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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

ハーマイオニーは「闇の魔術に対する防衛術」については到底ハリーには勝てないと思っていました。しかし他の科目についてはハーマイオニーがトップだということは歴然たる事実でした。ところが6年生になると「魔法薬学」に限ってはその自信と自負が揺らぐことになってしまったのでした。その原因とは?(全3項目)

3-1.「闇の魔術に対する防衛術」以外は・・・
ハーマイオニーは5年生の時「闇の魔術に対する防衛術」を自習すると言い出してハリーとロンを驚愕させたのですが、ハリーがさらにビックリさせられたのはそれを指導する先生役にハリーを指名したということなんですよね。

それはハリーは1年生と2年生の時さらには昨年度にもヴォルデモートと戦いながらも生き延びたし守護霊を創り出すことができるなど大人の魔法使いでさえできないことまでできる。それに3年生になった時にもハリーは・・・

自分つまりハーマイオニーもハリーもその教科がよく判った先生に習って同じテストを受けハリーが勝った。だからハリーは自分よりも「闇の魔術に対する防衛術」に優れているというのです。しかし他の科目に関しては・・・

ハーマイオニーはハリーやロンはもちろん同学年のグリフィンドール生の中でも群を抜いて勉強熱心ですし先生が黒板に書いたことや授業中に話したことも一言一句書きあるいは聞き漏らすまいと集中していたというわけです。

したがって「闇の魔術に対する防衛術」以外の科目ならハーマイオニーがトップに立つのは当然だし、ハーマイオニー自身もまた「これだけ頑張っているのだから自分がトップに立つのは当たり前」と思っていたというわけです。

ところが6年生になると・・・

「魔法薬学」に限っては・・・

3-2.ハリーとプリンスとハーマイオニー、その1
スラグホーンの初授業でハーマイオニーはいきなり「30点」も獲得しましたし、ふくろう試験の結果もハリーが「良・E」なのに対してハーマイオニーは(多分)文句なしの「優・O」でした。したがって順当に行っていれば・・・

昨年度までの実績を考えてもフェリックス・フェリシスを貰えるのはハーマイオニーだろうということは誰もがそう予想したでしょうしハリーもロンもそうだと思っていたというわけです。それがハリー自身も驚くことに・・・

スラグホーンに「紛れもない勝利者だ!」と言われてハリーは金色の液体が入った小瓶を内ポケットに滑り込ませたのでした。しかし何だか妙な気分でした。スリザリン生たちの怒った顔を見るのはうれしかったのですが・・・

ハーマイオニーのがっかりした顔を見ると罪悪感を感じたのです。おそらくハーマイオニーも「フェリックス・フェリシスを獲得できるのは自分」と思っていたんでしょうね。そして大広間で事の真相を話し終えた後には・・・

「僕がずるしたと思ってるんだろ?」
「まあね、正確にはあなた自身の成果とは言えないでしょう?」

ハーマイオニーが固い表情のままでこう言うとロンは「大失敗になったかもしれない。しかしハリーはその危険を冒したからこそ見返りがあったんだ」と主張したのでした。すると3人の会話を漏れ聞いていたジニーが・・・

「ちょっと待ってちょうだい」

ジニーは動揺し怒っていました。その様子を見たハリーはジニーが「リドルの日記」を念頭に思い浮かべているということが判ったのでした。ハリーはそんなジニーにこう言ってジニーの理解を得ようとしたのですが・・・

「あれとは違うんだ。ほらリドルの日記とは。誰かが書き込みをした古い教科書にすぎないんだから」


「でも、あなたは書いてあることに従ったんでしょう?」

しかしジニーのそんな言葉にハーマイオニーが活気づいたのでした。ハーマイオニーはハリーのカバンから「上級魔法薬」の本を強引に取り出し杖を上げると表紙をコツコツと叩きながら呪文を唱えたのでした。しかし・・・

「スペリアス・レベリオ!化けの皮、剥がれよ!」

その本はおとなしく横たわっており何事も起こりはしませんでした。古くて汚くてページの角が折れているだけの本でした。ハリーはイラつきながら「2~3回とんぼ返りするかどうか様子を見てみるかい?」と訊いたのでした。

ハーマイオニーはまだ疑わしげに本を見つめつつも「大丈夫そうだわ。見かけは確かにただの教科書」と言ったのでハリーは本を拾い上げたのですが、その時手が滑って床に落ちて本が開いたのです。そこに書かれていたのは?

