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組分け帽子は「団結せよ、内側を強くせよ」との忠告を発したのですが、ハリーは王様然と振舞っているドラコ・マルフォイの姿を見て「とても無理だね」と言ったのでした。さらに学期に入ってからのハリーたちに対するドラコの態度はハリーの主張を裏付けるものばかりだったのです。(全3項目)

3-1.組分け帽子の新しい歌
実は今回改めてよくよく考えてみるとドラコ・マルフォイ君はハリーたち3人とは違ってホグワーツ在学期間中の7年間一度も欠かさず「組分け帽子」の歌を聴いているということに気がつきました。特にハリーの場合は・・・

それというのも原作者のローリングさんは「ハリーは新学期初日の9月1日をどう迎えたのか?」と「ハリーはクリスマスをどう過ごしたのか?」の2点については毎巻必ず書かなくてはならないことを判っていたため・・・

読者への配慮もあって「ワンパターンにならないように」と気を遣っていたようなんですよね。しかしドラコ・マルフォイについてはそうする必要がなかったので毎年9月1日の新入生歓迎パーティには必ず出席をして・・・

「組分け帽子」の歌も聴いたし新入生が組分けされるのも毎年見守っていたというわけなんですよね。そんな組分け帽子の忠告「崩れ落ちなん内部より」すなわち「団結せよ、内側を強くせよ」を聞いてハリーたち3人は?

「帽子なのに学校が危険だとどうして判るの?」と問うロンに対してグリフィンドール塔付きのゴースト「ほとんど首なしニック」は「帽子は校長室に住んでいるので、そこで感触を得るのでは?」と答えたところ・・・

そんなニックに対してハリーは「それで帽子は全寮に仲良くなれって?」と言った後に「とても無理だね」と言ったのでした。その理由は何故か?かと云えばハリーが視線を送っていた先のスリザリンのテーブルでは・・・

監督生になったドラコ・マルフォイが王様然と振舞っていたからでした。確かに帽子は「全寮に仲良くなれ」あるいは「内側を強くせよ」との忠告を発したのですが、残念ながら私はドラコ・マルフォイが帽子の警告を・・・

聞いていたとは到底思えませんね。(苦笑)

3-2.今学期最初の「魔法生物飼育学」の授業
こうして5年目の学期が始まり「魔法生物飼育学」の授業を受けるためにハリーたちがいつもの場所に行くと、グラプリー・プランク先生はハグリッドの小屋の戸口から10メートルと離れていない所で生徒を待っていたのでした。

すると後ろから大笑いする声が聞こえて来ました。ハリーが振り向くとドラコと毎度お馴染みの腰巾着たちが近づいて来た所でした。クラッブにゴイルにパンジー・パーキンソンを筆頭にしたその連中がニヤニヤしながら・・・

皆が皆ハリーのほうを見ていたためドラコが言っていた「冗談の内容は何なのか?」は苦もなく推測できるというわけです。グラプリー・プランク先生がその日の授業で取り上げたのは「ボウトラックル」という生き物でした。

この日の授業で出された課題は3人が1組になって杖品質の木に住んでいるというこのボウトラックルをスケッチするというものでした。生徒たちがボウトラックルを選んでいる間にハリーはグラプリー・プランク先生に・・・

「ハグリッドはどこですか?」と訊くと先生は「気にするでない」と答えたのでした。前年度ハグリッドが授業に出て来なかった時と同じ態度でした。するとドラコがハリーだけに聞こえるような低い声でこう言って来たのです。

「多分あのウスノロのウドの大木は大怪我をしたんだ」

さらには・・・

「多分あいつにとって巨大すぎるものにちょっかいを出してるんだろ。言ってる意味が判るかな」

ドラコは振り向いてハリーのほうを見るとニヤリと笑ったのでした。ドラコの言葉を聞いてハリーは気分が悪くなったのでした。マルフォイは自分が知らない何かを知っているのか?何しろ父親は死喰い人だからというわけです。

