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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

バーノン叔父さんにキングズ・クロス駅まで車で送って来てもらったものの9と3/4番線への入り方が全く分らなかったハリーだったのですが、何とかホグワーツ特急に乗り込むことができたのでした。そして初めてホグワーツ魔法魔術学校の大広間に足を踏み入れたハリーが見た光景とは?(全3項目)

3-1.ホグワーツ特急
バーノン叔父さんに車で駅まで送って来てもらったものの列車の発車時刻まで「あと10分」だというのにハリーはキングズ・クロス駅の9と3/4番線への入り方を全く見出せずにいたのでした。そこに偶然通りかかったのが・・・

「マグルで混み合ってるわね。当然だけど」

ハリーはここで出会ったウィーズリーおばさんにホームへの入り方を教えてもらってようやくホグワーツ特急に乗り込むことができ、そこでウィーズリー家の末息子で六男のロンという初めての同年代の友達ができたのでした。

このホグワーツ特急の列車内でハリーはハーマイオニーにネビルさらには1ヵ月前にダイアゴン横丁のマダム・マルキンの洋装店で会ったドラコ・マルフォイと再会するなど様々な生徒たちと出会うことになったのですが・・・

ここでむしろ私が注目するのは車内販売でハリー自身が魔法界で初めての買い物をしたということです。ダーズリー家ではハリーは甘い物を買うお金など持つことがなかったため「1つも買い損ねたくない!」とばかりに・・・

ハリーの知っているマーズ・バー・チョコレートはありませんでしたが、その代わりにバーティー・ボッツの百味ビーンズだのドルーブルの風船ガムだの蛙チョコレートにかぼちゃパイに大鍋ケーキに杖形甘草あめだのと・・・

さらにはハリーが今まで一度も見たことがないような不思議な物が沢山あったのです。ハリーはどのお菓子も少しずつ買っておばさんに銀貨11シックルと銅貨7クヌートを支払ったのでした。ハリーが両腕一杯の買い物を・・・

空いている座席にドサッと置くとロンは目を皿のようにして「お腹空いてるの?」と訊いて来たのでした。そんなロンにハリーはかぼちゃパイにかぶりつきながら「ペコペコだよ」と答えたのでした。何しろハリーは・・・

今まで誰かと分け合うような物を持ったことがありませんでしたし分け合う人すらいませんでした。そのためロンと一緒にパイやらケーキなどを夢中で食べるのはとっても素敵なことだったのでした。そのためロンもまた・・・

母親のウィーズリーおばさんが作ったサンドイッチをほったらかしにしてハリーが買ったお菓子を夢中で食べていたのでした。

3-2.蛙チョコレートに百味ビーンズ
ハリーは「これなんだい?」と言って蛙チョコレートの包みを取り上げてロンに「まさか本物のカエルじゃないよね?」と訊いたのでした。もう何があっても驚かないぞという気分でした。そんなハリーにロンが言うには・・・

「まさか。でもカードを見てごらん。僕アグリッパがないんだ」

ロンの説明によるとチョコを買うと中にカードが入っているそうです。それは有名な魔法使いや魔女の写真なのだそうです。ロンはもう500枚ぐらい持っているそうですがアグリッパとプトレマイオスがまだないとのことでした。

ハリーが蛙チョコの包みを開けてカードを取り出すとそれは半月形のメガネをかけ高い鉤鼻で流れるような銀色の髪の毛と髭を蓄えた魔法使いの写真でした。写真の下には「アルバス・ダンブルドア」と書いてあったのでした。

ロンはハリーがダンブルドアの顔を見たのが初めてだったことを驚いていましたが、逆にハリーが驚かされたのはカードの裏の説明書きを読んだ後にカードの表を返してみるとダンブルドアの顔が消えていたことだったのです。

ハリーが「いなくなっちゃたよ!」と言うとロンは「そりゃ一日中その中にいるはずないよ」と答えたのでした。ハリーがマグルの世界ではずーっと写真の中にいると言うとロンは驚いたように「変なの!」と言ったのでした。

ダンブルドアが写真の中にそーっと戻って来て笑いかけたのを見てハリーは目を丸くしたのでした。しばらくするとダンブルドアやモルナガの他にウッドクロフトのヘンギストやらアルベリック・グラリオンにさらには・・・

キルケ・パラセルサスにマーリンと様々なカードが集まりました。ドルイド教女祭司のクリオドナが鼻の頭を掻いているのを見た所でハリーはカードから目を離しバーティー・ボッツの百味ビーンズの袋を開けたのですが・・・

「気をつけたほうがいいよ」

ロンがこう言ってハリーに注意を促したのでした。何でも百味ビーンズは「本当に何でもあり」なんだそうです。もちろんチョコ味とかハッカ味とかマーマレード味など普通の味の物もあるのだそうです。ところが中には・・・

ほうれんそう味とかレバー味とか臓物味なんてのがあるんだそうです。さらに以前ジョージは「鼻くそ味に違いない」なんてのに当たったことがあると言っていたのだそうです。そこでロンが最初に選んだ緑色のビーンズは?

