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生まれて間もない時に両親をヴォルデモートに殺されたという生い立ちも手伝ってウィーズリーおばさんはハリーに対しては無条件に優しく接してくれたのでした。当初ハリーはそんなおばさんの好意に甘えていたのですが、そんなおばさんの思いがやがてハリーの負担になることになってしまったのです。(全3項目)

3-1.改めてモリー母さんについて
そんなわけで7人もの子沢山一家のウィーズリー家というわけなんですが「モリー母さんってやっぱり凄い!」と思うのは7人もの子供を育てながらハリーやトンクスなど他人の子供にも愛情を注いでいるということですよね。

6年生の夏休みにハリーがホラス・スラグホーンの説得を終えた後ダンブルドア校長と共に「隠れ穴」の台所に入って行くと真夜中にも関わらずウィーズリーおばさんは1人ではありませんでした。トンクスがいたのでした。

ハリーはトンクスがいつもの風船ガムピンクの髪をしていないので、やつれたように見えましたし「病気かもしれない」とも思ったのでした。無理をして笑っているようにも見えたのでした。今にして思えばトンクスは・・・

おばさんにルーピンのことを相談していたんですよね。おばさんはそのルーピンとマッド・アイも来るから週末の夕食に来ないかと誘ったのですが、トンクスはそれを断り急ぎ足でハリーとダンブルドアのそばを通って・・・

「姿くらまし」したのでした。ハリーはウィーズリーおばさんが心配そうな顔をしていることに気づいたのでした。その後朝目覚めた時にハリーはおばさんがトンクスを何度も夕食に誘っていることを聞かされたのでした。

ジニーが言うにはビルがフラーではなくてトンクスを好きになってくれるようそうしているのだそうです。しかしハリーもロンもハーマイオニーもジニーもダンブルドア校長が死んだ直後に事の真相を知ることになったのです。

「フラーはそれでもビルと結婚したいのよ。噛まれたというのに!そんなことはどうでもいいのよ!」

「でも私も気にしないわ。気にしないわ!」

ルーピンはトンクスの目をまっすぐ見ることができず「次元が違う」とか「私は君にとって歳を取り過ぎているし貧乏すぎるし危険すぎる」と言ったのですが、そんなルーピンにウィーズリーおばさんはこう言ったのでした。

「リーマス、あなたのそういう考え方は馬鹿げているって私は最初からそう言ってますよ」

その後夫のアーサー氏やマクゴナガル先生が後押しする発言もあってルーピンはようやくトンクスと結婚することを決心したのでした。

3-2.私の好きなシーン「モリー母さんの場合」
当サイトではこれまでも何度も取り上げて来ました。それは第2巻「秘密の部屋」でウィーズリーおばさんが本格初登場した場面です。おばさんは第1巻「賢者の石」ではハリーにキングズ・クロス駅の9と3/4番線への・・・

入り方を教えるという形でほんの少しだけ登場していますが、2年生になるとハリーはロンにフレッドとジョージのウィーズリー3兄弟にプリベット通り4番地から助け出されて夏休みの後半を「隠れ穴」で過ごしたのでした。

「まあ、ハリー、よく来てくださったわねえ。家へ入って朝食をどうぞ」

3人の自分の息子たちには散々怒鳴った後に思わずたじろいで後ずさりするハリーには突如として優しく声をかけて来たので、ハリーがロンを見るとロンは「大丈夫」と言うように頷いたのでハリーは従いて行ったのでした。

ハリーが物心ついてから魔法使いの家に入るのは初めてだったので聞くもの見るものの全てが珍しい物ばかりでした。ラジオからはおばさんの好きな歌手セレスティナ・ワーベックをゲストに迎えていると言っていました。

おばさんはフライパンにソーセージを投げ入れながら息子たちには「お前たちときたらいったい何を考えているのやら」とか「こんなこと絶対思ってもみなかったわ」などと言って怒りの眼差しを投げつけていたのでした。

その一方でハリーには「あなたのことは責めていませんよ」とか「あのしょうもない車を飛ばせてくれってあなたが頼んだわけじゃないもの」と言ってハリーには「上の階に行ってお休みなさいな」と優しく言ったのでした。

そしてロンたち3人の息子には「夜中起きていたのは自分たちが悪いんです。庭に出て庭小人を駆除しなさい」と命じたのでした。それに対してハリーが庭小人の駆除なんて見たことがないので僕も手伝うと言うと・・・