そのことをロンとハーマイオニーに話すとハーマイオニーは「心配そうな顔をしたらマルフォイの思うつぼだ」と言うのです。さらには「何が起こっているのかを知らないことを告白するようなものだ」とも言ったのでした。

さらにドラコは魔法省が父上と話し合って「この学校の水準以下の教え方を打破する決意を固めている」とも話していたのです。だから育ちすぎのウスノロつまりハグリッドが帰って来てもすぐに荷物をまとめることに・・・

なるだろうと言うのです。

3-3.ロンの初練習に・・・
ハリーはアンブリッジの「闇の魔術に対する防衛術」の最初の授業でいきなり週末までの罰則を食らってしまい選抜に立ち会うことはできなかったものの、ロンがめでたくゴールキーパーの座を射止めたというわけなんですよね。

そして初めてのチーム練習日を迎えたわけなんですが、何故か競技場の客席にはドラコにいつもの腰巾着のクラッブにゴイルにパンジー・パーキンソンたちが陣取ってグリフィンドール・チームに野次を飛ばしていたのです。

ドラコが「ウィーズリーが乗っているのは何だい?あんなカビだらけの棒っ切れに飛行呪文をかけた奴は誰だい?」と気取った声で嘲ると他の3人の取り巻き連中がゲラゲラとあるいはキャーキャーと笑い転げていたのでした。

ドラコの野次を聞いてロンは耳を真っ赤にしましたが、ハリーはロンに「ほっとけよ。あいつらと対戦した後で最後にどっちが笑うかがはっきりする」と言ったのでした。そう言って励ますハリーにアンジェリーナもまた・・・

「その態度が正解だよ」と言ったというわけです。しかしその後もドラコはハリーに向かって「傷はどんな感じだい?寝ていなくてもいいのか?医務室に丸々1週間行かなくて済んだのは記録的じゃないか」などと野次を・・・

飛ばしていたのでした。グリフィンドール・チームの面々は必死にスリザリン生たちの野次を無視して練習に励んでいましたが緊張しているためもあるのか?残念ながらロンの練習ぶりはお世辞にも上出来とは言えませんでした。

ハリーとロンが談話室に戻ると2人が宿題もやらずにクィディッチの練習に打ち込んでいたためハーマイオニーが冷淡な口調で「練習はどうだった?」と訊いて来たのでした。しかしロンが「めちゃめちゃさ」と答えると・・・

落ち込んでいる様子のロンを見てハーマイオニーの冷たい態度もいくらかは和らいだようでした。そのためハーマイオニーはロンに慰めるように「初めての練習じゃない」と声をかけたのですが、ロンもまた腹立たしげに・・・

「宿題をやる」と宣言しましたがハリーもロンもスリザリン生の「グリフィンドールの負け」という野次が耳についてなかなか振り払えず2人とも練習と同様に宿題の進捗状況は到底順調とは云えない状況だったというわけです。

これでは到底「全寮が仲良くなる」なんて無理というわけなんですよね。

今日の最後に
そんなわけでハリーもロンも平日には宿題よりもクィディッチの練習を優先させてしまったため日曜日には朝早くから夜遅くまで宿題をやらなくてはならないハメに陥ってしまったのでした。ところがその日の深夜のことでした。

11時半にハーマイオニーがハリーとロンに近づいて来て一番近くの窓を指差すので2人が見上げると何とパーシーのふくろうのヘルメスがいたのです。ヘルメスはパーシーのロン宛の手紙を持っていたのでした。ところが!

パーシーの手紙の内容は「ハリー・ポッターとの付き合いを断ち切れ」という衝撃の内容が綴られていたのです。さらに明日の日刊予言者新聞にはアンブリッジがもっと仕事をやりやすくすることが発表されるというのです。

それはドラコ・マルフォイが「魔法生物飼育学」の授業中に言っていた「育ちすぎのウスノロ(ハグリッド)が帰って来てもすぐに荷物をまとめることになるだろう」と言っていたことにも関連していたというわけなんですよね。
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