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今週は久方ぶりにクィディッチのことを取り上げてみたいと思います。今回は特に個々の登場人物との関係について考えてみることにしました。バリバリの純粋マグルであるダーズリー夫妻に育てられたため、ハリーはクィディッチの「ク」の字も知らずに育ちましたが初めての飛行訓練授業では・・・(全3項目)

3-1.ハリーとクィディッチ、その1
ハリーが初めて「クィディッチ」を耳にしたのは11才の誕生日にハグリッドとダイアゴン横丁に行ってマダム・マルキンの洋装店に入った際にそこで偶然出会ったドラコ・マルフォイの口から聞かされたというわけなんですよね。

その時ドラコはハリーに「1年生が自分の箒を持っちゃいけないなんて理由が分らない。父を脅して1本買わせてこっそり持ち込んでやる」なーんて言っていたのですが皮肉にもハリーのほうが先に箒を持つことになったのです。

ハリーはドラコに「クィディッチはやるの?」と訊かれて「一体全体何だろう?」と思いながら「ううん」と答えた後にマダム・マルキンの店を出てからハグリッドに「クィディッチってなあに?」と訊いたのですが・・・

そんなハリーにハグリッドは驚きとショックを隠せない様子で「何とハリー、お前さんが何にも知らんということを忘れとった。クィディッチを知らんとは!」と言ったのでした。そして改めてそのクィディッチについて・・・

「クィディッチとはいかなるスポーツなのか?」を簡単に説明してくれたのでした。魔法界では誰でもクィディッチに夢中で箒に乗って空中でゲームをやるのだそうです。ボールは4つあるそうですがハグリッドによれば・・・

ルールを説明するのは少し(?)難しいのだそうです。

3-2.ハリーとクィディッチ、その2
初めてのホグワーツ特急でハリーがロンと出会った時にも当然クィディッチのことは話題に登ったというわけです。ロンが「どこのチームのファン?」と尋ねたのに対してハリーが「どこのチームも知らない」と白状すると・・・

ロンはものも言えないほど驚いて「そのうち判ると思うけど世界一面白いゲームだぜ」と言って、ハリーに「ボールは4個で7人の選手のポジションは」などとクィディッチのことを詳しく説明してくれたのでした。それが・・・

まさにこれからが面白いという専門的な話に入ろうとしていた時に1ヵ月前にマダム・マルキンの洋装店で出会ったドラコ・マルフォイが2人のいるコンパートメントに入って来たためロンの話は中断されてしまったのでした。

そして学期に入り最初の飛行訓練授業がスリザリンとの合同だと知ってハリーは失望しがっかりました。というのも常々ドラコは「僕はクィディッチが上手い!」と自慢していたからなんですよね。ドラコの話はいつも・・・

ドラコは「1年生がクィディッチ・チームの寮代表選手になれないなんて残念だ」と聞こえよがしに不満を言っていましたし、ドラコの自慢話はいつもマグルの乗ったヘリコプターを危うくかわした所で話が終わるのです。

つまり「ハリーは箒に乗ったことがないがドラコ・マルフォイはある」というわけです。そのためハリーは「お望み通りにマルフォイの目の前で箒に乗って物笑いの種になる」と思ったというわけなんですよね。ところが・・・

マダム・フーチの掛け声で生徒全員が「上がれ!」と叫ぶとハリーの箒は即座に飛び上がってハリーの手に収まりましたが飛び上がった箒は少なかったのです。ハリーは多分箒も馬と一緒で乗り手が怖がっているのが判るんだ。

そのためハーマイオニーの箒は地面をコロリと転がっただけでネビルの箒に至ってはピクリともしない。ネビルの震え声じゃ「地面に両足を着けていたい」と言っているのが見え見えだとハリーは思ったのでした。さらに・・・

次にマダム・フーチは箒の端から滑り落ちないように箒にまたがる方法をやって見せた後に生徒たちの間を回って箒の握り方を直したのでした。するとドラコがずっと間違った握り方をしていたと先生に指摘されたため・・・

