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「例のあの人」とか「名前を言ってはいけないあの人」などとその所業の恐ろしさ故に魔法界の誰もがヴォルデモートの名前を直接口にはできないというわけなんですが、実は身内のはずの死喰い人たちでさえ「ヴォルデモート」の呼称を口にすることは決してないというわけなんですよね。そこでヴォルデモートは?(全3項目)

3-1.ドラコを含むマルフォイ一家の呼び名
当サイトでドラコ・マルフォイはハリーにハーマイオニーとシリウスほどではないのですが、苗字の「マルフォイ」で呼ぶことには若干の逡巡を覚えるため極力「ドラコ」又は「ドラコ・マルフォイ」と呼ぶことにしています。

当然最初はハリーと同じ気持ちで「こんな嫌な奴がこの世にいるとは思わなかった」ということだったのですが、様子が変わって来たのは第6巻「謎のプリンス」を読んだ後でした。新学期初日のホグワーツ特急内では・・・

ヴォルデモート卿からのアルバス・ダンブルドア殺害命令を受けて「父上が果たせなかった野望を僕がやり遂げるんだ!」と上得意になっていたのですが、それが杖を失って丸腰になったダンブルドアを目の前にしても・・・

「ドラコ、ドラコ、君には人は殺せぬ」
「わかるもんか!」

結局ドラコは怖気づき杖を持つ手は激しく震えて狙いを定めることさえできずにダンブルドア校長殺害の手柄はスネイプに横取りされてしまったというわけなんですよね。その光景を間近で見ていたハリーの気持ちもまた・・・

ドラコに同情の念を禁じ得なかったのでした。そんな経緯から当サイトでも「ドラコ・マルフォイの呼び名はなるべくファーストネームのドラコで」ということになったというわけです。一方ドラコの両親に関しては・・・

当サイトではルシウス・ナルシッサ夫妻については時折「ルシウス氏」とするか又は「母ナルシッサ」と頭に「母」をつけるぐらいで、それ以外の呼称をつけたことはありません。それというのもドラコが両親のことを・・・

「母上」に「父上」と呼んでいるため「この2人にお父さんとか母さんという呼称はふさわしくない」と判断したからです。やはりそのあたりのことは敵対するウィーズリー家とは趣きが異なるからというわけなんですよね。

3-2.ヴォルデモート卿の呼び名、その1
「例のあの人」に「名前を言ってはいけないあの人」他にも「トム・リドル」に「闇の帝王」などと多くの呼称があるこの人なんですが、当サイトでは通常は「ヴォルデモート」あるいは「ヴォルデモート卿」としています。

魔法界ではヴォルデモート卿が権力のトップの座に登りつめるためにした所業があまりにも恐ろしかったため当初はダンブルドア校長以外の人は誰も「ヴォルデモート」という名前を口にしようとはしなかったというわけです。

例えばマクゴナガル先生は・・・
「そりゃ、(ダンブルドア)先生にとってはないかもしれませんが」
「だって先生はみんなとは違います。例のあ・・・いいでしょう。ヴォルデモートが恐れていたのはあなた1人だけだったということはみんな知ってますよ」

さらにはハグリッドも・・・
「うんにゃ、名前の綴りが分らん。言うぞ、それっ!ヴォルデモート」
「2度と口にさせんでくれ。そういうこった」

ロンもまた・・・
「どうしたの?」
「君、例のあの人の名前を言った!」

クィディッチ・ワールドカップの決勝戦が行われた日の夜「闇の印」が打ち上げられた時もハリーが「ヴォルデモート」の名前を口にするとそれを聞いたウィーズリー家の人たち全員がギクリとしてしまったためハリーは・・・

「ごめんなさい」と急いで謝った後「例のあの人」と言い直さなくてはならなかったのです。そのためハリーは3年生の時ルーピン先生がヴォルデモート卿の名前を口にするのを聞いて別の意味で驚いたというわけなんですよね。

それ以降もハーマイオニーにシリウスにキングズリー・シャックルボルトが「ヴォルデモート」の名前を口にしましたが、相変わらず「ヴォルデモート」の名前を直接口にする人は少数派に留まったというわけなんですよね。

3-3.ヴォルデモート卿の呼び名、その2
ハリー5年生の学期末に魔法省で初めて直接会うことになったハリーとベラトリックス・レストレンジなんですが、ハリーが「ヴォルデモート」の名前を口にした時ベラトリックスはハリーに対してこう言っているんですよね。

「不敵にもあの方のお名前を口にするか?」

ベラトリックスのこの言葉に対してハリーは「僕は平気で言える」と言って再びヴォルデモートの名前を口にしようとしましたが、ベラトリックスは「お前の汚らわしい唇でその名を汚すな!」と言って怒り狂ったのでした。

それはベラトリックスに言わせれば母親がマグル生まれでハリーは純血の魔法使いではないので「ヴォルデモート」の名前を直接口にすることなどとんでもないというわけなんですよね。しかし改めて振り返ってみると・・・

ヴォルデモートの配下の死喰い人たちはヴォルデモート本人がいない所では「闇の帝王」と呼んでいて「ヴォルデモート」の名前は決して口にしていません。他には「わが君」とか「あの方」などと呼んでいるんですよね。

アルバス・ダンブルドアの死後ルーファス・スクリムジョールを殺害して魔法省をクーデターで乗っ取ったヴォルデモート卿は自身の名前の「ヴォルデモート」を禁句にして不死鳥の騎士団のメンバーを捕えようとしました。

そのため当然ハリーたちは「どうしてこうなったのか?」が分らなかったのですがハーマイオニーが「ヴォルデモート」の名前を口にしたためトテナム・コート通りに2人の死喰い人が現れて大乱闘ということになったのでした。

「どうなっているかは判っているわ!ヴォルデモートが魔法省を乗っ取ったのよ。他に何を知る必要があるの?」

さらにハリーはグロスター州のディーンの森で奇跡の再会を果たしたロンから「ヴォルデモート」の名前が禁句になっていることと、そのお陰でキングズリー・シャックルボルトも捕まりそうになったことを聞かされたのです。

魔法界の大多数の人々がその所業の恐ろしさから決して直接口にはしない「ヴォルデモート」という名前なんですが、実は配下の死喰い人たちでさえ畏敬の念を持っているということで絶対に口にしないというわけなんですよね。

つまりはその名を直接口にできるのは?

ヴォルデモート本人だけということのようですね。

最後に
第7巻「死の秘宝」でハリーたちがグリモールド・プレイス12番地に逃げ込んだ後にルーピンがその後の経過報告に来た際に魔法大臣は(傀儡の)パイアス・シックネスになったと言った時ロンはルーピンにこう訊いていますね。

「ヴォルデモートはどうして自分が魔法大臣だと宣言しなかったの?」

ロンを含めたウィーズリー家の人たちは今までは「ヴォルデモート」の名前を聞くと震え上がっていましたが、ハリーとハーマイオニーが何度も口にしたためようやく慣れて口にできるようになったということなのでしょうか?

それなら当然ハリーがヴォルデモートを最後の戦いで倒した後はおそらく「ヴォルデモートは死んで2度と復活することもない!」と魔法界全体に広く伝えられたでしょうから魔法界の人々は「ヴォルデモート」の名前を・・・

直接口にできる人はきっと増えたんでしょうね。でも「死んだと判っても怖いものは怖い」と言っている人もいるんでしょうね。(苦笑)
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