖くなかったと聞いたんですけどね。とにかくレディと血みどろ男爵の関係が7巻で明らかになったのは良かったと私はそう思いました。

それとコメントいただけるのは大変うれしいのですが出来れば1日1回にしていただけると有り難いです。

2011.08.19  トキメキぼーい  編集

個性的なのは・・・

まちゃるさんコメントありがとうございました!

それはニックや血みどろ男爵それに太った修道士の各氏は個性的だから目立っているんじゃないでしょうか?第1巻「賢者の石」の初登場時には「20人ぐらいいる」とのことでしたから地味なキャラクターのゴーストもいるかもしれませんよ。(笑)

ゴーストの血が銀色なのは半透明又は銀色がゴーストの基本的な色だからじゃないでしょうか?今のところはそのくらいしか頭に浮かびません。すみません。

2011.08.19  トキメキぼーい  編集

ありがとうございます

そんなっ謝らないで下さい!だからやっぱり銀色なんですね。変な好奇心でした。お騒がせしました(笑)

そうですね!目立っていると感じるのはそのせいかもしれません。でも、あの色々な意味でキャラの濃い灰色のレディは確か詳しい描写は7巻が初めてでしたよね…?このシリーズは(当たり前ですが)ハリー視点だから、本筋に描かれない面白いゴーストはたくさんいるのかも、と思ったんです。それに、首スポーツ愛好者のゴーストさんたちも個性的でしたし。私、ハリポタを読んでいるとどうしても想像という名の妄想がどんどん膨らんでしまって(笑)

あの、この記事と全く関係がなくて申し訳ないのですが、私ものだめ大好きなんです!そのことはプロフィールの欄で既に存じ上げていたのですが、超遅ればせながら2007年2月4日の記事を拝見したら…感動してしまいました!大好きなのだめとハリポタが同じ文章の中に織り交ぜて書かれているなんて!確かに両者は似ているところがありますね!うわぁハーマイオニーと千秋先輩が!イラストによる伏線もたくさんありますし!いやぁ、改めてトキメキぼーいさんの考察の鋭さにただただ惚れ惚れするばかりです。ちなみに私は黒木くんとのだめのファッションが好きです(笑)クラシックもよく聴きます。

あ、興奮してしまいすみません。長文失礼しました。

2011.08.19  まちゃる  編集

そういえばニックでしたね!

こんにちは。
ちょうど映画のレイブンクローに関する感想を書いていたので、レディの話が思い出せて助かりました!

ハリーとレディの仲介役(?)になったのは、ニックでしたね!映画ではルーナの役目でした。
血みどろ男爵の過去についても、映画では説明がなかったので少し残念でした。
私はレディは怖くなかったですよ(笑)
ディメンターも怖くないですね。怖いのはナギニかな・・・。

マートルがレイブンクローというのは、少し意外ですよね。あまり「頭良さそう!」と感じる場面はありませんでしたが、本当は賢いのかもしれませんね。

2011.08.20  リラ  編集

今となっては懐かしい記事ですね。

まちゃるさんコメントありがとうございました!

そういえば一度だけハリポタ以外のことを取り上げたことがありましたね。のだめの作者の二ノ宮さんとローリングさんの共通点は「詳細に設定している登場人物の履歴をごく一部しか表に出さない」ということなんですよね。

まちゃるさんの好きなオーボエ吹きの黒木くんに至ってはついに何も明らかにならないまま完結してしまいました。それと灰色のレディの詳細が明らかになったのは7巻ですが以前の巻に登場しているという指摘もあるんですよ。

第1巻「賢者の石」の306ページに登場する「背の高い魔女のゴースト」と第6巻「謎のプリンス」の下巻126ページの「長い髪の女性のゴースト」が灰色のレディでは?と言われているそうなんです。

2011.08.20  トキメキぼーい  編集

それは少し残念。

リラさんコメントありがとうございました!

そうなんですか。ニックは最後の映画ではカットされてしまったんですね。それは少し残念でしたね。

そういえばニックは1年生のグリフィンドール生には教室の行き方なんかを教えてくれたりしたんですが灰色のレディはどうだったんでしょうね?ハリーには冷たい態度でしたがやはり相手がレイブンクロー生だったら・・・

違って来たりするのかな?なんて思ってしまいました。

2011.08.21  トキメキぼーい  編集

コメントを投稿


管理者にだけ表示を許可する
 

トラックバック

TB*URL

アナログ時計(黒)

プロフィール

トキメキぼーい

管理人:トキメキぼーい
当サイトのポリシー
継続は力なり!
我が道を行く!

好きな作家
J.K.ローリング
北杜夫
江戸川乱歩
二ノ宮知子
椎名軽穂
羽海野チカ
荒川弘、他

好きな作曲家
ショスタコーヴィチ
メンデルスゾーン
ニールセン、他多数

好きな歌い手
遊佐未森
小田和正
スピッツ
他これもまた多数

愛知県名古屋市在住
血液型O型

トラックバックは
承認制にしました。

コメントも
承認制にしました。

毎週
日曜
月曜
水曜
木曜日更新

最近の記事

カテゴリー

全記事(数)表示

全タイトルを表示

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

ブロとも申請フォーム

Copyright ©ハリポタ通の館(やかた). Powered by FC2 Blog. Template by eriraha.