ハリーとロンは大喜びでした。ところが「いざ飛行!」という時になってネビルが緊張するやら怖気づくやらでマダム・フーチの合図より早く地面を蹴ってしまったのです。そのためネビルは制御不能状態となってしまい・・・

「手首が折れてるわ」

マダム・フーチは他の生徒たちのほうに向き直り「この子を医務室に連れて行きますから、その間誰も動いてはいけません」と言い渡したのでした。そしてマダム・フーチはネビルを連れて医務室へと向かったというわけです。

ところが!そこで・・・

ドラコ・マルフォイが・・・

3-3.ハリーとクィディッチ、その3
マダム・フーチとネビルが声の届かない所まで行ってしまうとドラコ・マルフォイは大声で笑い出して、それに続いて他のスリザリン生たちもネビルのことをはやしたてたのでした。そしてドラコが地面に落ちていた・・・

ネビルの思い出し玉を拾い上げて高々と差し上げるとハリーが割って入り「こっちへ渡してもらおう」と言って来たのです。ハリーの静かな声に全員が話すのを止めて2人に注目したのでした。するとドラコが取った行動は?

「こっちに渡せったら!」

ハリーが強い口調でこう言うとドラコはヒラリと箒に乗り飛び上がりました。上手に飛べると言っていたのは確かに嘘ではなかったようです。そしてドラコはハリーに向かって「ここまで取りに来いよ」と言い渡したのでした。

ハーマイオニーは「フーチ先生が動いたら駄目だとおっしゃったでしょう」と言いましたがハリーはそれを無視しました。箒にまたがり地面を強く蹴るとハリーは急上昇したのでした。そしてくるりと箒の向きを変えると・・・

下からは女の子が息を呑みキャーキャー言う声やロンが感心して歓声を上げているのが聞こえて来たのでした。ハリーは空中でドラコと向き合ったのでした。予想外の展開(初飛行のはずなのに)にドラコは呆然としていました。

「こっちへ渡せよ。でないと箒から突き落としてやる」
「へえ、そうかい?」

不思議なことにハリーには「どうすればいいのか?」が判っていました。箒を両手でしっかりと掴んで前屈みになる。すると箒は槍のようにドラコめがけて飛び出したのでした。ドラコはやっとのことで危うくかわしたのでした。

「クラッブもゴイルもここまでは助けに来ないぞ」とハリーが言うとドラコもどうやら同じことを考えたようです。「取れるものなら取るがいい」とドラコは叫んでガラス玉を空中高く放り投げると地面に戻って行ったのでした。

ハリーには高く上がったガラス玉が次に落下して来るのがスローモーションで見ているようによく見えたのでした。ハリーは前屈みになって箒を下に向けました。そして急降下して地面スレスレの所でガラス玉を掴んだのでした。

「まさか!こんなことはホグワーツで一度も・・・」

「よくもまあ、そんな大それたことを・・・首の骨を折ったかもしれないのに」

マクゴナガル先生は大股に城に向かって歩き出しハリーはすっかり意気消沈して先生に従いて行ったのでした。僕は退学になるんだ。ドラコ、クラッブ、ゴイルの勝ち誇った顔がチラリとハリーの視線に入って来たのでした。

ところが!ハリーはこの後・・・

クィディッチのグリフィンドール・チームの・・・

シーカーに抜擢されたのです。

そしてニンバス2000を与えられたのでした。ドラコ・マルフォイに先んじて箒を手にすることになったのです。

今日の最後に
この当時ハリー自身は当然全く知らなかったわけなんですがハリーはこの時が初飛行じゃなかったんですよね。ハリーは1才の誕生日プレゼントとしてシリウスからおもちゃの箒を貰っていたのです。このおもちゃの箒は・・・

地上から「たった60センチ」しか浮かばないという代物なんですが父親のジェームズもまた得意気に箒に乗っているハリーを見て「こいつは偉大なクィディッチ選手になる」なんて面白がって言っていたそうです。つまり・・・

マクゴナガル先生もハリーに非常に珍しくも笑いかけながら「お父様も素晴らしい選手でした」と言っていますね。したがってハリーのクィディッチの才能は父親のジェームズから受け継いだということになるんでしょうね。
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