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ハリー、ロン、ハーマイオニーと来て「最終日は一体誰になるんだろう?」と思った方もおられたでしょうが、実は正直私も「誰にしようか?」と迷いました。そして数ある候補の中から選んだのはハリーをグリフィンドール・チームのシーカーに抜擢するきっかけを作った「この人」にしてみました。(全3項目)

3-1.ドラコ・マルフォイとクィディッチ、その1
ドラコ・マルフォイ君は父親のルシウス氏が学校の理事だったため監督生にさえ敬意を払わず我が者顔で学校内をのし歩いていたのでした。それに加えてマルフォイ家は大金持ちだったのでその資金力にものを言わせて・・・

ドラコはやはりハリーが寮代表チームのシーカーに抜擢されるきっかけを作ったのが自分だとは口が裂けても言えなかったため、両親には「そんなに上手くもないのに単に有名人だから選ばれた」と嘘の説明をしていたのでした。

そんなドラコにルシウス氏は「今は大多数の者が彼を闇の帝王を消し去ったヒーローとして扱っているのだから好きではない素振りを見せるのは賢明ではない」と諭していたのですが、ルシウス氏は息子ドラコのために・・・

8月に出たばかりという「ニンバス2001」を7本寄贈するのと引き換えに息子ドラコをスリザリン・チームのシーカーに捻じり入れたというわけです。こうして迎えたシーズン開幕戦のグリフィンドール対スリザリン戦は・・・

「スリザリン、リードです。60対0」

スリザリンの高級箒の力が確かに発揮されていたのでした。おまけに1つのブラッジャーがハリーを狙い撃ちして来るのです。練習の時には何ともなかったのに何者かがブラッジャーに何らかの細工をしたのは明らかでした。

ハリーがブラッジャーをかわすために空中でくるくると馬鹿げた動きをしているのを見てドラコは「バレエの練習かい?」とハリーをからかったのでした。憎らしいドラコのほうを睨むように振り返ったハリーが見たものは?

金色のスニッチがドラコの左耳のわずかに上を漂っていたのです。ドラコはハリーを笑うのに夢中でまだ気づいていません。スピードを上げてドラコのほうへ飛んだらドラコが上を見てスニッチに気づいてしまうかもしれない。

ハリーの迷う気持ちを見透かしたようにブラッジャーがハリーを捕え肘を強打したのでした。ハリーは腕が折れたのを感じました。意識が薄れる中で唯一1つのことだけがハリーの脳裏に焼き付いていたのでした。それは?

「マルフォイの所へ行け」

ドラコはどうやらハリーが襲って来ると思ったようです。その目が恐怖で大きく見開かれるのが見えたのでした。試合はグリフィンドールが勝って終わりドラコは目の前にあるスニッチに気づかなかったということで・・・

試合終了後キャプテンのマーカス・フリントから大目玉を食らうことになってしまったというわけなんですよね。

3-2.ドラコ・マルフォイとクィディッチ、その2
翌年度ドラコとスリザリンは再び正攻法ではなくグリフィンドールに揺さぶりをかけることでクィディッチ優勝杯を獲得しようと策を巡らせて来たのです。試合が近づくにつれて悪くなる一方の天候を見たスリザリン側は・・・

試合日の直前になってスリザリン・チームのキャプテンのマーカス・フリントは試合のキャンセルを申し出て来たのでした。グリフィンドールは急遽開幕戦ではスリザリンではなくハッフルパフと対戦することになったのです。

試合前日には風は唸りを上げ雨はさらに激しく降ったのでした。スリザリン・チームは余裕たっぷりで特にドラコが「腕がもう少し何とかなったらなあ!」などと言って一番得意そうでした。こうして迎えた試合の結果は?

