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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

ドラコは怒りに任せて深く考えもせず口走ったんでしょうが結果としてハリーとジョージさらにはフレッドまでもがクィディッチ永久禁止処分となり「してやったり!」のドラコだったのですが、その日の夜にはドラコが大嫌いな「あの人」がホグワーツに帰って来たのです。さらにはハリーからも思わぬ反撃が・・・(全3項目)

3-1.クィディッチ永久禁止処分
アンブリッジがハンドバックから取り出して読み上げ始めたのは何と「教育令第25号」だったのです。学期が始まってからまだ3ヵ月足らずだというのに3つ目ということでマクゴナガル先生は呆れ返っていましたが・・・

この新しい教育令は「高等尋問官がホグワーツの生徒に関する全ての処罰や制裁並びに特権の剥奪に最高の権限を持ち他の教職員が命じたそれらのことを変更する権限を持つ」のだそうです。これによってアンブリッジは・・・

これまで定めた教育令だと「ただの教師より低い権限しか持たないことになる」などと言っていますが、その新しい教育令になると学校の最高責任者である校長よりも強く高い権限を持つということになってしまいますよね。

こうして赴任してわずか3ヵ月足らずで事実上ホグワーツの最高責任者に昇りつめたアンブリッジがハリーとジョージに言い渡したのは「クィディッチ永久禁止処分」でした。さらにアンブリッジはフレッドに対しても・・・

「それに安全を期すためこの若い双子のもう1人も禁止すべきですわ。チームの他の選手が押さえていなかったらきっともうお1人もミスター・マルフォイ坊ちゃんを攻撃していたに違いありません」との理由をつけて・・・

フレッドにも同様の処分を下してしまったのです。

アンブリッジはまるで再編成の申請の時からそのことが判っていたかのように「恐ろしい癇癪持ち」などと言いながら、主力選手3人が抜けてボロボロのガタガタになったグリフィンドール・チームの存続を許可したのです。

これでドラコの「言ったもん勝ち!」ということになったというわけなんですよね。

3-2.ハグリッドにセストラルとアンブリッジ
こうしてグリフィンドール・チームがそれはそれは大きな痛手を被ってドラコにとっては思ってもみなかったおいしい展開になったわけなんですが、一夜明けるとその喜びも消え去ってしまったのでした。その原因とは?

ハグリッドが帰って来たのです。

さらに復帰して1回目の授業ではハグリッドが「あいつら暗いとこが好きなんだ」とか「飼い馴らすのに成功したのはイギリスでは多分俺だけだ」などと言うので、ドラコはますます恐怖心を露にした声でこう言ったのでした。

「本当に飼い馴らされてるって自信があるのかい?何しろ野蛮な動物をクラスに持ち込んだのはこれが最初じゃないだろ?」

当サイトでは既に指摘済みなんですが、ハグリッドが巨人の居住地から帰って来て最初の授業でこの「セストラル」を取り上げたのは学校の馬車を牽いている正体不明の生き物が何なのか?をハリーに教えるためだったのです。

先学期の末にセドリック・ディゴリーの死を見たハリーはセストラルが見えるようになっているはずだ。だからハグリッドはずっと「帰って来て最初の授業ではセストラルをやるんだ」と決めていたというわけなんですよね。

ハリーの他にセストラルが見えていたのはネビルとスリザリン生では1人だけでした。そこでドラコが嘲るように「いったい何が見えるはずなんでしょうね?」と訊くとハグリッドは持って来た牛の死骸を指差したのでした。

ハリーは当然その生き物が食べているのが見えるわけなんですが、肉が独りでに骨から剥がれて空中に消えて行くのを見るのは気味が悪いに違いないとハリーは思ったのでした。こうしてハリーが新学期初日に抱いた・・・

疑問は解けたというわけです。ところがそこにアンブリッジが現れると今まで恐怖や戸惑いの表情を浮かべていたドラコが喜び始めたのです。アンブリッジはまるで頭の悪い外国人にするようにハグリッドに話しかけるのです。

ハグリッドが「今日はセストラルをやっている」と言うと、アンブリッジは耳に手を当てて「え?何?」と顔をしかめて大きな声で聞き返して来たのでした。そこでハグリッドが「これなら判るだろう」ということで・・・

「翼のある馬だ」と言いながら巨大な両腕をパタパタと上下させると、アンブリッジは眉を吊り上げクリップボードに「原始的な身振りによる言葉に頼らなければならない」などとブツブツ言いながら書き留めていたのでした。

アンブリッジのそんな対応にハグリッドは少しまごついていました。さらにハグリッドが生徒のほうに向き直りながら「俺は何を言いかけていた?」と言うとアンブリッジは今度はクリップボードにこう書き記していたのでした。

「記憶力が弱く直前のことも覚えていないらしい」

アンブリッジのブツブツは誰にでも聞こえる大きな声でした。ドラコはまるでクリスマスが1ヵ月早く来たような喜びようでした。この後もアンブリッジはハグリッドに対して歩く仕草をしてみたり自分の口を指差して・・・

口をパクパクさせたりとハグリッドにはまるで普通の言葉が通じないかのように身振りや手振りをして見せたのでした。アンブリッジがそういったことをする毎にドラコはパンジー・パーキンソンと一緒になって・・・

声を殺して笑い転げていたのでした。

3-3.ザ・クィブラーが広げた波紋
こんなアンブリッジの先入観バリバリの査察のお陰でハグリッドは「停職候補」となり、ドラコが大喜びする一方でハリーは「ハグリッドが停職になるのでは?」という心配事も抱え込むことになってしまったというわけです。

そんなハリーがドラコに逆襲する機会をハーマイオニーが作ってくれたのでした。10人もの死喰い人がアズカバンを集団脱獄したことを受けてハーマイオニーは日刊予言者新聞の元記者リータ・スキーターを呼び出したのです。

週明けの月曜日にハリーは同室の寮生のディーン・トーマスやネビルに「ザ・クィブラーに自分のインタビュー記事が載る」ということを話しましたが、当然ドラコに事前に教えるなどという親切はしなかったというわけです。

そのため「ザ・クィブラーにハリーのインタビュー記事が載った」というニュースは唐突にドラコの元に飛び込んで来たのでした。そしてその記事の中でドラコはクラッブにゴイルにセオドール・ノットの3人と共に・・・

「父親が死喰い人だ」ということを暴露されてしまったのでした。ハリーがハーマイオニーと一緒に図書室に行って「部分消失術」に関する本を探していると、ドラコを筆頭に「父親が死喰い人だ」と名指しされた4人が・・・

ハリーを振り返りゴイルは脅すように拳をポキポキ鳴らしましたし、ドラコはハリーの悪口をクラッブに囁いていたのでした。しかしアンブリッジがザ・クィブラーを所持することを禁止してしまったためにドラコも・・・

他の3人も反論することはできなかったというわけなんですよね。

今日の最後に
ドラコが対グリフィンドール戦終了後ハリーに対してロンを誹謗中傷したりウィーズリー家に向けて罵詈雑言を吐き散らかすことができたのは当然意識の底に「自分は監督生だから」という思いがあったからなんでしょうね。

つまり「監督生であれば何をやってもお咎めなし!」と思っていたからこそ腹の底にたまっていた全ての思いを吐き出すことができたというわけです。しかしその結果グリフィンドール・チームから3人の主力選手を・・・

ハリーにジョージにフレッドを追い出すことに繋がるとは当然夢にも思っていなかったんでしょうね。

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