半純血のプリンス蔵書

3-3.ハリーとプリンスとハーマイオニー、その2
ロンは常々授業時間以外に教科書を読むなどという行為は「それは変人のハーマイオニーだけがするもので不道徳極まりないことだ」と言っていたのでした。それがプリンス手書き入りの「上級魔法薬」となると別だったのです。

ハリーにとってこの「上級魔法薬」の本は到底教科書と呼べるものではないとさえ感じていたのでした。じっくり読めば読むほど「どれだけ多くのことが書き込まれているのか」をハリーは思い知らされることになったのです。

ハリーはこの本からプリンスが発明した呪文を幾つか拾い出して試してみたのでした。例えば足の爪が驚くほど速く伸びる呪詛を廊下でクラッブにかけた時にはなかなか面白い見物になったのでした。そしてフィルチには・・・

管理人のアーガス・フィルチには舌を口蓋に貼りつけてしまう呪いを2度もかけてやんやの喝采を受けたりもしたのでした。中でも一番役に立つと思われるのが「マフリアート 耳塞ぎ」という呪文だったのです。この呪文は?

「近くにいる者の耳に正体不明の雑音を聞かせ授業中に盗み聞きされることなく長時間私語できる」というものでした。こうしたプリンスの呪文を唯一面白いと思わない人物が当然ハーマイオニーだったというわけなんですよね。

特にハリーがこの「マフリアート呪文」を使うとハーマイオニーは頑なに非難の表情を崩さずハリーと口を利くことさえ拒絶したのでした。こうしてハリーのプリンスに対する信頼度は時が進むにつれて絶対的なものに・・・

なっていったのですが・・・

「人殺し!トイレで人殺し!人殺し!」

ハリーが「敵に対して」とプリンスが書き記していた「セクタムセンプラ」をドラコ・マルフォイに試してみたところマルフォイの顔や胸から「まるで見えない刀で切られたように」血が噴き出して来たのです。そして・・・

ハリーはスネイプから今学期一杯の週末の土曜日に罰則を受けることを申し渡されクィディッチ最終戦の対レイブンクロー戦に出場することもできなくなってしまったのでした。こういった事態に陥ってもハリーはなお・・・

「あのプリンスという人物はどこか怪しいって言ったはずよ」

ハリーがプリンスに対する信頼を増して行くのとは正反対にハーマイオニーはプリンスに対する疑念を深めて行ったのです。しかしハリーのプリンスに対する絶対的な気持ちはハリーがプリンスの正体を知るまで続いたのでした。

「私の言う通りだったでしょう?」
「いいや、そうは思わない」

「どうしてまだあの本の肩を持つの?あんな呪文が・・・」

こういう事態を招いてしまったというのに!

そのプリンスの正体とは?

ハリーの目の前でダンブルドアを殺した・・・

今日の最後に
そんなわけでプリンスの発明した呪文の中でも特に「マフリアート 耳塞ぎ」を一番嫌っていたハーマイオニーなんですが、ビルとフラーの結婚式の前日つまりハリー17才の誕生日には「この呪文」を使っているんですよね。

ロンが「君はその呪文を許してないと思ったけど?」と言うのに対してハーマイオニーは「時代が変わったの」と返事をしているんですけど、ハーマイオニーは何を思ってこの「マフリアート呪文」を使ったんでしょうね?(笑)

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