「ウェー、ほらね?芽キャベツだよ」

2人はそれからしばらくは百味ビーンズを楽しんだのでした。ちなみにハリーが食べたのはトースト味にココナッツに煎り豆にイチゴにカレーさらには草にコーヒーにいわしでロンが手をつけなかった灰色のビーンズを・・・

大胆にもほんの少しだけかじってみたら胡椒味だったのでした。こうしてハリーが初めてのホグワーツ特急の旅で数々のお菓子を楽しんでいる間にも列車はホグワーツ魔法魔術学校に向かって走っていたというわけなんですよね。

3-3.大広間
この後ハリーとロンがいたコンパートメントにドラコ・マルフォイと腰巾着のクラッブとゴイルが来てゴイルとロンのペットのスキャバーズが大活劇を繰り広げたり騒ぎを聞きつけたハーマイオニーがまた顔を出すなどの・・・

騒ぎがあったのですが列車は徐々にスピードを落としていて「あと5分でホグワーツに到着します」という車内放送が流れたのでハリーとロンは黒く長いローブに着替えて残った菓子をポケットを入れると通路に出たのでした。

「イッチ(1)年生!イッチ年生はこっち!ハリー、元気か?」

ハリーの耳に懐かしいハグリッドの声が聞こえて来てハリーとロンを含めた新入生たちは滑ったりつまづいたりしながら険しくて狭い小道をハグリッドに続いて降りて行ったのでした。そして4人ずつがボートに乗って・・・

1年生たちは湖を渡ってホグワーツ城に入ったのです。扉がパッと開くとエメラルド色のローブを着た背の高い黒髪のとても厳格そうな顔つきをしている魔女が現れたのでした。それがマクゴナガル先生だったというわけです。

マクゴナガル先生は新入生を玄関ホールの脇にある小さな空き部屋に案内しました。そして先生が「皆さんが入る寮を決めなくてはなりません」と言うので、ハリーがロンに「いったいどうやって決めるの?」と訊くと・・・

「試験のようなものだと思う。すごく痛いってフレッドが言ってたけどきっと冗談だ」

ハリーが不安げに周囲を見回すと他の生徒たちも「どうやって入る寮を決めるのか?」を知らないらしく怖がっているようです。さらにそれに拍車をかけるように後ろの壁を通り抜けてゴーストが現れたりもしたのですが・・・

「さあ行きますよ。組分け儀式がまもなく始まります」

マグゴナガル先生はこう新入生たちに呼びかけると一列になって従いて来るようにと言ったのでした。こうしてハリーが初めて入った大広間にはハリーが夢にも見たことがない不思議で素晴らしい光景が広がっていたのです。

何千という蝋燭が空中に浮かんで4つの長テーブルを照らしていたのでした。さらにハリーが天井を見上げるとビロードのような黒い空に星が点々と光っていたのです。漏れ聞こえて来たハーマイオニーの説明によれば・・・

この天井は・・・

「本当の空に見えるように魔法がかけられているのよ。ホグワーツの歴史に書いてあったわ」

そこに天井があるなんてとても思えない。大広間はまさに天空に向かって開いているように感じられたのでした。そうこうする内にマクゴナガル先生が1年生の前に黙って四本足のスツールを置いたのでハリーは慌てて・・・

視線を下に向けると・・・

いよいよ組分けの儀式が始まったのです。

今日の最後に
ハリーが初めて乗ったホグワーツ特急でロンと一緒に楽しんだという「バーティー・ボッツの百味ビーンズ」なんですが、実はダンブルドアは若い時に「ゲロ味」を食べてしまったためこの菓子が苦手になってしまったそうです。

そして1年生の学期末にハリーが病棟で意識を回復した時にダンブルドアは「でもこのおいしそうなタフィーなら大丈夫と思わんか」とハリーに言って食べた百味ビーンズは何と「耳くそ味」だったんですよね。そのため・・・

ここでもやはりダンブルドアは百味ビーンズに対する苦手意識を克服することができなかったというわけなんですよね。(苦笑)

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