悪天候の中で行われたシーズン開幕戦ハッフルパフ対グリフィンドールはスリザリンの思惑通りにハッフルパフが勝利したのでした。しかもハリーはこの試合でニンバス2000を失うという痛手までこうむってしまったのです。

まさにドラコとスリザリンにとって「一石二鳥」とはこのことでした。しかしこの後悪天候の開幕戦を回避した判断が「間違っていたのでは?」と思わせる事態がグリフィンドール対レイブンクロー戦で明らかになったのでした。

試合当日の朝同室の寮生に伴われてハリーが朝食を取りに大広間に降りて来た時ハリーがその肩に担いでいたのは何とファイアボルトだったのです。ハリーが大広間に入ると生徒たち全員の目がファイアボルトに向けられ・・・

興奮した囁き声が大広間のあちこちから聞こえて来たのでした。スリザリン・チームの面々は誰もが雷を打たれたようなショックを受けたというわけです。続々と他の寮生が見物に押し寄せる中にドラコの姿もあったのでした。

「その箒、乗りこなす自信があるのかい?」

ハリーが「そう思うよ」と返事をするとドラコは「吸魂鬼が近づいて来た時のためにパラシュートがついていないのは残念だ」と嫌味を言うとハリーはそんなドラコに「君こそもう1本手をつけられないのは残念だな」と・・・

そうすれば「その手がスニッチを捕まえてくれるかもしれないのに」と嫌味を返すとドラコは肩をいからせながらスリザリンのテーブルに戻って行ったのでした。結局シーズン最終戦のグリフィンドール対スリザリン戦は・・・

シーカーの箒の差が勝負の行方を決めることになってしまい、ハリーがドラコの手を払い退けてスニッチを握りグリフィンドールが見事大勝利してハリーたちは念願のクィディッチ優勝杯を獲得したというわけなんですよね。

3-3.ドラコ・マルフォイとクィディッチ、その3
これだけひどい失敗をすると私たち読者からみれば「まだ懲りずに策略を巡らせようというのか?」と思ってしまいそうなものなんですが、やはりスリザリンの基本的な考え方は「これでいいんだ!」ということのようですね。

昨年度は三大魔法学校対抗試合開催のため寮対抗のクィディッチ試合は中止となり、2年ぶりということで各寮の寮監の先生方はもちろんのこと生徒たちも「今年は何が何でもクィディッチ優勝杯を!」と思ったというわけです。

今年度のグリフィンドール・チームは史上最強の7人のメンバーからゴールキーパーのオリバー・ウッドが抜けただけだったため新たに加入したのはロン1人だけでした。スリザリンはそこに目をつけたというわけなんですよね。

そこでドラコはロンを誹謗中傷する歌「ウィーズリーは我が王者」を作成してグリフィンドール・チーム唯一の新メンバーのロンを徹底攻撃して精神面から揺さぶるという作戦に打って出たのでした。さらにドラコが・・・

試合終了後にしたこととは?

ハリーとさらにフレッドとジョージの3人を挑発した結果、今年度「闇の魔術に対する防衛術」の教師としてホグワーツに乗り込みさらには「ホグワーツ高等尋問官」に就任したドローレス・アンブリッジの援助もあって・・・

グリフィンドール・チームの主力選手3人ハリーにフレッドとジョージを見事「クィディッチ永久禁止処分」にすることに成功したのです。史上最強のシーカーとビーター2人を同時に失ったグリフィンドール・チームは・・・

ボロボロのガッタガタになり2戦目のハッフルパフ戦は「230対240」で負けてしまったのでした。ロンが競技場を去る時スリザリン生たちは悦に入って再び「ウィーズリーは我が王者」の大合唱で見送ったというわけです。

ところが!

アンブリッジを始めとするドラコたちスリザリンの面々が見守る目の前でロンがこれまでの2試合とは別人のような大車輪の活躍でグリフィンドールがレイブンクローに勝利しクィディッチ優勝杯を獲得してしまったのです。

結局ドラコとスリザリンが巡らせた策略はロンの頑張りによって払拭されてしまったというわけなんですよね。

最後に
そんなわけで「クィディッチと個々の登場人物との関係を考える」という今回の企画についてはまだまだ取り上げ切れなかった人物がいるのでまたいずれタイミングや前後の記事の関連性なども考えてやりたいと思っています。

それにつけても今日の記事ではっきりと判ったことはローリングさんはドラコとスリザリン生たちのこの有り様を通じて「努力なき者に栄冠は輝かない」ということを教えたかったんじゃないかな?と私はそう思いますね。(笑)

アンブリッジ校長が「どんな思いでグリフィンドール・チームにクィディッチ優勝杯を渡したのか?」を考えると思わずニンマリしてしまうのは私だけではないでしょう。それにその時のドラコの心情に思いを馳せると・・・

どんな気持ちだったんでしょうね。(笑)
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