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さて!今週は第6巻「謎のプリンス」のフレッドとジョージを取り上げてみたいと思います。母親のウィーズリーおばさんは当初は2人に魔法省に就職して欲しかったのですが、2人は母親の意に反して悪戯専門店を開業してしまったのでした。しかし母親の懸念とは裏腹にお店の経営は極めて順調なようで・・・(全3項目)

3-1.ホグワーツを卒業して・・・
フレッドとジョージにハリーはハリーが初めてホグワーツ特急に乗った時にトランクを上げるのを手伝ってもらったのが最初の出会いでした。そして入学早々にはハリーがクィディッチのグリフィンドール・チームに・・・

加入したことでチームメイトともなり以来濃密な人間関係を構築して来ました。つまりフレッドとジョージの2人はハリーにとってはロンとハーマイオニーに次いで大事なかけがえのない友人ということになるんでしょうね。

そんなわけでハリーにフレッドとジョージはホグワーツに入学してからの5年間は大広間で肩を並べて食事も一緒に食べるなど寝食を共にしていたのですが、知っての通り2人は昨年度ホグワーツを卒業したというわけです。

そのためハリーがフレッドとジョージに会えるのは夏休みやクリスマス休暇などに「隠れ穴」で会うか?又は2人が経営しているウィーズリー・ウィザード・ウィーズ店に足を運んだ時だけということになってしまいました。

それ以外には2人が学校に訪ねて来る時というのもあるにはあったんですが、その時は状況が状況だっただけにハリーとフレッドにジョージは近況報告なども兼ねてゆっくり話し合うという時間的余裕もなかったんですよね。

そんなわけで当サイトでは折りある毎に言っているようにハリーポッター・シリーズは基本的には主人公ハリーの視線で描かれているので6巻と7巻ではフレッドとジョージの出番は極端に少なくなっているというわけです。

したがってフレッドとジョージの「謎のプリンス」編は1週間4回ということにさせていただきました。

3-2.モリー母さんの評価
6年生の夏休みハリーは「2週間」という異例の短さでダーズリー一家の呪縛から解き放たれ「隠れ穴」に来ることになりました。ホラス・スラグホーンの説得を終えてダンブルドアと共にウィーズリーおばさんの待つ・・・

「隠れ穴」に真夜中過ぎに入ったハリーだったのですが、ウィーズリーおばさんがフレッドとジョージの部屋をハリーのために用意していると言ったのでハリーは思わずおばさんに「2人はどこに?」と訊いてしまったのでした。

するとおばさんは・・・

「あの子たちはダイアゴン横丁。悪戯専門店の上にある小さなアパートで寝起きしているの。とっても忙しいのでね」と答えたのでした。さらにおばさんは2人が悪戯専門店を開いたことについてこうも言ったというわけです。

「最初は正直言って感心しなかったわ。でもあの子たちはどうやらちょっと商才があるみたい!」

そしておばさんはハリーをフレッドとジョージの部屋に案内してくれたのでした。2人の部屋は3階でした。おばさんがベッド脇の小机に置いてあるランプに杖を向けると明かりが灯り心地よい金色の光で満たされたのでした。

小窓の前に置かれた机には大きな花瓶に花が生けてありました。しかしそれでもなお火薬のような臭いが漂っているのを消し去ることはできていませんでした。床の大半は封をした段ボール箱で占められておりその間には・・・

ダンブルドアが先に送ったハリーのトランクがそんな段ボール箱の間に置いてありました。2人の部屋は一時的に倉庫として使われているようでした。ハリーはおばさんにおやすみの挨拶を言ってパジャマに着替えると・・・

2つあるベッドの内の1つに潜り込んだのでした。枕カバーの中に何やら固い物があるので引っ張り出してみると紫とオレンジの色で見覚えのある「ゲーゲー・トローチ」でした。ハリーはそれを見て独り笑いをした後には・・・

眠りについたというわけです。

3-3.一夜明けて・・・
こうしてフレッドとジョージの部屋で眠りについたハリーだったのですが、次の瞬間に起こされたと思ったらもう朝になっていたのでした。ロンとハーマイオニーが既にハリーが到着していることを聞きつけて来たからです。

朝食のお盆を運んで来たのがウィーズリーおばさんではなくビルと婚約したフラー・デラクールだったというサプライズもあったのですが、ロンの口からも当然フレッドとジョージの悪戯専門店の話が飛び出したのでした。

床一杯に置いてある段ボール箱を覗き込んで「これなあに?」とハーマイオニーが取り出したのが小さな望遠鏡のような物でした。ロンが「フレッドとジョージがここに残して行ったぐらいだから気をつけろ」と言って・・・

多分まだ悪戯専門店に出すには早過ぎるんだろうとも言うロンにハリーが「君のママが店は流行ってるって言ってたけど」と言った後さらに「フレッドとジョージは本当に商才があるって言ってた」と言うのに対して・・・

ロンは「それじゃ言い足りないぜ。ガリオン金貨をざっくざく掻き集めているよ」と言ったのでした。何でもロンもまだフレッドとジョージの店に行っていないんだそうです。ヴォルデモートの復活が正式に明らかになり・・・

母親のウィーズリーおばさんが「用心には用心して」ということで夫でロンの父親のアーサー氏が同行できなければ絶対にダイアゴン横丁には出かけないと主張しているからなんだそうです。ところがそのアーサー氏は・・・

本当に忙しくて「いつ2人の店に行けるのか?」は分らないとのことでした。そしてハリーが先学期の末に校長室で聞いた予言のことをロンとハーマイオニーに打ち明けていたその時にそのアクシデントは起きたのでした。

「ヴォルデモートに止めを刺さなければならないのはどうやらこの僕らしい。少なくとも予言によれば2人のどちらかが生きている限りもう1人は生き残れない」とハリーが2人に予言の内容を話しているその時にそれは・・・

3人は一瞬互いに黙って見つめ合ったのでした。するとその時「バーン!」という大音響と共にハーマイオニーが黒煙の中に消えたのでした。そして黒煙の中から咳き込みながら現れたハーマイオニーの片方の目には・・・

「これを握り締めたの。そしたらこれ、私にパンチを食らわせたの」

ハリーとロンが見てみると望遠鏡の先からバネつきの小さな拳が飛び出していたのです。そしてハーマイオニーの片方の目には鮮やかな紫の隈取りがついていたのでした。母親のウィーズリーおばさんに治療を頼めば・・・

軽い怪我の治療ならお手のもんとロンは言いましたが、ウィーズリーおばさんが「癒者のいろは」の本を片手にどれだけ頑張ってみてもハーマイオニーの目の隈取りは頑として取れなかったのでした。ジニーが言うには・・・

「フレッドとジョージの考えそうな冗談よ。絶対に取れなくしたんだ」

今日の最後に
当初母親のウィーズリーおばさんはフレッドとジョージの2人には夫のアーサー氏やパーシーと同様に魔法省に入って欲しかったんですよね。2人にはそれを望むことができるだけの実力があったのです。ところが2人は・・・

おばさんの意に反して悪戯専門店を開店させてしまったのです。さらにハリーが三大魔法学校対抗試合の優勝賞金一千ガリオンを店の開業資金として提供してしまったということもあって結局おばさんは2人の開業を・・・

お店の経営が順調ということもあって認めざる負えないということになってしまったというわけなんですよね。本当はおばさんはハリーに「何てことしてくれたの!」と文句の1つも言いたかったんでしょうが残念ながら・・・

相手がハリーなだけにそれはできなかったというわけなんですよね。
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