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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

パーシーもまたハーマイオニーと同様に杓子定規で融通の利かない性格のためロンもハリーも「あまり関わりあいにはなりたくない」と思っていたようです。さらにヴォルデモート復活後パーシーは魔法大臣コーネリウス・ファッジと日刊予言者新聞の記事を鵜呑みにしてしまい・・・(全3項目)

3-1.改めてパーシーについて
そういえばパーシーについて改めてよくよく考えてみると「勉強に対しても仕事に於いても妥協を許さず一生懸命なのだが、どこかズレているし気持ちが空回りしていて周囲に心配や迷惑をかけている」といった感じですよね。

例えばハリー4年生の三大魔法学校対抗試合の代表選手が決まった10月31日の夜には当時パーシーの上司だった魔法省の国際魔法協力部の部長バーテミウス・クラウチ氏はこのように言ってパーシーへの懸念を示していますね。

「今は非常に忙しいし極めて難しい時で若手のウェーザビーに任せて出て来たのだが非常に熱心で実を言えば熱心すぎるのがどうも」

翌年度の学期早々にはパーシーはロンに宛てて「監督生就任おめでとう!」の内容で始まる手紙を送って来たのですが、さらには何と事もあろうに「ハリー・ポッターと付き合うのを辞めろ!」という忠告までして来たのです。

パーシーとしてはロンのために良かれと思っての提言でした。それがロンのためになると思ったのでしょう。しかし「何で僕が監督生に?」との疑念すら抱いていたロンにとってはありがた迷惑以外の何物でもなかったのです。

さらにパーシーにとっては極めて困ったことに翌年の6月にはヴォルデモート卿が復活していたことが魔法大臣コーネリウス・ファッジが魔法省に現れたヴォルデモートを目撃することによって明らかとなってしまったのです。

ロンへの手紙の中でパーシーは両親のウィーズリー夫妻について「あの2人もやがて自らの大変な間違いに気づくことを切に願っている。その時はもちろん2人の十分な謝罪を受け入れる用意がある」と綴っているんですよね。

それが逆に両親のウィーズリー夫妻のほうが正しかったことが証明されてしまいダンブルドアはホグワーツの校長と剥奪された要職にも復帰し、まさにそれと入れ替わるようにパーシーの上司のコーネリウス・ファッジは・・・

魔法大臣を辞職することになったのでした。

3-2.私の好きなシーン「パーシーの場合」
そんなパーシーの数少ない絶頂期のシーンと云えばハリー4年生のクリスマスに行われたダンスパーティでパーシーが上司のクラウチ氏に代わって出席した時でしょう。ハリーが他の代表選手と共に大広間に入って行くと・・・

ハリーを含めた代表選手が審査員テーブルに近づいて行くとハリーはクラウチ氏が欠席していて5人目の席にはパーシーが座っていることに気づいたのでした。パーシーが隣の席の椅子を引いてハリーに目配せしたので・・・

ハリーはその意味を悟ってパーシーの隣に座ったのです。パーシーは真新しい濃紺のドレスロープを着て鼻高々の様子でした。パーシーは間髪入れずにハリーに「昇進したんだ」と言ったのでした。その声の調子はまるで・・・

「宇宙の最高統治者」に選ばれたかのようでした。パーシーはクラウチ氏個人の補佐官に任命されたそうです。ハリーは「宴会の間中ずっと鍋底の講義をされては堪らない」と「あの人はどうして来ないの?」と訊くと・・・

パーシーはクラウチ氏は残念ながらクィディッチ・ワールドカップ以降は体調が良くない。もちろん冴えているし昔と変わらず素晴らしい頭脳なのだが、あの屋敷しもべ妖精の不始末で大きなショックを受けてしまったと・・・

さらにこの対抗試合の準備もあるしワールドカップの後始末もあるしスキーターという嫌な女がうるさく嗅ぎ回っているということもありクラウチ氏は今静かにクリスマスを過ごしているとパーシーはハリーに説明したのでした。

パーシーはなおもハリーに「自分の代理を務める信頼できる者がいることをご存知なのが僕としてはうれしい」とも言ったのでした。ハリーは思わずクラウチ氏がパーシーのことを「ウェーザビー」と呼ばなくなったのか・・・

訊いてみたい衝動に駆られましたが何とか思い留まったのでした。しかし後にクラウチ氏は最後までパーシーのことを「ウェーザービー」と呼び続けておりパーシーを自身の補佐官に任命したのは窮余の策だったことを・・・

一部の読者は知ることになったのです。

3-3.ハリーとの関係
ハリーにとってパーシーは5人いるロンの兄たちの中では次男のチャーリーに次いで接触の機会が少ない人でした。もちろんチャーリーの場合は仕事の関係上物理的に会うことが少ないという事情があったわけなんですが・・・

それはパーシーもハーマイオニーと同様に「杓子定規で融通の利かない性格」のためロンもハリーも「できることならあまり関わりあいになりたくない」と思っていたからでしょうね。さらにそれに拍車をかけるように・・・

ヴォルデモートの復活後パーシーはクラウチ氏に代わって自分の上司になった魔法大臣コーネリウス・ファッジと日刊予言者新聞のダンブルドアとハリーを誹謗中傷する記事を鵜呑みにしてしまったのです。そのために・・・

パーシーは自分の両親を含めた家族全員に決別宣言をすると家を出てロンドンに移り住んでしまったのです。そのためヴォルデモート復活後の在学期間中にハリーがパーシーに会うことができたのはわずか「4回」だけでした。

1回目はハリー5年生の夏休み中の8月12日に行われた懲戒尋問の時でした。前述のようにクラウチ氏が行方不明になった後パーシーは魔法大臣コーネリウス・ファッジの直属の部下になっていたからというわけなんですよね。

2回目は6年生のクリスマス休暇期間中にハリーが「隠れ穴」に滞在していた時でした。当時の魔法大臣ルーファス・スクリムジョールが「パーシーが家族と仲直りする機会を作ってあげよう」とパーシーを連れて来たからでした。

3回目は最終学年の年度にハリーたち3人がヴォルデモートの分霊箱を奪うために魔法省に潜入した時でした。ハリーが乗っていたエレベーターに偶然仕事途中らしい様子のパーシーが書類を読みながら乗り込んで来たのでした。

しかしこの時ハリーはポリジュース薬で別人に成り済ましていたのでパーシーは目の前にいるのがハリーとは全く気づいていませんでした。そしてハリーとパーシーが4回目に会ったのはホグワーツの戦いの時だったのでした。

今日の最後に
そんなわけでギリギリ滑り込みセーフでホグワーツの戦いに参戦してようやく家族と仲直りができたパーシーだったのですが、19年後にはキングズ・クロス駅の9と3/4番線で「箒に関する規則」を声高に論じていたようですね。

ハリーは汽車の白煙のお陰で立ち止まって挨拶をせずに済みホッとしていたのでした。19年の歳月が経った後もパーシーは相変わらず「どうでもいいような細かい規則」にこだわっていて周囲に煙たがられているようですね。

困ったものです。(失笑)

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