FC2ブログ
昨年度フレッドとジョージの仕掛けた悪戯のお陰で散々な目に遭ったフィルチはダンブルドア校長を通じて「ウィーズリー・ウィザード・ウィーズで購入した悪戯用具は全て完全禁止」と宣言しましたが、ハリーもさらにロンも「そんなものは有名無実化している」ということを身を持って思い知ることになったのでした。(全3項目)

3-1.「選ばれし者」を巡る攻防
ヴォルデモート卿の復活が明らかになると日刊予言者新聞はハリーに対する態度を一変させて手の平を返し、その結果今度はハリーを「選ばれし者」などと書き立てて褒めそやしたためハリーは一転して女子生徒たちから・・・

羨望の眼差しの対象となりクリスマス休暇直前にはスラグホーンのクリスマス・パーティに連れて行ってもらおうとして「選ばれし者」ハリーを巡る策略が練られたというわけです。図書室でハーマイオニーはハリーに・・・

「気をつけないといけないわよ」

ハリーがプリンス手書き入りの「上級魔法薬」の本を返すつもりはないと言うと、ハーマイオニーは険悪な目つきでその教科書を見つつ「そのばからしいプリンスとかいう人のことを言ってるんじゃないわ」と言ったのでした。

ハーマイオニーはプリンスのことではなく少し前に起こったことを話そうとしていたのです。図書室に来る前に女子トイレに寄ったらハリー親衛隊の急先鋒ロミルダ・ベインを含めた女子生徒約10人が集まっていたそうです。

その女子生徒たちはハリーに気づかれないように惚れ薬を盛る方法を話していたのだそうです。全員がハリーにスラグホーンのクリスマス・パーティに連れて行ってもらいたいがためにフレッドとジョージの店から・・・

「愛の妙薬」を買ったようだと話すとハリーは「なら、どうして取り上げなかったんだ?」とハーマイオニーに詰め寄ったのでした。そんなハリーに対してハーマイオニーはその女子生徒たちを蔑むようにこう言ったのでした。

「あの人たちトイレでは薬を持っていなかったの」

とにかくハーマイオニーが言うには「飲み物には気をつけなさい。ロミルダ・ベインは本気みたいだったから」とのことでした。ところがそこでハリーがふと気づいたことがあったのです。それは学期初日の9月1日には・・・

3-2.フレッドとジョージ対フィルチ
「フィルチがウィーズリー・ウィザード・ウィーズで買った物は何でも禁止にしたはずだけど?」

こう言ったハリーに対してハーマイオニーは「フィルチが禁止した物を気にした人なんているかしら?」と言うのです。しかしふくろうも全部検査されているというのにその女の子たちがフレッドとジョージの店の商品を・・・

「惚れ薬を学校に持ち込めたのはどういうわけだ?」と問うハリーに対してハーマイオニーは「フレッドとジョージが香水と咳止め薬に偽装して送って来たの」と説明したのでした。それはフレッドとジョージの店の・・・

「ふくろう通信販売サービス」の一環なのだそうです。ハリーの「随分詳しいじゃないか」という突っ込みに対してハーマイオニーは「夏休みに2人が私とジニーに見せてくれた瓶の裏に全部書いてあった」と答えたのでした。

図書室の閉館時間となりハリーとハーマイオニーが談話室に戻ると早速そのロミルダ・ベインがハリーに「ギリーウォーターはいかが?」と飲み物を勧めて来たのでした。するとハーマイオニーがハリーに向かって・・・

「ほぅらね!」という視線を送って来たのでした。ギリーウォーターに惚れ薬が仕込んであるのは火を見るより明らかだったのでハリーが「あんまり好きじゃないんだ」と即座に言って断るとロミルダ・ベインは今度は・・・

ファイア・ウィスキー入りの大鍋チョコレートを「お祖母さんが送ってくれたんだけど自分は好きじゃないから」などと言ってハリーの手に押し付けて来たのでした。さすがにこれを断るわけにはいかなかったハリーは・・・