おばさんは「まあ優しい子ね。でもつまらない仕事なのよ」と言ったのでした。とにかくとことん徹底的に自分の息子たちには厳しくハリーには全く正反対に優し過ぎるウィーズリーおばさんだったというわけなんですよね。

3-3.ハリーとの関係
こんな感じでハリーが初めて「隠れ穴」に滞在した時からおばさんはハリーが戸惑うほどに際限なく優しかったというわけです。当然おばさんもハリーの生い立ちを知っていたので怒りたい時にも怒れなかったのでした。

おばさんが唯一ハリーに対して「何てことしてくれたの!」と思ったのは、おそらくフレッドとジョージが出した悪戯専門店「ウィーズリー・ウィザード・ウィーズ」の開店資金をハリーが出資したと知った時でしょうね。

しかしその時もおばさんはハリーに「最初は正直言って感心しなかったわ」と言うことぐらいしかできなかったのです。そんなおばさんだったのですがハリーに対する思いがハリー自身にとって負担となってしまったのが・・・

それは最終学年の年度にハリーたち3人がヴォルデモートの分霊箱を探す旅に出るために「学校には戻らない」と宣言した時でした。夫のアーサー氏やルーピンはロンが自分たち以外には話さないとダンブルドアが・・・

ハリーに言っていると説明すると即座に訊くのを辞めてくれたのですがそれでもおばさんは諦めなかったのです。おばさんは頼み事があると言ってハリーをロンとハーマイオニーから引き離し1人にするとこう始めたのでした。

「ロンとハーマイオニーはどうやらあなたたち3人ともホグワーツ校を退学すると考えているらしいのよ」

「どうして勉強を辞めてしまうのかしら?」と問うおばさんにハリーはヴォルデモートの分霊箱のことは口にせず「ダンブルドアが僕にやるべきことを残して」だからロンとハーマイオニーも一緒に来ると説明すると・・・

ウィーズリーおばさんは「ロンの親なんだから私とアーサーには知る権利がある!」さらには「それにハーマイオニーのご両親のグレンジャー夫妻もそうおっしゃるはず!」と迫って来たのです。そう主張するおばさんに・・・

ハリーは「子を心配する親心」攻撃作戦を恐れていました。それでもハリーは「他の誰にも知られないようにというのがダンブルドアの願いでした」と言ってロンもハーマイオニーも来る必要はないと言い切ったのでした。

するとおばさんは遠回りをかなぐり捨てて「あなただって行く必要はない!」と言い始めたのです。3人ともまだ17才だしダンブルドアが何かさせたいのなら騎士団全員が指揮下にあったじゃないのとおばさんは言うのです。

さらにおばさんはハリーに「あなた誤解したに違いないわ。ダンブルドアは多分誰かにやり遂げて欲しいことがあると言っただけなのに」ハリーは自分だけに言ったと勝手にそう思い込んでいるとまでおばさんは言ったのでした。

しかしハリーは毅然として「誤解なんかしていません。僕でなければいけないことなんです」と言ったのでした。この後おばさんは「何としても3人の出発を阻止する!」ということでビルとフラーの結婚式の準備で・・・

ハリーたちを大忙しにしてくれたのですが、3人は結婚式が死喰い人たちに襲われたどさくさに紛れてヴォルデモートの分霊箱を探す旅に出てしまいウィーズリーおばさんの奮闘と努力は水の泡になってしまったのでした。

今日の最後に
そういえばウィーズリーおばさんは「ハーマイオニーのご両親グレンジャー夫妻にも知る権利がある!」と言っていましたが、ご存知のようにハーマイオニーはハリーと同行するため両親の記憶を修正してしまって・・・

「このままイギリス国内にいるのは安全ではない」ということもあって両親をオーストラリアに移住させてしまったのですが、おばさんはそのことをハーマイオニーからは聞かされていなかったということになりますね。

アーサー氏のほうはロンがハリーと一緒に行った時のために屋根裏お化けにロンのパジャマを着せる計画に乗ってくれたのだそうです。だからおそらくアーサー氏はグレンジャー夫妻のこともハーマイオニーから聞いて・・・

知っていたんでしょうね。だから多分ハリーたち3人が出発した後アーサー氏はきっとおばさんに「ハーマイオニーがついていることだしグレンジャー夫妻はオーストラリアだから大丈夫」と説明したんでしょうね。

だから心配しなくていいと・・・
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