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誕生日(10月4日)は過ぎてしまいましたが今月はマクゴナガル先生の誕生月ということで、この機会に改めて「動物もどき」を取り上げてみることにしました。何故マクゴナガル先生が動物もどきになったのか?の理由はシリーズ本編では明らかにならなかったのですが意外と云えば意外な形で・・・(全3項目)

3-1.改めて「動物もどき」変身について
これは何も「動物もどき」変身に限ったことではないのですが、魔法界に於いては100%完璧にその術を習得しさえすれば杖を持たず呪文を唱えなくともその魔法を行使することが可能になるみたいなんですよね。そのため・・・

シリウスやピーター・ペティグリューは2人とも杖を持たない状態でそれぞれ犬とネズミに変身しています。それじゃあ「何故その魔法を100%完璧に習得していないと杖が必要になる」ということが判るのか?と云えば・・・

ハリー4年生の時に開催された三大魔法学校対抗試合の「第2の課題」では1時間水の中で生き延びなくてはならないということでビクトール・クラムはサメに変身しているのですがハリーがスタート地点に到着した時には・・・

ハリーが他の選手を見回すとクラムは水泳パンツを履き杖を構えていたのです。そしてクラムのサメ変身は不完全で出来損ないでした。つまりクラムは動物もどき変身がまだ習得途中だったため杖が必要だったというわけです。

当サイトでは折ある毎に「ハリーは極めて優秀な開心術士である」と指摘しています。当然ハリー自身はそのことを全く自覚していないので人の心を読む時は呪文も唱えず杖を構えるということも一切していないというわけです。

だからこそアズカバンに収監され杖を取り上げられた状況でもシリウスは犬に変身することができたというわけなんですよね。

3-2.マクゴナガル先生と「動物もどき」、その1
知っての通りマクゴナガル先生は第1巻「賢者の石」の冒頭章でプリベット通りにトラ猫の姿で現れて初登場時に「動物もどき」であることが明らかにされていますよね。さらにハリーたちが3年生になって最初の授業で・・・

生徒たちの前で猫の姿に変身して自ら「動物もどき」であることを披露しています。ハリーはこの時初めてマクゴナガル先生がそうだということを知ったというわけです。さらにマクゴナガル先生はこの時宿題を出して・・・

学期末試験終了後に「叫びの屋敷」でリーマス・ルーピンがシリウスにハリーの父親さらにはピーター・ペティグリューことワームテールが「動物もどき」だったことをハリーたち3人に打ち明けた時にハーマイオニーは・・・

「マクゴナガル先生の授業で動物もどきの勉強をしました。その宿題で私動物もどきを全部調べたんです。魔法省が動物に変身できる魔法使いや魔女を記録していて何に変身するとか、その特徴を書いた登録簿があります」

ハーマイオニーは「ピーター・ペティグリューが動物もどきなら誰もがそのことを知っているはずだ」と指摘してハリーは「ハーマイオニーはこんなに真剣に宿題に取り組んでいたんだ」と驚かされたというわけですが・・・

ハーマイオニーはさらにここでマクゴナガル先生が登録簿に載っていて今世紀は「7人」しか動物もどきがいないということも明らかにしているんですよね。そんなハーマイオニーに対してルーピンはこう答えたのでした。

「またしても正解だハーマイオニー。でも魔法省は未登録の動物もどきが3匹ホグワーツを徘徊していたことを知らなかったのだ」

そして第4巻「炎のゴブレット」でももう1匹未登録の「動物もどき」がいたことをハーマイオニーが突き止めることになるというわけです。

3-3.マクゴナガル先生と「動物もどき」、その2
最終巻が出る前に私は明らかになっていない謎の1つとして「マクゴナガル先生はどうして動物もどきになったのか?」を挙げましたが「明らかにならない可能性が高いのでは?」と思っていたらその通りになってしまいました。

それが意外と云えば意外な形で明らかにされたのです。最終巻の第7巻「死の秘宝」が出た後に出版された「吟遊詩人ビードルの物語」の解説文の中でアルバス・ダンブルドアが「その理由」を説明してくれたのでした。

私は7巻の出版前には「あの厳格で聡明なマクゴナガル先生が動物もどきになったのだから相当な事情があったに違いない!」と考えていたのですが実は明らかになってみると「その程度の理由なの?」という感じだったのです。

マクゴナガル先生が「動物もどき」になったのは「変身術の分野に於ける幅広い研究の結果」であって例外的な場合を除いてはトラ猫に変身する能力を怪しげな目的に使ったことはないとのことです。その例外的なこととは?

「不死鳥の騎士団」のための正当な仕事であり「それには機密性や潜伏行動が必須であったから」なんだそうです。そのためマクゴナガル先生はダンブルドア校長に「それらのことを明確にして欲しい」と頼んだのだそうです。

このビードルの物語の「バビティ兎ちゃんとペチャクチャ切り株」の解説文の中でダンブルドアは「動物もどき」はごく一部の魔法使いに限られている。完全にしかも自在に動物に変身するには相当の学問と修養が必要で・・・

多くの魔法使いたちは「もっとましなことに時間を費やしたほうがいい」と考えているんだそうです。それは変装したり身を隠したりする必要に迫られない限り「動物もどき」変身の能力を使う場面はないからとのことでした。

つまりこのような魔法が最も役に立つのは隠密行動や潜伏活動あるいは「犯罪を行う時」だからというわけです。だからこそ魔法省は悪用する輩が現れないようにということで「動物もどき」の登録を義務づけたというわけです。

今日の最後に
魔法省が「動物もどき」変身ができる魔法使いや魔女を厳しく監視している理由としてリーマス・ルーピンは「まかり間違うと大変なことになる」と変身が失敗した時のリスクを訴えていますがダンブルドアの説明だと・・・

どうやら魔法省は「動物もどき変身をしようとする者は何か良からぬ事を企んでいるに違いない」と強い不信感を抱いているということになりますね。シリウスが12年間に渡ってアズカバンで生き延びることができたのは・・・

シリウスが「動物もどき」だったからというわけなんですがハリーにとってはこちらのほうは好結果を生んだのですが翌年度には別の未登録の「動物もどき」に周囲を掻き回されることになってしまったというわけなんですよね。
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