受け取った上で当然食べるわけにはいかなかったのでトランクに入れておいたのでした。ところがその惚れ薬入りの大鍋チョコレートをそうとは知らずに食べてしまった人物が現れてしまったのです。それは翌年の・・・

3月1日に・・・

3-3.クリスマスとロンの誕生日に・・・
結局ハリーはロミルダ・ベインの誘惑(?)を振り切りスラグホーンのクリスマス・パーティにはパーティ当日に偶然会ったルーナ・ラブグッドを連れて行ったのでした。そしてクリスマス休暇には「隠れ穴」に入って・・・

フレッドとジョージとは夏休みに2人の店で会って以来久しぶりに顔を合わせたというわけです。そしてクリスマスの夜ウィーズリーおばさんは小さな星のように輝くダイヤが散りばめられた濃紺の三角帽子を被って・・・

「フレッドとジョージがくれたの!きれいでしょう?」

首には見事な金のネックレスを着けていたのでした。ジョージはおばさんに気楽に手を振りながら「俺たちますますママに感謝してるんだ。なんせ自分たちでソックスを洗わなくちゃなんねえもんな」と言ったのでした。

フレッドもジョージも今は「隠れ穴」を離れてダイアゴン横丁の自分たちの店の上にあるアパートで暮らしているため自分の衣類は自分で洗濯しなくてはならず離れてみて初めて母親の有り難さが身に沁みたというわけです。

そしてハリーはクリスマス休暇が終わって再び学校に戻れば2人に会えるのは夏休みということになるんだろうと思っていたのでしょうが、意外なことにフレッドとジョージとは3月に学校で顔を合わせることになったのです。

そのきっかけを作ったのが前述のロミルダ・ベインの惚れ薬入りの大鍋チョコレートだったのです。ロンが自身の誕生日の3月1日にその惚れ薬入りの大鍋チョコレートを食べてしまったのでした。そこでハリーは・・・

ロンをスラグホーンの部屋に連れて行きスラグホーンに「惚れ薬の解毒剤を作って欲しい」と依頼したのでした。ところがスラグホーンが「気つけ薬が必要らしいな」と言ってロンに飲ませたオーク樽熟成の蜂蜜酒に・・・

何と!毒が入っていたのです。ハリーの素早い措置でロンは一命を取り留めたものの医務室に担ぎ込まれたのでした。その事態を受けて学校にはウィーズリー夫妻とフレッドとジョージの4人が駆け付けたというわけです。

「俺たちの想像したプレゼント贈呈の様子はこうじゃなかったな」

ジョージは贈り物の大きな包みをロンのベッド脇の整理棚の上に置いてジニーの隣に座りながらこう言ったのでした。さらにはフレッドもまた「俺たちの想像した場面ではこいつは意識があった」と言ったというわけです。

それに加えてさらにフレッドとジョージは「ホグズミードでこいつをびっくりさせてやろうと待ち構えていた」と言うのです。何と2人は「ゾンゴの店を買収しようと考えてたんだ」と言うのです。つまり2人の店の・・・

ウィーズリー・ウィザード・ウィーズのホグズミード支店というわけなんですよね。しかしその当日ロンが自分の誕生日だということで楽しみにしていたホグズミード行きは直前になって急遽中止されてしまったのでした。

最後に
今になって改めて考えてみるとフレッドとジョージもダンブルドア軍団のメンバーだったのですから、呼びかけに応じていればダンブルドア校長が死んだあの日学校に来ようと思えば駆け付けることが可能だったんですよね。

しかし結局呼びかけに応じたのはネビルとルーナの2人だけでした。でも多分フレッドとジョージはお店のことで多忙を極めていましたし、きっとハーマイオニーが作ったニセ・ガリオン金貨を持っていなかったんでしょうね。

だから駆け付けることができなかったんだと・・・

私はそう思いますね。
Secret

TrackBackURL
→http://tokimekiboy.blog43.fc2.com/tb.php/1047-acc93ddc